JP2004173848A - Game machine - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコ遊技機、コイン遊技機、スロットマシンなどで代表される遊技機に関する。詳しくは、遊技状態に応じて効果音を発生する遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】
効果音を発生する遊技機として、特開平7−8601号公報(特許文献1)には、ガラス板に振動部材を直接取付け、振動部材を振動させてその振動をガラス板に伝達することによって、ガラス板をスピーカにおける振動部材のように機能させて効果音を発生させる遊技機が記載されている。
【0003】
また、特開平8−299558号公報(特許文献2)には、パチンコ機の遊技面を覆うガラス扉の4つの枠材で2枚のガラス板を所定間隔に保持し、2枚のガラス板の間に、伸縮可能な圧電アクチュエータを取り付けた遊技機が記載されている。このパチンコ機では、圧電アクチュエータを振動源としてガラス板を振動させることにより、外部(遊技者側)へ効果音を発生させるものである。
【0004】
さらに、特開平10−216325号公報(特許文献3)には、圧電スピーカが前面枠に装着されるガラス枠体に一体的又は着脱自在に設けられ、圧電スピーカをガラス板の遊技者側に密着させて装着、または、圧電スピーカをガラス板と平行に遊技者側に所定間隔を隔てて装着した遊技機が記載されている。
【0005】
【特許文献1】
特開平7−8601号公報
【0006】
【特許文献2】
特開平8−299558号公報
【0007】
【特許文献3】
特開平10−216325号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1または特許文献2に記載の遊技機では、ガラス板を振動させるための振動部材をガラス板に直接取付けるため、振動部材が遊技者から見えてしまうといった問題がある。また、振動部材を遊技者から見えない位置に取付けようとすれば、その取付け位置が制限されてしまうといった問題がある。
【0009】
また、特許文献3に記載の遊技機では、振動部材がガラス板の遊技者側に設けられるので、振動部材が露出してしまうといった問題がある。
【0010】
この発明は上述の問題点を解決するためになされたもので、この発明の目的は、振動部材が露出することなく美観を良くするとともに、振動部材の取付け位置の自由度の高い遊技機を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段の具体例およびその効果】
(1) 遊技開口(遊技開口4a)を有する透明板保持枠(透明板保持枠4)と、
前記透明板保持枠に保持され、少なくとも遊技領域(遊技盤40の遊技領域40a)を遊技開口から透視できる2層構造をなす第1および第2の透明板(透明板36および密閉空間形成部材37)と、
前記第1および第2の透明板の間は密閉空間とされ、透明板を振動させるために密閉空間内の空気圧を変化させる振動部材(振動部材35)と、
音データに従って前記振動部材を駆動する駆動装置(駆動ユニット34)とを備え、
前記振動部材および前記駆動装置を遊技開口から視認できない位置(透明板保持枠4の裏面)に配置し、前記透明板から音を発生するようにしたことを特徴とする。
【0012】
このような構成によれば、透明板保持枠は、遊技開口を有し、少なくとも遊技領域を遊技開口から透視できる2層構造をなす第1および第2の透明板を保持する。第1および第2の透明板の間は密閉空間とされる。そして、振動部材により、透明板を振動させるために密閉空間内の空気圧が変化される。駆動装置により、音データに従って振動部材が駆動される。さらに、振動部材および駆動装置が遊技開口から視認できない位置に配置され、透明板から音を発生する。このため、振動部材を透明板に直接取りつける必要がなく、遊技開口から視認できない位置に配置されるので、振動部材が露出することなく美観を良くするとともに、振動部材の取付け位置の自由度を高めることができる。
【0013】
(2) 前記第1の透明板は、その周囲または一部に振動を助長するためのサスペンション(サスペンション39)を有することを特徴とする。
【0014】
このような構成によれば、第1の透明板は、その周囲または一部に振動を助長するためのサスペンションを有するので、第1の透明板がより振動し、迫力のあるクリアな音を発生することができる、また、透明板ががたつくなどして騒音を発生するおそれがない。
【0015】
(3) 前記透明板保持枠に保持され、前記第2の透明板の後方に、前記第2の透明板と所定の距離を隔てて配置した第3の透明板(ガラス板38)をさらに備えたことを特徴とする。
【0016】
このような構成によれば、第3の透明板が、透明板保持枠に保持され、第2の透明板の後方に、第2の透明板と所定の距離を隔てて配置されるので、第3の透明板に遊技球などの遊技媒体が衝突して振動などが発生しても、その振動が第2の透明板に直接伝わることがなく、第1の透明板から発生される音に影響するのを防止することができる。
【0017】
(4) 前記第1および第2の透明板、前記振動部材および前記駆動装置を一体化した音発生ユニット(図3の音発生ユニット67)を前記透明板保持枠に取付けた(図3の透明板保持枠4に取付片43a,43bにより音発生ユニット67を取付けた)ことを特徴とする。
【0018】
このような構成によれば、第1および第2の透明板、振動部材および駆動ユニットを一体化して音発生ユニットとして透明板保持枠に取付けたので、遊技機への取付けが容易となる。
【0019】
(5) 前記第3の透明板(ガラス板38)を前記音発生ユニット(図4の音発生ユニット67a)に一体化し(密閉空間形成部材37のガラス板挿入レール44a,44bにガラス板38を取付け)、前記透明板保持枠4に取付ける(透明板保持枠4に取付片43a,43bにより音発生ユニット67を取付ける)ことを特徴とする。
【0020】
このような構成によれば、第3の透明板を音発生ユニットに一体化して透明板保持枠に取付けたので、遊技機への取付けがさらに容易となる。
【0021】
(6) 前記第3の透明板を前記音発生ユニットとは別体(図3の音発生ユニット67とガラス板38)で、前記透明板保持枠によって着脱自在に保持する(透明板保持枠4のガラス板挿入レール42a,42bでガラス板38を保持する)ことを特徴とする。
【0022】
このような構成によれば、第3の透明板が、音発生ユニットとは別体で、透明板保持枠によって着脱自在に保持されるので、第3の透明板だけを容易に着脱できる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本実施の形態においては、遊技機の一例としてパチンコ遊技機を示すが、本発明はこれに限らず、コイン遊技機、スロットマシン等のその他の遊技機であってもよい。
【0024】
第1実施形態
まず、遊技機の一例であるパチンコ遊技機の全体構成について説明する。図1は弾球遊技機1を正面から見た正面図である。
【0025】
図1に示すように、弾球遊技機1は、縦長な方形状に枠組形成される外枠2と、該外枠2の内側に開閉可能に軸支されかつ弾球遊技機1の主要構成部が集約して設けられる前面枠3とから構成されている。前面枠3の前面上部には方形状の透明板保持枠4が開閉自在に設けられている。透明板保持枠4の前面下部には遊技球を貯留するための上皿7が設けられている。上皿7の下方には、上皿7から溢れた遊技球を貯留する下皿8と遊技球を発射する打球操作ハンドル(操作ノブ)9とが前面枠3に設けられている。
