JP4117805B2 - Bullet ball machine - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、弾球遊技機に関し、特に可変入球装置に特徴を有するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の弾球遊技機には遊技領域には、可変表示装置等の表示体が配設されており、この表示体の周囲を囲むようにセンター役物が設けられている。この表示体の大きさは4〜6インチが一般的であり、始動入賞口、例えば電動チューリップのような電動入賞口等を開放させる起因となるデジタル表示器、センター役物上部に形成された入球口に入球した遊技球を下方に導く遊技球誘導通路、所謂ワープゾーン、遊技球誘導通路によって遊技球を受けて遊技領域下方に導くステージ等が設けられている。
【0003】
特に第一種と呼ばれる遊技機所謂フィーバータイプの弾球遊技機の可変表示装置の下方には始動入賞口(所謂電動チューリップ)、更に始動入賞口の下方には大入賞装置(所謂アタッカー)が設けられているのが現状である。
【0004】
最近、可変表示装置の表示内容の複雑化、多様化等による画面の見づらさの解消、遊技の趣向性の向上等の理由により、大型の可変表示装置の搭載が望まれている。そして、各遊技機メーカーは遊技領域にできる限り大型、例えば、現状の遊技領域のスペースでは10インチ程度の可変表示装置を配設することを試みている。
【0005】
しかしながら、10インチ程度の可変表示装置用のセンター役物を遊技領域に配設すると遊技領域の有効スペースが縮小される。そのため、例えば、遊技の特性(遊技球を上方から下方に落下させること)を考えると入球口(始動入賞口等も含む)や大入賞装置は遊技領域の下方、即ち可変表示装置の下方に集中して配置するのが好ましいが、可変表示装置が大型であれば左右に入球口等を配置するのは難しく、また大入賞装置は遊技上遊技領域の下方に設けられるのが好ましい。この場合、可変表示装置の下方に有効スペースを大きく確保しなければならないため、可変表示装置は遊技領域のできる限り上方が好ましい。しかし、遊技領域の上方には遊技球が左右に移動できるスペースと若干の障害釘が配設できるスペースがないと遊技上不都合が起きる。
【0006】
以上の事情から、大入賞装置、入球口、始動入賞口等を配置するスペースはかなり限定される。このため、これらをそれぞれ勝手に配置したのでは駆動部、球誘導樋等の機構部が近接し、構造が複雑となり、生産面、設計面、メンテナンス面において不都合が考えられる。
【0007】
一方、始動入賞口(電動チューリップ式)が一体的に設けられた大入賞装置を配設して上記課題を解決することも考えられるが、通常の弾球遊技機(4〜6インチの可変表示装置が配設されたもの)の大入賞装置は全体のサイズが大きくて、遊技領域が著しく縮小されて遊技上支障が起きるため、適用ができない。そのため、大入賞装置のサイズを縮小する必要があるが、例えば10インチ程度の可変表示装置が配設された弾球遊技機用に縮小した場合にも前述と同様に始動入賞口や大入賞装置の機構部(駆動部、球誘導樋等)が近接し、横造が複雑となり、生産面(工程の複雑化)、設計面(設計の自由度の低下)、メンテナンス面(部品交換が困難)において弊害を与える虞がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、請求項1及び2記載の発明の課題は、生産面、設計面、メンテナンス面において弊害を与えること無く、大型の中央装置を遊技盤の遊技領域に配設することを可能とすることである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題に鑑み請求項1記載の発明はなされたものであり、遊技盤の遊技領域に配設され、図柄を可変停止表示可能な可変表示装置と、前記可変表示装置を可視可能にする開口部を有する枠体に形成されたセンター役物と、前記センター役物上部に形成されたワープ樋入口と、前記開口部の内側に形成されたワープ樋出口と、前記ワープ樋入口及び前記ワープ樋出口を連通するワープ樋と、前記開口部の内側下部に形成され前記ワープ樋出口から排出される遊技球を遊動させながら前記遊技領域の下方に導くステージと、を含み構成された中央装置と、
一端部を軸にして回動可能とされた可動式羽根部材と入球口とを有し、所定の遊技条件が成立したとき前記可動式羽根部材を回動させ、前記入球口への入球幅を拡大して遊技者にとって有利な状態とする可変入球装置と、を備え、
前記可変入球装置を前記ステージ上面に設けた弾球遊技機において、
前記可動式羽根部材が開いた状態においては、前記可動式羽根部材と前記入球口との間を遊技球が通過可能とされて、前記入球口への遊技球の入球確率が低くなり、
前記可動式羽根部材が回動して閉じた状態においては、前記可動式羽根部材と前記入球口との間を遊技球が通過不能とされると共に前記入球口への入球幅が拡大されて、前記入球口への遊技球の入球確率が高くなることを特徴とする弾球遊技機である。こうした構成により、遊技領域に大型の中央装置を配設した場合における種々の不都合を解消できるのである。
【0010】
ここでいう中央装置とは、LCD、LED、CRT、回転ドラム等により構成された可変表示装置や、振り分け装置(クルーン)等の役物等の各種の例が挙げられる。
【0011】
ここでいう所定の条件としては、可変表示装置等に表示された表示態様が予め定められた特定表示態様であった場合、或いは遊技球が所定の入球口または通過口に入球または通過した場合等が例示されるがこれらに限定されるものではなく、当業者には種々なる態様が実施可能である。
