JP4115282B2 - 測定プローブ用デスキュー・フィクスチャー - Google Patents

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    • G01R1/02General constructional details
    • G01R1/06Measuring leads; Measuring probes
    • G01R1/067Measuring probes
    • G01R1/06772High frequency probes

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一般に、測定機器の複数の信号チャネルを時間的に整列するのに用いるフィクスチャーに関し、特に、1個以上のオシロスコープの複数の信号チャネルに接続された測定プローブのプローブ・チップに対して信号チャネルを時間的に整列させるように調整する際に用いる測定プローブ用デスキュー・フィクスチャーに関する。かかるデスキュー・フィクスチャーは、複数の測定プローブに正確に時間整列された信号を供給して、各測定プローブの時間整列調整を援助するものである。なお、時間的に整列させるとは、複数のチャネルからの信号を時間的に正しい関係にすることである。
【0002】
【従来の技術】
オシロスコープを用いて、被試験装置からの電気信号を取込み、処理し、表示している。オシロスコープは、一般に、被試験装置からの多数の信号を取込んで表示する多数のチャネルを有する。各信号チャネルは、測定プローブを介して、被試験装置に結合されている。多くの測定アプリケーションにおいて、ユーザは、複数の被測定信号の間のタイミング関係を知る必要がある。複数の信号チャネル間のタイミング遅延差は、複数の被測定信号間のタイミング関係を不明確にする。したがって、正確なタイミング測定のために、複数の信号チャネルを時間的に整列させる、即ち、デスキューすることが必要である。
【0003】
米国オレゴン州ビーバートンのテクトロニクス社は、オシロスコープを製造しているが、測定プローブ・チップに対するオシロスコープの複数信号チャネルを時間的に整列させる部品番号067−0405−02のデスキュー・フィクスチャーも製造している。このデスキュー・フィクスチャーは、時間的に整列した信号を各測定プローブに供給するものであり、回路基板を支持するハウジングを有し、このハウジングから4組の矩形ピン・コネクタが延びている。コネクタの各組は、1対の高さの等しいコネクタと、1対の高さの異なるコネクタとを具えている。各組において、高さの等しいコネクタの一方が接地され、他方のコネクタが外部入力信号を受ける。各組において、高さの異なる矩形ピンの短い方が外部信号を受け、長い矩形ピンが接地される。BNC型コネクタをハウジングに取り付けて、外部入力信号をデスキュー・フィクスチャーに供給する。BNCコネクタの中心導体は、回路基板上に形成された回路導電路(ラン)によりターミネーション(終端)ジャンパに結合する。この終端ジャンパは、回路基板から延びる1対の矩形ピン・コネクタを具えている。50オーム抵抗器の如き終端ジャンパ抵抗器を終端ジャンパに配置する。長さの等しい回路基板ランが、終端ジャンパから、4組の矩形ピン・コネクタに延びる。
【0004】
上述のデスキュー・フィクスチャーは、信号チャネルのデスキューに手を使う必要がないように設計されており、測定プローブは、ソケット形式のプローブ・チップ又は針形式のプローブ・チップを具えている。なお、針形式のプローブ・チップは、ソケット形式のプローブ・チップ・アダプタを有している。同じ長さの複数の矩形ピンを用いるが、信号プローブ・チップ及び接地チップは、測定プローブから同じ距離だけ延びている。高さの異なる矩形ピンを用いるが、プローブ・チップは、測定プローブの一端から延び、接地チップは、プローブ・チップの裏で測定プローブから少し離れて延びる。複数の信号チャネルの1つが基準信号チャネルとなり、残りの総てのチャネルがこの基準チャネルに対して時間整列される、即ち、デスキューされる。外部入力信号をデスキュー・フィクスチャーに供給して、基準チャネルの測定プローブを矩形ピン・コネクタの複数ピンの1個に接続する。基準チャネルと時間整列をする信号チャネルの測定プローブを、他の1対の矩形ピン・コネクタに接続する。各オシロスコープ信号チャネルには、これらチャネルの時間整列が可能なチャネル対チャネルのデスキュー範囲がある。例えば、テクトロニクス社が製造販売しているTDS7000シリーズ・デジタル・オシロスコープのデスキュー範囲は、+/−25ナノ秒である。TDS7000シリーズ・デジタル・オシロスコープのソフトウェア・ルーチンは、種々の信号チャネルからの入力信号の取込みデジタル・サンプルを調整して、時間整列した状態でこれら信号を表示する。オシロスコープを制御して、信号チャネルをデスキューする。種々の信号チャネルにおいて、種々の遅延ラインを用いて、複数の信号チャネルを時間的に整列させることができる。
