JP4118878B2 - 被覆された導体と導体が形成されるヒータ - Google Patents

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Description

本出願は、参照として本明細書に組込まれる、2002年11月15日に出願された米国出願番号10/295,491の出願日の利点を主張する。
本発明は、被覆された(たとえば、被膜された)導体、より詳細には、自動車シートまたは他の製造物品の暖房システムに使用される被覆された導体に関する。
多年にわたり業界は、種々の物品と用途に使用される改良された導体の設計にたずさわってきた。一例として業界では、ヒータ中への組込みに好適な導体が設計されており、その導体は、自動車内の乗客の暖房のために自動車のシートに採用できる。そのような技術革新を継続するために本発明は、種々の用途に好適であるが、自動車のシートに組込みできるヒータに特に利用されている導体を提供する。
本発明の1つの態様によれば、導体および導体を形成する方法が開示される。その導体は、伝導性エレメントを形成し、ついで伝導性エレメントへ被膜を塗布することにより形成される。一般的に被膜部材は、比較的低い融点を有する部分を少なくとも備える。1つの好ましい実施態様によれば、導体は、第1の融点を有する内側部分、および第1の融点と比べて比較的低い第2の融点を有する外側部分を備える。
本発明の他の態様によれば、ヒータおよびヒータを形成する方法が提供される。そのヒータは、上述のような導体を形成し、ついでその導体を支持体と接触させることにより形成される。そのような接触中に、導体の被膜部材の比較的低い融点部分が加熱により軟化されて、支持体と一体化される。その後に、被膜部材の比較的低い融点部分が冷却により硬化され、それにより導体が支持体へ装着される。
本発明のさらに他の態様によれば、自動車用シート、およびシートを形成する方法が提供される。そのシートは、ちょうど今述べたヒータを形成し、ついでそのヒータをシート中に組込むことにより形成される。
本発明の特徴および発明の態様は、以下の詳細な説明、クレームおよび以下で簡単に説明される図面を読めば一層明らかになる。
本発明は、改良された被膜された導体を提供することに基づいている。その導体は、ドアパネル、ホイール、フロアマット、ラジオ、テレビ、計算機またはコンピュータなどのような電子物品を含むが、それらに限定されない種々の製造物品に採用できるようになっている。しかしながら、その導体は、ヒータ内の使用に特に適切であり、および一層特に、自動車に使用されるシートのヒータシステムでの使用に適切である。
1つの態様によれば、本発明の導体には、被覆部材(たとえば、被膜部材)が設けられ、そこにおいて、その被膜部材の少なくとも一部分は、活性化される(たとえば、比較的低い融点を有する)。好都合には、必ずしも必要ではないが、活性化される(たとえば、比較的低い融点を有する)被覆部材のその部分は、軟化された部分が支持体と一体化されて導体を支持体へ装着できるように、活性化できる(たとえば、加熱および軟化できる)ことが実現可能である。導体は、冷却されると、好ましくは再硬化されて、支持体へ装着する。
図1を参照すると、本発明の1つの態様に従う導体10の概略線図が図示される。導体10は、伝導性エレメント12、および伝導性エレメント12の少なくとも一部分上に配設される被覆部材14(たとえば、被膜部材)を備える。被覆部材14は、示されるように、伝導性エレメント12の表面20に直接接触するが、1つ以上の中間層を、伝導性エレメントの一部または全ての上で、被覆部材12と伝導性エレメント14との間に配設できるようになっている。
