JP4117510B2 - 高圧放電灯点灯装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、高圧放電灯の異常放電を防止する高圧放電灯点灯装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
点灯状態の高圧放電灯が消灯したときにその高圧放電灯を再始動する高圧放電灯点灯装置が、例えば特開昭63−307696号公報に開示されている。
この先行技術は、電源が投入されているのにも拘わらず、高圧放電灯の立ち消えが生じたとき、その放電灯の再始動のために高電圧発生回路(イグナイタ)の動作を直ちに再開し、また、再始動に必要な時間が経過しても高圧放電灯が再始動しないときは、高圧放電灯が点灯不能であると判断して、タイマで設定した時間経過後に高電圧発生回路の動作を停止するようにしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前述した従来の高圧放電灯点灯装置は、高圧放電灯の立ち消えを検出した際、高電圧発生回路を所定時間動作させるものであるが、再始動時に異常放電が発生したときに異常放電状態を解消する手段を備えておらず、そのため、異常放電状態が継続するようなことがあった場合には、所定の明るさを得られないばかりか、高圧放電灯の寿命を著しく短くするという要因になっていた。
通常、高圧放電灯のアーク23は、図15に示すように電極21の先端間に生じるが、高圧放電灯の再始動時は、内部ガスの温度分布により、必ずしも電極21の先端間のエネルギー準位が一番低いとは限らないので、電極21の先端間にアーク23が生じず、電極21の途中からアーク23が成長する異常放電が発生することがあった(図16参照)。この異常放電が発生した場合、図16からも分かるように放電距離が延びるので、高圧放電灯に印加される電圧は、その距離に比例して通常の電圧より高い印加電圧となっていた。また、印加電圧が高くなった場合、それに応じて制御手段側が放電に最適となる目標電流を絞るので高圧放電灯に流れる電流も通常より少なくなっている。
【0004】
そこで、本発明は、前述した課題を解決するために、異常放電時の電圧や電流から高圧放電灯の異常放電を検出し、これを解消する高圧放電灯点灯装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る高圧放電灯点灯装置は、高圧放電灯と、直流に変換された電圧を低周波の交流電圧に変換し前記高圧放電灯に供給するインバータと、前記高圧放電灯を始動するための高電圧を発生する高電圧発生回路と、前記高圧放電灯に供給される電圧を検出する電圧検出回路と、前記高圧放電灯に流れる電流を検出する電流検出回路と、前記検出電圧が所定の電圧値以上で、かつ、前記検出電流が所定の電流値以下のとき高圧放電灯の放電を異常と判定する放電状態判定手段と、該放電状態判定手段により異常放電と判定されたとき前記高圧放電灯を消灯し、所定時間Tg経過後にその高圧放電灯を再始動する放電制御手段とを備えたものである。
【0008】
前記放電制御手段は、前記放電状態判定手段により異常放電と判定されると、前記高圧放電灯の消灯に代えて、前記高圧放電灯に流れる電流を通常より多く流すようにしたものである。
【0009】
また、本発明に係る高圧放電灯点灯装置は、高圧放電灯と、直流に変換された電圧を低周波の交流電圧に変換し前記高圧放電灯に供給するインバータと、前記高圧放電灯を始動するための高電圧を発生する高電圧発生回路と、前記高圧放電灯に流れる電流を検出する電流検出回路と、前記検出電流が所定値α以上かどうかを判定し、前記検出電流が所定値α未満のときは高圧放電灯の放電を異常と判定する放電状態判定手段と、該放電状態判定手段により異常放電と判定されたとき前記インバータ及び高電圧発生回路の駆動に予め設定された休止時間を挿入して間欠駆動し、前記検出電流が所定値α以上になることなくその間欠駆動を所定数繰り返したときは、前記休止時間を長く設定して前記インバータ及び高電圧発生回路を間欠駆動する制御手段とを備えたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
実施形態1.
