JP4105627B2 - Dcモータ用制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、少なくとも4つのスライド接点(Schleifkontakte)を有するモータ巻線に給電するためのコミュテータ(Kommutator)を備えるDCモータ用制御装置に関し、この制御装置は、モータ速度より十分高いクロック周波数でパルス幅変調される少なくとも1つの制御信号を発生する変調段(Modulationsstufe)と、上記の少なくとも1つの制御信号によって制御され、上記のコミュテータに給電し、パルス幅変調された上記の制御信号によって制御される電子スイッチを備える少なくとも1つの負荷区分(Lastzweig)を有する制御回路とを含む。
この種の制御装置は、DCモータのスライド接点の全てを有するコミュテータ全体が常に単一の負荷区分によって制御される現状の技術状態からは知られていない。
この種の負荷区分は電子モータの容量に応じて寸法が決められ、ここで制御装置は特に、生ずるフリーホイール電流を負担し、パルス幅変調が制御装置に給電する電力システムに及ぼす反作用効果を出来る限り小さくするように設計されなければならない。
本発明の基本的な目的は制御装置を出来る限り安価に設計することである。
この目的は本発明によって、最初に述べたような制御装置において、スライド接点が少なくとも2つの制御グループを形成するように結合されること、上記のスライド接点がその各グループ内で並列給電スライド接点対(Parallel gespeisten Schleifkontaktpaarung)を形成するように結合されること、そして上記の制御グループの各々がそれに付属するそれ自身の負荷区分を有することで達成される。
本発明の解決方法の利点は、電力が少なくとも2つの制御グループの間で分割され、そして制御グループの各々はそれに付属するそれ自身の負荷区分を有する結果として、各負荷区分によって接続されるべき電力が低減するということに見られるべきである。これにより、結果的にかなり安価な部品を使用することができ、1つの負荷区分の代わりに2つの負荷区分が備えられ、従ってそれによって部品が多くなるという事実にもかかわらずコストの低減になる程かなりのコスト的利点が生ずる。
更に、本発明の解決方法の別の大きな利点は、1つの負荷区分つまりモータ巻線のブレークダウンが生じてもモータはなお運転を続けるので、即ち他の負荷区分がなお運転していることによって、機能不全に対してより大きな安全性が確保されることである。結果的に、この場合はDCモータのフルパワーはもはや得られないが、特に自動車用の補助ユニット、例えばファン駆動用DCモータの場合には、その付属ユニットが負荷区分の部品故障あるいは欠陥モータ巻線のために完全にブレークダウンするか、あるいはDCモータはフルパワーでは運転できなくても部分的な負荷範囲に於いてなお運転できるかどうかということは決定的に重要なことである。
本発明の範囲内では、モータ巻線は、正確に云えばオーミック抵抗とコンデンサをも有するが、簡単のために誘導性負荷として示されている。
本発明の解決方法は、特に、2つの対より多いスライド接点の対が存在し、従ってまた2つより多い制御グループ、即ち、例えば少なくとも3つあるいはそれより多い制御グループが使用され、従って、3つあるいはそれより多い負荷区分のときには、1つの負荷区分あるいは1つのモータ巻線の故障のときDCモータのパワーの若干の低減となるのみで、例えば自動車において少なくとも一時的な非常運転を許容するので、有利に使用することができる。
負荷区分の設計に関しては、これ以上の詳細には触れない。1つの特に好適な解決方法は、各負荷区分が、スライド接点の対に直列に接続された電子スイッチと、特にその電子スイッチを保護する働きをし、電子スイッチがスイッチオフするときにモータ巻線のフリーホイール電流(Freilaufstrom)を負担するような位置にあるフリーホイール部品とを含むようにすることである。
種々の負荷区分の制御に関しては、最もいろいろな解決方法が考えられる。例えば、変調段がパルス幅変調された単一の制御信号で全ての負荷区分を、それらの負荷区分が全て同じ制御信号で並列に動作するように制御するように、変調段を設計することが考えられるであろう。
しかしながら、変調段が負荷区分の各々に対してパルス幅変調された別々の制御信号を発生する場合、これは負荷区分を個別的に制御する可能性を提供し、特に有利である。
しかしながら、できる限り簡単に負荷区分の異なった制御を設計するために、少なくとも2つの制御信号が同じ周期期間(Periodendauer)を有するように備えるのが好ましい。
更に、上記の少なくとも2つの制御信号が同じパルス幅変調を有する、即ち、スイッチオン時間期間からスイッチオフ時間期間まで同じ動作を有するようにするのが有利である。その結果、特にパルス幅変調された制御信号の発生のために回路技術的に簡単化が可能となる。
更に、それは特に、上記の少なくとも2つの制御信号が相互にフェーズロックされるときに、負荷区分を同期させて運転させることができるために、好ましい。
パルス幅変調された制御信号が相互に位相シフトされるときには、例えば、負荷区分の1つがそれに付属するモータ巻線に、負荷区分の他の1つがそれに付属するモータ巻線に電流を供給していないときに、電流を供給することが可能であるということにより、制御装置がそれに給電する電力システム、例えば自動車の電気システムに及ぼす反作用効果を最小化するために、負荷区分を、それらの電流の消費が時間に対してできる限り最適になるように分布されるようにして動作させることが可能であるので、なおさら有利である。
これは、負荷区分の1つのスイッチオン時間及び負荷区分の他の1つのスイッチオフ時間が相互に対して予め定められているときで、この負荷区分の1つのスイッチオン時間と負荷区分の他の1つのスイッチオン時間との間の時間間隔が設定されるべきPWM比の値に従って変るときに特に好適に実現することができる。この解決方法により、負荷区分が、パルス幅変調され、かつ相互にフェーズロックされた制御信号で運転することができるようになるが、しかしながら、この場合、制御装置が時間にわたってできる限り均一な電流要求を有するように制御装置を設計するために、位相位置(Phasenlage)は必要な場合はPWM比によって変えられる。
この場合、制御装置は、負荷区分の1つが、負荷区分の他の1つがスイッチオフされるときにスイッチオンされるように、負荷区分を制御するとき特に目的に適う。それによって結果的に、周期期間あるいはクロックサイクル(Taktzyklus)の少なくとも一部に対して、1つの負荷区分が少なくとも一時的にはフリーホイール状態にあり、そして他の1つは電流が供給されている状態にあるという状態を達成することができる。
