JP4117982B2 - 金属光沢色水性スタンプインキ組成物 - Google Patents

金属光沢色水性スタンプインキ組成物 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は水性スタンプインキ組成物に関し、更に詳細には、ガスの発生及び腐食が防止されたステンシル用の金属光沢色水性スタンプインキ組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】
水性スタンプインキ組成物は、フェルトやスポンジなどのインキ収蔵体(インキパッド)に吸収させて用いられている。例えば、ゴム印やプラスチック印などの印鑑又は判子を押すためのスタンプパッドは、インキ収蔵体にインキを吸収させ、当該インキ収蔵体を基台に設けて、印鑑又は判子の印面にインキを展延させて用いている。また、ステンシルパッドは、例えば、ペン状の軸体を構成している基体に、インキ収蔵体が取り付けられており、その基体から飛び出たインキ収蔵体の開放端面を軽く叩くようにして紙や布などの面に押さえつけてスタンプし、ステンシルプレートに形成された文字、記号、図形又は模様などの切り抜き部を通して、インキ収蔵体に吸収されているインキを紙や布などの面に移して刷り込む構造となっている。そして、かかるステンシル用のインキ収蔵体としては、ポリウレタンなどのスポンジが用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来、金属光沢色のスタンプ面を得るために、アルミニウム金属粉顔料等の金属粉顔料を着色剤として用いているが、金属粉顔料は水系のインキ組成物で使用すると、金属粉顔料、特にアルミニウム金属粉の場合反応して水素ガス等のガスが発生するため危険であり、また、長期間の保存で金属粉顔料が腐食し、金属光沢を発色することができなくなる問題があった。従って、従来は、金属粉顔料は溶剤系で使用しており、金属光沢色を有する水性のスタンプインキ組成物は、実質上、得られていなかった。しかるに、安全性、環境保全を充分考慮するならば、できれば金属光沢を発色する水性のスタンプインキ組成物が望まれるところである。その一方、スタンプインキ組成物であるから、フェルトやスポンジなどのインキ収蔵体に吸収させることができるとともに、印鑑又は判子の印面にインキを展延させたり、紙や布などの面にスタンプするなど、インキ収蔵体からインキを移して紙や布などの面に刷り込んで使用できるインキ組成物でなければならない。
【0004】
本発明の目的は、ガス発生及び腐食が生じず、金属光沢色のあるスタンプを与えることができる水性スタンプインキ組成物を提供することにある。
本発明の他の目的は、さらに、保存安定性が優れている水性スタンプインキ組成物を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは鋭意検討した結果、金属光沢発色着色剤としてパール顔料を用いると、金属粉顔料を用いなくても、水性スタンプインキ組成物は金属光沢色を発色することができ、しかもガスの発生や腐食が起こらないことを見出した。またさらに、パール顔料を含有する水性スタンプインキ組成物は、フェルトやスポンジなどのインキ収蔵体に吸収させることができるとともに、印鑑又は判子の印面にインキを展延させたり、紙や布などの面にスタンプする等、インキ収蔵体からインキを移して紙や布などの面に刷り込んでも、金属粉顔料と同等又は同等以上に充分金属光沢のスタンプ面を現出できることを見出した。
【0006】
本発明は、金属光沢着色剤としてパール顔料を含有する金属光沢色水性スタンプインキ組成物である。
【0007】
【発明の実施の形態】
(パール顔料)
本発明のパール顔料は、スタンプ面に金属光沢を発色させる着色剤として用いられており、スタンプ面に対して着色効果を有するとともに、金属光沢を有し、隠蔽力を有することが好ましい。
【0008】
パール顔料としては、例えば、商品名「Iriodin 100 Silver Pear」(メルク社製、粒子径10〜60μm)、商品名「Iriodin 300 Gold Pearl」(メルク社製、粒子径10〜60μm)などを用いることができる。パール顔料は単独で又は二種以上組み合わせて使用できる。
【0009】
