JP4112406B2 - 携帯情報通信端末、プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯電話等の携帯情報通信端末においてテレビチューナーを内蔵したものに関し、特にテレビ視聴時の着信処理に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、携帯電話等の携帯情報通信端末にテレビチューナーを内蔵したものが普及している。この携帯情報通信端末によれば、テレビを視聴することが可能である。ところで、このような携帯情報通信端末はディスプレイを有している。ディスプレイには、テレビ番組を表示させる(例えば、特許文献1(図16)を参照)。ここで、ディスプレイにテレビ番組を表示させている間に電話が着信すると、携帯情報通信端末の利用者が思わず電話に出てしまう。これにより、テレビ番組の視聴が妨げられる。
【0003】
携帯電話等の携帯情報通信端末には着信を拒否する機能があり、携帯情報通信端末の利用者が、テレビ番組を視聴する前に、着信を拒否するように携帯情報通信端末を設定しておくことができる。これによれば、ディスプレイにテレビ番組を表示させている間に電話がかかってきても、着信は拒否されるため、携帯情報通信端末の利用者が電話に出ることもなく、テレビ番組の視聴の妨げにはならない。
【0004】
【特許文献1】
特開平11−69347号公報(図16)
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、携帯情報通信端末の利用者がテレビ番組の視聴を終えても、着信を拒否する設定はそのままである。このままでは、携帯情報通信端末は着信が行えない。もちろん、利用者が着信を拒否する設定を解除すれば着信が行える。しかし、利用者はテレビ番組の視聴を終えた後に、着信を拒否する設定を解除することを忘れてしまいがちである。よって、いつまでも着信が行えないままとなり、利用者にとって不便である。
【0005】
そこで、本発明は、携帯情報通信端末の利用者がテレビ番組を視聴している間は着信を拒否し、そうでない時は着信を許可することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は携帯情報通信端末に関する。本発明に係る携帯情報通信端末は、着信報知手段、着信拒否手段および動作終了時刻取得手段を備える。
【0007】
着信報知手段は、電話の着信を報知する。着信拒否手段は、着信報知手段による報知を停止する。動作終了時刻取得手段は、着信拒否手段の動作を終了する動作終了時刻を取得する。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0009】
図1は、携帯情報通信端末1が使用される通信システムの構成の概要を示す図である。携帯情報通信端末1は、他の電話機との通話、インターネット網に接続されたサーバへのアクセス、テレビ番組の視聴に利用できる。
【0010】
携帯情報通信端末1を利用して他の電話機との通話を行う場合、移動体通信用無線基地局2、移動体通信用無線交換機3a、公衆回線通信網3bを介して、通話を行う。なお、公衆回線通信網3bには図示省略した他の電話機が、図示省略した他の移動体通信用無線交換機を介して接続されている。
【0011】
携帯情報通信端末1を利用してインターネット網へのアクセスを行う場合、移動体通信用無線基地局2、ゲートウェイ4a、インターネット網4bを介して、サーバ4cにアクセスする。なお、サーバ4cは、テレビ番組と放送時間との対応を示す番組表を記録する。
【0012】
携帯情報通信端末1を利用してテレビ番組の視聴を行う場合、電波塔5aを介して、テレビ局5bからテレビ番組の内容を取得する。なお、地上波デジタルテレビのテレビ番組を視聴することも可能である。
【0013】
図2は、携帯情報通信端末1の構成を示すブロック図である。携帯情報通信端末1は、制御部10、無線通信部20、テレビ番組受信部30、キー入力デバイス42、ディスプレイ44、メモリ46、音声入出力デバイス48、アンテナ52、54を備える。制御部10は、無線通信部20、テレビ番組受信部30、キー入力デバイス42、ディスプレイ44、メモリ46、音声入出力デバイス48との間で情報をやりとりする。詳細は後述する。
【0014】