【0012】
ここでいう可変入球装置としては、例えば、一対の可動翼片を左右に移動させることによって、入球口を拡大或いは開放する所謂チューリップタイプの可変入球装置、開閉板を開くことにより、入球口を開放或いは拡大する所謂アタッカータイプの可変入球装置、アタッカーと呼ばれる大入賞口としての可変入球装置等が例示できる。また、これらの可変入球装置は、ソレノイド、モータ等の電気アクチュエータで動作させるのが一般的であるが、遊技球の重量等によって動作する構成であっても構わない。さらに、可変入球装置としてはアタッカータイプの始動入賞口を設けたものでも良い。この場合、駆動構造は大入賞装置等で開閉板をソレノイドで開放させる機構と同様としても良い。なお、可変入球装置の位置は、中央装置の下部が好適ではあるが限定されるわけではない。
【0013】
請求項1記載の発明により、遊技の趣向を損なうことがなく、遊技領域を最大限に利用した大型の可変表示装置の搭載が実現できるのである。
【0014】
ここでいう可変表示装置には、図柄を表示する発光ダイオード等の発光源からなる表示体の他、液晶表示盤、CRTからなる表示体等が挙げられるが、特に限定されるわけではない。球遊動体としては、遊技球が自由に動けるようにするものであればすべてのものが含まれ、所謂ステージと呼ばれる平坦な板部材が好適ではあるが限定されるわけではない。さらに、表示枠体は、前述の表示体の枠を形成するものであるが、表示体の全周囲また一部(例えば上部)に設けられることが好適であり、またセンター役物が例示されるが限定されるわけではない。また、請求項2に記載の発明は、始動通過口と、前記始動通過口を遊技球が通過すると図柄を可変表示させて停止表示する表示器と、を備え、前記表示器に停止表示された図柄が予め定められた図柄であった場合に、前記可動式羽根部材が回動して前記入球口への遊技球の入球確率が高くなることを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機である。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態である具体例1の弾球遊技機1は、フィーバー機、あるいは第一種と呼ばれるものである。図1に示す通り、この弾球遊技機1の表面側には、遊技盤2が着脱自在に装着されている。この遊技盤2には発射された打球を誘導するための誘導レール3がほぼ円弧状に植立され、この誘導レール3で区画された領域が遊技領域4を構成している。遊技領域4の中央部の大部分には、中央装置の一例としての可変表示装置5が設けられている。この可変表示装置5は、後述のように、10インチの液晶表示体5b(図4参照)を備えた液晶表示装置5a、下部にステージ27(図4参照)を有するセンター役物6、表示制御基板等を含み構成されたものである。また、可変表示装置5の周囲にはセンタ−役物6が配置されているがこれらの詳細な構造は後述する。センター役物6下方のステージ27上の中央部には、電動可変入球装置7が設けられ、その下側の遊技領域4にアタッカ−8が設けられている。この電動可変入球装置7に遊技球が受け入れられると、可変表示装置5が図柄の変動を開始し、これが特定の表示態様、例えば777の3桁同一の数字で停止表示されると、特別遊技状態となりアタッカ−8が所定回数開放するように構成されている。また、アタッカー8の付近に入球口9乃至入球口12が設けられている。
【0016】
本実施形態においては、可変表示装置5にセンター役物6を含んで構成されてはいるが、必ずしもセンタ−役物6が含まれている構成とするとは限らない。さらに電動可変入球装置7、入球口9乃至入球口12、アタッカー8にはそれぞれ入球検出センサ(図示略)が設けられ、遊技球が入球するとオンするようになっている。遊技盤2の最下方には、アウト口13が設けられている。なお、可変表示装置5に代えて、大型CRT、LED等の表示体、あるいは大型クルーン等の大型役物等、種々なる中央装置を設置することも可能である。
【0017】
さらに、遊技盤2のすぐ下側には上受け皿14aが設けられた上皿部材14と、下受け皿15aが設けられた下皿部材15が配置されている。上受け皿14aの左下側には遊技状態に応じた効果音を発生させるスピーカ17が設けられている。また、下受け皿15aの右側には、上受け皿14aから供給される遊技球を遊技領域4に対して弾発する遊技球発射装置(図示略)と接続された発射ハンドル18が設けられている。
【0018】
図1及び図2に示す通り、前述した10インチの大型の液晶表示体5bを有する可変表示装置5を遊技盤2に搭載した場合、当然、遊技球の通過スペース等、可変表示装置5の周囲の遊技領域4の有効領域の面積は減少することとなる。一例として、図2で示す通りの寸法で例示される狭い遊技領域となる。すなわち、遊技盤2の遊技球発射通路(誘導レール3により区画されている)を除く遊技領域4の横幅が約373mm×395mm、センター役物6左右の遊技球の通過スペースが約22,29,30mm、可変表示装置5上方の障害釘16によって構成された遊技球がワープ樋入口21に入球し易くなる領域の幅が140mm、センター役物6左右下方に配設された球誘導部材19上の遊技球通過領域が45mm、同球誘導部材19左右の遊技球通過スペースが55,58mmである。したがって、障害釘16の配置や入球口への入球率等の調整が難しくなる。可変表示装置5の上方へは入球口の設置は可能ではあるものの、この入球口に入球した遊技球を遊技盤2の裏側で下方に導く樋を可変表示装置5の裏部品を避けて配置しなければならず、構造上好ましくない。また、可変表示装置5は、遊技領域4の下方に入球口やアタッカー等の遊技部品を集中して配置しなければならない関係上、できる限り遊技領域4の上方に配置するのが好ましく、可変表示装置5を更に上方に配置すれば遊技領域4の下方の有効スペースは拡大されるが、上方には入球口は配置し難くなる。
