JP4117334B2 - 光ピックアップ - Google Patents

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Description

本発明はディスク状媒体にレーザ光を照射することにより情報の記録または再生を行う光ピックアップ及び光ディスク装置に関する。
高密度光ディスク装置の規格の1つとして、波長405nmの青紫色レーザ、NA0.85の高NA対物レンズ、基板厚さ0.1mmのディスク媒体を用いたBlu-ray規格が提案されている(例えば、非特許文献1参照)。この高密度光ディスク装置では対物レンズのNAが0.85と現在のDVDよりも高く、ディスク媒体の基板厚さ誤差に伴って発生する球面収差が急激に大きくなる。そのため、球面収差の補正手段を設けることが提案されている。(例えば、特許文献1参照)
上記Blu-ray規格では記録容量を高めるため、片面に基板と情報記録膜を2層に積層した構造とすることが提案されている。また、さらなる大容量化を目指して多層化への取組みがなされており、NA0.85の対物レンズ、波長405nmの青紫色レーザに対応した4層ディスク媒体(トータルの基板厚さ0.1mm)の試作例が報告されている。(例えば、非特許文献2参照)
特開2000−11402号公報(第3−13頁、図1,図13,図14) 信学技報TECHNICAL REPORT OF IEICE CPM2002-92(2002-9)、奥 万寿夫、p33−p36 光学 32巻9号(2003)、飯田 哲哉、志田 宣義、樋口 隆信、p13−p17
高NAの対物レンズを用い、高密度でかつ2層以上の多層ディスク媒体を記録再生する場合、光スポットの品質を劣化させないためには下記の(1)、(2)によって生じる球面収差をともに補正することが求められる。(1)各層における基板厚さ誤差(2)光スポットの焦点位置を各層間で切り替える際の基板厚さの差
上記(2)では上記(1)よりも大きな基板厚誤差の補正が必要であり、一方、上記(1)では上記(2)よりは小さな基板厚誤差ではあるが、精度の高い補正が必要となる。本発明は上記の点に鑑みなされたもので、高NAの対物レンズを用い、高密度でかつ2層以上の多層ディスク媒体を記録再生するため、補正可能な基板厚誤差を大小の2段階にわたって設定可能な球面収差補正光学系を備えた光ピックアップを提供することを目的としている。
上記課題を解決するため、本発明では、異なる基板厚さを有するディスク媒体に対し対物レンズを介して記録再生を行う光ピックアップであって、レーザ光源と、前記対物レンズと、前記レーザ光源と前記対物レンズの間の光路に球面収差補正光学系を備え、前記球面収差補正光学系は第1、第2、第3の補正レンズが光軸方向に沿って配置されるとともに、前記第1から第3の補正レンズのうち1つあるいは2つの補正レンズが基準位置から光軸方向に変位可能であることを特徴とする光ピックアップとした。前記第1、第2、第3の補正レンズはそれぞれ凹レンズ、凸レンズ、凸レンズで形成され、前記第2の補正レンズはその焦点距離が前記第1、第3の補正レンズより大きく設定されていることを特徴とする光ピックアップとした。
あるいは、前記第1、第2、第3の補正レンズはそれぞれ凹レンズ、凹レンズ、凸レンズで形成され、前記第2の補正レンズはその焦点距離が前記第1、第3の補正レンズより大きく設定されていることを特徴とする光ピックアップとした。上記の光ピックアップを搭載したことを特徴とする光ディスク装置とした。
本発明によれば、高NAの対物レンズを用い、高密度でかつ2層以上の多層ディスク媒体を記録再生する光ピックアップにおいて、補正可能な基板厚誤差を大小の2段階にわたって設定可能な球面収差補正光学系を設けたので、各層における基板厚さ誤差と、光スポットの焦点位置を各層間で切り替える際の基板厚さの差の両方を精度良く補正することが可能な光ピックアップおよび光ディスク装置を提供することができる。また、ディスク媒体の基板厚さが大きく異なるため発生する球面収差についても補正することができるので、複数のディスク媒体に対して共通の高NA対物レンズを用い、記録再生を行う光ピックアップおよび光ディスク装置を提供することが可能となる。
発明を実施するための最良の形態として、実施例1〜4を説明する。
