JP2000128424A - プリンティングシステムのジョブルーティングシステム - Google Patents

プリンティングシステムのジョブルーティングシステム

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JP2000128424A
JP2000128424A JP10306023A JP30602398A JP2000128424A JP 2000128424 A JP2000128424 A JP 2000128424A JP 10306023 A JP10306023 A JP 10306023A JP 30602398 A JP30602398 A JP 30602398A JP 2000128424 A JP2000128424 A JP 2000128424A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 共用プリンタジョブ出力が混乱しないよう、
特に共用にスタックされるところで、間違えられて他人
に取り出されないよう維持することのできるプリンティ
ングシステムのジョブルーティングシステムを提供す
る。 【解決手段】 ルーティングシステムには、コントロー
ラ100が含まれ、ユーザにプリントエンジンが第1の
組のイメージデータから第1の組のプリントを生成する
ために使用されていることを示す指示が含まれる1組の
情報を提供する。この1組の情報は、ユーザインタフェ
ースに受信され、ユーザは1組の情報の受信に応答し、
ユーザインタフェースを通し、コントローラ100に指
令し、プリントエンジンにより第1の組のプリントを生
成しながら、プリンティングシステムで生成される第2
のセットのイメージデータを表す第2のセットのプリン
トを、第1のセットのプリントに続き生成し、一以上の
メールボックスビンの一つに配送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般に、プリンテ
ィングシステムのドキュメントジョブルーティングシス
テムに関し、特に、別のドキュメントジョブが印刷処理
されている状態において、ユーザが、イメージ取り込み
装置において、コピージョブを生成し、ユーザのメール
ボックスビン、またはリモートネットワーク宛先に送信
することを許容するルーティングシステムに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】共用
(ネットワーク接続された)プリンタジョブ出力が混乱
しないよう、また、間違えられて他人に取り出されない
よう維持することは、特に共用にスタックされるところ
で、ジョブが初期にオフセットされていても、重大な問
題であり、ユーザによっては、人手により処理するメー
ルボックス、たとえば郵便箱のようなものをプリンタの
近くに何年も配置し、箱にはそれぞれユーザ名を付け、
人手によりジョブの分類を行っている。これは、共用フ
ァクシミリ機械に用意されるものと同じ様なものであ
る。
【0003】次に付加する一部広義の定義が、以下の説
明に役立つものと思われる。“メールボックス[化]”(M
ailbox[ing])とは、ソーターのような出力装置の複数の
ビンの一つを指定する一意で所定の電子アドレスを一時
的に(または半永久的に)割り当て、割り当てたビンが
選択されユーザ出力が向けられる。これには、ロックさ
れるビンが含まれることもあるし、含まれないこともあ
る。好ましくは、ユーザのメールボックス出力は、複数
で、予め丁合がとられ、ジョブは全てのシートを持ち単
一のビンに送られ、ソーティングの必要はない。また、
“ソーティング”とは、従来、これは、各オリジナルペ
ージの1枚のコピーシートがソーターの1つのビンに送
られ、次のコピーシートが次のビンに送られる等、コピ
ー数だけ繰り返され、要求された複数のビンのそれぞれ
に1枚のコピーが送られると、それぞれの前記ビンに次
のオリジナルページの1枚のコピーシートがスタックさ
れる等、それぞれのビンに丁合された一つの組がコンパ
イルされることを示す。したがって、ジョブまたはアド
レスが付けられる“メールボックス化”は、各シートを
異なるビンに連続的に置き、このステップを繰り返すこ
とにより、複数の同一コピーを丁合する一般または通常
の意味の“ソーティング”とは異なる。しかし、同様な
“ソーター”ハードウェアにより、高速ランダムビンア
クセスと要求される機能が提供できれば、それを採用す
ることもできる。さらに、“スタッキング”とは、シー
トの組(ステープル留め、または別の方法で仕上げられ
たシートの組)が、よく管理され、一般に垂直に、好ま
しくは独立のジョブセットが部分的に“オフセットさ
れ”、共用スタックに整えられる機能を提供する。
【0004】ここで使用する用語“メールボックス化”
は、物理的、すなわち、プリントされたシートの“ハー
ドコピー”を示す。これは、処理しやすい電子ドキュメ
ントまたは電子イメージを示すものではない。
【0005】これを別の方法で説明すると、ここでの例
である“メールボックス”は、プリンタから(ユーザ端
末、ファクシミリ、ネットワーク接続されたパージイメ
ージ、走査されたドキュメントジョブ、同様のもの、ま
たはこれらの組み合わせから)複数のプリントジョブを
取リ出し、ユーザごとにジョブを仕分けし、ユーザごと
に、これらのハードコピー出力プリントジョブを個別ユ
ーザの個別ビンにスタックする。なお、追加のソフトウ
ェアオプションとして、要求があれば、ユーザは、プリ
ントジョブを別のユーザのメールボックスビンに送信す
ることもできる。メールボックスビンは、一般に、ユー
ザにより割り当て可能であるか、プリンタ、プリントサ
