JP4116634B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
副走査方向の2ドットで面積階調を実行する場合(1×2マトリクス)は、2つのラインメモリ1101,1102を用いて、主走査2ライン分の読取データを遅延させる。その後、2つの8ビットデータを加算器1105により加算し、その9ビットデータをγ変換用のROM1106に入力する。ROM1106内は、1つのテーブルが256バイトで構成され、その前半128バイトがEVEN、その後半128バイトがODDデータである。
主走査方向の2ドットで面積階調を実行する場合(2×1マトリクス)は、2つのラッチ1103,1104を用いて、主走査方向2ドット分の読み取りデータを遅延させる。以下、1×2マトリクスの場合と同様に、加算処理、γ変換処理を実行して書き込みデータを出力し、EVEN,ODDの切り替えは書き込みクロック信号WCLOCKに同期して実行する。その後、次の2ドットに移行して順次処理を繰り返す。
書き込みにおける位相を変換しドットを集中させる図39(c),(d)の加算+位相変換により画像形成を行う場合は、EVEN/ODDの切り替え周期を各々2分周することで実行する。以上、全てのモードにおいて階調情報の欠落は起きず、中間調濃度領域の再現性を向上することができる。
(1)カラー複写機の作像、
(2)カラー複写機の画像処理、
(3)LD多値変調、
(4)加算制御と位相制御回路、
(5)加算と配分、位相制御方式によるドット形成方法の説明、
の順に詳細に説明する。
図1は本発明に係る画像形成装置の一構成例を示すデジタルカラー複写機の概略構成図である。図1において符号100は画像形成部であるレーザプリンタ、200は自動原稿送り装置(ADF)、300は操作ボード、400は画像読み取り部であるイメージスキャナ、500は外部センサである。
図2は、図1に示したデジタルカラー複写機の画像処理部の構成例を示す回路ブロック図である。複写機全体の動作制御は、マイクロコンピュータで構成されるシステムコントローラ50により制御される。
次に光書き込み手段を構成する半導体レーザ(LD)の多値変調方式について説明する。
1ドット多値出力を行う半導体レーザ多値変調方式としてパルス幅変調(PWM)方式と光強度変調(PM)方式とがある。図3(a),(b)は、光強度変調方式とパルス幅変調方式の一例を示す図である。以下、これらの変調方式について説明する。
中間露光領域を利用して中間調記録を実現するため、印字プロセスの安定化が重要な要件であり、印字プロセスに対する要求が厳しくなる。しかしながら、半導体レーザ制御変調は簡易となる。即ち、光強度変調方式とは、図3(a)に示すように、光出力レベル自身を変化させて記録する方式で、それぞれドットパターンは図の上に示すようなパターンで出力される。この方式は、半導体レーザの制御変調部は簡便かつ小型に構成することができるが、中間露光領域を利用して中間調を再現しようとするため、現像バイアスの安定化など印字プロセスの安定化への要求が厳しくなる。
パルス幅変調方式とは、図3(b)に示すように、光出力レベルとしては2値であるが、その発光時間、つまりパルス幅を変化させて記録する方式で、それぞれドットパターンは図の上に示すようなパターンで出力される。
この方式は、基本的には2値記録であるので、光強度変調方式に比べて中間露光領域の利用度が少なく、また更に隣接ドットを結合させることにより中間露光領域を一層低減させることが可能になり、印字プロセスに対する要求を低減することができるが、パルス幅設定を1ドット当たり8ビットを実現させるには、1ドットの数十nsec.の時間幅を256分割しなければならず、高速高精度の半導体制御が必要となり、半導体レーザの制御部分が複雑になってしまう。すなわち、光強度変調方式では印字プロセスの安定化への要求が厳しくなり、パルス幅変調方式では半導体レーザの制御変調部の構成が複雑になる。そこで本発明の画像形成装置では、上記の点を考慮してパルス幅変調(PWM)方式と光強度変調(PM)方式とを組み合わせたパルス幅強度混合方式を採用している。
パルス幅強度混合方式の一例を図4に示す。このパルス幅強度混合方式では、パルス幅変調を基本とし、パルス幅とパルス幅の移り変わり部を図4(a),(b)のように光強度変調により補間し、例えばパルス幅の設定値を8値、光強度変調の設定値を32値として8ビット(28=256階調)相当の変調度を得る