図1は本発明の実施形態1を示す高圧放電灯点灯装置のブロック図であり、図において、1は商用電源、2は商用電源1の交流電圧を全波整流する全波整流回路、3は全波整流回路2の出力を高力率で直流に変換するアクティブフィルタ、4は高圧放電灯6に流す電流を制御する限流回路、5は直流電圧を低周波の交流電圧に変換し高圧放電灯6に供給するインバータ、7は高圧放電灯6の始動時、高電圧パルスを出力して放電させる高電圧パルス発生回路である。
【0011】
8は後述の制御回路13の電源を生成する制御電源回路、9はアクティブフィルタ3の出力電圧を検出するアクティブフィルタ出力電圧検出回路、10は差動増幅回路で、高圧放電灯6に流れる電流を検出する電流検出回路11からの電流と制御回路13から出力された目標電流IMとが一致するよう限流回路4を制御する。12は高圧放電灯6に供給される電圧を検出する電圧検出回路である。
【0012】
13は制御回路で、アクティブフィルタ3、インバータ5及び高電圧パルス発生回路7を制御する手段を備えていると共に、電圧検出回路12の検出電圧が所定の電圧値γ以上で、かつ、電流検出回路11の検出電流が所定の電流値β以下のとき高圧放電灯6の放電を異常と判定する放電状態判定手段と、放電状態判定手段により異常放電と判定されたときインバータ5の駆動を停止して高圧放電灯6を消灯し、所定時間Tg経過後、インバータ5を再始動してその高圧放電灯6を再放電させる放電制御手段とを備えている。
【0013】
ここで、制御回路の動作を図2及び図3に基づいて詳述する。図2は実施形態1における制御回路の動作を示すフローチャート、図3はインバータ停止の計時時間Tgのフローチャートである。
点灯スイッチ(図示せず)のONにより制御電源が立ち上がると、制御回路13は、アクティブフィルタ3の駆動を開始してその出力電圧が所定電圧なるよう制御する(S1)。そして、インバータ停止の計時時間Tgをゼロに設定してその計時時間Tgがゼロかどうかを判定する(S2,S3)。この時点ではゼロであるため、インバータ5を駆動して低周波の交流電圧を高圧放電灯6に印加すると共に、高電圧パルス発生回路7を駆動して高電圧パルスを印加し(S4,S5)、高圧放電灯6を放電させる。この時、高圧放電灯6に流れる電流(以下、「放電灯電流A」という)を電流検出回路11から読み込み(S6)、所定値αと比較する(S7)。
【0014】
放電灯電流Aが所定値α未満のときは、引き続き高電圧パルス発生回路7を駆動して放電灯電流Aの読み込みに入る(S5,S6)。この実行の繰り返しにより放電灯電流Aが所定値α以上になると、電圧検出回路12の検出電圧(以下、「放電灯電圧VL」という)を読み込み(S8)、次いで、電流検出回路11を通じて放電灯電流ILを読み込む(S9)。そして、まず放電灯電圧VLと所定の電圧値γとを比較し(S10)、放電灯電圧VLが電圧値γ未満のときは、正常に放電が開始されたと判断してその放電灯電圧VLから目標電流IMを演算し(S11)、また、放電灯電圧VLが電圧値γ以上のときは、読み込んだ放電灯電流ILと所定の電流値βとを比較し(S12)、放電灯電流ILがその電流値βを越えているとき前記と同様に放電灯電圧VLから目標電流IMを演算し(S11)、その結果を差動増幅回路10に設定して、再び放電灯電圧VL及び放電灯電流ILの読み込みに入る(S8,S9)。この時、差動増幅回路10は、電流検出回路11の検出電流が目標電流IMと同一になるよう限流回路4を駆動する。
【0015】
一方、読み込んだ放電灯電圧VLが所定の電圧値γ以上で、かつ、放電灯電流ILが所定の電流値β以下のときは、異常放電が生じていると判断して、値λをインバータ停止の計時時間Tgとして設定すると共に、インバータ5の駆動を停止して高圧放電灯6を消灯する(S13,S14)。そして、設定した計時時間Tgがゼロになるまで待機する(S3)。この待機は高圧放電灯6を充分に冷却するためで、計時時間Tgがゼロになるまで所定時間毎にカウントダウンする(S21〜S23)。カウントダウンにより計時時間Tgがゼロになると、再びインバータ5を駆動して低周波の交流電圧を高圧放電灯6に印加し(S4)、次いで、高電圧パルス発生回路7を駆動して高電圧パルスを印加し(S5)、高圧放電灯6を放電させる。
【0016】
以上のように実施形態1によれば、放電灯電圧VLが所定の電圧値γ以上で、かつ、放電灯電流ILが所定の電流値β以下のとき高圧放電灯6の放電を異常と判断し、異常放電と判断したときはインバータ5の駆動を停止して高圧放電灯6を消灯し、所定時間Tg経過後、その高圧放電灯6を再放電させるようにしたので、異常放電のまま高圧放電灯6を点灯し続けるということがなくなり、そのため、異常放電状態の点灯による高圧放電灯6の寿命を短くするということを防止できる。
【0017】
実施形態2.
