JP4105622B2 - 研摩装置及び被研材の厚さ判定方法 - Google Patents

研摩装置及び被研材の厚さ判定方法 Download PDF

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Description

本発明は研摩装置及び被研材の厚さ判定方法に係り、特に、レンズなどの光学部品を研摩するための装置及び方法として好適な被研材の厚さ判定技術に関する。
一般に、レンズなどの光学部品を研摩する場合には、上研摩皿と下研摩皿のいずれかに被研材を固定し、上研摩皿と下研摩皿とを相対的に回転及び揺動させることによって研摩するようにしている。このような研摩方法としては、一方(上下いずれか)の研摩軸を既定の揺動中心の周りに回動させながら他方の研摩軸を回転させるようにした球芯揺動型研摩装置と、一方の研摩軸と研摩皿とを角度自在に連結し、この研磨軸を揺動させながら他方の研摩軸を回転させるようにしたオスカー型研摩装置とが知られている。
上記のような各種の研摩装置では、被研材の厚さを管理するために、研摩による被研材の厚さ変化に伴って移動する所定の装置構造部分の位置を検出するようにしている。通常、当該装置構造部分が所定位置に到達したときに研摩動作を終了させることによって被研材の厚さを目標値に近づける努力がなされる(例えば、以下の特許文献1参照)。この場合、所定の装置構造部分の位置を連続的に測定し、一揺動当たりの研摩量を測定して、研摩時間や揺動回数を設定する場合(特許文献1の図1及び図3参照)と、被研材の厚さの目標値に到達したか否かのみを検出する場合(特許文献1の図12及び図13参照)とがある。
特開2001−252868号公報
しかしながら、前述のような従来の研摩方法においては、被研材の厚さを高い精度で管理できるように工夫がなされているが、未だ被研材の厚さ精度が充分であるとは言えない。特に、球芯揺動型研摩装置やオスカー型研磨装置では、その揺動動作の影響により被研材の厚さの検出精度を高めることが難しいため、装置毎に実測データなどに応じて研摩時間などを微調整する必要があり、職人技的な調整能力が要求されるという問題点がある。
そこで、本発明は上記問題点を解決するものであり、その課題は、高度な熟練作業を要することなく、被研材の厚さを高精度に管理することのできる厚さ判定技術を提供することにある。
本願発明者は、上述の実情に鑑みて鋭意検討及び実験を繰り返した結果、研摩装置には研磨加工時において研摩作用に伴う微振動が発生しており、この微振動が厚さ検出値の検出精度の向上を妨げていることを見出した。この微振動は、被研材を挟んで対向し、相対的に回転若しくは揺動する第1研摩部材と第2研摩部材の相対移動に伴って発生し、これが被研材の厚さ測定を行う装置構造部分に伝達されることにより、装置構造部分の移動を検出することによって得られる被研材の厚さ検出値を振動させる。この振動は、オスカー型研摩装置などの駆動構造に起因する上下動ではなく、砥粒と被研材との間の研摩作用に起因する上記微振動に基づくものである。この厚さ検出値の振動は、揺動幅、揺動周期、回転速度などといった、第1研摩部材と第2研摩部材の相対移動態様だけでなく、被研材の研摩面の曲率や装置構造の共振特性などにも影響されるため、装置毎に異なるだけでなく、研摩条件や被研材の形状などによっても異なるものとなる。このように厚さ検出値の振動態様は状況に応じて様々であり、また、研摩条件、被研材の形状、装置構造などの複雑な要因が重なり合って生ずるものであるため、従来の手法では、被研材の厚さ検出値の検出精度を厚さ検出値の上記振動の振幅よりも小さくすることがきわめて困難であった。
そこで、本願発明者は、上記微振動による厚さ検出値の振動に伴う検出誤差を低減するために、被研材の厚さが研摩作用によって逓減していく過程で、設定値以下の厚さ検出値が得られる継続時間を測定し、この継続時間が既定の設定時間を越えたときに、上記設定値に対応する被研材の厚さが得られたものと判定するようにした。特に、上記設定時間を、上記微振動に伴う厚さ検出値の振動周期以下とすることにより、時間経過に起因する被研材の厚さのばらつきを抑制することができるため、きわめて高精度の厚さ管理が可能になった。具体的には、従来のように厚さ検出値が設定値に到達した時点で研摩動作を終了させる方法と較べると、被研材の厚さのばらつきを約1/3或いはそれ以下に低減することができた。
