JP4108498B2 - ゴルフパター - Google Patents

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Description

【0001】
【技術分野】
本発明は、ゴルフパターの改良に係り、特に、パッティング時における打球の方向性とボールの転がりに優れたゴルフパターに関するものである。
【0002】
【背景技術】
従来から、ゴルフにおけるパタークラブ、所謂ゴルフパターは、パターとも略称され、グリーン上において、カップにボールを転がし入れるために用いられており、一般に、プレーヤーにて把持されるグリップから下方に延びるシャフトの先端に、ブロック形状やバー形状等の形状を呈するパターヘッドを有し、このパターヘッドの打球面(フェース)にてボールを打つことにより、グリーン上において、目的とする方向に転がす(パッティングする)ようになっている。
【0003】
ところで、そのようなパターのパターヘッドとしては、軟鉄や真鍮等の金属製のものが提案されてきたが、近年、打球感(フィーリング)などの観点から、パターヘッドの打球面たるフェースに各種のインサートが配され、ソフト感の如き効果を享受し得るようにした構成が採用されてきている。
【0004】
例えば、特開平8−196668号公報においては、フェース・インサートとして、実質的にエラストマー、合成樹脂又はガラスのような材料からなるフェース・プレートをパターヘッドの打球面に配設することが明らかにされており、また特開2001−62011号公報においては、金属製のパターヘッドの打撃面部に複数の溝加工を施し、さらに、その溝加工部分を含んで低比重の金属や合成樹脂、又はゴムにて一体成形して、打球面を構成してなる構造のものも、明らかにされている。
【0005】
しかしながら、それら従来から提案されているパターヘッドのフェース・インサート構造にあっては、パッティング時において、確かに、ソフトなフィーリング乃至はタッチが得られるものの、パッティングに際してのボール衝突時にボールの打出し方向に微妙なズレが惹起され、プレーヤーの意図しない方向にボールが転がったり、また、ボールにも望ましくないスピンがかかったり、さらに、パッティング時にボールがバウンドしたり、蛇行状態となったり、グリーンの芝の抵抗に大きく影響されたりして、ボールの転がりが悪く、方向性も良くない等という問題が内在している。このため、ボールがカップ・インする確率も、充分満足するものではなかったのである。
【0006】
【特許文献1】
特開平8−196668号公報
【特許文献2】
特開2001−62011号公報
【0007】
【解決課題】
ここにおいて、本発明は、かかる事情を背景にして為されたものであって、その解決すべき課題とするところは、打ち出されたボールの方向性が良く、且つ転がりの良い、従って延びのあるボールを方向性良く打ち出すことの出来るゴルフパターのヘッド構造を提供することにある。
【0008】
【解決手段】
そして、本発明は、かかる課題を解決するために、パターヘッド本体のフェース部に、1〜4mmの厚さを有するゴム弾性体からなる内側層と3〜6mmの厚さを有する焼結金属からなる外側層との積層構造のフェース体を一体的に固着せしめる一方、該外側層を与える焼結金属の外表面からポリテトラフルオロエチレンよりなるフッ素樹脂を含浸せしめた状態において、該フッ素樹脂を300〜380℃の温度で焼き付けることにより、該外側層の外表面に該フッ素樹脂のみからなり且つ厚さが1mmまでの薄層のフッ素樹脂層が一体的に形成されていることを特徴とするゴルフパターを、その要旨とするものである
【0009】
このように、本発明に従うゴルフパターにあっては、パターヘッド本体のフェース部に一体的に固着せしめられたフェース体を、外側の焼結金属層と内側の弾性的材料(ゴム弾性体)からなる層の積層構造体にて構成し、パッティング時において、ボールが、そのような積層体を介して、パターヘッドにて打ち出されるようにすることにより、パターのボール衝突時の衝撃は、外側層を構成する焼結金属と内側層を構成する弾性的材料にて効果的に受け止められ、特に、弾性的材料からなる内側層の衝撃吸収作用によって、打球時に生じる微妙な衝撃乃至は微動や変形を効果的に吸収して、ボールの打出しの方向性を高めると共に、ヘッド本体やシャフトに伝わる違和感を解消し、ストローク通りのボールを打ち出すことが出来るものである。
