JP4108931B2 - 電気機械式調整機器の制御装置 - Google Patents

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Description

【0001】
本発明は、特に内燃機関の制御のために設けられている、電気機械式調整機器の制御のための装置に関する。
【0002】
例えばドイツ連邦共和国特許出願 DE 195 26 683 A1 明細書から公知の調整機器は、ガス交換バルブとして構成されている調整部材と調整駆動部とを有している。この調整駆動部は、2つの電磁石を有しており、それらの間でそれぞれ戻し手段の応力に抗してアーマチュアプレートがコイル電流の遮断によって保持側の電磁石に向けて可動であり、さらにコイル電流の投入によって吸引側電磁石に向けて可動となっている。それぞれの吸引側電磁石のコイル電流は、所定の吸引値により、所定の期間の間一定に保持され、その後でヒステリシスを有する2点制御によってホールド値に制御される。
【0003】
益々厳しくなる自動車騒音の法定限界値と、エンジン音の静寂性に対する要求とで調整機器に対する統一規格としては、調整機器による騒音は自ずと僅かであることが前提とされる。その他にも統一規格として調整機器の長寿命が保証されなければならない。
【0004】
本発明の課題は、電気機械式調整機器の制御のための装置において、アーマチュアプレートの電磁石への当接の際の騒音発生が最小であり、かつ調整機器の長寿命も同時に保証されるように改善を行うことである。
【0005】
前記課題は請求項1の特徴部分に記載の本発明によって解決される。本発明の有利な構成例は従属請求項に記載されている。
【0006】
電流の通流されるコイル(これにはアーマチュアの可動プレートが対応付けされている)のもとでは、非飽和磁気回路のもとに無視できる漂遊流のもとでコイルを流れる電流Iと、空隙長さlと、アーマチュアの速度vとの間で一義的な関係が成り立つ。残りの磁気回路に対する空隙の支配的磁気抵抗のもとでは以下の関係式が成り立つ。
【0007】
【数1】
Figure 0004108931
【0008】
この場合前記Aは、電磁石のコアの当接面(そこにアーマチュアプレートが当接する)であり、
前記Nは、コイルの巻回数、
前記Pv,elは、電気的な損失電力、
前記μ0は、空気の透磁性である。
【0009】
本発明は次のような考察に基づいている。すなわち電気的な損失電力Pv,elと電流Iの商が僅かである場合には、前記式(G1)の第1の被加数が前記式(G1)の第2の被加数に対して無視できることである。この電気的な損失電力Pv,elと電流Iの商は、コイルがフリーランニング動作モードにある場合にはほぼゼロとなる。それによりこのケースでは近似的に前記関係式(G1)から以下の関係式が得られる。
【0010】
【数2】
Figure 0004108931
【0011】
それにより電流の時間導関数dI/dtとコイルを流れる電流Iに依存して、ゼロの空隙長さlのもとでほぼ速度vゼロのソフトな衝突が、そのつどアーマチュアの目下の位置を検出する位置センサの設置を必要とすることなく達成される。また調整機器は、コアに対するアーマチュアプレートのそのつどのソフトな衝突によって極僅かな機械的負担しか求められないので自ずと長寿用が保証される。
【0012】
制御器の調整信号は、コイルがフリーランニング動作モードの場合に求められる。このフリーランニング動作モードでは、コイルが出力調整器のフリーランニング回路を介して短絡される。このフリーランニングモードではコイルを流れる電流Iの測定がほぼ損失なしで実施可能である。それにより前記関係式(G2)によって与えられる関係式(G1)の近似が高精度を有するようになる。
【0013】
電流の時間導関数dI/dtとコイルを流れる電流Iとの所望の比からの偏差のもとでは、フリーランニングモードにおいて偏差の極性に依存してアクチュエータコイルへの時限的電気エネルギの導入かまたはアクチュエータコイルからの時限的導出がなされる。これに対してはフリーランニング動作モードが解除され、コイルが供給電圧に印加され(エネルギ導入ないし供給)または蓄積エネルギが供給電圧へ導出される(エネルギ導出)。
【0014】
実施例
次に本発明を図面に基づき以下の明細書で詳細に説明する。この場合、
図1は、内燃機関の調整機器の配置構成を示した図であり、
図2は、制御装置内に排泄されている制御器と、対応する出力調整要素のブロック回路図であり、
図3は、制御器の論理ユニットによって処理されるプログラムのフローチャートであり、