すなわち、本発明の研摩装置は、第1研摩部材と、前記第1研摩部材に対して被研材を介して対向する第2研摩部材と、前記第1研摩部材と前記第2研摩部材とを相対的に回転若しくは揺動させる駆動手段とを有する、前記被研材を研摩するための研摩装置であって、前記被研材の厚さの変化に伴って変化する装置構造部分の位置を測定し、前記被研材の厚さの目標値に対応する設定値以下の厚さに対応する厚さ検出値が得られているか否かを検出可能な検出手段と、研摩作用に伴う微振動に基づいて前記設定値以下の厚さに対応する前記厚さ検出値が継続的に得られている継続時間を求める計時手段とを有し、前記継続時間若しくはその積算値が既定の設定時間を越えた場合に研摩動作を停止するように構成されていることを特徴とする。
ここで、上記検出手段としては、上記の厚さ検出値そのものを測定するものに限られず、結果的に厚さ検出値が設定値以下の厚さに対応しているか否かを検出できるものであればよい。したがって、厚さ検出値が、設定値を越えている状態と、設定値以下になっている状態のいずれにあるかを知ることができればよい。例えば、厚さ検出値が設定値以下になったときに接点が切り替わるように構成された検出スイッチなどが挙げられる。
特に、前記設定時間は、前記微振動による前記厚さ検出値の振動周期以下の時間であることが好ましい。設定時間が微振動による振動周期を越える時間に設定された場合でも、被研材の厚さのばらつきを厚さ検出値の振動の振幅以下に抑えることは可能であるが、本発明は厚さのばらつきを低減するために、厚さ検出値の振動による影響を低減することを目的とするものであるから、設定時間が振動周期を越えても何ら付加的な効果が得られるわけではない。また、設定値以下になった時点からの時間が長くなることにより、研摩速度のばらつきに起因して研摩加工後の被研材の厚さのばらつきは却って拡大する可能性が高い。さらに、被研材の厚さと設定値とのずれが大きくなるため、被研材と設定値との対応関係に注意を払うことが必要となるため、管理が煩雑になることもある。
本発明において、前記駆動手段は、前記第1研摩部材を揺動させる揺動駆動手段と、前記第2研摩部材をその軸線周りに回転させる回転駆動手段とを有することが好ましい。一方の研摩部材が揺動動作を行う研摩装置では、厚さ検出値の振動周期はその揺動動作に同期しているとは限らないが、揺動動作によって厚さ検出値がより大きく振動するため、厚さ検出値の検出精度の向上がきわめて難しい。しかし、本発明では、厚さ検出値が設定値以下になっている継続時間が所定の設定時間を越えるか否かを見るため、検出誤差を厚さ検出値の振幅よりも小さく抑制することができることから、被研材の厚さを高精度に管理できる。
本発明において、前記第1研摩部材に固定された第1研摩軸を有し、前記揺動駆動手段は、前記第1研摩軸を所定の揺動中心の周りに回動させるように構成されていることが好ましい。このように構成されている場合(球芯揺動型研磨装置である場合)には、第1研摩軸と揺動中心との間の相対的位置関係を測定することで、そのまま直接に、上記厚さ検出値を得たり、或いは、厚さ検出値が設定値以下になったか否かを検出したりすることができる。
本発明において、前記第1研摩部材に角度自在に連結された第1研摩軸を有し、該第1研摩軸の揺動動作によって前記第1研摩部材を前記被研材若しくは前記第2研摩部材に沿った曲面上で摺動させるように構成され、前記検出手段は、前記第1研摩部材の前記曲面上の摺動に伴う研摩方向への往復動作の死点位置を測定することにより前記設定値以下の厚さに対応する前記厚さ検出値が得られているか否かを検出するように構成されていることが好ましい。第1研摩部材に角度自在に連結された第1研摩軸を有し、その揺動動作によって第1研摩部材を被研材若しくは第2研摩部材に沿った曲面上で摺動させるように構成されている場合(オスカー型研摩装置である場合)には、第1研摩部材の摺動に伴って第1研摩軸が研摩方向に往復動作するため、第1研摩軸の位置を測定するだけでは厚さ検出値を得ることができない。したがって、この場合には当該往復動作の死点位置を測定することによって厚さ検出値が設定値以下になったか否かを検出する。この場合でも、継続時間が設定時間を越えたか否かによって研摩動作を制御することにより、厚さ検出値の振動の振幅以下の精度で被研材の厚さを管理することができる。