【0005】
【特許文献1】
米国特許第4481647号明細書
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
複数のプローブのデスキューを調整するために用いる上述のデスキュー・フィクスチャーの欠点は、針形式のプローブ・チップがあるがソケット形式のアダプタがない測定プローブをデスキュー・フィクスチャーに接続する際に、プローブ・ステーションを必要としなければならないことである。測定プローブをプローブ・ステーションのプローブ・アームに固定し、このプローブ・アームを位置決めして、信号プローブ・チップを外部入力信号用の矩形ピン・コネクタに接続する。信号プローブ・チップ及び接地コンタクトの間隔が複数の矩形ピン・コネクタの間隔と同じならば、測定プローブの接地コンタクトを接地矩形ピンに直接接続してもよい。そうでない場合、プローブ接地コンタクトを矩形ピン接地に接続するのに接地接続アダプタが必要である。プローブ・ステーションが必要になると、デスキュー・フィクスチャーのコストが上昇すると共に、デスキュー機能を実行するためのプローブ・ステーションの設定に時間がかかる。上述のデスキュー・フィクスチャーの別の欠点は、正(正方向)信号及び負(負方向)信号の両方を必要とする差動プローブのデスキューができないことである。
【0007】
種々の形式のプローブ・チップを有する測定プローブに接続されたオシロスコープの信号チャネルを、手を使わずに時間整列できる、即ち、デスキューできるデスキュー・フィクスチャーが必要とされている。また、必要とされるデスキュー・フィクスチャーは、針型式のプローブ・チップ及びソケット形式のプローブ・チップを有する測定プローブを簡単に受け入れられるものでなければならない。かかるデスキュー・フィクスチャーは、いずれかの形式のプローブ・チップを有する差動測定プローブも容易に受け入れられるものでなければならない。さらに、かかるデスキュー・フィクスチャーは、このフィクスチャーの信号伝搬時間を最小にして、プローブ・チップ・コンタクトの各々が、デスキュー・フィクスチャーの単一又は複数の信号を同時に受けることができなければならない。
【0008】
したがって、本発明は、複数の測定プローブをデスキュー調整する際に、複数の測定プローブに時間整列された信号を同時に供給できる測定プローブ用デスキュー・フィクスチャーであって、時間整列を行うのが簡単であり、差動信号も時間整列できる測定プローブ用デスキュー・フィクスチャーを提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、複数のプローブ・コンタクトを有する複数の測定プローブに接続された測定機器の信号チャネルを時間整列させる調整を行う際に、これら複数の測定プローブにデスキュー調整に最適な時間整列された信号を容易に供給できるデスキュー・フィクスチャーである。このデスキュー・フィクスチャーは、対向する面を有する多層回路基板を具えており、鏡関係(回路基板を鏡として面対称の関係)信号ランチ(signal launch:信号供給)コンタクトの複数の対が回路基板の対向する面に設けられている。これらコンタクトの第1対が接地に結合しており、コンタクトの第2対が、等しい長さで電磁気結合したストリップ・ラインを介して信号源に結合している。デスキュー・フィクスチャーは、少なくとも第1及び第2プローブ・ホルダを有し、複数の測定プローブを回路基板に支持する。プローブ・ホルダの一方を回路基板の一方の面に配置し、他方のプローブ・ホルダを回路基板の他方の面に配置して、複数の測定プローブのプローブ・コンタクトを信号ランチ・コンタクトに結合する。
【0010】
信号ランチ・コンタクトは、好ましくは、回路基板の対向面から延びた矩形ピン・コンタクトと、これら矩形ピン・コンタクトに隣接して、これら矩形ピン・コンタクトに電気的に結合コンタクト・パッドとである。代わりに、信号ランチ・コンタクトは、矩形ピン・コンタクト及びコンタクト・パッドの一方でもよい。プローブ・ホルダの一実施例は、回路基板の一面から延びる支持部材を含んで、測定プローブを支持する。バイアス・スプリングは、支持部材に近傍で回路基板の一面から延びて、測定プローブに力を加え、支持部材及びスプリアスの間に測定プローブを捕捉する。バイアス・スプリングは、片持ち梁スプリング部材を有する。この片持ち梁スプリング部材には、スロットが形成されて、このスロットにより背部材から延びる第1及び第2片持ち梁スプリングとなる。バイアス・スプリングの支持部分は、背部材から略垂直の方向に延び、そこに形成されたスロットを有する。このスロットは、片持ち梁部材のスロットと軸的に整列しており、支持部分の第1及び第2片持ち梁スプリング支持部を作る。戻り止め部材は、このスロットに延びる。第1及び第2片持ち梁スプリングが回路基板の対向面に位置決めされ、戻り止め部材が、回路基板に形成された戻り止め開口を受けるように、片持ち梁スプリング部材が、回路基板に形成された細長いスロットに配置される。プローブ・ホルダの第2実施例は、多重折りスプリング・ワイヤを有し、このスプリング・ワイヤが取り付け部材を形成する。この取り付け部材は、支持部材により、スプリングで張力がかけられた支持アームに接続される。このスプリング張力支持アームの一端は、外側に広がり、測定プローブを受ける。多数のプローブ・ホルダを回路基板の各面に配置してもよい。