【0019】
そこで、センター役物6の上方には複数の障害(障害釘等であるが図示略)が配置されており、図4に示す通り、遊技領域4の横幅内に落下してきた遊技球はワープ樋入口21に入球し易くなるように構成されている。そしてワープ樋入口21に入球した遊技球はワープ樋22及びワープ樋22に連通されたワープ樋出口23を経てステージ27上に流下されるので電動可変入球装置7に入球する可能性が高くなり、趣向性が高まる。ところで、従来の弾球遊技機(図示略)では、遊技球を始動入球口(図示略)に入球し易い位置に発射させるため、発射装置(図示略)の発射力が一定となるように調整(固定)させたとしても、発射力のバラツキによって調整に反した発射力になる虞が有る。そのため、場合によっては遊技者の意に反して始動入球口(図示略)に入球する可能性が極めて低い位置に遊技球(図示略)が発射され、遊技者に不利益を齎す虞がある。これに対し、本実施形態の弾球遊技機1では、中央部付近の遊技領域4(すなわち、前述した遊技球が入球し易くなる140mmの領域内)に遊技球が発射されれば、遊技球がワープ樋入口21に入球し、結果として、電動可変入球装置7に入球する可能性が確保される。したがって、発射装置(図示略)の発射力にバラツキがあっても遊技球の電動可変入球装置7への入球に影響を与える可能性は極めて低くなるという効果を有する。なお、電動可変入球装置7の具体的な構成及び動作については後に詳しく説明する。
【0020】
図3及び図4に示すセンタ−役物6は、左右対称の形状とされ、可変表示装置5を可視可能にする大開口部20を有する枠体に形成されたものである。センタ−役物6の上部には、一対のワ−プ樋入口21が横並びで配置され、ワ−プ樋入口21と連通する一対のワ−プ樋22がセンター役物6の枠体内部に逆L字形状にカーブして形成され(図3参照)、大開口部20の内側壁の下部の両端部に設けた一対のワ−プ樋出口23に各々連通している。センター役物6の両側面の中間部には始動通過口24が形成され、始動通過口24内には通過センサ25が設置されて、遊技球の通過を検知できるようにされ、その通過した遊技球は直ちに落下できるようにされている。大開口部20の内側底面には、ワ−プ樋出口23から排出される遊技球を受けるためのステージ27が設けられている。図5に示す通り、このステージ27は遊技盤2の正面から遊技盤2の裏面にかけて突設されているので、ステージ27の底面はほとんど遊技盤2裏面側に位置している。
【0021】
図4に示す通り、このステージ27上の最奥部の領域に一条の球誘導凸部26aがステージ27の長手方向に延設され、その前方に平行に一対の球誘導凸部26bが延設され、これは途中で切れ止まりとなっている。これにより、ワープ樋出口23からステージ27に流れ落ちる遊技球が、大開口部20に設置される液晶表示装置5aの液晶表示面5bに衝突して損傷させるのを防ぐことができるとともに、遊技球をステージ27の中央に形成されている電動可変入球装置7に円滑に導くことができる効果がある。したがって、遊技者は常にステージ27上の遊技球が電動可変入球装置7に入球する期待感が持て、常時スリルに富んだ遊技を楽しむことができる。なお、球誘導凸部26a,26b、電動可変入球装置7は図示のものに限定されることはなく、形状、構造、位置等も図示のものに限定されるわけではなく、様々な改変を施すことができる。さらに大開口部20の上部のセンター役物6の中央部にはデジタル表示器28が設置されるとともに、その周囲近辺にはデジタル表示器28用の4個の保留ランプ29が設置されている。このデジタル表示器28は、始動通過口24を遊技球が通過すると図柄等を可変表示させた後、図柄を決定して停止表示し、停止した図柄が予め定められた図柄であった場合に所定期間(例えば0.5秒)電動可変入球装置7が遊技球を入球し易い状態となる構成である。また、前記保留ランプ29の下方には可変表示装置5用の保留ランプ39が設置されている。なお、一対の球誘導部材19がセンター役物6の前方の下方部分に設けられ、遊技球がセンター役物6の中央部に誘導されるようになっている。
【0022】
ここで、電動可変入球装置7に入球した場合には、可変表示装置5の図柄が可変表示を開始し、所定の図柄の組み合わせになると、大当たりとなる。そして、大当たり後に大当たりの種類によって所定数の時短機能が付加されている。すなわち、可変表示装置5の液晶表示面5bに表示される特別図柄は変動時間の短縮がなされ、デジタル表示器28に表示される普通図柄も変動時間の短縮がなされ、さらに普通図柄が当たりの場合、始動通過口24の開放時間が例えば4秒延長される。例えば、本具体例1において、時短回数は、特別図柄が111では20回、333は50回、555は80回、777は100回に設定している。そして、例えば、777で大当たりして時短50回目に次の大当たり111が発生した場合、大当たり終了後に50回(777で大当たりした時の時短回数の余り)プラス20回(111の大当たりで付加される時短回数)=70回の時短が付加されるように構成されている。なお、前回の大当り時に付加された時短の余りは、必ずしも付加される構成でなくとも良いし、付加されるとしても、時短の余り全てを付加する構成でなくとも良い。この場合、余りの時短が付加されるかどうか及び余り時短数のうち何回が付加されるかどうかは、例えば、大当り後の抽選等で決定しても良いし、その他の決定手段で決定しても良い。さらに時短に関する情報は、可変表示装置5の液晶表示体5bに表示させても良いし、その他の表示体で表示させる構成でも良い。ところで、従来の弾球遊技機の時短は、所定条件によって所定数が付加されるものの時短回数が消化されない状態で大当りが発生した場合、消化されていない時短の余り回数は次の遊技に付加されることはない。これにより、遊技者は時短中に大当りしても時短回数が余れば損をした気になり、遊技者に不快感を与える虞があった。そこで、前述したように時短の余りを後で付加できる構成とすれば、遊技者に不快感を与える虞がなくなるとともに遊技の趣向性を向上させることができるという優れた効果を有するのである。