ーバ、メールボックスユニットにより自動的に割り当て
られるかのいずれかである。オプションとして、ステー
プラユニットが提供されれば、ジョブは、個別にステー
プル留めされることもできる。要求があれば、任意また
は全てのビンに、オプションの保護ドアが付加される。
また好ましくは、あふれビン、またはユーザ個別には割
り当てられない、汎用の共用スタッキングトレーが提供
される。
【0006】“メールボックス化”は、この例において
は、特に、複写機、プリンタ、ファクシミリ機械の出力
に設けられるソーターに類似の装置の複数ビンの一つ
に、それぞれ一意で所定の電子アドレスが一時的または
永久的に割り当てられ、割り当てられたビンが一以上選
択され、特定のユーザ出力の一以上のジョブが向けられ
ることを示す。これには、上記とこの例に示すように、
ビンをロックし、また、アンロックアクセスする手段を
含めることもできるし含めないこともできる。これに
は、ビン割り当て機構を追加し含めることもできるし含
めないこともできる。この機構においては、各ビンに、
対応するLCDまたは別の形式のディスプレーが設けら
れ、適当なユーザ名またはラベルが付けられ表示され、
および/またはこの例に見られる共用すなわち集中ディ
スプレーが設けられ、および/またはこの機構において
は、要求があれば、ジョブが一以上の使用可能なビンに
置かれる。すなわち、これは、割り当てられたビンのシ
ートスタッキング容量が足りない場合である。知られて
いるように、レーザーまたは他の電子ページ入力プリン
タに対するメールボックスは、好ましくは、複数の予め
丁合されたシートの組をプリントし、選択されたビンに
移送し、通常のコレーターまたはソーターとしては動作
しない(付加的または代替としては動作するが)。これ
は、電子ページプリンタが、通常、“コピー”にコピー
される“オリジナル”ページを容易に並べ替えまた再循
環させ、予め丁合された、すなわち直列のページジョブ
セット順に出力するので、各ページごとに連続して複数
のコピーを作成し、後で丁合し、各コピーセットごとに
ソーターまたはコレーターのビンに分ける必要がないか
らである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の一態様に従え
ば、プリンティングシステムに対するジョブルーティン
グシステムが提供される。このプリンティングシステム
は、一以上のメールボックスビンと、イメージデータの
第1の組が含まれる第1のジョブが記憶される第1のメ
モリ位置を持つメールボックスビンサブシステムを持
つ。プリンティングシステムには、イメージ取り込みサ
ブシステムが含まれる。イメージに関連する情報を持つ
ハードコピードキュメントを読み、ドキュメントに含ま
れる情報にもとづき第2の組のイメージデータが含まれ
る第2のジョブを生成する。プリンティングシステムに
は、さらに、プリントエンジンが含まれる。第1のメモ
リ位置に記憶される第1の組のイメージデータにもとづ
き、第1の組のプリントを生成する。ジョブルーティン
グシステムは、第2のジョブのイメージデータの第2の
組を第2のメモリ位置にルーティングすることができ、
第1のメモリ位置の第1の組のイメージデータから、プ
リントの第1の組のプリントが生成されている状態にお
いて、第2の組のイメージデータを表す第2の組のプリ
ントを生成する。そして、プリンティングシステムのジ
ョブルーティングシステムは、(a)コントローラであ
って、プリントエンジンが、第1のメモリ位置の第1の
組のイメージデータから第1の組のプリントを生成する
ために使用されていることを示す指示が含まれる一組の
情報を、プリンティングシステムのユーザに提供するコ
ントローラと、(b)その一組の情報を受信するユーザ
インタフェースであって、プリンティングシステムのユ
ーザが、その一組の情報の受信に応答し、前記ユーザイ
ンタフェースにより、前記コントローラに指令し、第2
の組のプリントを、(i)第1の組のプリントの前記生
成に続き生成し、(ii)一以上のメールボックスビンの
一つに配送する、ユーザインタフェースを含む。
【0008】本発明の別の態様に従えば、プリンティン
グシステムに対するジョブルーティングシステムが提供
される。このプリンティングシステムは、第1のメモリ
位置を持ち、この第1のメモリ位置に、イメージデータ
の第1の組が含まれる第1のジョブが記憶される。プリ
ンティングシステムには、イメージ取り込みサブシステ
ムが含まれる。イメージに関連する情報を持つハードコ
ピードキュメントを読み、ドキュメントに含まれる情報
にもとづき第2の組のイメージデータが含まれる第2の
ジョブを生成する。プリンティングシステムには、さら
に、プリントエンジンが含まれる。第1のメモリ位置に
記憶される第1の組のイメージデータにもとづき、第1
の組のプリントを生成する。ジョブルーティングシステ
ムは、第2のジョブのイメージデータの第2の組を第2
のメモリ位置にルーティングすることができ、第1のメ
モリ位置の第1の組のイメージデータから、プリントの
第1の組のプリントが生成されている状態において、第
2の組のイメージデータを表す第2の組のプリントを生
成する。そして、プリンティングシステムのジョブルー
ティングシステムは、(a)コントローラであって、プ
リンティングシステムのユーザに、プリントエンジン
が、第1のメモリ位置の第1の組のイメージデータから
第1の組のプリントを生成するために使用されているこ
とを示す一組の情報を、プリンティングシステムのユー
ザに提供するコントローラと、(b)第1の組のプリン
トを受信する出力領域と、(b)ネットワークと、
(c)サブシステムであって、出力領域の遠隔に前記ネ