【0011】
信号源は、好適には、回路基板に設けられ、正及び負の信号を発生する。信号源に接続された等しい長さの電磁気結合ストリップ・ラインを介して、信号ランチ・コンタクトの第2対が正の信号を受け、コンタクトの第3対が負の信号を受ける。別の実施例では、電圧入力コネクタが、回路基板に設けられ、信号源からの電圧パワー入力を受ける。電圧入力コネクタは、好ましくは、USBコネクタである。代わりに、等しい長さの電磁気結合ストリップ・ラインの1つに結合された信号導体を有する回路基板上に少なくとも第1信号入力コネクタを設けて、信号源からの信号を受けてもよい。
【0012】
本発明の目的、利点及び新規な特徴は、添付図を参照した以下の詳細説明から更に明らかになろう。
【0013】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明によるデスキュー・フィクスチャー10の第1実施例の斜視図である。デスキュー・フィクスチャー10は、多層回路基板12を具えており、この多層回路基板12は、好適には、基部14に対して垂直の方向に取り付けられる。鏡関係(回路基板12を基準面とした面対称)で対になったランチ・コンタクト16は、矩形ピン・コンタクト18及び19の形式である。これら矩形ピン・コンタクト18及び19が回路基板12の対向面(対向する面)から延びて鏡関係のランチ・コンタクト16を形成するように、回路基板12に形成されたスルー・ホール内に矩形ピン・コンタクト18及び19を位置決めする。長い方の矩形ピン・コンタクト18は、接地される。また、短い方の矩形ピン・コンタクト19は、等しい長さで電気磁気結合されたストリップ・ラインを介して、信号源に接続される。信号源は、スルー・レート(追従速度)の早い信号を発生する。この信号は、信号ランチ・コンタクト16を介して、測定プローブの信号プローブ・ヘッドに供給される。高速スルー・レート信号は、BNC型入力コネクタ20を介してデスキュー・フィクスチャーに結合された外部信号源が供給してもよい。この入力コネクタ20の中心導体22は、回路基板12の内部層に形成された等しい長さの電磁気結合ストリップ・ラインに接続される。信号ランチ・コンタクト16は、回路基板12のいずれかの面に鏡関係で設けられたコンタクト・パッドで実現してもよいし、矩形ピン・コンタクト18及び19とコンタクト・パッドとの組合せで実現してもよい。
【0014】
図1の実施例では、2つの形式のプローブ・ホルダ24及び26が回路基板12に測定プローブ(図示せず)を支持する。第1プローブ・ホルダ24は、回路基板12の表面から延びている支持ポストの形式の支持部材28を具えており、測定プローブを支持する。バイアス・スプリング30が支持部材28の近傍で回路基板12から外側に延びて、測定プローブに力を加えて、支持部材28及びバイアス・スプリング30の間にプローブを捕捉する。バイアス・スプリング30の構造は、詳細に後述する。他のプローブ・ホルダ26は、多重折りスプリング・ワイヤから構成されており、支持部材によりスプリング張力支持アームに接続された取り付け部材ができる。ケーブル保持器40を回路基板12に取り付けて、測定プローブ・ヘッドから延びる同軸ケーブルを受けてもよい。
【0015】
図2は、鏡関係にあるランチ・コンタクト16への電気的接続を説明するために、図1の回路基板12を線A−A’に沿って切断した場合の断面図である。多層回路基板12は、FR4テフロン(登録商標)の如き回路基板材料の多層を互いに接着して形成される。図2に示す回路基板12は、5個の誘電体層と、6個の導電体層とを具えているが、任意の数の誘電体層及び導電体層をデスキュー・フィクスチャー10の回路基板12に組み込んでもよい。導電接地面層50及び52を、外側回路基板層54及び56の内側表面に付着させる。接地面層50及び52は、電気的な接地に接続される。等しい長さのストリップ・ライン58及び60は、中間回路基板層62の対向面に形成される。ストリップ・ライン58及び60は、回路基板層62の上に積み重ねるが、この回路基板層62により分離される。ストリップ・ライン58及び60は、信号源64に結合される。この信号源64は、非常に高速のスルー・エッジを矩形ピン・コンタクト19に供給する。好適な実施例において、信号源は、ラムバス(登録商標)用の矩形波クロック信号である。