JP4113382B2 - テトラフルオロエチレンの精製方法およびヘキサフルオロプロピレンの精製方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、クロロフルオロメタンの熱分解生成物からテトラフルオロエチレンを精製する際に、或いは、テトラフルオロエチレンの熱分解生成物からヘキサフルオロプロピレンを精製する際に、液化凝縮器の非凝縮性ガス抜き口、或いは、加圧蒸留塔の塔頂ガス抜き口等から一酸化炭素とともに排出されるテトラフルオロエチレン等を回収する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、テトラフルオロエチレン(以下、TFEと略す)は、クロロジフルオロメタン(以下、R22と略す)を熱分解し、その反応生成物を蒸留等により精製分離して製造する。また、ヘキサフルオロプロピレン(以下、HFPと略す)は、TFEを熱分解し、その反応生成物を蒸留等により精製分離して製造する。
【0003】
TFEやR22の熱分解はいずれも600〜900℃の高温で行われるため多くの副生成物が生成し、TFEやHFPの回収率を悪化させる。
【0004】
工業的には、この副生成物の生成を抑制するために、不活性ガス等の希釈剤を原料に混合して熱分解する方法により、収率を改善することが行われている。R22の熱分解反応が吸熱反応であるため、TFEは一般に、800〜1100℃の過熱水蒸気によってR22を希釈するとともに加熱分解をする。このとき、水蒸気はほとんど不活性であると考えられるが、水性ガス反応によりわずかな一酸化炭素(以下、COと略す)が副生成する。
【0005】
TFE熱分解反応が発熱反応であることから、HFPを生成するためには、TFE製造の際に副生成するCOや高沸点副生成物等を原料として、TFEの過分解による副生成物の増加を抑制しつつ、外部から加熱を行うことによりTFEの加熱分解を行うのが一般的である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、副生物としてのCOや、原料中に含まれるCOは、反応生成物を精製する際に、液化凝縮器の非凝縮性ガス抜き口、或いは、加圧蒸留塔の塔頂ガス抜き口等から排出される。このようなCOの排出に伴い、製造されたTFEや未反応のTFEの3〜7%がCOに同伴されて系外に排出され、TFEやHFPの製造原価を悪化させると共に、地球温暖化やオゾン層破壊等、環境保全上も由々しき問題となっている。
【0007】
また、近年、TFEとR22は、人の健康を損なうおそれ又は動植物の生息、生育に支障を及ぼすおそれがあるものとして、「特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善促進に関する法律」(PRTR)の第1種指定化学物質に指定され、「平成12年度PRTRパイロット事業報告書」には、特に、TFEの排出量は1,720トン/年で、排出量上位物質の第10に挙げられている。
【0008】
このような問題に対し、TFEを回収するために種々の方法が提案されている。その代表的なものとしては、パーハロゲン化炭水化物を用いた吸収法(特公昭48−10444号)や、TFE加熱によるオクタフルオロシクロブタン(以下、C318と略す)転化法(特公昭62−7175号公報)が知られている。
【0009】
ところが、これらの方法は、いずれも設備コストと運転コストが高く、TFEとHFPの製造原価が割高になるため、環境保全に自主的・積極的に取り組むという製造者等の意欲を減退させる懸念がある。
【0010】
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、一酸化炭素を含んだガス混合物からテトラフルオロエチレンを効率的に精製することにある。
