JP4118108B2 - 感度エンコーディングmri収集の改良型方法 - Google Patents

感度エンコーディングmri収集の改良型方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明の技術分野は核磁気共鳴イメージングの方法及びシステムである。さらに詳細には、本発明は、感度エンコーディング(「SENSE」)技法を用いて磁気共鳴イメージング(「MRI」)データを収集するための方法に関する。
【0002】
【発明の背景】
人体組織などの物質を均一な磁場(偏向用磁場B0)にかけると、組織中のスピンの個々の磁気モーメントはこの偏向用磁場と整列しようとして、この周りをラーモアの特性周波数で無秩序に歳差運動することになる。この物質(または組織)に、x−y平面内にありラーモア周波数に近い周波数をもつ磁場(励起磁場B1)がかけられると、正味の整列モーメントMzは、x−y平面内に来るように回転させられ(すなわち、「傾けられ(tipped)」)、正味の横方向磁気モーメントMtが生成される。励起信号B1を停止させた後、励起したスピンにより信号が放出され、さらにこの信号を受信し処理して画像を形成することができる。
【0003】
これらの信号を用いて画像を作成する際には、磁場傾斜(Gx、Gy及びGz)が利用される。典型的には、撮像しようとする領域は、使用する具体的な位置特定方法に従ってこれらの傾斜を変更させている一連の計測サイクルによりスキャンを受ける。結果として得られる受信NMR信号の組は、ディジタル化され処理され、よく知られている多くの再構成技法のうちの1つを用いて画像が再構成される。
【0004】
本発明を、よく知られたフーリエ変換(FT)イメージング技法の一変法(「スピン・ワープ(Spin−Warp)」と呼ぶこともある)に関連させて記載することにする。スピン・ワープ技法については、W.A.Edelsteinらによる「Spin−Warp NMR Imaging and Applications to Human Whole−Body Imaging」と題する記事(Physics in Medicine and Biology,Vol.25,pp.751〜756(1980))で検討されている。スピン・ワープ技法では、NMRスピンエコー信号の収集に先だって可変振幅の位相エンコーディング傾斜磁場パルスを利用し、空間情報をこの傾斜の方向に位相エンコーディングしている。2次元による実現形態(2DFT)では例えば、空間情報をある方向でエンコーディングするために、位相エンコーディング傾斜(Gy)をこの方向に印加することによっており、次いで読み出し磁場傾斜(Gx)の存在下で位相エンコーディング方向と直角な方向でスピンエコー信号を収集している。スピンエコー収集の間に与えられる読み出し傾斜は空間情報を直角方向にエンコーディングしている。典型的な2DFT画像収集では、パルスシーケンス内の位相エンコーディング傾斜パルスGyの大きさが増分を受けている(ΔGy)ような一連のパルスシーケンスを実行している。スキャンの間の収集により得られる一連のビューによりNMR画像データ組が形成され、このデータ組から画像を再構成することができる。位相エンコーディングされた各ビューの収集にはある有限の時間量が必要であり、規定の撮像域及び空間分解能を有する1枚の画像の取得に要するビューの数が多くなる程、それだけ全体のスキャン時間は長くなる。
【0005】
スキャン時間を短縮することはMRIにおける極めて重要な目標の1つである。患者の快適性が改善される以外に、スキャン時間を短くすることによって、より多数の患者に対してイメージング・システムを開放できると共に、患者の体動に起因する画像アーチファクトも減少する。SENSE(SENSitivity Encoding)は、K.P.Pruessmannらによる「SENSE:Sensitivity Encoding for Fast MRI」(J.Magn. Reson.42,952〜962(1999))に記載されているような、複数の局所コイルを使用することによりMRIデータ収集時間を短縮させている一技法である。その着想は、位相エンコーディング・ビュー間のステップサイズ(ΔGy)を増加させること、または同じ意味合いで、撮像域を縮小すること、によって収集時間を短縮させることにある。いずれによる場合でも、スキャン時間の結果的な短縮によりそのビューの総数は少なくなる。しかし、縮小させた撮像域の外側に被検体が延びている場合、位相エンコーディング方向にエイリアシング(すなわち、ラップアラウンド)が生じる。このSENSE技法では、表面コイルの受信磁場(感度(sensitivities)とも云う)に関する知見を用いることによってエイリアシングを減少させ、エイリアシングのないスピン分布を得ている。