回路基板層62の厚さのため、ストリップ・ライン58及び60へのクロック信号のランチ点(供給箇所)で遅延がある。ストリップ・ライン58及び60の重なった方向により、各ラインの信号が回路基板層62を介して電磁気的に結合する。ストリップ・ラインの結合の結果、信号ランチ・コンタクト16における信号遅延をなくす。回路基板12内にメッキされたスルー・ホール66及び68を形成して、信号ランチ・コンタクト16の矩形ピン18及び19を受ける。スルー・ホール66は、接地面層50及び52に電気的に結合し、スルー・ホール68は、ストリップ・ライン58及び60に電気的に結合する。回路基板の最上面に終端回路69(図4に示す)を形成して、信号ランチ・コンタクト16の矩形ピン・コンタクト19を、等しい長さの電磁気結合のストリップ・ライン58及び60の特性インピーダンスで終端する。
【0016】
図3は、本発明のデスキュー・フィクスチャー10の好適第2実施例の部分的分解斜視図である。図1及び図2と同様な素子は、同じ参照符号で示す。細長いスロット70を回路基板12に形成して、プローブ・ホルダ26バイアス・スプリング30を受ける。戻り止め開口72を、回路基板12上で、細長い開口70の近傍に設ける。バイアス・スプリング30は、片持ち梁部材74を有し、ここに形成されたスロット76が片持ち梁スプリング78及び80に分ける。これら片持ち梁スプリング78及び80は、スプライン部材82から延びる。支持部分84は、スプライン部材82に対して略垂直の方向に延びる。支持部材には、スロット86が形成される。このスロット86は、片持ち梁スプリング・スロット76と軸が整列しており、片持ち梁支持部88及び90に分ける。戻り止め部材92は、片持ち梁支持部88及び90の一方からスロット86に延びる。回路基板12がスロット76及び86の中心に来るようにバイアス・スプリング30を細長いスロット70に挿入して、片持ち梁スプリング78及び片持ち梁支持部88が回路基板12の一方の面となり、片持ち梁スプリング80及び片持ち梁支持部90が回路基板12の他方の面となる。このためには、バイアス・スプリング30をスロット70に向けて移動させる。また、戻り止め部材92が戻り止め開口72内に係合するように、このバイアス・スプリング30を上方向に回転させる。その結果、図3のバイアス・スプリング94により示すように、ラッチされたバイアス・スプリングが得られる。
【0017】
プローブ・ホルダ24の支持部材28は、ABSプラスチックなどの固い金属で形成された雄部分96及び雌部分98で構成される。雄部分96は、その端部にネジ軸部100を有するが、このネジ軸部100は、回路基板12の厚さよりも長い。雌部分98は、その端部にネジ開口102を有し、雄部分96のネジ軸部100を受ける。バイアス・スプリング30及び94の近傍で回路基板12に開口104を形成して、支持部材28の雄部分96のネジ軸部100を受ける。回路基板12の他面から延びるネジ軸部100が支持部材28の雌部分98のネジ開口102にねじ込まれる。雄部分96及び雌部分98が回路基板12に対して締め付けられる。
【0018】
支持部材28と類似の固定部材103を用いて、回路基板12にプローブ・ホルダ26を設ける。固定部材103は、雄部分106及び雌部分108を有している。雄部分106は、一端から延びるネジ軸110を有し、雌部分108は、一端にネジ開口112を有する。ネジ軸110は、プローブ・ホルダ26の取り付け部材32に挿入し、更に、回路基板12に形成された開口114に挿入する。このネジ軸110をネジ開口112にねじ込んで締め付け、プローブ・ホルダ26を回路基板12に固定する。図示のプローブ・ホルダ26では、スプリング張力支持アーム36の一端が外側に広がった部分38を有し、測定プローブを受ける。図示のプローブ・ホルダ26は、可能な構成の1つであり、他の構成も可能である。かかる他の構成としては、スプリング張力支持アーム36において、ワイヤが更に折り重ねてあるか、異なった広がりの構成となる。
【0019】
デスキュー・フィクスチャー10の好適実施例は、鏡関係の信号ランチ・コンタクト16が2対になっている。信号ランチ・コンタクト16の短い矩形ピン・コンタクト120は、信号源122からの負信号を受け、長い矩形ピン・コンタクト124は、電気的な接地に結合している。信号源122は、高速スルー・レートのラムバス(登録商標)クロック信号用集積回路素子で示すように、回路基板12に組み込まれている。信号源122は、正及び負の両方のクロック信号を発生する。上述のストリップ・ライン58及び60と類似の等しい長さの電磁気結合ストリップ・ラインにより、信号源122からの負信号を矩形ピン・コンタクト120に供給する。なお、ストリップ・ライン58は、正信号を短い矩形ピン19に供給する。信号源122及び信号ランチ・コンタクト19、120の各々の間で、正及び負のストリップ・ラインは同じ長さであり、時間的に整列した正及び負の信号を信号ランチ・コンタクト16に供給する。パワー・コネクタ126を回路基板12に設けて、パワー・ケーブル128を介して、電圧パワー入力及び接地を受ける。好適実施例において、パワー・コネクタ126及びケーブル128は、ユニバーサル・シリアル・バス(USB)素子である。オシロスコープのUSBポート、又は他のUSBポートを有する形式の装置にUSBケーブル128をプラグイン接続する。
