JP4112708B2 - 表面実装機における吸着ノズル変更装置 - Google Patents

表面実装機における吸着ノズル変更装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、表面実装機において、特に、ヘッドに取り付けられる吸着ノズルを複数種類の中から選択的に使用できるようにした表面実装機における吸着ノズル変更装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、部品供給部と所定の作業位置に位置決めされたプリント基板とにわたって移動可能なヘッドユニットに、部品吸着用のヘッドを昇降かつ回転可能に装備し、上記ヘッドの下端に取付けられた吸着ノズルにより電子部品を吸着するようにし、部品供給部から部品を吸着した後にヘッドユニットをプリント基板上に移動させて部品を装着するようにした表面実装機は一般に知られている。
【0003】
この種の表面実装機において、上記吸着ノズルは、吸着すべき部品の種類に応じて変更できるようにされており、一般には、部品供給部の側方に設けられたノズル交換ステーションに複数の吸着ノズルを交換可能に保持しておき、必要に応じてヘッドユニットをこのステーションに移動させて吸着ノズルを交換することが行われている。
【0004】
しかし、吸着ノズル交換のためにいちいちステーションに移動して吸着ノズルを交換するのは効率が悪い。そこで、本願出願人は、複数の吸着ノズルを放射状に配置したノズル組付ブロックをヘッドに搭載するとともに横軸回りに回動変位可能に取付け、ノズル組付ブロックを回転させることにより、部品の種類等に応じて吸着ノズルを選択的に所定の使用位置にセットできるような表面実装機を提案している(平成10年 特許願 第205585号)。
【0005】
この装置では、縦軸回りに回転駆動されるノズルシャフトの下方部に上記ノズル組付ブロックが設けられることによりヘッドが構成され、かつ、ノズルシャフト及びノズル組付ブロックを一体的に縦軸回りに回転させる実装時用の駆動状態と、ノズルシャフトの回転に応じて上記ノズル組付けブロックを横軸回りに回動変位させるノズル変更時用の駆動状態とに切換可能となっている。
【0006】
より詳しく説明すると、上記装置では、ノズルシャフトの下方部に縦軸まわりに回転可能な第1ベベルギヤが設けられる一方、ノズル組付ブロックに第1ベベルギヤに噛合する第2ベベルギヤが設けられ、第1ベベルギヤの回転が阻止される状態と許容される状態とに切り換え可能となっている。そして、第1ベベルギアの回転が許容される状態では、両ベベルギヤ及びノズル組付けブロックがノズルシャフトとともに縦軸まわりに一体回転することができ、第1ベベルギヤの回転が阻止される状態では、ノズルシャフトの回転に応じて第2ベベルギヤが縦軸回りに公転しつつ横軸回りに回転し、これに伴ってノズル組付ブロックが横軸回りに回動変位して吸着ノズルの変更が行われるようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記装置において、第1ベベルギヤの回転が阻止された状態では、第2ベベルギヤの公転に伴いこれと一体にノズル組付ブロックが第1ベベルギアに対して縦軸回りに相対回転するため、部品吸着の際には、吸着ノズルの縦軸回りの回転角度を所定の基準回転角度に修正する必要が生じる場合がある。
【0008】
すなわち、この種の実装機では、吸着部品の撮像等に基づいて吸着ノズルに対する吸着部品の縦軸回りのずれを調べる処理を行い、このずれを加味して部品を実装するが、この処理を容易に行うため、一般には、吸着ノズルを所定の基準回転角度にセットした状態で部品の吸着を行うようにしている。しかし、上記従来の装置では、吸着ノズル変更に際してノズル組付ブロック自体が縦軸回りに回転するため、変更後の吸着ノズルが基準回転角度にない場合が多く、そのため吸着ノズルを所定の基準角度にセットし直してから部品を吸着する必要がある。
【0009】
しかし、吸着ノズル変更の度にいちいち吸着ノズルの回転角度を修正するのはタクトタイム短縮の上で好ましくなく、この点に改善の余地がある。
【0010】