無線通信部20は、移動体通信用無線基地局2との通信を行うためのものである。無線通信部20は、共用器21、受信復調部22、受信データ復号部24、送信変調部26、送信データ符号化部28を有する。
【0015】
共用器21は、アンテナ52を介して受信した受信信号を受信復調部22に、送信変調部26から出力された送信信号をアンテナ52に出力する。
【0016】
受信復調部22は、受信信号を復調する。受信データ復号部24は、復調された受信信号を復号化する。
【0017】
送信データ符号化部28は、制御部10から受けた信号を符号化する。送信変調部26は、送信データ符号化部28の出力を変調して、送信信号を出力する。
【0018】
テレビ番組受信部30は、テレビ番組を受信するためのものである。テレビ番組受信部30は、周知のテレビチューナー32を有する。テレビチューナー32はアンテナ54を介して、制御部10により指定されたチャンネルのテレビ番組を受信する。そして、制御部10に、テレビ番組の内容を送る。
【0019】
キー入力デバイス42は、図3に示すように、携帯情報通信端末1の表面に設けられたキーである。例えば、数字を入力するための、いわゆるテンキーなどである。キー入力デバイス42により、さまざまな情報(例えば、着信拒否の設定および解除など)を、制御部10に与えることができる。
【0020】
ディスプレイ44は、図3に示すように、携帯情報通信端末1の表面に設けられたディスプレイである。ディスプレイ44は、制御部10から送られた情報(例えば、テレビ番組の内容、後述する番組表)を表示する。
【0021】
メモリ46は、制御部10が情報を読み出し、書き込むためのメモリである。メモリ46には、例えば、着信拒否のメッセージが記録されている。さらに、メモリ46には、制御部10の機能(詳細は後述する)を実現するためのプログラムを記録しておくようにしてもよい。制御部10は、かかるプログラムをメモリ46から読み出して実行する。
【0022】
音声入出力デバイス48は、制御部10から音声信号を受けて音声として出力し(例えば、スピーカ)、かつ制御部10に音声信号を入力する(例えば、マイク)。
【0023】
アンテナ52、54は、それぞれ、無線通信部20、テレビ番組受信部30に接続されたアンテナである。ただし、図3に示すように、アンテナ52、54を一本のアンテナ50として兼用してもよい。なお、アンテナ52は、移動体通信用無線基地局2から受信信号を受け、移動体通信用無線基地局2へ送信信号を送る。
【0024】
本発明の実施形態は、制御部10に特徴があり、制御部10について説明する。
【0025】
第一の実施形態
図4は、第一の実施形態にかかる携帯情報通信端末1の構成を示すブロック図である。第一の実施形態にかかる携帯情報通信端末1は、制御部10、無線通信部20、テレビ番組受信部30、着信拒否設定キー42a、着信拒否解除キー42b、ディスプレイ44、着信拒否メッセージメモリ46a、スピーカ48a、アンテナ52、54を備える。無線通信部20、テレビ番組受信部30、アンテナ52、54は図2を参照して説明したものと同様である。
【0026】
制御部10は、テレビ番組取得部11、着信報知部12、着信拒否部14、着信拒否メッセージ送信部16、チャンネル・時刻取得部18、動作終了時刻取得部19を備える。
【0027】
テレビ番組取得部11は、テレビチューナー32からテレビ番組の内容を取得してディスプレイ44に映像を表示させる。しかも、スピーカ48aに音声を出させる。
【0028】
着信報知部12は、受信データ復号部24から受信信号を受ける。この受信信号が、他の電話機から着信したものであるか否かを判定する。そして、着信であれば、着信を報知する着信音をスピーカ48aに出させることにより、電話の着信を報知する。
【0029】
着信拒否部14は、着信報知部12による電話の着信報知を停止する。よって、電話の着信があっても、スピーカ48aから着信音が鳴ることはない。しかも、着信拒否部14は、着信拒否メッセージ送信部16を作動させる。なお、着信拒否部14は、着信拒否設定キー42aを押すことにより作動を開始する。また、着信拒否解除キー42bを押すと、着信拒否部14は動作を停止する。これにより、着信報知部12は動作することになる。
【0030】