次に、本発明の被研材の厚さ判定方法は、第1研摩部材と、前記第1研摩部材に対して被研材を介して対向する第2研摩部材と、前記第1研摩部材と前記第2研摩部材とを相対的に回転若しくは揺動させる駆動手段とを有する、前記被研材を研摩するための研摩装置における前記被研材の厚さ判定方法であって、前記被研材の厚さの変化に伴って変化する装置構造部分の位置を測定し、前記被研材の厚さの目標値に対応する設定値以下の厚さに対応する厚さ検出値が得られているか否かを検出し、研摩作用に伴う微振動に基づいて前記設定値以下の厚さに対応する前記厚さ検出値が継続的に得られている継続時間を求め、前記継続時間若しくはその積算値が既定の設定時間を越えるか否かを判定することを特徴とする。特に、前記設定時間は前記厚さ検出値の振動周期以下であることが好ましい。
本発明において、前記設定時間は、前記微振動による前記振動周期の半分以下に設定されることが好ましい。ただし、設定時間が振動周期の5%未満である場合には外乱などに起因する衝撃や電気ノイズなどを拾う可能性が大きくなる。研摩速度が振動周期において生ずる研磨量が振動振幅に対して充分に小さい場合には、設定時間は厚さ検出値の振動周期の約半分(50%)であることが被研材の厚さと設定値との差を低減する上で好ましい。実際には設定値に対する振動の位相のばらつきがあり、また、振動の周期内に生ずる研摩量が振動振幅に対して無視し得ない場合が多いので、設定時間は振動周期の半分若しくはそれ以下であることが好ましく、例えば、10〜65%の範囲内であることが望ましく、25〜45%の範囲であることがより望ましい。
以下、本発明の実施の形態を図示例と共に説明する。図1は、本実施形態の研摩装置100の主要部の構造を模式的に示す概略構成図である。図示例の研摩装置100はいわゆる上軸球芯揺動型研摩装置である。ただし、この研摩装置100の上軸部と下軸部の機能、構造を逆に構成して下軸球芯揺動型研摩装置を構成してもよい。この研磨装置100は、上軸部110が揺動中心Foの周りに回動し、下軸部120が軸線周りに回転するように構成されている。
上軸部110には、第1研摩部材(研摩皿)111が第1研摩軸(揺動部材)112に固定され、この第1研摩軸112は支持部材113に対して軸線方向に移動自在に軸支されている。支持部材113は図示しない揺動駆動機構によって揺動中心Foの周りに回動するように構成されている。支持部材113には、押圧スイッチなどで構成される検出器114が支持固定されている。また、支持部材113には度当たり115が設けられている。
第1研摩軸112は支持部材113の上方に伸びて固定部材116に接続されている。この固定部材116にはマイクロメータなどで構成される調整部材117が取り付けられている。そして、この調整部材117の先端117aが上記検出器114の先端114aに当たることにより検出器114の出力が切り替わるようになっている。検出器114の先端114aは図示しない弾性部材によって突出方向に付勢された状態で所定ストロークS1で軸線方向に伸縮可能に構成され、先端114aが調整部材117の先端117aに当接すると、先端114aが押し縮められて上記検出信号が切り替わる。上記のストロークS1としては、後述するように設定値に達して先端117aが先端114aに当接してから研摩が終了するまでの間の研磨量による移動を許容するに足る充分なストロークが確保される。また、固定部材116には規制部材118が取り付けられている。この規制部材118は、上記度当たり115に当接することにより第1研摩軸112の移動範囲を規制するようになっている。規制部材118はボルトなどで構成され、その先端の研摩方向の位置を調整可能となっている。
なお、上記調整部材117は第1研摩軸112に固定され、上記検出器114は支持部材113に固定されているが、その逆に、調整部材117が支持部材113に固定され、検出器114が第1研摩軸112に固定されていてもよい。また、調整部材117に検出機能を設け、検出器114の代わりに単なる当接部を構成してもよい。
