JP4118778B2 - 隅部用長尺気密シート - Google Patents

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Description

本発明は、隅部用長尺気密シートに関する。
住宅等の建物の気密性を高いものにするため、壁と床の取り合い部や、壁と天井の取り合い部等に、気密材が設置されるが、気密材の設置は、従来、気密テープを用いこれを取り合い部にL形にして貼り付けたり、あるいは、取り合い部にシーリングを施したり、あるいは、気密シートを取り合い部においてL形に貼り伸ばししたりすることで行われることもあるが、これらの方法は、品質が現場での施工精度に依存してしまうことや、施工に技量を要することなどから、現在では、予めL形に成形した樹脂製の長尺気密シートを用い、これを取り合い部に設置するという方法で行うのが主流となっている。
しかしながら、気密シートはそもそも非常に薄くつくられるものであるため、予めL形に成形した長尺気密シートは、腰が弱くてL形の直角がでにくい等の理由から、いささか施工しずらい面がある。
本発明は、上記のような問題点に鑑み、薄肉にもかかわらず、L形部の直角をしっかりと出すことができ、現場での施工を容易に行うことができる、横断面にL形部を備えた隅部用長尺気密シートを提供することを課題とする。
上記の課題は、横断面にL形部を備えた隅部用長尺気密シートであって、
前記L形部に、その屈曲部を挟む一方の側から屈曲部を通じてもう一方の側に連続して延びる線状の補強リブが、シート長手方向に複数、間隔的に備えられていることを特徴とする隅部用長尺気密シートによって解決される。
この気密シートでは、L形部において、その屈曲部を挟む一方の側から屈曲部を通じてもう一方の側に連続して延びる補強リブが備えられているので、シートが薄肉であっても、該リブの補強作用によってL形部の直角がしっかりと出る。そして、該補強リブは、線状をしていて、シート長手方向に複数、間隔的に備えられているので、気密シートが長尺であっても、長さ方向の各部においてL形部の直角がしっかりと出て、現場での施工を容易に行うことができ、しかも、気密シートとしての薄さが補強リブによって妨げられることもない。
上記の気密シートにおいて、横断面に複数のL形部が備えられ、各L形部に前記補強リブが備えられているのもよい。この場合は、各L形部の直角がそれぞれにしっかりと出て、現場での施工を容易に行うことができる。
前記補強リブが、シートの一方の面を凹、もう一方の面の凹対応部分を凸に成形して形成されたものからなる場合は、シートが薄肉で、補強リブも薄肉であることにより、施工後は、このリブが潰れることで、補強リブが周囲との取り合い関係で妨げとなることもない。
本発明は、以上のとおりのものであるから、薄肉にもかかわらず、L形部の直角をしっかりと出すことができ、現場での施工を容易に行うことができる。
次に、本発明の実施最良形態を図面に基づいて説明する。
図1及び図2に示す第1実施形態の隅部用長尺気密シート1は、図5(イ)に示すように、建物内の床2と壁3との取り合い部分に設置されるもので、横断面にL形部を一つ備えたL形の気密シートからなっている。該気密シート1は、厚さが例えば0.1mmを下回らない程度の極薄のポリエチレンシートなどからなっていて、図1(イ)に示すように、屈曲部1aを挟む一方の側1bから屈曲部1aを通じてもう一方の側1cに連続して延びる線状の補強リブ4が、シート長手方向に複数、間隔的に備えられている。そして、各補強リブ4は、図1(ハ)に示すように、シート1の一方の面を凹、図1(ロ)に示すように、もう一方の面の凹対応部分を凸とするように、真空成形などにより成形されて形成されたものからなっている。
この気密シート1では、シートが薄肉であっても、補強リブ4の補強作用によってL形部の直角がしっかりと出る。しかも、該補強リブ4は、線状をしていて、シート1の長手方向に複数、間隔的に備えられているので、気密シート1が長尺であるにもかかわらず、長さ方向の各部においてL形部の直角がしっかりと出、また、気密シートとしての薄さが補強リブ4…によって妨げられることもない。
上記の気密シート1は、図2(イ)(ロ)及び図5(イ)に示すように、壁3と床2の取り合い部に設置されるが、その施工において、該気密シート1は、上記のように、それ自体でL形部の直角がしっかりと出ているので、設置するだけで、屈曲部を挟む各辺1b,1cが壁3と床2に沿い、施工を容易に行うことができる。