実施形態2においては、制御回路13に、電圧検出回路12から読み込んだ放電灯電圧VLが所定の電圧値γ以上で、かつ、電流検出回路11の検出の放電灯電流ILが所定の電流値β以下のとき高圧放電灯6の放電を異常と判定する放電状態判定手段と、放電状態判定手段により異常放電と判定されたとき高圧放電灯6に流れる電流を通常より多く流す放電制御手段とを備えたもので、例えば、高圧放電灯6に異常放電が生じた場合、放電灯電圧VLから得られた電流値に電流δを加算した値を目標電流IMとして差動増幅回路10に設定するようにしたものである。
【0018】
ここで、実施形態2における制御回路の動作を図4に基づいて詳述する。図4は実施形態2における制御回路の動作を示すフローチャートである。
制御回路13は、制御電源が立ち上がると、前述したようにアクティブフィルタ3の動作を開始してその出力電圧が所定電圧なるよう制御し(S31)、次いで、インバータ5を駆動して低周波の交流電圧を高圧放電灯6に印加すると共に、高電圧パルス発生回路7を駆動して高電圧パルスを印加し(S32,S33)、高圧放電灯6を放電させる。この時、放電灯電流Aを電流検出回路11を介して読み込み(S34)、所定値αと比較する(S35)。放電灯電流Aが所定値α未満のときは、引き続き高電圧パルス発生回路7を駆動して放電灯電流Aの読み込みに入り(S33,S34)、この実行の繰り返しにより放電灯電流Aが所定値α以上になると、放電灯電圧VL及び放電灯電流ILを各検出回路11,12から読み込む(S36,S37)。
【0019】
そして、まず放電灯電圧VLと所定の電圧値γとを比較し(S38)、放電灯電圧VLがその電圧値γ未満のときは正常に放電が開始されたと判断してS39において目標電流IMの演算に入るが、放電灯電圧VLが所定の電圧値γ以上のときは放電灯電流ILと所定の電流値βとを比較する(S40)。放電灯電流ILがその電流値βを越えているときは前記と同様に目標電流IMの演算に入るが(S39)、放電灯電流ILが所定の電流値β以下のときは、異常放電が生じていると判断して、放電灯電圧VLから得られた電流値に電流δを加算した値を目標電流IMとし(S41)、差動増幅回路10に設定する。次いで、S36に戻って放電灯電圧VLの読み込みに入る。
【0020】
一方、差動増幅回路10は、制御回路により設定された目標電流IMが得られるよう限流回路4を駆動し、このため、高圧放電灯6においては、先の異常放電の放電経路の周辺温度が上昇し、かつ、電極先端間の方がエネルギー準位が低くなって、異常放電が電極先端間に移行して正常放電となる。
【0021】
実施形態2においては、放電灯電圧VLが所定の電圧値γ以上で、かつ、放電灯電流ILが所定の電流値β以下のとき高圧放電灯6の放電を異常と判断し、異常放電と判断したときは、放電灯電圧VLから得られた電流値に電流δを加算した値を目標電流IMとして差動増幅回路10に設定し、その電流が高圧放電灯6に流れるようにしたので、高圧放電灯6に異常放電が生じても即座に解消でき、異常放電のまま高圧放電灯6を点灯し続けるということがなくなり、このため、異常放電状態の点灯による高圧放電灯6の寿命を短くするということを防止できるという効果がある。
【0022】
実施形態3.