パール顔料の粒子径は、特に制限されないが、500μm以下であることが望ましい。スタンプ面に強い金属光沢を得るには、パール顔料の粒子径は大きいほどよいが、パール顔料の粒子径が500μmを越えると、パール顔料がインキ中において沈降し易くなり、スタンプインキ組成物の保存安定性が低下する。パール顔料において更に充分な沈降防止を図るには、100μm以下であることが望ましい。またスタンプ時にスポンジの目に詰まり、スタンプし難くなる。一方、パール顔料の粒子径が5μm未満であると、パール顔料の分散性は充分確保されるが、パール顔料による金属光沢の発色性が低下して、金属光沢を持つスタンプ面として発色することが困難となる。従って、パール顔料の粒子径は、500μm以下、特に5μm〜100μmが最適範囲である。
【0010】
パール顔料の使用量は特に制限されず、例えば、インキ組成物全量に対して3重量%〜40重量%、好ましくは5重量%〜30重量%である。パール顔料の使用量がインキ組成物全量に対して3重量%より少ないと着色力、及び金属光沢の発色性が低下し、一方、40重量%より多いと粘度が高くなり、スタンプし難くなる。
【0011】
(着色剤)
本発明では、着色剤をパール顔料と併用することができる。着色剤を併用せずにパール顔料を用いると、銀色、金色、銅色の金属光沢又は虹彩色を有するスタンプ面が得られるが、着色剤をパール顔料と併用すると、着色剤の種類に応じて、種々の有色の金属光沢を有するスタンプ面が得られる。
【0012】
着色剤としては、公知の各種着色剤を使用することができる。着色剤としては、例えば、無機顔料(例えば、酸化チタン、カ−ボンブラック、酸化鉄等)、有機顔料(例えば、アゾ系顔料、縮合ポリアゾ系顔料、フタロシアニン系顔料、キナクリドン系顔料、アンスラキノン系顔料、ジオキサジン系顔料、インジゴ系顔料、チオインジゴ系顔料、ペリノン系顔料、ペリレン系顔料、メラミン系顔料等)、樹脂着色体、染料などを用いることができる。好ましい着色剤には顔料、樹脂着色体が含まれ、さらに好ましくは顔料、樹脂エマルジョン着色体である。着色剤は単独で又は二種以上組み合わせて使用できる。
【0013】
顔料(無機顔料や有機顔料など)としては、粒径が細かく、経時安定性に優れるものが好ましい。本発明では、顔料は、予め、水などに分散させた顔料分散体として用いることができる。このような顔料分散体として用いる場合、分散体中の顔料の平均粒径は特に制限されないが、例えば、0.08μm〜0.4μm程度であることが好ましい。顔料分散体中の顔料の濃度は特に限定されない。
【0014】
なお、樹脂着色体には、例えば、スチレン樹脂、アクリル樹脂、アクリロニトリル樹脂を単独もしくは二種以上を用いて乳化重合して得られる水分散体に、染料(例えば、塩基性染料や蛍光性塩基染料など)及び/又は蛍光増白剤で染着(着色)した樹脂エマルジョン着色体が含まれる。
【0015】
着色剤の使用量は特に制限されず、例えば、インキ組成物全量に対して10重量%以下、好ましくは5重量%以下である。着色剤の使用量がインキ組成物全量に対して10重量%より多いと、金属光沢の発色性が低下し、好適な金属光沢を得にくい。
【0016】
(浸透増粘剤)
本発明では、浸透増粘剤としては、紙に素早く吸収され、シュードプラスチック性(擬塑性)を有し、顔料の分散を妨げないものを用いることが好ましい。浸透増粘剤を用いることによりインキの保存安定性を高めることができ、特にパール顔料や、着色剤としての無機顔料などの保存安定性を高めることができる。浸透増粘剤としては、下記式(1)で表されるポリグリセリンと、炭素数8〜20の脂肪酸とのポリグリセリンモノ脂肪酸エステルや、ソルビタンと、炭素数8〜20の脂肪酸とのソルビタンモノ脂肪酸エステルが好適に用いられる。
【0017】
【化1】
Figure 0004117982
(式中、nは4〜8の整数である。)
【0018】
脂肪酸としては、飽和脂肪酸、不飽和脂肪酸のいずれであってもよい。より具体的には、脂肪酸としては、例えば、カプリル酸、カプリン酸、ラウリン酸、オレイン酸、ステアリン酸などが挙げられる。
【0019】
ポリグリセリンモノ脂肪酸エステルやソルビタンモノ脂肪酸エステルにおいて、脂肪酸と反応するヒドロキシル基は、前記式(1)で表されるポリグリセリン又はソルビタンにおけるヒドロキシル基のうちどのヒドロキシル基であってもよいが、末端の炭素原子に結合しているヒドロキシル基が好ましい。すなわち、ポリグリセリンモノ脂肪酸エステルやソルビタンモノ脂肪酸エステルとしては、前記式(1)で表されるポリグリセリン又はソルビタンのどちらか一方の末端の炭素原子に結合しているヒドロキシル基が脂肪酸と反応したエステルであることが好ましい。
【0020】
