JP4115893B2 - 無線端末装置及び通信制御方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の無線システムから任意の一つを選択して無線通信を行うことが可能な無線端末装置および通信制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、セルラー系システムでは、PDC、PHS、CDMA2000、W-CDMA及びGSMなどの複数の無線システムが混在し、その他に、ホットスポットとしても機能する高速通信が可能な無線LANが急速に発展している。
【0003】
これらの無線通信システムは、システム毎に別々の周波数を用いて、別々の規格に従った通信を行っている。このため、各無線通信システムの無線端末は、それぞれのシステムに固有の端末となり、その対応システムのみにしか使用されなかった。
【0004】
一方、近年、複数の無線システムの混在する状況に対応するため、複数の無線システムに対応した無線機器をあらかじめ内蔵し、複数の無線システムに接続可能な端末もある(以下「マルチモード端末」という)。
【0005】
これらのマルチモード端末では、ハードウェアやソフトウェアの入れ替えにより、無線システムの切り替えや、各無線システムの通信パラメータを変更することができる。そのため、ユーザの希望や、使用中の無線システムの伝搬状態等が悪い場合に、他の無線システムにシステム間ハンドオーバを行うことが可能となる。
【0006】
このようなシステム間ハンドオーバに関するいくつかの技術が提案されている(特許文献1,2参照)。特許文献1では、利用者の状況や伝搬状態に応じてハンドオーバ先の無線システムを自動的に選択して切替える方法を開示する。また、特許文献2では、ハンドオーバ先の無線システムの空きチャネル数と基地局のチャネルマージンを決定し、空きチャネル数からチャネルマージンを差し引いたチャネル余裕度を求め、それに基づいてシステムハンドオーバの可否を決定する方法を開示する。
【0007】
【特許文献1】
特開2002−112347公報
【特許文献2】
特開2002−77965公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
一方、システム間ハンドオーバを行う場合は、それに伴う処理遅延や処理電力が必要であるため、無駄なハンドオーバは極力避けるのが望ましい。特に、例えば音声やテレビ電話での動画サービス等のリアルタイム通信を行っている場合など、ユーザの通信情報によっては、ハンドオーバによる処理遅延等が大きく影響する場合があるが、従来それを考慮した通信システムの切替え方法の提案はなかった。
【0009】
また、近年の無線システムでは、無線LANやW-CDMA,GSMといった、伝送速度等に数段階のパラメータを設定して、伝搬路状況に応じてシステム内パラメータの選択ができるシステムが多くなってきている。それ以外にも、今後の無線端末では消費電力が大きく端末特性に影響するため、省消費電力モードを設定することも考えられる。
【0010】
しかしながら、複数システムへの対応端末を想定し、ユーザの通信情報とシステム内のパラメータ選択を含めた統合的なシステム間ハンドオーバに関する提案はされていない。
【0011】
本発明は、このような点に鑑みてなされたものであり、その目的は、複数の無線システムを効率的に切替え可能な無線端末装置および通信制御方法を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するために、本発明は、無線通信方式がそれぞれ異なる複数の無線システムのいずれかを選択して無線通信を行うことが可能な無線端末装置において、現在行っている通信がリアルタイム通信か、ノンリアルタイム通信かを判断する通信種別判断手段と、前記通信種別判断手段の判断結果とユーザの希望条件とに基づいて、現在選択している無線システム内のパラメータ変更により通信特性を変更するか、他の無線システムに切り替えるか、または現在の通信環境をそのまま維持するかを決定する通信環境決定手段と、を備える。
【0013】