本発明は、これらの事情に鑑みてなされたものであり、ヘッドに複数の吸着ノズルを変更可能に搭載した表面実装機において、タクトタイムの短縮により貢献することができる表面実装機における吸着ノズル変更装置を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明は、ヘッドユニットに縦軸方向への昇降及び縦軸回りの回転が可能なノズルシャフトが備えられ、このノズルシャフトの下方部に、複数の吸着ノズルを放射状に配置したノズル組付ブロックが横軸まわりに回動変位可能に取付けられるとともに縦軸まわりに回転可能な第1ベベルギヤが設けられ、この第1ベベルギヤが上記ノズル組付ブロックに設けられた第2ベベルギヤに噛合している一方、第1ベベルギヤをヘッドユニットのフレームに対して固定する状態と両ベベルギヤ及びノズル組付ブロックをノズルシャフトとともに縦軸まわりに一体回転する状態とに切換え可能とされ、第1ベベルギヤが固定されることによりノズルシャフトの回転に応じて第2ベベルギヤが縦軸回りに公転しつつ横軸回りに回転し、それに伴ってノズル組付ブロックが回動変位するようになっている表面実装機において、第1ベベルギヤ固定時にヘッドユニットのフレームに対して第1ベベルギヤを拘束する拘束手段を設け、かつそのフレームに対する第1ベベルギヤの拘束位置を変更可能とするように拘束手段を構成するとともに、拘束位置を制御する制御手段を設け、この制御手段は、変更後の吸着ノズルが縦軸回の所定の基準回転角度に配置されるように、吸着ノズル変更に伴うノズル組付ブロックの縦軸回りの回転角度に基づいて拘束位置を設定するように構成されているものである(請求項1)。
【0012】
この表面実装機では、第1ベベルギヤがフレームに固定された状態でノズルシャフトが回転されることにより第2ベベルギヤが縦軸回りに公転しつつ横軸回りに回転し、これに応じてノズル組付ブロックが横軸回りに回動変位して吸着ノズルの変更が行われるが、変更後の吸着ノズルが縦軸回の所定の基準回転角度に配置されるように、第1ベベルギヤ固定時の拘束位置が設定されるため、吸着ノズル変更後は必ず所定の基準回転角度に吸着ノズルが配置される。そのため、変更後に、吸着ノズルを所定の基準回転角度に修正する必要がない。
【0013】
具体的には、ノズルシャフトの昇降に伴って両ベベルギ及びノズル組付ブロックがノズルシャフトと一体にヘッドユニットのフレームに対して相対的に昇降するとともに、拘束手段として、フレーム及び第1ベベルギに一の係合部と複数の被係合部とがそれぞれ設けられて、ノズルシャフトの所定の上昇位置で、係合部と被係合部のうちの一つとが相互に係合することにより第1ベベルギヤを固定するようにされ、かつ被係合部が、吸着ノズルの数及び吸着ノズル変更に伴うノズル組付ブロックの縦軸回りの回転角度に基づいて縦軸回りに所定間隔で形成され、制御手段は、吸着ノズル変更時に、複数の被係合部のうちから、変更後の吸着ノズルを基準回転角度に配置することができる被係合部を調べ、この被係合部と係合部とを係合させるようにノズルシャフトの回転及び昇降動作を制御するように構成される(請求項2)。
【0014】
この構成によると、ノズルシャフトが所定上昇位置に上昇変位して、フレームと第1ベベルギヤとが係合部及び被係合部を介して相互に係合することにより第1ベベルギヤが固定される。この際、複数の被係合部のうち、変更後の吸着ノズルを基準回転角度に配置することができる被係合部が選択され、この被係合部と係合部とを係合させるべくノズルシャフトの動作が制御される。これにより変更後の吸着ノズルが所定の基準回転角度に配置される。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図3は本発明の装置を表面実装機に適用した場合の実装機全体の構造を概略的に示すものであり、これらの図において、実装機本体の基台1上には、プリント基板搬送用のコンベア2が配置され、プリント基板3がこのコンベア2上を搬送されて所定の基板設置位置で停止されるようになっている。上記コンベア2の側方には、電子部品供給部4が配置されている。この電子部品供給部4は電子部品供給用のフィーダーを備え、例えば多数列のテープフィーダー4aを備えている。
【0016】
また、上記基台1の上方には、電子部品搭載用のヘッドユニット5が装備されている。このヘッドユニット5は、電子部品供給部4とプリント基板3が位置する電子部品装着部とにわたって移動可能とされ、当実施例ではX軸方向(コンベア2の方向)およびY軸方向(水平面上でX軸と直交する方向)に移動することができるようになっている。
【0017】