更に、第1の運転範囲において、負荷区分の各々が、それぞれ他の負荷区分がスイッチオフされるときだけスイッチオンされるとき有利である。
この運転モードにより、負荷区分の電流要求が時間にわたってできる限り均一な状態になり、そして、負荷区分の1つが、他の負荷区分が電流が供給されている状態である限り、フリーホイール状態であることが常に保証されるので、場合によっては電流指令において生ずる如何なる中断も、簡単な方法で、簡単な手段、例えば簡単なコンデンサ、あるいはまた、必要な場合はフリーホイール区分(Freilaufzweig)によって補償することができるようになる。
これは、特に、上記の第1の運転範囲において、負荷区分の各々が、負荷区分のそれぞれ他の1つの任意のスイッチオンに先だって時間ギャップを持ってスイッチオフされるときに有利に実現することができる。
1つの有利な解決方法は、スイッチオフされる負荷区分が他の負荷区分がスイッチオンされるときに安全にスイッチオフされるように、負荷区分の各々のスイッチオフとそれぞれ他の負荷区分のスイッチオンとの間、第1の運転範囲において周期期間の例えば0.5%の最小時間期間を備えるようにすることである。
更に、パルス幅変調された制御信号は、第1の運転範囲において、負荷区分のフェーズ―ロック運転にもかかわらず、第1の運転範囲において、1つの負荷区分のスイッチオン時間と他の負荷区分のスイッチオフ時間が、上記の1つの負荷区分のスイッチオフ時間と他の負荷区分のスイッチオン時間とに関して変ることによって変えることができる。
上記の第1の運転範囲における負荷区分の運転は、しかしながら約50%のPWM比に到達するまでのみ可能である。
50%より大きいPWM比では、上述の条件は実現できない。
このために1つの負荷区分が、負荷区分の他の1つのスイッチオフの時あるいはスイッチオフ後にのみ第2の運転範囲でスイッチオンされるように備えることが好適である。この処置により、少なくとも部分的に1つの負荷区分のスイッチオフと他の負荷区分のスイッチオンがほぼ同時に、あるいは少なくとも時間的に接近して行われることが可能になる。
この解決方法は、第1の運転状態から第2の運転状態への移行が起こり、50%より大きいPWM比がこの第2の運転状態で負荷区分を制御するために使用されるときに特に適する。
他の可能性は、負荷区分の各々が、それぞれ他の1つの負荷区分のスイッチオンの後及びスイッチオフの前に上記の第2の運転範囲でスイッチオンされるようにすることである。
本発明の解決方法の意味するところでは、負荷区分のスイッチオンあるいはスイッチオフは、特に、この負荷区分に備えられている電子スイッチのスイッチオン、従って閉、あるいはそのスイッチオフ、従って開として理解されるべきである。
本発明の意味では電子スイッチは特に静電効果トランジスタである。
パルス幅変調された制御信号の適切な選定にもかかわらず生ずる本発明の制御装置の電流要求における変動を補償する可能性については、これまでのところ詳細には述べなかったが、例えば、ある場合には適当な大きさのコンデンサを制御装置の入力側に備えて電圧及び電流の変動を補償することで十分である。
このようなコンデンサは、1つの負荷区分が、他の負荷区分がスイッチオンされるときにスイッチオフされるように、それらが常に少なくとも意味のある制御範囲内に、特に50%より小さいPWM比の範囲内に置かれるように、パルス幅変調された制御信号が時間的に位相シフトされるときに、特に適切である。
しかしながら、特に有利な解決方法は、各負荷区分における電子スイッチがそれぞれの制御グループを形成するスライド接点の対の第1の接続部と第1の電圧接続部との間に配置されていることと、そしてそれぞれの制御グループのスライド接点の対の第2の接続部が第2の電圧接続部とつながっていることと、第1の電圧接続部に接続されたコンデンサ、そしてスライド接点の対の第2の接続部に接続されたインダクタ、並びにフリーホイール区分のコンデンサとインダクタの間の中間タップとスライド接点の対の第1の接続部との間に配置され、そしてそれを介してそのスライド接点の対に付属するモータ巻線のフリーホイール電流が電子スイッチが開かれるときに流れるフリーホイールダイオードを直列接続として有するフリーホイール区分が備えられることに対して提供される。
この解決方法の利点は、電流が供給されている状態からフリーホイール状態への移行中に、電圧接続部に流れる電源電流の変動がフリーホイール区分のコンデンサとインダクタによって低減され、更に、電子スイッチとフリーホイール区分の中間タップとに生ずる電圧ピークが平にされ、第1の電圧接続部と第2の電圧接続部に影響を及ぼさないかあるいは僅かの影響しか及ぼさなくなり、従って第1の電圧接続部と第2の電圧接続部はいかなる望ましくない電圧ピークからも遮蔽されるということに見られるべきである。
原理的には、各負荷区分に別個のフリーホイール区分を付属させることが考えられよう。しかしながら、1つの特に好適な解決方法は、少なくとも2つの負荷区分が1つのフリーホイール区分に並列に接続されるように備えることである。
しかしながら、幾つかの負荷区分を1つのフリーホイール区分に並列に接続することも考えられる。
このような幾つかの負荷区分の、1つの同じフリーホイール区分への並列接続は、できるだけ小さな部品サイズ、従って要求される回路費用の節約という本願発明の利点を達成することを可能にする。
この解決方法で、特に、コンデンサを流れる電流が低減され従ってその寿命が増大し、更に、安価なコンデンサを使用することが可能となる。
この場合、幾つかの負荷区分が、単一の負荷区分と同じように、従って各負荷区分において同じ状態が結果的に生ずるようにフリーホイール区分に並列に接続されるのが好適である。
少なくとも2つの負荷区分が同じ回路構成を有する、即ち、特に電子スイッチと、直列に接続されたスライド接点の対、並びにそれらの間の中間タップの構成を有するときに特に好適である。
原理的には、種々の負荷区分の構成要素の電気パラメータが同じになるように構成することは必ずしも必要ではないであろう。異なった寸法の構成要素を有する負荷区分において運転することは容易に可能であり、例えば異なった寸法を有するモータ巻線を備えることも考えられるであろう。
しかしながら、モータ巻線、従って誘導性負荷は実質的に同じインダクタンスを有するとき特に好適である。
それぞれの負荷区分の中間タップでの望ましくないピーク電圧をできる限り小さく保つために、50ナノヘンリ(Nano Henry)より小さいインダクタンスの線によってフリーホイール区分のコンデンサの第1の接続部が電子スイッチの第1の接続部に接続されるように備えることが好適である。このような低誘導性接続で、コンデンサを流れる電流の可能な限り急速な変化が達成されるようにすることができる。