着信拒否メッセージ送信部16は、受信データ復号部24から受信信号を受けると着信があったと判定する。そして、着信拒否メッセージメモリ46aから着信拒否メッセージ(例えば、「ただ今、電話に出ることができません。10時ごろにおかけなおしください。」)を読み出し、送信データ符号化部28に送る。これにより、携帯情報通信端末1に電話をかけてきた、他の電話機に、着信拒否メッセージを伝えることができる。なお、着信拒否メッセージ中の「10時ごろ」というのは、視聴中の番組の放送が終了する時刻であり、動作終了時刻取得部19から取得する。また、着信拒否メッセージは、上記のような携帯情報通信端末1に予め設定されたデフォルトのものでもよいが、ユーザが作成したものであってもよい。ただし、ユーザが作成したものを用いる場合は、「○○時ごろ」というメッセージが自動的には入らない。
【0031】
チャンネル・時刻取得部18は、着信拒否部14から動作を開始した旨の信号を受け、着信拒否部14が動作を開始した動作開始時刻を取得する。さらに、テレビ番組取得部11から現在視聴しているテレビ番組のチャンネルを取得する。取得した動作開始時刻およびテレビ番組のチャンネルは、送信データ符号化部28を介してサーバ4cに送られる。
【0032】
サーバ4c(図1参照)は、図5に示すように、各チャンネルごとにテレビ番組と放送時間との対応を示す番組表を記録している。サーバ4cは、送られてきたチャンネルおよび動作開始時刻から、テレビ番組の終了する番組終了時刻を取得する。例えば、(着信拒否部14の)動作開始時刻が9時、チャンネルがXであったとする。サーバ4cは、携帯情報通信端末1の利用者はワイドショーを視聴しているものと判定し、番組終了時刻を10時と判定する。そして、番組終了時刻を携帯情報通信端末1に向けて送信する。
【0033】
動作終了時刻取得部19は、サーバ4cから受信データ復号部24を介して番組終了時刻を受け、着信拒否部14の動作終了時刻とする。例えば、番組終了時刻が10時である場合、着信拒否部14は10時には動作を終了する。これにより、着信報知部12は動作することになる。
【0034】
着信拒否設定キー42aは、キー入力デバイス42の一種であり、着信拒否部14を作動させるためのキーである。着信拒否解除キー42bは、キー入力デバイス42の一種であり、着信拒否部14を停止させるためのキーである。ディスプレイ44は、テレビ番組の映像を表示するテレビ番組表示手段として機能する。着信拒否メッセージメモリ46aは、メモリ46の一種であり、着信拒否メッセージを記録する。スピーカ48aは、音声入出力デバイス48の一種であり、音声を発する。
【0035】
次に、第一の実施形態の動作を図6のフローチャートを参照して説明する。
【0036】
まず、利用者により、着信拒否設定キー42aが押される(S10)。ただし、この時、利用者は携帯情報通信端末1によりテレビ番組を視聴しているものとする。着信拒否設定キー42aが押されることにより、着信拒否が設定される(S12)。すなわち、着信拒否部14が作動を開始し、着信報知部12による着信の報知が停止される。そして、着信拒否メッセージ送信部16を作動させる。これにより、他の電話機から、公衆回線通信網3b、移動体通信用無線交換機3a、移動体通信用無線基地局2を介して携帯情報通信端末1に電話がかかってきても、スピーカ48aから着信音が鳴ることはない。しかも、他の電話機には、着信拒否メッセージ(例えば、「ただ今、電話に出ることができません。10時ごろにおかけなおしください。」)が伝えられる。
【0037】
そして、チャンネル・時刻取得部18により、着信拒否部14が動作を開始した動作開始時刻およびテレビ番組のチャンネルが取得される(S14)。チャンネル・時刻取得部18は、取得した動作開始時刻およびテレビ番組のチャンネルを、送信データ符号化部28を介してサーバ4cに送る(S15)。サーバ4cは、送られてきたチャンネルおよび動作開始時刻から、テレビ番組の終了する番組終了時刻を取得する。そして、番組終了時刻を携帯情報通信端末1に向けて送信する(S16)。動作終了時刻取得部19は、サーバ4cから受信データ復号部24を介して番組終了時刻を受け、着信拒否部14の動作終了時刻とする。動作終了時刻は、着信拒否メッセージ送信部16にも送られる。
【0038】