また、一酸化炭素を含んだガス混合物からヘキサフルオロプロピレンを効率的に精製することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、(1)第1の発明は、クロロフルオロメタンの熱分解生成物、とくにクロロジフルオロメタンの熱分解生成物からテトラフルオロエチレンを精製する方法であって、クロロフルオロメタンを熱分解して得られたガス混合物を液化凝縮または加圧蒸留する工程と、前記液化凝縮によって得られた非凝縮性成分または前記加圧蒸留によって得られた蒸留成分をポリイミド製中空糸膜を通過させ、テトラフルオロエチレンを含む成分と一酸化炭素とを分離する工程と、前記液化凝縮によって得られる非凝縮性成分または前記加圧蒸留によって得られた蒸留成分をポリイミド製中空糸膜を通過させるに先立ち、前記非凝縮成分又は前記蒸留成分を30〜100℃に予熱する工程と、を含むことを要旨とする。
【0013】
上記構成によれば、ポリイミド製中空糸膜を用いたガス分離工程を通じて、一酸化炭素を含んだテトラフルオロエチレンのガス混合物からテトラフルオロエチレンを精製する作業工程全体の効率を高められるばかりでなく、副生成物である一酸化炭素の除去も確実に行われるようになる。
【0014】
(2)また、第2の発明は、テトラフルオロエチレンの熱分解生成物からヘキサフルオロプロピレンを精製する方法であって、テトラフルオロエチレンを熱分解して得られたガス混合物を液化凝縮または加圧蒸留する工程と、前記液化凝縮によって得られた非凝縮性成分または前記加圧蒸留によって得られた蒸留成分をポリイミド製中空糸膜を通過させ、ヘキサフルオロプロピレンを含む成分と一酸化炭素とを分離する工程と、前記液化凝縮によって得られる非凝縮性成分または前記加圧蒸留によって得られた蒸留成分をポリイミド製中空糸膜を通過させるに先立ち、前記非凝縮成分又は前記蒸留成分を30〜100℃に予熱する工程と、を含むことを要旨とする。
【0016】
上記構成によれば、ポリイミド製中空糸膜を用いたガス分離工程を通じて、一酸化炭素を含んだヘキサフルオロプロピレンのガス混合物からヘキサフルオロプロピレンを精製する作業工程全体の効率を高められるばかりでなく、副生成物である一酸化炭素の除去も確実に行われるようになる。
【0017】
なお、上記各構成は、可能な限り組み合わせることができる。例えば、クロロフルオロメタンの熱分解生成物が、テトラフルオロエチレンとヘキサフルオロプロピレンを含む場合、上記第1の発明にかかる精製方法によって一酸化炭素と分離されるガスには、テトラフルオロエチレンとヘキサフルオロプロピレンとが含まれることになる。これを熱分解することによって得られたガス混合物を第2の発明にかかる精製方法に供して、ヘキサフルオロプロピレンを精製するようにしてもよい。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化した一実施の形態について説明する。
【0019】
図1には、クロロジフルオロメタンの熱分解生成物からテトラフルオロエチレン(TFE)を精製する方法として、一連の作業工程を実行する上で必要な設備を示す略図である。
【0020】
本作業工程において、熱分解生成ガスは、吸収(脱酸)・吸着(乾燥)の工程を経てガスホルダ1に一時貯蔵し、圧縮機2によって加圧した後、周知の液化凝縮器3又は加圧蒸留器4に送って精製する。
【0021】
液化凝縮器3又は加圧蒸留塔4の上部に溜まった一酸化炭素(CO)は、間欠的、半連続的、或いは連続的に、液化凝縮器3の非凝縮性ガス抜き口3a、或いは加圧蒸留塔4の塔頂ガス抜き口4aから外部に排出する。
【0022】
排出されたCOは、プレフィルタ5によって除塵され、さらにプレヒータ6によって予熱された後に、ポリイミド製の中空糸膜を内蔵したガス分離膜モジュール(以下、モジュールと略す)9に導入される。プレヒータ6からモジュール9に至る経路途中には、モジュール9に導入されるガスの圧力をモニタするための圧力計7と、同じくモジュール9に導入されるガスの温度をモニタするための温度計8とが設けられる。
【0023】
モジュール9には、内部の中空糸膜(図示略)を透過せずに排出されるガス(非透過ガス)の出口(非透過側出口)9aと、内部の中空糸膜を透過して排出されるガス(透過ガス)の出口(透過側出口)9bとが設けられる。
【0024】
非透過側出口9a及び透過側出口9bには、各々ガス流量制御弁10及びガス流量制御弁11が設けられ、モジュール9に導入されたガスのモジュール9内滞留時間を調節する。ガス流量計12,13は、各々のガス流量制御弁10,11を介して排出されるガスの流量をモニタするために用いられる。