フリーホイール区分の寸法決めに関しては、それに関するこれまでの説明に関連して与えられたより詳細には説明しないが、例えば、1つの特に有利な実施例は、フリーホイール区分におけるインダクタの値とコンデンサの値との積がパルス幅変調される制御信号のサイクルタイム(Zykluszeit)の2乗より大きくするように備えることである。
この寸法決めで、電子スイッチのスイッチオフ及びスイッチオン中の電流変化及び電圧ピークが電源電圧接続部とグラウンド接続部に所望の小さな程度にしか影響を及ぼさないようにすることが可能となる。
電流の変化と電圧のピークとをできる限り良好に抑制することを達成するために、フリーホイール区分のコンデンサの値が1つのモータ巻線あるいは複数のモータ巻線を流れる電流の最大値と上記のサイクルタイムとの積を、第1の電圧接続部と第2の電圧接続部との間の電圧によって割り算した値よりかなり大きくなるように備えることが好適である。
寸法決めの場合に於いて、幾つかの負荷区分を備える場合におけるモータ巻線を流れる電流として、モータ巻線を流れるそれぞれの可能最大電流より大きな値を考えるべきであるということを考慮すべきである。
本発明の解決方法は、電圧接続部の1つが電源電圧接続部に接続され、電圧接続部の他の1つがグラウンドに接続されている全ての場合に有効である。
しかしながら、自動車で、第1の電圧接続部が電源電圧接続部に接続され、第2の電圧接続部がグラウンド接続部に接続されているときに、本発明の解決方法を使用するのが特に好適である。
本願発明のその他の特徴や利点は幾つかの実施例を示す以下の記載並びに図面の主題となる。
図1に示されている本発明の制御装置の第1の実施例は、DCモータMOに対して全体を10で示されている制御回路を含み、それで例えば自動車のファンの羽根車が駆動される。
制御回路10は、制御回路10の電源電圧接続部12とグラウンド接続部14との間に設置されて電源電圧Uを発生する電圧源Vを含む。
制御回路10で、個々のモータ巻線M、例えば4つのモータ巻線M1、M2、M3、M4は、DCモータMOの、カーボンブラシとして設計される例えば4つのスライド接点21、22、23、24を含むコミュテータ16を介して電流が供給され、この場合図1に示されているコミュテータ16の位置で、モータ巻線M1とM2がそれぞれ第1及び第2のスライド接点の対18aと18bを介して電流が供給されて、これが第1の制御グループを形成し、そしてモータ巻線M3、M4はそれぞれ第3及び第4のスライド接点の対18cと18dを介して給電されて、これが第2の制御グループを形成する。
モータ巻線M1からM4は、制御回路10に対して主として誘導性負荷を示す。
モータ巻線M1からM4を作動させるために、制御回路10は第1の負荷区分20を含み、そこには電子スイッチS1と誘導性負荷、即ちこの場合は2つの並列に分路して給電されるモータ巻線M1とM2とが直列に接続され、ここで電子スイッチS1はスライド接点の対18aと18bのスライド接点21と電源電圧接続部12との間に配置され、第1のスライド接点の対18aのスライド接点22並びに第2のスライド接点の対18bのスライド接点23は各々グラウンド接続部14に接続され、結局モータ巻線M1とM2はそれぞれ2つのスライド接点21と22との間及び21と23との間に配置される。
更に、制御回路10の第2の負荷区分50は、並列に接続されたスライド接点の対18cと18dに直列に接続された電子スイッチS2を有し、ここで電子スイッチS2は電源電圧接続部12と第3及び第4のスライド接点の対18cと18dのスライド接点24との間に配置されているのに対し、第3のスライド接点の対18cのスライド接点22と第4のスライド接点23とはグラウンド接続部14に接続されている。
それぞれ第1の負荷区分20及び第2の負荷区分50のスイッチS1のみならずスイッチS2もそれぞれパルス幅変調された制御信号S1AとS2Aで作動させることができ、それらは変調段MSによって発生することができる。
この場合、パルス幅変調された制御信号S1A及びS2Aは、図2に示すように、同じ周期期間つまりサイクルタイムTZを有するのが好適である。
更に、スイッチオフ時間期間TAとスイッチオン時間期間TEは、図2に示されているように、制御信号S1AとS2Aの両方に対して同じであるのが好適である。
サイクルタイムTZはモータMOの速度の倍数、例えばモータMOの速度の少なくとも100倍、少なくとも300倍ならなお良いが、に相当する倍数であるので、パルス幅変調された制御信号S1AとS2Aは、モータ巻線M1とM2及びモータ巻線M3とM4がそれぞれスライド接点の対18aと18bあるいは18cと18dに常時接続されているかのようにほぼ見える効果を与える。モータMOが更に回転すると、モータの巻線M1からM4がそれぞれスライド接点の対18aと18bあるいは18cと18dに、別の関係で接続される結果となり、この場合モータ巻線は全て正常に第1近似において同じインダクタンスを有し、従ってそれらのスライド接点の対18aと18bならびに18cと18dへの接続もまたモータ巻線M1とM2ならびにM3とM4の接続と同じように考えることができる。
1つの好適な実施例においては、モータ巻線M1からM4のインダクタンスは、選択されたサイクルタイムTZ、例えばTZが約50μsで電流がほぼ一定になるように大きく選定される。TZは、特にモータ巻線M1、M2を流れる電流にギャップが生じないように小さく選定される。
制御信号S1AとS2Aによる電子スイッチS1とS2の並列スイッチオンの如何なる反作用をも避けるために、コンデンサKが電源電圧接続部12とグラウンド14の間に備えられ、これは、その位置で相応の大きさの場合、電圧源Vから電源電圧接続部12への、そしてグラウンド接続部14からの電流を少なくとも部分的に平滑化するためである。
第2の実施例では、図3に示されているように、モータMOは、例えば4つのモータ巻線M1からM4を含む等価回路によって示され、ここでコミュテータ16は、等価回路図によって図示されているように、第1の実施例と同じ位置にあり、従ってモータ巻線M1はスライド接点の対18aに、モータ巻線M2はスライド接点の対18bに、モータ巻線M3はスライド接点の対18cに、そしてモータ巻線M4はスライド接点の対18dに接続され、そしてスライド接点の対18aと18bは第1の制御グループを形成し、スライド接点の対18cと18dは第2の制御グループを形成する。