例えば、着信拒否部14の動作開始時刻が9時、チャンネルがXであったとする。サーバ4cは、携帯情報通信端末1の利用者はワイドショーを視聴しているものと判定し、番組終了時刻を10時と判定する(図5参照)。そして、番組終了時刻を携帯情報通信端末1に向けて送信する(S16)。そして、動作終了時刻取得部19は、サーバ4cから受信データ復号部24を介して番組終了時刻(10時)を受け、着信拒否部14の動作終了時刻とする。よって、着信拒否部14は10時には動作を終了する。
【0039】
ここで、着信拒否解除キー42bが押された場合(S18、Yes)は、着信拒否部14は動作を停止する。すなわち、着信拒否の設定は解除される(S22)。着信拒否解除キー42bが押されていなければ(S18、No)、着信拒否部14は動作終了時刻になったか否かを判定する(S20)。動作終了時刻になっていなければ(S20、No)、着信拒否解除キー42bが押されたか否かの判定(S18)に戻る。動作終了時刻になっていれば(S20、Yes)、着信拒否部14は動作を停止する。すなわち、着信拒否の設定は解除される(S22)。
【0040】
例えば、動作終了時刻が10時である場合、9時30分に着信拒否解除キー42bが押されれば(S18、Yes)、動作終了時刻には達していないものの、着信拒否の設定は解除される(S22)。また、10時になれば(S20、Yes)、たとえ着信拒否解除キー42bを押さずとも、着信拒否の設定は解除される(S22)。
【0041】
第一の実施形態によれば、携帯情報通信端末1を利用してテレビ番組を視聴する利用者が、着信拒否設定キー42aを押して着信拒否をしておけば、着信を拒否できる。しかも、テレビ番組の終了時刻をサーバ4cから取得して、着信拒否部14の動作終了時刻とするため、視聴しているテレビ番組が終了すれば、着信拒否が解除される。これにより、携帯情報通信端末1の利用者がテレビ番組を視聴している間は着信を拒否し、そうでない時は着信を許可することができる。
【0042】
第二の実施形態
第二の実施形態は、着信拒否部14の動作終了時刻のみならず、動作開始時刻をも設定できる点が第一の実施形態と異なる。
【0043】
図7は、第二の実施形態にかかる携帯情報通信端末1の構成を示すブロック図である。第二の実施形態にかかる携帯情報通信端末1は、制御部10、無線通信部20、テレビ番組受信部30、着信拒否解除キー42b、ディスプレイ44、着信拒否メッセージメモリ46a、スピーカ48a、アンテナ52、54を備える。無線通信部20、着信拒否解除キー42b、着信拒否メッセージメモリ46a、スピーカ48a、アンテナ52は図2を参照して説明したものと同様である。ただし、テレビ番組受信部30およびアンテナ54は、図2を参照して説明したものと同様であるが図示省略している。
【0044】
制御部10は、着信報知部12、着信拒否部14、番組表取得部15、着信拒否メッセージ送信部16、テレビ番組指定部17、動作終了時刻取得部19を備える。
【0045】
着信報知部12、着信拒否部14、着信拒否メッセージ送信部16は第一の実施形態と同様である。ただし、着信拒否部14は、テレビ番組指定部17により指定されたテレビ番組の放送開始時刻を、テレビ番組指定部17から受け、動作開始時刻とする。
【0046】
番組表取得部15は、サーバ4cから番組表を取得し、ディスプレイ44に表示させる。
【0047】
テレビ番組指定部17は、ディスプレイ44に表示されたテレビ番組から、利用者が視聴する予定のものを指定するためのものである。テレビ番組の指定は、例えば、ディスプレイ44に番組表とカーソルとをあわせて表示し、カーソルを動かすことで行える。カーソルを動かすことは、例えば、キー等により行える。
【0048】
なお、テレビ番組を指定すれば、テレビ番組の放送開始時刻および放送終了時刻をも取得できる。番組表が番組表取得部15により取得されているからである。例えば、番組表が図5に示すようなものであった場合、ワイドショーを指定したとする。この場合、放送開始時刻は8時であり、放送終了時刻は10時であるといったことが取得できる。
【0049】
動作終了時刻取得部19は、テレビ番組指定部17からテレビ番組の終了時刻を受け、着信拒否部14の動作終了時刻とする。
【0050】
ディスプレイ44は、番組表を表示する。
【0051】