【0020】
図4は、信号源122からの正及び負の信号を供給するストリップ・ラインの特性インピーダンスで終端するための信号ランチ・コンタクト16の終端回路69を説明する回路基板の一面の平面図である。図4は、非常に短い針型プローブ・チップを有する測定プローブ用に用いる鏡関係のコンタクト・パッド130の一面も示す。コンタクト・パッド130は、回路基板12の表面上に形成された導電ラン132を介して、矩形ピン・コンタクト18、19、120及び124に電気的に結合される。終端抵抗器134及び136は、導電ラン138及び140を介して、信号ランチ・コンタクト19及び120の各々に結合される。これら抵抗器134及び136の他端は、導電ラン146を介してコンデンサ142及び144の一端に夫々結合される。コンデンサ142及び144の他端は、矩形ピン・コンタクト18及び124に夫々結合された導電ラン148及び150を介して、接地に結合される。
【0021】
本発明のデスキュー・フィクスチャー10は、種々の形式のプローブ・チップを有する種々の形式の測定プローブを受け入れる。図5のA及びBは、正及び負の符号が付された針点型プローブ・チップ(プローブ・コンタクト)162及び164を有する差動測定プローブ160の取り付け法を示す。鏡関係の信号ランチ・コンタクト16は、接地矩形ピン18及び124、並びに正及び負の矩形ピン19及び120を具えている。なお、矩形ピン19及び120は、信号源122からの正及び負の信号を受ける。測定プローブ160は、回路基板12に取り付けられたプローブ・ホルダ24の1つを用いて、デスキュー・フィクスチャー10に位置決めされる。プローブ160は、プローブ・ホルダ24内に位置決めされる。ここで、プローブの一部が支持部材28上に置かれ、正プローブ・チップ162が正矩形ピン19に掛かり、負プローブ・チップが負矩形ピン120に掛かる。バイアス・スプリング30は、下向きに力をプローブ160に加えて、プローブ支持部材28の回りで上方向の回転力をプローブ160に与え、プローブ・チップ162及び164の正の結合力を矩形ピン19及び120に与える。図5のBに示すように、第2差動測定プローブ166を他のプローブ・ホルダ24に同じ方法で位置決めできる。差動測定プローブ160及び166のプローブ・チップ(プローブ・コンタクト)162及び168を互いに対向して位置決めすると共に、プローブ・チップ(プローブ・コンタクト)164及び169を互いに対向して位置決めして、これらチップ間の距離を最小にする。回路基板12の他面に取り付けられたプローブ・ホルダにも、追加の2個の差動測定プローブを位置決めできる。4個の差動測定プローブの総てのプローブ・チップは、デスキュー・フィクスチャーの構成により、最小の時間遅延で、正及び負の信号を受ける。信号源からコンタクト19及び120まで、正及び負の信号を供給するために結合されたストリップ・ラインは、同じ長さである。結合されたストリップ・ラインの各々は、回路基板12の2面の一方に信号を供給する。これら構成の組合せにより、回路基板12の各面でのランチ・コンタクト間の時間遅延の量が確実に最小となる。
【0022】
図6は、ソケット形式のプローブ・チップ(プローブ・コンタクト)172及び174を有するシングル・エンド測定プローブ170の取り付けを示す図である。信号プローブ・チップ172は、測定プローブの端部から延びており、接地チップ174は、信号プローブ・チップ172から下がった位置でプローブから延びている。測定プローブ170のソケット型プローブ・チップ172及び174には、矩形ピン19及び18が夫々挿入される。第2のソケット型シングル・エンド測定プローブが、回路基板の他面に取り付けられて、鏡関係の矩形ピン・コンタクトが挿入される。
【0023】
図6のソケット型測定プローブ170は、プローブの端部から異なる距離にある信号プローブ・チップ172及び接地プローブ・チップ174を有する。これには、異なる長さの矩形ピン・コンタクト18及び19が必要となる。デスキュー・フィクスチャー10は、ソケット型プローブ・チップを有する測定プローブ用の等しい長さの信号及び接地矩形ピン・コンタクトを具えてもよい。なお、これら矩形ピン・コンタクトは、プローブから等しい距離だけ延びる。また、デスキュー・フィクスチャー10に、ソケット型差動測定プローブを設けてもよく、これら差動ソケット・チップには、正及び負の矩形ピン19及び120が挿入される。デスキュー・フィクスチャー10は、同時に6個までのプローブを同時に収容することができ、これらプローブの4個が図5のA及びBに示す差動型であり、2個のソケット型プローブが図6に示す形式である。