浸透増粘剤としては前記ポリグリセリンモノ脂肪酸エステルが最適である。浸透増粘剤は単独で又は二種以上組み合わせて使用できる。
【0021】
浸透増粘剤、例えば前記ポリグリセリンモノ脂肪酸エステルやソルビタンモノ脂肪酸エステルの使用量は特に制限されず、インキ組成物全量中、10重量%〜60重量%、好ましくは20重量%〜40重量%である。浸透増粘剤の使用量がインキ組成物全量に対して10重量%より少ないとインキの浸透性が低下するとともに、チキソトロピー性が低下し、パール顔料が沈降し易くなり、インキの保存安定性が低下する。一方、浸透増粘剤の使用量がインキ組成物全量に対して60重量%より多いとインキの粘度が高くなり、スタンプし難くなる。
【0022】
(湿潤剤)
湿潤剤としては、インキの粘度に影響を及ぼさず、湿潤効果を有するものを用いることができる。湿潤剤としては、例えば、グリセリン、ジグリセリン、トリグリセリン、グリコール類(例えば、エチレングリコール、ジエチレングリコール、プロピレングリコールなど)などが挙げられる。好ましい湿潤剤には、グリセリン、ジグリセリン、エチレングリコールが含まれる。湿潤剤は単独で又は二種以上組み合わせて使用できる。
【0023】
湿潤剤の使用量は特に制限されず、例えばインキ組成物全量に対して70重量%以下、好ましくは10重量%〜50重量%である。湿潤剤の使用量がインキ組成物全量に対して70重量%を超えると、インキの乾燥時間が長くなる。
【0024】
本発明の水性スタンプインキ組成物では、前記成分の他、必要に応じて水、さらには他に香料、防腐剤、防錆剤、防黴剤、酸化防止剤、光安定剤などの添加剤が用いることができる。
【0025】
(製造方法)
本発明の水性スタンプインキ組成物の調製方法は特に制限されない。例えば、水性スタンプインキ組成物は、浸透増粘剤、湿潤剤、必要に応じて、水或いは各種添加剤を、ディゾルバなどにより撹拌して混合し、これにパール顔料、着色剤を添加し撹拌して、必要に応じて脱泡して調製される。着色剤として顔料を用いる場合は前述のように顔料分散体として用いてもよい。
【0026】
本発明の水性スタンプインキ組成物は、前述のように、水性のスタンプインキであるにもかかわらず、ガスが発生せず、腐食も生じず、金属光沢を発色させることができる。しかもパール顔料の沈降を防止することもでき、長期間にわたって分散性が優れたスタンプインキ組成物が得られ、インキの保存安定性が優れている。
【0027】
本発明のスタンプインキ組成物は、スタンプパッド、ステンシルパッドなどのインキとして有用である。なお、本発明の水性スタンプインキ組成物は、例えばフェルトやスポンジ(例えば、ポリウレタンからなるスポンジなど)などからなるインキ収蔵体に吸収させて用いることができる。
【0028】
【実施例】
以下、本発明を実施例および比較例に基づいてより詳細に説明するが、本発明はこれらの例に限定されるものではない。
【0029】
(実施例1)
表1に示す組成(表1中、各成分の割合はインキ組成物全量に対する重量%で示されている)の水性スタンプインキ組成物を調製した。より具体的には、常温で、浸透増粘剤としてのポリグリセリンモノ脂肪酸エステルと、湿潤剤としてのグリセリンとを入れ、ディゾルバにより撹拌して混合し、これに、金属光沢着色剤としてのパール顔料と、必要に応じて有色顔料の顔料分散体を添加し撹拌して混合した後、脱泡して、水性スタンプインキ組成物を調製した。
【0030】
(実施例2〜4)
実施例1と同様にして、表1に示す組成の水性スタンプインキ組成物をそれぞれ調製した。
【0031】
(比較例1及び比較例2)
実施例1と同様にして、表1に示す組成の水性スタンプインキ組成物をそれぞれ調製した。なお、比較例2では、金属光沢着色剤として金属粉顔料(アルミニウム粉顔料)を用いた。
【0032】
なお、実施例1〜4、比較例1及び比較例2では、以下の原料を用いた。
(パール顔料)
・商品名「Iriodin 100 Silver Pear」(メルク社製、粒子径10〜60μm)
(金属粉顔料)
・商品名「WJP-U75C」(東洋アルミニウム社製、アルミニウム粉顔料、平均粒子径:15μm)
【0033】
(青色顔料分散体)
・フタロシアニンブルー 25重量%
・スチレンアクリル樹脂 5重量%
・プロピレングリコール 5重量%
・水酸化ナトリウム 0.06重量%
・イオン交換水 残部
上記成分をビーズミルにて分散し、平均粒径0.06μmの顔料の分散体を得た。なお、フタロシアニンブルーは商品名「ファーストゲンブルーBSW」(大日本インキ工業社製)、スチレンアクリル樹脂は商品名「ジョンクリル679」(ジョンソンポリマー社製)を用いた。