ットワークに配置され、イメージデータを記憶し、およ
び/または記憶されたイメージデータにもとづきプリン
トを出力するサブシステムと、(d)その1組の情報を
受信するユーザインタフェースであって、プリンティン
グシステムのユーザが、その1組の情報の受信に応答
し、前記ユーザインタフェースにより、前記コントロー
ラに指令し、第2の組のイメージデータを、前記サブシ
ステムに配送し、第2の組のイメージデータを記憶し、
および/または第2の組のプリントを生成するユーザイ
ンタフェースを含む。
【0009】
【発明の実施の形態】図1を参照すると、メールボック
スユニットの実施形態の例が、数字10で示される。こ
こで例示または説明するメールボックスビン11、11
a、11b、等は、単に例であり、大きく変更すること
ができる。総括する参照番号11は、任意の個別のメー
ルボックス(ビン)に使用する。このビン11aは、自
由に使用されるあふれビンであり、従来通り先頭のビン
として配置される。一例においては、ビン11aは、高
容量ビンとして使用される。このユニット10の先頭ビ
ンすなわちトレイ11aは、従来通り開かれたすなわち
“一般の”ビンを提供する。先頭ビンは、上に置かれる
トレイによりスタックの高さが制限されることがないの
で、一般に、指定されていない、または未知のユーザジ
ョブ、ジョブのあふれ、ジャムの除去に使用される。こ
こでビン11bは、アクセスが制限されるメールボック
スビン11の例の概略を示す。これは、ロックおよびア
ンロック可能であり、たとえば、ラッチ付きのドアを持
つ。
【0010】多くのプリンタ(この中の、図1と図2の
プリンタ14は、単に、一つの概略の例である)は、殆
どまたは全くプリンタ側の修正を行うことなく、これら
とその他のメールボックス化システムの多くのシステム
部分として接続される。図2は、単に、システムのアプ
リケーションを説明する方法として、従来の先行技術に
よるオフィス内システムまたはオフィス外システムの電
子ネットワークに接続される共用ユーザ電子プリンタ1
4の例を示す。この電子ネットワークには、多くのリモ
ートユーザ端末(ワークステーション)15が接続さ
れ、この一つを拡大図で示す。他の可能な幾つかの代表
的ネットワークシステムの要素を例示し標識を付ける。
たとえば、プリント、コピー、ファクシミリ機能を含む
多機能プリンティングシステムを示す。ネットワークプ
リンティングの論議は、マンデル(Mandel)他の米国特許
第5,358,238号に見られる。
【0011】好ましくは、メールボックスユニットに
は、シート入力すなわち入り口13が設けられ、これ
は、共用または多くのプリンタ出力レベルに応じて適合
すなわち調整される。または、周知の方法により、イン
タフェースユニット、すなわち相互接続搬送路が設けら
れ、プリンタ14からメールボックスユニット10のシ
ート入り口13に、プリンタ出力シートを連続的に供給
する。この替わりに、メールボックスユニットは、プリ
ンタユニットと一体に構成することもでき、プリンタの
一端またはその上に組み込みまたは取り付けられる。た
とえば、周知の特定のソーターのように、プリンタ14
の出力端またはその上に、従来の方法により一体に片持
ち搭載される。予め丁合された電子プリンタ14の出力
または同等のものから従来通り連続的に受信される複数
ページのハードコピーは、このようにして、メールボッ
クスユニット10に供給される。これは、任意の追加、
または間に差し込まれるシート、たとえば、表紙、タブ
シート、カラー写真と共に、要求されるプリントジョブ
を形成する。特定のジョブシートの特定の割り当てすな
わちメールボックスビン11に対するメールボックスユ
ニットの中のこれらシートの経路は、シート分配システ
ム16を経由し、コントローラ100その他により自動
的に制御される。好ましくは、メールボックスユニット
10は、ユーザジョブの全ての指定されたシートを、使
用可能な1つのビンまたは複数のビンに向ける。このビ
ンは、ビンの使用可能性、たとえば、空きのビンまたは
満杯になっていないビンにもとづき、特定のプリンタユ
ーザに一時的に割り当てられる。
【0012】好ましくは、各ビン11には、個別の“ビ
ン空き”センサーが設けられる。これは、1994年7
月12日発行、マンデル(Mandel)のゼロックス社米国特
許第5,328,169号に記載されているものと同様なもので
あり、このビン空きセンサーは、それぞれ、コントロー
ラ100と通信する。これにより、メールボックスユニ
ット10のシート経路制御ビン選択システムは、誰か
(プリンタユーザ、プリントジョブまたはファクシミリ
アドレス、受取人、システム管理者、等)により、ビン
が完全に空けられると直ちに知らされる。したがって、
任意の空きビンは、同一の被指定者(1または複数)、
直ちに再割り当てされる新規ユーザ、ジョブアドレスの
指定者、受取人に対する次のプリントジョブで満たされ
る。同一のメールボックスビンまたは複数のメールボッ
クスビンが、一以上のユーザまたはアドレス先により共
用が許されている場合も同様に行われる。これは、指示
または表示にかかわらず、そのビンにアクセスするユー
ザまたはアドレス先は、自身のプリントジョブだけでは
なく、そのビンの全てのプリントジョブを取り出すこと
ができるからである。しかし、共用ビンから、自身のプ
リントジョブのみ取り出され、他人のプリントジョブの
いずれかが、ビンに残されると、ビン空きセンサーは、
取り出されたシートの量、したがって、使用可能なスタ
ック容量の空きを知らせることができない。ビンにシー
トが1枚残っていても、ビン空きセンサーは阻止され
る。
【0013】ビン満杯センサー、たとえば、ここ、また