【0024】
図7のA及びBは、非常に小さな針点プローブ・チップ182及び184を有するシングル・エンド測定プローブ180の取り付けを示す。プローブ・チップがより小さくなって、インダクタンス負荷及び容量負荷を減らして、測定プローブの周波数帯域幅がギガヘルツの範囲にまで高くなる。これら形式のプローブ用のプローブ点の長さは、0.035インチ(0.889mm)のオーダであり、プローブ・ホルダ24と共に用いるには小さい。デスキュー・フィクスチャー10は、回路基板12のいずれかの面及びプローブ・ホルダ26に鏡関係のコンタクト・パッド130を用いて、非常に小さなプローブ点測定プローブ180を収容する。コンタクト・パッド130は、矩形ピン・コンタクト18、19、120及び124に電気的に結合する。ふくらんだリブ188の対を測定プローブ180の対向平面190上に形成して、プローブ・ホルダ26のスプリアス張力支持アーム36を受ける凹部を形成する。プローブ180は、支持アーム36の広がった部分38を介してプローブ・ホルダ26に挿入される。プローブ・チップ182及び184が回路基板12上のコンタクト・パッド130と組み合うように、プローブ・ホルダ26及びプローブ180を位置決めする。図7のBに示すように、他のプローブ・ホルダ26を用いて、第2測定プローブを回路基板12の対向面に設ける。第2測定プローブのプローブ・チップが回路基板12の対向面の鏡関係のコンタクト・パッド130と組み合うように、この第2測定プローブを位置決めする。
【0025】
プローブ・ホルダ26は、他の形式のプローブ・アプリケーション用に、デスキュー・フィクスチャー10と別に用いてもよい。図8は、これらアプリケーションにおいて、測定プローブを支持するプローブ・ホルダ26の例を示す。種々の受動及び能動コンポーネント204及び206と一緒に、プローブ・ホルダ200も回路基板202に取り付けることができる。回路基板202には、スルー・ホールが形成されており、プローブ・ホルダ固定部材208を受ける。固定部材208は、上述の雄部分110及び雌部分112を有する固定部材104と類似でもよい。代わりに、固定部材は、回路基板202の裏面に固定されるPEM(登録商標)ナットと、ネジ軸部を有する固定部材104の雄部分110とを含んでもよい。このネジ軸部は、プローブ・ホルダの取り付け部材32を介して挿入され、PEMに締め付けられて、プローブ・ホルダを回路基板202に締め付ける。
【0026】
プローブ・ホルダは、ホット接着剤、エポキシなどの接着剤を用いて、プローブ・ホルダ210が示すように、回路基板202に直接固定してもよい。この場合、回路基板には、プローブ・ホルダ210を受けるのに充分な大きさの開放領域があるようにレイアウトする。また、プローブ・ホルダは、回路基板202に取り付けられた柔軟なプローブ・アーム212に取り付けることもできる。1個以上のプローブ・アームが取り付け位置214ができるように回路基板202をレイアウトする。プローブ・アームは、プローブ・ホルダ200と同様な方法で、回路基板202に固定できる。回路基板取り付け位置214には、柔軟なプローブ・アームの一端から延びるネジ軸部を受けるスルー・ホールを形成する。ナット又は同様な形式のネジ装置を、回路基板の受け面からネジ軸部に締め付けて、回路基板に固定する。柔軟なプローブ・アームの他端には、固定部材104の雄部分110を受けるネジ開口を設けてもよい。固定部材の雄部分のネジ軸部110は、プローブ・ホルダ216の取り付け部材に挿入されて、プローブ・アームのネジ開口にねじ込まれて固定される。プローブ・ホルダの取り付け部材を変形させて、柔軟なプローブ・アームの端部に形成された開口に挿入できるようにしてもよい。
【0027】
プローブ・ホルダを回路基板202の回路から絶縁する必要がある。固定部材の雄部分110を挿入できるようにするための開口を有する絶縁ブーツを、プローブ・ホルダの取り付け部材上に配置してもよい。上述のように、取り付け部材、支持部材、広がった端部のスプリング張力支持アーム構成要素を有する絶縁部材と別に、プローブ・ホルダ26を作ることも可能である。
【0028】