すなわち、上記基台1上には、Y軸方向の固定レール7と、Y軸サーボモータ9により回転駆動されるボールねじ軸8とが配設され、上記固定レール7上にヘッドユニット支持部材11が配置されて、この支持部材11に設けられたナット部分12が上記ボールねじ軸8に螺合している。また、上記支持部材11には、X軸方向のガイド部材13と、X軸サーボモータ15により駆動されるボールねじ軸14とが配設され、上記ガイド部材13にヘッドユニット5が移動可能に保持され、このヘッドユニット5に設けられたナット部分(図示せず)が上記ボールねじ軸14に螺合している。そして、Y軸サーボモータ9の作動により上記支持部材11がY軸方向に移動するとともに、X軸サーボモータ15の作動によりヘッドユニット5が支持部材11に対してX軸方向に移動するようになっている。
【0018】
また、上記Y軸サーボモータ9及びX軸サーボモータ15には、それぞれエンコーダ10,16が設けられており、これによって上記ヘッドユニット5の移動位置検出がなされるようになっている。
【0019】
さらに上記基台1には、ヘッドユニット5により吸着された電子部品の吸着状態を認識するための電子部品認識カメラ17が設けられ、ヘッドユニット5が電子部品吸着後に電子部品認識カメラ17の上方に移動させられることにより電子部品認識カメラ17で吸着電子部品が撮像されるようになっている。
【0020】
図2〜図4は上記ヘッドユニット5の構造を示している。これらの図において、上記ヘッドユニット5には、下方部に吸着ノズルを具備するノズルシャフトが設けられ、当実施形態では8本のノズルシャフト20…,25…が配設されている。そして、これらのうちの半数のノズルシャフト20…にはそれぞれの下方部に吸着ノズル21が1つだけ具備されるが、他の半数のノズルシャフト25…にはそれぞれの下方部に選択的に使用可能な複数の吸着ノズル、当実施形態では第1〜第3の3つの吸着ノズル26〜28が具備され、かつ、吸着ノズル21が1つだけ具備されたノズルシャフト20と複数の吸着ノズル26〜28が具備されたノズルシャフト25とが交互に配置されている。
【0021】
すなわち、上記各ノズルシャフト20…,25…内部に負圧を導くための通路を有する中空状のパイプからなっており、その下方部に吸着ノズルが具備されるが、図2中の右端側から1つおきに位置する第1群の4本のノズルシャフト20の下方部には、ノズルシャフト20内の通路に連通するように設けられた1つの吸着ノズル21が具備されており、ノズルシャフト20はヘッドユニット5に形成されたハウジング5aに昇降並びに回転可能に保持されている。一方、図2中の左端側から1つおきに位置する第2群の4本のノズルシャフト25もハウジング5aに昇降並びに回転可能に保持されているが、これらのノズルシャフト25の下方部に後記ノズル組付ブロック30(図6参照)が設けられ、このノズル組付ブロック30に複数の吸着ノズルが組付けられており、図示の例では第1〜第3の3個の吸着ノズル26〜28が組付けられている。
【0022】
上記ノズル組付ブロック30は、ノズルシャフト25と一体に昇降並びに回転し得るほかに、ノズルシャフト25に対して相対変位可能とされ、図示の実施形態では横軸回りに回動変位可能とされており、この回動変位により上記吸着ノズル26〜28のうちの1つが選択的にノズルシャフト25内の負圧導通用の通路に連通されるように、ノズル組付ブロック30に吸着ノズル26〜28が放射状に配設されている。
【0023】
さらにヘッドユニット5には、上記ノズルシャフト20,25を昇降させるZ軸駆動機構と、各ノズルシャフト20,25を回転させるR軸駆動機構と、各ノズルシャフト20,25内の通路に部品吸着用の負圧を供給する負圧供給系統等が具備されている。
【0024】
上記Z軸駆動機構は、各ノズルシャフト20,25を個別に昇降させるように各ノズルシャフトに対してそれぞれ設けられたエアシリンダ31,33を備えている。これらのうちで、第1群の各ノズルシャフト20に対して設けられたエアシリンダ31は、その内部に1つのピストン32を有し、このピストン32の上下両側に圧力室31a,31bが形成され、これらの圧力室31a,31bがエア給排系統の通路(図示せず)に接続されており、上記ピストン32にスリーブ等を介してノズルシャフト20が連結されている。そして、図外の切換バルブ等で上記圧力室31a,31bに対するエアの給排が制御されることに応じたピストン32の昇降により、ノズルシャフト20を所定ストロークだけ昇降させるようになっている。
【0025】