は他で説明されたものと類似のものは、追加的に、空
き、したがって完全に使用可能なビンを検知するよう修
正することができ、独立のビン空きセンサーを設ける必
要がなくなる。たとえば、スタック高センサーのアーム
端部が、ビンに延び、一部がビン底の穴またはスロット
を介して下がり、ビン空きアーム位置に届き、そのビン
空きアーム位置に対する別の光学その他のセンサーを起
動する。これは、ドキュメント操作トレイを再循環させ
るセットセパレータセンサー技術において周知のもので
ある。しかし、ここでは、単一のスタック高センサーが
使用され、ビンの配列の全てのビンに共用されることが
望ましいので、この単一センサーは、ビンの配列を頻繁
に上下し、空きになったビンを検出する必要がある。こ
れは実行可能であるが、生産性が落ちる。
【0014】したがって、ここでは、ビン空き検知は、
開示されている満杯またはほぼ満杯のビンを検査するシ
ステムと組み合わされるが、しかしこれとは区別され
る。これは、メールボックスユニットで動作する単一ス
タック高センサーは、シート分配システム16の一部で
あるメールボックスキャリッジユニット21に搭載さ
れ、これと共に動くからである。このシート分配システ
ム16は、シートを特定のビン11に向け、このビンは
そこで満杯にされる。したがって、ここでのスタック高
センサーは、シートを受けているビンのスタック高が検
知または測定される必要のあるときには、その特定のビ
ン11の近くに自動的に配置されている。これは、その
ときシートを受けているビンが検知されるビンであるか
らである。しかし、ビンが満たされるのではなく、ビン
が空きにされるのであれば、ロックされたビン11bで
なければ、任意のメールボックスビン11が、任意の時
間に人手により空きにされる。コントローラ100は、
アンロッキング信号またはパスワードを受けても、アン
ロックされたビンを知るだけで、ビンからの空き検出ま
たは検知信号がなければ、これらアンロックされたビン
が、一部または全部空きか否かを知ることはできない。
【0015】図1に示すメールボックスユニット10の
例をさらに参照すると、これは、共用の自立ユニットで
あり、殆ど全ての従来のプリンタの出力に付加、または
単にその近くに移動される。この特に例示されるメール
ボックスユニット10は、上で引用し援用した先行する
ゼロックス社のメールボックスユニットの、1995年
1月17日発行、米国特許第5,382,012号、1994年
12月6日発行、米国特許第5,370,384号に示され説明
されているので、ここで再度詳細に説明する必要はな
い。この特定のメールボックスユニット10には、複数
の固定ビン11が設けられ、この中に、単一シートまた
は丁合されステープル留めまたはステープル留めされな
い複数シートのジョブセットが、シート分配システム1
6により選択的に供給される。このシート分配システム
16には、垂直に位置変更可能な(可動の)ビン選択キ
ャリッジ21が含まれる。上に引用した先行特許にさら
に説明され開示されている可動キャリッジ21には、一
体のシートセットコレーターと仕上げユニットが含まれ
る。これは、仕上げキャリッジと呼ばれる。仕上げキャ
リッジ21の選択される垂直位置は、ここで、また、仕
上げキャリッジ21の上流側のシート垂直搬送路18の
選択される対応位置のシート偏向ゲート17をカム作動
させるために利用され、シート経路が、搬送路18から
キャリッジ21を通り、近くの選択されるビン11に設
定される。垂直搬送路18のベルト26は、縦方向に間
隔が空けられ、ゲート17が作動されると、選択された
ゲートのフィンガーが回動可能にベルト26の間に延び
る。この特定の垂直搬送路18は、それぞれベルトロー
ラ25に係合された、移動ベルト26の上下するフライ
ト(flight)の組を持ち、メールボックスユニット10の
シート入り口13が、この上下するベルトフライトの間
に入れられることにより中央に位置づけられる。
【0016】メールボックスユニットの内部シート供給
および/またはシート分配システムには、他の替わる異
なる周知のランダムアクセスビン選択形式のソーターシ
ート搬送装置が使用可能である。これらの多くは周知の
技術である。入力シートが選択されたビンに供給されゲ
ート入力される多くの周知の給紙とゲーティングの構成
には、たとえば、コンパイラまたは仕上げ装置を含まな
い移動ゲートシート偏向システムが含まれる。これは、
スネリング(Snelling)他のノーフィン社(Norfin Co.)米
国特許第3,414,254号に開示されているものと同様なも
のである。
【0017】仕上げキャリッジ21のコレーター、ステ
ープラ、ステープリングシステムは、たとえば、199
5年3月21日発行、シー リゾロ(C.Rizzolo)他のゼ
ロックス社米国特許第5,398,918号にさらに説明されて
いる。これは、ステープル線に沿いステープルヘッドが
線形に移動し、選択された一以上の位置にステープル留
めを行う。このステープル線の位置は、コンパイルされ
るセットの一端に平行に短い固定距離を置き予め設定さ
れる。従って、仕上げられたセットが、仕上げキャリッ
ジ21からビン11にスタックされると、プリントジョ
ブステップのステープルのいずれも、既知のステープル
線位置の何れかにあることが知られる。
【0018】図1のメールボックスユニット10の例
に、見られるように、要求があれば、追加のメールボッ
クスユニット、たとえば10が、延長、または直列に接
続され、使用可能なビン11の追加のセットが提供され
る。これは、ソーティングにおいて、周知のものであ
る。すなわち、複数のメールボックスユニット10が、
直列に編成され、シート通過またはバイパスフィーダ、