更に、それぞれのフリーホイールダイオードDは、並列に接続されたスライド接点の対18aと18b及びスライド接点の対18cと18dに、それぞれの負荷区分20、50に備えられた電子スイッチS1、S2を保護するために、並列に接続されており、そしてこのダイオードは、それぞれの電子スイッチS1,S2がスイッチオフするときにフレーホイール電流を引き受ける。
この第2の実施例では、変調段は、第1の制御信号S1Aと第2の制御信号S2Aが同じサイクルタイムTZを有するが制御信号S1AとS2Aが位相シフトされるように動作し、、例えばこの位相シフトは制御信号S1AとS2Aが相互にサイクルタイムTZ/2だけ互いに位相シフトされるように選ばれる。
更に、スイッチオン時間期間TE及びスイッチオフ時間期間TAは簡単のためにやはり同じであるが、ここでスイッチオン時間期間TEとスイッチングオフ時間期間TAは所望速度に応じて相互に変化する。
この制御信号S1AとS2Aの相互に対する位相シフトで、1つの負荷区分、例えば第1の負荷区分20を少なくとも50%のPWM比までスイッチオンすることができ、このとき、他の負荷区分、例えば負荷区分50は、上記の1つの負荷区分が電圧源から電流を引き出す時間中常に他の負荷区分がスイッチオフされているようにスイッチオフされ、これに対して上記の他の負荷区分は上記の1つの負荷区分がスイッチオフされるときに電圧源から電流を引き出す。
その結果、電源電圧接続部12とグラウンド接続部14の間のコンデンサKは、単に電流の小さな変動を補償するだけでよいので、より小さな寸法を持つことが可能である。
50%のPWM比までのパルス幅変調の範囲内では1つの負荷区分を常に他の負荷区分がスイッチオフされているときにスイッチオンすることが可能であるので、第1と第2の制御信号S1AとS2Aとの間のTZ/2の位相シフトは制御回路の第1の運転範囲として示されるこの範囲内で維持される。
しかしながら、PWM比が50%の値を超える場合は、第1の制御信号と第2の制御信号の間の位相シフトは、上記の1つの制御信号S1Aが常に、他の制御信号がスイッチオンされているときにスイッチオン、スイッチオフされるように、TZ/2より小さい値に決定され、従って一時的に増大する電圧源からの電流要求が生ずるが、しかしこれはコンデンサKによって簡単に補償されるようにするのが有利である。
本発明の制御装置の第3の実施例は、図1による制御グループを形成するように組み合わされたそれぞれのスライド接点の対に対して、例えば、スライド接点の対18aと18bと、それらに付属し、並列に接続されて誘導性負荷を表すモータ巻線、例えば図6に示されているモータ巻線M1とM2と、対応する負荷区分、この例では第1の負荷区分20で、ここに電子スイッチS1と誘導性負荷、この場合モータ巻線M1とM2とが直列に接続されている負荷区分を有する制御回路10’を含み、ここで電子スイッチS1は、M1とM2によって形成される誘導性負荷のスライド接点21と電源電圧接続部12との間に配置され、そして、この場合、第1の接続部ES1で電源電圧接続部12と接続され、また誘導性負荷M1とM2への接続部を提供し、グラウンド接続部14に接続されているスライド接点22と23とに接続されている。
この第3の実施例の場合も、モータMOに対するコミュテータ16の相対的位置に基づいて例示され、これは図1および3による第1及び第2の実施例のそれらに相当する。
更に、誘導性負荷M1とM2のスライド接点21は第1の負荷区分20の中間タップ26に接続されている。
更に、本発明の制御回路10’は、負荷区分の各々、この場合第1の負荷区分20に対しフリーホイール区分30を含み、ここにコンデンサCとインダクタンスLが直列に接続され、ここでコンデンサCの第1の接続部32は電源接続部12に接続され、コンデンサCの第2の接続部34はフリーホイール区分30の中間タップ36に接続され、これはそこで再び第2の接続部40を介してグラウンド接続部14に接続されているインダクタLの第1の接続部38に接続されている。
更に、フリーホイール区分30のフリーホイールダイオードD1はフリーホイール区分30の中間タップ36と第1の負荷区分20の中間タップ26との間に配置され、その導通方向は、電流が中間タップ36から中間タップ26に流れることができるが逆方向には電流をブロックするように選定される。
電子スイッチS1は更に、要求されるモータM1の電力と予め定められたサイクルタイムTZとに従って変調段MSによってパルス幅変調されて発生される制御信号S1Aによって制御することができる。
本発明の第3の実施例による制御回路10’は以下のように動作する。
電子スイッチS1がパルス幅変調された制御信号S1Aによって閉じられる場合、点線の矢印によって示された電流IM1が、電流供給時間TSの間モータ巻線M1とM2の運転のために、第1の電子スイッチS1、中間タップ26及びモータ巻線M1を介して電源電圧接続部12からグラウンド接続部14に流れる。
モータ巻線M1を流れる電流IM1は電源電圧接続部12で一緒になる部分電流IVとIC1Eの合計であり、ここで電圧源Vは部分電流IVを供給し、部分電流IC1EはコンデンサCの放電の結果としてその第1の接続部32から電源電圧接続部12の方向に流れる。
更に、電流IL1はインダクタLを通ってグラウンド接続部14から、即ち中間タップ36の方向に、そして電流IC1Eとして中間タップ36からコンデンサCの第2の接続部34に流れ、従って電流IM1はグラウンド接続部14で分割され、ここで部分電流IVは電圧源Vに流れるのに対し、部分電流IL1はインダクタLを通ってコンデンサCに流れ、ここでIC1EとIL1はこの場合同じ大きさである。
他方、図7に示されているように、スイッチS1が制御信号S1Aによって開かれる場合は、もはや電流は電子スイッチS1を介して電源電圧接続部12から流れなくなり、モータ巻線M1はフリーホイール時間TFの継続期間中フリーホイール状態で運転される。この時間中は、電流IC1Eに対して反対方向に流れる電流IC1Lが電源電圧接続部12からコンデンサCの第1の接続部32へ流れてこれを充電し、ここで電流IC1Lは電圧源Vから電圧接続部12へ流れる電流IVに相当する。この場合、電流IVは電流供給期間TS中とフリーホイール期間中ほぼ同じ大きさである。
更に、電流IC1LはコンデンサCの第2の接続部34から中間タップ36へ流れる。
フリーホイール状態においては、電流IM1FはダイオードD1を介して中間タップ36から第1の負荷区分20の中間タップ26へ流れ、これからモータ巻線M1を介してグラウンド接続部14に流れる。
この電流IM1Fは2つの部分電流、即ち第1の部分電流としてコンデンサCの充電により結果的に生ずる電流IC1Lと、他方、インダクタLを通ってフリーホイール区分30の中間タップ36になお流れ続ける電流IL1とによって形成される。