また、第2群の各ノズルシャフト25に対して設けられたエアシリンダ33は、部品吸着や装着のためのノズルシャフト25の昇降動作のほかに後記切換機構の作動も行ない得るように、2段階のストロークが可能となっている。すなわち、エアシリンダ33の内部には、スリーブ等を介してノズルシャフト25に連結される主ピストン34と、その上方に位置する補助ピストン35とが装備され、主ピストン34の上側(ピストン34,35間)、下側並びに補助ピストン35の上側に圧力室33a,33b,33cが形成され、図外の切換バルブ等で上記各圧力室33a,33b,33cに対するエアの給排が制御されるようになっている。
【0026】
そして、補助ピストン35の上側の圧力室33cにエアが供給されて補助ピストン35が所定位置(図示の位置)に保持された状態で主ピストン34の上下両側の圧力室33a,33bに対するエアの給排が制御されるときは、主ピストン34及びこれに連結されたノズルシャフト25が所定の通常ストロークだけ昇降し、また、補助ピストン35の上側の圧力室33cからエアが排出されるとともに主ピストン34の下側の圧力室33bにエアが供給されたときは、補助ピストン35の上昇を伴うことにより、主ピストン34及びこれに連結されたノズルシャフト25が通常ストロークの上昇端位置よりさらに上昇するようになっている。なお、ノズルシャフト25が通常ストロークの上昇端位置よりさらに上昇した位置を上段位置、通常ストロークにおける上昇位置及び下降位置をそれぞれ中段位置及び下段位置と呼ぶ。
【0027】
また、上記R軸駆動機構は、ヘッドユニットの一端側下部に取付けられたR軸サーボモータ36と、プーリ37a,37b及びベルト37cからなる減速機構を介して上記サーボモータ36に連動する駆動軸37を備え、この駆動軸37に設けられたプーリ(図示せず)と各ヘッド20,25に設けられたプーリ38とに回転伝達用ベルト(図示せず)が巻き掛けられており、上記サーボモータ36により減速機構、駆動軸37、回転伝達用ベルトを介して各ノズルシャフト20,25が回転駆動されるようになっている。なお、各ノズルシャフト20,25とプーリ38とはスプラインを介して上下相対移動可能で、一体回転するように結合されている。
【0028】
上記負圧供給系統は、各ヘッド別に真空発生器39を備え、バルブ等を介して各ノズルシャフト20,25内の通路に負圧を送り得るようになっている。
【0029】
図5〜図9は、ノズルシャフト25の下部の具体的構造を示している。これらの図において、ノズルシャフト25の下端部には、ノズル組付ブロック30を回動変位可能に保持するための中空円柱状のホルダー41が連結され、このホルダー41はハウジング5aの下部に設けられた補助ハウジング42(フレーム)にベアリング43を介して昇降並びに回転可能に保持されている。このホルダー41の下端部には横軸44が取り付けられ、この横軸44に、ノズル組付ブロック30が回動可能に保持されている。
【0030】
上記横軸44には上下方向の貫通孔45が設けられている。また、ノズル組付ブロック30は、横軸44を通す中心孔46と、この中心孔46に対して放射状に延び、かつ周方向に等間隔(等角度)で配設されたノズル取付部47と、各ノズル取付部47に通じて上記中心孔46と交差する3本の貫通孔48とを有し、上記各ノズル取付部47に部品吸着用の第1〜第3吸着ノズル26〜28がそれぞれ取り付けられている。上記各貫通孔48のノズル取付部47と反対側の端部にはテーパー状の係合穴49が形成されている。
【0031】
上記ホルダー41の内部には、縦長軸状の位置決め部材50が上下動可能に収容されている。この位置決め部材50は、中心部に上下方向の貫通孔51を有するとともに、下端部に先窄まりの係合部52を有し、スプリング53で下方に付勢されて通常時は係合部52が上記ノズル組付ブロック30の1つの貫通孔48の係合穴49に係合している。
【0032】
上記ホルダー41には、その中間部において中空部の両側に切欠部54が形成され、この切欠部54に左右一対のカム55が配置されている。両カム55は、取付ピンによってホルダー41に揺動可能に取付けられ、外端部が上記ベアリング43の下側に当接するとともに、内端部がホルダー41の内部に臨んでいる。また、上記位置決め部材50の中間部の外周面側には切込み部50aが設けられ、上記両カム55の内端部がこの切り込み部50aに突入している。そして、上記ノズルシャフト25及びホルダー41が通常ストロークの上昇端位置、すなわち中段位置にあるとき(図6参照)にはカム55の内端部が斜め下方に傾いた状態にあり、この状態からホルダー41が所定量上昇するとカム55の内端部が上向きとなるようにカム55が揺動する(図7参照)ことにより、位置決め部材50がホルダー41に対して相対的に引き上げられるようになっている。