本明細書で使用される用語の伝導性エレメント12は、電荷を移送でき、熱または電気を伝達でき、もしくはそれらの組合せを実施できる任意の媒体を指すのに使用される。したがって伝導性エレメント12は、幾つかの互いに異なる形状、サイズまたは構成などで形成できる。例として伝導性エレメント12は、1つまたは複数のプレート、ブロック、ストランド、テープ、シート、製織、溶着されたトレース(たとえば、電気化学的に溶着されたトレース、蒸着されたトレース)、またはそれらの組合せとして形成できる。このエレメントの形状は、直線状、円弧状、平面状、螺旋状、織り状、撚り状、巻き状、輪郭状、幾何的形状、またはそれらの組合せなどにできる。さらに、伝導性エレメント12は、単一の構成部材として(たとえば、単一のワイヤとして)、もしくは複数の構成部材として(たとえば、共に巻かれるか撚られ、軸方向に整合されるか、または互いに一体化される複数のワイヤとして)形成できるようになっている。伝導性エレメントは、リボンケーブルなど用の複数のほぼ平行に離間するワイヤを備えることができるようにもなっている。
伝導性エレメントは、種々の材料からも形成できる。そのような材料には、金属、プラスチック、高分子材料、エラストマー、ガラスと光学材料、有機材料、またはそれらの組合せが含まれる。伝導性エレメントを部分的にまたは全体に構成できる代表的な金属には、銅、アルミニウム、銀、錫、タングステン、金、または白金などが、限定することなく、含まれる。伝導性エレメントを部分的にまたは全体に構成できる代表的な高分子材料には、ポリアニリンのような伝導性ポリマー、共役ポリマー、ドープドポリマー、またはそれらの組合せなどが含まれる。1つの実施態様において、伝導性エレメントは、金属またはカーボンブラックの分散体を有する高分子材料として形成できる。
被覆部材14は、伝導性エレメント12と同様に、種々の互いに異なる形状、サイズおよび構成で形成できる。かくして被覆部材は、平面状、輪郭状、連続状、不連続状(たとえば、間歇状または多孔状など)、もしくはそれらの組合せにできる。好ましくは被覆部材14は、伝導性エレメント12上に層を形成し、そこにおいて、その層がほぼ均一な厚さを有するが、可変厚さも、本発明の範囲内で考えられる。
被覆部材は、部材の一部が伝導性エレメントの分離フィラメントの隙間に配設されるように伝導性エレメントに関して形成されるようにもなっている。
1つの実施態様によれば、被覆部材14は、単一の均質材料から形成できる。そのような実施態様の場合、均質材料の融解温度は、一般的に約40℃以下と約275℃以上との間であり、より好ましくは約90℃と約180℃との間であり、さらにより好ましくは約110℃と約160℃との間である。
1つの実施態様が、被覆される導体全体を通して被膜材料の均質な組成を意図するが、一般的に、被覆部材14が、断面を横断する箇所において、または被覆される導体の長さ方向に沿って組成が変わるのが好ましい。一例として、被覆部材14の組成は、被覆部材14の一部分を通して勾配を示す(たとえば、伝導性エレメント12から被覆部材14の外面28まで)。これは、単一の被膜層内に勾配を導入することにより達成できる。それは、それぞれが個別のほぼ均質な層である複数の層を採用することにより、または1つ以上の非均質層を有することにより達成できる。
一例として図1を参照すると、1つの好ましい被覆部材14は、第1の部分34と第2の部分36から形成され、その両方の部分が組成的に互いに異なる材料から形成される。好ましくは、それらの材料は、第1の部分34が第2の部分36の材料と実質的に混合しないように選択される。その結果、部分34と36のそれぞれは、互いにほぼ別個のままにできる。勿論、それらの材料の一部またはかなりの混合または相互拡散が、一定の状態において、特に部分34、36の界面38において生じることがあるのが考えられる。
被覆部材の部分34、36について、特定の厚さが必要とされないが、特にヒータ内に適用される場合、部分34、36は比較的薄いようになっている。例として、内側部分34の厚さ、または単一の均質被覆部材の厚さは、好ましくは約0.001インチ以下と約0.1インチ以上との間であり、より好ましくは約0.005インチと約0.05インチとの間であり、さらにより好ましくは約0.0075インチと約0.025インチとの間である。外側部分36の代表的な厚さは、好ましくは約0.0001インチ以下と約0.03インチ以上との間であり、より好ましくは約0.001インチと約0.01インチとの間であり、さらにより好ましくは約0.0025インチと約0.0075インチとの間である。