【0023】
次に図5乃至図8に示す電動可変入球装置7は、ステージ27の上面に取り付けられた入球部30(図5参照)と、ステージ27裏面に位置する駆動部31(図6(a)(b)参照)との2つの部分から構成されている。図5及び図6(a)(b)に示されるように、入球部30は一対の可動式の羽根部材32,33と、それらの中央部付近の入球口34とから構成され、この入球口34に入球した遊技球はステージ27の裏面の球通過路46に排出されるように構成されている。この入球口34の上部左右端から一対の羽根部材32,33との間の距離は、図6(a)に示す通常時においては、各々約15mmとされ、一方、図6(b)に示す作動時においては、わずかに隙間が形成される程度とされている。
【0024】
図6(a)(b)及び図7(a)(b)に示す通り、ステージ27には回動軸孔35,36が貫設され、これらの各々に回動軸37,38が挿入されるとともに、回動軸37,38の上端部には羽根部材32,33の各々が固着されている(図8参照)。また、回動軸孔35,36の直径は、回動軸37,38の直径より若干大きく形成されており、回動軸孔35,36に挿入された回動軸37,38は回動が自在となっている。
【0025】
図8に示す通り、ステージ27の裏面に位置する駆動部31は、回動軸37,38の下端部に各々固着されているカム40,41と、電磁石42を固定するためのケース43と、ケース43内に位置し電磁石42のオンオフ動作に連動して左右にスライドするスライド板44と、ケース43を覆うカバー45と、その他各種付属部品とにより構成されている。
【0026】
また図7(a)(b)に示す通り、入球部30の入球口34に対応する球通過路46が設けられ、入球部30の入球口34に入球した遊技球を排出させるように構成されている。
【0027】
入球部30は、ステージ27表面に取り付けられるが、ステージ27裏面側に貫通している入球口34と球通過路46とを整合させて固着されている。羽根部材32,33はステージ27面に若干の余裕をもって近接されている。図8に示す通り、回動軸37,38の他端の各々にはカム40,41が固着され、このカム40,41の各々には軸ピン40a,41aが突設され、スライド板44の両側に設けた軸受部47,48の回動軸孔49,50にそれぞれ回動可能に取り付けられている。
【0028】
図8に示す通り、電磁石42の底面中心には円筒状の空洞部42aが設けられており、空洞部42aからコイルばね51を介してプランジャ52が突出及び後退自在に挿入されている。なお、プランジャ52最下部にはフランジ52aが形成されている。また、スライド板44の裏面下部には、フランジ52aを嵌合させるための嵌合凹部53が設けられており、スライド板44の正面上部には、カム40,41の軸ピン40a,41aを係合させるための軸受部47,48が形成されている。
【0029】
図8に示す通り、ケース43の両端にはスライド板44を移動させるためのスライド溝56,57が設けられており、このケース43内には電磁石42が固着されている。スライド板44は軸受部47,48を除いてはケース43内に位置しており、ケース43の両端のスライド溝56,57から下にはカバー45が固着されている。またカバー45の正面側にはスペーサ54,55が形成されている。スライド板44の軸受部47,48は各々スライド溝56,57上に位置しており、これらの上を規制されつつスライド可能である。
【0030】
電動可変入球装置7の動作を説明する。電磁石42がオフの場合(図6(a)及び図7(a)参照)、プランジャ52は左側に位置し、スライド板44もケース43の左側に待機した状態であり(図7(a)参照)、したがって羽根部材32,33は開いた状態であり、羽根部材32,33の間を遊動する遊技球は入球口34に入球する可能性はあるが確率が低く、入球口34(入球幅約12.5mm)の左右を通過する可能性が大いにある(図6(a)参照)。一方、電磁石42をオンにすると、電磁石42の吸引力によりプランジャ52が右方向に移動し、フランジ52aに嵌合されているスライド板44も右方向に移動する。つまり平面から見て、図6(b)のY方向に移動する。そうすると、図6(b)に示す通り、スライド板44の軸受部47,48に挿入されている軸ピン40a,41aが各々上方に移動しながら回動し、カム40,41も回動し、これらの各々に固着されている回動軸37,38も内側に回動する。この回動によって羽根部材32,33は各々の下端部が内側に互いに近接しながら回動し、逆ハの字状態となり、羽根部材32,33は入球口34の最上部右側部に近接した状態になる。したがって、羽根部材32,33は閉じた状態であり(両羽根部材32,33の上端部の幅は約54.5mm)、羽根部材32,33よって遊技球は入球口34へ誘導される可能性が高くなる(図6(b)参照)。詳しくは、前述した図6(a)に示す状態においては、入球口34への入球幅は、入球口34の入球幅即ち約12.5mmであるが、図6(b)に示す状態においては、羽根部材32,33によって入球幅が約54.5mmとされ、事実上入球口34の入球幅が拡大されたことになる。以上の通り、電動可変入球装置7は、その姿態が変化することにより、1つの装置でありながら、通常の入球口34の近辺に遊技球の障害物を備えた装置としての機能と、入球確率が高められた可変入球装置としての機能とを併せ持つことができるようになるのである。