本発明の実施例1について図1から図5を用いて説明する。図1は本発明の球面収差補正光学系を搭載した光ピックアップの側面図を示している。同図において、レーザ光源101から出射した光は、回折格子102、ビームスプリッタ103、コリメータレンズ104、本発明の球面収差補正光学系105を通過後、ミラー106で反射され、1/4波長板107を通過後、対物レンズ108によってディスク媒体109の記録面111に集光される。110はディスク媒体109の基板を示している。なお、対物レンズ108は(図示しない)2次元アクチュエータによって光軸112方向および光軸112に垂直な方向に駆動する。記録面111から反射した光は対物レンズ108、1/4波長板107を通過後、ミラー106で反射され、球面収差補正光学系105、コリメータレンズ104を通過後、ビームスプリッタ103で反射され、検出レンズ113によって光検出器114に集光される。
上記本発明の球面収差補正光学系105はレーザ光源101側から見ると、凹レンズからなる第1の補正レンズ115、凸レンズからなる第2の補正レンズ116、凸レンズからなる第3の補正レンズ117が光軸112に沿って配置されている。第1の補正レンズ115は固定されており、第2の補正レンズ116と第3の補正レンズ117は(図示しない)駆動手段によって基準位置から光軸112に沿って変位するようになっている。光検出器114で得られた信号からディスク媒体109の基板110厚さ誤差による球面収差信号が検出され、この信号もとにして第2の補正レンズ116を矢印118の方向に、第3の補正レンズ117を矢印119の方向に変位させて球面収差を補正する。なお、上記駆動手段として例えばステッピングモータ等を用いることが可能であり、本図では図示しないが、第2の補正レンズ116、第3の補正レンズ117の基準位置と変位を検出するセンサが設けられている。
次に、図2から図5を用いて本発明の球面収差補正光学系105の動作について説明する。図2は図1から球面収差補正光学系105、対物レンズ108、ディスク媒体109の基板110を抜き出した図であり、(a)は基準位置から第2の補正レンズ116を光軸112方向に、(b)は基準位置から第3の補正レンズ117を光軸112方向に変位させた場合を示している。上記基準位置では第1の補正レンズ115と第2の補正レンズ116が主平面間隔L1で、第2の補正レンズ116と第3の補正レンズ117が主平面間隔L2で配置され、図1で示したコリメートレンズ104から出射した平行光201が第1の補正レンズ115に入射し、第3の補正レンズ117から(点線で示す)平行光202が出射して対物レンズ108に入射する。第3の補正レンズ117と対物レンズ108は主平面間隔Cで配置されている。ここで、第1の補正レンズ115、第2の補正レンズ116、第3の補正レンズ117の焦点距離をそれぞれf1、f2、f3と表記する(f1は負、f2は正、f3は正の符号)。
図3には例として、f1=−5mm、f2=200mm、f3=15.5mm、L1=L2=5mmとして、第2の補正レンズ116の変位δ2と合成焦点距離fの関係、第3の補正レンズ117の変位δ3と合成焦点距離fの関係を計算した結果を示す。なお、δ2、δ3の符号と方向については図2の図中に示した(δ2の符号は矢印203の方向を+、矢印204の方向を−、δ3の符号は矢印207の方向を+、矢印208の方向を−としている)。図3では横軸に補正レンズの変位を、縦軸に合成焦点距離fの逆数1/fを縦軸にとって示した。直線301は第2の補正レンズ116をδ2変位させた場合、直線302は第3の補正レンズ117をδ3変位させた場合である。δ2を+側(矢印203の方向)に増加させると、合成焦点距離fの値が+側(第3の補正レンズ117から見て、対物レンズ108側)で小さくなる。すなわち、第3の補正レンズ117から収束光205が出射することになる。一方、δ2を−側(矢印204の方向)に増加させると、合成焦点距離fの値が−側(第3の補正レンズ117から見て、第2の補正レンズ116側)で小さくなる。すなわち、第3の補正レンズ117から発散光206が出射することになる。これと同じことがδ3についても言えるが、δ3に対するfの変化量はδ2に対する変化量の約9倍であり、大きく異なっている。