図4は、制御器の第2実施例であり、
図5は、図4による制御器の論理ユニットのブロック回路図であり、
図6a〜cは、コイルを流れる電流Iと、コイルの位置Xと、アーマチュアプレートの速度Vの信号経過が時間軸tに亘ってプロットされている信号経過図である。また全図を通して同じ構造や機能の構成要素には同じ符号が用いられている。
【0015】
調整機器1(図1)は、調整駆動部11と調整部材12を含んでおり、この調整部材12は例えばガス交換バルブとして構成されており、シャフト121と皿部を有している。調整駆動部11は、ケーシング111を有しており、その中に第1の電磁石と第2の電磁石が設けられている。第1の電磁石は第1のコア112を有しており、該第1のコアに環状ナットと第1のコイル113が埋め込まれている。第2の電磁石は、第2のコア114を有しており、該第2のコアにはさらなる別の環状ナットと第2のコイル115が埋め込まれている。アーマチュアが設けられており、そのアーマチュアプレート116は、ケーシング111内で第1のコア112と第2のコア114の間に可動に配置されている。アーマチュアはさらにアーマチュアシャフト117を含んでおり、該アーマチュアシャフト117は、前記第1のコアと第2のコアの孔部を通って引き出されバルブのシャフト121と機械的に連結可能である。第1のスプリング118aと第2のスプリング118bは、アーマチュアプレート116を所定の静止位置にバイアスしている。
【0016】
調整機器1は、シリンダヘッド21と剛性結合されている。このシリンダヘッド21には吸気管22と、ピストン24を備えたシリンダ23が対応付けされている。ピストン24は、連接棒25を介してクランク軸に結合されている。制御装置3が設けられており、該制御装置3は、センサからの信号を検出し調整信号を生成する。この調整信号に依存して調整機器1の第1または第2のコイル113,115が出力調整器5a,5bによって制御される。センサは第1の電流計4aもしくは第2の電流計4bとして構成されており、第1の電流計4aは、第1のコイル113を流れる電流を検出するかまたは出力調整器5a内の電流を検出し、第2の電流計4bは、第2のコイル115を流れる電流かまたは出力調整器5b内の電流を検出する。前述したセンサの他にさらに別のセンサが設けられていてもよい。
【0017】
図2には、本発明の理解に必要な制御装置3の主要部が示されている。制御器3aが設けられており、この制御器3aはコイル113(これは電流計4aによって検出される)を流れる電流Iに依存して出力調整器5aのための調整信号を生成している。
【0018】
微分器31では電流Iが微分されている。分周器32では電流Iと電流Iの時間導関数dI/dtの商が求められる。比較器33が設けられており、その入力量は、所定の第1の閾値SW1と分周器32の出力量である。この比較器33の出力信号KSは分周器32の出力量よりも所定の第1の閾値SW1が小さい場合にはハイレベルHとなる。その他の場合にはコンパレータ33の出力信号はローレベルとなる。
【0019】
論理ユニット34が設けられており、該論理ユニット34は、比較器33の出力信号KSと、発振器35のクロック信号TS、及びさらなる動作パラメータに依存して出力調整器5aの制御信号を生成する。この論理ユニット34の構造はさらに以下の明細書で図3に基づいて説明する。
【0020】
出力調整器5aは、第1のトランジスタT1を有している。そのゲート端子は、論理ユニット34の出力側と導電的に接続されている。この出力調整器5aは、第2のトランジスタT2を有しており、そのゲート端子は論理ユニット34と導電的に接続されている。第1のダイオードD1と第2のダイオードD2が設けられている。さらに抵抗Rが、第2のトランジスタT2のソース出力側と基準電位との間に配設されている。抵抗Rは、電流計4aのための測定抵抗として用いられる。
【0021】
第1のトランジスタT1のゲート端子にハイレベルHの電流が印加された場合には、この第1のトランジスタはドレインからソースまでが導通される。さらに第2のトランジスタT2のゲート側端子にハイレベルHの電流が印加された場合には、第2のトランジスタT2も導通する。第2のコイルにおいては、供給電圧UVが抵抗Rの電圧降下分だけ低下する。コイル113を流れる電流Iは、その後上昇する。
【0022】
続いて第1のトランジスタT1のゲート側端子にローレベルの電流が供給された場合には、トランジスタT1が遮断されダイオードD2がフリーランニング状態で導通する。コイル113における電圧降下は、ダイオードD2とトランジスタT2の貫流電圧と抵抗Rにおける電圧降下によって定まる(例えば全体で2V)。従ってコイル113を流れる電流Iは、低減する。
