JP4110064B2 - 無線装置 - Google Patents

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本発明は、無線装置に関し、特に、マイクロフォン用のラインに沿って配置された無線アンテナを有する無線装置に関する。
左右の耳にスピーカが配置されるように頭部に着用することのできるヘッドセットやヘッドフォンと、これにマイクロフォンも備える携帯電話装置がある。
従来の無線音声通信装置では、マイクロフォンの支持部を棒状導体部で構成し、この導体部をラジオ受信機または携帯電話装置の無線アンテナとしている。そして、マイクロフォンはこの支持体の先端部に取り付けられている。(例えば特許文献1参照)。
特開2002−77348号公報(第4頁、図1)
しかし、マイクロフォンとアンテナとの干渉が生じてしまう。
本発明の目的は、マイクロフォンとアンテナとの干渉を低減する無線装置を提供することである。
第1の発明は、マイクロフォンと、スピーカと、前記マイクロフォンと前記スピーカを接続する接続部材と、前記接続部材に設けられたアンテナと、前記アンテナと前記マイクロフォンとを高周波的に分離するために前記アンテナと前記マイクロフォンとの間に設けられた導体と、前記アンテナ、前記マイクロフォン及び前記スピーカを用いて無線音声通信を行う無線部とを備える無線装置である。
上述したように本発明によれば、マイクロフォンとアンテナとの干渉を低減する無線装置を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の実施形態に係る無線装置の概略構成図である。この図は、無線装置100を使用するユーザの横顔を描いているため、スピーカ110は片方だけ描いているが、実際には両耳の耳元に配置されている。これらスピーカ110を支持するヘッドバンド部120には、無線通信を行う無線部130が設けられている。そして、マイクロフォン140が口元に配置されるようにマイクロフォン用の支持体(接続部材)150がスピーカ110に接続されている。このマイクロフォン用支持体150にはマイクロフォン用ライン及び無線通信用アンテナが内蔵されている。
したがって、このアンテナから受信した信号は無線部130で処理され、スピーカ110から音声として利用者に向けて出力される。一方、利用者の音声はマイクロフォン140で電気信号に変換され、マイクロフォン用ライン160経由で無線部130に入力され無線通信処理されてから、アンテナ170から出力される。
以下ではこのマイクロフォン用ライン160と無線通信用アンテナ170との干渉を低減する分離部190について説明する。
図2は、第1の実施形態に係る無線装置の概略ブロック図である。アンテナ170で受信した無線信号(RF(Radio Frequency)信号)はRF用給電線180を経由して無線部130で所定の無線通信処理をされることによってスピーカ110から音声として出力される。一方、利用者の音声などはマイクロフォン140から入力されてマイクロフォン用ライン160を経由して無線部130で所定の無線通信処理をされることによってRF用給電線180及びアンテナ170を経由して無線信号として出力される。
ここで、マイクロフォン用支持体150はマイクロフォン140を利用者の口元へ配置するためのものである。このマイクロフォン用支持体150にはマイクロフォン用ライン160の他にアンテナ170も内蔵されている。このため、マイクロフォン140とマイクロフォン用ライン160はアンテナ170と干渉を起こす。この干渉を防ぐものが分離部190である。
図3は、第1の実施形態に係るマイクロフォン用支持体150の概略構成図である。マイクロフォン用支持体150は樹脂で構成されており、その先端にマイクロフォン140が内蔵されている。マイクロフォン用ライン160はマイクロフォン140からの音声電気信号を無線部130へ伝える。また、アンテナ170もマイクロフォン用支持体150に内蔵されている。ここでは一例としてスリーブダイポールアンテナを用いている。そしてアンテナの一端はRF用給電線180に接続されている。RF用給電線としては同軸ケーブル、ストリップラインなどが挙げられる。なお、アンテナとしてヘリカルアンテナを用いる場合には整合回路を介してRF給電線に接続すればよい。
ここでアンテナ170とマイクロフォン140及びそのライン160が支持体150に内蔵されているため、アンテナ170を流れるRF信号とマイクロフォン140からの音声電気信号が干渉を起こす場合がある。そこで、支持体150全体にわたってアンテナ170とマイクロフォン140及びそのライン160とを高周波的に分離する分離部190を設ける。この分離部としては、導体シールド、メッシュ、円弧状導電性シートなどの材料であればよい。これらの材料によれば、アンテナ170を流れるRF信号から見てすなわち高周波的に見て、マイクロフォン140及びそのライン160は分離部190により高周波的に遮蔽されており、干渉が生じにくくなる。