【0006】
話を簡単にするために、例えばy方向とすることができる位相エンコーディング方向のみの画像強度変動について考えることができる。B1受信磁場感度Sj(y)(ここで、j=0,1,・・・,N−1)を有するN個の局所コイルを用いてNMRデータを収集する。各局所コイルに対する再構成画像強度には、その受信磁場によって重み付けする。コイルjに対する再構成画像がIj(y)であり、かつT1及びT2強調係数を含む理想的なプロトン密度分布がM(y)であれば、
j(y)=Sj(y)M(y) (式1)
が成り立つ。
【0007】
MR画像内には位相エンコーディング方向にエイリアシング、すなわち折返し(replication)が発生する。その折返し距離は撮像域と同じである。撮像域FOVを対象がこの撮像域範囲内に完全に納まるように選択すると、対象に関する折返しは重なり合わず、再構成画像には全くアーチファクトが生じない。その撮像域をy方向に係数Rの割合で縮小させると、これに応じてスキャン時間も係数Rの割合で短縮される。しかしここで、再構成画像はy方向にFOV/R=Dの倍数の位置でエイリアシング(すなわち、折返し)を受けると共に、ここでエイリアシング折返しは重なり合い、結果的に診断上の利便性を損なわせることになる。ここで数学的には、この画像強度は、0≦yΔyに関して、
j(y)=Sj(y)M(y)+Sj(y+Δy)M(y+Δy)+・・・+Sj(y+(A−1)Δy)M(y+(A−1)Δy)
である。あるいは、この画像強度を次式のように表現することもできる。
【0008】
【数1】
Figure 0004118108
【0009】
上式において、jはコイル番号を意味し、Sj(y)はコイルjの感度であり、M(y)はスピン密度(緩和効果を含む)であり、Dは縮小させた位相エンコーディングFOV(すなわち、Dは元のFOVをRで割ったもの)であり、またAはその画素位置におけるエイリアシング折返しの数である。局所コイル感度Sj(y)が既知でありかつN≧Rであれば、得られたN個の方程式を解くことによりそのプロトン分布M(y)を得ることができる。(式2)は、行列形式で次式のように書くことができる。
I=SM (式3)
上式において、
【0010】
【数2】
Figure 0004118108
【0011】
【数3】
Figure 0004118108
【0012】
並びに、
【0013】
【数4】
Figure 0004118108
【0014】
である。
【0015】
IとMはそれぞれ次元がN×1とA×1の行列であり、一方Sは次元N×Aを有することに留意されたい。(式3)の解は、Sの疑似逆行列を用いて効率よく決定される。Sの複素共役転置行列をS*で表すと次式となる。
【0016】
【数5】
Figure 0004118108
【0017】
典型的には、コイル感度値Sj(y)は2回の較正スキャンを実行することによって取得される。これらの較正スキャンは、スキャン対象を適所に位置させて規定の全撮像域の全体にわたって実行する。一方のスキャンからの較正データは実質的に均一な受信磁場を有する全身用RFコイルを用いて収集しており、また第2の較正スキャンからのデータはN個の局所コイルの各々を用いて収集している。各局所コイルのB1磁場感度は、全身用コイルと表面コイルの各々とを用いて収集した複素較正画像同士の比を取ることにより取得される。
例えば、
【0018】
【外1】
Figure 0004118108
【0019】
がそれぞれ、表面コイルjにより取得した全撮像域較正画像と全身用コイルにより収集した較正画像であるとすると、この表面コイルjの感度は次式のように評価される。
【0020】
【数6】
Figure 0004118108
【0021】
ここで、全身用コイル及び表面コイルのスキャンが同じスキャン規定を用いて実行されていれば、その複素磁化項M(y)は(式8)の比から消されることに留意されたい。この場合、その再構成画像は、撮像域全体にわたって通常は極めて均一であるような、全身用コイルのB1磁場により重み付けを受けたプロトン分布を有している。さらに、感度較正データは、「Calibration Method For Use With Sensitivity Encoding MRI Acquisition」と題する同時係属の米国特許出願第09/851,775号(2001年5月9日提出)の記載のように、N個の表面コイルからの合成信号を用いて取得することができる。