【0033】
さらに、上記ホルダー41の周囲には縦軸回りに回転可能な第1ベベルギヤ56が配置され、一方、上記ノズル組付ブロック30の一端側には、第1ベベルギヤ56に噛合する第2ベベルギヤ57がスリーブ58を介して連結され、第2ベベルギヤ57はノズル組付ブロック30と一体に横軸回りに回転可能となっている。
【0034】
上記第1ベベルギヤ56のボス部上端には鍔部59が連成され、この鍔部59の複数箇所(例えば3箇所)に第1〜第3の係合溝60a〜60c(被係合部;図10参照)が設けられており、一方、上記補助ハウジング42の下端部には係合突起61(係合部)が設けられ、これら係合溝60a〜60cと係合突起61とで第1ベベルギヤを固定するための拘束手段が構成されている。そして、上記ノズルシャフト29及びホルダー41が中段位置にあるとき(図6参照)には上記係合溝60a〜60cと係合突起61とが離間して第1ベベルギヤ56が回転可能な状態となり、この状態からホルダー41が所定量上昇したとき(図7参照)には上記係合溝60a〜60cのいずれかと係合突起61とが係合して第1ベベルギヤ56が補助ハウジング42に固定され、これにより第1ベベルギヤ56の回転が阻止されるようになっている。
【0035】
上記係合溝60a〜60cは、図10に示すように、縦軸回りに等角度α(等間隔)で設けられている。この角度αは、後述する吸着ノズル26〜28の変更動作において、一の吸着ノズル(例えば第1吸着ノズル26)からその隣の吸着ノズル(例えば第2吸着ノズル27)に変更する際にノズル組付ブロック30が縦軸回りに回転するときの角度に設定されており、当実施形態では、例えば40°に設定されている。そして、第1ベベルギヤ56とノズル組付ブロック30との関係では、同図に示すように、第1〜第3係合溝60a〜60cのうち第2係合溝60bと上記係合突起61とが対応するように第1ベベルギヤ56がセットされたときに、第1〜第3吸着ノズル26〜28のうち第2吸着ノズル27が下向きの使用位置(ノズルシャフトに連通する位置)にあって、かつ第2吸着ノズル27が所定の基準回転角度となるように第1ベベルギヤ56とノズル組付ブロック30の相対位置が設定されている。なお、同図では、基準回転角度を明確にするためにノズル組付ブロック30に仮想の基準マーク(図中の二重丸)を付しており、ノズル中心を通るY軸上であって、ノズル中心より装置後方側(同図では下側)にこのマークが存在するときを基準回転角度としている。
【0036】
ところで、上記の実装機は図示を省略するが、コンピュータを構成要素とするコントローラ(制御手段)を備えており、ヘッドユニット移動のための上記サーボモータ9,15、Z軸駆動機構におけるエア給排切換用のバルブ、R軸駆動機構のサーボモータ36及び電子部品認識カメラ17等は全てこのコントローラに電気的に接続されている。
【0037】
そして、実装動作時には、予め記憶されたプログラムに従ってプリント基板3に対して所定の部品を実装すべく上記サーボモータ等が上記コントローラにより統括的に制御されるようになっている。
【0038】
特に、吸着ノズル26〜28の変更の際には、後に詳述するように、第1〜第3係合溝60a〜60cのうち、変更後の吸着ノズル26〜28が上記の所定の回転基準角度となるような係合溝を選択し、その係合溝を上記係合突起61に係合させるべく、上記R軸駆動機構のサーボモータ36やZ軸駆動機構の上記バルブ等を制御するようになっている。
【0039】
以上のような当実施形態の吸着ノズル変更装置によると、部品の吸装着の際には、ノズルシャフト25及びホルダー41が基準位置、すなわち、図2中に示すエアシリンダ33による通常ストロークの上昇端位置にセットされる。
【0040】
このようにノズルシャフト25及びホルダー41が基準位置にセットされると、図6に示すように、第1ベベルギヤ56が回転可能な状態となるとともに、位置決め部材50の下端の係合部52がノズル組付ブロック30の1つの貫通孔48の係合穴49に係合した状態となる。この状態では、ノズル組付ブロック30に配設された3つの吸着ノズルのうちの1つが貫通孔48等を介してノズルシャフト25内部に連通するとともに、上記ホルダー41に対するノズル組付ブロック30の横軸まわりの回動変位が上記位置決め部材50によって阻止される。そのため、R軸駆動機構によってノズルシャフト25が回転させられると、それに伴い、ホルダー41、両ベベルギヤ56,57及びノズル組付ブロック30が一体的に縦軸まわりに回転する。
