JP4116073B2 - 少なくとも2つの分散形制御装置間のデータの周期的伝送方法 - Google Patents
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Description
本発明は、請求の範囲第1項の上位概念による、少なくとも2つの分散して動作する制御装置間のデータ(例えば同期データ)の周期的伝送方法に関する。少なくとも2つの分散形制御装置間でデータを周期的に伝送するための方法は既に公知文献“Bussystem fuer Kfz−Steuergeraete,von W.Botzenhardt,M.Litschel und J.Unruh,VDI Berichte Nr.612,1986,459頁〜470頁”から公知である。この種の方法では一例として内燃機関のエンジン回転数がエンジン制御部によって検出され、CAN−バスシステムを介して変速機制御部とドライバーインフォメーションシステムに周期的に伝送されている。内燃機関のエンジン回転数は内燃機関の動作中は常時変動の影響を受ける。それ故にエンジン回転数は短い時間間隔で周期的にエンジン制御装置から変速機制御部やドライバーインフォメーションシステムに伝送されなければならない。回転数データの伝送は回転数データを含んだメッセージを用いて行われる。エンジン制御装置のCPUは、接続された回転数センサの測定信号からエンジン回転数データを周期的に算出する。エンジン制御装置のCPUは、制御装置のCANインターフェースへ回転数データに対する伝送要求を提起する。その際エンジン制御装置のCPUは、伝送すべきデータをCANインターフェースのメモリにファイルし、CANインターフェースの状態レジスタにて伝送要求ビットをセットする。しかしながら伝送要求と、実際の回転数データの伝送との間では最悪の場合には大きな時間差が生じる。
発明の利点
それに対して請求の範囲第1項の特徴部分に記載の本発明は、次のような利点を有する。すなわち伝送データのアクチュアリティ(即時性)が著しく向上される利点を有する。
さらなる別の利点は、即時性のロスを抑えるのにリアルデータ伝送のためのデータプロトコルへの介入的操作を何も必要としないことである。その他にもシリアルバスを介すことにより任意にメッセージが交換可能である。
本発明の別の有利な実施例及び改善例は従属請求項に記載される。
有利には、周期的にデータが伝送される少なくとも2つの制御装置にそれぞれ1つのカウンタ、例えば時間カウンタ又は角度カウンタが連続的にカウントされ、データを受信する制御装置におけるカウンタが受信データに基づいて所定の値にセットされる。それにより複数の制御装置間の同期が容易に可能となる。特に有利には所定の値が受信データによって直接表される。それによって初めて、時間遅延を付加的に引き起こすような長い計算を実施する必要がなくなる。
さらに有利にはデータを送信する制御装置からのデータの伝送に対する時間が次のように考慮される。すなわち最後に伝送されたデータが将来に向かって射影的に変換されるような値を表すように考慮される。この場合この値は、同期データを伝送するメッセージの予測受信時点でのデータ送信側制御装置のカウント状態に相応する。これにより伝送データの瞬時性のロスもさらに低減され得る。問題となるような瞬時性ロスはもはや内燃機関のクランク軸の回転数が比較的大きなダイナミック領域において大きな変動の影響を受けている場合にしか生じない。
このような考慮を簡単に行うために有利には、データを送信する制御装置において先行するデータの伝送期間中に生じたカウントアップ又はカウントダウンが計数され、この値が後続のデータ伝送の際に瞬時のカウント状態に加算される。
前記時間差を考慮するさらなる手段として、データを送信する制御装置において、データ伝送のための時間が測定され、この測定された時間値の持続時間に対して測定窓が周期的に生ぜしめられ、この時間窓の中で発生したカウントアップ又はカウントダウンが計数され、各瞬時値が後続の同期データ伝送の際に瞬時のカウント状態に加算される。それによりエンジンのダイナミック特性が良好に考慮される。
同様に有利には、データを受信する制御装置からのデータの伝送に対する時間が次のように考慮される。すなわちデータを送信する制御装置の、データを伝送するメッセージの完全なる受信時点でのカウント状態に相応するカウント状態が受信側制御装置のカウンタで生じるような受信データの補正がなされるように考慮される。この場合伝送時間の考慮はデータを受信する制御装置によっても行われる。それに対して有利には、制御装置がデータの伝送期間中にそのカウンタで生じたカウントアップ又はカウントダウンを計数して、受信データから生じた値に加算し、それによって生じた値に前記カウンタをセットする。送信側制御装置のカウンタと受信側制御装置のカウンタとの間の位相差は内燃機関の回転数に大きな動的変化が生じない限り問題にはならない。
周期的なデータ伝送方法を使用するバス加入者ステーションに対して有利には、当該バス加入者ステーションが次のような手段を有する。すなわち送信ジョブの実行の際に事前にネットワークインターフェースのシフトレジスタに記憶されたデータの一部を、介在期間中に実際化された最新データに置換する手段を有している。請求の範囲第11項及び12項には著しく高い回路コストを必要としないバス加入者ステーションの有利な実施形態が記載されている。
バス加入者ステーションの計算/制御ユニットが送信ジョブを周期的にシリアルインターフェースに送出するように構成されている。この場合制御ユニットはこれに対して連続的にカウントするカウンタを有している。このカウンタは所定のカウンタ間隔の経過の後でそのつど1つの信号を送出する。この信号によってシリアルインタフェースの状態レジスタにて送信要求ビットがセットされる。それによりCPUがその目的から開放され、実際のデータの準備と送信要求ビットのセットとの間の時間遅延はCPUの待ち時間分だけ低減される。