【0023】
第1のトランジスタT1のゲート側端子のレベルも、第2のトランジスタT2のゲート側端子のレベルもハイからローへ切換わる場合には、第1のダイオードD1も第2のダイオードD2も導通し、第1のコイルを流れる電流は非常に迅速に低減する(アンコミュテーション“abkommutierung”の実施)。出力調整器5bは、出力調整器5aに類似して構成されている。
【0024】
図3には、論理ユニット34で処理されるプログラムのフローチャートが示されている。この場合このプログラムが配線論理制御形態で実現されているのかまたはマイクロコントローラによって処理されるのかは重要ではない。
【0025】
ステップS1でこのプログラムが開始される。ステップS2では、コイルを流れる電流の定電流設定が行われる。すなわち電流が、所定の第1の期間ないし持続時間TD1の間第1の吸引値に制御される。それに対してヒステリシスを有する2点制御器が用いられる。
【0026】
引続きステップS4では第1のトランジスタT1が遮断され、第2のトランジスタT2がスイッチオンされる。それによりコイルがフリーランニング動作モードで作動する。ステップS5では所定の第2の期間ないし持続時間TD2の間待機する。ステップS6では、コイル113を流れる電流Iがフリーランニングモードで最小限界電流IGrenzを下回っているか否かが問合せされる。下回っていない場合には、ステップS7において第1の比較器33の制御信号KSがレベルHであるか否かが問合せされる。レベルHである場合には、アーマチュアが過度に速くそして第1及び第2のトランジスタT1,T2がステップS8において遮断される。すなわち“オフ”におかれ、エネルギが導出される。ステップS7の条件が満たされていない場合には、アーマチュアは過度に遅くそして第1及び第2のトランジスタT1,T2がステップS9において投入、すなわち“スイッチオン”され、それによってエネルギが供給される。ステップS9では、所定の第3の期間ないし持続時間TD3の間待機され、ステップS10においては所定の第4の期間ないし持続時間TD4の間待機される。ステップS9とステップS10の待機期間中は、トランジスタT1,T2の制御が不変のまま維持される。続いて当該プログラムがステップS4から続けられる。
【0027】
ステップS6においてコイルを流れる電流が最小限界電流IGrenzよりも小さい場合には、ステップS11とS12において、電流が所定の第5の期間ないし持続時間TD5の間、比較的高めの保持電流に設定される。それによりアーマチュアの確実な吸引が保証される。ステップS13ではコイルを流れる電流が低めの保持電流に設定される。
【0028】
当該プログラムは、ステップS14で終了する。
【0029】
図4には、制御器3aの第2実施形態が示されている。図2のものとの違いは、第2の比較器36が設けられている点であり、その出力信号は、所定の第2の閾値SW2と分周器32の出力値に依存している。この実施形態に対応する論理ユニット34の形態は、図5に示されている。
【0030】
Dフリップフロップ341は、発振器35のクロック信号TSと比較器33の出力信号に依存してQ出力側からその出力信号を発する。さらなるDフリップフロップ342が設けられている。そのQ出力側からの出力信号は、発振器35のクロック信号TSと第2の比較器36の出力信号に依存している。NOTゲート343の入力側は発振器35と導電的に接続されており、出力側はANDゲート344の入力側の1つと導電的に接続されている。このANDゲート344の第2の入力側は、第2のDフリップフロップ342の出力側と導電的に接続されている。
【0031】
第1のDフリップフロップ341の出力側は、第2のNOTゲート345の入力側に接続されている。この第2のNOTゲート345の出力側も発振器35のようにORゲート346と導電的に接続されている。ANDゲート344とORゲート346の出力側は、第1のトランジスタT1のゲートないし第2のトランジスタT2のゲートに接続されている。場合によってはANDゲート344の出力側とORゲート346の出力側の間で第1のトランジスタT1ないし第2のトランジスタT2のゲートにさらにそれぞれ1つのドライバが配設されてもよい。
【0032】