【0031】
前述した通りデジタル表示器28の図柄が予め定められた図柄で停止した場合に、電磁石42がオンとなり、電動可変入球装置7に遊技球が入球し易い状態となる。そして、入球口34に遊技球が入球すると、可変表示装置5の3桁の各図柄が各々変動し始め、これらの図柄の組み合わせが予め定められた組合せとなった場合、大当たり状態となる。大当たりになるとアタッカー8が所定回数、所定時間開放する等の特別遊技が開始される。
【0032】
以上述べた通り、ワ−プ樋入口21に入球した遊技球はワ−プ樋22を通過してワ−プ樋出口23から排出され、遊技球は、電動可変入球装置7、入球口9〜12に入球することがある。一方、始動通過口24に入球した遊技球は、通過センサ25で検知され、下方の遊技領域4に落下する。遊技球が通過センサ25に検知されるとデジタル表示器28の数字が可変表示され、停止した数字が予め定められた数字(例えば7)であると、電動可変入球装置7の羽根部材32,33を所定時間(例えば0.5秒)閉じるように構成されている。
【0033】
このように構成された可変入球装置7の作用効果を説明する。ワープ樋出口23から排出されてきた遊技球は、球誘導凸部26a,26bにより直線的に誘導される。そして、ステージ27を遊動して前面方向に進行方向を変えられて、最終的には電動可変入球装置7付近を遊動する。羽根部材32,33が開いている場合には、入球口34に入球するか、或いはその側面を通過し、センター役物6の下方に落下する。羽根部材32,33が閉じている場合には、入球口34に入球する可能性が高い。したがって、平坦なステージからなり遊技球が滞留し易い従来のものと全く異なり、両側のワープ樋出口23の各々から排出されてきた遊技球が衝突する可能性は少なくなり、ステージ27上の遊技球の流れが円滑になるという優れた効果がある。例えば、構造によっては、一方のワープ樋出口23から排出されてきた遊技球が勢い余って他方のワープ樋出口23側の球誘導凸部26a,26b内に進入し、他方のワープ樋出口23から排出されてきた遊技球と衝突する虞もある。しかしながら、それでも遊技球は一方の球誘導凸部26a,26bと他方の球誘導凸部26a,26bとの間を往復して勢いが弱まる。そして、最終的には電動可変入球装置7の入球口34へ入球するか、またはセンター役物6下方に落下される。したがって、電動可変入球装置7の入球口34へ入球する期待感が高められるとともに、遊技球同士の衝突により遊技球が弾かれる可能性は少なくなるという優れた効果がある。なお、羽根部材32,33は対称的な構成とされているが、可動部分を一方のみとしたり、相互に独立的に駆動させたりする等、様々な変化を施すことによって、入球率を多様に変化させることも可能である。
【0034】
具体例1の電動可変入球装置7の変形例である電動可変入球装置7’を図9を参照して説明する。この電動可変入球装置7’のステージ27’上には、左右に入球口60’,61’を付設し、羽根部材32’,33’の中央部に入球口34’を配置し、羽根部材32’,33’の可動範囲を拡大させて逆ハの字及びハの字の2つの状態を採りうるように構成したものである。また、入球口60’,61’の直上部には障害突起62’,63’が配置され、羽根部材32’,33’の上部の真ん中付近には、誘導板材64’,65’が設置されている。これらの構成により遊技球が入球口34’、入球口60’,61’に誘導されることになり、遊技の趣向性、多様性を一層高めることができる。なお、図9において、電動可変入球装置7に対応する部品については、それらの番号にダッシュを付して説明は省略する。
【0035】
具体例1の遊技盤2の変形例である遊技盤2”の構成を図10を参照して説明する。本変形例では、センター役物6’を遊技領域4’の左右一杯まで拡幅し、それに伴い、可変表示装置5’の液晶表示体5bも同様に拡幅している。本具体例では、通常の10インチの液晶表示体5bより左右が各々25mm程度長くされている。したがって、センター役物6左右の遊技球通過スペースがなくなり、そこから遊技球が通過できない構造である。したがって、図3における始動通過口24及び通過センサ25は図10においては削除されている。以上の述べた構造から、本変形例では、5個のワープ樋入口21a’〜21e’を設け、遊技球の通路を確保している。これらは、センター役物6の上部に開口し、センター役物6の中央部にワープ樋入口21c’に対応するワープ樋22b’がワープ樋22’とは独立して設けられ、一方、センター役物6の左側にワープ樋入口21a’,21b’が、右側にワープ樋入口21d’,21e’が各々ワープ樋22’に連通されている。なお、ワープ樋入口21a’,21e’は、遊技領域4の上部左右の最端部に設けられ、ワープ樋入口21b’,21c’,21d’に入らなかった遊技球がセンター役物6の上部壁面を流下してそれらに入球するようになっている。したがって、全ての遊技球がワープ樋入口21a’〜21e’のいずれかに入球できるように設定されているのである。図10において、図2に示す遊技盤2に対応する部品については、それらの番号にダッシュを付して説明は省略する。ただし、図9の変形例と区別するため、ここでは遊技盤2”、電動可変入球装置7”、ステージ27”とした。なお、さらに異なる他の変形例としては、ワープ樋入口によって遊技球が誘導される経路を異ならしめた構造としても良い。