好ましい実施態様において、第1の部分34と第2の部分36の組成は、内側部分34の材料は、外側部分36の材料よりも高い融点を有するような組成である。たとえば、内側部分34の融点は、好ましくは約10℃と約200℃との間であり、より好ましくは約30℃と約150℃との間であり、さらにより好ましくは約40℃と外側部分36の融点よりも高い約120℃との間である。
内側部分34の実際の融点は、好ましくは約80℃以下と約400℃以上との間であり、より好ましくは約110℃と約330℃との間であり、さらにより好ましくは約170℃と約275℃との間である。外側部分36の実際の融点は、好ましくは約40℃以下と約275℃以上との間であり、より好ましくは約90℃と約180℃との間であり、さらにより好ましくは約110℃と約160℃との間である。
被覆部材14は、好ましくは1つ以上の高分子材料から形成され、それらの材料には、プラスチック、熱可塑性プラスチック、エラストマー、またはそれらの組合せなどを含むことができる。代表的な材料には、シリコーン、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリプロピレン、高密度ポリエチレン(HDPE)、低密度ポリエチレン(LDPE)、弗素化または塩素化ポリエチレン、フルオロエチレンプロピレン、ポリフルオロエチレン(PFE)、またはそれらの組合せなどが、限定されることなく含まれる。上述の材料またはそれらの組合せは、単一材料の均質被覆部材または非均質被覆部材(たとえば、2つ以上の実質的に分離された部分を有する被覆部材)用の材料として使用できることが意図される。
図2を参照すると、本発明の態様に従って形成される1つの代表的な導体50が図示される。図2において導体50は、断面が図示されるワイヤである。導体50は、互いに組合せられる複数の(たとえば、6本の)金属ストランド54から成る伝導性エレメント52を備える。任意選択的にストランドは、KEVLARRまたは他の材料から形成される挿入部材56の周りに組合せできる。伝導性エレメント52は、被覆部材58により、ほぼ全体が取囲まれる。具体的に示されるこの実施態様において被覆部材58には、内側部分60が備えられ、その部分60は、ほぼ環状であり、かつほぼ全体が伝導性エレメント52を取囲む。被覆部材58は、ほぼ全体が内側部分60と伝導性エレメント52を取囲む外側部分64をさらに備える。図示されるこの実施態様において、内側部分60は伝導性エレメント52に直接接触し、また外側部分64は内側部分60に直接接触するが、そのような構成は必ずしも必要とされない。
この代表的な実施態様において被覆部材58の内側部分60は、フルオロエチレンプロピレンから形成され、かつ厚さが約0.005インチであり、かつ約185℃と約215℃との間の融解温度を有する。被覆部材58の外側部分64は、ポリエチレンから形成され、かつ厚さが約0.010インチであり、かつ約90℃と約115℃との間の融解温度を有する。伝導性エレメント52のストランド54は、38の線番号のものであり、かつ約0.32オームの抵抗を有する錫/銅材料から形成される。さらに伝導性エレメント52の最終外径は、約0.0365インチである。
図2(a)を参照すると、本発明に従う導体70の他の代表的な実施態様が図示される。示されるように、図2(a)の導体70は、図2の導体50と同一の伝導性エレメント52を備える。しかしながら、導体70は、単一の均質材料から形成される被覆部材72を備える。特に、全体の被覆部材72は、図2(a)の導体50の外側部分64を形成するのに使用されるポリエチレン材料から形成される。
本発明の導体の製造は、一般的に、被覆部材の伝導性エレメントへの被覆を含む。技術に有能な者は、被覆部材を伝導性エレメントへ被覆するために、多くの技法を採用できることが分かる。たとえば、被覆部材を、伝導性エレメント上へ、はけ塗り、一塗り、ペンキ塗り、押付け、押出し、または載置して、伝導性エレメントを部分的に、またはほぼ全体的に被覆または被膜できる。代わりに、伝導性エレメントを、溶融被覆材料の槽にほぼ浸漬できるように意図される。種々の材料の複数の部分を有する被覆部材を備える導体の場合、被覆部材を段階的に被覆できる(たとえば、1つの材料を被覆して第1の部分を形成し、ついで第2のそれと異なる材料を被覆して第2の部分を形成する)ように意図される。