また、本発明は、無線通信方式がそれぞれ異なる複数の無線システムのいずれかを選択して無線通信を行うことが可能な無線端末装置において、ユーザが高速通信を希望する場合に、現在通信中か否かを判断する通信判断手段と、前記通信判断手段により現在通信中でないと判断されると、無線システムの切替を行うシステム切替手段と、前記通信判断手段により現在通信中であると判断されると、リアルタイム通信中か否かを判断するリアルタイム通信判断手段と、前記リアルタイム通信判断手段によりリアルタイム通信中と判断されると、現在選択されている無線システムの中で伝送速度の高速化が可能であれば伝送速度を高くし、伝送速度の高速化が不可能であれば現状の伝送速度を維持するリアルタイム処理手段と、前記リアルタイム通信判断手段によりリアルタイム通信中でないと判断されると、現在選択されている無線システムの中で伝送速度の高速化が可能でなければ他の無線システムに切り替え、伝送速度の高速化が可能であれば、伝送速度を高速化した後の伝送速度と他の無線システムに切り替えた場合の伝送速度とを比較して、伝送速度の高い方を選択するノンリアルタイム処理手段と、を備える。
【0014】
また、本発明は、無線通信方式がそれぞれ異なる複数の無線システムのいずれかを選択して無線通信を行うことが可能な無線端末装置において、ユーザが低消費電力通信を希望する場合に、現在通信中か否かを判断する通信判断手段と、前記通信判断手段により現在通信中でないと判断されると、無線システムの切替を行うシステム切替手段と、前記通信判断手段により現在通信中であると判断されると、リアルタイム通信中か否かを判断するリアルタイム通信判断手段と、前記リアルタイム通信判断手段によりリアルタイム通信中と判断されると、現在選択されている無線システムの中で低消費電力通信が可能か否かを判断する第1の低消費電力通信判断手段と、前記第1の低消費電力通信判断手段により低消費電力通信が可能でないと判断されると、現在行っているリアルタイム通信が無線システムの切替による遅延を許容するか否かを判断する遅延許容判断手段と、前記遅延許容判断手段により遅延が許容されると判断されると、低消費電力通信が可能な他の無線システムが存在するか否かを判断する他システム判断手段と、前記他システム判断手段により他の無線システムが存在すると判断されると、該他の無線システムに切り替え、存在しないと判断されるか、または前記遅延許容判断手段により遅延が許容されないと判断されると、現在選択されている無線システムにて現在の伝送速度を維持する第1の無線システム決定手段と、前記リアルタイム通信判断手段によりリアルタイム通信中でないと判断されると、現在選択されている無線システムの中で低消費電力通信が可能か否かを判断する第2の低消費電力通信判断手段と、前記第2の低消費電力通信判断手段により低消費電力通信が可能と判断されると、現在選択されている無線システムの中で低消費電力通信を行った場合の消費電力と、他の無線システムに切り替えた場合の消費電力とを比較する消費電力比較手段と、現在選択されている無線システムの方が消費電力が低いと判断された場合には、現在選択されている無線システムにて現在の伝送速度を維持し、前記消費電力比較手段により他の無線システムの方が消費電力が低いと判断された場合か、または前記第2の低消費電力通信判断手段により低消費電力通信が不可能と判断された場合には、該他の無線システムに切り替える第2の無線システム決定手段と、を備える。
【0015】
また、本発明は、無線通信方式がそれぞれ異なる複数の無線システムのいずれかを選択して無線通信を行うことが可能な無線端末装置において、通信品質が低下した場合に、リアルタイム通信中か否かを判断するリアルタイム通信判断手段と、前記リアルタイム通信判断手段によりリアルタイム通信中と判断されると、現在選択されている無線システムの中で、伝送速度を下げると通信品質が向上するか否かを判断する第1の通信品質向上判断手段と、現在選択されている無線システムの中で伝送速度の変更ができない場合、または前記第1の通信品質向上判断手段により伝送速度を下げても通信品質が向上しないと判断された場合には、現在選択されている無線システムで現状の伝送速度を維持し、前記通信品質向上判断手段により通信品質が向上すると判断されると、現在選択されている無線システムで伝送速度を下げる第1の伝送速度決定手段と、前記リアルタイム通信判断手段によりリアルタイム通信中でないと判断されると、現在選択されている無線システムの中で、伝送速度を下げると通信品質が向上するか否かを判断する第2の通信品質向上判断手段と、前記第2の通信品質向上判断手段により通信品質が向上すると判断されると、伝送速度を下げた場合の通信品質と、他の無線システムでの通信品質とを比較する通信品質比較手段と、前記通信品質比較手段により、現在選択されている無線システムで伝送速度を下げた方が通信品質が優れていると判断されると、前記通信品質比較手段で比較した両者の伝送速度を比較する伝送速度比較手段と、前記第2の通信品質向上判断手段の判断結果と、前記通信品質比較手段及び前記伝送速度比較手段の比較結果とに基づいて、無線システムの切り替えを行うか、現在選択されている無線システムで伝送速度を下げるかを決定する第2の伝送速度決定手段と、を備える。