実施形態3においては、制御回路13に、電圧検出回路12の検出の放電灯電圧VLが所定時間T1継続して所定の電圧値γ以上のとき高圧放電灯6の放電を異常と判定する放電状態判定手段と、放電状態判定手段により異常放電と判定されたときインバータ5の駆動を停止して高圧放電灯6を消灯し、所定時間Tg経過後、インバータ5を再始動してその高圧放電灯6を再放電させる放電制御手段とを備えたものである。
【0023】
次に、前記手段を備えた制御回路の動作を詳述する。図5は実施形態3における制御回路の動作を示すフローチャート、図6は放電灯電圧VLが所定の電圧値γ以上になったときの計時時間T1のフローチャートである。なお、S51〜S57までの動作は実施形態1で説明した図2のS1〜S7までの動作と同一であるため説明を省略する。
【0024】
制御回路13は、電流検出回路11から読み込んだ放電灯電流Aが所定値α以上になると、電圧検出回路12の検出の放電灯電圧VLを読み込み(S58)、所定の電圧値γと比較する(S59)。放電灯電圧VLがその電圧値γ未満のときは、正常に放電が開始されたと判断して、値Kを計時時間T1として設定すると共に、その放電灯電圧VLから目標電流IMを演算する(S60,S61)。そして、その結果を差動増幅回路10に設定し限流回路4の出力電流がその目標電流IMになるよう駆動させ、再び放電灯電圧VLの読み込みに入る(S58)。このS58〜S61までを繰り返し実行している場合は、値Kが計時時間T1としてその都度設定されるので、その計時時間T1をカウントダウンすることなくその時間が設定されたままとなっている。
【0025】
また、読み込んだ放電灯電圧VLが所定の電圧値γ以上のときは、S60において設定した計時時間T1がゼロかどうかを判定する(S62)。放電灯電圧VLが所定の電圧値γ以上になった時点では計時時間T1がゼロになることがないのでS61に進んで、前述の如く放電灯電圧VLから目標電流IMを演算し、その結果を差動増幅回路10に設定して再び放電灯電圧VLの読み込みに入る(S58)。このS58、S59、S62、S61を繰り返し実行している際、所定時間毎に計時時間T1をカウントダウンしており(S91,S92)、カウントダウンによりゼロになったとき計時時間T1をゼロに設定する(S93)。
【0026】
一方、計時時間T1がゼロになるまでS58、S59、S62、S61を繰り返し実行した場合には、高圧放電灯6に異常放電が生じていると判断して、値λをインバータ停止の計時時間Tgとして設定すると共に、インバータ5の駆動を停止し(S63,S64)、高圧放電灯6を消灯する。
【0027】
そして、実施形態1で説明したように計時時間Tgがゼロになるまで待機し(S53)、計時時間Tgがゼロになった時点で、再びインバータ5を駆動して低周波の交流電圧を高圧放電灯6に印加し(S54)、次いで、高電圧パルス発生回路7を駆動して高電圧パルスを印加し(S55)、高圧放電灯6を放電させる。
【0028】
実施形態3においては、時間T1の間、放電灯電圧VLが所定の電圧値γ以上であったとき高圧放電灯6の放電を異常と判断し、異常放電と判断したときはインバータ5の駆動を停止して高圧放電灯6を消灯し、時間Tg経過後、その高圧放電灯6を再放電させるようにしたので、異常放電のまま高圧放電灯6を点灯し続けるということがなくなり、このため、異常放電状態の点灯による高圧放電灯6の寿命を短くするということを防止できるという効果がある。
【0029】
実施形態4.
実施形態4においては、制御回路13に、電圧検出回路12の検出の放電灯電圧VLが所定時間T1継続して所定の電圧値γ以上のとき高圧放電灯6の放電を異常と判定する放電状態判定手段と、放電状態判定手段により異常放電と判定されたとき高圧放電灯6に流れる電流を通常より多く流す放電制御手段とを備えたもので、前述したように高圧放電灯6に異常放電が生じた場合、放電灯電圧VLから得られた電流値に電流δを加算した値を目標電流IMとして差動増幅回路10に設定するようにしたものである。
【0030】
ここで、前記手段を備えた制御回路の動作を詳述する。図7は実施形態4における制御回路の動作を示すフローチャートである。なお、S71〜S75までの動作は実施形態2で説明した図4のS31〜S35までの動作と同一であるため、また、S76〜S80までの動作は実施形態3で説明した図5のS58〜S62までの動作と同一であるため説明を省略する。
【0031】
制御回路13は、電圧検出回路12から読み込んだ放電灯電圧VLが所定の電圧値γ未満のとき、正常に放電が行われていると判断してS76〜S79までを繰り返し実行するが、読み込んだ放電灯電圧VLが所定の電圧値γ以上で、かつ、S78で設定した計時時間T1がゼロでないときは、S76、S77、S80、S79を繰り返し実行する。この動作を繰り返し行っている際、計時時間T1を所定時間毎にカウントダウンしており(図6参照)、その計時時間T1がゼロになったときは、高圧放電灯6に異常放電が生じていると判断して、放電灯電圧VLから得られた電流値に電流δを加算した値を目標電流IMとし(S81)、差動増幅回路10に設定して放電灯電圧VLの読み込みに入る(S76)。
【0032】
この読み込んだ放電灯電圧VLが所定の電圧値γ以上のときは、計時時間T1がゼロであるため引き続きS81において目標電流IMを算出して差動増幅回路10に設定し、また、S81で演算した目標電流IMにより放電灯電圧VLが所定の電圧値γ未満になったときは、放電が正常になったと判断してS76〜S79までを繰り返し実行する。
【0033】
このように、時間T1の間、放電灯電圧VLが所定の電圧値γ以上であったとき高圧放電灯6の放電を異常と判断し、異常放電と判断したときは放電灯電圧VLから得られた電流値に電流δを加算した値を目標電流IMとして差動増幅回路10に設定し、その電流が高圧放電灯6に流れるようにしたので、高圧放電灯6に異常放電が生じても即座に解消でき、異常放電のまま高圧放電灯6を点灯し続けるということがなくなり、このため、異常放電状態の点灯による高圧放電灯6の寿命を短くするということを防止できるという効果がある。
【0034】
実施形態5.