【0022】
SENSE技法では、各画素位置における重複したエイリアシング折返しの数Aを決定することが重要である。一般に、その被検体のサイズが縮小のないSENSEの全撮像域(DR)と位相エンコーディング方向で正確に同じでなければ、AはRと等しくない。Aを過大評価した場合、その幾何学係数gがより大きくなることになるため、その画像ノイズはAが正確である場合と比べてより大きくなる。Aを過小評価した場合、その画素位置においてエイリアシングが完全には補正されなくなる。
【0023】
【課題を解決するための手段】
本発明は、SENSE技法を用いて最適な画質が達成できるように画像内の各画素位置において重なり合うエイリアシング折返しの数(A)を正しく決定するための方法である。さらに詳細には、較正収集により撮像対象の境界を位置特定するための対象画像を作成し、SENSE技法を用いて収集している各画像面において対象の境界を決定し、さらにこの対象境界及び各境界の既知エイリアス距離を用いて画像内の各画素位置においてエイリアシング折返し数(A)を計算している。各画像画素位置において計算したエイリアシング折返し(A)は、その画素位置においてSENSE技法を用いてスピン密度信号M(y)をより正確に計算するために使用される。
【0024】
【発明の実施の形態】
先ず図1を参照すると、本発明を組み込んでいる好ましいMRIシステムの主要コンポーネントを表している。このシステムの動作は、キーボード/制御パネル102及びディスプレイ104を含むオペレータ・コンソール100から制御を受けている。コンソール100は、オペレータが画像の作成及びスクリーン104上への画像表示を制御できるようにする独立のコンピュータ・システム107とリンク116を介して連絡している。コンピュータ・システム107は、バックプレーンを介して互いに連絡している多くのモジュールを含んでいる。これらのモジュールには、画像プロセッサ・モジュール106、CPUモジュール108、並びに当技術分野でフレーム・バッファとして知られている画像データ・アレイを記憶するためのメモリ・モジュール113が含まれる。コンピュータ・システム107は、画像データ及びプログラムを記憶するためにディスク記憶装置111及びテープ駆動装置112とリンクしており、さらに高速シリアルリンク115を介して独立のシステム制御部122と連絡している。
【0025】
システム制御部122は、バックプレーンにより互いに接続させたモジュールの組を含んでいる。これらのモジュールには、CPUモジュール119や、シリアルリンク125を介してオペレータ・コンソール100に接続させたパルス発生器モジュール121が含まれる。システム制御部122はこのリンク125を介して、実行すべきスキャンシーケンスを指示するオペレータからのコマンドを受け取っている。パルス発生器モジュール121は、各システム・コンポーネントを動作させて所望のスキャンシーケンスを実行し、発生させるRFパルスのタイミング、強度及び形状、並びにデータ収集ウィンドウのタイミング及び長さを指示するデータを発生させている。パルス発生器モジュール121は、スキャン中に発生させる傾斜パルスのタイミング及び形状を指示するために、一組の傾斜増幅器127と接続させている。パルス発生器モジュール121はさらに、患者に接続した多数の異なるセンサからの信号(例えば、電極からのECG信号やベローズから呼吸信号)を受け取っている生理学的収集制御器129から患者データを受け取っている。また最終的には、パルス発生器モジュール121はスキャン室インタフェース回路133と接続させており、スキャン室インタフェース回路133はさらに、患者及びマグネット系の状態に関連する様々なセンサからの信号を受け取っている。さらにこのスキャン室インタフェース回路133を介して、患者位置決めシステム134がスキャンのために患者を所望の位置に移動させるコマンドを受け取っている。
【0026】
パルス発生器モジュール121が発生させる傾斜波形は、Gx増幅器、Gy増幅器及びGz増幅器から構成される傾斜増幅器システム127に加えられる。各傾斜増幅器は、収集した信号の位置エンコーディングに使用する磁場傾斜を生成させるように、全体を139で表すアセンブリ内の対応する傾斜コイルを励起させている。傾斜コイル・アセンブリ139は、偏向用マグネット140及び全身用RFコイル152を含むマグネット・アセンブリ141の一部を形成している。
【0027】