図2の実施態様を形成するために、押出し機が、内側部分60の溶融材料で伝導性エレメント52を被膜し、ついで溶融材料を冷却、熟成、硬化、またはそれらの組合せを実施させて、内側部分60を形成するように、伝導性エレメント52を押出し機に通過させることができる。その後に伝導性エレメント52と内側部分60を共に、当初の押出し機または他の押出し機のいずれかに通過させて、これらの押出し機のいずれかが、外側部分64の溶融材料で内側部分60を被膜し、ついで溶融材料を冷却、熟成、硬化、またはそれらの組合せを実施させて、第2の部分64を形成するようにすることができる。
上述のように、本発明の導体は、種々の製造物品に採用でき、かつ種々の容量で作動できるようになっている。しかしながら、本発明の導体は、ヒータ内での使用に特に利用されている。1つの実施態様によれば、導体は、支持体へ装着されて、ヒータまたはヒータの少なくとも一部分を形成する。
導体は、各種の支持体へ装着されて、ヒータを形成でき、また支持体の種類は、所要のヒータの種類に左右されることが多い。代表的な支持体には、織物、パネル、構成材、またはそれらの組合せなどが含まれる。さらに種々の材料を採用して、支持体を形成できる。たとえば、支持体は、繊維材料、高分子材料、金属、またはそれらの組合せなどから形成できる。好ましい実施態様において支持体は、フリース材料、ゴーズ材料、フェルト材料、またはそれらの組合せから形成される。
導体を支持体へ装着するために、接着剤、締結具、またはそれらの組合せなどの種々の装着手段を採用できる。導体を、導体を支持体で織り合わせるように、支持体へ干渉的に装着できるようにもなっている。さらに他の代案として、導体の被覆部材の一部分を、活性化(たとえば、軟化または溶融)して、それ自体を支持体へ接着するか、または支持体と一体化できる。たとえば、導体の被覆部材の温度を、1つ以上の部分(たとえば、低い融点を有する部分)が軟化されて、被覆部材自体を支持体と一体化させるように被覆部材を加熱することにより上昇させ、ついで被覆部材の温度を低下されて、被覆部材が硬化して、それ自体と導体を支持体へ装着するようにできる。
一例として、加熱された構成材(たとえば、加熱されたプレート)を、ヒータの支持体が導体と接触している間に、その支持体と接触できるようになっている。ついで加熱された構成材は、エネルギーを支持体へ伝達し、ついで支持体がエネルギーを被覆部材へ伝達し、それにより被覆部材が軟化する。このようにして、軟化された被覆部材は、支持体と一体化され、ついで被覆部材の温度が低下されて、被覆部材が硬化して、それ自体と導体を支持体へ装着するようになる。
図3を参照すると、本発明の態様に従って形成される代表的なヒータ80が図示される。ヒータ80を形成するために、支持体82が設けられ、また導体がその支持体へ装着される。代表的な目的のために、図2の導体50が支持体82へ装着されているが、本明細書で述べられる任意の導体も使用できることを理解されるものとする。
支持体82は好ましくは、シートまたはパネルとして形成される織物材料である。好ましい織物材料には、フリース材料、フェルト材料、またはそれらの組合せなどが含まれる。ついで導体50は、支持体82上に所要の形状で配置される(たとえば、パターン付けされる)。図において導体50は、蛇行するようにパターン付けされ、かつ互いに横方向にあるか、または並列する2つの波形経路86を形成する。しかしながら、導体50は、本発明の範囲内で支持体82上に無数の形状でパターン付けできることを理解するものとする。
導体50を支持体82へ装着するために、エネルギー(たとえば、熱)が、好ましくは導体50の被覆部材58へ加えられて、被覆部材58の少なくとも外側部分64を、かつ好ましくは被覆部材58のほぼ外側部分64だけを加熱し、かつ少なくとも部分的に軟化(たとえば、溶融)する。そのようなエネルギーを種々の技法に従って加えることができるが、示されるこの特定の例の場合、そのようなエネルギーを、電流を伝導性エレメント52を通して流すことにより加えて、そのエレメントと被覆部材58を加熱するのが好ましい。