たとえばここに示される22が使用され複数のソーター
ユニットが形成される。これは、前記ゼロックス社の米
国特許第5,382,012号と米国特許第5,370,384号にさらに
説明されている。
【0019】複数のプリントジョブがユーザごとに仕分
けられるために通常使用される比較的低容量(たとえ
ば、100枚の通常シートより少ない)メールボックス
ビン11が、また、オプション、または高シート容量ス
タッキングトレイシステムにあふれシートを配送するも
のとして追加される。これは、たとえば、図1のエレベ
ータスタッキングトレイ23であり、好ましくは、同一
のビンの垂直アレイであり、好ましくは、同一のシート
分配システム16により、シートまたはシートの組が選
択され供給される。これは、オプションのモジュールで
あり、一以上のメールボックスビン11の同一フレーム
上の位置に搭載される。これは、上に引用した、特に、
米国特許第5,382,012号と米国特許第5,370,384号に開示
されている。このようなエレベータスタッキングトレイ
23の構造と動作は、それ自体周知のものであり、上に
引用した幾つかの特許に説明されている。エレベータト
レイ23に接続されるエレベータモータシステムは、ス
タックのシート入力の下で適当な高さに蓄積されるシー
トのスタックの上面を維持する。スタックのシート入力
は、ここでは、仕上げキャリッジ21の出口すなわち排
出ローラニップである。これには、一般に、独立のセン
サーとセンシングアームが必要であり、これは、エレベ
ータトレイ23のスタック高を検出し、トレイエレベー
タモータの作動を制御する。
【0020】任意の所与のメールボックスユニットにお
いて、ビンのスタック高またはシート容量が変わること
を理解する必要がある。ソーターまたはメールボックス
には、間隔の変る再配置可能なトレイを設けることがで
きる。さらに、特定のビン、たとえばロック可能なメー
ルボックスビンまたは機密ドアを持つビンには、幾らか
小さい利用可能な空間が、ビンおよび/またはスタッキ
ング高の間に設けられ、厚いトレイ材料、ビンドア施錠
機構、トレイからのセット取り除きシステム等のビン容
量が確保される。機密ドアによりアクセスが制限される
ビンは、上に引用した特許に詳細に説明されており、図
1の11bに概略が示される。一以上のユーザに共用さ
れるビンは、共用されないビンに比べ、高容量である。
論議したように、一番上のビンはあふれビンであり、上
に置かれるまたは重ねられるトレイがないため、高い最
大スタッキングレベルまたは容量を持つ。追加のあふれ
または大きなジョブのスタッキングは、特別のスタッキ
ングトレイ、たとえば図1に示し、さらにここで説明す
る高容量のエレベータスタッキングトレイ23の例によ
り提供される。
【0021】上に引用した特許により、種々教示される
ように、開示されるメールボックス化システムは、独立
したジョブセットとして、プリンタ14から出力される
シートをスタックし、一以上の一時的および/または多
様に再割り当て可能なメールボックス化ユニットまたは
ジョブソーティング付属ユニットのメールボックス11
に入力する。この割り当ては、メールボックスコントロ
ーラ100が、例えばシート分配システム16を制御す
ることにより行われる。この制御は、自動的に、および
/またはユーザまたはシステム管理者によるキーパッド
102による入力および/またはディスプレー104に
よる入力により、および/またはインストーラによりN
VMに初期設定されることにより、および/またはたと
えばリモートワークステーション15からリモート端末
電子設定または変更されることにより行われる。設定お
よび/またはデフォルトは、全てのメールボックスまた
は個別のビンに行われる。さらに論議するように、シス
テム設定には、一以上のユーザを一以上のビンに割り当
てることが含まれる。たとえば、作業グループまたはチ
ームおよび/または秘書がビンを共用する。幾つかまた
は全ての割り当てられたメールボックス化ユニットまた
はビンには、“機密ドア”が設けられる。これは、通常
はロックされ少なくとも幾つかのメールボックスビンへ
のアクセスを制限する。これは、キーパッド102その
他にユーザのアクセスコードが入力されることに応答
し、選択されたビンの機密ドアが電気的にアンロックさ
れる。ビンには、これらおよび/または他の機能が設け
られる。これも同様に、上に引用したメールボックス特
許に説明されている。
【0022】これら引用した特許に教示されるように、
それぞれ使用されるメールボックスビンに出力するため
に通常要求されるのは、複数の、予めコンパイルされ
た、好ましくはオフセットされた(および/または予め
ステープル留めされた)ジョブセットが、選択されたビ
ンにスタックされることである。このビンは、プリンタ
14のそれぞれのユーザにそれぞれ割り当てられてい
る。同様に望ましいことは、必要があれば、付加的に一
時指定されるビン(1または複数)に、自動的にあふれ
を割り当てるシステムが設けられ、これにより、無制限
に、または“仮想ビン”として複数ジョブスタッキング
を効率的に提供する。さらに説明するように、このビン
再割り当ておよび/またはジョブあふれシステムは、好
ましくは、ここで開示されるビン満杯および/または殆
ど満杯を検出するセンシングシステムと一体に構成さ
れ、これにより制御される。また、前記引用特許に説明
されているように、例えば可変ディスプレー104が提
供され、割り当てられたビンと、特定のユーザのプリン
トジョブが最後に置かれ、まだ取り除かれていないあふ
れビンを示す。この指示ディスプレーは、それぞれのユ
ーザ端末15(ディスプレー;図2)に置くこともでき