周期的なデータ伝送方法を使用するさらに別の有利なバス加入者ステーションでは、メッセージの受信の際に受信データの少なくとも一部を平行して第2のシフトレジスタに記憶する手段を有している。このデータの一部分は当該データを必要とするデータ処理ユニットで遅滞なく得られる。それによってバス加入者ステーションのCPUは、シリアルインターフェースからの受信データをピックアップして主要なデータ処理ユニットに書き込むことによる負担を初めに受けなくてもよくなる。これによって、CPUを介したデータのデータ処理ユニットへのピックアップ過程により生じる時間遅延が解消される。
誤ったデータをデータ処理ユニットへ到達させないために有利には、シリアルインターフェースが受信したメッセージの誤りを監視し、メッセージが誤りなく伝送されていることが検出された場合にのみ第2のシフトレジスタに記憶されているデータの処理が行われる。
図面
本発明の実施例は図面に示され、以下の明細書で詳細に説明される。
図1は、従来技術から公知の方法による通常のメッセージ伝送に対する時間ダイヤグラムである。
図2は分散されたエンジン管理システムに対する制御装置の接続関係を示した図である。
図3は本発明の方法によるメッセージの伝送に対する信号ダイヤグラムである。
図4は制御装置接続関係における第1の制御装置のブロック回路図である。
図5はCANプロトコルに従って伝送されたメッセージデータの信号ダイヤグラムである。
図6は本発明による伝送データの補正を表す信号ダイヤグラムである。
図7は制御装置接続関係における第2の制御装置のブロック回路図である。
図8は図7に相応する制御ユニットに第2の制御ユニットが付属している関係を示した図である。
図9は図6に対する変化例を示した信号ダイヤグラムである。
実施例の説明
まず初めに従来技術に基づく適用例における回転数データのデータ伝送の遅延に対してどのような影響因子ないし作用が関与するかを図1に基づき説明する。時点t1では回転数の検出がエンジン制御装置のCPUで行われる。時点t2ではエンジン制御装置のCPUがCANインタフェースの状態レジスタにて伝送要求ビットをセットする。CANインターフェースは送信要求を直ぐに果たすことができない。なぜならバスがその前に開始された他のメッセージの伝送によってまだ塞がっているからである。時点t3において初めてCANインターフェースは、バスが空いていること及び回転数データを伴ったメッセージの伝送が開始されたことを識別する。時点t4ではCANインターフェースが、回転数データを伴ったメッセージの伝送の際にエラーが発生したことを識別する。それによりCANインターフェースはメッセージを再度新たに伝送しなければならない。その後時点t5にてメッセージが完全に伝送される。しかしながら変速機制御部は受信したメッセージを時点t6において初めて受け取る。なぜなら変速機制御部のCPUは、メッセージの受信に関する変速機制御装置のCANインターフェースの割込みを受け入れる前にまず、開始された計算を終了させるからである。それ故に時点t5〜t6の時間遅延は、変速機制御部のCPUがCANインターフェースをポーリング方式に従ってメッセージ受信の有無に関する問合せを行っていることにも起因する。時点t2とt1の時間差はCPUの待ち時間としても表される。また時点t3とt2の時間差はバスの待ち時間としても表される。
総じて回転数検出と、回転数データの伝送との間には変速機制御装置側ないしはエラーインフォメーションシステム側で時点t1〜t6までの時間遅延が生じる。
このような時間差は、従来技術で示された適用例では決定的な問題にはならない。なぜなら変速機制御部やエラーインフォメーションシステムに対する回転数データの提供は、非常に短時間で更新されなくてもよいからである。しかしながらこのような時間遅延は、例えば分散されたエンジン管理システムの場合にはエンジン制御に悪影響を及ぼす(例えば燃費、摩耗、排ガス組成等)。分散されたエンジン管理システムでは中央制御装置がシリアルバスを介して例えば燃料噴射制御装置や点火制御装置に接続されている。中央制御装置は測定値検出を行い、そこから点火制御装置に対しては点火時期やドエルアングルを算出し、燃料噴射制御装置に対しては燃料噴射時間を計算する。これらの算出値はシリアルバスを介して点火ないし燃料噴射制御装置に伝送される。しかしながら点火命令や燃料噴射命令は、最適なエンジン制御のためには内燃機関のクランク軸の回転連動に同期してトリガされなければならない。この場合は点火制御装置や燃料噴射装置も内燃機関のクランク軸の実際の位置に関する情報を得る必要がある。しかしながこれらの制御装置の各々が固有の回転数検出を行なわなくてもよいようにするために、最近では次のような提案が実施されている。すなわち中央制御装置のみが内燃機関のクランク軸の位置を検出し、この情報をシリアルバスを介して点火ないし燃料噴射制御装置に伝送することである。しかしながらこれには伝送データの更新に係る非常に大きな問題があり、そのため回転数検出と、受信側制御装置での伝送された回転数データの受取との間の時間遅延をできるだけ最小化することが望まれている。
図2には分散されたエンジン管理システムのメインモジュールが符号10で示されている。符号11はエンジン管理システムの点火モジュールを示し、符号12は同システムの燃料噴射モジュールを示している。メインモジュール10、点火モジュール11、燃料噴射モジュール12は、シリアルバス20を介して相互に接続されている。シリアルバス20は例えばCANバスとして構成され得る。この“CAN”とは“Controller Area Network”の略である。この特殊なバスシステムは自動車専用に特別に開発されたものである。このバスシステムの詳細は従来技術から十分に公知なものである。これについては特にドイツ連邦共和国特許第3506118号明細書が関連している。