【0010】
しかも、そのような本発明に従うゴルフパターにあっては、パターヘッド本体のフェース部において、外側表面層を与える焼結金属層の外表面に、薄層のフッ素樹脂層が一体的に形成されているところから、ボール離れが良くなり、且つ速くもなり、またボールにバックスピンがかかるようなパッティング、例えばパタースイングの円弧の最下点よりも前の段階においてボールがヒットされるような場合にあっても、フッ素樹脂層の低摩擦特性のために、ボールとの間にすべりが生じて、望ましくないバックスピン(逆スピン)がかかることが、効果的に抑制乃至は阻止され得ることとなり、それによって、ボールに素直な回転をさせ、ボールがグリーンの芝にてバウンドしたり、芝の抵抗にてボールの転がりに影響を受けたりするようなことがなくなり、以て、方向性の良い、また、転がりの良いボールを打ち出すことが出来るのである。
【0011】
なお、かくの如き本発明に従うゴルフパターの望ましい態様の一つによれば、前記弾性的材料としてゴム弾性体が用いられ、そのようなゴム弾性体にて、前記積層構造のフェース体を構成する内側層が形成されていると共に、そのような内側層は、前記パターヘッド本体と前記外側層に対して、それぞれ一体的に固着せしめられてなる構造とされている。このように、内側層をゴム弾性体層にて形成して、パターヘッド本体のフェース部に対して一体的に設けるようにしていることによって、打球時における衝撃や振動などが効果的に吸収され得て、本発明の目的が有利に達成され得ることとなる。
【0012】
また、本発明に従うゴルフパターの望ましい態様の他の一つによれば、前記パターヘッド本体のフェース部に、所定深さの凹所が設けられて、該凹所内に、前記フェース体が収容された形態において、一体的に固着せしめられている一方、該フェース体の外側層の外表面に形成されたフッ素樹脂層が表面研磨されて、Rzが0.8μm以下の鏡面仕上げ加工面からなる平滑面とされてなる構成が、有利に採用されることとなる。このように、フェース部に凹所を設けて、そこに、フェース体を一体的に設けるようにすれば、その配設が容易となる利点があるほか、フェース体の脱落などの問題も効果的に阻止され得ることとなるのであり、加えて、フッ素樹脂層の外表面が研磨されて、平滑面とされていることによって、ボールの転がりは更に良くなり、ボールの延びの良いパッティングが有利に実現され得るのである。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ、本発明の構成について、更に具体的に明らかにすることとする。
【0014】
先ず、図1には、ゴルフパターにおけるヘッド部の一つの形態が、パター下部の部分図として示されており、そこにおいて、2は、所定長さにおいて延びる金属製や炭素繊維強化樹脂(CFRP)製等のシャフトであって、その上端部には、よく知られているように、プレーヤーにて把持されるところのグリップ(図示せず)が設けられている一方、その下端部には、ブロック状乃至はバー状のヘッド本体4が一体的に取り付けられている。そして、そのようなヘッド本体4の前面部となるフェース部6に対して、本発明に従うフェース・インサート8が、嵌入・固着せしめられているのである。
【0015】
具体的には、図1におけるA−A断面を拡大して示す図2から明らかな如く、ヘッド本体4の前面のフェース部6には、所定深さの凹所10が形成されており、この凹所10内に、フェース・インサート8が一体的に固着されて、取り付けられている。なお、かかる凹所10の大きさは、ヘッド本体4の打球部分を少なくとも含むように、フェース部6の上下、左右方向に広がって設けられている。また、凹所10の深さは、フェース・インサート8の厚さにほぼ等しくされ、フェース・インサート8を固着せしめた状態下において、ヘッド本体4の前面(フェース部6)と面一となるように構成されている。