【0016】
また、本発明は、無線通信方式がそれぞれ異なる複数の無線システムのいずれかを選択して無線通信を行うことが可能な無線端末装置において、ユーザが高速通信を希望する場合に、現在通信中か否かを判断する通信判断手段と、前記通信判断手段により現在通信中でないと判断されると、無線システムの切替を行うシステム切替手段と、前記通信判断手段により現在通信中であると判断されると、リアルタイム通信中か否かを判断するリアルタイム通信判断手段と、前記リアルタイム通信判断手段によりリアルタイム通信中と判断された場合に、通信中の情報量が所定量を超えるか否かを判断する情報量判断手段と、前記リアルタイム通信判断手段及び前記情報量判断手段の判断結果に基づいて、リアルタイム通信中で情報量が前記所定量を超えない場合、リアルタイム通信中で情報量が前記所定量を超える場合、及びノンリアルタイム通信中の場合の3通りに分類する通信分類手段と、前記通信分類手段の分類結果に基づいて、現在選択している無線システムで現状の伝送速度を維持するか、現在選択している無線システムの中で伝送速度を変更するか、または無線システムの切替を行うかを決定する伝送速度決定手段と、を備える。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る無線端末装置および通信制御方法について、図面を参照しながら具体的に説明する。
【0018】
図1は本発明に係る無線端末装置の一実施形態の概略構成を示すブロック図である。図1の無線端末装置は、無線システムAに対応した送受信部1及びベースバンド信号処理部2と、無線システムBに対応した送受信部3及びベースバンド信号処理部4と、ベースバンド信号処理部2,4を制御するシステム制御部5と、信号無線システムA,Bの切替えを制御する切替え制御部6と、ユーザの希望を取り込むユーザ希望取り込み部7とを備えている。
【0019】
ユーザ希望取り込み部7は、例えば、キーボードなどの入力装置や、マウスなどの指示部材である。切替え制御部6は、ユーザ希望取り込み部7からの信号と周囲の状況などに基づいて無線システムA,Bの切替えを行うか否かを判断する。切替え制御部6の出力信号に基づいて、システム制御部5、送受信部及びベースバンド信号処理部の動作が切り替わる。
【0020】
なお、図1では、簡略化のために、2つの無線システムA,Bのみを表示しているが、無線システムの数には特に制限はない。例えば、ハードウェア的には1つの無線システムのみを有し、ソフトウェア的に複数の無線システムを切替えてもよい。
【0021】
切替え制御部6の処理手順には複数通りが考えられる。以下、切替え制御部6の処理手順を順に説明する。
【0022】
(第1の処理手順)
図2は切替え制御部6の第1の処理手順を示すフローチャートである。図2のフローチャートは、ユーザが高速伝送を希望する場合の処理手順を示している。まず、ユーザが通信中か否かを判定する(ステップS1)。通信中でない場合には、より高速伝送が可能な無線システムへのシステム変更を行う(ステップS2)。
【0023】
通信中である場合には、現在行っている通信がリアルタイム通信か否かを判定する(ステップS3)。リアルタイム通信の場合には、現在選択している無線システムにてパラメータの変更により伝送速度を高速化(ビットレートをUP)できるか否かを判定する(ステップS4)。
【0024】
伝送速度を高速化できると判定された場合には、現在選択して無線システム内でパラメータを変更して伝送速度を高くし(ステップS5)、すでに最高の伝送速度になっている等の理由でパラメータを変更しても伝送速度を向上できない場合には、現状の伝送速度を維持する(ステップS6)。
【0025】
一方、ステップS3でリアルタイム通信でないと判定された場合、すなわちノンリアルタイム通信の場合も、現在選択している無線システムにてパラメータの変更により伝送速度を高速化できるか否かを判定する(ステップS7)。
【0026】
伝送速度を高速化できると判定された場合には、高速化した場合の伝送速度が他の無線システムの伝送速度よりも高いか否かを判定する(ステップS8)。ここでは、高速化した場合の伝送速度が他の無線システムの伝送速度から所定の値thrを引いた値より高いか否かを判定してもよい。
【0027】
高速化した場合の伝送速度の方が高ければ、ステップS5と同様にパラメータ変更を行い、他の無線システムの伝送速度の方が高ければ、ステップS2と同様に無線システムの切替えを行う。例えば、携帯電話システムにて、パラメータ変更後の伝送速度よりも他の無線システム(無線LANなど)の伝送速度の方が高ければ、その無線システムにハンドオーバする。また、逆の場合、すなわち同一の無線システム内でパラメータを変更した方が高速伝送が可能な場合は、パラメータ変更のみを行う。