メインモジュール10は、マイクロコンピュータ13を含んでいる。このマイクロコンピュータ13はCPU16と、シリアルインターフェース17と、データ検出ユニット15からなる。シリアルインターフェース17は例えばCANインターフェースとして構成されている。CANインターフェースの構造と機能については例えば公知文献“82526 Serial Communications Controller Architectural Overview,Inter Corp.,1989”が参照される。データ検出ユニット15では内燃機関のクランク軸の回転運動が検出される。そのためにメインモジュール10にはクランク軸センサ14が接続されている。このクランク軸センサ14はクランク軸の回転運動を次のようにして検出する。すなわち内燃機関のクランク軸に結合している回転部材の角度マークの回転毎に1つの信号を発生することによって検出する。この信号はデータ検出ユニット15での処理の後で供給される。データ検出ユニット15では発生した矩形パルスが時間単位毎にカウントされる。そこからは内燃機関の回転数が求められ得る。しかしながら回転数だけがエンジン制御のための情報として重要なのではなく、基準マークに関するクランク軸のそのつどの位置も重要である。すなわちこの基準マークの位置からは内燃機関の個々のシリンダのそれぞれの位置がわかり、これは点火及び燃料噴射制御にとって必要な情報である。それ故にデータ検出ユニット15内にはカウンタ19が設けられている。このカウンタ19はクランク軸センサ14における角度マークの回転移動に基づいた信号の発生のもとで増分される。このカウンタ19のカウント状態はそのつどのクランク軸の瞬時の位置を表す。そのためカウンタ19は角度指示器としても表される。この場合角度マークの回転移動に基づく角度分解能はしばしば不十分であることを述べておく。そのため角度マーク信号はデータ検出ユニット15において特別な処理により精密に細分化される。カウンタ19は精密に細分化された角度パルスをカウントする。
メインモジュール10はその他のエンジンパラメータ、例えばエンジン負荷、エンジン温度、バッテリ電圧等の検出に対しても使用される。これらのエンジンパラメータからは点火時期調整角度やドエルアングル並びに内燃機関の個々のシリンダに対する燃料噴射時間等が算出される。これらのデータはシリアルバス20を介して点火モジュール11と燃料噴射モジュール12に伝送される。点火モジュール11は受信した値を用いて点火時期調整角度制御及びドエルアングル制御を実行する。それ自体に対してはもはや固有のエンジンパラメータ検出は必要ない。同様に燃料噴射モジュールも受信したデータに基づいて内燃機関の個々のシリンダに対する燃料噴射制御を行う。燃料噴射モジュール12ももはや固有のエンジンパラメータ検出を必要としない。燃料噴射モジュール12には燃料噴射弁の制御のための出力段22が接続されている。点火モジュール11には点火コイルの制御のための出力段21が接続されている。点火モジュール11にはマイクロコンピュータ23も含まれている。このマイクロコンピュータ23もその構成要素としてシリアルインタフェース17とCPU16を含んでいる。さらにその中には制御ユニット18が含まれている。この制御ユニット18にもカウンタ19が設けられている。このカウンタ19も内燃機関のクランク軸の位置を示すのに用いられる。カウンタ19は所定の時間間隔毎に増分される。この場合この時間間隔は任意に設定可能である。エンジンの最適な制御を保証するためにはメインモジュール10内のウンタ19が点火モジュール11内のカウント19と同期して作動しなければならない。このことは次のようにして達成される。すなわちメインモジュール10内のカウンタ19のカウント状態が所定の時間間隔で読み出され、シリアルバス20を介して点火モジュール11に伝送されるようにして達成される。この受信したカウント状態に基づいて点火モジュール内のカウンタ19のカウント状態が補正される。
燃料噴射モジュール12は基本的には点火モジュール11と同じような構造を有している。燃料噴射モジュール12内にもマイクロコンピュータ23が設けられており、このマイクロコンピュータ23もシリアルインタフェース17とCPU16と制御ユニット18を有している。この制御ユニット18内でも、前記点火モジュール11の時に記述したのと全く同じようにカウンタ19が補正される。
次にクランク軸の位置に関するデータを伴ったメッセージの伝送について図3に基づき以下に詳細に説明する。
クランク軸の位置は中央制御装置において非常に短い時間間隔で検出される。そのため各時点t7,t8,t10,t12,t14においてクランク軸の位置に関する瞬時のデータが存在する。図からは時点t7において、回転数検出を行っている制御装置のCANインターフェースに内燃機関のクランク軸の位置を伝送するための送信要求なされているものと認められる。この送信要求はその後時点t9にて初めて実施される。なぜならその時点まではバスがまだ塞がっているからである。時点t9ではいずれにしても時点t7でCANインタフェースに伝送されたデータが伝送されるのではなく、その代りにその間に更新されたデータが送信される(これは時点t8から存在している)。時点t11では障害も発生している。それ故にメッセージは新たに送信される。この新たな送信の際にはいずれにしても先行の時点t8にて送信されたデータではなく、代わりに時点t10から存在する更新されたデータが送信される。時点t13ではクランク軸の位置に対する瞬時のデータを伴ったメッセージの伝送が終了している。時点t15では伝送されたデータが受信側の制御装置によって受け取られている。伝送されるデータの更新の際のロスは最大で時点t10〜t15までの時間差となる。伝送すべきデータが中央制御装置によってさらに短い時間間隔で準備されるならば、時間遅延はさらに低減される。
次に図4に基づいてメインモジュール10のマイクロコンピュータ13の構造を詳細に説明する。ここでは図2に示しているものと同じ部分には同じ符号が付されている。シリアルインターフェース17はシフトレジスタ30を含んでいる。このシフトレジスタ30の出力側は切換スイッチ31に接続されている。この切換スイッチ31は線路を介してCRCスイッチング回路32とバス制御ユニット33に接続されている。このバス制御ユニット33の出力側はシリアルバス20に接続されている。シフトレジスタ30は線路を介して第1のANDゲート34に接続されている。この線路を介してシフトレジスタ30のシフトクロックが伝送される。第1のANDゲート34の第2の入力側はR/Sフリップフロップ35の出力側に接続されている。このANDゲート34の出力側は第2のシフトレジスタ36のクロック入力側に接続されている。この第2のシフトレジスタ36の出力側も切換スイッチ31に接続されている。R/Sフリップフロップ35のQ出力側を介して切換スイッチ31は作動される。第2のシフトレジスタ36からはバス接続線路37がデータ検出ユニット15に案内されている。このバス接続路37とスイッチ38を介して、伝送すべきデータがカウンタ19から永続的に第2のシフトレジスタ36に供給される。必ずしも必要ではないラッチ47はバス接続線路37のデータバッファとして用いられる。