(ポリグリセリンモノ脂肪酸エステル)
・商品名「SYグリスターML−500」(阪本薬品工業社製)
(グリセリン)
・商品名「グリセリン」(阪本薬品工業社製)
【0034】
【表1】
Figure 0004117982
【0035】
(評価)
実施例1〜4、比較例1及び比較例2で得られた水性スタンプインキ組成物について、スタンプ後の金属光沢性試験、及びインキの保存安定性試験を行った。
【0036】
(金属光沢性試験)
実施例1〜5、比較例1及び比較例2で得られた水性スタンプインキ組成物を、スポンジで構成されたインキ収蔵体に吸収させた。このインキ収蔵体は、既述した様に、ペン状の軸体を構成している基体に飛び出る状態で取り付けられており、いわゆるステンシル用のパッドペンを構成している。次に、このパッドペンを用いて、基体から飛び出たインキ収蔵体の開放端面を軽く叩くようにしてハガキ用紙に水性スタンプインキをスタンプして、スタンプ直後と、スタンプ60分後のそれぞれのスタンプ面の金属光沢の発色性を、以下の評価基準により目視で評価した。なお、その評価結果は表1の「金属光沢性」の欄に示した。
(評価基準)
○:スタンプ面は強い金属光沢を示している。着色顔料含有の場合は着色した金属光沢を示している。
△:スタンプ面は金属光沢は上記の「○」と比較してやや低下しているが、実用上支障がない範囲である。
×:スタンプ面には金属光沢がない。
【0037】
(保存安定性試験)
実施例1〜4、比較例1及び比較例2で得られた水性スタンプインキ組成物を、50℃で1週間保存し、以下の評価基準により目視評価した。なお、評価結果は表1の「保存安定性」の欄に示した。
(評価基準)
○:パール顔料が全く沈降しない。
△:パール顔料が若干沈降する。
×:パール顔料が沈降する。或いはガスが発生する。
【0038】
(評価結果)
表1より、実施例1〜4に係る水性スタンプインキ組成物では、金属光沢着色剤として、アルミニウム粉顔料ではなく、パール顔料を用いているため、水性であっても、ガス発生及び腐食を全く起こさず、金属光沢を有するスタンプ面を得ることができる。特に、実施例1〜3では、金属光沢の発色が優れている。なお、比較例2ではパール顔料を用いているが、着色顔料の使用量が多すぎるため、パール顔料による金属光沢の発色性が低下している。
【0039】
また、実施例1〜4では、ポリグリセリンモノ脂肪酸エステルの使用量が適度であり、インキの保存安定性が優れている。なお、表1には示していないが、ポリグリセリンモノ脂肪酸エステルが10重量%より少ない場合では、パール顔料がスタンプインキ中において沈降し、インキの保存安定性が低下した。これらの傾向は、ソルビタン脂肪酸エステルでも同様である。
【0040】
一方、従来のアルミニウム粉顔料を用いた比較例1では、金属光沢を示しているが、アルミニウム粉顔料と水とが反応してガス(水素ガス)が発生している。
【0041】
【発明の効果】
本発明の水性スタンプインキ組成物は、金属光沢着色剤として従来の金属粉顔料に代えてパール顔料を用いているので、ガスの発生及び腐食を防止して、金属光沢色のスタンプ面を現出することができる。また、インキの保存安定性も高めることができる。

Claims (7)

  1. パール顔料と、ポリグリセリンモノ脂肪酸エステルまたはソルビタンモノ脂肪酸エステルとを含有する金属光沢色水性スタンプインキ組成物。
  2. ポリグリセリンモノ脂肪酸エステルが、スタンプインキ組成物全量中、10重量%〜60重量%含有している請求項1記載の金属光沢色水性スタンプインキ組成物。
  3. ソルビタンモノ脂肪酸エステルが、スタンプインキ組成物全量中、10重量%〜60重量%含有している請求項1記載の金属光沢色水性スタンプインキ組成物。
  4. パール顔料の粒子径が5μm〜100μmである請求項1〜3のうちいずれかの項に記載の金属光沢色水性スタンプインキ組成物。
  5. パール顔料が、スタンプインキ組成物全量中、3重量%〜40重量%含有している請求項1〜4のうちいずれかの項に記載の金属光沢色水性スタンプインキ組成物。
  6. さらに着色剤を含有する請求項1〜5のうちいずれかの項に記載の金属光沢色水性スタンプインキ組成物。
  7. 着色剤が、スタンプインキ組成物全量中、10重量%以下にて含有している請求項6記載の金属光沢色水性スタンプインキ組成物。
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