【0041】
従って、部品吸着時や部品装着時には、この状態でZ軸駆動機構及びR軸駆動機構が駆動されることにより、通常ストロークのノズルの昇降及びノズル回転角の調節が行なわれる。
【0042】
一方、吸着すべき部品の変更に応じて使用する吸着ノズルを変更する場合には、先ず、図2中に示すエアシリンダ33の主ピストン34に加えて補助ピストン35が上昇させられ、これにより図7に示すように、上記ノズルシャフト25及びホルダー41が基準位置よりも所定量上昇した上段位置にセットされる。
【0043】
このようにホルダー41等が上昇すると、上記カム55が揺動して、上記位置決め部材50がホルダー41に対しさらに引き上げられ、位置決め部材50の下端部の係合部52がノズル組付ブロック30の係合穴49から離脱するとともに、第1ベベルギヤ56のいずれかの係合溝60a〜60cと補助ハウジング42の係合突起61とが係合する。これにより、上記ホルダー41に対するノズル組付ブロック30の横軸まわりの回動変位が許容されるとともに、第1ベベルギヤ56の回転が阻止される。
【0044】
次いで、R軸駆動機構によってノズルシャフト25が回転させられる。ノズルシャフト25が回転させられると、第1ベベルギヤ56の回転が阻止されているため、ノズル組付ブロック30の一端側に設けられた第2ベベルギヤ57が、第1ベベルギヤ56に噛合した状態を保ちつつ縦軸まわりに公転することに伴い横軸まわりに自転する。これにより、ノズル組付ブロック30が横軸まわりに回動変位するため、それまで使用位置にあった吸着ノズルが使用位置からずれる。そして、新たに使用すべき吸着ノズルが使用位置に達するまでノズル組付ブロック30が回動変位されると(すなわち、縦軸回りに所定角度αだけ回動変位されると)、R軸駆動機構の駆動が停止された後、上記ノズルシャフト25及びホルダー41が中段位置まで下降させられ、これにより、ホルダー41に対してノズル組付ブロック30がロックされた状態に戻されて新たな吸着ノズルが使用位置に保持される。
【0045】
この場合、例えば、ノズルシャフト25が図10中で反時計回りに回転駆動されると、吸着ノズルが第1吸着ノズル26→第2吸着ノズル27→第3吸着ノズル28と変更され、ノズルシャフト25が同図中で時計回りに回転駆動されると、吸着ノズルが第3吸着ノズル28→第2吸着ノズル27→第1吸着ノズル26と変更されるようになっている。
【0046】
なお、このような吸着ノズル26〜28の変更動作において、上記ノズルシャフト25及びホルダー41を中段位置から上昇させる際には、予め、R軸駆動機構によりノズルシャフト25が回転駆動され、第1〜第3係合溝60a〜60cのうち、変更後の吸着ノズルが所定の基準回転角度となる係合溝が選択され、その係合溝が上記係合突起61に対応するようにホルダー41、両ベベルギヤ56,57及びノズル組付ブロック30が一体的に回転させられてから、ノズルシャフト25及びホルダー41が上昇させられる。
【0047】
具体的に説明すると、図10に示すように第2吸着ノズル27が使用位置にあり、これを第1吸着ノズル26に変更する場合には、現在係合突起61に対応している第2係合溝60bの隣の係合溝であって、ノズル変更時のノズル組付ブロック30の回転方向と逆方向側に位置する係合溝、すなわち図11((a)上図)に示すように第3係合溝60cが選択され、この係合溝60cが係合突起61に対応するようにホルダー41等が一体に回転させられ、その後、上記ノズルシャフト25及びホルダー41が上昇させられて係合突起61に第3係合溝60cが係合させられる。なお、各係合溝と係合突起61との相対位置は、例えば、上記R軸駆動機構のサーボモータに内蔵のエンコーダの出力に基づいて検知される。
【0048】
このようにすると、第2係合溝60cに対して第3係合溝60cが上記角度αだけ縦軸回りにオフセットされているため、R軸駆動機構によりノズルシャフト25が回転駆動され、これに伴い、第1吸着ノズル26が使用位置に達するまでノズル組付ブロック30が回動変位すると、図11((a)下図)に示すように、吸着ノズル変更完了と同時に第1吸着ノズル26が上記の基準回転角度にセットされる。
【0049】