スイッチ38はR/SフリップフロップのQ出力側からの信号を介して導通接続される。シリアルインターフェース17はさらにデータ/アドレス及び制御用のバス接続線路39を介してマイクロコンピュータ13のCPU16とデータ検出ユニット15に接続されている。バス接続線路39からは制御線路が第2のANDゲート40の一方の入力側に延びている。シリアルインターフェース17はさらにもう1つの状態レジスタ41を有している。この状態レジスタ41からは制御線路42と43が第2のANDゲートの別の入力側に延びている。この第2のANDゲート40の出力側はR/Sフリップフロップ35のセット入力側に接続されている。さらなる制御線路44は状態レジスタ41からR/Sフリップフロップ35のリセット入力側に案内されている。シリアルインターフェース17はさらにもう1つのビットカウンタ45を有している。このビットカウンタ45のカウント状態に基づいて、メッセージの送信の際に状態レジスタ41の所定のビットのセットタイミングが決定される。データ検出ユニット15にはさらにもう1つの別のカウンタ50が含まれていてもよい。
次に図4の装置の機能を詳細に説明する。メッセージの送信の前に、データ検出ユニット15は送信要求をシリアルインターフェース17に供給する。それに対してシリアルインターフェース17は伝送すべきデータをシリアルインターフェース17のシフトレジスタ30に書き込む。送信要求をそれぞれ作動させる時間はカウンタ50によって設定される。同時にシリアルインターフェースはその状態レジスタ41において送信要求ビットもセットする。シリアルインターフェース17は送信要求を自動的に実行する。伝送すべきデータはメッセージ内で所定のメッセージ形態で伝送される。CANバスに対するメッセージ形態は図5に基づいて詳細に説明される。メッセージはSOF(Start of Frame)ビットで開始される。引続きID(識別子)領域が続く。この領域はどのようなデータが当該のメッセージと共に伝送されるかを表す。識別子はデータの名前としての機能も果たす(内燃機関のクランク軸の位置、内燃機関のエンジン温度、エンジン回転数、第1シリンダに対する点火時期調整角度等)。続いてコントロール領域が伝送される。この領域は種々の目的に対して使用することができる。例えばその中には後続のデータの長さを表す情報をエントリさせることができる。コントロール領域の後には本来のデータを伴ったデータ領域が続く。データ領域の後にはさらに1つのCRC領域が伝送される。この領域はデータ伝送の保護のために用いられる。その中には1つのコードがファイルされており、このコードに基づいて受信側制御装置はメッセージがエラーなしで伝送されたか否かを識別することが可能である。メッセージはACK領域によって終了する。このACK領域では受信側ステーションがメッセージの受信を確認できる。
シリアルインターフェース17がクランク軸の瞬時位置に関するデータ送信のための送信要求を得た後では、シリアルインターフェース17は接続されているバス20が塞がっているか否かを監視する。シリアルインターフェース17がバスの空きを識別すると直ちに、要求において供給されたメッセージの送信を開始する。この時点で切換スイッチ31はaの位置に切り替わり、それによってシリアルインタフェース17のシフトレジスタ30のデータはバス制御ユニット33を介して、接続されているシリアルバス20に達し得る。メッセージの送信の際にはビットカウンタ45もスタートする。このビットカウンタのスタートと同時に状態レジスタ41内のビットもセットされる。それにより制御線路42は第2のANDゲート40の相応の入力側に論理“1”の信号を供給する。シリアルインターフェース17への送信要求の状態のもとでは既にCPU16側にてANDゲート40の第1の入力側線路が論理の1レベルにセットされる。識別子領域とコントロール領域がシフトレジスタ30を介してバス線路20に伝送された後では、ビットカウンタ45は、状態レジスタ41にてさらなるビットをセットするカウント状態に達する。それにより伝送線路43を介しても論理1の信号がANDゲート40の第3の入力側に供給される。それによりR/Sフリップフロップ35はセットされる。R/Sフリップフロップ35のQ出力側を介してさらに切換スイッチ31は切換位置bに切り替わる。同時にスイッチ38は遮断され、カウンタ19の状態はR/Sフリップフロップ35のセットの時点で第2のシフトレジスタ36に保持される。R/Sフリップフロップ35のQ出力側からの信号によりANDゲート34の相応の入力側には論理1の信号が供給される。それによりANDゲート34は、シリアルインターフェース17のシフトレジスタ30からのビットクロック信号が論理1の信号を生ぜしめた場合にはいつでも導通接続される。それによりこの時点からシフトレジスタ36はクロック制御され、このシフトレジスタ36に取り込まれたデータは切換スイッチ31を介してシリアルバス20に伝送される。データ領域の最後のビットが伝送された後ではビットカウンタ45は再び状態レジスタ41にてさらなるビットをセットするカウント状態に達する。このビットのセットにより伝送線路44を介してR/Sフリップフロップ35はリセットされる。それと共にR/Sフリップフロップ35のQ出力側を介して切換スイッチ31が作動される。それにより切換スイッチ31は再び切換位置aに切り替わる。同じくANDゲート34も遮断される。それによりシフトレジスタ36にはさらなるクロック信号が供給されなくなる。それに続いてCRCユニット32からはCRC領域がシリアルバス20に伝送される。バス制御ユニット33はさらにACK領域をシリアルバス20に送出する。その後でメッセージの伝送は終了する。本発明の装置によれば、瞬時のクランク軸の位置の伝送のために送信要求の状態のもとでデータ検出ユニット15を動作準備状態にするデータが、データ領域の伝送の時点でカウンタ19に生じる、非常に大きな即時性を有するデータに置き換えられる。これは図6にも示されている。