図4には例として、f1=−5mm、f2=200mm、f3=15.5mm、L1=L2=5mm、C=20mmとして、図3で示した計算結果をもとに第2の補正レンズ116の変位δ2と基板110の厚さ誤差Δt補正量の関係、第3の補正レンズ117の変位δ3と基板110の厚さ誤差Δt補正量の関係を計算した結果を示す。なお、基板110厚さの基準値t=100μm、対物レンズ108のNA=0.85、レーザ光源101の波長=405nm、基板110の屈折率=1.62とした。上記Δtの符号は基板110の厚さが上記100μmより薄い場合を−、厚い場合を+としている。直線401は第2の補正レンズ116をδ2変位させた場合、直線402は第3の補正レンズ117をδ3変位させた場合を示している。401、402の場合ともに補正レンズ変位δ2、δ3に比例して基板厚さ誤差Δt補正量は増加しているが、基板厚さ誤差補正感度(基板厚さ誤差Δt補正量/補正レンズ変位)は401と402の間で大きく異なり、402での補正感度は−25.4μm/mmであり、401での補正感度−2.8μm/mmの約9倍の値となっている。これは、焦点距離f2(=200mm)を焦点距離f1(=-5mm)、焦点距離f3(15.5mm)に比べて十分大きく設定することで、合成焦点距離fの感度(f/補正レンズ変位)が第3の補正レンズ117の変位時と第2の補正レンズ116の変位時とで大きく異なる(約9倍、図3参照)ことを反映しているためである。なお、図5にはf2=200mmとして、第1の補正レンズ115の焦点距離をf1と、上記の基板厚さ誤差補正感度(基板厚さ誤差Δt補正量/補正レンズ変位)の関係を計算した例を示す。
501は第2の補正レンズ116を変位させた場合、502は第3の補正レンズ117を変位させた場合を示す。図より、f1の値を-50mmから小さくするに従い、501と502で基板厚さ誤差補正感度の差が拡がっていくことがわかる。
このようにして、基板厚さ誤差補正感度(基板厚さ誤差Δt補正量/補正レンズ変位)の値を大小の2段階にわたって設定することが可能となる。
この特性を用いることにより球面収差補正を行う実施例について以下説明する。
Blu-rayディスクでは片面に基板と記録膜が1層の1層ディスクと、片面に基板と記録膜が2層に積層された2層ディスクの2種類が存在する。まず、1層ディスクの記録再生を行う場合を説明する。基板厚さが基準値100μmに対して規格上下限の±5μmの製造誤差があるとすると、球面収差を補正するには図4のグラフより、第2の補正レンズ116を約±1.8mm、あるいは第3の補正レンズ117を約±0.2mm変位させれば良い。特に第2の補正レンズ116を変位させる場合は、既に説明したように基板厚さ補正感度は−2.8μm/mmであるから、0.1mmの変位あたり0.28μmの基板厚さ誤差補正量となり、精度良く補正を行うことができる。
次に、2層ディスクの記録再生を行う場合を説明する。第2層の基板厚さの基準値は75μmであり、第1層の基板厚さ100μmに対して25μm薄くなる。第1層から第2層への切替えを行う場合、球面収差を補正するには図4のグラフより、第3の補正レンズ117を約+1mm(図2(b)において、矢印207の方向に約1mm)変位させれば良い。これで補正し切れない球面収差を補正するには、さらに第2の補正レンズ116を変位させる。また、第2層から第1層に切替えを行う場合、第3の補正レンズ117を約−1mm(図2(b)において、矢印208の方向に約1mm)変位させれば良い。これで補正し切れない球面収差に対しては、さらに第2の補正レンズ116を変位させる。この補正により光スポットは正確に記録膜上に照射され、記録再生が正常に行われる。
また、ディスク媒体109が2層より多層(例えば3層、4層等)となり、例えば3層目、4層目の基板厚さが上記の75μmより薄くなった場合であっても第1層から切替えるときには図4より、第3の補正レンズ117を上記の+1mmよりもさらに大きく変位させれば良い。これで補正し切れない球面収差は、さらに第2の補正レンズ116を変位させることで補正する。
本発明の実施例2について図6、図7を用いて説明する。上記実施例1では球面収差補正光学系105のうち、第2の補正レンズ116を凸レンズとしたが、図6に示すように、第2の補正レンズ601に凹レンズを用いても良い。ここで、第1の補正レンズ115、第2の補正レンズ601、第3の補正レンズ117の焦点距離をそれぞれf1、f2、f3と表記する(f1は負、f2は負、f3は正の符号)。その他は図1と同一であるため、ここでは説明を省略する。