図4は、本実施形態に係る分離手段の有無によるアンテナ放射パターンの図である。アンテナ170は62.5mm長の棒状アンテナとして、中央より給電した。損失性誘電体媒質(操作者)との距離は10mmとした。分離部190として、損失性誘電体媒質とアンテナとの中間に、5×62mmの金属板を2枚、120度の開き角度にて配置した。開き角度の頂点が損失性誘電体媒質と5mmの距離にくるように配置した。
同図(a)は自由空間における水平面の電界強度|E|にて表示しており、実線は分離部が135°の方向にある場合、点線は分離部がない場合を示している。分離部を設けることによって、放射パターンの135°の方向にヌルができることがわかる。したがって、135°の方向にマイクロフォンがあっても干渉が低減されることがわかる。
また、同図(b)は損失性誘電体媒質を135°の位置近傍に配置した場合の水平面の電界強度|E|にて表示しており、実線は損失性誘電体媒質とアンテナとの間に分離部を設けた場合、点線は分離部がない場合を示している。実線及び点線共に損失性誘電体媒質がある135°の方向には放射パターンは広がらず、損失性誘電体媒質がない方向に広がっている。そして、分離部を設けることによって設けない場合に比べて放射パターンが広がり、放射効率も上がっていることがわかる。
(第2の実施形態)
図5は、第2の実施形態に係るマイクロフォン用支持体の概略構成図である。本実施形態では図3と異なりマイクロフォン用ライン160が無い。このため、RF信号のみならずマイクロフォン140からの音声電気信号もスリーブダイポールアンテナ170を経由して無線部130へ送る必要がある。
そこで、本実施形態ではアンテナ170の一端とマイクロフォン140との間にローパスフィルタ(LPF)200を、アンテナ170の他端と音声電気信号用ライン220との間にLPF210を設けている。これはアンテナを流れるRF信号の周波数が数10MHz以上であるのに対し、音声電気信号の周波数が20KHz以下であり、周波数が異なることを利用している。周波数フィルタは所定の周波数帯域を通し、その他の周波数帯域を通しにくくしている。本実施形態におけるLPFは音声信号の周波数を通し、それ以上の周波数帯域を通しにくくするものであればよい。そして、LPF200があることによって、アンテナを流れる高周波電流がマイクロフォン140に流れることを防いでいる。
したがって、アンテナの両端にLPF200,210を設けることによって、音声電気信号とRF信号を高周波的に見て分離することができる。さらに、第1の実施形態と異なりマイクロフォン用ライン160が不要のため、支持体150の太さを細くすることができる。
上述した実施の形態によれば、マイクロフォンとアンテナとの干渉を低減することができるため、アンテナをマイクロフォンと同じ先端まで設けることができる。これによって、マイクロフォン同様にアンテナが口元まで来るので、利用者の顔の前方向への通信距離が長くなる。
上述した実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の趣旨を逸脱しない範囲であれば、適宜組合わせ及び変更することができることはいうまでもない。例えば、ヘッドバンドを有さず、スピーカを耳に掛ける耳掛け型の無線装置であってもよく、また、両耳にスピーカを有さず片側だけにスピーカを設けてもよい。
第1の実施形態に係る無線装置の概略構成図。 第1の実施形態に係る無線装置の概略ブロック図。 第1の実施形態に係るマイクロフォン用支持体の概略構成図。 第1の実施形態に係る分離部の有無によるアンテナ放射パターンの図。 第2の実施形態に係るマイクロフォン用支持体の概略構成図。
符号の説明
100 無線装置
110 スピーカ
120 ヘッドバンド
130 無線部
140 マイクロフォン
150 マイクロフォン用支持体(接続部材)
160 マイクロフォン用ライン
170 アンテナ
180 RF用給電線
190 分離部
200、210 ローパスフィルタ
220 音声電気信号用ライン

Claims (4)

  1. マイクロフォンと、
    スピーカと、
    前記マイクロフォンと前記スピーカを接続する接続部材と、
    前記接続部材に設けられたアンテナと、
    前記アンテナと前記マイクロフォンとを高周波的に分離するために前記アンテナと前記マイクロフォンとの間に設けられた導体と、
    前記アンテナ、前記マイクロフォン及び前記スピーカを用いて無線音声通信を行う無線部と
    を備える無線装置。
  2. 前記接続部材に設けられたマイクロフォン用のラインをさらに備え、
    前記導体は前記アンテナと前記マイクロフォン用のラインとを高周波的に分離することを特徴とする請求項1記載の無線装置。
  3. 前記アンテナとこの装置の操作者である損失性誘電体媒質との間に、前記導体としての長方形の金属板を2枚、120度の開き角度にて配置したことを特徴とする請求項1又は2記載の無線装置。
  4. 前記開き角度の頂点が前記損失性誘電体媒質と5mmの距離にくるように前記金属板を配置したことを特徴とする請求項記載の無線装置。
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