以下では図7に基づいて点火モジュール11のマイクロコンピュータ23の構造を詳細に説明する。この構造が先のメインモジュール10のマイクロコンピュータ13の構造と一致する限り、当該点火モジュール11の図において同じ符号が用いられる。それ故同じ構成要素の再度の説明はここでは省く。マイクロコンピュータ13との相違点には切換スイッチが設けられていないことが挙げられる。シリアルバス20はシフトレジスタ30のデータ入力側にも第2のシフトレジスタ36のデータ入力側にも接続されている。またさらなる相違点は、スイッチ38がもはやR/Sフリップフロップ35のQ出力側によって制御されず、第2のシフトレジスタ36に準備されるデータは永続的に一時記憶用ラッチ46に伝送される点である。スイッチ38は状態レジスタ41からも制御される。ANDゲート40は2つの入力側しか有していない。
次に内燃機関のクランク軸の瞬時位置を伝送するメッセージの受信の際の作用を以下に詳細に説明する。メッセージのスタート−フレームビットの受信直後にビットカウンタ45はスタートされる。受信ビットは順次シフトレジスタ30へ導入される。コントロール領域が完全に受信された後ではビットカウンタ45が、状態レジスタ41にてビットをセットするカウント状態に達する。同時にCPU16の側からANDゲート40の第1の入力側へ論理1の信号が供給されている状態の場合には、前記ビットのセットによってANDゲート40が線路43を介して導通接続される。CPU16はANDゲート40の第1の入力側をマイクロコンピュータ23の初期化フェーズの際に既に論理1の信号にセットしている。状態レジスタ41におけるビットのセットと共にR/Sフリップフロップ35もセットされる。R/Sフリップフロップ35のQ出力側を介してANDゲート34はシフトレジスタ30のクロックパルスに対して導通接続される。それによりシフトレジスタ36はここにおいてクロック制御される。つまり目下到来しているデータはシフトレジスタ30にもシフトレジスタ36にも転送される。データ領域の最後のビットが受信された後では、ビットカウンタ45は新たに、状態レジスタにてビットをセットするカウント状態に達する。このビットのセットにより線路44を介してR/Sフリップフロップ35はリセットされる。それによりANDゲート34は遮断され、さらなるデータはシフトレジスタ36に受け入れられない。CRC領域とACK領域はシフトレジスタ30に記憶される。メッセージが完全に受信された後では、このメッセージがバス制御ユニット33とCRC生成ユニット32によって検査される。伝送エラーが生じている場合には、シフトレジスタ30内のメッセージが破棄される。しかしながらメッセージがエラーなしで受信され、識別子がクランク軸のそのつどの位置のデータに相応している状態ならば状態レジスタ41内でビットがセットされ、それによって線路47を介してスイッチ38が導通接続に切換られる。シフトレジスタ36の記憶内容がラッチ46に転送される。それにより制御ユニット18はこの時点からバス接続路37を介してアクセスできる。制御ユニット18は、カウンタ19を同期化するためにラッチ46の記憶内容を直接使用できる。これは最も簡単な場合には次のように行われる。すなわち制御ユニット18がカウンタ19のカウント状態をラッチ46に記憶されている値に設定することによって行われる。
線路47を介してスイッチ38へ供給される状態レジスタ41の状態ビットはシリアルバス20の後続のメッセージの新たなデータ領域の受信の前にリセットされる。
ここに記載した方法によっては時間的に変化する値の伝送の待ち時間がメッセージの伝送時間に低減される。シリアルバス20としてCANバスが使用されるならば、この時間は1MBAUDと32データビットの伝送レートのもとでクランク軸の位置とエンジンの回転数に対して50〜70μSである。この値は適切なデータビット数の低減によりさらに低減することができる。この値は最も多くの適用例において待ち時間が無視できるくらいに小さい。
以下では待ち時間がさらに低減できるさらなる別の方法を記載する。クランク軸の位置を伴うメッセージの最後の受信から内燃機関のクランク軸の回転運動が僅かな動的変化しか伴わない場合には、点火モジュール11と燃料噴射モジュール12のカウンタが既にクランク軸の位置のほぼ正確な値を表しているものとする。
それ故に制御ユニット18では受信した同期メッセージ毎にさらなるカウンタがスタートされる。このカウンタはメッセージのデータ領域の最初のビットの伝送からメッセージの完全な受信までカウンタ19にて生じた増分を計数する。この場合このカウンタに対する制御信号は例えばR/Sフリップフロップ35のQ出力側に供給される。メッセージが線路47の活性化により有効と認められても、あるいは同期メッセージとして識別されても、さらなるカウンタのカウント内容がバス接続線路37上のメッセージデータに加算され、カウンタ19に対する瞬時の状態を生ぜしめる。この状態にカウンタが同期化される。もちろんクランク軸の動的変化が大きい場合には、エラーは、第1のデータビットから応答領域までの伝送期間中に増分の数が変化し得る程度の大きさである。この解決手段の利点としては付加的回路コストが僅かで済むことが挙げられる。
さらなる手段は伝送すべき同期データの送信側での事前補正に関する。メインモジュール10は同期メッセージの送信の際にさらなるカウンタをスタートさせる。このカウンタは最初のビットの伝送からメッセージの完全な受信までにカウンタ19にて生じた数を計数する。メッセージが中断されるか又は障害が発生した場合には、この情報は破棄される。同期メッセージが完全に送信された状態の場合にはこの値は記憶され、この値とカウンタ19の瞬時のカウント状態との和が次の同期メッセージの送信の際にカウンタ19のその時のカウント状態の代わりに送信される。このようにしてカウンタ19の予測値(これは同期メッセージの送信の最後に存在すべきものである)が送信される。ここでも最後の同期メッセージ以後の内燃機関の動的変化が角度指示器としての精度を決定している。