る。すなわち、メールボックスシステムまたはシステム
サーバは、ユーザ(ジョブ送信者)端末15、および/
または、要求があればシステム管理者端末15に返送さ
れるネットワークメッセージを自動的に生成し、これに
より、端末15のスクリーンは、状態メッセージ、たと
えば、“あなたのプリントジョブが完了しました−#3
と#4のビンから取り除いて下さい”、“プリントが用
紙切れです”、“全てのビンが満杯です−ビンを空けプ
リントを続けてください”その他を表示する。
【0023】前記米国特許第5,328,169号と関連する特
許にさらに説明されているように、“動的”(可変)ユ
ーザビン割り当てシステムの一態様においては、各“メ
ールボックス”(このために使用される独立したビン)
は、そのビンを新規ユーザに割り当てるため、頻繁に検
査(更新)される。すなわち、ビンの以前のユーザによ
り全てのプリンタ出力シートがビンから取り除かれるこ
とにより、使用可能になるビンが、別のユーザに再割り
当てされる。メールボックスコントローラ100は、ビ
ン空きセンサーに周期的に問い合わせ、そのとき空きの
ビン11を検出する。好ましくは、この問い合わせは、
プリンタおよび/またはプリントサーバが、プリントジ
ョブを送信(および/またはプリントの準備)する都度
行われる。ソーターまたはコレーターとは異なり、全て
のビンの連なりを解放(空きに)する必要はない。一つ
の空きビンが、別の、空きでないビンの間にあるときで
も、任意の空きビンにジョブシートが供給される。割り
当てられた空きビンは、次いで、メモリに記憶され、ジ
ョブが検索されるときはいつも識別される。しかし、別
のところで論議されるように、ビン空きセンサーのみ持
つ場合には適当でない状態がある。
【0024】図3を参照すると、プリントジョブのプリ
ントが生成された後、コピージョブ作成者が、イメージ
データを生成し、対応するプリントを出力先に配送する
技術の例が説明されている。例示する技術のステップ3
00とステップ302において、図2のディジタル複写
機のユーザは、スキャンジョブすなわちコピージョブの
設定に必要な手順を実行する。特に、適当なジョブチケ
ットまたはダイアログ、たとえば、ガウランスキー(Gau
ranski)の特許に示されるものが使用され、コピージョ
ブがプログラムされ(ステップ300)、電子マスタ
ー、すなわちイメージデータのセットが、適当なイメー
ジ取り込みサブシステムにより生成される。決定ステッ
プ304において、コピージョブ作成者が、プリントの
作成をすぐには希望しなければ、アムバラバナール(Amb
alavanar)の特許出願の技術に従い、イメージデータは
記憶され、後で出力される。
【0025】しかし、コピージョブ作成者が、直ちに出
力を取得しようとすると、ステップ306において、検
査が行われ、複写機のプリントエンジンの使用状態(た
とえばプリントジョブの処理に使用中)が求められる。
プリントエンジンが、別の処理に使用されていなけれ
ば、ステップ308において、コピージョブが実行され
る。プリントエンジンが使用中であると、ステップ30
9において、ユーザには、コピージョブを代替の宛先に
ルーティングするか、処理中のジョブを中断するかいず
れかの機会が与えられる。しかし、中断を許す前におい
ても、例示する技術においては、ステップ309におい
て、コピー作成者には、中断決定の結果を考慮すること
が強制される。
【0026】特に、中断を許容する前に、ステップ31
0において、システムは、ユーザに、進行中のジョブが
中断されるまでに経過した時間に関する推定を提供す
る。この種の推定は、現在利用できるサルガド(Salgad
o)の米国特許出願第08/344,915号に開示されている種類
の推定方法を使用することにより行うことができる。こ
の開示は、本願に引用して援用されている。プリントす
るジョブには、さらに“RIP”が行われることはない
ので、推定は簡単である。従って、ジョブが中断される
境界を決定するとき、次の境界まで延びる未処理のイメ
ージデータからプリントを生成する時間は直ちに計算さ
れる。
【0027】好ましい実施形態においては、たとえば、
サルガド出願に示される種類のジョブ時間表示により、
コピージョブ作成者に推定が提供される。この段階(ス
テップ312参照)において、ユーザは、ジョブ中断を
実行するか、この決定により処理はステップ314に分
岐する、または、処理中のジョブについてさらに情報を
取得するかする。追加の情報が有効なことを理解するた
め、次の例を検討する。
【0028】例えば、ユーザが、午前9時30分におい
て、ディジタル複写機を使用している。この複写機は、
通常、例えば、午前9時から午前11時30分まで、
“緊急”ジョブで猛烈に複写機を使用する“訴訟”(doc
ket)部門に使用される。同一の時間において、ユーザ
は、昼食時間まで自身のジョブの出力を必ずしも要求し
ないこともある。従って、ステップ318とステップ3
20において、ユーザは、そのときの訴訟部門の使用状
態の情報を直ちに取得できる。訴訟部門が大変忙しく、
緊急ジョブの一つを中断することに伴い怒りを引き起こ
すことを作成者が望まなければ、ユーザは、例示される
技術のルーティング方法を使用するため、ステップ32
2に進む。
【0029】ステップ322を参照すると、コピージョ
ブ作成者は、作成され記憶された対応する電子マスター
をプリントするため、後で複写機に戻ることもできる
し、コピージョブの出力を受信する代替の宛先を指定す
ることもできる。“代替先”の規定についてさらに詳細
に考察する。好ましくは、代替先には、プリントジョブ
が現在出力されている出力エリアとは異なるサイトが含
まれる。直ちに思いつく代替先の2つの例には、メール