更に、電流IM1はグラウンド接続部14で、インダクタLの第2の接続部40にこのインダクタを通って流れる電流IL1、並びに電圧源Vに流れて戻る電流IVとに再び分割される。
この状態においては、電流IVは電流IC1Lに等しく、ここで電流IC1Lは、理論的にはコンデンサCが充電されるまでの時間の間流れることになろう。
フリーホイール区分30の有利な効果はコンデンサCとインダクタLを下記のように寸法決めする場合に達成することができる。
Figure 0004105627
第2の負荷区分50はモータ巻線M3とM4を運転するために第1の負荷区分20と同じに設計され、フリーホイール区分30は第2の負荷区分50にも同様に設けられる。
本発明の制御回路10”の第4の実施例においては、図8から10に示されているように、モータMO及びコミュテータ16は図1および3による第1および第2の実施例に示されている場合と相互に対して同じ位置にあり、説明は一例としてこの状態から進める。更に、電源電圧接続部12とグラウンド接続部14との間には、第3の実施例の場合と同じように設計され、そこで参照されている第1の負荷区分20のみならず、第1の負荷区分20と同様に設計され、同じフリーホイール区分30’に同様に並列に接続されている第2の負荷区分50も示されている。それ故、第2の負荷区分50は誘導負荷、即ちモータ巻線M3とM4に直列に接続されている電子スイッチS2を同様に含み、ここで電子スイッチS2は電源電圧接続部12とモータ巻線M3とM4のためのスライド接点24との間に配置されており、この場合、第1の接続部ES2で電源電圧接続部12に接続され、またモータ巻線M3とM4に対するスライド接点22と23はグラウンド接続部14に接続されている。
更に、第2の負荷区分50は中間タップ56を備え、ここでダイオードD2が中間タップ56とフリーホイール区分30’の中間タップ36の間に備えられて、フリーホイール区分30’にはこのダイオードが追加されており、ここでダイオードD2は電流が中間タップ36から中間タップ56へ流れることは許容するが反対方向においてはそれをブロックするような導通方向で接続される。
更に、電子スイッチS2はパルス幅変調された制御信号S2Aを用いて変調段MSによって制御することができ、ここで制御信号S2Aは制御信号S1Aと同じサイクルタイムTZを有するのが好適である。
コミュテータ16は実際には図1と3に示されているのと同じように設計されているのであるが、回路の明確さのために、特に、電流の流れを考慮し、スライド接点22と23は2回示されている。
コンデンサCの大きさについては第2の実施例に対しては下記が当てはまる。
Figure 0004105627
ここで(最大値IM1,IM2)に対して使用されるべき値は負荷区分20,50における誘導性負荷を通る最も大きい最大電流に相当する値である。
2つのスイッチS1とS2が本発明の制御回路10’の第4の実施例において閉じられる場合は、電流IM1は、第3の実施例と同じように、並列に接続されたモータ巻線M1とM2を介して流れ、また電流IM2は並列に接続されたモータ巻線M3とM4を介して流れ、ここで電流IM1とIM2は各々2つの部分電流から形成され、その1つは電圧源Vによって供給される電流IVによって供給され、他の部分電流はそれぞれ、コンデンサCの放電中に生ずる電流IC1EとIC2Eによって供給され、ここで部分電流IC1Eはモータ巻線M1とM2を通る電流IM1に寄与し、部分電流IC2Eはモータ巻線M3とM4を通る電流IM2に寄与する。
更に、図1に示された第1の実施例の場合に従って、また図3に示されている第2の実施例においても電流IL1とIL2はインダクタLを通っても流れ、ここで電流IL1とIL2は電流IC1EとIC2Eに相当する。
更に、電流IM1とIM2はそれぞれグラウンド接続部14で部分電流IL1とIL2、並びに結果的に電圧源Vに流れる電流IVになるもう1つの追加の部分電流とに再び分割される。
図9に示されているように、両方のスイッチS1とS2がスイッチオフされると、状態は図7に示されている第2の実施例に相当する結果となる。これは、図7に図示され述べられている第1の実施例のフリーホイール状態と同様に、フリーホイール電流IM1FとIM2Fは、その各々がそれぞれ電流IC1LとIC2L並びにIL1とIL2の合計を表し、それぞれのモータ巻線M1とM2並びにM3とM4を通ることを意味する。
制御回路10”を有する本発明の制御装置の第4の実施例は、しかしながら、図10に示されているような、もう1つの状態、即ち例えばスイッチS1が閉じられ、電子スイッチS2が開かれている状態において運転することができる。
この場合には、電流IM1は第1の負荷区分20において、図6と8に示された場合と同様に、モータ巻線M1とM2を通って流れるのに対し、第2の負荷区分50においては開かれたスイッチS2のためにフリーホイール状態が存在し、従ってこの状態で電流IM2Fは図7と9と同様に流れる。
これにより、フリーホイール区分30においては電流IC1Eは、第1の負荷区分20の上記の状態に応じて、追加の部分電流の電流IVとともに部分電流として電流IM1を形成するために、コンデンサCの第1の接続部32から電源電圧接続部12へ流れ、ここで電流IL1も第1の負荷区分20を通る電流IM1のためにインダクタLを通って流れる。
他方、第2の負荷区分50は、電流IC2LがコンデンサCの第2の接続部34から中間タップ36へ流れ、そして更に電流IC2Lが電源電圧接続部12からコンデンサCの第1の接続部32へ流れることを意味するフリーホイール状態にあり、この場合コンデンサCは電流IC2Lによって充電される。
更に、第2の負荷区分50におけるフリーホイール状態により、インダクタLの結果として電流IL2はベース接続部14から中間タップ36に流れ、電流IC2Lに加算されて第2のモータ巻線M2を通って流れる電流IM2Fを形成するようになる。
電流IC1EとIC2Lとの方向を比較して示されるように、これらは互いに反対方向に流れ、従ってそれらは互いに少なくとも部分的には打ち消しあい、従って合成電流は電流IC1Eと電流IC2Lのどちらが支配的であるかに依存してコンデンサを放電するかあるいは充電し、この場合この合成電流は電流IC1EとIC2Lの大きさより小さくなる。