別の解決手段ではメインモジュール10のデータ検出ユニット15において同期メッセージのデータ領域の送信から付加的なカウンタがスタートされる。このカウンタは同期メッセージが完全に送信されるまでの時間を計測する。メッセージが中断するか又は障害が発生した場合には、この情報は破棄される。メッセージの送信が成功した場合にはこの情報は記憶される。第2の付加的カウンタ(これは第1のカウンタと同一でもよい)はこの記憶された時間値と共に1つの時間窓を生成する。この時間窓においては第3の付加的カウンタがこの時間窓において生じたカウンタ19の増分を計数する。この計数値とカウンタ19の瞬時のカウント状態との和が次の同期メッセージの送信の際に伝送される。この解決手段は、動的な不確実性が、計測された2つの時間窓の間の期間に限定される利点を有する。
CANバスの場合ではCANインターフェースのバス制御ユニット33によって、伝送すべきデータに基づいて6つの順次連続するビットの連続したシーケンスが同じビットレベルで生じた場合にはいつでも付加的なスタッフビットがメッセージに挿入される。このスタッフビットの挿入によって同期データの伝送の際にも待ち時間の不確実性が加わる。この不確実性はこれまでに記載した待ち時間のさならる低減のための解決手段の場合にも存在する。それ故にさらなる手段の場合にはメッセージの期間中に到来するスタッフビットの数が評価される。そのため時間窓の生成のための評価される一定の総時間値が生ぜしめられる。この時間窓の期間中はカウンタ19の増分が再びカウントされる。次の同期メッセージの送信の際には前述した手段のようにこの値とカウンタ19の瞬時のカウント状態との和が同期値として伝送される。動的な不確実性はこの手段の場合には前述の手段の場合と同じ大きさである。しかしながらスタッフビットの可能な数が考慮される。
さらなる別の手段では動的不確実性をさらに低減することが試みられる。この場合は前記手段のように最後の同期メッセージの時間が測定される。メインモジュール10ではその他に、カウンタ19で生じた増分の発生時点がFIFO(ファーストインファーストアウト)メモリ記憶される。各エントリ毎にメインモジュール10は、最初にエントリされた時点がまだ時間窓内で生じたのか否かを検査する。この場合測定窓の終端は最後の増分の発生時点である。最も先行する時点が時間窓外にあるのならば、メインモジュール10はこのFIFOメモリのエントリを破棄する。それによりFIFOメモリには最後の瞬時の増分しかエントリされない。このメモリへのエントリの数は、最終的に同期メッセージの送信の際にカウンタ19の瞬時のカウント状態に加算され、その和が伝送される。これにより動的不確実性はほぼ測定窓の期間内に低減される。しかしながらこの手段の場合でもスタッフビットの数は不確実である。
さらなる別の手段ではこのスタッフビットによって生じる不確実性をさらに低減することが試みられる。スタッフビットの見込数は非常に高性能な計算機を用いる以外に具体的に予め計算することができない。なぜならそれはデータに依存しており、このデータもスタッフビットの数に依存しているからである。しかしながら考慮の対象となり得るスタッフビットの可能な最大数もある。スタッフビットなしの同期メッセージの完全なる送信までの最小時間は、シリアルバスの伝送レートが既知の場合にはわかっている。スタッフビットの可能な数毎に1つの時間値が生成される。“第1のカウンタ”の数は当該の総時間値と共にそれぞれ1つの時間窓を生成する。この時間窓では“第2のカウンタ”のセットが当該時間窓内で生じるカウンタ19のカウントアップの数を計数する。CRCコードの通知と共に個々の測定に対するスタッフビットの実際の数が求められ、この測定が受入れられ求められたスタッフビット数の最も少ない差と共に次の同期メッセージの送信の際に利用される。この手段の場合には動的な不確実性がほぼビットの伝送期間に低減される。
以下に記載する手段ではスタッフビットの数が再びメインモジュール10によって同期メッセージの送信前に新たに評価される。スタッフビットなしの同期メッセージの完全な送信までの最小時間は、シリアルバス20の伝送レートが既知の場合にはわかっている。同様にスタッフビットの最大数が使用された場合の最大時間もわかる。メインモジュール10は、カウンタ19の今後の増分の時点を例えばそれぞれ記憶されている先行の増分が行われた時点から算出する。カウンタは付加的なスタッフビットなしのメッセージに対する増分の数を前記手段のようにして求める。同様にメッセージに対するカウントアップの数もスタッフビットの最大数を用いて求められる。これらの2つの数が一致する場合にはこの数がカウンタ19の瞬時のカウント状態に加算され、この和が次の同期メッセージに対する同期データとして準備される。
前記2つの値が一致していない場合には、これらの値と全ての可能な中間値毎に、当該の値を生ぜしめているスタッフビットの数が求められる。それにより、受入れられたカウントアップと算出されたカウントアップとの差が最も少なくなるような和が同期メッセージに対して使用される。
例えば;
スタッフビットなしのメッセージでは10のカウントアップが補正されなければならないような長さになる。同じように受入れられる最大数の10のスタッフビットではメッセージの長さは、12のカウントアップが補正されなければならない長さとなる。これらの2つの数は一致していないので、さらに細分化する必要がある。:
スタッフビット数が0〜1の間では10のカウントアップが補正され、スタッフビット数が2〜6の間では11のカウントアップが補正され、スタッフビット数が7〜10の間では12のカウントアップが補正される。
また以下のようなことが予測される。;
メッセージが+10の角度指示値を有している場合には7つの付加的スタッフビットが挿入されるべきである。しかしながらこの期間では12のカウントアップが生じる。