【0026】
また、透明板保持枠4の後方に位置する部分で前面枠3には、前面側に遊技領域40aが形成された遊技盤40が収容される遊技盤収容部(図示しない)があり、遊技盤40はその遊技盤収容部に収容され、前面枠3に対して着脱可能に設けられている。前面枠3および透明板保持枠4は、弾球遊技機1の正面から見て左側の端部において軸支され、軸支位置を開閉軸として開閉される。透明板保持枠4には、遊技盤40の遊技領域40aをほぼ透視し得る遊技開口4aが開設され、該遊技開口4aの裏面から透明板36、密閉空間形成部材37(図3参照)およびガラス板38(図3参照)が装着されている。透明板保持枠4において遊技領域40aの左右周辺には、遊技中に点灯表示されるランプ10およびLED11が設けられる。密閉空間形成部材37は、それに一体形成された駆動ユニット34を含む。また、上皿7の右側には、前面枠3および透明板保持枠4を開放するための錠部6が設けられている。
【0027】
この遊技領域40aには、打球操作ハンドル9を操作することに応じて打球発射装置(図示省略)によって発射された遊技球が誘導レールに誘導されて打ち込まれる。
【0028】
遊技領域40aの中央付近には、液晶表示器よりなる可変表示装置12とLED表示器よりなる副可変表示装置18とを含む表示装置が設けられている。なお、可変表示装置12は、液晶表示器に限らず、CRT(Cathode Ray Tube)、FED(Field Emission Display)、PDP(Plasma Display Panel)、ドットマトリクス、7セグメントLED等のLED(Light Emitting Diode)、エレクトロルミネッセンス、蛍光表示管等のその他の画像表示式の表示装置により構成されてもよい。また、可変表示装置12は、画像表示式の表示装置に限らず、外周に複数種類の図柄が描かれた回転ドラムを回転駆動する回転ドラム式、表面に複数種類の図柄が描かれたベルトを回転移動させるものや複数種類の図柄が描かれた円盤を回転させるもの(ロタミント)等のその他の機械式(電気的駆動源により駆動される機械式のもの)の表示装置であってもよい。
【0029】
可変表示装置12は、数字、数字以外の文字、図形、および、模様等からなる識別情報としての特別図柄(図柄画像)を可変表示(更新表示,変動表示ともいう)可能であるとともに、キャラクタ等のその他の画像を可変表示可能な可変表示部である。ここで、キャラクタとは、数字、数字以外の文字、図形、および、模様等からなる図柄とは異なるものである。
【0030】
副可変表示装置18は、図形等の複数種類の識別情報(普通識別情報)としての普通図柄を可変表示可能である。なお、副可変表示装置18により可変表示される識別情報は、数字、文字、図形、模様、キャラクタ等の識別情報であれば、どのような識別情報であってもよく、数字のみ、文字のみ、図形のみ、模様のみ、キャラクタのみ、または、これらを適宜組合せたもの等であってもよい。
【0031】
可変表示装置12では、表示画面上で左可変表示部,中可変表示部,右可変表示部という複数(3つ)の可変表示部を有し、これら可変表示部で特別図柄,中特別図柄,右特別図柄という複数(3つ)の特別図柄がそれぞれ左右方向に並んで可変表示される。可変表示装置12では、これら特別図柄をスクロール等の可変表示方式で可変表示可能であり、可変表示の表示結果を導出表示する。
【0032】
また、副可変表示装置18は、当り図柄である○印を点灯表示可能な当り表示器と、はずれ図柄である×印を点灯表示可能なはずれ表示器とを含む。当り表示器およびはずれ表示器は、LED(発光ダイオード)により点灯表示されるように構成されており、所定距離を隔てて左右に並んで設けられている。このような副可変表示装置18では、当り表示器およびはずれ表示器を交互に点灯するよう点滅させる(交互点灯であるため、各表示器では、所定周期で点滅していることとなる)ことにより普通図柄としての○印と×印とを所定時間間隔で可変表示(更新表示,変動表示ともいう)する。
【0033】
本実施の形態においては、LEDよりなる当り表示器およびはずれ表示器を副可変表示装置18に用いた場合を説明したが、これに限らず、7セグメント表示器など、数字等のそのほかの図柄を可変表示可能なものを副可変表示装置18に使用してもよい。つまり、普通図柄としては、何らかの形で特別図柄と区別して認識できるようなものであればよい。なお、ここでは、副可変表示装置18を可変表示装置12と分離構成した例を示したが、副可変表示装置18の表示内容を、可変表示装置12の表示領域の一部に表示するように構成されてもよい。
【0034】
また、可変表示装置12の上部には、始動入賞記憶表示用の4個のLED14が設けられている。この始動入賞記憶表示用のLED14の点灯している数により、特別図柄の可変表示を始動させるための始動可変入賞球装置16への入賞数(始動入賞数)が所定数(たとえば、4)を上限として記憶(後述する主制御基板26に設けられるRAMへの記憶であり、始動入賞記憶と呼ばれる)されていることが表示される。
【0035】
なお、始動可変入賞球装置16を通過した遊技球の通路には、入賞した遊技球である入賞球(入賞玉)を検出する始動口スイッチ19が設けられており、始動口スイッチ19により遊技球が検出された場合には、図柄の変動を開始できる状態であれば、可変表示装置12において、特別図柄の可変表示を開始させる制御が行なわれる。一方、図柄の可変表示が開始できる状態でなければ、始動入賞記憶用のLED14で表示される始動入賞記憶数を増やすための制御が行なわれる。そして、可変表示装置12での可変表示が開始されるごとに始動入賞記憶が1ずつ減り、点灯するLED14が1ずつ減らされる。
【0036】
また、副可変表示装置18の上部に設けられた通過ゲートを通過した遊技球の通路には、通過した遊技球を検出するゲートスイッチ20が設けられており、遊技球が通過ゲートを通ってゲートスイッチ20で検出されると、その検出信号に基づいて副可変表示装置18が所定期間可変表示した(前述したように交互に点灯するよう点滅させた)後、表示結果が導出表示される(点滅を停止してどちらか一方を点灯させる)制御が行なわれる。副可変表示装置18の可変表示結果が、普通図柄における当り図柄として予め定められた表示態様、すなわち、当り表示器の点灯表示(○印の点灯表示)である場合には、始動可変入賞球装置16が所定時間閉状態から開放状態に制御され、始動可変入賞球装置16に遊技球が入賞しやすい状態となる。その後、一定時間経過または所定個数の入賞により始動可変入賞球装置16は、閉状態となる。
【0037】
可変表示装置12の下方位置には、ソレノイド(図2のソレノイド25)によって開閉動作される始動可変入賞球装置16(電動チューリップ役物)と、ソレノイド(図2のソレノイド24)により駆動される開閉板の開閉動作により開閉される大入賞口を有する可変入賞球装置15とが上から順に配列されている。始動可変入賞球装置16に入った遊技球は、始動口スイッチ19によって検出された後、遊技盤40の背面に導かれる。また、可変入賞球装置15に入った遊技球は、特定領域スイッチ21もしくはカウントスイッチ22に検出された後、遊技盤40の背面に導かれる。また、可変入賞球装置15内に入った遊技球のうち、特定領域スイッチ21により検出された遊技球は、その後、カウントスイッチ22に向けて誘導され、カウントスイッチ22により検出される。したがって、可変入賞球装置15から内部に入った遊技球は、結果的にすべてカウントスイッチ22により検出される。
【0038】