【0036】
上述の変形例の動作及び作用効果を説明する。中央のワープ樋21c’に入球した遊技球は、ワープ樋22b’を経て直接的に遊技領域4’の下方に落下させられ、ステージ27”を遊動することはない。一方、ワープ樋入口21a’,21b’,21d’,21e’に入球した遊技球は、ワープ樋22’を流下しステージ27”に誘導される。以後の動作は具体例1で前述した通りである。したがって、可変表示装置5’の左右を拡幅し遊技領域4’の左右を塞いだとしても、発射された全ての遊技球がワープ樋入口21a’〜21e’のいずれかに入球でき、最終的に電動可変入球装置7”、アタッカー8’、その他の入球口9’〜12’、アウト口13’に入球することができるので、遊技面において不都合を与えることなくセンター役物6’、液晶表示装置5’を更に拡大させ、液晶表示装置5’に表示される遊技内容の趣向性を高めることができる。また、センター役物6’のステージ27”上に電動可変入球装置7”以外の入球口、その他の部品を取りつけるスペースを確保でき、これらの組み合わせ等により、可変表示装置5’を大型化しつつ遊技の趣向性を向上させることができる。
【0041】
以上、本実施形態を説明したが、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲において本発明の構成を適宜改変できることは当然であり、このような改変も、本発明の技術的範囲に属するものである。例えば、電動可変入球装置7,107,207の形状、構造、他の部材との組み合せ等は、実施形態に限定されることはなく、当業者であれば種々なる態様が挙げれられる。また、中央装置は可変表示装置に限られるのものではなく、クルーン等の振分け装置等の役物でも良い。なお、ステージ27,127に大入賞口としてのアタッカー8,108を移設した構成も可能である。この場合においては、図1及び図11で示す通り、アタッカー8,108が存在していた場所に空きスペースができ、そこに障害釘や始動口等を配置できる等、遊技部材の配置の自由度が高まるという優れた効果がある。
【0042】
さらに、本発明は、いわゆる権利物や一般電役と呼ばれている機種、アレンジボール遊技機、確率変動機能をもった機種等の種々の弾球遊技機に適用が可能である。
【0043】
【発明の効果】
請求項1及び2記載の発明によれば、生産面、設計面、メンテナンス面において弊害を与えること無く、大型の中央装置を遊技盤の遊技領域に配設することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態の具体例1の弾球遊技機の正面図である。
【図2】 同弾球遊技機の遊技盤の正面図である。
【図3】 同の弾球遊技機のセンター役物の正面図である。
【図4】 同センタ―役物の斜視図である。
【図5】 同センタ―役物の電動可変入球装置付近の平面図である。
【図6】 (a)は同電動可変入球装置の通常時における平面図、(b)は同電動可変入球装置の作動時における平面図である。
【図7】 (a)は図6(a)におけるA−A線断面図、(b)は図6(b)におけるB−B線断面図である。
【図8】 電動可変入球装置の分解斜視図である。
【図9】 電動可変入球装置の変形例の平面図である。
【図10】 具体例1の弾球遊技機の遊技盤の変形例の正面図である。 [0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a ball game machine, and particularly has a feature in a variable pitching device.
[0002]
[Prior art]
In a conventional ball game machine, a display body such as a variable display device is disposed in the game area, and a center accessory is provided so as to surround the display body. The size of the display body is generally 4 to 6 inches, and the display formed on the upper part of the digital display and the center accessory that causes the start winning opening, for example, the electric winning opening such as an electric tulip to be opened. A game ball guiding path for guiding the game ball that has entered the ball opening downward, a so-called warp zone, a stage for receiving the game ball by the game ball guiding path and guiding it to the lower part of the game area, and the like are provided.