被覆部材58の外側部分64が軟化するにつれて、その部分64は、支持体82中への流入、支持体82の一部または表面の湿潤、またはそれらの組合せなどにより、好ましくはそれ自体を支持体82と一体化する。被覆部材58の外側部分64の支持体82との一体化後に、被覆部材58の外側部分64は好ましくは、冷却と硬化(たとえば、凝固)され、それにより導体52が支持体82へ装着(たとえば、接着)されて、ヒータ80を形成する。必要に応じて、プレートまたは構成材を採用し、支持体82、導体50または両方の上に圧力または力を加えて、被覆部材58の支持体82との一体化中に、支持体82と導体50を、より密接に接触するように押圧できる。
図2の導体にとり好都合には、導体50の内側部分60の融点は、被覆部材58の加熱が、内側部分60をほぼ軟化することなく、導体50のほぼ外側部分64だけを軟化するように、導体50の外側部分64の融点よりも一般的に高い。これにより、伝導性エレメント52、内側部分60または両方の、かなりの位置変更の恐れが無く、かつ他の損傷の危険が無く、導体50の外側部分64を支持体へ装着できる。
事前選択された融点を有する材料の使用は、自体が支持体へ装着される被覆部材を形成する1つの好ましい方法であるが、他の方法も同様に採用できるようになっていることを理解すべきである。特に、被覆部材は、種々の方法により、活性化され(たとえば、軟化され)かつそれ自体を支持体内に組込むように、構成できるようになっている。たとえば、被覆部材は、化学的にまたは物理的に活性化または軟化するように、熱、圧力、湿気、または熱などの条件に曝すことにより、活性化できる。
(車両シート)
本発明の導体が形成されるヒータに関して、図3のヒータ80のようなヒータは、自動車のシートへ組込むのに特に適切であることが判明している。勿論、本発明に従って形成される導体とヒータは、ボートまたは家具などのような他の製造物品において同等に利用される。
本発明に従うヒータは、サポート部分、背当て部分、肩サポート部分またはヘッドレストのような自動車シートの種々の部分に位置決めできる。ヒータは、シートの外装とシートの発泡クッションとの間に位置決めできる。ヒータは、シートの外装、シートの発泡クッション、または両方の中に組込むこともできる。
図4を参照すると、自動車のシート90が図示され、そこにおいて、図3のヒータ80が、シート背当て構成部分92とシートサポート構成部分94の両方の内部に載置されている。図示される実施例において、シート90のそれぞれの構成部分92,94は、外装層96と発泡クッション98を備え、またヒータ80のそれぞれは、発泡クッション98と外装層96との間にほぼ位置決めされる。好ましくは、それぞれのヒータ80は、ヒータ80をシート90に関して固定しておくために、シート90(たとえば、外装層96、発泡クッション98または両方)へ締付けられる。
使用に際して、温度調節ユニットを、ヒータ80と連係して採用できる。たとえば、温度調節ユニットは、コントローラ、および暖房中に所要の温度を維持するように構成されるサーモスタットを備えることができる。
別途指定がない限り、本明細書で具体的に示される種々の構成材の寸法と形状は、本発明を制約しようとするものではなく、また他の寸法または形状は実施可能である。複数の構成材は、単一で一体の構成材により形成できる。代わりに、単一で一体の構成材は、分離された複数の構成材に分割されることができるであろう。加えて、本発明の特徴が、図示される実施態様の1つだけの内容において述べられてきたが、そのような特徴は、任意の用途について、他の実施態様の1つ以上の他の特徴と組合せできる。本明細書における独自の構成材の製造、およびそれらの構成材の作用も、本発明に従う方法を構成することは、上記から明らかである。
本発明の好ましい実施態様を開示してきた。しかしながら、当該技術において通常の技量を有する者は、一定の変更態様が本発明の教示内に入ることを理解するであろう。したがって、下記のクレームを、本発明の真の範囲と内容を求めるために検討すべきである。