システム制御部122内の送受信器モジュール150は、RF増幅器151により増幅しRFコイル152と結合させるようなパルスを発生させている。患者内の励起されたスピンが放出して得た信号は、同じRFコイル152により検知することもあるが、好ましい実施形態では、154に示す局所コイルアレイを利用している。この局所コイルアレイ154は撮像対象の患者解剖構造の周りに配置させており、スキャン中に発生したNMR信号を受信するための4個の別々のコイル素子(図2参照)を含んでいる。これらのNMR信号は、前置増幅器153によって個別に増幅し、送受信器モジュール150内の4つの別々の受信器の入力位置に加えている。増幅したNMR信号は、送受信器150の受信器セクション内で復調、フィルタ処理及びディジタル化を行い、4つの別々のk空間データ組を作成している。
【0028】
局所コイルアレイ154は米国特許第4,825,162号に開示したものと同様である。図2を参照すると、各多重コイルの組は、その各々が可撓性のあるプラスチック基材上にエッチングした銅により製作した2つの表面コイル素子を備えている2つの可撓性のあるパドル10及び12により構成され、全体で4つのコイル素子となっている。各コイル素子は、概ね12×25cmの1つの矩形ループであり、また隣接する素子は相互インダクタンスを最小にするように重なり合っている。これらの素子は、各素子の周りに分布させたコンデンサを用いてチューニングすると共に、RF伝送の際にこれらの素子のチューニングを外すことを可能にするインタフェース回路を追加している。これらのコイルは、図2に示すように、イメージング・ボリュームの前側と後ろ側に配置している。本発明がある特定の局所コイルアレイに限定されないこと、並びに市販されておりこの目的に適当であるような多くの代替的な局所コイルが存在することは、当業者には明らかであろう。
【0029】
コイルアレイ154により取り込んだNMR信号は、送受信器モジュール150によってディジタル化し、システム制御122内のメモリモジュール160に転送する。画像スキャンが完了すると得られた4つのk空間データ組は、以下でより詳細に説明するようにして処理している。このデータはシリアルリンク115を介してコンピュータ・システム107に送られて、ディスク記憶装置111内に格納される。このデータは、オペレータ・コンソール100から受け取ったコマンドに応じて、テープ駆動装置112上にアーカイブしたり、あるいは画像プロセッサ106によってさらに処理してオペレータ・コンソール100に送られディスプレイ104上に提示させたりすることができる。
【0030】
上述のMRIシステムは、マグネット141のボア内に配置した患者に対して多くの規定スキャンを実行するために使用することができる。こうした規定(prescription)は、使用されるイメージング・パルスシーケンスのタイプ(例えば、GRE、FSE、EPIなど)、並びに選択したパルスシーケンスに対する個別のスキャンパラメータ(例えば、TR、TE、フリップ角)を特定している。本発明は、スキャンをより高速で実行できるように、こうした任意の規定スキャンにより実行することができる。典型的には、このより高速なスキャンは、k空間のすべてをサンプリングするのに要する位相エンコーディング・ビューがより少なくなるように、1つまたは複数の位相エンコーディング方向で撮像域を縮小することにより達成している。
【0031】
具体的に図3を参照すると、イメージング・ボリュームを規定しているスキャンパラメータはその他のスキャンパラメータと共にオペレータにより入力される。これらは、処理ブロック200で示すように、較正用事前スキャンのパラメータを決定するために利用される。図4では、こうした規定イメージング・ボリューム・スライス3つをアキシャル・スライス14によって表している。これらの規定画像のFOVは、図4で楕円体16により表している撮像対象と比べてより小さいことがあり、このためエイリアシング・アーチファクトを生じさせることがある。好ましい実施形態では、その較正用事前スキャンは、上で引用した同時係属の米国特許出願第09/851,775号の開示に従ってその感度を決定するためのデータを収集するために表面コイル素子10及び12を利用している。較正用事前スキャンを実行するために多くの様々なイメージング・パルスシーケンスを使用することができるが、好ましい実施形態では、その高速性やその他よく知られた特質があるために高速2Dグラジエント・リコールド・エコーのパルスシーケンスを利用している。この較正用事前スキャンでは、45°のフリップ角度、100msecのTR、かつ6msecのTEと規定している。厚さが5〜10mmの連続したスライスを使用し、かつ各スライス内に128×128個のボクセルを備えさせることによりイメージング・ボリューム全体がカバーされる。これらのパラメータでは、典型的なイメージング規定と比べて分解能がより小さくなるが、その分解能は較正用事前スキャンの時間を制限しながら品質のよい感度行列Sを作成するには十分なものである。