図7には例として、f1=−5mm、f2=−200mm、f3=15.5mm、L1=L2=5mm、C=20mmとして、第2の補正レンズ601の変位δ2と基板110の厚さ誤差Δt補正量の関係、第3の補正レンズ117の変位δ3と基板110の厚さ誤差Δt補正量の関係を計算した結果を示す。その他の条件は図4の場合と同一である。
直線701は第2の補正レンズ601をδ2変位させた場合、直線702は第3の補正レンズ117をδ3変位させた場合を示している。701、702の場合ともに補正レンズ変位δ2、δ3に比例して基板厚さ誤差Δt補正量は増加しているが、基板厚さ誤差補正感度(基板厚さ誤差Δt補正量/補正レンズ変位)は701と702の間で大きく異なり、702における補正感度は−29μm/mmであり、701における補正感度2.7μm/mmの約10倍の値となっている。これは、焦点距離f2(=−200mm)を焦点距離f1(=−5mm)、焦点距離f3(15.5mm)に比べて十分大きく設定することで、合成焦点距離fの感度(f/補正レンズ変位)が第3の補正レンズ117の変位時と第2の補正レンズ501の変位時とで大きく異なる(約10倍)ことを反映しているためである。このことは図4と同様である。このようにして、実施例1と同様に、基板厚さ誤差補正感度(基板厚さ誤差Δt補正量/補正レンズ変位)の値を大小の2段階にわたって設定することが可能となる。
上記実施例1、実施例2では基板厚さの基準値が100μm であるBlu-rayディスクの場合について説明してきたが、本発明の球面収差補正光学系105、603は上記Blu-rayディスクとは大きく異なる基板厚さをもつディスク媒体に対して適用することも可能である。この実施例3について図8、図9を用いて説明する。図8はディスク媒体としてDVD媒体801が装着された場合を示しており、基板802の厚さt1は600μmで上記Blu-rayディスクの基板厚さ(100μm)に比べて500μm厚い。レーザ光源には波長650〜660nmの赤色レーザが用いられ、対物レンズ108は実施例1、実施例2と共通であるが、波長選択性のアパーチャ803により波長650〜660nmにおいて実効的なNAが0.6〜0.65に設定されている。
図9には例として、f1=−5mm、f2=200mm、f3=15.5mm、L1=L2=5mm、C=20mm、第2の補正レンズ116の変位δ4=−3mm(図8において、矢印804の方向に3mm)として、第3の補正レンズ117の変位δ5と基板厚さ誤差補正量(厚みが増える方向)の関係を計算した結果を曲線901に示す。なお、基板厚さの基準値を100μm、実効NA=0.65、レーザ光源の波長=660nm、基板802の屈折率=1.58 とした。図9より、変位δ5が−4.6mm(図8において、矢印805の方向に4.6mm)のとき、基板厚さ誤差補正量が500μmとなることがわかる。すなわち、この状態で基板802の厚さt1=600μmの場合の球面収差を打ち消すことが可能となる。さらに、例えば、基板802の厚さt1の変動量約±30μmを補正することを想定すると、基板厚さ誤差補正量が470μm〜530μmとなるように第3の補正レンズ117の変位δ5を約−4.9mm〜約−4.2mmの間にもっていくことにより補正ができることになる。この補正によって光スポットは正確に記録膜上に照射され、DVDの記録再生が正常に行われる。
上記実施例1、実施例2、実施例3では光ピックアップに関する実施例を説明してきたが、ここでは上記光ピックアップを搭載した光ディスク装置の実施例について図10を用いて説明する。図10は情報の記録および再生を行う情報記録再生装置1001の概略ブロック図を示している。1002は本発明の光ピックアップを示しており、この光ピックアップ1002から検出された信号は信号処理回路内のサーボ信号生成回路1003および情報信号再生回路1004に送られる。上記サーボ信号生成回路1003では、上記光ピックアップ1002より検出された信号から光ディスク1005に適したフォーカシング制御信号、トラッキング制御信号、球面収差検出信号が生成され、これらをもとにアクチュエータ駆動回路1006を経て光ピックアップ1002内の(図示しない)対物レンズアクチュエータを駆動し、対物レンズ1007の位置制御を行う。また、上記サーボ信号生成回路1003では上記光ピックアップ1002より球面収差検出信号が生成され、この信号をもとに球面収差補正駆動回路1008を経て光ピックアップ1002内の(図示しない)球面収差補正光学系の補正レンズを駆動する。