更に、図10による第4の実施例のスイッチング状態の場合には、また図8と図9によるスイッチング状態から結果的に生ずるように、電流IL1とIL2は少なくともその方向を保持し、それらの大きさについてのみ変動することができるのに対し、電流IC1EあるいはIC2EとIC1LあるいはIC2Lとの比較から、これらはモータ巻線M1とM2及び(あるいは)M3とM4のどちらがフリーホイール状態にあるかということに依存してそれらの方向を変えることが見られ、ここでモータ巻線のあるもの、即ちモータ巻線M1とM2が電流で供給されている状態にあり、モータ巻線の他のもの、即ちモータ巻線M3とM4がフリーホイール状態にある場合には、電流IC1EとIC2Lは互いに少なくとも部分的には打ち消し合い、従ってトータルでは若干の放電あるいは充電電流がコンデンサへ流れるということが明確に明らかである。
更に、フリーホイール区分30は、電圧源Vから流れる電流IVは,電子スイッチS1あるいはS2の位置にかかわらず実質的には遮断されることなく、従って常に流れつづけ、せいぜいその大きさについて変動するのみであることを確実にする。
図10により、モータ巻線M1、M2、M3、M4のあるもの、例えばモータ巻線M1とM2が電流を供給された状態にあり、モータ巻線の他のもの、例えばモータ巻線M3とM4が電流を供給された状態に無いときには電流IC1EとIC2Lとは互いに少なくとも部分的に打ち消し合うので、フリーホイール区分30上の負荷は、サイクル時間TZ内のできる限り長い期間の間このような状態が発生するようにするときに、最小になる。
変調段MSはそれらのサイクルタイムTZが同じであるように動作するのが好適である。
更に、モータ巻線M1、M2、M3、M4のあるもの、例えばモータ巻線M1とM2が電流を供給された状態にあるのに対し、モータ巻線M1、M2、M3、M4の他のもの、例えばモータ巻線M3とM4がフリーホイール状態にあるような状態に対して、パルス幅変調された制御信号S1AとS2Aは、同じサイクルタイムTZを有するのみならず、相互にフェーズロックされるように備えられるのが好適である。このために、パルス幅変調された制御信号S1Aとパルス幅変調された制御信号S2Aが、フェーズロックされるように形成される、即ち電流供給時間TSに相当するそのスイッチオン時間期間TE1がフリーホイール時間TFに相当する制御信号S2Aのスイッチオフ時間期間TA2内に生ずるように形成されるのに対し、他方ではスイッチオン時間期間TE2がこれがパルス幅変調された第1の制御信号S1Aのスイッチオフ時間期間TA1内に生ずるように形成される。
電子スイッチS1とS2は、それぞれ期間TE1とTE2において第1の制御信号S1Aあるいは第2の制御信号S2Aによって閉じられ、そしてそれぞれ期間TA1とTA2において開かれる。
従って、電流IM1とIM2はそれぞれ図11cとdに示されているように、モータ巻線M1とM2あるいはM3とM4により形成され、ここでモータ巻線M1とM2とM3とM4の異なった大きさのために、電流IM1とIM2が異なっているが、これは単にその関係をより明確に示すために仮定されたものに過ぎず、モータ巻線M1、M2、M3、M4は通常同じ設計のものである。
更に、電流IL1プラスIL2は、図11eに示されているように、インダクタLのためにそのこの電流は時間に対して実質的に一定であるのに対し、電流IC1プラスIC2は図11fに示されているように変動する結果となる。
最終的に、図11hは、フリーホイール状態から電流が供給される状態への移行中に中間タップ36での電圧U36の電圧ピークが起こり得ることを示している。これらの電圧ピークは、フリーホイールコンデンサが理想的ではなく無視できない直列のインダクタンスを有することにその原因を有し、このためにコンデンサCを流れる電流が急変することができなく、従って電圧ピーク値は中間タップでグラウンド接続部14に対して生ずるということになる。
これらの電圧ピークは、コンデンサCの第1の接続部32のスイッチS1、S2への接続、及び第2の接続部34のダイオードD1、D2への接続が50ナノヘンリより小さいインダクタンスを有するようにすることによって、小さく保つことができる。
これらの電圧ピークはまた、電源電圧接続部12あるいはグラウンド接続部14は中間タップ36に対してコンデンサCとインダクタLによってそれぞれ遮蔽されているので、それらには何ら影響を及ぼさない。それ故、電圧源Vから電源電圧接続部12へ、そしてグラウンド接続部14から電圧源Vへ流れる電流IVは図11gから明らかなように、実質的に一定である。
更に、図11hにおいて注目されるように、コンデンサCでの電圧の変化は、サイクルタイムTZ中小さく、特に50mVより低いことが好ましく、これは例えば次のような大きなコンデンサによって達成することができる。
Figure 0004105627
今、パルス幅変調が変えられる、即ちスイッチオフ時間期間TA1がスイッチオン時間期間TE1のために変えられるとすると、第1の制御信号S1Aのスイッチオフ側面AF1のシフトのみが好適に行われるのに対し、スイッチオン側面EF1がシフトされない。
他方、第2の制御信号S2Aの場合にはスイッチオン側面EF2がシフトされるのに対し、スイッチオフ側面AF2が変更されないままである。
最終的に、第1の制御信号S1Aと第2の制御信号S2Aは、スイッチオン側面EF1とスイッチオフ側面AF2が相互に一定の位相関係にあるように、例えば、スイッチオフ側面AF2が、スイッチオン側面EF1がそのゼロ値からより高い値にそれるときに丁度ゼロ値に達するような時間間隔で時間遅れなく相互に追従するように同期化される。
それによって結果的に、予め設定された位相関係がスイッチオン側面EF1とスイッチオフ側面AF2によって予め定められ、これによって1つの制御信号S1AあるいはS2Aのそれぞれのスイッチオン時間期間TE1あるいはTE2がそれぞれ、他の制御信号S2AあるいはS1Aの場合のスイッチオフ時間期間TA2あるいはTA1であるときに生ずることが常に確実になる。
このことは殆ど50%のPWM比に達するまでの間に限り可能であるが、これは、第1の制御信号S1Aと第2の制御信号S2Aに対して予め定められた同じサイクルタイムTZの場合には、それからは1つの制御信号S1AあるいはS2Aのスイッチオン時間期間がそれぞれ他の制御信号S2AあるいはS1Aのスイッチオフ時間期間と同時に生ずることはもはや可能ではないためである。
他方、約50%のPWM比に達すると、例えば図12に示されたように、例えばスイッチオフの側面AF1とスイッチオンの側面EF2との範囲内において制御信号S1AとS2Aとの一時的な重なりを避けることが出来ない。
そのために結果的に、第1の制御信号S1Aのスイッチオフ側面AF1までの電子スイッチS1の閉じた状態でのスイッチオンの側面EF2の時間の重なりのために短時間の期間の間図8に示されている状態が達せられるのに対し、スイッチオフ側面AF2とスイッチオン側面EF1の間には図9に示されている状態即ち両電子スイッチS1、S2が開かれている状態が存在する。