【0028】
このように、第1の処理手順では、即時性を要求する情報通信を行っている場合には無線システムを不用意に切替えずに、同じ無線システム内でパラメータ変更により伝送速度を高速化するため、情報が途中で途切れるおそれがなくなり、安定した通信を行うことができる。また、即時性を要求しない情報通信を行っている場合には、できるだけ伝送速度を高速化できる無線システムを選択するようにしたため、より高速の通信が可能となる。
【0029】
(第2の処理手順)
第2の処理手順は、第1の処理手順に、無線システムの切替えに伴う遅延を許容するか否かを判断する処理を追加したものである。
【0030】
図3は切替え制御部6の第2の処理手順を示すフローチャートである。図3では、図2と同じ処理には同一のステップ番号を付しており、以下では相違点を中心に説明する。
【0031】
ステップS4で、伝送速度を高速化できない(ビットレートをUPできない)と判定された場合には、現在行っているリアルタイム通信が無線システムの切替えに要する遅延を許容するか否かを判定する(ステップS9)。なお、無線システムの切替えに要する遅延時間は、既知であるか、対応する無線システムの基地局に問合せるものとする。
【0032】
遅延を許容しない場合には、現在の無線システムを利用して現状の伝送速度のままで通信を継続し(ステップS6)、遅延を許容する場合には、伝送速度が高い他の無線システム(高レートシステム)が存在するか否かを判定する(ステップS10)。もし存在しなければステップS6の処理を行い、存在すれば無線システムの切替えを行う(ステップS2)。
【0033】
このように、第2の実施形態では、リアルタイム通信を行っている場合でも、無線システムの遅延が許容される場合には、必要に応じて無線システムの切替えを行うようにしたため、リアルタイム通信時の伝送速度をより高速化できる。
【0034】
(第3の処理手順)
第3の処理手順は、第2の処理手順に加えて、通信品質が所定の基準品質以上か否かを判断する処理を行うものである。
【0035】
図4は切替え制御部6の第3の処理手順を示すフローチャートである。図4では、図3と同じ処理には同一ステップ番号を付しており、以下では相違点を中心に説明する。
【0036】
ステップS1で、現在通信中でないと判定されると、他の無線システムの通信品質が所定の基準品質以上か否かを判定する(ステップS11)。ここでは、通信品質として、信号対干渉電力比(SIR:Signal to Interference Ratio)のようなチャネル状況を示す値を検出し、基準値以上か否かを判定する。
【0037】
他の無線システムのSIRが基準値以上であれば、無線システムの切替えを行い(ステップS2)、基準品質未満であれば、現在選択されている無線システムのままで現状の伝送速度を維持する(ステップS6)。
【0038】
また、ステップS10で、伝送速度の高い他の無線システムが存在すると判定された場合には、他の無線システムのSIRが基準値以上か否かを判定し(ステップS12)、基準値以上であれば、他の無線システムに切替え(ステップS2)、基準値未満であれば、現在選択されている無線システムのままで現状の伝送速度を維持する(ステップS6)。
【0039】
また、ステップS8で、他の無線システムの方が伝送速度が高いと判定された場合も、他の無線システムのSIRが基準値以上か否かを判定し(ステップS13)、基準値以上であればステップS2の処理を行い、基準値未満であればステップS5の処理を行う。
【0040】
このように、第3の処理手順では、伝送速度が高速の他の無線システムが存在する場合でも、その無線システムのチャネル状態が悪い場合には、その無線システムを選択しないようにするため、チャネル状態が悪いために高速伝送ができないという不具合が起きなくなり、無駄なハンドオーバを行わなくてすむ。
【0041】
なお、通信品質とは、上述したSIRに限らず、各無線システムが稼動に必要な最低限のチャネル状況でもよいし、各ユーザが独自に最低限のチャネル状況を設定してもよい。
【0042】
(第4の処理手順)
第4の処理手順は、ユーザが低消費電力通信を希望する場合の処理である。
【0043】
図5は切替え制御部6の第4の処理手順を示すフローチャートである。ステップS3で、リアルタイム通信であると判定されると、現在選択している無線システム内で省電力モード(省エネモード)を選択できるか否かを判定する(ステップS21)。省エネモードが選択できる場合には、現在選択している無線システム内のパラメータを切替える(ステップS22)。