ことができる。この方式では、パルス幅変調の段数が少ないため、デジタル的にパルス幅を設定でき、容易にパルス幅を設定でき且つ容易にパルス位置制御が実現できる。すなわち、図4(a),(b)は、1ドットの右端の位置より光書き込みパルスを発生する右モード、1ドットの左端より光書き込みパルスを発生する左モードを示す。これらは露光パルスをそれぞれ後端、先端から発生するように位相制御するものであり、結果としてドット発生位置を制御できる。さらに図5(c)に示すように、1ドットの中央位置より両方向に向かって光書き込みパルスを発生する中モードも選択できる。
この半導体レーザ駆動方法では、1つの画素に対する半導体レーザの発光パターンを、時間的には1/2^m(2^mは、2のm乗)なる画素クロック幅の分解能で2^m段階に分割し、発光パワー的には1/2^(n−m)なる発光パワー分解能で2^(n−m)段階に分割し、両者の組合せにより、2^n階調を表現するので、発光時間、発光パワーとも、その分割精度が緩和されることになり、多階調化を容易に実現できる。
尚、多値書き込み方式の半導体レーザ駆動回路や装置の構成としては、本出願人による先願、例えば特許文献13(特開平2−243363号公報)、特許文献14(特開平3−1656号公報)、特許文献15(特開平6−347852号公報)等に記載されたものを利用して構成することができる。
次に、画像の隣接画素データの加算と、加算データの判別と分配、及びドット位相制御を行う制御回路の構成例を図7に示す。ここでは最大で主走査方向2ドット及び副走査方向2ドットを加算する後述の方式6について説明する。図7において、Y,M,C,Bkに変換された各色毎の入力画像データは8ビット256階調が入力され、D−F/Fのラッチ回路602で主走査方向の隣接する2ドットの各8ビットデータA,Bが加算回路604に入力される。また、ラインメモリ601により、前ラインのデータが遅延され、ラッチ回路603で前ラインの主走査方向の同一アドレスの隣接する2ドットの各8ビットデータC,Dが加算回路604に入力される。そして加算回路604により、計4ドットのデータを加算した後、比較・配分・位相制御回路605により、ドットの飽和になるデータの閾値1と比較し、上記4ドット加算と主走査方向の2ドット加算とを切り替える。その加算値を後述のアルゴリズムに従って、データを集中するように配分する。また、画素クロックの分周信号により、書き込み位相信号をトグルに切り替える。本実施例では、画像の隣接画素データの加算と、加算データの判別と分配、及びドット位相制御を行う制御回路を図7に示すようなハードウェアで示したが、後述のようにソフトウェアによる処理でも実現できる。
より具体的には、
1.複数ドットの画像データを加算し特定画素から濃度を発生させていき、特にハイライト部で副走査方向に関して連結したドットとなるようにし、バンディング及び画像ノイズを低減させ、画像の安定性を確保すること、
2.特に濃度を発生させる特定画素の最小ドット濃度データが飽和した上で次の特定画素の濃度を発生させ、飽和性を確保し、安定性を確保すること、
3.特に必要ラインバッファ(ラインメモリ)数を減らし、コストダウンを図ること、
4.特に特定画素からの濃度発生の結果が、元データの濃度の重心により忠実となること、
である。
上記の1〜4を実現するため、本発明では、主走査方向あるいは副走査方向に隣接する2ドット、もしくは主走査方向と副走査方向に隣接する4ドットの画像データを加算して、その演算結果をもとに、あらかじめ設定してある特定画素から順にドットを再現させていく。その際、特定画素の右位相/左位相を利用して、隣り合う特定画素と結合させるようにする。以下に6つの方式を具体例として詳しく説明する。
方式1〜3では、1ドットサイズを図9の(a)とし、1画素サイズ(最小濃度単位)を図9(b)とし、図10に示すようなドット形成マトリクスを設定して、該ドット形成マトリクスの数値の小さい所から順次パルスを発生させていく。このときパルス幅変調(PWM)により1ドット内はハーフパルスに分け、フル(50%duty)になった時点で次に大きい番号に移り、次のパルスを発生させていく。この際、主走査方向のEVEN/ODD(以下、E/Oと略す)でPWMの右位相/左位相を切り替え、数値の同じ方向で書き込みパルスを結合する。書き込みの濃度発生のアルゴリズムを式で表現すると以下のようになる。
128≦d1+d2≦254のとき D1=127, D2=d1+d2−127
255≦d1+d2≦382のとき D1=d1+d2−127, D2=127
383≦d1+d2≦510のとき D1=255, D2=d1+d2−255
ドット形成のアルゴリズム.