【0032】
この較正用事前スキャンはさらに、大きさが被検体16を超えるような大きなFOV全体にわたるスライス画像の収集を含んでいる。図4では、これらの追加の被検体境界較正スライスを、被検体16の境界全体を取り囲んでいるコロナル・スライス18で表している。これら追加の較正スライスでは、上述のパルスシーケンスを用いるが、NMR信号を受信するために局所コイル10及び12ではなく全身用コイル152を用いて収集している。より詳細には以下で説明するが、被検体16の境界の位置特定を可能にする被検体境界較正データから画像が再構成される。
【0033】
規定の較正用事前スキャン内の各スライス14及び18を202で示すように収集しているループに入る。この操作は患者をMRIシステム内に位置決めした状態で実施する。最後の較正スライスを収集し終えたら(判断ブロック204で示す)、処理ブロック206で示すように規定の画像スキャンを実行する。上で指摘したように、任意のイメージング・パルスシーケンスを用いることができるが、RF励起はRF全身用コイル152を用いて実行すると共に、NMR信号収集は局所コイルアレイ154を用いて実行している。
【0034】
SENSE技法により、選択した位相エンコーディング軸に沿って撮像域、すなわち位相エンコーディングの数を減らすことが可能となる。この選択した位相エンコーディング軸は任意の軸方向とすることができる。以下の検討では、この位相エンコーディング傾斜軸がy軸であるとして示しているが、任意の位相エンコーディング軸が可能であり、かつ本発明が特定の傾斜軸方向に限定されないことを理解すべきである。
【0035】
さらに図3を参照すると、較正用事前スキャンの間の2D画像データ収集を用いて処理ブロック208に示すように一組の較正画像
【0036】
【外2】
Figure 0004118108
【0037】
を再構成している。この再構成は、各局所コイルにより収集した各スライス14ごとに128×128の配列をもつ複素画素強度値を産生させるような2次元複素フーリエ変換である。次いで処理ブロック210において、各局所コイルjに対する感度Sj(y)を計算する。好ましい実施の一形態では、その局所コイル感度Sj(y)は次式により計算される。
【0038】
【数7】
Figure 0004118108
【0039】
上式において、Nは局所コイルの数であり、
【0040】
【外3】
Figure 0004118108
【0041】
はイメージング・ボリュームの全撮像域にわたって表面コイルjにより収集した複素画像である。(式9)での感度定義の欠点の1つは、対象の複素磁化M(y)が対象磁化の位相を含んだままであることである。したがって、再構成画像内の位相情報が正確に表出されない。
【0042】
第2の好ましい実施形態では、その感度Sj(y)を次式で定義している。
【0043】
【数8】
Figure 0004118108
【0044】
(式10)の感度定義は、その複素磁化が定義から完全に抜けているという利点を有しており、このため再構成画像でより正確な位相情報が得られる。この実施形態で起こりうる欠点は、(式10)の分母にあるN個の複素項が部分的に消去される可能性があるため画像強度の重み付けの均一性が悪くなることである。(式9)の感度定義では、その分母にあるN個の因数が正に規定されているため、こうした消去は起こり得ない。
【0045】
局所コイル感度Sj(y)を計算するためのこれらの方法はいずれも、本質的には、局所コイル自体の較正画像強度と、すべての局所コイルの較正画像強度の合計との比を計算している。
【0046】