【0016】
ここで、そのようなヘッド本体4のフェース部6に設けられた凹所10内に一体的に固着せしめられるフェース・インサート8は、図2及び図3より明らかな如く、所定厚さのゴム弾性体層(内側層)12と焼結金属層(外側層)14との一体積層構造において構成されており、更に、該焼結金属層14の、ゴム弾性体層12とは反対側の外表面には、薄層のフッ素樹脂層16が一体的に形成されてなる構造とされている。そして、このような構成のフェース・インサート8は、そのゴム弾性体層12が内側(凹所10の底面側)に位置するようにして、凹所10内に収容され、エポキシ樹脂系接着剤等の適当な接着剤にて、一体的に固着せしめられているのである。
【0017】
なお、かかるフェース・インサート8において、ゴム弾性体層12は、加硫されたゴム弾性体からなる所定厚さの板材にて構成され、本発明に従う内側層として用いられているものであるが、本発明では、そのようなゴム弾性体からなる層のみに、何等、限定されるものではなく、衝撃吸収作用を有する弾性的材料であれば、何れも、内側層として用いられ得るものであって、例えば、ポリウレタン材料や発泡樹脂材料、弾性ポリマー材料等の他、コルク板であっても、何等差し支えない。尤も、本発明にあっては、ゴム弾性体、特にJIS規格6380相当品、例えばEPDMの加硫板を用いることが推奨され、それによって、耐候性、耐熱性、耐寒性、耐老化性等の特徴を発揮し、本発明の特性の永続化に大きく寄与し得ることとなる。なお、そのようなゴム弾性体等からなる内側層(12)の厚さとしては、その構成材料によって適宜に決定されることとなるが、ゴム弾性体を材質とする場合にあっては、一般に、1〜4mm程度の厚さとすることで、充分である。
【0018】
このようなゴム弾性体等からなる内側層(12)は、パッティング時におけるボールからの衝撃や振動、更には焼結金属層14を介して加わる変形作用を、効果的に吸収して、ヘッド本体4やシャフト2の動きに違和感をなくし、パターのストローク通りのパターヘッドの振幅を実現し、以て、ボールの転がりの方向性やボールの延びに有利に寄与し得るのである。
【0019】
また、フェース・インサート8を構成する外側層たる焼結金属層14は、公知の多孔質な金属粉末の焼結体板にて構成されるものであって、例えばりん青銅の焼結体板等が用いられ、その厚さとしては、一般に、3〜6mm程度とされることとなる。そして、この焼結金属層14は、ゴム弾性体層12に対して、エポキシ樹脂系接着剤等の適当な接着剤にて固着、一体化せしめられている。この多孔質な焼結金属層14は、パッティング時において、ボールが直接にゴム弾性体層12に接触して、ボールから加わる衝撃力の方向が一定とならず、そのために、ボールの打ち出し方向が微妙に変化することを回避しようとするものであり、また、後述するフッ素樹脂層16を、その多孔構造によって一体的に保持し、容易に剥離しないようにして、その特性を永続化させ得るようにしたところに、大きな技術的意義を有している。
【0020】
さらに、かかるフェース・インサート8の外表面を構成する薄層のフッ素樹脂層16は、外側層たる焼結金属層14の外表面に一体的に形成されているが、それは、焼結金属層14の外表面からフッ素樹脂を含浸せしめた状態において、かかるフッ素樹脂を焼き付けることにより、形成されたものである。そして、これにより、パッティング時において、ボールは、フッ素樹脂層16に当接して打球されることとなるところから、そのようなフッ素樹脂層16の低摩擦特性によって球離れが容易で早くなり、それに加えて、望ましくないバックスピンがかかることが効果的に抑制乃至は阻止され、むしろトップスピンのボールとして、グリーン上を転がるようになるのである。このため、芝によってボールがバウンドしたり、飛び上がったりすることが抑制され、また、芝による抵抗等の悪影響も効果的に避けられ得て、ボールの転がりが大幅に向上せしめられ得ることとなるのであり、また、その方向性においても、正確なものとなるのである。