本発明の1つの代表的な態様に従う導体の断面図である。 本発明に従う他の代表的な導体の断面図である。 本発明に従う他の代わりの代表的な導体の断面図である。 本発明に従う有用な1つの説明的なヒータエレメントの平面図である。 本発明の代表的な態様に従う自動車シート組立体のシートの部分的に切り取った透視図である。
符号の説明
10 導体
12 伝導性エレメント
14 被覆部材
34 内側部分
36 外側部分
80 ヒータ
90 シート

Claims (14)

  1. パネルとして構成される支持体と、
    前記支持体の少なくとも1つの表面上にパターン付けされる導体であって、
    i)伝導性エレメントと、
    ii)前記伝導性エレメントを取囲む、内側部分と外側部分とを有する被覆部材と、を備える導体と、を含むヒータであって、
    前記被覆部材は、少なくとも前記外側部分が所定の熱に曝されると活性化され、
    前記伝導性エレメント、前記被覆部材を活性化するに足る量の熱を放出可能であり、
    前記支持体にパターン付けされた前記導体の前記被覆部材の少なくとも前記外側部分が、前記伝導性エレメントによって前記被覆部材を活性化するに足る量の熱を加えられることにより前記支持体中に組込まれることによって、前記導体が前記支持体に装着されることを特徴とするヒータ。
  2. 前記伝導性エレメントは、複数の金属ストランドを備えていることを特徴とする請求項1に記載のヒータ。
  3. 前記複数の金属ストランドは、挿入部材を少なくとも部分的に取囲むことを特徴とする請求項2に記載のヒータ。
  4. 前記被覆部材は、前記伝導性エレメントを被膜する高分子材料であることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載のヒータ。
  5. 記支持体は、屈曲自在の材料から形成されることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載のヒータ。
  6. 前記支持体は、フリース、ゴーズおよびフェルトから成るグループから選択された織物から形成されることを特徴とする請求項に記載のヒータ。
  7. 前記被覆部材は、略均一な厚さを有し、前記均一な厚さは、0.001インチから0.1インチまでの範囲内であることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載のヒータ。
  8. 前記厚さは、0.005インチから0.05インチまでの範囲内であることを特徴とする請求項に記載のヒータ。
  9. 前記内側部分は、80℃と400℃との間の融点を有し、前記外側部分は、40℃と275℃との間の融点を有することを特徴とする請求項に記載のヒータ。
  10. 前記内側部分は、170℃と275℃との間の融点を有し、前記外側部分は、110℃と160℃との間の融点を有することを特徴とする請求項に記載のヒータ。
  11. 前記伝導性エレメントは、前記被覆部材の前記外側部分を軟化するに足る量の熱を放出できることを特徴とする請求項1、9及び10のいずれか1項に記載のヒータ。
  12. 前記被覆部材は、高分子被膜部材であり、前記伝導性エレメントは、前記被部材の前記外側部分の温度を前記外側部分の融点まで上昇するに足る熱を放出できることを特徴とする請求項1、9、10及び11のいずれか1項に記載のヒータ。
  13. 前記外側部分は、第1の高分子材料から形成され、前記内側部分は、前記第1の高分子材料とは異なる第2の高分子材料から形成されることを特徴とする請求項1、9、10、11及び12のいずれか1項に記載のヒータ。
  14. 前記外側部分の前記高分子材料は、PTFE、PVC、ポリプロイレン、HDPE、LDPE、塩素化ポリエチレンおよび弗素化ポリエチレンから成るグループから選択された高分子材料を含むことを特徴とする請求項1に記載のヒータ。
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