遊技盤40には複数の入賞口17が通常入賞口として設けられている。遊技球の入賞口17への入賞は、入賞口スイッチ23によって検出される。複数の入賞口17それぞれに対応して入賞口スイッチ23が設けられているため、各入賞口17ごとに入賞した遊技球の検出が迅速に行なわれる。
【0039】
可変表示装置12の上部には、遊技中に点灯表示されるランプ13が設けられている。また、遊技領域40aの下部には、入賞しなかった打球を回収するアウト口が設けられいる。
【0040】
可変表示装置12での特別図柄の可変表示は、一定時間が経過したときに停止し、表示結果が導出表示される。停止時の特別図柄の組合せが特定の表示態様である大当り図柄の組合せ(たとえば、777等のぞろ目の特定の図柄の組合せ)なると、遊技者にとって有利な特定遊技状態である大当り遊技状態が発生し、通常遊技状態からその大当り遊技状態に移行する制御が行なわれる。つまり、可変表示装置の表示結果が特定の表示態様となったことを条件として特定遊技状態という価値(遊技価値)が付与されるのである。
【0041】
大当り遊技状態においては、通常状態において閉状態とされている可変入賞球装置15が、一定時間(たとえば30秒)経過するまで、または、所定個数(たとえば10個)の遊技球が入賞するまで開放される制御が行なわれる。そして、可変入賞球装置15の開放中に遊技球が特定入賞領域に入賞し特定領域スイッチ21で検出されると、継続権が発生し可変入賞球装置15を開放させる制御が再度行なわれる。このような継続権の発生は、所定回数(たとえば15ラウンド)許容される。このような継続権の発生を繰り返す制御は、繰返し継続制御と呼ばれる。
【0042】
以上に示したような弾球遊技機1の遊技の進行および遊技の進行に伴った各種機器の駆動等の制御(遊技制御)は、遊技制御基板(図2参照)に設けられたCPU(Central Processing Unit )、ROM(Read Only Memory)、およびRAM(Random Access Memory)を含む遊技制御マイクロコンピュータにより実行される。また、遊技制御マイクロコンピュータは、弾球遊技機1の遊技の進行に伴って、後述する演出制御基板30の演出制御マイクロコンピュータにコマンドを送信して演出制御マイクロコンピュータにより透明板36から音を発生させる。
【0043】
さらに、図1には、弾球遊技機1に隣接して設置され、プリペイドカードが挿入されることによって球貸を可能にするカードユニット5も示されている。カードユニットに挿入されたカード内に残額情報が記憶されている場合には、その残額の引落としに応じて、遊技者に対する遊技球の貸出しが行なわれる。
【0044】
カードユニット5には、使用可能状態であるか否かを示す使用可能表示ランプ、カード内に記憶された残額情報に端数(100円未満の数)が残存する場合にその端数を上皿7の近傍に設けられている度数表示LEDに表示させるための端数表示スイッチ、カードユニット5がいずれの側の弾球遊技機1に対応しているのかを示す連結台方向表示器、カードユニット5内にカードが投入されていることを示すカード投入表示ランプ、記憶媒体としてのカードが挿入されるカード挿入口、および、カード挿入口の裏面に設けられているカードリーダライタの機構を点検する場合にカードユニット5を開放するためのカードユニット錠が設けられている。
【0045】
図2は、主基板(遊技制御部)を中心としたシステム構成例を示すブロック図である。本実施の形態における弾球遊技機1は、主として電源基板(電源部)29と、主基板(遊技制御部)26と、入力部19aと、出力部24aと、演出制御基板(演出制御部)30と、払出制御基板(払出制御部)27とを備えている。
【0046】
主基板(遊技制御部)26と、演出制御基板(演出制御部)30と、払出制御基板(払出制御部)27とは、それぞれ別体に設けられ、上述した前面枠3の裏面に設置される。
【0047】
電源基板29は、弾球遊技機1内の各回路に所定の電源電圧を供給するものである。主基板26は、CPU(Central Processing Unit )、ROM(Read Only Memory)、およびRAM(Random Access Memory)を含む遊技制御マイクロコンピュータを含み、主に特別図柄の可変表示などの遊技において用いる乱数の生成機能、入力部19aからの信号の入力を行なう機能、出力部24aに対して信号の出力を行なう機能、演出制御基板30および払出制御基板27に対し、それぞれ制御コマンド信号を出力する機能、ホールの管理コンピュータに対し、各種情報を出力する機能を備えている。
【0048】
入力部19aは、始動口スイッチ19、ゲートスイッチ20、特定領域スイッチ21、カウントスイッチ22、入賞口スイッチ23を含み、主に遊技球の検出を行なうものである。出力部24aは、可変入賞球装置15を駆動するためのソレノイド24と、始動可変入賞球装置16を駆動するためのソレノイド25等を含み、遊技制御基板26の遊技制御マイクロコンピュータからの指令に従って駆動される。
【0049】
演出制御部30は、CPU、ROM、およびRAMを含む演出制御マイクロコンピュータを含み、遊技制御部26から送信される制御コマンドに基づいて、特別図柄の可変表示制御および普通図柄の可変表示制御(表示制御部31による制御)、音声出力制御(音声制御部32による制御)、ランプなどの電飾制御(ランプ制御部33による制御)を実行するものである。
【0050】
主基板26から演出制御基板30には、演出制御基板30により制御が行なわれる機器の制御のための指令情報である制御コマンドが伝送されるが、この制御コマンドは、可変表示装置12および副可変表示装置18のそれぞれの制御を指定する表示制御コマンドと、音の制御内容を指定する音制御コマンドと、ランプ・LEDなどの電飾装置の制御を指定する電飾制御コマンドとして活用される。たとえば、表示制御コマンドとしては、可変表示の変動パターン(可変表示時間も含む)、可変表示の停止図柄、可変表示の停止、大当り時の表示等の可変表示に関する各種指令が示される。表示制御部31は、このような表示制御コマンドに応じて可変表示装置12および副可変表示装置18を駆動する制御を行なう。また、音声制御部32は、制御コマンドから制御コマンドに関連付けられた音の発生態様(発生パターン)および発生対象音(音の種類)、および、音の発生の有無等の音制御に関する各種内容を選択する。この選択した内容が音データである。音声制御部32は、振動部材35を駆動するための駆動ユニット34と接続されており、制御コマンドに応じて選択された音データに従って、音声制御部32に接続された駆動ユニット34を駆動する。駆動ユニット34は、振動部材35を振動させるための磁気回路を含むものである。
【0051】
払出制御部27は、CPU、ROM、およびRAMを含む払出制御マイクロコンピュータを含み、払出装置28に接続される。遊技制御部26から払出制御部27には、払出制御部27により駆動制御される払出装置28による賞球の払出制御に関する指令情報としての払出制御コマンド等の情報が伝送される。この払出制御コマンドは、入賞球の発生に応じた賞球の払出数等を指令するコマンドである。払出制御部27では、払出制御マイクロコンピュータが、払出制御コマンドに応じて賞球の払出制御を行なう。また、払出制御マイクロコンピュータでは、カードユニット5と相互に情報通信することにより、カードユニット5からの指令に応じた貸球の払出制御も行なわれる。
【0052】