なお、これまでの説明では、番組表取得部15により表示された番組表において指定されたテレビ番組の放送開始時刻および放送終了時刻を、着信拒否部14の動作開始時刻および動作終了時刻とした。しかし、着信拒否部14の動作開始時刻および動作終了時刻を、直接、キー等を用いて、着信拒否部14および動作終了時刻取得部19に入力してもよい。例えば、動作開始時刻が8時0分の場合、テンキーにより、“0800”と打って、動作開始時刻を与えてもよい。利用者自身が視聴したいテレビ番組の放送開始時刻および放送終了時刻を判っている場合は、直接、キー等を用いて入力する方が便利である。
【0052】
次に、第二の実施形態の動作を図8のフローチャートを参照して説明する。
【0053】
まず、利用者自身が視聴したいテレビ番組の放送開始時刻および放送終了時刻を判っているか否か(S30)により、動作が異なる。なお、第一の実施形態と併用する場合は、タイマー設定キーを設け、タイマー設定キーを押さなければ第一の実施形態を、タイマー設定キーを押せば第二の実施形態を使用するようにしてもよい。
【0054】
判っているならば(S30、Yes)、直接、キー等を用いて、着信拒否部14の動作開始時刻および動作終了時刻を、着信拒否部14および動作終了時刻取得部19に入力する(S32)。そして、着信拒否部14の動作開始時刻になるまで待機する(S37、No)。
【0055】
判っていないならば(S30、No)、番組表取得部15は、サーバ4cから番組表を取得し、ディスプレイ44に表示させる(S34)。そして、テレビ番組指定部17により、視聴する予定のテレビ番組を指定し、着信拒否部14の動作開始時刻および動作終了時刻を設定する(S36)。視聴する予定のテレビ番組の放送開始時刻が、着信拒否部14の動作開始時刻となる。視聴する予定のテレビ番組の放送終了時刻が、着信拒否部14の動作終了時刻となる。そして、着信拒否部14の動作開始時刻になるまで待機する(S37、No)。
【0056】
着信拒否部14の動作開始時刻になれば(S37、Yes)、着信拒否が設定される(S38)。すなわち、着信拒否部14が動作を開始し、着信報知部12による着信の報知が停止される。そして、着信拒否メッセージ送信部16を作動させる。これにより、他の電話機から、公衆回線通信網3b、移動体通信用無線交換機3a、移動体通信用無線基地局2を介して携帯情報通信端末1に電話がかかってきても、スピーカ48aから着信音が鳴ることはない。しかも、他の電話機には、着信拒否メッセージ(例えば、「ただ今、電話に出ることができません。10時ごろにおかけなおしください。」)が伝えられる。
【0057】
ここで、着信拒否解除キー42bが押された場合(S40、Yes)は、着信拒否部14は動作を停止する。すなわち、着信拒否の設定は解除される(S44)。着信拒否解除キー42bが押されていなければ(S40、No)、着信拒否部14は動作終了時刻になったか否かを判定する(S42)。動作終了時刻になっていなければ(S42、No)、着信拒否解除キー42bが押されたか否かの判定(S40)に戻る。動作終了時刻になっていれば(S42、Yes)、着信拒否部14は動作を停止する。すなわち、着信拒否の設定は解除される(S44)。
【0058】
第二の実施形態によれば、携帯情報通信端末1を利用してテレビ番組を視聴する利用者が、テレビ番組の放送開始時刻および放送終了時刻を知っていれば、前もって、着信拒否部14の動作開始時刻および動作終了時刻を、直接、テンキー等を用いて、着信拒否部14および動作終了時刻取得部19に入力できる。よって、携帯情報通信端末1の利用者がテレビ番組を視聴している間は着信を拒否し、そうでない時は着信を許可することができる。
【0059】
しかも、たとえテレビ番組の放送開始時刻および放送終了時刻を知らなくても、番組表取得部15によりディスプレイ44に番組表を表示させてテレビ番組を指定することにより、テレビ番組の放送開始時刻および放送終了時刻を取得できる。テレビ番組の放送開始時刻および放送終了時刻を、着信拒否部14の動作開始時刻および動作終了時刻とすることにより、携帯情報通信端末1の利用者がテレビ番組を視聴している間は着信を拒否し、そうでない時は着信を許可することができる。
【0060】