これは、図12fに示されているように、電流IC1プラスIC2の合計において明確に明らかであるような影響を及ぼす。
他方、30%のパルス幅変調比率の場合と比較するとモータ電流IM1とIM2に及ぼす影響は少なくとも定性的には類似している(図12c、12d)。
これに対して制御信号S1AとS2Aが約80%のパルス幅変調比を有する場合は、スイッチオン時間期間TE1とTE2がそれぞれ対応するスイッチオフ時間期間TA1とTA2に対して支配的である(図13a、13b)。この場合には、2つの制御信号S1AとS2Aが相互にスイッチオン時間期間TE1とTE2とができる限り少なく重なるように時間的に配列されることはもはや可能ではなく、この場合は第2の制御信号S2Aのスイッチオフ側面AF2と第1の制御信号のスイッチオン側面EF1の間の固定した位相関係が維持される。
従って、時間tと時間tの間では、状態は図10による状態の第2の実施例の場合の状態にある、即ち、モータ巻線M1、M2、M3、M4のあるものは電流が供給された状態にあるのに対し他はフリーホイール状態にある(図13a、13b)。
時間tとtの間では、状態は図8に従っており、モータ巻線M1、M2、M3、M4の全てが電流が供給された状態にある。
時間tからtとtからtまでの間では、状態は同じく図10による状態にある、即ち、モータ巻線M1、M2、M3、M4のあるものは電流が供給された状態にあり、他はフリーホイール状態にある。
結局、80%より大きいパルス幅変調での第4の実施例においては、スイッチング状態は実質的に図8によるか図10によって生ずるのに対し、第4の実施例の図9によるスイッチング状態は生じない。
約80%のPWM比では、電流IM1とIM2は80%より小さいPWM比での電流よりかなり大きくなる(図13cと13d)。80%と100%の間のPWM比では、電流IM1とIM2はさらに大きくなる。
更に、電流IL1プラスIL2は50%のパルス幅変調でその最大に達する(図13eと13f)。
電流IC1とICLの合計では、図13f示されているように、モータ巻線M1、M2、M3、M4が電流が供給されている状態かあるいはフリーホイール状態にあるかに依存して変動が生ずる。
更に、電圧源Vから電源電圧接続部12へと,グラウンド接続部14から電圧源Vへの電流IVはこの場合も実質的に一定である(図13g)。
本発明の制御装置の第1の実施例の回路図の略図を示す図である。 本発明の第1の実施例で使用される制御信号の略図を示す図である。 本発明の制御装置の第2の実施例の回路図の略図を示す図である。 本発明の制御装置の第2の実施例で第1の運転範囲において使用される制御信号の略図を示す図である。 本発明の制御装置の第2の実施例で第2の運転範囲において使用される制御信号の略図を示す図である。 本発明の制御装置の第3の実施例の回路図からの一部の略図を示す図で、この部分は電流が供給されている状態における第1の負荷区分のみを示す図である。 図6による第3の実施例の、第1の負荷区分のフリーホイール状態における回路図を示す図である。 1つのフリーホイール区分と、両方が電流が供給される状態にある2つの負荷区分とを有する本発明の制御装置の第4の実施例の回路図の略図を示す図である。 両方の負荷区分のフリーホイール状態における第4の実施例の回路図を示す図である。 第2の負荷区分のフリーホイール状態と第1の負荷区分の電流が供給されている状態とにおける第4の実施例の回路図を示す図である。 30%のPWM比での第4の実施例に対する測定値を示す図である。 50%のPWM比での第4の実施例に対する測定値を示す図である。 80%のPWM比での第4の実施例の測定値を示す図である。

Claims (26)

  1. ータ速度より十分に大きいクロック周波数でパルス幅変調された制御信号を発生する変調段と、
    なくとも1つの前記制御信号によって制御され、少なくとも2つの負荷区分を有する制御回路であって、前記負荷区分の各々は、前記パルス幅変調された制御信号の1つによって制御される電子スイッチを備える制御回路と、
    少なくとも4つのスライド接点を有するコミュテータと、
    少なくとも4つの巻線であって、該巻線の各々は、前記スライド接点の1つと次に続くスライド接点との間で整流されるように配列され、前記スライド接点の1つおきのスライド接点は次に続くスライド接点と先行するスライド接点とでそれぞれの制御グループを形成する、少なくとも4つの巻線と、を含み、
    前記負荷区分の各々は、前記それぞれの制御グループの前記スライド接点を介して前記それぞれの制御グループの1つに属する前記巻線への電力供給を制御するための前記制御グループの1つに属する、DCモータ制御装置。
  2. 各前記負荷区分はフリーホイール素子と前記のスライド接点の対に直列に接続される電子スイッチと、を含む請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記変調段は前記負荷区分の各々に対しパルス幅変調された個別の制御信号を発生する請求項1に記載の制御装置。
  4. 記制御信号は相互に対して位相シフトされる請求項に記載の制御装置。
  5. 記制御信号は同じ周期期間を有する請求項に記載の制御装置。
  6. 記制御信号は前記負荷区分に対して同じパルス幅変調を有する請求項1に記載の制御装置。
  7. 記制御信号は相互に関連してフェーズロックされる請求項1に記載の制御装置。
  8. 前記負荷区分の1つのスイッチオン時間と前記負荷区分の他の1つのスイッチオフ時間とは相互に対して予め定められており、前記負荷区分の1つのスイッチオン時間と前記負荷区分の他の1つのスイッチオン時間との間の時間間隔は設定されるべきPWM比の値に応じて変化する、請求項1に記載の制御装置。
  9. 前記少なくとも2つの負荷区分の制御は、前記負荷区分の1つが、該負荷区分の他の1つがスイッチオフされるときにスイッチオンされるようにされる請求項1に記載の制御装置。
  10. 前記負荷区分の各々が、第1の運転範囲において、それぞれ該負荷区分の他の1つがスイッチオフされるときだけスイッチオンされる請求項1に記載の制御装置。
  11. 前記負荷区分の各々が、前記第1の運転範囲において、それぞれ該負荷区分の他の1つのどのスイッチオフにも先立つ時間のギャップを持ってスイッチオフされる請求項10に記載の制御装置。
  12. 前記第1の運転範囲において、周期期間の0.5%の最小時間期間が前記負荷区分の各々のスイッチオフと該負荷区分のそれぞれ他の1つのスイッチオンとの間に備えられる請求項11に記載の制御装置。