ボックスビン(図1に示される種類の)と、ディジタル
複写機がリモートに配置されるネットワーク上のサイト
(図2)が含まれる。
【0030】ステップ324(図4)において、コピー
ジョブ作成者は、代替サイトに関する詳細な情報を提供
する。メールボックスビンを使用する場合は、ユーザ
は、詳細を上で説明した種類のコントローラにリクエス
トを提示する。ネットワークサイトを使用する場合は、
リモート出力装置のアドレスが提供される。このような
アドレスの準備は、ヒューレットパッカード(Hewlett-P
ackard)ネットワークスキャンニング/プリンティング
システムに使用されている。ネットワーク上のプリンテ
ィングシステムをアドレスするソフトウェアが、ノーベ
ル(Novell)とマイクロソフト(Microsoft)の双方により
開示されている。単一のワークステーションから複数の
プリンティング装置の一つにアクセスする概念は、メネ
ンデズ(Menendez)他の米国特許第5,113,494号に考察さ
れている。この開示は、本願に引用して援用されてい
る。
【0031】ステップ324は、さらに、ユーザが、適
切な時間になるまで、自身のジョブを遅延させることを
希望することを示す。上の例では、コピージョブ作成者
は、3時間の遅延を加える。従って、コピージョブは、
午後12時30分にプリントされる−これは、訴訟部門
の最繁時を避けるものである。ユーザに遅延プリントを
許容する符号を用意することは、電子プリンティングシ
ステムのソフトウェア設計の通常の技術の範囲にあるも
のと考えられる。
【0032】例示する技術の意図する態様の一つにおい
ては、代替先には、上で説明した種類の個人メールボッ
クスビンが含まれる。このような個人サイトを使用する
ときは、サイトの機密を維持するため、特定の保護装置
が設けられることが避けられないことを理解する必要が
ある。また、代替サイトは、ネットワーク(図2)に配
置されなければならないことを理解する必要がある。適
当な保護装置の一例が、ステップ326とステップ32
8を使用することにより提供される。特に、一例におい
て、コントローラ100(図1)が、ステップ326に
おいて、指定されたメールボックスが個人用であるか否
かを検査し求める。サイトが個人用であれば、例示する
技術においては、コピージョブ作成者から個人識別番号
(personal identification number(PIN))を要求する。
適当なPINが提供されないときは、処理は、ステップ
330とステップ332を通りループし、適当なPIN
が提供されるか、または警告しきい値を超えるまで継続
する。
【0033】代替先サイトが一般用か、または適当なP
INが入力されたとすると、ジョブは実行され(ステッ
プ336)、すなわち、プリントが生成され、代替先へ
配送される。一つの方法において、ユーザは、自動的に
またはユーザによるリクエストに応じ確認が提供される
(ステップ338、ステップ340)。一例において、
コピージョブの出力がメールボックスに配送され、上で
論議した手順に従い、コントローラ100によりこの配
送がユーザに通知される。別の例においては、イメージ
データが、出力サイトに配送され、ノーベル社により提
供される周知の通知技術が採用され、ネットワークを経
由しイメージデータが受信されたことがユーザに知らさ
れる。この替わりに、適当なプロトコル、たとえばSN
MPが採用され、ホスト複写機に確認応答が送信され
る。リモートネットワークサイトでプリントが生成され
ると、同様に、ユーザに知らされることを理解する必要
がある。
【0034】上で説明した実施形態の多くの特徴は、当
業者に理解されるものである。
【0035】第1に、説明した実施形態(1または複
数)は、プリントエンジンがプリントジョブの処理で使
用中のとき、コピージョブの作成者に、代替先にプリン
トジョブをルーティングすることを許容する。これによ
り、ジョブがスキャンされ、ホスト複写機に残された後
でも、プリントジョブ作成者は、ジョブ生成の全ての態
様の制御を維持することができる。従って、作成者は、
プリント後、出力トレイにコピージョブが長時間セット
されたまま、コピージョブが終了されることのないこと
が保証される。
【0036】第2に、例示する技術は、作成者に、個人
サイトにコピージョブの表示を出力することを許容す
る。特に、代替先には、個人サイトが含められ、そこに
保護装置が設けられ機密が保持されることが保証され
る。一例においては、個人サイトは、適当な識別子を持
つ者のみがアクセスできる。このようにして、コピージ
ョブ作成者の承諾なしには、ジョブが個人サイトに配送
されることはない。
【0037】第3に、例示する技術は、コピージョブ作
成者の時間を浪費するか、多くの他の複写機のユーザの
感情を害するときは、処理中のジョブの中断を認めな
い。特に、この技術は、作成者またはユーザに、問題が
なければ、最も早い中断の推定時間を知らせることがで
き、作成者/ユーザは、時間管理の観点から進行中のジ
ョブの中断の有効性を判断できる。さらに、ユーザは、
中断されるジョブのソースが知らされ、そのジョブの中
断が適当か判断できる。
【0038】最後に、例示する技術は、ジョブ確認技術
を提供し、ユーザのジョブ出力が最終的に配送される位
置を追跡するユーザを援助する。一例においては、コピ
ージョブの表示が、使用可能なメールボックスビンに配
送され、ユーザにその位置が知らされ、ユーザは、都合
のよいときコピージョブを取り出す。別の例では、ジョ
ブが処理されているネットワークの中の位置をユーザに
知らせる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態に係るプリンティングシステムの