【0025】
ガス流量制御弁10を介して排出されるガスはCO以外の成分(TFE等)を含んでおり、ガスホルダ1に再度戻されることになる。なお、ガスホルダ1〜モジュール9に至る工程を繰り返すほどに、ガス流量制御弁10を介して排出されるガス中のTFE等は濃縮されることになる。ガス流量制御弁10を介して排出されるガス(TFE等)は、適宜サンプリング弁14から採取される。
【0026】
一方、ガス流量制御弁11を介して排出されるガスは、モジュール9内で濃縮されたCOを含む。ガス流量制御弁11を介して排出されるガスは、図示しない除害設備に送られ、最終的には大気中に放出される。
【0027】
なお、非透過側出口9aや透過側出口9bの下流にさらなるガス分離膜モジュールを設置し、COやTFE等の濃縮にかかる効率を一層高めるようにしてもよい。
【0028】
(ガス分離膜モジュール)
本実施の形態において、ガス分離膜モジュール9としては、市販のN2セパレータ(NM−C05A:宇部興産(株)製)を用いた。以下に、同モジュール9に使用されるポリイミド分離膜を透過する各種ガスの相対的な透過速度を示す。
【0029】
(速い) H2O(1.1×10−9)>H2(1.1×10−7)>He(9×10−8)>CO2(10−8)>O2(4.2×10−9)>Ar(1.5×10−9)>CO(1.1×10−9)>N2(6×10−10)>炭化水素類C2H4(5×10−10),CH4(4×10−10),C2H6(1.1×10−10) (遅い)
ただし、カッコ内の数値は、A型膜の60℃透過速度データとしての単位(Nm3/m2・秒・mmHg)を意味する(出典:ポリイミド製ガス分離膜カタログ 宇部興産(株))。
【0030】
表1には、モジュール9を通過するガスの温度、圧力、流量の設定条件を変更して上記作業工程を行った各実施例1〜7について、各設定条件、各設定条件に対応するTFE回収率、CO除去率を併せて示す。
【0031】
【表1】
【0032】
但し、表中において、
濃度(%):
ガスクロマトグラフィによる測定濃度
入口濃度:
モジュール9に流入するガス中の濃度
TFE回収率(%):
100×非透過側ガス流量×TFE濃度/(非透過側ガス流量×TFE濃度+透過側ガス流量×TFE濃度)
CO除去率(%):
100×透過側ガス流量×CO濃度/(非透過側ガス流量×CO濃度+透過側ガス流量×CO濃度)
TFE入口濃度(%):
(非透過側ガス流量×TFE濃度+透過側ガス流量×TFE濃度)/(非透過側ガス流量+透過側ガス流量)
CO入口濃度(%):
(非透過側ガス流量×CO濃度+透過側ガス流量×CO濃度)/(非透過側ガス流量+透過側ガス流量)
CO残留分率(%):
「Y=1−(CO除去率/100)」とすると、
リサイクルn回目の入口CO残留率(%)=100×Yn、
TFEロス分率=1−(TFE回収率/100)であるから、
リサイクルn回目のTFEロス率(%)=100×(TFE入口濃度/CO入口濃度)×[1−(TFE回収率/100)]×Yn
リサイクルn回目のTFE回収率(%)=TFE回収率−100×(TFE入口濃度/CO入口濃度)×(1−TFE回収率/100)×ΣYk (ここで、k=1〜n)
ΣYk=[Y−Yn+1]となり、
0<Y<1だから、n→∞のとき、limYn+1=0となる。
故に、
n→∞のとき、limYk=Y/(1−Y)=[1−(CO除去率/100)]/(CO除去率/100)
である。
【0033】
すなわち、n→∞のとき、リサイクルn回目のTFE回収率(%)=
TFE回収率−100×(TFE入口濃度/CO入口濃度)×[1−(TFE回収率/100)]×[1−(CO除去率/100)]/(CO除去率/100)となる。
【0034】
とくに、表中における実施例4の条件を採用した場合、ポリイミド製中空糸膜を採用しない従来の精製工程に比べ約半分のCO排出量に対して、90%以上のTFE回収率が得られることが、発明者らによって確認された。このように、本実施の形態にかかる精製方法を採用することで、製造原価の低減や、環境保全といった観点において極めて高い効果を奏することができる。