処理ブロック212で示す次のステップは、感度行列Sを形成することである。上で(式6)に示したように、この感度行列Sは、個々のコイル感度Sj(y)を合成して単一の行列にすることにより形成する。感度行列Sのエイリアシング折返し係数Aは通常、全FOVのサイズを縮小させる係数にあたるA=Rなどの仮定値に設定している。ここで図6の流れ図を参照しながら説明すると、各画像画素におけるエイリアシング折返し係数Aの値を計算し、感度行列Sになるように詰め込むことにより、SENSE技法を改良することができる。図6の処理ブロック225で示すように、この最初のステップは、事前スキャン中に収集した被検体境界較正データを用いて被検体の画像を再構成することである。この再構成では、各コロナル・スライス18に対して従来の2次元フーリエ変換をした後、各画像画素において大きさ(magnitude)を計算している。次いで処理ブロック227において信号強度しきい値を確定させる。このためには、最大信号強度を有する対象画像内で画素を位置特定し、この最大強度のしきい値率(ε)を計算することによる。得られたしきい値は被検体境界の範囲内にある画素を表している。このしきい値率(ε)は手作業で設定しており、典型的には0.01〜0.1の範囲にある。次いで処理ブロック229において、確定したしきい値を超える強度を有する画素が発見されるまで、被検体画像の辺縁から位相エンコーディング方向で内側方向にサーチすることにより、被検体境界を位置特定する。この位置までに通ったすべての画素はゼロに設定すると共に、画像の中心に到達したら、この経路に沿ったサーチは停止する。これにより、被検体16の外部にあるすべての画素がゼロに設定されているような較正対象画像が作成される。
【0047】
得られた較正対象画像は、異なるスライス方向で異なる画像分解能により収集されることがあるため、必ずしも規定画像と一致していない。したがって、次のステップでは、処理ブロック231に示すように、較正対象画像を規定スライス画像と一致させている。この操作は較正対象画像の画素間で線形補間を行い、位相エンコーディング軸方向(y)で規定スライス画像内の画素と一致した画素を生成させることにより実施している。
【0048】
次いで、各規定画像内の各画素位置に対するエイリアシング折返しAを決定するループに入る。処理ブロック233に示すように、最初のステップは、画像画素において下側の被検体境界により生成されるエイリアシング折返し数nLを計算することである。図5を参照すると、与えられた任意の画素240に対して、位相エンコーディング軸方向で画素240と一致した下側の被検体境界点eLを位置特定する。この操作は、一致させた較正対象画像の最下部から上方向に非ゼロの画素が発見されるまでサーチすることにより実施される。次いで、カウンタを1に設定した状態で開始し、この下側境界点eLを、画素D個の増分単位で位相エンコーディング軸方向で上方向に移動させ、eLが画素240の全体を通るまでこの増分の回数を計数する。この例では、位置eLは、破線246で示すように画素240の全体を通るまでに、破線242及び244で示すような増分2回分だけ上方向に移動させている。したがって、計数される下側折返し数nLは3となる。
【0049】
図6の処理ブロック240で示すように、この処理は上側境界点eUを用いて反復させる。すなわち、画素位置240の全体を通るまでに、上側境界点eUを位相エンコーディング軸方向で下向きに移動可能な画素D個の増分回数を計数する。図5の例では、点線252で示すように画素位置240の全体を通るまでに、点線250で示すように1回だけの増分が生じている。したがって、上側境界折返し数nUは2となる。
【0050】
ここで再度図6を参照すると、ある画素に対する上側と下側の境界折返しnL及びnUを決定し終えた後、処理ブロック254においてその画素位置での全エイリアシング折返し(A)を計算する。この計算は次式による。
A=nL+nU−1 (11)
判断ブロック256で示すように、この処理を規定スライス内の各画素位置に対して反復する。さらに、判断ブロック258で示すように、規定の各スライス位置ごとにこの処理を反復する。得られるアレイ状のエイリアシング折返し値Aは、規定の縮小FOVスライス画像の各々の各画素位置にあるエイリアシング折返し数を示している。これらの値は各画素位置に対するコイル感度行列Sで使用する。
【0051】
図3の処理ブロック214で示すように、本方法の次のステップは、その各々が各局所コイルにより作成される2D画像を再構成させることである。この処理は、収集した画像データに対して2Dフーリエ変換を実行し、その複素強度値を(式4)の表現のようなアレイIの形に編成させることにより実現される。次いで処理ブロック216において、上述の(式7)を用いてプロトン分布画像Mを計算する。
M=[(S*S)-1*]I
上式において、S*は感度行列Sの複素共役である。典型的には、得られた画像M内の各画素位置におけるIとQの値からマグニチュード画像が計算される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を利用しているMRIシステムのブロック図である。
【図2】図1のMRIシステム内で患者をアレイ状の4つの局所コイルで取り囲んでいることを表した概要図である。