ここで、可変表示装置12上に表示される特別図柄の仮停止タイミングや変動時間等は、変動パターン指定コマンドに従って一意に定まっている。すなわち、演出制御部30は、変動パターン指定コマンドを受取ったタイミングから、可変表示装置12上における特別図柄の変動、後述する振動部材35の振動、およびランプ・LED10,11、13,14の駆動が連動して行なわれるように制御を行なっている。
【0053】
なお、図2においては、可変表示制御機能と音制御機能とランプ表示制御とを、1つの演出制御マイクロコンピュータ(演出制御基板)で実行する例を示したが、これに限らず、可変表示制御機能、ランプ制御機能、および、音制御機能をそれぞれ別のマイクロコンピュータで、前述したような表示制御コマンド、音制御コマンド、および、ランプ制御コマンドを受信し、そのコマンドに応じて各種制御を行なうようにしてもよい。ただし、演出制御マイクロコンピュータ(演出制御基板)で複数の制御機能を有するので、遊技制御マイクロコンピュータ(主基板)のコマンド送信処理の負担を軽減でき、マイクロコンピュータおよび基板の数を少なくでき、コストを削減できる。
【0054】
図3は、第1の実施の形態における弾球遊技機1の透明板保持枠4の断面図である。図3を参照して、弾球遊技機1は、遊技盤40の前面側で、透明板保持枠4の裏面に後述する音発生ユニット67を構成する透明板36、密閉空間形成部材37が配置され、その後方にガラス板38が配置される。なお、透明板36は、遊技開口4aで接することなく配置される。
【0055】
透明板保持枠4の裏面に音発生ユニット67が密閉空間形成部材37とともに取付片43a,43bで取りつけられる。密閉空間形成部材37は、透明板保持枠4が有する遊技領域40aをほぼ透視し得る遊技開口4aに対応する領域を少なくとも覆う平面部を有する。密閉空間形成部材37は、合成樹脂(例えばポリカーボネイト)で形成され、透明である。なお、密閉空間形成部材37は、全体が透明でもよいし、透明板保持枠4が有する遊技領域40aをほぼ透視し得る遊技開口4aに対応する領域(平面部)だけが透明であってもよい。また、透明板36も合成樹脂で形成したもので、平面状に形成されるが、曲面状に形成してもよいし、材質は合成樹脂に限らずガラスなどでもよい。
【0056】
密閉空間形成部材37は、その透明板保持枠4側で密閉空間形成部材37から離間した位置で透明板36をサスペンション39で支持する。透明板36は、透明な平板であり、透明板保持枠4が有する遊技領域40aをほぼ透視し得る遊技開口4aを少なくとも覆う。サスペンション39は、その外周で密閉空間形成部材37と結合され、その内周で透明板36の外周と結合される。このため、透明板36と密閉空間形成部材37との間の隙間がサスペンションで埋められ、透明板36と密閉空間形成部材37との間に空気が密閉される。但し、密閉空間形成部材37により密閉空間を形成するが、完全に密閉するものに限らず、一部通気孔や空気が外部に導通する部分があってもよい。後述するように振動部材35の振動が透明板36に伝われば、空気が完全に密封されなくてもよい。サスペンション39を透明板36の外周と結合することなく、透明板36の外周の一部と結合するようにしてもよい。この場合には、サスペンション39に加えて、後述する密閉空間を形成するために、透明板36と密閉空間形成部材37との間の隙間を埋める部材で結合するか、透明板36と密閉空間形成部材37とを直接結合すればよい。また、サスペンション39を用いず透明板36と密閉空間形成部材37とを直接結合してもよい。
【0057】
密閉空間形成部材37は、透明板36と密閉空間形成部材37の平面部との間の空間に通じる導管を有する。密閉空間形成部材37の導管には、透明板36とは反対側に、磁気回路からなる駆動ユニット34と振動部材35とが搭載されている。駆動ユニット34と振動部材35とは、透明板保持枠4の後方(図中下方向)の位置に設けられる。密閉空間形成部材37、サスペンション39、透明板36とで囲まれた空間は、密閉された密閉空間となる。なお、駆動ユニット34と振動部材35とは、透明板36と相向いに配置されるが、上向きに配置し、透明板36と直交する向きに配置するなどしてもよいし、透明板保持枠4の上方に配置するなど向きおよび位置は限定しない。
【0058】
駆動ユニット34は、音声制御部32により制御され、音声制御部32より駆動信号が入力されると、磁気回路の動作により振動部材35を振動させる。この振動が、密閉空間形成部材37、サスペンション39、透明板36とで囲まれた密閉空間内の空気圧を変動させる。空気圧が変動することにより透明板36が振動して音を発生する。
【0059】
なお、密閉空間形成部材37と、サスペンション39と、透明板36と、駆動ユニット34と、振動部材35とで、音発生ユニット67を構成する。
【0060】
透明板保持枠4は、その裏面にガラス板挿入レール42a,42bと下部にガラス板支持部(図示しない)とを有する。ガラス板挿入レール42a,42bは、密閉空間形成部材37と遊技盤40との間で、遊技盤40および密閉空間形成部材37と離間して透明なガラス板38を保持するように縦長の溝が形成されていて、その溝に沿ってガラス板38をガラス板支持部に形成される横長の溝まで挿入する。この状態でガラス板38は透明板保持枠4に保持される。ガラス板38は、透明板保持枠4が有する遊技領域40aをほぼ透視し得る遊技開口4aに対応する領域を少なくとも覆う。なお、ガラス板挿入レール42a,42bなどによりガラス板を保持する方法以外の方法でガラス板を取付、保持するものでもよい。
【0061】
第1の実施の形態における弾球遊技機1においては、透明板保持枠4に、透明板36、密閉空間形成部材37、およびガラス板38が保持される。このため、遊技者は、透明板36、密閉空間形成部材37およびガラス板38を透して遊技領域40aを視認することが可能である。
【0062】
また、駆動ユニット34および振動部材35は、透明板保持枠4の後方(図中下方向)に設けられるため、透明板保持枠4が有する遊技領域40aをほぼ透視し得る遊技開口4aから外れた位置となり、遊技者が遊技開口4aから駆動ユニット34を視認することはできない。このため、美観を向上させることができる。さらに、駆動ユニット34により振動部材35が振動することにより発生する空気圧で透明板36が駆動されるので、透明板36の全面を駆動することができる。このため、遊技開口4a全体から音を発生させることができるので、臨場感のある音を発生させることができる。さらに、遊技領域40aと音の発生元が遊技者に対して同じ方向となるので、遊技と音の演出とを一体化した演出をすることができる。
【0063】
さらに、空気圧を変動させるための駆動ユニット34と振動部材35とを設置する場所を任意に定めることができる。このため、駆動ユニット34および振動部材35を取り付ける位置の自由度が高く、容易に設計することができる。
【0064】
さらに、透明板36をサスペンション39で密閉空間形成部材37に支持するようにしたので、透明板36の振動を助長することができ、迫力あるクリアな音を発生させることができる。また、透明板36ががたつくなどして騒音を発生するのを防止することができる。なお、サスペンション39は、弾性変形しやすいものであればよく、ゴム製のものなど特に限定しない。
【0065】
さらに、密閉空間形成部材37と遊技盤40との間にガラス板38を設けたので、遊技盤40とガラス板38との間を通過する遊技球が、遊技盤40に植立した釘41で跳ね返ったときなどガラス板38に衝突する。このため、遊技球が密閉空間形成部材37に衝突することがない。その結果、密閉空間形成部材37に遊技球が衝突して密閉空間の空気圧が変動することがないので、ノイズ音が発生するのを防止することができる。さらに、ガラス板38を密閉空間形成部材37と離間して設けたので、ガラス板38の振動が密閉空間形成部材37に伝達するのを防止することができる。なお、ガラス板38を用いず、密閉空間形成部材37がガラス板38の役割を担うようにしてもよい。