【0044】
ステップS21で、省エネモードを選択できないと判定されると、無線システムの切替えに要する遅延を許容するか否かを判定し(ステップS9)、許容しない場合には現状維持であり(ステップS6)、許容する場合には、低消費電力(低消費パワー)の他の無線システムが存在するか否かを判定する(ステップS24)。存在しなければ現状維持であり(ステップS6)、存在すれば、無線システムの切替えを行う(ステップS2)。
【0045】
一方、ノンリアルタイム通信の場合は、省エネモードを選択できるか否かを判定し(ステップS25)、選択できない場合は無線システムの切替えを行い(ステップS2)、選択できる場合は、現在の無線システムで省エネモードを選択した場合の消費電力が他の無線システムの消費電力より低いか否かを判定し(ステップS26)、低い場合には、現在の無線システムでパラメータを変更し(ステップS22)、他の無線システムの消費電力の方が低い場合には無線システムの切替えを行う(ステップS2)。
【0046】
このように、第4の処理手順では、低消費パワーが可能な無線システムを選択できるため、例えば、W-CDMAのような消費電力のかなり大きい無線システムを使用してノンリアルタイム通信を行っている最中に携帯電話の電池残量が少なくなった場合には、例えばPDCやPHS等のW-CDMAよりも消費電力の少ない無線システムに変更することができる。
【0047】
(第5の処理手順)
第5の処理手順は、通信中に通信品質が低下した場合の処理である。
【0048】
図6は切替え制御部6の第5の処理手順を示すフローチャートである。図6が図3と大きく異なるのは、リアルタイム通信時に同一システム内で変更するパラメータが存在しない場合の処理内容とノンリアルタイム通信時の処理内容である。
【0049】
リアルタイム通信時は、まずパラメータの変更が可能か否か、すなわち同一の無線システム内で伝送速度の変更が可能か否か、すなわち複数レートシステムに対応しているか否かを判定する(ステップS31)。パラメータの変更が可能な場合は、現在選択している伝送速度よりも低い伝送速度が存在するか否かを判定する(ステップS32)。このような伝送速度が存在する場合には、その伝送速度を選択する(ステップS33)。この場合、伝送速度を下げることになる。
【0050】
また、ステップS31で伝送速度の変更ができないと判定された場合、あるいは現在選択している伝送速度よりも低い伝送速度が存在しないと判定された場合には、無線システムの通信品質が非常に悪いか否かを判定する(ステップS34)。それほど悪くない場合には現状維持とし(ステップS6)、非常に悪い場合には無線システムの切替えを行う(ステップS2)。
【0051】
一方、ノンリアルタイム通信時は、パラメータの変更が可能か否か、すなわち複数レートシステムに対応しているか否かを判定し(ステップS35)、パラメータの変更が可能な場合は、現在選択している伝送速度よりも低い伝送速度が存在するか否かを判定する(ステップS36)。SIRが上がるような伝送速度が存在する場合には、その伝送速度を選択した場合のSIRが他の無線システムのSIRより高いか否かを判定する(ステップS37)。高いと判定された場合には、SIRが上がるような伝送速度が、他の無線システムの伝送速度から所定値を引いた値より高いか否かを判定する(ステップS38)。
【0052】
ステップS38において、高いと判定されると、同一の無線システムにて伝送速度を下げる(ステップS33)。ステップS35,S36またはS37の判定が否定された場合、またはステップS38で高くないと判定された場合には、無線システムを切替える(ステップS2)。
【0053】
このように、第5の処理手順では、現在選択している無線システムのSIRが通信中に下がると、自動的に伝送速度を下げたり、他の無線システムへの変更を行うため、常に安定した通信品質で通信を行うことができる。
【0054】
なお、図6のステップS38では、現在選択している無線システムの伝送速度と他の無線システムの伝送速度から所定値αを引いた値とを比較しているが、所定値αの値は無線システムの優先度やユーザの所望する伝送速度等の条件を考慮して、各無線端末装置で設定してもよいし、基地局やその他の制御局で設定してもよい。
【0055】
(第6の処理手順)