  13. 前記第1の運転範囲において、前記の1つの負荷区分のスイッチオン時間と該負荷区分の他の1つのスイッチオフ時間とが変化する請求項10に記載の制御装置。
  14. 前記負荷区分の1つは、第2の運転範囲において、前記負荷区分の他の1つのスイッチオフのときあるいはスイッチオフ後のみスイッチオンする請求項1に記載の制御装置。
  15. 前記制御回路は前記負荷区分の給電側に設置されたコンデンサを有する請求項1に記載の制御装置。
  16. DCモータのモータ巻線に給電するコミュテータであって、該コミュテ ータは少なくとも4つのスライド接点を有し、該スライド接点は少なくとも2つの制御グループを形成するように結合され、該スライド接点は、並列に給電されるスライド接点の対を形成するように前記の各制御グループ内で結合される、コミュテータと、
    モータ速度より十分高いクロック周波数でパルス幅変調される少なくとも1つの制御信号を発生する変調段と、
    前記少なくとも1つの制御信号によって制御され、少なくとも2つの負荷区分を有する制御回路であって、該負荷区分の各々は、パルス幅変調された前記制御信号によって制御される電子スイッチを備えて、前記制御グループの1つの前記スライド接点の対に並列に給電し、前記制御回路は第1及び第2の運転範囲で運転する、制御回路と、を含み、
    前記第2の運転範囲において、前記負荷区分の各々は、それぞれ該負荷区分の他の1つのスイッチオン後スイッチオフ前にスイッチオンされる、DCモータ用制御装置。
  17. DCモータのモータ巻線に給電するコミュテータであって、該コミュテータは少なくとも4つのスライド接点を有し、該スライド接点は少なくとも2つの制御グループを形成するように結合され、該スライド接点は、並列に給電されるスライド接点の対を形成するように前記の各制御グループ内で結合される、コミュテータと、
    モータ速度より十分高いクロック周波数でパルス幅変調される少なくとも1つの制御信号を発生する変調段と、
    前記少なくとも1つの制御信号によって制御され、少なくとも2つの負荷区分を有する制御回路であって、該負荷区分の各々は、パルス幅変調された前記制御信号によって制御される電子スイッチとフリーホイール素子とを備え、前記負荷区分の各々内に前記電子スイッチが、それぞれの前記制御グループスライド接点の対の第1の接続部と第1の電圧接続部との間に配置され、前記のそれぞれの制御グループの前記スライド接点の対の2の接続部は第2の電圧接続部とつながっている、制御回路と、
    前記第1の電圧接続部に接続されたコンデンサと前記スライド接点の対の前記第2の接続部に接続されたインダクタとを直列接続として有するフリーホイール区分であって、前記フリーホイール素子は前記フリーホイール区分の前記コンデンサとインダクタとの間の中央タップと前記スライド接点の対の前記第1の接続部との間に配置され、前記フリーホイール区分は、前記のぞれぞれの制御グループの前記スライド接点の対に属する前記モータ巻線のフリーホイール電流が前記電子スイッチが開かれるときに前記フリーホイール素子を介して流れることを可能にする、フリーホイール区分と、
    を含むDCモータ用制御装置。
  18. 前記少なくとも2つの負荷区分は前記1つのフリーホイール区分に並列に接続される請求項17に記載の制御装置。
  19. 前記少なくとも2つの負荷区分は前記フリーホイール区分に同じように並列に接続される請求項18に記載の制御装置。
  20. 前記少なくとも2つの負荷区分は同じ回路構成を有する請求項17に記載の制御装置。
  21. 前記フリーホイール区分の前記コンデンサの第1の接続部は50ナノヘンリより小さいインダクタンスを有する線によって前記電子スイッチの第1の接続部に接続される請求項17に記載の制御装置。
  22. 前記フリーホイール区分の前記コンデンサの第2の接続部は50ナノヘンリより小さいインダクタンスの線で前記のそれぞれのフリーホイール素子に接続される請求項17に記載の制御装置。
  23. 前記フリーホイール区分における前記インダクタの値とコンデンサの値との積が前記パルス幅変調された制御信号のサイクルタイムの平方より大きい請求項17に記載の制御装置。
  24. 前記フリーホイール区分の前記コンデンサの値は、前記のそれぞれのスライド接点の対の間に配置された誘導性負荷を流れる電流の最大値と前記サイクルタイムの10倍との積を、電源電圧接続部とグラウンド接続部との間の電圧で割り算した値より大きい請求項17に記載の制御装置。
  25. モータ巻線に給電するためのコミュテータであって、少なくとも4つのスライド接点を有するコミュテータと、
    前記巻線の各々が、1対の連続して配置されたスライド接点間で整流されるように配列されるように前記コミュテータに接続された少なくとも4つの巻線と、
    モータ速度より十分に高いクロック周波数でパルス幅変調された制御信号を発生する変調段と、
    少なくとも1つの制御信号によって制御され、少なくとも2つの負荷区分を有する制御回路であって、該負荷区分の各々は前記パルス幅変調された制御信号の1つによって制御される電子スイッチを備え、かつ前記負荷区分の各々は、スライド接点の2つの連続した対によって形成されるそれぞれの制御グループに電力を供給するための前記コミュテータに属し、前記スライド接点の2つの連続する対の各々の構成要素である1つのスライド接点に属し、前記負荷区分の各々は前記のそれぞれの制御グループの1つに接続された前記巻線に給電する、制御回路と、を含むDCモータ用制御装置。
  26. モータ巻線に給電するためのコミュテータであって、少なくとも4つのスライド接点を有するコミュテータと、
    前記巻線の各々が、前記スライド接点の1つとそれと連続的に配置されたスライド接点との間で整流されるように配列されるように前記コミュテータに接続された少なくとも4つの巻線と、
    モータ速度より十分に高いクロック周波数でパルス幅変調された制御信号を発生する変調段と、
    少なくとも1つの制御信号によって制御され、少なくとも2つの負荷区分を有する制御回路であって、該負荷区分の各々は前記パルス幅変調された制御信号の1つによって制御される電子スイッチを備え、前記負荷区分の各々は、前記スライド接点の1つが前記負荷区分の1つに接続され、前記スライド接点のそれぞれ1つおきのスライド接点がそれぞれ他の負荷区分に接続されて、前記コミュテータの前記スライド接点を介して前記負荷区分に接続された前記巻線に給電するように、前記コミュテータに接続される、制御回路と、を含むDCモータ用制御装置。
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