同様に、第1吸着ノズル26から第2吸着ノズル27に変更する場合には、図11((b)上図)に示すように第2係合溝60bが、第2吸着ノズル27から第3吸着ノズル28に変更する場合には、図11((c)上図)に示すように第1係合溝60aが、第3吸着ノズル28から第2吸着ノズル27に変更する場合には、図11((d)上図)に示すように第2係合溝60bがそれぞれ係合突起61に対応するようにホルダー41等が一体に回転させられ、その後、上記ノズルシャフト25及びホルダー41が上昇させられる。これにより、いずれの吸着ノズルに変更する場合であって、吸着ノズル変更完了と同時に吸着ノズルが所定の基準回転角度にセットされる(図11(b〜d)下図))。
【0050】
以上説明した表面実装機の吸着ノズル変更装置によると、上述のように吸着ノズル変更完了と同時に、吸着ノズルが基準回転角度にセットされるため、従来のこの種の装置のように、変更後に吸着ノズルを基準回転角度に修正する必要がなく、その分、タクトタイムを短縮することができる。
【0051】
すなわち、比較例として、図12(上図)に示すように、上記装置の鍔部59に係合溝60′(上記第2係合溝60bに相当)だけを形成した装置を想定し、この構成において、第2吸着ノズル27から第3吸着ノズル28に変更する場合を考えると、吸着ノズル変更時には、第3吸着ノズル28が使用位置に達するまでノズル組付ブロック30が回動変位させられるため、同図(中図)に示すように変更完了時点の第3吸着ノズル28は基準回転角度からずれてセットされることとなる。そのため、同図(下図)に示すように、第3吸着ノズル28を基準回転角度に修正する必要がある。
【0052】
そのため、吸着ノズルを変更しながら部品を吸着する場合には、例えば、図13(a)に示すように、ノズルシャフト25及びホルダー41を中段位置に保持して、係合溝60′を係合突起61に対応させた後、ホルダー41等を上段位置に上昇させて吸着ノズルを変更し、その後、ホルダー41等を中段位置まで戻して、ここでノズルシャフト25を回転駆動して吸着ノズルを基準回転角度に修正してからホルダー41等を下段位置まで変位させる必要がある。
【0053】
とくに、部品装着後にノズル変更を経て次の部品の吸着を行う場合、部品装着角度は、基板等により区々であるため、装着後に先ず係合溝60′と係合突起61との位置合わせのために回転角度の調整を要し、さらに、ノズル変更後に回転角度の調整が必要となる。
【0054】
これに対し、上記実施形態の装置では、ノズル交換前に回転角度の調整を行っておきさえすれば、吸着ノズルの基準回転角度の修正が不要なため、同図(b)に示すように、ホルダー41等を中段位置に保持して係合溝60a〜60cを係合突起61に対応させた後、ホルダー41等を上段位置に上昇させて吸着ノズルを変更した後は、直ちにホルダー41等を下段位置まで変位させて吸着ノズルにより部品を吸着することができる。従って、ホルダー41等を中段位置に保持して吸着ノズルを基準回転角度に修正する作業が不要な分、タクトタイムを短縮することができる。
【0055】
ところで、上記実施形態の表面実装機は、本発明に係る表面実装機の一例であってその具体的な構成は本発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
【0056】
例えば、ノズル組付ブロック30の周囲に等間隔で吸着ノズル26〜28を配置するとともにノズル組付ブロック30を無限回転可能に構成し、これにより第1吸着ノズル26→第2吸着ノズル27→第3吸着ノズル28→第1吸着ノズル26といった吸着ノズルの変更形態を可能とする、いわゆるロータリー変更型のヘッド構成を採用するようにしてもよい。この場合には、上記鍔部59の全周わたって上記角度αの間隔で複数の係合溝を形成しておくようにすればよい。
【0057】
また、上記実装機のように、鍔部59に形成した係合溝60a〜60cを係合突起61に係合させて第1ベベルギヤ56の回転を阻止する際の縦軸回りに拘束位置を変更可能にする以外に、例えば、補助ハウジング42と第1ベベルギヤ56との間に本発明の拘束手段として電磁クラッチ等を介設し、第1ベベルギヤ56を縦軸回りの任意の位置で拘束できるようにしてもよい。
【0058】
【発明の効果】