1)副走査方向2ドットの濃度を加算。
2)ドットマトリクスの1より順次パルスを発生させる。
3)主走査方向E/OでPWMの右/左位相を切り替え、数値の同じ方向で書き込みパルスを結合する。
4)1ドット内をハーフパルスに分け、フル(50%duty)になった時点で次の番号のPWMを発生させる。
(1)濃度〜1/8(孤立2ドット).
濃度が1/8迄の場合は、図12(A)に示すように、主走査方向の奇数画素は右、偶数画素は左寄せにして、ドット形成マトリックスの1の部分に結合したパルスを発生させる。
(2)濃度〜1/4(孤立2ドット).
濃度が1/8〜1/4では、図12(B)に示すように、ドット形成マトリックスの1の部分に結合したパルスがFULLの50%dutyになるまでパルス幅を増加する。
(3)濃度〜3/8(300線万線).
濃度が1/4〜3/8では、図12(C)に示すように、ドット形成マトリックスの1の部分と同位相で、2の部分に結合したパルスを発生させる。
(4)濃度〜1/2(300線万線).
濃度が3/8〜1/2では、図12(D)に示すように、ドット形成マトリックスの2の部分に結合したパルスがFULLの50%dutyになるまでパルス幅を増加する。
(5)濃度〜5/8.
濃度が1/2〜5/8では、図13(A)に示すように、ドット形成マトリックスの1の部分のパルス幅を増加させるように、3の部分に結合したパルスを発生させる。
(6)濃度〜3/4.
濃度が5/8〜3/4では、図13(B)に示すように、ドット形成マトリックスの3の部分に結合したパルスがFULLの50%dutyになるまでパルス幅を増加する。
(7)濃度〜7/8.
濃度が3/4〜7/8では、図13(C)に示すように、ドット形成マトリックスの2の部分のパルス幅を増加させるように、4の部分に結合したパルスを発生させる。
(8)濃度〜1/1.
濃度が7/8〜1/1では、ドット形成マトリックスの4の部分に結合したパルスがFULLの50%dutyになるまでパルス幅を増加する。
ドット形成のアルゴリズム.
1)副走査方向2ドットの濃度を加算。
2)ドットマトリクスの1より順次パルスを発生させる。
3)主走査方向E/OでPWMの右/左位相を切り替え、数値の同じ方向で書き込みパルスを結合する。
4)1ドット内をハーフパルスに分け、フル(50%duty)になった時点で次の番号のPWMを発生させる。
(1)濃度〜1/8(孤立1ドット).
濃度が1/8迄の場合は、図16(A)に示すように、主走査方向の奇数画素は右、偶数画素は左寄せにして、ドット形成マトリックスの1の部分に結合したパルスを発生させる。
(2)濃度〜1/4(孤立1ドット).
濃度が1/8〜1/4では、図16(B)に示すように、ドット形成マトリックスの1の部分に結合したパルスがFULLの50%dutyになるまでパルス幅を増加する。
(3)濃度〜3/8(300線万線).
濃度が1/4〜3/8では、図16(C)に示すように、ドット形成マトリックスの1の部分と同位相で、2の部分に結合したパルスを発生させる。
(4)濃度〜1/2(300線万線).
濃度が3/8〜1/2では、図16(D)に示すように、ドット形成マトリックスの2の部分に結合したパルスがFULLの50%dutyになるまでパルス幅を増加する。
(5)濃度〜5/8.
濃度が1/2〜5/8では、図17(A)に示すように、ドット形成マトリックスの1の部分のパルス幅を増加させるように、3の部分に結合したパルスを発生させる。
(6)濃度〜3/4.
濃度が5/8〜3/4では、図17(B)に示すように、ドット形成マトリックスの3の部分に結合したパルスがFULLの50%dutyになるまでパルス幅を増加する。
(7)濃度〜7/8.
濃度が3/4〜7/8では、図17(C)に示すように、ドット形成マトリックスの2の部分のパルス幅を増加させるように、4の部分に結合したパルスを発生させる。
(8)濃度〜1/1.
濃度が7/8〜1/1では、ドット形成マトリックスの4の部分に結合したパルスがFULLの50%dutyになるまでパルス幅を増加する。
ドット形成のアルゴリズム.