また、上記の実施形態は、以下のようにして実現できる。CPU、ハードディスク、フラッシュメモリ、メディア(フロッピー(登録商標)ディスク、CD−ROM、メモリスティックなど)読み取り装置を備えたコンピュータのメディア読み取り装置に、上記の各部分(例えば、テレビ番組取得部11、着信報知部12、着信拒否部14、番組表取得部15、着信拒否メッセージ送信部16、テレビ番組指定部17、チャンネル・時刻取得部18、動作終了時刻取得部19など)を実現するプログラムを記録したメディアを読み取らせて、ハードディスク、フラッシュメモリなどにインストールする。このような方法でも、上記の機能を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】携帯情報通信端末1が使用される通信システムの構成の概要を示す図である。
【図2】携帯情報通信端末1の構成を示すブロック図である。
【図3】携帯情報通信端末1の外観を示す図である。
【図4】第一の実施形態にかかる携帯情報通信端末1の構成を示すブロック図である。
【図5】サーバ4cが記録する番組表を示す図である。
【図6】第一の実施形態の動作を示すフローチャートである。
【図7】第二の実施形態にかかる携帯情報通信端末1の構成を示すブロック図である。
【図8】第二の実施形態の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 携帯情報通信端末
10 制御部
11 テレビ番組取得部
12 着信報知部
14 着信拒否部
15 番組表取得部
16 着信拒否メッセージ送信部
17 テレビ番組指定部
18 チャンネル・時刻取得部
19 動作終了時刻取得部
42a 着信拒否設定キー
42b 着信拒否解除キー
44 ディスプレイ
46a 着信拒否メッセージメモリ
48a スピーカ

Claims (4)

  1. 電話の着信を報知する着信報知手段と、
    前記着信報知手段による報知を停止する着信拒否手段と、
    前記着信拒否手段の動作を終了する動作終了時刻を取得する動作終了時刻取得手段と、
    テレビ番組の内容を表示するテレビ番組表示手段とを備え、
    前記動作終了時刻取得手段は、前記テレビ番組のチャンネルおよび前記着信拒否手段の動作開始時刻に基づき前記テレビ番組の終了する番組終了時刻を取得して、前記番組終了時刻を前記動作終了時刻とする、
    携帯情報通信端末。
  2. 請求項1に記載の携帯情報通信端末であって、
    前記携帯情報通信端末に電話をかけてきた、他の電話機に、着信拒否メッセージを送信する着信拒否メッセージ送信手段を備えた携帯情報通信端末。
  3. 電話の着信を報知する着信報知手段を有する携帯情報通信端末における処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記着信報知手段による報知を停止する着信拒否処理と、
    前記着信拒否処理を終了する動作終了時刻を取得する動作終了時刻取得処理と、
    テレビ番組の内容を表示するテレビ番組表示処理とを、
    をコンピュータに実行させるためのプログラムであり、
    前記動作終了時刻取得処理は、前記テレビ番組のチャンネルおよび前記着信拒否処理の動作開始時刻に基づき前記テレビ番組の終了する番組終了時刻を取得して、前記番組終了時刻を前記動作終了時刻とする、
    プログラム
  4. 電話の着信を報知する着信報知手段を有する携帯情報通信端末における処理をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータによって読み取り可能な記録媒体であって、
    前記着信報知手段による報知を停止する着信拒否処理と、
    前記着信拒否処理を終了する動作終了時刻を取得する動作終了時刻取得処理と、
    テレビ番組の内容を表示するテレビ番組表示処理とを、
    をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータによって読み取り可能な記録媒体であり、
    前記動作終了時刻取得処理は、前記テレビ番組のチャンネルおよび前記着信拒否処理の動作開始時刻に基づき前記テレビ番組の終了する番組終了時刻を取得して、前記番組終了時刻を前記動作終了時刻とする、
    記録媒体
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