また、情報信号再生回路1004では上記光ピックアップ1002から検出された信号から光ディスク1005に記録された情報信号が再生され、その情報信号は情報信号出力端子1009へ出力される。なお、上記サーボ信号生成回路1003および、情報信号再生回路1004で得られた信号の一部はシステム制御回路1010に送られる。システム制御回路1010からはレーザ駆動用記録信号が送られ、レーザ光源点灯回路1011を駆動させて発光量の制御を行い、上記光ピックアップ1002を介して、光ディスク1005に記録信号を記録する。なお、このシステム制御回路1010にはアクセス制御回路1012とスピンドルモータ駆動回路1013が接続されており、それぞれ上記光ピックアップ1002のアクセス方向位置制御や光ディスク1005のスピンドルモータ1014の回転制御が行われる。なお、上記情報記録再生装置1001をユーザが制御する場合、ユーザ入力処理回路1015にユーザが指示することによって行う。その際、情報記録再生装置の処理状態等の表示は表示処理回路1016によって行われる。
実施例1の光ピックアップを示す図である。 実施例1の球面収差補正光学系の動作を説明する図である。 実施例1において、補正レンズ変位と1/合成焦点距離の関係を示す図である。 実施例1において、補正レンズ変位と基板厚さ誤差補正量の関係を示す図である。 実施例1において、第1の補正レンズ焦点距離f1と、基板厚誤差補正感度(基板厚誤差補正量/補正レンズ変位)の関係を示す図である。 実施例2の光ピックアップを示す図である。 実施例2において、補正レンズ変位と基板厚さ誤差補正量の関係を示す図である。 実施例3を示す図である。 実施例3において、第3の補正レンズ117の変位δ5と基板厚さ誤差補正量の関係を示す図である。 実施例4を示す図である。
符号の説明
105…実施例1における球面収差補正光学系、115…実施例1における第1の補正レンズ、116…実施例1における第2の補正レンズ、117…実施例1における第3の補正レンズ、118…実施例1において第2の補正レンズ116の変位方向を示す矢印、119…実施例1において第3の補正レンズ117の変位方向を示す矢印、401…実施例1において第2の補正レンズ116の変位δ2と基板厚さ誤差補正量の関係を示すグラフ、402…実施例1において第3の補正レンズ117の変位δ3と、基板厚さ誤差補正量の関係を示すグラフ、601…実施例2における第2の補正レンズ、701…実施例2において第2の補正レンズ601の変位δ2と基板厚さ誤差補正量の関係を示すグラフ、702…実施例2において第3の補正レンズ117の変位δ3と、基板厚さ誤差補正量の関係を示すグラフ。

Claims (4)

  1. 異なる基板厚さを有するディスク媒体に対し対物レンズを介して記録再生を行う光ピックアップであって、
    レーザ光源と、前記対物レンズと、前記レーザ光源と前記対物レンズの間の光路に球面収差補正光学系を備え、前記球面収差補正光学系は第1、第2、第3の補正レンズが光軸方向に沿って配置されるとともに、前記第2の補正レンズはその焦点距離が前記第1、第3の補正レンズよりも大きく設定されており、
    前記第2の補正レンズを含む2つの補正レンズが基準位置から光軸方向に変位可能であり、
    前記第1、第2の補正レンズを用いて基板厚さ誤差が小さな範囲での球面収差補正を行い、前記第3の補正レンズを用いて基板厚さ誤差が大きな範囲での球面収差補正を行うことを特徴とする光ピックアップ。
  2. 請求項1に記載の光ピックアップにおいて、前記対物レンズの焦点位置を前記ディスク媒体の所定の層から他の層の情報記録面に切替える際に、前記第3の補正レンズを用いて、又は、前記第3の補正レンズと前記第1及び/又は第2の補正レンズとを用いて、球面収差補正を行うことを特徴とする光ピックアップ。
  3. 請求項1に記載の光ピックアップにおいて、基板厚さが異なる複数のディスク媒体の情報記録面に対する前記対物レンズの焦点位置を切替える際に、前記第3の補正レンズを用いて球面収差補正を行うことを特徴とする光ピックアップ。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載の光ピックアップを搭載したことを特徴とする光ディスク装置。
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