メッセージが+11の角度指示値を有している場合には1つの付加的スタッフビットが挿入されるべきである。しかしながらこの期間では10のカウントアップしか生じない。
メッセージが+12の角度指示値を有する場合には挿入されるべき付加的スタッフビットは0である。しかしながらこの期間でも10のカウントアップしか生じない。
すなわち差が最も少ないのは、付加的カウントアップの受け入れ数が11の場合であり、そのためこの値が同期メッセージに対して使用される。
スタッフビット数の事前補正に対してはさらなる反復ステップも可能ではあるが、しかしながらこれは必ずしも結果の改善に結び付くものではない。前述の例で10の増分の補正によってわかったことは、実際には12の増分が必要となることである(12の増分の補正の際には10の増分が必要)。
受信側での補正のさらなる別の手段は、CRC領域ないしACK領域の受信期間中の、完全に伝送されてはいるがまだ検証されてないデータを考慮する。この場合ではマイクロコンピュータ23の付加的カウンタがデータ領域の伝送に必要な期間をカウントする。第2の制御ユニット118内の第2の角度指示−カウンタ119(図8に示されている)は、データ領域の受信直後に(これは線路44の活性化によって特徴付けられる)第2のシフトレジスタ36からの受信データによって補正される。第2の制御ユニット118の処理速度(カウントアップの周波数)は高められ、これにたいして付加的なカウンタはこの速度上昇に応じてカウントダウンされる。それにより付加的カウンタにおいて0に達した場合には第2の角度指示カウンタ119は送信側マイクロコンピュータ13のカウンタ19の瞬時の状態に相応する。その後角度指示カウンタ119の処理速度は再び平常化される。
制御ユニット18のカウンタ19は、補正伝送の作動された場合には線路47の活性化を介して第2の制御ユニット118の第2の角度指示カウンタ119の値に補正される。受信データが誤ったものとして識別された場合には第2の角度指示カウンタ119のカウント状態は破棄される。
本発明はこれまでに記載された実施例に限定されるものではない。例えば分散的なエンジン管理に対する2つの角度指示器の同期の代わりにその他の類似のデータ源からの各測定値を前述した手法で伝送することも可能である。シリアルバスを介して同期メッセージの前述したような伝送の他にも別の識別子を有するその他の任意のメッセージを伝送することも可能である。この場合には切換スイッチは切換位置aに切り替えられた状態を保持され、それによってデータの置換は行われない。しかしながら所定の識別子を有する複数のメッセージに対するデータの置換を行うことも可能である。その他にも多数の並列な外部シフトレジスタを備えた実施例も考えられる。この場合は複数の入力側を備えたさならる切換スイッチないしマルチプレクサ等が使用される。最後に個々の外部レジスタに対しては複数の種々のラッチ46を設けてもよい。
本発明の変化例ではモジュール11ないし12のマイクロコンピュータ23において、シフトレジスタ30の並列なデータ出力側がシリアルインターフェース17から引き出されている場合には第2のシフトレジスタ36を省略することも可能である。この場合には図7に符号34,35,40,43,44で示されている構成素子も必要ない。
本発明の第2の変化例ではメインモジュール10のマイクロコンピュータ13において、シフトレジスタ30の並列なデータ入力側がシリアルインターフェース17から引き出され、かつR/Sフリップフロップ35の投入接続によってバス接続線路37のデータがシフトレジスタ30に伝送される場合には第2のシフトレジスタ36を省略してもよい。この場合には図4中の符号31,34,38で示されている構成素子も必要ない。
本発明のさらなる別の変化例では図5のデータ領域の重要でない関連部分が本発明によって伝送期間中に置き換えられる(図9参照)。
Claims (17)
- 少なくとも2つの分散形制御装置(10,11,12)間のデータの周期的伝送方法であって、
前記少なくとも2つの制御装置(10,11,12)は、1つのシリアルバスを介して相互に接続されており、前記少なくとも2つの制御装置(10,11,12)はそれぞれ少なくとも1つのシリアルインターフェースと計算/制御ユニットを有しており、
前記少なくとも2つの制御装置(10,11,12)のうちの1つの計算/制御ユニットからは周期的にデータが供給される形式の方法において、
a)前記メッセージを送信する少なくとも2つの制御装置のうちの1つの計算/制御ユニットを用いて予め定められた時点で、前記メッセージを送信する少なくとも2つの制御装置(10,11,12)のうちの1つ(10)のシリアルインターフェースに送信要求を供給するステップと、
b)前記ステップa)による供給の後で、前記メッセージを送信する少なくとも2つの制御装置(10,11,12)のうちの1つ(10)に対し更新されたデータを周期的に引き渡し、シリアルバスを介したメッセージの送信に先だってメッセージ内のデータを当該の更新されたデータに置換えるステップと、
c)前記ステップb)の後で、メッセージを送信する少なくとも2つの制御装置(10,11,12)のうちの1つ(10)のシリアルインターフェースを用いて、当該少なくとも2つの制御装置(10,11,12)のうちの他の装置に前記シリアルバスを介してメッセージを送信するステップとが含まれ、
これによって前記送信要求と実際の送信との間の介在期間中に更新されたデータないし最新のデータが伝送されるようにしたことを特徴とする、少なくとも2つの分散形制御装置間のデータの周期的伝送方法。 - 前記シリアルバスはCANバスであり、前記データは同期データを含んでいる、請求項1記載の方法。
- 少なくとも2つの制御装置(10,11,12)においてそれぞれ1つのカウンタ(19)が設けられ、データを含んだメッセージを受信する前記少なくとも2つの制御装置(10,11,12)の1つ(11,12)のカウンタ(19)が受信データに基づいて所定の値にセットされる、請求項1記載の方法。
- 前記カウンタは、角度カウンタである、請求項3記載の方法。