上述した第1〜第5の処理手順では、リアルタイム通信とノンリアルタイム通信の2つに分けて処理を行う例を説明したが、情報種別は必ずしもこれら2つに限定されない。以下に説明する第6の処理手順では、(1)音声等のリアルタイム性で情報量が少ない通信、(2)ストリーミングデータや動画(映画配信)等のリアルタイム性で情報量が多い通信、(3)大容量データ等のノンリアルタイム性で情報量が多い通信の3つに分ける例を説明する。
【0056】
図7は切替え制御部6の第6の処理手順を示すフローチャートである。図7では、図4と共通する処理には同一のステップ番号を付しており、以下では相違点を中心に説明する。
【0057】
リアルタイム通信の場合で、情報量が多い場合には、ステップS41〜S44の処理を行う。すなわち、まず、同一の無線システム内で伝送速度を高速化できるか否かを判定し(ステップS42)、高速化できる場合には、高速化した伝送速度が他の無線システムの伝送速度より高いか否かを判定する(ステップS43)。高速化した伝送速度の方が高い場合には、その伝送速度を設定すべく、パラメータを変更する(ステップS5)。
【0058】
一方、ステップS42で伝送速度を高速化できないと判定された場合、または、ステップS43で他の無線システムの伝送速度の方が高いと判定された場合には、無線システムの切替えに要する遅延を許容するか否かを判定し(ステップS44)、許容する場合には無線システムを切替え(ステップS2)、許容しない場合には、同一無線システム内でパラメータを変更する(ステップS5)。
【0059】
一方、リアルタイム通信で、情報量が少ない場合には、図3や図4のステップS4,S9と同様の処理を行う。また、ノンリアルタイム通信の場合も、図4のステップS7,S8,S11,S13と同様の処理を行う。
【0060】
このように、第6の実施形態では、上述した(1)〜(3)のそれぞれに最適な通信を行うことができる。
【0061】
なお、図7では、3種類に分けて処理を行う例を説明したが、4種類以上に分けて処理を行ってもよい。
【0062】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明によれば、通信種別とユーザの希望条件とに基づいて、無線システム内のパラメータ変更を行うか、他の無線システムに切り替えるか、現在の通信環境をそのまま維持するかを決定するため、通信種別とユーザの希望条件に見合うような通信を行うことができる。
【0063】
また、本発明によれば、ユーザが伝送速度の高速化を希望する場合には、リアルタイム通信を行っていれば、通信を遮断せずに伝送速度の高速化が図れ、また、ノンリアルタイム通信を行っていれば、より高速の伝送速度を実現できる。
【0064】
また、ユーザが低消費パワー通信を希望する場合も、リアルタイム通信を行っていれば、通信を遮断しない範囲で消費電力の低減を図ることができ、また、ノンリアルタイム通信を行っていれば、より低消費電力化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る無線端末装置の一実施形態の概略構成を示すブロック図。
【図2】切替え制御部6の第1の処理手順を示すフローチャート。
【図3】切替え制御部6の第2の処理手順を示すフローチャート。
【図4】切替え制御部6の第3の処理手順を示すフローチャート。
【図5】切替え制御部6の第4の処理手順を示すフローチャート。
【図6】切替え制御部6の第5の処理手順を示すフローチャート。
【図7】切替え制御部6の第6の処理手順を示すフローチャート。
【符号の説明】
1,3 送受信部
2,4 ベースバンド信号処理部
5 システム制御部
6 切替え制御部
7 ユーザ希望取り込み部
Claims (10)
- 無線通信方式がそれぞれ異なる複数の無線システムのいずれかを選択して無線通信を行うことが可能な無線端末装置において、
現在行っている通信がリアルタイム通信か、ノンリアルタイム通信かを判断する通信種別判断手段と、
前記通信種別判断手段の判断結果とユーザの希望条件とに基づいて、現在選択している無線システム内のパラメータ変更により通信特性を変更するか、他の無線システムに切り替えるか、または現在の通信環境をそのまま維持するかを決定する通信環境決定手段と、を備えることを特徴とする無線端末装置。 - 前記ユーザの希望条件は、伝送速度、通信時の消費電力及び通信品質の少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項1に記載の無線端末装置。
- 無線通信方式がそれぞれ異なる複数の無線システムのいずれかを選択して無線通信を行うことが可能な無線端末装置において、
ユーザが高速通信を希望する場合に、現在通信中か否かを判断する通信判断手段と、