以上のように本発明は、ノズルシャフトの下方部に、複数の吸着ノズルを配置したノズル組付ブロックが横軸まわりに回動変位可能に取付けられるとともに縦軸まわりに回転可能な第1ベベルギヤが設けられ、この第1ベベルギヤがノズル組付ブロックに設けられた第2ベベルギヤに噛合し、第1ベベルギヤがフレームに固定されることによりノズルシャフトの回転に応じて第2ベベルギヤが縦軸回りに公転しつつ横軸回りに回転し、それに伴ってノズル組付ブロックが回動変位するようになっている表面実装機において、変更後の吸着ノズルが縦軸回の所定の基準回転角度に配置されるように、第1ベベルギヤ固定時の該ベベルギの縦軸回りの拘束位置を制御するようにしたので、吸着ノズル変更と同時に吸着ノズルを所定の基準回転角度に配置することができる。従って、吸着ノズルの変更後、吸着ノズルをいちいち基準回転角度に戻す必要がなく、このような作業が不要となる分、タクトタイムが短縮される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る吸着ノズル変更装置が適用される表面実装機の一例を示す平面図である。
【図2】上記表面実装機におけるヘッドユニットの正面図である。
【図3】上記ヘッドユニットの平面図である。
【図4】上記ヘッドユニットの底面図である。
【図5】上記ヘッドユニットに装備されたヘッドの下部の構造を示す拡大正面図である。
【図6】図5のA−A線断面図であって第1ベベルギヤの回動が許容される状態を示すものである。
【図7】図5のA−A線断面図であって第1ベベルギヤの回動が阻止される状態を示すものである。
【図8】図6のB−B線断面図である。
【図9】ノズル組付ブロック等が設けられているヘッド下端部を示す底面図である。
【図10】係合溝の位置とノズル組付ブロックとの関係を示すヘッド下端部を示す底面模式図である。
【図11】吸着ノズル変更の際のヘッド下端部の回転制御を説明する図10に対応する図である。
【図12】従来の吸着ノズル変更装置による吸着ノズル変更動作を説明する図である。
【図13】本発明に係る吸着ノズル変更装置と従来装置との部品吸着動作を比較する行程図である。
【符号の説明】
5 ヘッドユニット
5a ハウジング5a
20,25 ノズルシャフト
21,26〜28 吸着ノズル
30 ノズル組付ブロック
31,33 エアシリンダ
36 R軸サーボモータ
41 ホルダー
42 保持ハウジング
49 係合穴
50 位置決め部材
56 第1ベベルギヤ
57 第2ベベルギヤ
59 鍔部
60a〜60c 係合溝
61 係合突起

Claims (2)

  1. ヘッドユニットに縦軸方向への昇降及び縦軸回りの回転が可能なノズルシャフトが備えられ、このノズルシャフトの下方部に、複数の吸着ノズルを放射状に配置したノズル組付ブロックが横軸まわりに回動変位可能に取付けられるとともに縦軸まわりに回転可能な第1ベベルギヤが設けられ、この第1ベベルギヤが上記ノズル組付ブロックに設けられた第2ベベルギヤに噛合している一方、第1ベベルギヤをヘッドユニットのフレームに対して固定する状態と両ベベルギヤ及びノズル組付ブロックをノズルシャフトとともに縦軸まわりに一体回転する状態とに切換え可能とされ、第1ベベルギヤが固定されることによりノズルシャフトの回転に応じて第2ベベルギヤが縦軸回りに公転しつつ横軸回りに回転し、それに伴ってノズル組付ブロックが回動変位するようになっている表面実装機において、第1ベベルギヤ固定時にヘッドユニットのフレームに対して第1ベベルギヤを拘束する拘束手段を設け、かつそのフレームに対する第1ベベルギヤの拘束位置を変更可能とするように上記拘束手段を構成するとともに、上記拘束位置を制御する制御手段を設け、この制御手段は、変更後の吸着ノズルが縦軸回の所定の基準回転角度に配置されるように、吸着ノズル変更に伴うノズル組付ブロックの縦軸回りの回転角度に基づいて上記拘束位置を設定するように構成されていることを特徴とする表面実装機における吸着ノズル変更装置。
  2. ノズルシャフトの昇降に伴って上記両ベベルギヤ及びノズル組付ブロックがノズルシャフトと一体に上記ヘッドユニットのフレームに対して相対的に昇降するとともに、上記拘束手段として、上記フレーム及び第1ベベルギヤ一の係合部と複数の被係合部とがそれぞれ設けられて、ノズルシャフトの所定の上昇位置で、係合部と被係合部のうちの一つとが相互に係合することにより第1ベベルギヤを固定するようにされ、かつ上記被係合部が、上記吸着ノズルの数及び吸着ノズル変更に伴う上記ノズル組付ブロックの縦軸回りの回転角度に基づいて縦軸回りに所定間隔で形成され、上記制御手段は、吸着ノズル変更時に、上記複数の被係合部のうちから、変更後の吸着ノズルを上記基準回転角度に配置することができる被係合部を調べ、この被係合部と上記係合部とを係合させるように上記ノズルシャフトの回転及び昇降動作を制御するように構成されていることを特徴とする請求項1記載の表面実装機における吸着ノズル変更装置。
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