【0066】
また、ガラス板38を、密閉空間形成部材37とは別に、透明板保持枠4にガラス板挿入レール42a,42b(およびガラス板支持部)で保持するようにしたので、ガラス板38を密閉空間形成部材37とは別に単独で、透明板保持枠4に容易に着脱することができる。その結果、ガラス板38を弾球遊技機1に容易に着脱することができる。
【0067】
図4は、第1の実施の形態における音発生ユニットの変形例を示す断面図である。図4を参照して、図3に示した音発生ユニット67と異なる点は、密閉空間形成部材37がガラス板38を保持するためのガラス板挿入レール44a,44b(およびガラス支持部)を有する点である。その他の構成は、図3に示したのと同様であるのでここでは説明を繰返さない。図4を参照して、ガラス板38が、密閉空間形成部材37が有するガラス板挿入レール44a,44b(およびガラス支持部)で密閉空間形成部材37に保持されている。このため、透明板36、密閉空間形成部材37、駆動ユニット34、振動部材35よりなる音発生ユニット67aとガラス板38とを一体にすることができる。したがって、音発生ユニット67aとガラス板38とを組み立てた部品を弾球遊技機1の透明板保持枠4に一度に取り付けることができ、取付け作業が容易となる。なお、ガラス板38を密閉空間形成部材37に保持する(取付ける)方法も、この方法に限定しない。なお、ガラス板38の取付方法は、例えば、ガラス板を収容する取付枠にはめこみ、その取付枠に設けられる取付金具で取付けるなどが考えられる。
【0068】
第2実施形態
図5は、第2の実施の形態におけるスロットマシン50の全体正面図である。図5を参照して、スロットマシン50は、その前面に、上方から順に上部パネル61、遊技パネル62、下部パネル63を有する。上部パネル61は、演出用透視窓58を有し、演出用透視窓58の後方、スロットマシン50の内部に演出用の演出用可変表示装置59が備えられる。演出用可変表示装置59は、演出用リールユニットであり、左リール、中リール、右リールの3つのリールが回転することにより可変表示する演出動作を行う。
【0069】
遊技パネル62は、スロットマシン50の本体側に設けられた可変表示装置56を透視可能な透視窓57が設けられている。可変表示装置56は、リールユニットであり、左リール、中リール、右リールの3つのリールが回転することにより可変表示する演出動作を行う。
【0070】
透明な板状の透明板60を含む音発生ユニットが、透視窓57を覆うように遊技パネル62の裏面から装着される。音発生ユニットは、第1の実施の形態で示した、図3または図4に示した構成と同様である。すなわち、音発生ユニットは、透視窓57に対応する部分がそれぞれ透明な透明板60および密閉空間形成部材と、透明板60を密閉空間形成部材で支持するためのサスペンションと、駆動ユニットと、振動部材とを含む。このため、音発生ユニットは、駆動ユニットで振動部材を振動させることにより、透明板60が振動して音を発生する。駆動ユニットと振動部材とは、遊技パネル62の裏面で、透視窓57から外れた位置に設けられる。このため、遊技者から駆動ユニットおよび振動部材を視認することはない。
【0071】
透視窓57からは、可変表示装置56の3つのリールの一部分が視認される。なお、各リールを遊技者が視認できる3つの領域部分を各リールに対応させて左可変表示部、中可変表示部、右可変表示部と呼ぶ。
【0072】
透視窓57からは、各リールに描かれた複数の図柄のうち、連続する3つの図柄が上段、中段、下段の位置に表示されるとともに、上段の上方部分には間もなく上段の位置に現れる図柄の一部が、下段の下方部分には間もなく可変表示部の下に隠れて見えなくなる図柄の一部が、それぞれ表示される。
【0073】
音を発生する透明板60が可変表示装置56の前面に設けられるので、表示と音とを遊技者に対して同じ方向から発生させることができるので、表示と音とが一体化した演出行うことができる。また、遊技者に近い位置に音を発生する透明板60を装着できるので、臨場感のある音を発生させることができる。
【0074】
遊技パネル62の下部から前面側に突出して形成された部分の側面には、スタートレバー51と、3つのストップボタン55と、メダルを投入するためのメダル投入口52とが設けられている。3つのストップボタン55は、左から順に、可変表示装置56の左リール、中リール、右リールを停止させる操作を入力するためのスイッチである。また、遊技パネル62の下部から前面側に突出して形成された部分の上面には、ゲームの賭数を設定するためのBETボタン54が設けられている。
【0075】
下部パネル63の下方には、メダルを貯留するためのメダル受皿53が設けられている。
【0076】
次に、スロットマシン50により提供されるゲームの概要について説明する。ゲームを開始するためには、最初に賭数を設定する。賭数は、BETボタン54を押圧することにより、1〜3のいずれかに設定できる。BETボタン54の操作が有効であるか否かは、BETボタン54に内蔵されたBETランプの点灯状況によって示される。
【0077】
また、直接、メダルをメダル投入口52に投入することによって賭数を設定することも可能であり、メダルを1枚投入する毎に、所定の上限数の範囲内で賭数が1ずつ加算される。なお、賭数の上限数を超えてメダルが投入された場合、クレジット数が上限値に達するまではクレジットが加算更新され、クレジット数が上限値に達した時点でメダルがメダル受皿53から返却される。
【0078】
賭数が設定された後、スタートレバー51が操作されると、可変表示装置56の各リール一斉に変動(スクロール)し始める。可変表示装置56の各リールには、複数種類の図柄が描かれており、リールの回転に伴って透視窓57に現れる図柄の種類が次々と変動される。透視窓57からは、可変表示装置56の3つのリールの一部分が視認される。なお、各リールを遊技者が視認できる3つの領域部分を各リールに対応させて左可変表示部、中可変表示部、右可変表示部と呼ぶ。
【0079】
3つのストップボタン55は、可変表示装置56の各リールに対応して設けられている。リールの変動が開始されてから所定時間が経過すれば、遊技者は自らストップボタン55を押圧する操作によって各リールを停止させる順序を決定できる。遊技者がストップボタン55のうちいずれかを押圧操作すれば、対応するリールの回転が停止する。
【0080】
可変表示装置56のすべてのリールが停止した時点で、透視窓57から視認される各リールの上段、中段、下段の3段の図柄のうち賭数に応じて定められる有効な入賞ライン上に位置する図柄の組合わせによって入賞の有無が決定される。賭数が1の場合には、可変表示部における中段の横1列の入賞ラインのみが有効ラインとなる。賭数が2の場合には、可変表示部における上段、中段、下段の横3列の入賞ラインが有効ラインとなる。賭数が3の場合には、可変表示部における横3列と斜め対角線上2列の合計5本の入賞ラインが有効ラインとなる。
【0081】
有効ライン上における図柄の組合わせが予め定められた特定の表示態様となって入賞が発生した場合には、各種遊技効果ランプ部が所定の態様で点滅するとともに、透視窓57に設けられた透明板60から効果音が出力され、効果的な演出がなされる。
【0082】