1)副走査方向2ドットの濃度を加算。
2)ドットマトリクスの1より順次パルスを発生させる。
3)主走査方向E/OでPWMの右/左位相を切り替え、数値の同じ方向で書き込みパルスを結合する。
4)1ドット内をハーフパルスに分け、フル(50%duty)になった時点で次の番号のPWMを発生させる。
(1)濃度〜1/8(孤立1ドット)から(4)濃度〜1/2(300線万線)までの濃度範囲では、方式2の図16(A)〜図16(D)と同様なドットパターンとなる。
(5)濃度〜5/8.
濃度が1/2〜5/8では、図20(A)に示すように、ドット形成マトリックスの1,2の部分のパルス幅を増加させるように、3の部分に結合したパルスを発生させる。
(6)濃度〜3/4.
濃度が5/8〜3/4では、図20(B)に示すように、ドット形成マトリックスの3の部分に結合したパルスがFULLの50%dutyになるまでパルス幅を増加する。
(7)濃度〜7/8.
濃度が3/4〜7/8では、ドット形成マトリックスの1,2の部分のパルス幅を増加させるように、4の部分に結合したパルスを発生させる。
(8)濃度〜1/1.
濃度が7/8〜1/1では、ドット形成マトリックスの4の部分に結合したパルスがFULLの50%dutyになるまでパルス幅を増加する。
方式4では、方式3と同様に図21に示すようなドット形成マトリクスの数値の小さい所から順次パルスを発生させていく。このとき1ドット内は1/2または1/4パルスに分け、50%dutyもしくは25%dutyになった時点で次に大きい番号に移り、次のパルスを発生させていく。この際、主走査方向E/OでPWMの右位相/左位相を切り替え、数値の同じ方向で書き込みパルスを結合する。書き込みの濃度発生のアルゴリズムを式で表現すると以下のようになる。
128≦d1+d2≦190のとき D1=127, D2=d1+d2−127
191≦d1+d2≦254のとき D1=d1+d2−63, D2=63
255≦d1+d2≦318のとき D1=191, D2=d1+d2−191
319≦d1+d2≦382のとき D1=d1+d2−127, D2=127
383≦d1+d2≦510のとき D1=255, D2=d1+d2−255
ドット形成のアルゴリズム.
1)副走査方向2ドットの濃度を加算。
2)ドットマトリクスの1より順次パルスを発生させる。
3)主走査方向E/OでPWMの右/左位相を切り替え、数値の同じ方向で書き込みパルスを結合する。
4)1ドット内をハーフまたは1/4パルスに分け、50%dutyもしくは25%dutyになった時点で次の番号のPWMを発生させる。
(1)濃度〜1/8(孤立1ドット)から(3)濃度〜3/8(300線万線)までの濃度範囲では、方式3と同様にドットパターンを形成する。
(4)濃度〜1/2.
濃度が3/8〜1/2では、図23(A)に示すように、ドット形成マトリックスの2の部分に結合したパルスが25%dutyにて3に移行し、3の部分に結合したパルスが25%dutyにて1との結合で75%まで増加させる。尚、ハイライトのマトリクスの配置を千鳥状に並べれば(1と2を入替え)、3、4の配置が交互に入れ替わり方式3のようにさらにランダムに目立たさないようにできる。(5)濃度〜5/8.
濃度が1/2〜5/8では、図23(B)に示すように、ドット形成マトリックスの2の部分がFULLの50%dutyになるまで結合したパルスを増加する。(6)濃度〜3/4以降は方式3と同様に行う。
方式5では、1ドットサイズを図24の(a)とし、1画素サイズ(最小濃度単位)を図24の(b)とし、図25に示すようなドット形成マトリクスを設定して、該ドット形成マトリクスの数値の小さい所から順次パルスを発生させていく。このときパルス幅変調(PWM)により1ドット内はハーフパルスに分け、フル(50%duty)になった時点で次に大きい番号に移り、次のパルスを発生させていく。この際、主走査方向のE/OでPWMの右位相/左位相を切り替え、数値の同じ方向で書き込みパルスを結合する。書き込みの濃度発生のアルゴリズムを式で表現すると以下のようになる。
128≦d1+d2≦254のとき D1=127, D2=d1+d2−127
255≦d1+d2≦382のとき D1=d1+d2−127, D2=127
383≦d1+d2≦510のとき D1=255, D2=d1+d2−255
ドット形成のアルゴリズム.
1)主走査方向2ドットの濃度を加算。
2)ドットマトリクスの1より順次パルスを発生させる。
3)PWMの右/左位相を切り替え、各画素の外側から形成し、書き込みパルスを結合する。
4)1ドット内をハーフパルスに分け、フル(50%duty)になった時点で次の番号のPWMを発生させる。
(1)濃度〜1/8(孤立1ドット).