[0003]
In particular, a start prize opening (so-called electric tulip) is provided below a variable display device of a so-called Fever type ball and ball game machine called a first type, and a big prize device (so-called attacker) is provided below the start prize opening. This is the current situation.
[0004]
Recently, it has been desired to mount a large-sized variable display device for reasons such as elimination of difficulty in viewing the screen due to complication and diversification of display contents of the variable display device, and improvement in game play. Each gaming machine manufacturer attempts to install a variable display device as large as possible in the game area, for example, about 10 inches in the space of the current game area.
[0005]
However, if a center accessory for a variable display device of about 10 inches is arranged in the game area, the effective space of the game area is reduced. Therefore, for example, when considering the characteristics of the game (dropping the game ball from the top to the bottom), the entrance (including the start prize opening) and the big prize device are located below the game area, that is, below the variable display device. It is preferable to arrange them in a concentrated manner, but if the variable display device is large, it is difficult to arrange the entrances and the like on the left and right, and it is preferable that the large winning device is provided below the game area in the game. In this case, since a large effective space must be secured below the variable display device, it is preferable that the variable display device be as high as possible in the game area. However, if there is no space where the game ball can move to the left and right and a space where some obstacle nails can be placed above the game area, inconvenience will occur in the game.
[0006]
In view of the above circumstances, the space for arranging the big winning device, the winning entrance, the starting winning opening and the like is considerably limited. For this reason, if these are arranged without permission, mechanisms such as a drive unit and a ball guide rod are close to each other, the structure becomes complicated, and there may be inconveniences in terms of production, design, and maintenance.
[0007]
On the other hand, it is conceivable to arrange a large winning device integrally provided with a start winning opening (electric tulip type) to solve the above-mentioned problem, but a normal ball game machine (variable display of 4 to 6 inches) The large prize-winning device (with the device provided) is not applicable because the overall size is large and the game area is significantly reduced, causing trouble in the game. Therefore, it is necessary to reduce the size of the big winning device. For example, when the size is reduced for a ball game machine in which a variable display device of about 10 inches is arranged, the start winning opening and the big winning device are the same as described above. Mechanism parts (drive part, ball guide rod, etc.) are close to each other, making horizontal construction complicated, production side (complication of process), design side (decrease in design freedom), maintenance side (parts replacement difficult) May cause harmful effects.
[0008]
[Problems to be solved by the invention]
Accordingly, an object of the invention described in
[0009]
[Means for Solving the Problems]
In view of the above problems, the invention of
It has a movable blade member that can be rotated around one end and an entrance,When certain game conditions are metRotating the movable blade member,EntranceEnlarging the entrance width toA variable pitching device that is in an advantageous state for the player,
In a ball game machine in which the variable pitching device is provided on the upper surface of the stage,
In a state where the movable blade member is opened, a game ball can pass between the movable blade member and the entrance, and a probability of entering the game ball into the entrance is reduced. ,
In a state where the movable blade member is rotated and closed, a game ball cannot pass between the movable blade member and the entrance, and the entrance width to the entrance is increased. The probability of entering a game ball into the entrance is increased.It is a ball game machine characterized by this. With such a configuration, it is possible to eliminate various inconveniences when a large central device is arranged in the game area.
[0010]
Here, the central device includes various examples such as a variable display device constituted by an LCD, an LED, a CRT, a rotating drum, etc., and an accessory such as a sorting device (Kroon).
[0011]
As the predetermined condition here, when the display mode displayed on the variable display device or the like is a predetermined specific display mode, or a game ball enters or passes a predetermined entrance or passage Although cases are exemplified, the present invention is not limited thereto, and various modes can be implemented by those skilled in the art.
[0012]
The variable pitching device here is, for example, a so-called tulip type variable pitching device that opens or closes the pitching entrance by moving a pair of movable wing pieces to the left or right, and opens the opening / closing plate to enter the variable pitching device. Examples include a so-called attacker-type variable pitching device that opens or expands the ball opening, a variable pitching device as a large prize opening called an attacker, and the like. These variable pitching devices are generally operated by an electric actuator such as a solenoid or a motor, but may be configured to operate according to the weight of a game ball or the like. Further, as the variable pitching device, an attacker type start winning opening may be provided. In this case, the drive structure may be the same as a mechanism for opening the opening / closing plate with a solenoid in a prize winning device or the like. The position of the variable pitching device is not limited, although the lower portion of the central device is suitable.
[0013]
Claim1Described inventionByIt is possible to mount a large-sized variable display device that makes full use of the game area without impairing the game preferences.