実施形態5においては、制御回路13に、電流検出回路11から読み込んだ放電灯電流ILが所定時間T2継続して所定の電流値β以下のとき高圧放電灯6の放電を異常と判定する放電状態判定手段と、放電状態判定手段により異常放電と判定されたときインバータ5の駆動を停止して高圧放電灯6を消灯し、所定時間Tg経過後、インバータ5を再始動してその高圧放電灯6を再放電させる放電制御手段とを備えたものである。
【0035】
次に、前記手段を備えた制御回路の動作を詳述する。図8は実施形態5における制御回路の動作を示すフローチャート、図9は放電灯電流ILが所定の電流値β以上になったときの計時時間T2のフローチャートである。なお、S101〜S109までの動作は実施形態1で説明した図2のS1〜S9までの動作と同一であるため説明を省略する。
【0036】
制御回路13は、放電灯電流ILを電流検出回路11から読み込むと、所定の電流値βと比較する(S110)。放電灯電流ILがその電流値βより大きいときは、正常に放電していると判断して、値Kを計時時間T2として設定すると共に、電圧検出回路12を介して読み込んだ放電灯電圧VLから目標電流IMを演算する(S111,S112)。そして、その結果を差動増幅回路10に設定し限流回路4の出力電流がその目標電流IMになるよう駆動させ、再び放電灯電圧VL及び放電灯電流ILの読み込みに入る(S108,S109)。このS108〜S112までを繰り返し実行している場合は、前述したように値Kが計時時間T2としてその都度設定されるので、その計時時間T2が設定されたままとなっている。
【0037】
また、読み込んだ放電灯電流ILが所定の電流値β以下のときは、S111で設定した計時時間T2がゼロかどうかを判定する(S113)。放電灯電流ILが所定の電流値β以下になった時点では計時時間T2がゼロになることがないのでS112に進んで、前述の如く放電灯電圧VLから目標電流IMを演算し、その結果を差動増幅回路10に設定して再び放電灯電圧VL及び放電灯電流ILの読み込みに入る(S108,S109)。このS108、S109、S110、S113,S112を繰り返し実行している際、計時時間T2を所定時間毎にカウントダウンしており(S141,S142)、カウントダウンによりゼロになったとき計時時間T2をゼロに設定する(S143)。
【0038】
一方、計時時間T2がゼロになるまでS108、S109、S110、S113,S112を繰り返し実行した場合には、高圧放電灯6に異常放電が生じていると判断して、値λをインバータ停止の計時時間Tgとして設定すると共に、インバータ5の駆動を停止し(S114,S115)、高圧放電灯6を消灯する。
【0039】
そして、実施形態1で説明したように計時時間Tgがゼロになるまで待機し(S103)、計時時間Tgがゼロになった時点で、再びインバータ5を駆動して低周波の交流電圧を高圧放電灯6に印加し(S104)、次いで、高電圧パルス発生回路7を駆動して高電圧パルスを印加し(S105)、高圧放電灯6を放電させる。
【0040】
以上のように実施形態5によれば、時間T2の間、放電灯電流ILが所定の電流値β以下であったとき高圧放電灯6の放電を異常と判断し、異常放電と判断したときはインバータ5の駆動を停止して高圧放電灯6を消灯し、時間Tg経過後、その高圧放電灯6を再放電させるようにしたので、異常放電のまま高圧放電灯6を点灯し続けるということがなくなり、このため、異常放電状態の点灯による高圧放電灯6の寿命を短くするということを防止できるという効果がある。
【0041】
実施形態6.