複数のプローブ・ホルダを支持する多層回路基板を有するデスキュー・フィクスチャー、又はデスキュー・フィクスチャーに測定プローブを取り付けるための回路基板の各面について説明した。この回路基板は、対向面に配置された鏡関係の信号ランチ・コンタクトの対を有する。第1実施例においては、回路基板が、接地に結合されたコンタクトの第1対と、等しい長さの電磁気結合ストリップ・ラインにより信号源に結合されたコンタクトの第2対とを有する。信号源は、好ましくは、デスキュー・フィクスチャーの回路基板に組み込まれている。代わりに、信号源は、デスキュー・フィクスチャーの外部に設けてもよい。この場合、外部信号源からの信号を受ける電気コネクタを設ける。鏡関係の信号ランチ・コンタクトの付加的な対を回路基板に設けて、差動測定プローブのデスキューをできるようにしてもよい。信号源は、正及び負の鏡関係の信号ランチ・コンタクトに対応した正信号及び負信号を、同じ長さの電磁気結合ストリップ・ラインを介して供給する。2つの形式のプローブ・ホルダが、デスキュー・フィクスチャーに測定プローブを支持する。一方の形式のプローブ・ホルダは、支持部材と、回路基板の一面から延びたバイアス・スプリングとを具え、このバイアス・スプリングは、測定プローブに力を供給し、支持部材及びスプリングの間に測定プローブを捕捉する。他の形式のプローブ・ホルダは、多重折りスプリング・ワイヤであり、支持部材によりスプリング張力支持アームに接続される取り付け部材を形成する。このスプリング張力支持アームの一端は、外側に広がり、測定プローブを受ける。
【0029】
上述の本発明の好適実施例の細部において、本発明の要旨を逸脱することなく種々の変更が可能なことが当業者には明らかであろう。
【0030】
【発明の効果】
上述の如く、本発明によれば、複数の測定プローブの時間整列調整をする際に、時間整列を容易に行え、差動信号用の測定プローブも使用できる測定プローブ用デスキュー・フィクスチャーを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるデスキュー・フィクスチャーの好適な第1実施例の斜視図である。
【図2】本発明によるデスキュー・フィクスチャーにおける鏡関係のランチ・コンタクトに接続された電気コネクタを示し、図1における線A−A’に沿った断面図である。
【図3】本発明によるデスキュー・フィクスチャーの好適な第2実施例の部分的に分解した斜視図である。
【図4】本発明によるデスキュー・フィクスチャーの信号ランチ・コンタクトの終端回路を示す回路基板の一面の平面図である。
【図5】本発明によるデスキュー・フィクスチャーに差動測定プローブを取り付ける状態を示す斜視図である。
【図6】本発明によるデスキュー・フィクスチャーにソケット・チップ型シングル・エンド測定プローブを取り付ける状態を示す斜視図である。
【図7】本発明によるデスキュー・フィクスチャーに非常に小さな針点チップ型シングル・エンド測定プローブを取り付ける状態を示す斜視図である。
【図8】本発明によるデスキュー・フィクスチャーのプローブ・ホルダの1つの種々のアプリケーションを示す斜視図である。
【符号の説明】
10 デスキュー・フィクスチャー
12 多層回路基板
14 基部
16 信号ランチ・コンタクト
18、124 接地矩形ピン・コンタクト
19、120 信号矩形ピン・コンタクト
20 BNC型入力コネクタ
24、26 プローブ・ホルダ
28 支持部材
30、94 バイアス・スプリング
40 ケーブル保持器
58、60 ストリップ・ライン
66、68 スルー・ホール
69 終端回路
72 戻り止め開口
78、80 片持ち梁スプリング
84 支持部分
96 雄部分
100 ネジ軸部
103 固定部材
104 開口
108 雌部分
112 ネジ開口
122 信号源
126 パワー・コネクタ
128 パワー・ケーブル
130 コンタクト・パッド
138、140146 導電ラン
160、166、170、180 測定プローブ
162、164、168、169、172、174 プローブ・チップ(プローブ・コンタクト)
170 ソケット型測定プローブ

Claims (13)

  1. プローブ・コンタクトを有する測定プローブ用のデスキュー・フィクスチャーであって、
    対向する面を有する多層回路基板と、
    該回路基板の対向する面に配置され鏡関係信号ランチ・コンタクトの複数の対と、
    少なくとも第1及び第2プローブ・ホルダとを具え、
    上記信号ランチ・コンタクトの第1対が接地に結合し、上記信号ランチ・コンタクトの第2対が等しい長さの電磁気結合ストリップ・ラインを介して信号源に結合され、
    上記第1及び第2プローブ・ホルダの一方が上記回路基板の一方の面に配置され、上記第1及び第2プローブ・ホルダの他方が上記回路基板の他方の面に配置されて、複数の上記測定プローブの各々を上記回路基板上に支持し、複数の上記測定プローブの各々のプローブ・コンタクトを上記信号ランチ・コンタクトに結合させることを特徴とする測定プローブ用デスキュー・フィクスチャー
  2. 上記信号ランチ・コンタクトは、上記回路基板の対向する面から延びる矩形ピン・コンタクトであることを特徴とする請求項1の測定プローブ用デスキュー・フィクスチャー
  3. 上記信号ランチ・コンタクトは、上記回路基板の対向する面上に形成されたコンタクト・パッドであることを特徴とする請求項1の測定プローブ用デスキュー・フィクスチャー