濃度が1/8迄の場合は、図27(A)に示すように、主走査方向の奇数画素は右、偶数画素は左寄せにして、ドット形成マトリックスの1の部分に結合したパルスを発生させる。
(2)濃度〜1/4(孤立1ドット).
濃度が1/8〜1/4では、図27(B)に示すように、ドット形成マトリックスの1の部分に結合したパルスがFULLの50%dutyになるまでパルス幅を増加する。
(3)濃度〜3/8(300線万線).
濃度が1/4〜3/8では、図27(C)に示すように、ドット形成マトリックスの画素の外側から2の部分に結合したパルスを発生させる。
(4)濃度〜1/2(300線万線).
濃度が3/8〜1/2では、図27(D)に示すように、ドット形成マトリックスの2の部分に結合したパルスがFULLの50%dutyになるまでパルス幅を増加する。
(5)濃度〜5/8.
濃度が1/2〜5/8では、図28(A)に示すように、ドット形成マトリックスの1の部分のパルス幅を増加させるように、3の部分に結合したパルスを発生させる。
(6)濃度〜3/4.
濃度が5/8〜3/4では、図28(B)に示すように、ドット形成マトリックスの3の部分に結合したパルスがFULLの50%dutyになるまでパルス幅を増加する。
(7)濃度〜7/8.
濃度が3/4〜7/8では、図28(C)に示すように、ドット形成マトリックスの2の部分のパルス幅を増加させるように、4の部分に結合したパルスを発生させる。
(8)濃度〜1/1.
濃度が7/8〜1/1では、ドット形成マトリックスの4の部分に結合したパルスがFULLの50%dutyになるまでパルス幅を増加する。
方式6では、濃度1/4以下のハイライト部では4ドット分の画像データを加算し、それ以降のハイライト、ミドル、シャドー部では主走査方向2ドットの画像データを加算する方式としている。以下、各々の方式別に説明する。
1ドットサイズを図29(a)、1画素サイズ(最小濃度単位)を図29(b)とし、図30に示すようなドット形成マトリクスの数値の小さい所から順次パルスを発生させていく。このときパルス幅変調(PWM)により1ドット内はハーフパルスに分け、フル(50%duty)になった時点で次に同じ番号もしくは大きい番号に移り、次のパルスを発生させていく。この際、主走査方向のE/OでPWMの右位相/左位相を切り替え、数値の同じ方向で書き込みパルスを結合する。図30のドット形成マトリクスを最小濃度単位で表現すると図31のようになり、D1においては左位相で、D1’においては右位相でパルスを発生させ、図30の1の部分に結合したパルスを発生させていく(図34(A))。以下同様にして濃度に応じて図30のもう一つの1の部分にパルスを発生させていく。書き込みの濃度発生のアルゴリズムを式で表現すると以下のようになる。
D2=D3=D4=0
128≦d1+d2+d3+d4≦254のとき D1=127,
D2=d1+d2+d3+d4−127,
D3=D4=0
1ドットサイズを図29(a)、1画素サイズ(最小濃度単位)を図32とし2ドット加算に切り替える。図30のドット形成マトリクスを最小濃度単位で表現すると図33のようになり、D1においては左位相で、D1’においては右位相でパルスを発生させ、図30の2の部分に結合したパルスを発生させていく(図35(A))。以下同様にして濃度に応じて図30の3の部分にパルスを発生させていく。書き込みの濃度発生のアルゴリズムを式で表現すると以下のようになる。
d1+d2=127のとき、D1=127,D2=0
であり、以降は、
128≦d1+d2≦382のとき D1=d1+d2−127,D2=127
383≦d1+d2≦510のとき D1=255,D2=d1+d2−255
である。以下、方式6の具体例を示す。
ドット形成のアルゴリズム.
1)主副走査方向4ドットあるいは主走査方向2ドットの濃度を加算。
2)ドットマトリクスの1より順次パルスを発生させる。
3)PWMの右/左位相を切り替え、各画素の外側から形成し、書き込みパルスを結合する。
4)1ドット内をハーフパルスに分け、フル(50%duty)になった時点で同じ番号あるいは次の番号のPWMを発生させる。
(ア)濃度1/4以下.
(1)−1:濃度〜1/16(孤立1ドット).
濃度が1/16迄の場合は、図34(A)に示すように、周囲4ドットの濃度データを加算し、画素上側の1の部分から孤立ドットを発生させる。
(1)−2:濃度〜1/8(孤立1ドット).