実施形態6においては、制御回路13に、電流検出回路11から読み込んだ放電灯電流ILが所定時間T2継続して所定の電流値β以下のとき高圧放電灯6の放電を異常と判定する放電状態判定手段と、放電状態判定手段により異常放電と判定されたとき高圧放電灯6に流れる電流を通常より多く流す放電制御手段とを備えたものである。
【0042】
ここで、前記手段を備えた制御回路の動作を詳述する。図10は実施形態6における制御回路の動作を示すフローチャートである。なお、S121〜S127までの動作は実施形態2で説明した図4のS31〜S37までの動作と同一のため、また、S128〜S131までの動作は実施形態5で説明した図8のS110〜S113までの動作と同一であるため説明を省略する。
【0043】
制御回路13は、電流検出回路11から読み込んだ放電灯電流ILが所定の電流値βより大きいとき、正常に放電が行われていると判断してS126〜S130までを繰り返し実行するが、読み込んだ放電灯電流ILが所定の電流値β以下で、かつ、S129で設定した計時時間T2がゼロでないときは、S126、S127、S128、S131,S130を繰り返し実行する。この動作を繰り返し行っている際は、前述したように計時時間T2がゼロになるまで所定時間毎にカウントダウンし(図9参照)、その計時時間T2がゼロになったとき高圧放電灯6に異常放電が生じていると判断して、放電灯電圧VLから得られた電流値に電流δを加算した値を目標電流IMとし(S132)、差動増幅回路10に設定して放電灯電圧VL及び放電灯電流ILの読み込みに入る(S126,S127)。
【0044】
この放電灯電流ILが所定の電流値β以下のときは引き続きS132において目標電流IMを算出して差動増幅回路10に設定し、放電灯電流ILが所定の電流値βより大きくなったときは、放電が正常になったと判断してS126〜S130までを繰り返し実行する。
【0045】
このように、時間T2の間、放電灯電流ILが所定の電流値β以下であったとき高圧放電灯6の放電を異常と判断し、異常放電と判断したときは、放電灯電圧VLから得られた電流値に電流δを加算した値を目標電流IMとして差動増幅回路10に設定し、その電流が高圧放電灯6に流れるようにしたので、高圧放電灯6に異常放電が生じても即座に解消でき、異常放電のまま高圧放電灯6を点灯し続けるということがなくなり、このため、異常放電状態の点灯による高圧放電灯6の寿命を短くするということを防止できるという効果がある。
【0046】
実施形態7.
実施形態7においては、制御回路13に、電流検出回路11により検出された放電灯電流Aが所定値α以上かどうかを判定し、放電灯電流Aが所定値α未満のときは高圧放電灯6の放電を異常と判定する放電状態判定手段と、放電状態判定手段により異常放電と判定されたときインバータ5及び高電圧パルス発生回路7の駆動に予め設定された休止時間を挿入して間欠駆動し、前記検出電流が所定値α以上になることなくその間欠駆動を所定数繰り返したときは、前記休止時間を長く設定して前記インバータ5及び高電圧パルス発生回路7を間欠駆動する制御手段とを備えたものである。
【0047】
次に、前記手段を備えた制御回路の動作を詳述する。図11は実施形態7における制御回路の動作を示すフローチャート、図12は高電圧パルスのパルス幅の計時時間Taのフローチャート、図13は高電圧パルスの休止の計時時間Tbのフローチャート、図14は高電圧パルスの波形図である。
【0048】
点灯スイッチのONにより制御電源が立ち上がると、制御回路13は、高電圧パルス発生回路7から出力される高電圧パルスの計数値Cをゼロに設定し(S151)、値κを高電圧パルスのパルス幅の計時時間Taとして設定する(S152)。そして、アクティブフィルタ3の動作を開始してその出力電圧が所定電圧なるよう制御し(S153)、インバータ5を駆動して低周波の交流電圧を高圧放電灯6に印加すると共に、高電圧パルス発生回路7を駆動して高電圧パルスを印加し(S154,S155)、高圧放電灯6を放電させる。この時、高圧放電灯6に流れる放電灯電流Aを電流検出回路11から読み込み(S156)、所定値αと比較する(S157)。
【0049】
放電灯電流Aが所定値α以上のときは、正常に放電が行われたと判断して放電灯電圧VLを読み込み、目標電流IMの演算に入るが(S158,S159)、放電灯電流Aが所定値α未満のときは、パルス幅の計時時間Taがゼロかどうかを判定する(S160)。この時間Taは、図12に示すように所定時間毎にカウントダウンしており(S171,S172)、そのカウントダウンによりゼロになったとき計時時間Taをゼロに設定する(S173)。
【0050】