【0021】
そして、そのような優れた特徴を発揮するフッ素樹脂層16を形成するに際しては、一般に、ポリテトラフルオロエチレン、ポリクロロトリフルオロエチレン、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体等の、適当なフッ素樹脂の塗布液が、焼結金属体(14)の一方の面に塗布される一方、100℃程度の加熱下において、適当な圧力(例えば、0.5MPa程度)を作用させて、そのようなフッ素樹脂液を焼結金属体(14)中に0.3〜1mm程度の深さまで含浸せしめ、そして、そのような状態下において、300〜380℃程度の温度において熱処理を行ない、焼き付けることにより、焼結金属体(14)の表面に、薄層のフッ素樹脂層16が一体的に形成されるのである。従って、そのようなフッ素樹脂層16は、焼結金属(14)内部まで侵入した形態となっているところから、そのアンカー効果によって、焼結金属(14)との結合性が向上し、そのため、フッ素樹脂層16が打球面とされて、ボールの当接、衝撃を受けても、フッ素樹脂層16が焼結金属(14)から剥離するようなことが、有効に阻止され得るのである。
【0022】
なお、そのような焼結金属層14の外表面に形成されるフッ素樹脂層16の厚さとしては、その要求特性に応じて、適宜に選定されることとなるが、一般に、1mm程度迄の厚さ、特に0.3〜0.6mm程度の厚さにおいて形成されることとなる。また、そのような薄層のフッ素樹脂層16は、焼結金属層14の表面に一体的に焼き付け、形成されたままの状態においても、用いることは可能であるが、特に、本発明にあっては、そのようなフッ素樹脂層16は、焼付け後に表面研磨されて、平滑面とされていることが望ましく、それによって、本発明の特徴がより良く発揮せしめられることとなる。なお、そのような表面研磨による平滑面は、一般に、Rzが0.8μm以下の鏡面仕上げ加工面とされることとなる。
【0023】
そして、かくの如きゴム弾性体層12と焼結金属層14とフッ素樹脂層16とからなるフェース・インサート8が、ヘッド本体4の凹所10内に収容せしめられて、適当な接着剤にて一体的に接着固定せしめられることにより、図2に示される如き断面構造を呈するパターヘッド本体4を備えたゴルフパターが、完成されるのである。
【0024】
ところで、そのようなフェース・インサート8の凹所10内への収容に先立って、焼結金属層14の外表面には、薄肉のフッ素樹脂層16が一体的に形成されていることが望ましく、また、ゴム弾性体層12と焼結金属層14にあっても、同様に、適当な接着剤にて固着、一体化せしめられてなる構造とされていることが望ましく、従って凹所10内への収容に先立って、フェース・インサート8は一体的な積層構造において、予め形成されて、それが凹所10内に収容、固着せしめられるようにされることとなるのであるが、また、それらゴム弾性体層12と焼結金属層14とを順次凹所10内に収容、固着せしめる方式を採用することが出来る。例えば、先ず、ゴム弾性体層12を与える適当な厚さのゴム弾性板を凹所10内に収容して、かかるゴム弾性板を凹所10の底面に対して固着せしめた後、フッ素樹脂層16を一体的に形成した焼結金属層(焼結金属板)14を収容、固着せしめて、かかる凹所10内において一体的な積層構造のフェース・インサート8を構成すると共に、ヘッド本体4に対しても、一体的に固着せしめてなる構造となすことも可能であり、さらに、かかるゴム弾性体層12を、ヘッド本体4の凹所10内において加硫成形して、一体的に形成することも可能である。
【0025】