濃度が1/16〜1/8では、図34(B)に示すように、周囲4ドットの濃度データを加算し、画素上側の1の部分が飽和(フル50%duty)するまでパルス幅を増加させる。
(2)−1:濃度〜3/16(孤立2ドット).
濃度が1/8〜3/16では、図34(C)に示すように、周囲4ドットの濃度データを加算し、画素上側の1の部分が飽和後、画素下側の1の部分に残りドットを発生させる。
(2)−2:濃度〜2/8(孤立2ドット).
濃度が3/16〜2/8では、図34(D)に示すように、周囲4ドットの濃度データを加算し、画素下側の1の部分が飽和(フル50%duty)するまでパルス幅を増加させる。
(3)濃度〜3/8(300線万線).
濃度が1/4〜3/8では、図35(A)に示すように、ドット形成マトリックスの画素の外側から2の部分に結合したパルスを発生させる。
(4)濃度〜1/2(300線万線).
濃度が3/8〜1/2では、図35(B)に示すように、ドット形成マトリックスの2の部分に結合したパルスがFULLの50%dutyになるまでパルス幅を増加する。
(5)濃度〜5/8.
濃度が1/2〜5/8では、図35(C)に示すように、ドット形成マトリックスの1の部分のパルス幅を増加させるように、3の部分に結合したパルスを発生させる。
(6)濃度〜3/4.
濃度が5/8〜3/4では、図35(D)に示すように、ドット形成マトリックスの3の部分に結合したパルスがFULLの50%dutyになるまでパルス幅を増加する。
(7)濃度〜7/8.
濃度が3/4〜7/8では、図36に示すように、ドット形成マトリックスの2の部分のパルス幅を増加させるように、4の部分に結合したパルスを発生させる。
(8)濃度〜1/1.
濃度が7/8〜1/1では、ドット形成マトリックスの4の部分に結合したパルスがFULLの50%dutyになるまでパルス幅を増加する。
2:転写ドラム
3:書き込みユニット
4:現像ユニット
9:定着器
11:給紙カセット
50:システムコントローラ
60:同期制御回路
71:スキャナガンマ回路
72:平滑フィルタ
73:色補正回路
74:UCR/UCA回路
75:セレクタ
76:エッジ強調フィルタ
77:プリンタガンマ回路
78:階調処理回路
100:レーザプリンタ
400:イメージスキャナ
601:ラインメモリ
602,603:ラッチ回路
604:加算回路
603:比較・配分・位相制御回路
Claims (1)
- 入力画像のドット単位の画素が多階調の画像データを有する画像信号を演算して、前記画素にそれぞれ対応する複数のドットから1つの最小濃度単位の出力画素を構成し、該出力画素により出力画像を形成する画像形成装置において、
前記入力画像の主走査方向に隣接する2ドットと副走査方向に隣接する2ドットからなる4ドットの画像データを加算した加算値が、該加算値の最大値の1/4以下である場合には、前記4ドットの隣接するドットの画像データを加算した加算値を加算データとし、前記4ドットの隣接するドットの画像データを加算した加算値が、該加算値の最大値の1/4より大きい場合には、加算するドット数を切り替え、主走査方向に隣接する2ドットの画像データを加算した加算値を加算データとする加算手段と、
前記出力画像の各出力画素を主走査方向に隣接する2ドットで構成した場合の該出力画素に対する前記入力画像の2ドット分の加算データに基づく濃度データの発生順を、前記出力画素毎に、各ドットを主走査方向に2分割した単位(以下、便宜上「ハーフパルス」と言う)で予め規定したドット形成マトリクスに基づき、前記出力画像の各出力画素を構成するドット数を、前記加算データの切り替えに応じて主走査方向に隣接する2ドットまたは主走査方向に隣接する2ドットと副走査方向に隣接する2ドットとからなる4ドットに設定するとともに、前記加算手段によって得た加算データから、前記ドット形成マトリクスで規定した順、及び、前記出力画像の各出力画素を4ドットで構成した場合に前記ハーフパルスのうち前記ドット形成マトリクスによって同じ発生順に定められた副走査方向に隣接する2つのハーフパルスのうちのいずれかから発生するかを予め定めた順に基づき、前記各出力画素内の規定されたハーフパルスの位置に濃度データを発生する濃度発生手段と、
を有することを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
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JP2005186856A JP4116634B2 (ja) | 2005-06-27 | 2005-06-27 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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Family Applications (1)
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