前記通信判断手段により現在通信中でないと判断されると、無線システムの切替を行うシステム切替手段と、
前記通信判断手段により現在通信中であると判断されると、リアルタイム通信中か否かを判断するリアルタイム通信判断手段と、
前記リアルタイム通信判断手段によりリアルタイム通信中と判断されると、現在選択されている無線システムの中で伝送速度の高速化が可能であれば伝送速度を高くし、伝送速度の高速化が不可能であれば現状の伝送速度を維持するリアルタイム処理手段と、
前記リアルタイム通信判断手段によりリアルタイム通信中でないと判断されると、現在選択されている無線システムの中で伝送速度の高速化が可能でなければ他の無線システムに切り替え、伝送速度の高速化が可能であれば、伝送速度を高速化した後の伝送速度と他の無線システムに切り替えた場合の伝送速度とを比較して、伝送速度の高い方を選択するノンリアルタイム処理手段と、を備えることを特徴とする無線端末装置。 - 前記リアルタイム処理手段は、
現在選択されている無線システムの中で伝送速度の高速化が可能か否かを判断する第1の伝送速度向上判断手段と、
前記第1の伝送速度向上判断手段により伝送速度の高速化が不可能と判断された場合に、現在行っているリアルタイム通信が無線システムの切替による遅延を許容するか否かを判断する遅延許容判断手段と、
前記遅延許容判断手段により遅延が許容されると判断されると、伝送速度の高速化が見込める他の無線システムが存在するか否かを判断する他システム判断手段と、
前記他システム判断手段により他の無線システムが存在すると判断されると、該他の無線システムに切り替え、存在しないと判断されるか、または前記遅延許容判断手段により遅延が許容されないと判断されると、現状の伝送速度を維持する第1の伝送速度決定手段と、を有することを特徴とする請求項3に記載の無線端末装置。 - 前記リアルタイム処理手段は、前記他システム判断手段により他の無線システムが存在すると判断されると、該他の無線システムの通信品質が所定の基準品質以上であるか否かを判断する第1の通信品質判断手段を有し、
前記第1の伝送速度決定手段は、前記リアルタイム処理手段により前記基準品質以上と判断されると、他の無線システムに切り替え、前記基準品質未満と判断されると、現状の伝送速度を維持することを特徴とする請求項4に記載の無線端末装置。 - 前記ノンリアルタイム処理手段は、
現在選択されている無線システムの中で伝送速度の向上が可能か否かを判断する第2の伝送速度向上判断手段と、
前記第2の伝送速度向上判断手段により伝送速度の向上が可能と判断された場合に、現在選択されている無線システムの中で伝送速度を高くした場合の伝送速度と、他の無線システムに切り替えた場合の伝送速度とを比較する伝送速度比較手段と、
前記伝送速度比較手段により、他の無線システムの伝送速度の方が速いと判断されると、該他の無線システムの通信品質が所定の基準品質以上か否かを判断する第2の通信品質判断手段と、
前記第2の通信品質判断手段により前記基準品質以上と判断されると、該他の無線システムに切り替え、前記基準品質未満と判断されると、現在選択されている無線システムの中で伝送速度を高くする第2の伝送速度決定手段と、を有することを特徴とする請求項3〜5のいずれかに記載の無線端末装置。 - 無線通信方式がそれぞれ異なる複数の無線システムのいずれかを選択して無線通信を行うことが可能な無線端末装置において、
ユーザが低消費電力通信を希望する場合に、現在通信中か否かを判断する通信判断手段と、
前記通信判断手段により現在通信中でないと判断されると、無線システムの切替を行うシステム切替手段と、
前記通信判断手段により現在通信中であると判断されると、リアルタイム通信中か否かを判断するリアルタイム通信判断手段と、
前記リアルタイム通信判断手段によりリアルタイム通信中と判断されると、現在選択されている無線システムの中で低消費電力通信が可能か否かを判断する第1の低消費電力通信判断手段と、
前記第1の低消費電力通信判断手段により低消費電力通信が可能でないと判断されると、現在行っているリアルタイム通信が無線システムの切替による遅延を許容するか否かを判断する遅延許容判断手段と、
前記遅延許容判断手段により遅延が許容されると判断されると、低消費電力通信が可能な他の無線システムが存在するか否かを判断する他システム判断手段と、
前記他システム判断手段により他の無線システムが存在すると判断されると、該他の無線システムに切り替え、存在しないと判断されるか、または前記遅延許容判断手段により遅延が許容されないと判断されると、現在選択されている無線システムにて現在の伝送速度を維持する第1の無線システム決定手段と、