[0014]
Examples of the variable display device include a display body made of a light emitting source such as a light emitting diode for displaying a design, a liquid crystal display panel, a display body made of a CRT, and the like, but are not particularly limited. As the ball game body, any material can be used as long as it allows the game ball to move freely. A flat plate member called a stage is suitable but not limited. Further, the display frame body forms the frame of the above-described display body, but it is preferable that the display frame body is provided on the entire periphery or a part (for example, the upper part) of the display body. Is not limited.The invention according to
[0015]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The bullet
[0016]
In the present embodiment, the
[0017]
Further, an
[0018]
As shown in FIGS. 1 and 2, when the
[0019]
Therefore, a plurality of obstacles (such as obstacle nails but not shown) are arranged above the
[0020]
The
[0021]
As shown in FIG. 4, a single ball guiding convex portion 26a extends in the longitudinal direction of the
[0022]
Here, when entering the electric
[0023]
Next, the electric
[0024]
As shown in FIGS. 6A and 6B and FIGS. 7A and 7B, the
[0025]
As shown in FIG. 8, the
[0026]
Further, as shown in FIGS. 7A and 7B, a ball passage 46 corresponding to the
[0027]
The ball entrance portion 30 is attached to the surface of the
[0028]
As shown in FIG. 8, a cylindrical cavity 42a is provided at the center of the bottom surface of the electromagnet 42, and a plunger 52 is inserted from the cavity 42a via a
[0029]
As shown in FIG. 8, slide grooves 56 and 57 for moving the
[0030]
The operation of the electric
[0031]
As described above, when the symbol of the digital display 28 stops at a predetermined symbol, the electromagnet 42 is turned on, and the game ball can easily enter the electric
[0032]
As described above, the game ball that has entered the
[0033]
The operational effects of the
[0034]
An electric variable pitching device 7 ', which is a modification of the electric
[0035]
A configuration of a
[0036]
The operation and effect of the above-described modification will be described. The game ball that has entered the central warp cage 21c ′ is dropped directly below the
[0041]
Although the present embodiment has been described above, it is obvious that the configuration of the present invention can be appropriately modified without departing from the technical idea of the present invention, and such a modification also belongs to the technical scope of the present invention. is there. For example, the shape, structure, combination with other members, and the like of the electric
[0042]
Furthermore, the present invention can be applied to various ball game machines such as a so-called right property and a model called a general electric role, an arrangement ball game machine, a model having a probability variation function, and the like.
[0043]
【The invention's effect】
According to the first and second aspects of the invention, a large central device can be arranged in the game area of the game board without causing any adverse effects on the production, design, and maintenance aspects.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view of a bullet ball game machine according to a first specific example of an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a front view of a game board of the same ball game machine.
FIG. 3 is a front view of a center character of the same ball game machine.
FIG. 4 is a perspective view of the center accessory.
FIG. 5 is a plan view of the vicinity of the electric variable pitching device of the center accessory.
6A is a plan view of the electric variable pitching device at a normal time, and FIG. 6B is a plan view of the electric variable pitching device at the time of operation.
7A is a cross-sectional view taken along line AA in FIG. 6A, and FIG. 7B is a cross-sectional view taken along line BB in FIG. 6B.
FIG. 8 is an exploded perspective view of the electric variable pitching device.
FIG. 9 is a plan view of a modified example of the electric variable pitching device.
FIG. 10 is a front view of a modified example of the game board of the ball game machine of the first specific example..
Claims (2)
一端部を軸にして回動可能とされた可動式羽根部材と入球口とを有し、所定の遊技条件が成立したとき前記可動式羽根部材を回動させ、前記入球口への入球幅を拡大して遊技者にとって有利な状態とする可変入球装置と、を備え、
前記可変入球装置を前記ステージ上面に設けた弾球遊技機において、
前記可動式羽根部材が開いた状態においては、前記可動式羽根部材と前記入球口との間を遊技球が通過可能とされて、前記入球口への遊技球の入球確率が低くなり、
前記可動式羽根部材が回動して閉じた状態においては、前記可動式羽根部材と前記入球口との間を遊技球が通過不能とされると共に前記入球口への入球幅が拡大されて、前記入球口への遊技球の入球確率が高くなることを特徴とする弾球遊技機。 A variable display device arranged in a game area of the game board and capable of variably displaying a symbol, a center accessory formed in a frame having an opening that makes the variable display device visible, and the center accessory A warp soot inlet formed in an upper portion, a warp soot outlet formed inside the opening, a warp soot communicating with the warp soot inlet and the warp soot outlet, and formed in a lower portion inside the opening. A stage that includes a stage that guides the game ball discharged from the warp spout exit to the lower side of the game area while moving ,
And one end portion in the axial and a rotatable and has been movable blade member and ball entrance port, thereby rotating the movable blade member when a predetermined game condition is satisfied, the input to the ball entrance opening A variable pitching device that expands the ball width and makes it advantageous for the player,
In a ball game machine in which the variable pitching device is provided on the upper surface of the stage ,
In a state where the movable blade member is opened, a game ball can pass between the movable blade member and the entrance, and a probability of entering the game ball into the entrance is reduced. ,
In a state where the movable blade member is rotated and closed, a game ball cannot pass between the movable blade member and the entrance, and the entrance width to the entrance is increased. Thus, a ball game machine characterized in that a probability of entering a game ball into the entrance is high .
前記表示器に停止表示された図柄が予め定められた図柄であった場合に、前記可動式羽根部材が回動して前記入球口への遊技球の入球確率が高くなることを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機。 A start passage, and a display that displays a stop by variably displaying a symbol when a game ball passes through the start passage,
If symbols stopped and displayed on the display device is a pattern in which predetermined feature that you said movable blade member becomes higher ball entrance probability game ball into the entering sphere mouth rotated The bullet ball game machine according to claim 1.
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