ジョブルーティングシステムであり、位置変更可能なシ
ート搬送システムとビン選択システムの例と共に、プリ
ンタのシート出力と接続されるメールボックス化システ
ムユニットの複数ビン配列の一例を示す正面図である。
【図2】 従来の電子プリンタと、ディジタルフロント
エンドを持つ多機能ディジタル複写機を共用する複数ユ
ーザ(複数ワークステーション)の電子的にネットワー
ク接続されたシステムの例を説明する説明図である。
【図3】 本実施形態に係るプリンティングシステムの
ジョブルーティングシステムにおいて、複写機がプリン
トジョブの実行に専有さているため、コピージョブの生
成が直ちにできないとき、ホストディジタル複写機を、
代替する宛先にコピージョブをルーティングする方法の
前半部分を示すフローチャートである。
【図4】 図3のフローチャートに連続するルーティン
グする方法の後半部分を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 メールボックスユニット、11,11a,11b
メールボックスビン、13 シート入り口、14 プ
リンタ、15 ワークステーション、16 シート分配
システム、17 シート偏向ゲート、18 シート垂直
搬送路、21メールボックスキャリッジユニット、22
バイパスフィーダ、23 エレベータスタッキングト
レイ、25 ベルトローラ、26 ベルト、100 コ
ントローラ、102 キーパッド、104 ディスプレ
ー。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一以上のメールボックスビンと、イメー
    ジデータの第1の組が含まれる第1のジョブが記憶され
    る第1のメモリ位置を持つメールボックスビンサブシス
    テムと、イメージに関連する情報を持つハードコピード
    キュメントを読み、ドキュメントに含まれる情報にもと
    づき、第2の組のイメージデータが含まれる第2のジョ
    ブを生成するイメージ取り込みサブシステムと、第1の
    メモリ位置に記憶される第1のセットのイメージデータ
    にもとづき、第1の組のプリントを生成するプリントエ
    ンジンと、第1のメモリ位置の第1の組のイメージデー
    タから、第1の組のプリントが生成されている時に、第
    2のジョブのイメージデータの第2の組を、第2のメモ
    リ位置にルーティングし、第2の組のイメージデータを
    表す第2の組のプリントを生成するジョブルーティング
    システムと、を有するプリンティングシステムのジョブ
    ルーティングシステムにおいて、 プリントエンジンが、第1のメモリ位置の第1の組のイ
    メージデータから第1の組のプリントを生成するために
    使用されていることを示す指示が含まれる一組の情報
    を、プリンティングシステムのユーザに提供するコント
    ローラと、 その1組の情報を受信するユーザインタフェースであっ
    て、プリンティングシステムのユーザが、その1組の情
    報の受信に応答し、前記ユーザインタフェースにより、
    前記コントローラに指令し、第2の組のプリントを第1
    の組のプリントの生成に続き生成し、一以上のメールボ
    ックスビンの一つに配送する、ユーザインタフェース
    と、 を含むことを特徴とするプリンティングシステムのジョ
    ブルーティングシステム。
  2. 【請求項2】 イメージデータの第1の組が含まれる第
    1のジョブが記憶される第1のメモリ位置と、イメージ
    に関連する情報を持つハードコピードキュメントを読
    み、ドキュメントに含まれる情報にもとづき第2の組の
    イメージデータが含まれる第2のジョブを生成するイメ
    ージ取り込みサブシステムと、第1のメモリ位置に記憶
    される第1の組のイメージデータにもとづき、第1の組
    のプリントを生成するプリントエンジンと、第1のメモ
    リ位置の第1の組のイメージデータから、第1の組のプ
    リントが生成されている時に、第2のジョブのイメージ
    データの第2の組を、第2のメモリ位置にルーティング
    し、第2の組のイメージデータを表す第2の組のプリン
    トを生成するジョブルーティングシステムと、を有する
    プリンティングシステムのジョブルーティングシステム
    において、 プリントエンジンが、第1のメモリ位置の第1の組のイ
    メージデータから第1の組のプリントを生成するために
    使用されていることを示す一組の情報を、プリンティン
    グシステムのユーザに提供するコントローラと、 第1の組のプリントを受信する出力領域と、 ネットワークと、 前記出力領域の遠隔で前記ネットワークに配置され、イ
    メージデータを記憶し、および/または記憶されたイメ
    ージデータにもとづきプリントを出力するサブシステム
    と、 その1組の情報を受信するユーザインタフェースであっ
    て、プリンティングシステムのユーザが、その1組の情
    報の受信に応答し、前記ユーザインタフェースにより、
    前記コントローラに指令し、第2の組のイメージデータ
    を前記サブシステムに配送し、これにより、第2の組の
    イメージデータを記憶し、および/または第2の組のプ
    リントを生成するユーザインタフェースと、 を含むことを特徴とするプリンティングシステムのジョ
    ブルーティングシステム。
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