図5による論理ユニット34の構成によって、出力調整器はクロック信号TSのレベルがハイレベルである場合には常にフリーランニング動作モードで作動する。クロック信号TSがローレベルであるならば、3点制御が行われる。つまりトランジスタT1が遮断され第2のトランジスタT2がスイッチオンされるフリーランニングモードか、又は2つのトランジスタの導通モード(エネルギ供給)、もしくは2つのトランジスタ遮断モード(エネルギ導出モード)である。
【0033】
第1及び第2の閾値SW1,SW2の代わりに、1つだけの閾値が設けられてもよい。また付加的に第1の比較器33と第2の比較器36のそれぞれの入力側にて所定の値が加算もしくは減算されてもよい。
【0034】
図6のaには第1のコイル113を流れる電流の時間経過が時間軸tに亘ってプロットされている。図6のbには、アーマチュアプレート116の位置Xが時間軸tに亘ってプロットされている。図6のcにはアーマチュアプレート116の速度vが時間軸tに亘ってプロットされている。時点t0Aからアーマチュアプレート116がその開放位置O(すなわちその第2の電磁石との当接位置)からその閉鎖位置C(すなわち第1の電磁石との当接位置)に向けて振動を開始する。コイル113を流れる電流の第1の吸引値I_F1は予め定められる。
【0035】
第1のコイル113を流れる電流は、所定の第1の期間TD1の間(例えば2ms)、第1の吸引値I_F1から設定される。時点t0からは第1のコイル113を流れる電流の制御が制御器3aによって行われる。
【0036】
時点t0Bから時点t1までは、コイル113はフリーランニング動作モードで作動される。この場合コイル113を通って流れる電流が検出され、電流の時間導関数が求められる。時点t1では、フリーランニング中に求められた電流Iと時間導関数di/dtの比が所定の第1の閾値SW1よりも大きい。それに従って第1のトランジスタT1も第2のトランジスタT2も遮断され、電流が急激に低下する。
【0037】
時点t2からは第1のコイル113が再びフリーランニング動作モードで駆動され、電流Iとその時間導関数di/dtが求められる。時点t3では、フリーランニング中に求められた電流Iの時間導関数と電流の比が所定の閾値SW1よりも小さい。それに従って第1のトランジスタT1も第2のトランジスタT2も導電的に切換えられ、コイルを流れる電流は時点t4まで上昇する。
【0038】
時点t4から時点t5まではコイルは再びフリーランニング動作モードで作動する。時点t5からt6まではトランジスタT1,T2の両方が遮断され、再びアンコミュテーションが行われる。時点t6から時点t7まではコイルが再びフリーランニング動作モードで作動する。時点t7から時点t8までは第1及び第2のトランジスタT1,T2が導通的に切換えられ、電流が時点t8まで上昇する。時点t8から時点t9まではコイルが再びフリーランニング動作モードで作動する。時点t9から時点t10までは再びアンコミュテーションが行われる。時点t10から時点t11まではコイルがフリーランニング動作モードで作動する。時点t11ではコイルを流れる電流Iがフリーランニングモードでコイルを流れる電流の限界値よりも小さい。この限界値は、フリーランニングモードにおいて第1のコイルにアーマチュアプレートが当接した際の試みにより求められた電流値である。この限界値は、固定的に設定された値であってもよいし、作動パラメータに依存して特性マップから求められたものであってもよい。
【0039】
時点t11から時点t12では、コイルを流れる電流の目標値として、比較的高めのホールド値が設定され、図には示されていない制御器によって調整される。それによりアーマチュアプレートの確実な吸引が保証され、アーマチュアプレートの衝突が減衰される。
【0040】
この比較的高めのホールド値は有利には、予め設定された期間の間設定され、コイルを流れる電流は時点t12から時点t13までの間、図には示されていない制御器によって保持値I_Hに制御される。
【0041】
アーマチュアプレート116の速度V経過から明らかなことは、アーマチュアプレートがほぼ速度ゼロでもって第1の電磁石に当接することである。
【0042】