【図3】本発明の好ましい実施形態を実現するために図1のMRIシステムにより実行する各ステップを表した流れ図である。
【図4】対象の較正収集とSENSE技法を用いた多数のスライス画像収集とを表しているような、図1のMRIシステムでスキャンを受けた被検体の図である。
【図5】本発明の教示に従ってエイリアシング折返しを計算するための方法を表している画像の図である。
【図6】図5の画像内の各画素に対するエイリアシング折返し(A)を計算するために使用する各ステップを表した流れ図である。
【符号の説明】
10 パドル、局所コイル
12 パドル、局所コイル
14 アキシャル・スライス
16 撮像対象、被検体
18 コロナル・スライス
100 オペレータ・コンソール
102 キーボード/制御パネル
104 スクリーン、ディスプレイ
106 画像プロセッサ・モジュール
107 コンピュータ・システム
108 CPUモジュール
111 ディスク記憶装置
112 テープ駆動装置
113 メモリ・モジュール
115 高速シリアルリンク
116 リンク
119 CPUモジュール
121 パルス発生器モジュール
122 システム制御部
125 シリアルリンク
127 傾斜増幅器システム
129 生理学的収集制御器
133 スキャン室インタフェース回路
134 患者位置決めシステム
139 傾斜コイル・アセンブリ
140 偏向用マグネット
141 マグネット・アセンブリ
150 送受信器モジュール
151 RF増幅器
152 全身用RFコイル
153 前置増幅器
154 局所コイルアレイ
160 メモリモジュール
240 画素

Claims (6)

  1. 撮像を有する被検体の規定画像を作成する磁気共鳴イメージング(MRI)システムあって、
    a)MRIシステムを用いて被検体の近傍に配置したN個の局所コイルの各々によって較正データを収集する(202)ようなパルスシーケンスを実行する手段と、
    b)MRIシステムを用いてN個の局所コイルの各々によって画像データを収集する(206)ような規定のイメージング・パルスシーケンスを実行する手段と、
    c)前記較正データを用いて較正画像を再構成する手段(208)と、
    d)MRIシステムを用いて規定画像の撮像域の外部に配置された被検体境界を表出している較正対象画像を収集する手段(202)と、
    e)前記較正画像を用いて各局所コイルに対するコイル感度画像を計算する手段(210)と、
    f)被検体境界に関する撮像及び位置を用いて、規定画像内の各画素位置に対するエイリアシング折返し数Aを計算する手段(254)と、
    g)前記コイル感度画像及び計算したエイリアシング折返し数Aから感度行列Sを形成させる手段(212)と、
    h)前記手段b)のパルスシーケンスで収集した画像データから画像Iを再構成する手段(214)と、
    )前記感度行列S及び画像Iを用いてプロトン分布画像Mを計算する(216)ことにより規定画像を作成する手段と、を含むMRIシステム
  2. 前記プロトン分布画像Mが、 * を感度行列Sの複素共役として次式、
    M=[(S * S) -1 * ]I
    を用いて計算されている、請求項に記載のMRIシステム
  3. 前記手段a)が実行するパルスシーケンスが前記手段b)が実行する規定のイメージング・パルスシーケンスと異なっている、請求項に記載のMRIシステム
  4. 前記手段a)が実行するパルスシーケンスで収集した前記較正データ及び前記手段b)が実行するパルスシーケンスで収集した前記画像データは、被検体内の実質的に同じイメージング・ボリュームから収集されており、かつ前記較正対象画像は実質的により大きなイメージング・ボリュームから収集されている、請求項に記載のMRIシステム
  5. 前記エイリアシング折返し数Aを計算する手段が、その画素位置を通過するまでに、一致した境界位置が位相エンコーディング軸方向で増分Dだけ移動できる回数を計数す(233、248)請求項乃至のいずれかに記載のMRIシステム
  6. 前記手段d)が、i)規定画像により画定されるスライスを含む面内に配置された被検体全体を表出した較正対象画像を作成し(225)、
    ii)前記較正対象画像内で被検体境界を位置特定し(229)、
    iii)前記較正象画像内の画素を前記規定画像内の画素と一致させる(231)、請求項1に記載のMRIシステム
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