S160において、パルス幅の計時時間Taがゼロでないとき、即ち高電圧パルスが高圧放電灯6に印加中のときは高電圧パルス発生回路7の駆動を継続して放電灯電流Aの読み込みに入り(S155)、パルス幅の計時時間Taがゼロになったとき、即ち放電灯電流Aが所定値α以上になることなく高電圧パルスの印加が終了した場合は、放電失敗と判断してインバータ5及び高電圧パルス発生回路7の駆動を停止し(S161,S162)、高電圧パルスの計数値Cと予め設定された値μとを比較する(S163)。この値μは、後述の時間Tb毎に出力される高電圧パルスの回数であり(図14参照)、計数値Cがその値μ以上のときはS165に進むが、計数値Cが値μ未満のときは、値λを高電圧パルスの休止の計時時間Tbとして選択する(S164)。
【0051】
そして、この計時時間Tbがゼロになるまで待機する(S166)。この時間Tbは、図13に示すように所定時間毎にカウントダウンしており(S181,S182)、そのカウントダウンによりゼロになったとき計時時間Tbをゼロに設定する(S183)。計時時間Tbがゼロになると、計数値Cをカウントアップし(S167)、予め設定された高電圧パルスの合計値μ0 と比較する(S168)。この時点では、計数値Cが合計値μ0 に達しないのでS152に進んで、再び値κを高電圧パルスのパルス幅の計時時間Taとして設定し、前述した一連の動作を実行する。
【0052】
休止時間Tb(=λ)毎に出力される高電圧パルスの計数値Cが値μ以上になる前に、放電灯電流Aが所定値α以上なった場合は、放電が正常になったと判断して目標電流IMの演算に入り(S158,S159)、放電灯電流Aが所定値α以上になることなく高電圧パルスの計数値Cが値μ以上になったときは、図14に示すように値λ+ρを高電圧パルスの休止の計時時間Tbとして選択する(S165)。そして、前記と同様にその計時時間Tbがゼロになるまで待機し(S166)、計時時間Tbがゼロになったとき計数値Cをカウントアップし(S167)、予め設定された高電圧パルスの合計値μ0 と比較する(S168)。計時時間Tbの切換時点では、計数値Cが合計値μ0 に達しないのでS152に進んで、値κを高電圧パルスのパルス幅の計時時間Taとして設定し、前述した一連の動作を実行する。
【0053】
休止時間Tb(=λ+ρ)毎に出力される高電圧パルスの計数値Cが合計値μ0 以上になる前に、放電灯電流Aが所定値α以上なった場合は、放電が正常になったと判断して目標電流IMの演算に入り(S158,S159)、放電灯電流Aが所定値α以上になることなく高電圧パルスの計数値Cが合計値μ0 以上になったときは、アクティブフィルタ3を停止し(S169)、本装置を完全に停止させる。
【0054】
以上のように実施形態7においては、高圧放電灯点灯時、電流検出回路11から読み込んだ放電灯電流Aが所定値α未満のとき高圧放電灯6の放電を異常と判断し、異常放電と判断したときは、インバータ5及び高電圧パルス発生回路7の駆動を時間Tbの間停止して高圧放電灯6を冷やした後再び駆動し、放電灯電流Aが所定値α以上なることなくその間欠駆動を所定回数μ繰り返した場合、即ち、高圧放電灯6の放電が正常にならないときは、前記時間Tbを長く設定してインバータ5及び高電圧パルス発生回路7を間欠駆動するようにして高圧放電灯がさらに冷やされるようにしたので、再点灯時には異常放電が起きなくなり、そのため、異常放電のまま高圧放電灯6を点灯し続けるということがなくなり、異常放電状態の点灯による高圧放電灯6の寿命を短くするということを防止できるという効果がある。
【0055】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、電圧検出回路の検出電圧が所定の電圧値以上で、かつ、電流検出回路の検出電流が所定の電流値以下のとき高圧放電灯の放電を異常と判定し、異常放電と判定したときは高圧放電灯を消灯して所定時間Tg経過後にその高圧放電灯を再始動するようにしたので、異常放電のまま高圧放電灯を点灯し続けるということがなくなり、このため、異常放電状態の点灯による高圧放電灯の寿命を短くするということを防止できるという効果がある。
【0058】
さらにまた、放電状態判定手段により異常放電と判定されると、高圧放電灯に流れる電流を通常より多く流すようにしたので、高圧放電灯に異常放電が生じても即座に解消でき、異常放電のまま高圧放電灯を点灯し続けるということがなくなり、このため、異常放電状態の点灯による高圧放電灯の寿命を短くするということを防止できるという効果がある。
【0059】