【0035】
とくに、既存設備の大幅な変更を伴うことなく、簡易且つ安価な方法で、既存設備から排出されるテトラフルオロエチレンを効率的に回収し、且つ、一酸化炭素を外部に排出することなく確実に除害設備に送ることができる。
【0036】
なお、クロロジフルオロメタンの熱分解生成物(ガス)をガスホルダ1に貯蔵する工程に替え、テトラフルオロエチレンの熱分解生成物(ガス)をガスホルダ1に貯蔵し、図1にかかる作業工程と同様の作業工程を実行してもよい。これにより、本実施の形態と同等に、若しくはこれに準じて、ヘキサフルオロプロピレンを主成分とするテトラフルオロエチレンの熱分解生成物から、効率的にヘキサフルオロプロピレンを回収し、且つ、一酸化炭素を外部に排出することなく確実に除害設備に送ることができる。
【0037】
また、本実施の形態において、モジュール9を通過するガスをプレヒータ6により予熱することとした。このような予熱を行わなくとも、テトラフルオロエチレンやヘキサフルオロプロピレンを一酸化炭素と分離する上で十分な効果を得ることはできるが、30〜100℃に予熱を行うことでポリイミド中空糸膜の分離性能を最適化できることが、本発明者らによって確認されている。
【0038】
また、モジュール9に内蔵される膜構造としては、ポリイミドを主成分とする種々の中空糸膜を適用することができる。
【0039】
【発明の効果】
以上説明したように、第1の発明によれば、簡易且つ安価な方法により、一酸化炭素を含んだテトラフルオロエチレンのガス混合物からテトラフルオロエチレンを効率的に精製することができる。
第2の発明によれば、簡易且つ安価な方法により、一酸化炭素を含んだヘキサフルオロプロピレンのガス混合物からヘキサフルオロプロピレンを効率的に精製することができる。
【0040】
【図面の簡単な説明】
【図1】 クロロジフルオロメタンの熱分解生成物からテトラフルオロエチレンを精製する方法として、一連の作業工程を実行する上で必要な設備を示す略図。
【符号の説明】
1 ガスホルダ
2 圧縮機
3 液化凝縮器
3a 非凝縮性ガス抜き口
4 加圧蒸留塔
4a 塔頂ガス抜き口
5 プレフィルタ
6 プレヒータ
7 圧力計
8 温度計
9 ガス分離膜モジュール
9a 非透過側出口
9b 透過側出口
10,11 ガス流量制御弁
12,13 ガス流量計
14 サンプリング弁
Claims (2)
- クロロフルオロメタンの熱分解生成物からテトラフルオロエチレンを精製する方法であって、
クロロフルオロメタンを熱分解して得られたガス混合物を液化凝縮または加圧蒸留する工程と、
前記液化凝縮によって得られる非凝縮性成分または前記加圧蒸留によって得られた蒸留成分をポリイミド製中空糸膜を通過させ、テトラフルオロエチレンを含む成分と一酸化炭素とを分離する工程と、
前記液化凝縮によって得られた非凝縮性成分または前記加圧蒸留によって得られた蒸留成分をポリイミド製中空糸膜を通過させるに先立ち、前記非凝縮成分又は前記蒸留成分を30〜100℃に予熱する工程と、
を含むテトラフルオロエチレンの精製方法。 - テトラフルオロエチレンの熱分解生成物からヘキサフルオロプロピレンを精製する方法であって、
テトラフルオロエチレンを熱分解して得られたガス混合物を液化凝縮または加圧蒸留する工程と、
前記液化凝縮によって得られた非凝縮性成分または前記加圧蒸留によって得られた蒸留成分をポリイミド製中空糸膜を通過させ、ヘキサフルオロプロピレンを含む成分と一酸化炭素とを分離する工程と、
前記液化凝縮によって得られた非凝縮性成分または前記加圧蒸留によって得られた蒸留成分をポリイミド製中空糸膜を通過させるに先立ち、前記非凝縮成分又は前記蒸留成分を30〜100℃に予熱する工程と、
を含むヘキサフルオロプロピレンの精製方法。
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- 2002-07-01 JP JP2002191791A patent/JP4113382B2/ja not_active Expired - Lifetime
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