なお、床2側において、5は根太、6は床板、7は床側の気密板であり、また、壁3側において、8は外装仕上げ面材、9はパネルフレーム、10は断熱材、11は壁側気密シート、12は乾燥木材等による気密性を備えた壁下地材であり、本実施形態の気密シート1は、壁側の気密層と床側の気密層とを連続させるように設置される。なお、各補強リブ4…は、図1に示すように、その先端部を気密シート1の各先端部位置よりも控えさせるようにし、それよりも先端側で壁3側や床2側の気密材と合わされて高い気密連続性が確保されるようになされるようにするのもよい。
そして、気密シート1の設置後、図5(イ)に示すように、床2側に床仕上げ材13を設置すると共に、壁3側に石膏ボード等の内装面材14を設置するが、上記の気密シート1は非常に薄肉であり、補強リブ4…も線状をしていて、気密シート1の長手方向に間隔的に備えられているので、補強リブ4が床仕上げ材13や壁側の内装面材14の設置の妨げとなることもない。特に、本実施形態では、気密シート1それ自体が極薄であるなかで、補強リブ4は、そのシート1の一方の面を凹、もう一方の面の凹対応部分を凸とするように成形されて形成されたものであるから、容易に潰れることができ、周囲部材との取り合いで問題を生じることはますますない。
図3及び図4に示す第2実施形態の隅部用長尺気密シート1は、図5(ロ)に示すように、建物内の壁3と天井19との取り合い部分に設置されるもので、横断面に三つのL形部1d,1d,1dを備えた気密シートからなっている。そして、図4に示すように、各L形部1d,1d,1dに上記と同様の補強リブが備えられ、各補強リブは連続するように備えられて一つの補強リブ4が形成されている。なお、連続させることなく、各L形部1d,1d,1dごとに独立した補強リブを備えさせるようにしてもよい。その他は第1実施形態の気密シート1と同様である。
上記の気密シート1は、図4(イ)(ロ)及び図5(ロ)に示すように、壁3と天井19の取り合い部に設置されるが、その施工において、該気密シート1は、上記のように、それ自体で各L形部1d,1d,1dの直角がしっかりと出ているので、設置するだけで壁3と天井19に適正に沿い、施工を容易に行うことができる。
なお、天井19側において、15は乾燥木材等の気密性を備えた天井下地材、16は断熱材、17は天井側気密シートであり、また、壁3側において、18は乾燥木材等の気密性を備えた壁下地材であり、本実施形態の気密シート1は、壁3側の気密層と天井19側の気密層とを連続させるように設置される。
そして、気密シート1の設置後、図5(ロ)に示すように、天井19側と壁3側とにそれぞれ石膏ボード等の内装面材14,14を設置するが、上記と同様の理由から、気密シート1が、内装面材14,14の設置の妨げとなることはない。
以上に、本発明の実施形態を示したが、本発明はこれに限られるものではなく、発明思想を逸脱しない範囲で各種の変更が可能である。例えば、本発明の気密シートは、壁と床の取り合い部や、壁と天井の取り合い部だけを対象とするものではなく、気密シートの設置が必要とされる各所に隅部に広く用いることができるものである。また、材質も樹脂のほか、金属であってもよい。
第1実施形態の気密シートを示すもので、図(イ)は斜視図、図(ロ)は補強リブの部分を斜め上からみた斜視図、図(ハ)は補強リブの部分を斜め上からみた斜視図である。 図(イ)及び図(ロ)はそれぞれ、施工方法を順次に示す断面斜視図である。 第2実施形態の気密シートを示す斜視図である。 図(イ)及び図(ロ)はそれぞれ、施工方法を順次に示す断面斜視図である。 図(イ)は第1実施形態の気密シートの設置状態を示す断面図、図(ロ)は第2実施形態の気密シートの設置状態を示す断面図である。
符号の説明
1…隅部用長尺気密シート
1a…屈曲部
1b…一方の側
1c…もう一方の側
4 …補強リブ

Claims (3)

  1. 横断面にL形部を備えた隅部用長尺気密シートであって、
    前記L形部に、その屈曲部を挟む一方の側から屈曲部を通じてもう一方の側に連続して延びる線状の補強リブが、シート長手方向に複数、間隔的に備えられていることを特徴とする隅部用長尺気密シート。
  2. 横断面に複数のL形部が備えられ、各L形部に前記補強リブが備えられているされている請求項1に記載の隅部用長尺気密シート。
  3. 前記補強リブが、シートの一方の面を凹、もう一方の面の凹対応部分を凸に成形して形成されたものからなる請求項1又は2に記載の隅部用長尺気密シート。
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