従って、このようにして得られたフェース・インサート8がフェース部6に一体的に固着せしめられてなる構造のゴルフパターにあっては、パッティングに際して、ボールとの衝突による衝撃は、焼結金属層14を介して、ゴム弾性体層12にて受け止められて、その衝撃やそれによる変形作用が効果的に吸収されることとなると共に、その反力は、ボールに対して正しく伝えられることとなる。また、フェース・インサート8の外表面に存在するフッ素樹脂層16によって、バックスピンがかかるようなパッティング・ストロークが行なわれても、ボールとフッ素樹脂層16との間の滑りによって、パターヘッド本体4からボールに対してバックスピン方向の回転が与えられるようなことが、効果的に抑制乃至は阻止され得るのであり、これにより、打ち出し時にボールが弾んだり、更には蛇行してボールが転がったり、また、芝の抵抗を受けて転がりが悪くなったりすることが有利に回避され、以て、転がりの良い、従って延びのあるボールとして打ち出すことが出来るのである。
【0026】
なお、本発明は、図示の構造のものや、上記した具体的態様のもののみに限定して解釈されるものでは決してなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて、当業者の知識に基づいて種々なる変更、修正、改良等を加えた形態において実施され得るものであることが、理解されるべきである。
【0027】
例えば、パターヘッドの形状や構造としては、各種のものが知られており、その何れのものに対しても、本発明が、そのまま適用され得るものであることは言うまでもないところである。
【0028】
また、例示の具体例においては、パターヘッド本体4のフェース部6に設けた凹所10内にフェース・インサート8が収容、固着せしめられてなる構造が採用され、これによって、本発明の特徴に加えて、耐久性等の特性に優れた構造とされているのであるが、また、パターヘッド本体4のフェース部6の打球面に、フェース・インサート8の如き積層構造体を貼り付け、一体的に固着せしめてなる構造のものも採用可能であることは、言うまでもないところである。
【0029】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明に従うゴルフパターによれば、ボールを方向性良く打ち出すことが出来、また、その転がりも良く、従って、ボールの延びも良くなるところから、カップインする確率も高くなる等の格別の特徴を発揮するものであって、そこに、本発明の大きな意義を見出すことが出来るのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従うゴルフパターの一例に係るヘッド部における正面図である。
【図2】図1におけるA−A断面拡大説明図である。
【図3】図1に示されるパターのヘッド部の構成を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
2:シャフト 4:ヘッド本体
6:フェース部 8:フェース・インサート
10:凹所 12:ゴム弾性体層
14:焼結金属層 16:フッ素樹脂層

Claims (3)

  1. パターヘッド本体のフェース部に、1〜4mmの厚さを有するゴム弾性体からなる内側層と3〜6mmの厚さを有する焼結金属からなる外側層との積層構造のフェース体を一体的に固着せしめる一方、該外側層を与える焼結金属の外表面からポリテトラフルオロエチレンよりなるフッ素樹脂を含浸せしめた状態において、該フッ素樹脂を300〜380℃の温度で焼き付けることにより、該外側層の外表面に該フッ素樹脂のみからなり且つ厚さが1mmまでの薄層のフッ素樹脂層が一体的に形成されていることを特徴とするゴルフパター。
  2. 前記内側層が、ゴム弾性体にて形成されていると共に、前記パターヘッド本体及び前記外側層に対して一体的に固着せしめられている請求項1に記載のゴルフパター。
  3. 前記パターヘッド本体のフェース部に所定深さの凹所が設けられて、該凹所内に前記フェース体が収容された形態において一体的に固着せしめられている一方、該フェース体を構成する前記外側層の外表面に形成されたフッ素樹脂層が表面研磨されて、Rzが0.8μm以下の鏡面仕上げ加工面からなる平滑面とされている請求項1又は請求項2に記載のゴルフパター。
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