  4. 上記信号ランチ・コンタクトは、上記回路基板の対向する面から延びる矩形ピン・コンタクトと、該矩形ピン・コンタクトの近傍に形成され且つ上記矩形ピン・コンタクトと電気的に結合されたコンタクト・パッドであることを特徴とする請求項1の測定プローブ用デスキュー・フィクスチャー
  5. 上記プローブ・ホルダの各々は、
    上記回路基板の面から延びて上記測定プローブを支持する支持部材と、
    該支持部材の近傍で上記回路基板の面から延びて、上記測定プローブに力を加えるバイアス・スプリングとを有し、
    上記測定プローブを上記支持部材及び上記スプリングの間に捕捉することを特徴とする請求項1の測定プローブ用デスキュー・フィクスチャー
  6. 上記プローブ・ホルダの各々は、上記支持部材によりスプリング張力支持アームに接続された取り付け部材を形成する多重折り返しスプリング・ワイヤであり、上記スプリング張力支持アームの一端が外側に広がって、上記測定プローブを受けることを特徴とする請求項1の測定プローブ用デスキュー・フィクスチャー
  7. 上記回路基板の各面に配置された複数のプローブ・ホルダを更に具えたことを特徴とする請求項1の測定プローブ用デスキュー・フィクスチャー
  8. 上記第2対の信号ランチ・コンタクトは、信号発生器が発生する正信号及び負信号の内の上記正信号を受け、
    第3対のコンタクトが、同じ長さの電磁気結合のストリップ・ラインを介して上記信号源に接続されて、上記負信号を受けることを特徴とする請求項1の測定プローブ用デスキュー・フィクスチャー
  9. 上記回路基板上に設けられ、信号導体を有する少なくとも第1信号入力コネクタを更に有し、
    上記信号導体は、同じ長さの電磁気結合のストリップ・ラインに結合されて、信号源からの信号を受けることを特徴とする請求項1の測定プローブ用デスキュー・フィクスチャー
  10. 上記回路基板に設けられた信号源を更に有することを特徴とする請求項1の測定プローブ用デスキュー・フィクスチャー
  11. 上記回路基板上に設けられ、信号源からの電圧パワー入力を受ける電圧入力コネクタを更に具えたことを特徴とする請求項1の測定プローブ用デスキュー・フィクスチャー
  12. ソケット型コンタクト及びプローブ点型コンタクトを有するシングル・エンド信号及び差動信号の測定プローブ用のデスキュー・フィクスチャーであって、
    対向する面を有する多層回路基板と、
    該回路基板上に設けられ、正信号及び負信号を発生する信号源と、
    上記回路基板の対向する面に配置された鏡関係信号ランチ・コンタクトの複数の対と、
    少なくとも第1及び第2プローブ・ホルダとを具え、
    上記信号ランチ・コンタクトの第1対が接地され、上記信号ランチ・コンタクトの第2対が同じ長さの電磁気結合ストリップ・ラインを介して信号源からの正信号を受け、上記信号ランチ・コンタクトの第3対が同じ長さの電磁気結合ストリップ・ラインを介して上記信号源からの負信号を受け、
    上記第1及び第2プローブ・ホルダの一方が上記回路基板の一方の面に配置され、上記第1及び第2プローブ・ホルダの他方が上記回路基板の他方の面に配置されて、上記回路基板上に複数の上記測定プローブを支持し、複数の上記測定プローブのプローブ・コンタクトが3個の上記信号ランチ・コンタクトの内の2個に結合することを特徴とする測定プローブ用デスキュー・フィクスチャー
  13. ソケット型コンタクト及びプローブ点型コンタクトを有するシングル・エンド信号及び差動信号の測定プローブ用のデスキュー・フィクスチャーであって、
    対向する面を有する多層回路基板と、
    該回路基板上に設けられ、正信号及び負信号を発生する信号源と、
    上記回路基板の対向する面に配置された鏡関係信号ランチ矩形ピン・コンタクトの複数の対、及び該矩形ピン・コンタクト近傍で上記矩形ピン・コンタクトに電気的に結合されて形成されたコンタクト・パッドと、
    少なくとも第1及び第2プローブ・ホルダとを具え、
    上記信号ランチ矩形ピン・コンタクトの第1対が接地され、上記信号ランチ矩形ピン・コンタクトの第2対が同じ長さの電磁気結合ストリップ・ラインを介して信号源からの正信号を受け、上記信号ランチ矩形ピン・コンタクトの第3対が同じ長さの電磁気結合ストリップ・ラインを介して上記信号源からの負信号を受け、
    上記第1及び第2プローブ・ホルダの一方が上記回路基板の一方の面に配置され、上記第1及び第2プローブ・ホルダの他方が上記回路基板の他方の面に配置されて、上記回路基板上に複数の上記測定プローブを支持し、複数の上記測定プローブのプローブ・コンタクトが3個の上記信号ランチ矩形ピン・コンタクトの内の2個に結合することを特徴とする測定プローブ用デスキュー・フィクスチャー
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