本発明は、前述してきた実施例に限定されるものではない。例えば調整部材は、燃料噴射弁として構成されていてもよい。また各コイル毎にそれぞれ固有の制御器が設けられていてもよい。また電流Iの時間導関数と電流Iの商が所定の閾値を下回った場合に、コイル(113)を流れる電流が所定の閾値に高まるまで、コイルにエネルギが供給されてもよいし、商が所定の閾値を上回った場合に、コイル(113)を流れる電流が所定の閾値に低減するまで、コイルからエネルギが導出されてもよい。代替的にコイル113へのエネルギ供給またはコイル113からのエネルギ導出は、コイル113にて降下した電圧のレベルの変化によって行われてもよいし、あるいはコイル113の所定の電圧への切換えが行われてもよい。この電圧は供給電圧とは異なるものである。これらのコイルは、それぞれ所定のエネルギを供給または導出され得る。有利には、そのつどの供給ないし導出されるエネルギが監視者によって評価される。監視者はこのエネルギを例えば第1又は第2の閾値と、電流Iの導関数と電流Iとの商からの偏差に依存して評価する。
【0043】
比較器の入力側に印加される第1及び第2の閾値は、選択的にシリンダ23内の圧力などの特性量や、内燃機関ないし調整機器のさらなる作動パラメータに依存していてもよい。
【0044】
また代替的に電流Iの導関数も比較器によって、電流I及び/又はさらなる作動パラメータに依存する閾値と比較されてもよい。
【0045】
同様に前述した手段の任意の組合わせが行われてもよい。
【0046】
制御器3aは、安定型、時間離散型、P、PI、PD、PIDあるいはその他の公知の制御器として構成されていてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 内燃機関の調整機器の配置構成を示した図である。
【図2】 制御装置内に排泄されている制御器と、対応する出力調整要素のブロック回路図である。
【図3】 制御器の論理ユニットによって処理されるプログラムのフローチャートである。
【図4】 制御器の第2実施例である。
【図5】 図4による制御器の論理ユニットのブロック回路図である。
【図6】 a〜cは、コイルを流れる電流Iと、コイルの位置Xと、アーマチュアプレートの速度Vの信号経過が時間軸tに亘ってプロットされている信号経過図である。

Claims (10)

  1. 調整部材(12)と調整駆動部(11)を有している電気機械式調整機器の制御のための装置において
    コイル(113)と可動アーマチュアと該アーマチュアに機械的に結合されている戻し手段とを有している電磁石と、
    制御器(3a)が設けられており、該制御器はコイル(113)に流れる電流に依存して出力調整器(5a,5b)のための調整信号を生成し、
    フリーランニング動作モードにおいてアーマチュアの移動期間中に生成される調整信号が、コイル(113)を流れる電流と該電流の時間導関数に依存していることを特徴とする装置。
  2. 前記調整信号は、アーマチュアがその移動終了までに所定の持続時間(TD1)よりも長く移動した場合に、フリーランニング動作モードで作動しているコイル(113)を流れる電流とその時間導関数に依存している、請求項1記載の装置。
  3. フリーランニング動作モード中に、コイルにおける電位差が、出力調整器の導通モードの電子構成素子と抵抗Rにおける電位差によって与えられる、請求項1または2記載の装置。
  4. 前記調整信号は、コイル(113)を流れる電流とその時間導関数の商に依存している、請求項1から3いずれか1項記載の装置。
  5. 前記商が所定の閾値を下回っている場合には、コイルにエネルギが供給され、前記商が所定の閾値を上回っている場合には、コイルからエネルギが導出される、請求項4記載の装置。
  6. 前記商が所定の閾値を下回っている場合には、コイルに所定の持続時間(TD2)の間エネルギが供給され、前記商が所定の閾値を上回っている場合には、コイルからエネルギが所定の持続時間(TD3)の間導出される、請求項4または5記載の装置。
  7. 前記商が所定の閾値を下回っている場合には、コイル(113)を流れる電流が所定のさらなる閾値分だけ高まるまで、コイル(113)にエネルギが供給され、前記商が所定の閾値を上回っている場合には、コイル(113)を流れる電流が所定のさらなる閾値分だけ低減するまで、コイル(113)からエネルギが導出される、請求項4または5記載の装置。
  8. 前記制御器(3a)は、2点制御器として構成されている、請求項1から7いずれか1項記載の装置。
  9. 前記制御器(3a)は、3点制御器として構成されている、請求項1から7いずれか1項記載の装置。
  10. 前記調整駆動部は、さらなるコイル(115)を備えたさらなる電磁石と、さらなる戻し手段を有しており、さらに前記さらなるコイル(115)を流れる電流を制御するさらなる制御器が設けられている、請求項1から9いずれか1項記載の装置。
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