前記リアルタイム通信判断手段によりリアルタイム通信中でないと判断されると、現在選択されている無線システムの中で低消費電力通信が可能か否かを判断する第2の低消費電力通信判断手段と、
前記第2の低消費電力通信判断手段により低消費電力通信が可能と判断されると、現在選択されている無線システムの中で低消費電力通信を行った場合の消費電力と、他の無線システムに切り替えた場合の消費電力とを比較する消費電力比較手段と、
現在選択されている無線システムの方が消費電力が低いと判断された場合には、現在選択されている無線システムにて現在の伝送速度を維持し、前記消費電力比較手段により他の無線システムの方が消費電力が低いと判断された場合か、または前記第2の低消費電力通信判断手段により低消費電力通信が不可能と判断された場合には、該他の無線システムに切り替える第2の無線システム決定手段と、を備えることを特徴とする無線端末装置。 - 無線通信方式がそれぞれ異なる複数の無線システムのいずれかを選択して無線通信を行うことが可能な無線端末装置において、
通信品質が低下した場合に、リアルタイム通信中か否かを判断するリアルタイム通信判断手段と、
前記リアルタイム通信判断手段によりリアルタイム通信中と判断されると、現在選択されている無線システムの中で、伝送速度を下げると通信品質が向上するか否かを判断する第1の通信品質向上判断手段と、
現在選択されている無線システムの中で伝送速度の変更ができない場合、または前記第1の通信品質向上判断手段により伝送速度を下げても通信品質が向上しないと判断された場合には、現在選択されている無線システムで現状の伝送速度を維持し、前記通信品質向上判断手段により通信品質が向上すると判断されると、現在選択されている無線システムで伝送速度を下げる第1の伝送速度決定手段と、
前記リアルタイム通信判断手段によりリアルタイム通信中でないと判断されると、現在選択されている無線システムの中で、伝送速度を下げると通信品質が向上するか否かを判断する第2の通信品質向上判断手段と、
前記第2の通信品質向上判断手段により通信品質が向上すると判断されると、伝送速度を下げた場合の通信品質と、他の無線システムでの通信品質とを比較する通信品質比較手段と、
前記通信品質比較手段により、現在選択されている無線システムで伝送速度を下げた方が通信品質が優れていると判断されると、前記通信品質比較手段で比較した両者の伝送速度を比較する伝送速度比較手段と、
前記第2の通信品質向上判断手段の判断結果と、前記通信品質比較手段及び前記伝送速度比較手段の比較結果とに基づいて、無線システムの切り替えを行うか、現在選択されている無線システムで伝送速度を下げるかを決定する第2の伝送速度決定手段と、を備えることを特徴とする無線端末装置。 - 無線通信方式がそれぞれ異なる複数の無線システムのいずれかを選択して無線通信を行うことが可能な無線端末装置において、
ユーザが高速通信を希望する場合に、現在通信中か否かを判断する通信判断手段と、
前記通信判断手段により現在通信中でないと判断されると、無線システムの切替を行うシステム切替手段と、
前記通信判断手段により現在通信中であると判断されると、リアルタイム通信中か否かを判断するリアルタイム通信判断手段と、
前記リアルタイム通信判断手段によりリアルタイム通信中と判断された場合に、通信中の情報量が所定量を超えるか否かを判断する情報量判断手段と、
前記リアルタイム通信判断手段及び前記情報量判断手段の判断結果に基づいて、リアルタイム通信中で情報量が前記所定量を超えない場合、リアルタイム通信中で情報量が前記所定量を超える場合、及びノンリアルタイム通信中の場合の3通りに分類する通信分類手段と、
前記通信分類手段の分類結果に基づいて、現在選択している無線システムで現状の伝送速度を維持するか、現在選択している無線システムの中で伝送速度を変更するか、または無線システムの切替を行うかを決定する伝送速度決定手段と、を備えることを特徴とする無線端末装置。 - 無線通信方式がそれぞれ異なる複数の無線システムのいずれかを選択して無線通信を行うことが可能な無線端末装置が行う通信制御方法において、
現在行っている通信がリアルタイム通信か、ノンリアルタイム通信かを判断し、
前記リアルタイム通信か前記ノンリアルタイム通信かの判断結果とユーザの希望条件とに基づいて、現在選択している無線システム内のパラメータ変更により通信特性を変更するか、他の無線システムに切り替えるか、または現在の通信環境をそのまま維持するかを決定することを特徴とする通信制御方法。
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