- 前記所定の値は、メッセージを受信する前記少なくとも2つの制御装置の1つにおいて受信されたデータによって特定される、請求項3記載の方法。
- シリアルバスに接続された少なくとも2つの制御装置(10,11,12)の間のシリアルバスを介したデータの周期的な伝送方法に使用するバス加入者ステーションであって、前記シリアルバスを介して少なくとも2つの制御装置間で引き渡される送信メッセージに取入れられたデータは、前記少なくとも2つの制御装置(10,11,12)のうちの1つ(10)において前記伝送の時点まで周期的に更新されたデータである形式のバス加入者ステーションにおいて、
計算/制御ユニット(15,18)を有しており、該計算/制御ユニット(15,18)は、シリアルバス(20)を介した送信に対し更新されたデータを周期的に供給する手段を含んでおり、
シリアルインターフェース(17)を有しており、該シリアルインターフェース(17)にはシリアルバス(20)が接続可能であり、さらに前記シリアルインターフェースは第1のシフトレジスタ(30)を有しており、該第1のシフトレジスタには、送信すべきデータが記憶されており、
制御回路を有しており、該制御回路は、前記データが第1のシフトレジスタ(30)に記憶された後で、当該第1のシフトレジスタ(30)内に先に記憶されているデータの少なくとも一部を、送信要求と実際の送信との間の介在期間中に前記計算/制御ユニット(15,18)によって最後に更新された最新データに置換する手段(31,36)を含んでいることを特徴とするバス加入者ステーション。 - 先に記憶されているデータの少なくとも一部を更新された最新データに置換する前記手段(36,31)は、第2のシフトレジスタ(36)と切換えスイッチ(31)によって構成されており、前記第2のシフトレジスタ(36)内には所定の時点(t9)で更新されたデータが記憶されており、前記切換えスイッチ(31)は、第1の切換え状態(a)と第2の切換え状態(b)を有しており、前記第1の切換状態(a)においては第1のシフトレジスタ(30)の出力側をシリアルバス(20)に接続させ、第2の切換状態(b)においては第2のシフトレジスタ(36)の出力側をシリアルバス(20)に接続させる、請求項6記載のバス加入者ステーション。
- 前記切換えスイッチ(31)は、マルチプレクサである、請求項7記載のバス加入者ステーション。
- 前記シリアルインターフェース(17)は、ビットカウンタ(45)を含んでおり、該ビットカウンタ(45)は、メッセージ毎に送信されたビットを計数する手段を有しており、さらに前記ビットカウンタ(45)は、更新されたデータが第2のシフトレジスタ(36)へ記憶された瞬間と、前記切換スイッチ(31)が前記2つの切換え状態(a,b)の間で切り替わる別の瞬間を定める手段を含んでいる、請求項6記載のバス加入者ステーション。
- 前記バス加入者ステーションはさらに、クランク軸を含めた内燃機関とエンジン回転数を制御する手段と、前記クランク軸の回転変位を測定する手段を含んでおり、前記更新されたデータは、内燃機関のクランク軸の瞬時の位置の少なくとも1つとエンジン回転数の瞬時の値を表している、請求項6記載のバス加入者ステーション。
- 前記バス加入者ステーションは、連続的にカウントするさらなる付加的なカウンタ(50)を含んでおり、該カウンタ(50)は、所定のカウント間隔の経過毎に信号をシリアルインターフェース(17)に送信する手段を含み、該シリアルインターフェース(17)は、該シリアルインターフェース(17)の状態レジスタ(41)において前記信号に応じて送信要求ビットをセットする手段を含んでいる、請求項6記載のバス加入者ステーション。
- シリアルバスに接続された少なくとも2つの制御装置(10,11,12)の間のシリアルバスを介したデータの周期的な伝送方法に使用するバス加入者ステーションであって、前記シリアルバスを介して少なくとも2つの制御装置間で引き渡される送信メッセージに取入れられたデータは、前記少なくとも2つの制御装置(10,11,12)のうちの1つ(10)において前記伝送の時点まで周期的に更新されたデータである形式のバス加入者ステーションにおいて、
シリアルインターフェース(17)を有しており、該シリアルインターフェース(17)にはシリアルバス(20)が接続可能であり、前記シリアルインターフェースは第1のシフトレジスタ(30)を有しており、該第1のシフトレジスタ(30)内には、前記シリアルバス(20)を介して受信したデータが記憶されており、第1のシフトレジスタへの受信データの記憶と平行する記憶のための第2のシフトレジスタ(36)を有し、さらに第1のシフトレジスタへの受信データを第2のシフトレジスタへ記憶させるための手段を有していることを特徴とするバス加入者ステーション。 - 前記バス加入者ステーションはさらに、受信したデータのエラーの有無を検査する手段と、該検査中に受信したデータのエラーフリー状態が確定した場合にのみ第2のシフトレジスタ(36)の記憶されているデータを処理のために受入れる手段を含んでいる、請求項12記載のバス加入者ステーション。
- 前記シリアルインターフェース(17)はビットカウンタ(45)を有し、該ビットカウンタ(45)はデータを含んだメッセージ毎に受信されたビットを計数する手段と、前記ビットカウンタ(45)は、第2のシフトレジスタ(36)へのデータの記憶開始の瞬間とデータの記憶終了の瞬間を確定するための手段とを含んでいる、請求項12記載のバス加入者ステーション。
- 前記バス加入者ステーションはさらに、クランク軸を含んだ内燃機関を制御する手段と、シリアルバス(20)を介して周期的にデータを受信する手段とを含み、該データには、前記クランク軸の瞬時の位置の少なくとも1つと内燃機関の瞬時の回転数が含まれる、請求項12記載のバス加入者ステーション。
- 前記内燃機関を制御する手段は、点火制御装置を含んでいる、請求項15記載のバス加入者ステーション。
- 前記内燃機関を制御する手段は、噴射制御装置を含んでいる、請求項15記載のバス加入者ステーション。
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