そして、入賞に応じた数のメダルがクレジットとして払出されてクレジット表示器のクレジット数が加算更新される。また、ペイアウト表示器には、その払出数が表示される。なお、クレジット数が上限(=50)に達した場合には、直接、メダルがメダル受皿53から払出される。
【0083】
また、特に予め定められた特別の表示態様となった場合には、ビッグボーナス入賞あるいはレギュラーボーナス入賞となり、クレジットが付与されるとともに、ビッグボーナスゲームあるいはレギュラーボーナスゲームを行なうことが可能な遊技状態となる。
【0084】
このようなスロットマシン50の遊技の進行および遊技の進行に伴った各種機器の駆動等の制御(遊技制御)は、遊技制御基板に設けられたCPU、ROM、およびRAMを含む遊技制御マイクロコンピュータにより実行される。また、遊技制御マイクロコンピュータは、スロットマシン50の遊技の進行に伴って、音発生ユニットから音を発生させる。すなわち、音発生ユニットは、遊技制御マイクロコンピュータによって制御される。音発生ユニットは、駆動ユニットで振動部材を振動させることにより、透明板60が振動して音を発生する。
【0085】
以上説明したように、第2の実施の形態におけるスロットマシン50においては、音発生ユニットを透視窓57を覆うように遊技パネル62の裏面から装着したので、音を発生する透明板60が可変表示装置56の前面に設けるられる。このため、表示と音とを遊技者に対して同じ方向から発生させることができ、表示と音とを一体にした演出行うことができる。
【0086】
また、音を発生する透明板60を遊技者に近い位置に設けることができるので、臨場感のある音を発生させることができる。
【0087】
さらに、音発生ユニットの駆動ユニットと振動部材とを、遊技パネル62の裏面で、透視窓57から外れた位置に設けたので、遊技者から駆動ユニットおよび振動部材が視認されず、美観をよくすることができる。さらに、駆動ユニットと振動部材との取り付け位置の自由度が高く、設計の利便性が向上する。
【0088】
次に、以上説明した実施の形態の変形例や特徴点を以下に列挙する。
(1) 遊技の進行に応じて可変表示可能な可変表示装置(可変表示装置56)と、
前記可変表示装置の表示領域を透視可能な遊技開口(透視窓57)を有する透明板保持枠(遊技パネル62)と、
前記透明板保持枠に保持され、少なくとも遊技領域を遊技開口から透視できる2層構造をなす第1および第2の透明板(密閉空間形成部材および透明板60)と、
前記第1および第2の透明板の間は密閉空間とされ、透明板を振動させるために密閉空間内の空気圧を変化させる振動部材(振動部材)と、
音データに従って前記振動部材を駆動する駆動装置(駆動ユニット)とを備え、
前記振動部材および前記駆動装置を遊技開口から視認できない位置(遊技パネル62の裏面)に配置し、前記透明板(透明板60)から音を発生するようにした、遊技機(スロットマシン50)。
【0089】
(2) 駆動ユニット34および振動部材35を、透明板保持枠4(または遊技パネル62)の裏面に設けるようにしたが、密閉空間形成部材37の導管を延長して、弾球遊技機1(またはスロットマシン50)の本体内部に設けるようにしてもよい。すなわち、駆動ユニット34および振動部材35の取付位置は、密閉空間形成部材37の導管を延長することで、任意にさだめることができる。
【0090】
(3) 透明板保持枠4に上皿7を設けるようにしたが、透明板保持枠4と別体で開閉板を設け、その開閉板に上皿7を設けてもよい。
【0091】
(4) 透明板保持枠4の形状は方形状のものに限らず、円形やその他の形状でもよく、遊技開口も丸に限らず、ほぼ円形のものや方形状、多角形状などでもよい。透明板36、ガラス板38も形状が方形のものに限らず、円形状でも良いし、また、材質も合成樹脂、ガラスなどに限定しない。また、すべて透明でもよく、一部遊技開口部分だけ透明なものでもよく、遊技領域がほぼ視認できれば特に限定しない。
【0092】
(5) 演出制御基板(演出制御部)30は、表示制御部31、音声制御部32と、ランプ制御部33とを備える。すなわち、演出制御基板(演出制御マイクロコンピュータ)30は、可変表示装置12の演出表示を制御するための可変表示制御手段(表示制御部31)と、駆動装置(駆動ユニット34)を駆動するための音制御手段(音声制御部32)と、電飾装置(ランプ・LED10,11,13,14)を駆動するための電飾制御手段(ランプ制御部33)とを備える。また、演出制御基板30の可変表示制御手段(表示制御部31)は、主基板(遊技制御部、遊技制御マイクロコンピュータ)26から出力されてくる制御コマンドに基づいて演出制御し、音制御手段(音声制御部32)は、主基板(遊技制御部、遊技制御マイクロコンピュータ)26から出力されてくる制御コマンドに基づいて駆動制御し、電飾制御手段(ランプ制御部33)は、主基板(遊技制御部、遊技制御マイクロコンピュータ)26から出力されてくる制御コマンドに基づいて駆動制御する。上述したように演出制御基板(演出制御部)30で複数の制御機能を有するので、主基板(遊技制御マイクロコンピュータ)のコマンド送信処理の負担を軽減でき、マイクロコンピュータおよび基板の数を少なくでき、コストを削減できる。なお、表示制御部31、音声制御部32、ランプ制御部33の制御は、すべて演出制御マイクロコンピュータで制御されるが、デュアルワンチップマイコンなどで制御してもよい。
【0093】
(6) さらに、演出制御基板30に、表示制御部31、音声制御部32、および、ランプ制御部33を設けるようにしたが、ランプ・LED10,11,13,14を駆動するためのドライバ基板を演出制御基板30と別体としてもよい。これにより、ランプ・LED10,11,13,14を駆動するためのドライバ基板を変更した他機種にも演出制御基板を流用することができる。
【0094】
(7) 今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における弾球遊技機を正面から見た正面図である。
【図2】第1の実施の形態における主基板(遊技制御部)を中心としたシステム構成例を示すブロック図である。
【図3】第1の実施の形態における弾球遊技機の透明板保持枠の断面図である。
【図4】第1の実施の形態における音発生ユニットの変形例を示す断面図である。
【図5】第2の実施の形態におけるスロットマシン50の全体正面図である。
【符号の説明】
1 弾球遊技機、2 外枠、3 前面枠、4 透明板保持枠、4a 遊技開口、12 可変表示装置、26 主基板(遊技制御部)、30 演出制御基板(演出制御部)、32 音声制御部、34 駆動ユニット、35 振動部材、36,60 透明板、37 密閉空間形成部材、38 ガラス板、39 サスペンション、40 遊技盤、40a 遊技領域、41 釘、42a,42b,44a,44b ガラス板挿入レール、43a,43b 取付片、50 スロットマシン、56 可変表示装置、57 透視窓、58 演出用透視窓、59 演出用可変表示装置。[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a gaming machine represented by a pachinko gaming machine, a coin gaming machine, a slot machine, and the like. More specifically, the present invention relates to a gaming machine that generates a sound effect according to a gaming state.