また、電流検出回路の検出電流が所定値α以上かどうかを判定し、前記検出電流が所定値α未満のときは高圧放電灯の放電を異常と判定し、異常放電と判定したときはインバータ及び高電圧発生回路の駆動に予め設定された休止時間を挿入して間欠駆動し、前記検出電流が所定値α以上になることなくその間欠駆動を所定数繰り返したときは、前記休止時間を長く設定してインバータ及び高電圧発生回路を間欠駆動するようにしたので、再点灯時には異常放電が起きなくなり、そのため、異常放電のまま高圧放電灯を点灯し続けるということがなくなり、異常放電状態の点灯による高圧放電灯の寿命を短くするということを防止できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態1を示す高圧放電灯点灯装置のブロック図である。
【図2】 実施形態1における制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図3】 インバータ停止の計時時間Tgのフローチャートである。
【図4】 実施形態2における制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図5】 実施形態3における制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図6】 放電灯電圧VLが所定の電圧値γ以上になったときの計時時間T1のフローチャートである。
【図7】 実施形態4における制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図8】 実施形態5における制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図9】 放電灯電流ILが所定の電流値β以上になったときの計時時間T2のフローチャートである。
【図10】 実施形態6における制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図11】 実施形態7における制御回路の動作を示すフローチャートである。
【図12】 高電圧パルスのパルス幅の計時時間Taのフローチャートである。
【図13】 高電圧パルスの休止の計時時間Tbのフローチャートである。
【図14】 高電圧パルスの波形図である。
【図15】 高圧放電灯の正常放電の説明図である。
【図16】 高圧放電灯の異常放電の説明図である。
【符号の説明】
1 商用電源、 2 全波整流回路、 3 アクティブフィルタ、 4 限流回路、 5 インバータ、 6 高圧放電灯、 7 高電圧パルス発生回路、8 制御電源回路、 9 アクティブフィルタ出力電圧検出回路、 10 差動増幅回路、 11 電流検出回路、 12 電圧検出回路、 13 制御回路。
Claims (3)
- 高圧放電灯と、
直流に変換された電圧を低周波の交流電圧に変換し前記高圧放電灯に供給するインバータと、
前記高圧放電灯を始動するための高電圧を発生する高電圧発生回路と、
前記高圧放電灯に供給される電圧を検出する電圧検出回路と、
前記高圧放電灯に流れる電流を検出する電流検出回路と、
前記検出電圧が所定の電圧値以上で、かつ、前記検出電流が所定の電流値以下のとき高圧放電灯の放電を異常と判定する放電状態判定手段と、
該放電状態判定手段により異常放電と判定されたとき前記高圧放電灯を消灯し、所定時間Tg経過後にその高圧放電灯を再始動する放電制御手段と
を備えたことを特徴とする高圧放電灯点灯装置。 - 前記放電制御手段は、前記放電状態判定手段により異常放電と判定されると、前記高圧放電灯の消灯に代えて、前記高圧放電灯に流れる電流を通常より多く流すことを特徴とする請求項1記載の高圧放電灯点灯装置。
- 高圧放電灯と、
直流に変換された電圧を低周波の交流電圧に変換し前記高圧放電灯に供給するインバータと、
前記高圧放電灯を始動するための高電圧を発生する高電圧発生回路と、
前記高圧放電灯に流れる電流を検出する電流検出回路と、
前記検出電流が所定値α以上かどうかを判定し、前記検出電流が所定値α未満のときは高圧放電灯の放電を異常と判定する放電状態判定手段と、
該放電状態判定手段により異常放電と判定されたとき前記インバータ及び高電圧発生回路の駆動に予め設定された休止時間を挿入して間欠駆動し、前記検出電流が所定値α以上になることなくその間欠駆動を所定数繰り返したときは、前記休止時間を長く設定して前記インバータ及び高電圧発生回路を間欠駆動する制御手段と
を備えたことを特徴とする高圧放電灯点灯装置。
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-
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