[0002]
[Prior art]
Japanese Patent Application Laid-Open No. 7-8601 (Patent Document 1) discloses a gaming machine that generates a sound effect by directly attaching a vibration member to a glass plate, causing the vibration member to vibrate, and transmitting the vibration to the glass plate. A gaming machine in which a glass plate functions as a vibrating member in a speaker to generate a sound effect is described.
[0003]
Japanese Patent Application Laid-Open No. 8-299558 (Patent Document 2) discloses that two glass plates are held at a predetermined interval by four frame members of a glass door that covers a game surface of a pachinko machine, and a gap between the two glass plates is provided. A gaming machine equipped with a telescopic piezoelectric actuator is described. In this pachinko machine, a sound effect is generated to the outside (player side) by vibrating a glass plate using a piezoelectric actuator as a vibration source.
[0004]
Further, JP-A-10-216325 (Patent Document 3) discloses that a piezoelectric speaker is integrally or detachably provided on a glass frame mounted on a front frame, and the piezoelectric speaker is closely attached to a player side of a glass plate. There is described a gaming machine in which a piezoelectric speaker is mounted on the player side or mounted at a predetermined interval on a player side in parallel with a glass plate.
[0005]
[Patent Document 1]
JP-A-7-8601
[0006]
[Patent Document 2]
JP-A-8-299558
[0007]
[Patent Document 3]
JP-A-10-216325
[0008]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the gaming machine described in Patent Literature 1 or
[0009]
Further, in the gaming machine described in
[0010]
SUMMARY OF THE INVENTION The present invention has been made to solve the above-described problems, and an object of the present invention is to provide a gaming machine that improves the appearance without exposing the vibrating member and has a high degree of freedom in the mounting position of the vibrating member. It is to be.
[0011]
Specific Examples of Means for Solving the Problems and Their Effects
(1) a transparent plate holding frame (transparent plate holding frame 4) having a game opening (game opening 4a);
First and second transparent plates (the
A vibrating member (vibrating member 35) that is a closed space between the first and second transparent plates and changes air pressure in the closed space to vibrate the transparent plate;
A drive device (drive unit 34) for driving the vibration member according to sound data,
The vibrating member and the driving device are arranged at a position (the back surface of the transparent plate holding frame 4) that cannot be visually recognized from a game opening, and a sound is generated from the transparent plate.
[0012]
According to such a configuration, the transparent plate holding frame has the game opening, and holds the first and second transparent plates having a two-layer structure in which at least the game area can be seen through the game opening. A space is provided between the first and second transparent plates. The vibrating member changes the air pressure in the closed space to vibrate the transparent plate. The driving device drives the vibration member according to the sound data. Further, the vibrating member and the driving device are arranged at positions where they cannot be visually recognized from the game opening, and generate sound from the transparent plate. For this reason, it is not necessary to attach the vibration member directly to the transparent plate, and the vibration member is disposed at a position that cannot be visually recognized from the game opening. be able to.
[0013]
(2) The first transparent plate has a suspension (suspension 39) around or partially surrounding the first transparent plate to promote vibration.
[0014]
According to such a configuration, since the first transparent plate has a suspension for promoting vibration around or part of the first transparent plate, the first transparent plate vibrates more and generates a powerful clear sound. In addition, there is no danger of generating noise due to rattling of the transparent plate.
[0015]
(3) A third transparent plate (glass plate 38), which is held by the transparent plate holding frame and is disposed behind the second transparent plate at a predetermined distance from the second transparent plate, is further provided. It is characterized by having.
[0016]
According to such a configuration, the third transparent plate is held by the transparent plate holding frame, and is disposed behind the second transparent plate at a predetermined distance from the second transparent plate. Even if a game medium such as a game ball collides with the transparent plate of No. 3 and the vibration is generated, the vibration is not directly transmitted to the second transparent plate, but affects the sound generated from the first transparent plate. Can be prevented.
[0017]
(4) The sound generating unit (the
[0018]
According to such a configuration, the first and second transparent plates, the vibrating member, and the drive unit are integrated and attached to the transparent plate holding frame as a sound generating unit, so that attachment to the game machine becomes easy.
[0019]
(5) The third transparent plate (glass plate 38) is integrated with the sound generation unit (
[0020]
According to such a configuration, since the third transparent plate is integrated with the sound generating unit and attached to the transparent plate holding frame, attachment to the game machine is further facilitated.
[0021]
(6) The third transparent plate is detachably held by the transparent plate holding frame separately from the sound generating unit (the
[0022]
According to such a configuration, since the third transparent plate is detachably held by the transparent plate holding frame separately from the sound generating unit, only the third transparent plate can be easily attached and detached.
[0023]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings. In this embodiment, a pachinko gaming machine is shown as an example of a gaming machine, but the present invention is not limited to this, and other gaming machines such as coin gaming machines and slot machines may be used.
[0024]
First embodiment
First, the overall configuration of a pachinko gaming machine, which is an example of a gaming machine, will be described. FIG. 1 is a front view of the ball game machine 1 as viewed from the front.
[0025]
As shown in FIG. 1, the ball game machine 1 has an
[0026]
In addition, the
[0027]
A game ball fired by a hit ball firing device (not shown) in response to operation of the hit ball operation handle 9 is guided into the
[0028]
In the vicinity of the center of the
[0029]
The
[0030]
The
[0031]
The
[0032]
In addition, the
[0033]
In the present embodiment, the case where the hit indicator and the off indicator made of LEDs are used for the
[0034]
On the upper part of the
[0035]
In the path of the game ball that has passed through the variable start winning
[0036]
Further, a
[0037]
At the lower position of the
[0038]
The
[0039]
Above the
[0040]
The variable display of the special symbol on the
[0041]
In the big hit game state, the variable winning
[0042]
As described above, the progress of the game of the ball game machine 1 and the control (game control) of driving of various devices with the progress of the game (game control) are performed by a CPU (Central) provided on a game control board (see FIG. 2). The processing is executed by a game control microcomputer including a processing unit (ROM), a read only memory (ROM), and a random access memory (RAM). Further, the game control microcomputer sends a command to the effect control microcomputer of the
[0043]
Further, FIG. 1 also shows a card unit 5 that is installed adjacent to the ball-and-ball game machine 1 and enables lending of a ball by inserting a prepaid card. When the balance information is stored in the card inserted into the card unit, the game balls are lent to the player in accordance with the deduction of the balance.
[0044]
The card unit 5 has a usable indicator lamp for indicating whether or not the card is in a usable state. If a fraction (a number less than 100 yen) remains in the balance information stored in the card, the fraction is displayed on the
[0045]
FIG. 2 is a block diagram showing a system configuration example centering on a main board (game control unit). The ball game machine 1 according to the present embodiment mainly includes a power supply board (power supply unit) 29, a main board (game control unit) 26, an
[0046]
The main board (game control section) 26, the effect control board (effect control section) 30, and the payout control board (payout control section) 27 are provided separately from each other, and are provided on the back surface of the
[0047]
The
[0048]
The
[0049]
The
[0050]
From the
[0051]
The
[0052]
Here, the temporary stop timing and the variation time of the special symbol displayed on the
[0053]
Although FIG. 2 shows an example in which the variable display control function, the sound control function, and the lamp display control are executed by one effect control microcomputer (effect control board), the present invention is not limited to this. The functions, the lamp control function, and the sound control function are received by separate microcomputers, and the display control command, the sound control command, and the lamp control command as described above are received, and various controls are performed in accordance with the commands. It may be. However, since the effect control microcomputer (effect control board) has a plurality of control functions, the load of command transmission processing of the game control microcomputer (main board) can be reduced, the number of microcomputers and boards can be reduced, and costs can be reduced. Can be reduced.
[0054]
FIG. 3 is a sectional view of the transparent
[0055]
The
[0056]
The closed
[0057]
The closed
[0058]
The
[0059]
Note that the closed
[0060]
The transparent
[0061]
In the ball game machine 1 according to the first embodiment, the
[0062]
In addition, since the
[0063]
Furthermore, the place where the
[0064]
Further, since the
[0065]
Further, since the
[0066]
Further, since the
[0067]
FIG. 4 is a cross-sectional view illustrating a modified example of the sound generation unit according to the first embodiment. Referring to FIG. 4, the difference from
[0068]
Second embodiment
FIG. 5 is an overall front view of the
[0069]
The
[0070]
A sound generating unit including a transparent plate-shaped transparent plate 60 is mounted from the back of the
[0071]
From the see-through
[0072]
From the see-through
[0073]
Since the transparent plate 60 that generates the sound is provided on the front of the
[0074]
A
[0075]
Below the
[0076]
Next, an outline of the game provided by the
[0077]
It is also possible to set the number of bets by inserting medals directly into the
[0078]
When the
[0079]
The three
[0080]
When all the reels of the
[0081]
When a combination of symbols on the activated line is in a predetermined specific display mode and a prize is generated, various game effect lamp portions blink in a predetermined mode and a transparent window provided in the see-through
[0082]
Then, a number of medals corresponding to the winning are paid out as credits, and the credit number of the credit display is added and updated. In addition, the payout number is displayed on the payout display. When the number of credits reaches the upper limit (= 50), medals are directly paid out from the
[0083]
In addition, when a special display mode is set, a big bonus prize or a regular bonus prize is provided, a credit is given, and a gaming state in which a big bonus game or a regular bonus game can be performed is set. Become.
[0084]
Such a progress of the game of the
[0085]
As described above, in the
[0086]
In addition, since the transparent plate 60 that generates sound can be provided at a position close to the player, a realistic sound can be generated.
[0087]
Further, since the drive unit and the vibration member of the sound generation unit are provided on the rear surface of the
[0088]
Next, modifications and features of the above-described embodiment will be enumerated below.
(1) a variable display device (variable display device 56) capable of variably displaying according to the progress of the game,
A transparent plate holding frame (game panel 62) having a game opening (a see-through window 57) through which a display area of the variable display device can be seen;
First and second transparent plates (sealed space forming member and transparent plate 60) which are held by the transparent plate holding frame and have a two-layer structure that allows at least a game area to be seen through a game opening;
A vibrating member (vibrating member) that is a closed space between the first and second transparent plates and changes air pressure in the closed space to vibrate the transparent plate;
A driving device (drive unit) for driving the vibration member according to sound data,
A gaming machine (slot machine 50) in which the vibrating member and the driving device are arranged at a position that cannot be visually recognized from a gaming opening (the back surface of the gaming panel 62), and sound is generated from the transparent plate (transparent plate 60).
[0089]
(2) The
[0090]
(3) Although the
[0091]
(4) The shape of the transparent
[0092]
(5) The effect control board (effect control unit) 30 includes a
[0093]
(6) Further, the
[0094]
(7) The embodiments disclosed this time are to be considered in all respects as illustrative and not restrictive. The scope of the present invention is defined by the terms of the claims, rather than the description above, and is intended to include any modifications within the scope and meaning equivalent to the terms of the claims.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a front view of a ball game machine according to a first embodiment of the present invention as viewed from the front.
FIG. 2 is a block diagram illustrating a system configuration example centering on a main board (game control unit) according to the first embodiment.
FIG. 3 is a sectional view of a transparent plate holding frame of the ball game machine according to the first embodiment.
FIG. 4 is a cross-sectional view illustrating a modification of the sound generation unit according to the first embodiment.
FIG. 5 is an overall front view of a
[Explanation of symbols]
1 ball game machine, 2 outer frame, 3 front frame, 4 transparent plate holding frame, 4a game opening, 12 variable display device, 26 main board (game control section), 30 effect control board (effect control section), 32 voices Control unit, 34 drive unit, 35 vibrating member, 36, 60 transparent plate, 37 sealed space forming member, 38 glass plate, 39 suspension, 40 game board, 40a game area, 41 nail, 42a, 42b, 44a, 44b glass plate Insertion rail, 43a, 43b mounting piece, 50 slot machine, 56 variable display device, 57 see-through window, 58 show through window, 59 show variable display unit.
Claims (6)
前記透明板保持枠に保持され、少なくとも遊技領域を遊技開口から透視できる2層構造をなす第1および第2の透明板と、
前記第1および第2の透明板の間は密閉空間とされ、透明板を振動させるために密閉空間内の空気圧を変化させる振動部材と、
音データに従って前記振動部材を駆動する駆動装置とを備え、
前記振動部材および前記駆動装置を遊技開口から視認できない位置に配置し、前記透明板から音を発生するようにしたことを特徴とする、遊技機。A transparent plate holding frame having a game opening,
First and second transparent plates held by the transparent plate holding frame and having a two-layer structure that allows at least a game area to be seen through a game opening;
A vibrating member that changes an air pressure in the closed space to vibrate the transparent plate;
A driving device for driving the vibration member according to sound data,
A gaming machine, wherein the vibrating member and the driving device are arranged at positions where they cannot be visually recognized from a game opening, and sound is generated from the transparent plate.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002342615A JP2004173848A (en) | 2002-11-26 | 2002-11-26 | Game machine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2002342615A JP2004173848A (en) | 2002-11-26 | 2002-11-26 | Game machine |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2004173848A true JP2004173848A (en) | 2004-06-24 |
Family
ID=32704633
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2002342615A Withdrawn JP2004173848A (en) | 2002-11-26 | 2002-11-26 | Game machine |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2004173848A (en) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007209385A (en) * | 2006-02-07 | 2007-08-23 | Heiwa Corp | Game acoustic device |
JP2008237837A (en) * | 2007-03-29 | 2008-10-09 | Heiwa Corp | Game sound equipment |
JP2008237501A (en) * | 2007-03-27 | 2008-10-09 | Heiwa Corp | Game sound equipment |
JP2011259378A (en) * | 2010-06-11 | 2011-12-22 | Yamada Co Ltd | Transparent acoustic panel |
-
2002
- 2002-11-26 JP JP2002342615A patent/JP2004173848A/en not_active Withdrawn
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20051024 |
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A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20080905 |