一方、上記度当たり115が支持部材113に固定され、上記規制部材118が第1研摩軸112に固定されているが、度当たり115が第1研摩軸112に固定され、規制部材118が支持部材113に固定されていてもよい。なお、この規制部材118及び度当たり115は規制手段を構成する。この規制手段は検出器114の先端部114aを破壊しないようにするために設けられている。
一方、下軸部120には、第2研摩部材(研摩皿)121と、この第2研摩部材121に接続固定された第2研摩軸(回転軸)122とが設けられている。第2研摩軸122は図示しない回転駆動機構によって軸線周りに回転駆動されるようになっている。
第1研摩部材111と第2研摩部材121との間にはレンズその他の光学部品などの被研材101が配置される。被研材101は、図示例ではピッチなどの適宜の固定手段により第1研摩部材111に固定されているが、第2研摩部材121に固定されていてもよい。第1研摩部材111は、上記第1研摩軸112が揺動中心Foの周りに回動すると、第2研摩部材121の表面(被研材101が第1研摩部材111に固定されている場合)若しくは被研材101の表面(被研材101が第2研摩部材121に固定されている場合)上を摺動するように構成されている。いずれにしても、第1研摩軸112は曲面上を摺動するように構成されている。
上記研摩装置100においては、被研材101と第2研摩部材121(被研材101が第1研摩部材111に固定されている場合)若しくは第1研摩部材111(被研材101が第2研摩部材121に固定されている場合)の間に砥粒を含むスラリー液を供給した状態で、第1研摩部材111を揺動中心Foの周りに揺動させながら、第2研摩部材121を第2研摩軸122の軸線周りに回転させることにより、研摩加工を行う。
図2乃至図5は、上記研摩装置100を用いて被研材101を研摩したときの被研材101の厚さ検出値を示すグラフである。なお、各グラフのデータに示される細かな上下動は検出器のノイズやプロット手段の振動に伴うものであり、以下の議論においては無視する。この厚さ検出値は、上記研摩装置100では検出することができないので、上記研摩装置100の第1研摩軸112若しくはこれに固定された部材と、下軸部120或いは支持部材113若しくはこれらに固定された部材との間の研磨方向(図示上下方向)の相対的移動量を検出センサなどで検出する検出系を別途取り付けて測定したものである。ここで、図2は第1研摩軸112から第1研摩部材に及ぼす加圧力を0.3MPaにしたときのもの、図3は同じく0.4MPa、図4は同じく0.5MPa、図5は同じく0.6MPaである。また、各図のデータにおいて、第1研摩軸112の揺動周期は2.4秒、第2研摩軸122の回転速度は2000rpmで共通としてある。ただし、一般的には、揺動周期は1〜6秒、回転速度は1000〜3000rpmの範囲で適宜に設定される。
図2乃至図5に示すように、被研材101の厚さ検出値は、時間の経過とともに概略としてはほぼ直線的に低下していくが、実際には僅かな振動が重畳している。図6は各図の厚さ検出値のデータを拡大して示すものである。図6に示すように、この厚さ検出値dの振動の振幅(全振幅)Aは図示例の場合、10〜15μm、振動の周期Tは0.9〜1.2秒である。この振動の振幅Aや周期Tは、研摩装置の構造、寸法、構成素材などに影響を受けるとともに、研摩条件や被研材の形状にも影響を受けるため、簡単に求めることはできない。
上記の厚さ検出値dの振動は、研摩加工後の被研材の厚さに対する許容誤差が振動の振幅Aよりも充分に大きい場合にはあまり問題とはならないが、精度要求が高くなり、許容誤差が上記振幅Aに近くなると問題を生じ、研摩加工後の被研材の厚さのばらつきを招くとともに、許容誤差が上記振幅Aより小さい場合には、移動平均、最小二乗法などの各種の演算処理その他のノイズ除去処理を行わなければ、対応できない。このようなノイズ除去処理は、高価な検出器や演算処理手段などを必要とし、研磨装置の高価格化を招く。
本実施形態では、被研材101の厚さの目標値に対応する設定値doを、上記調整部材117を調整することによって適宜に設定できるように構成されている。例えば、研摩開始前に、被研材101を装着した状態で、調整部材117の先端117aを検出器114の先端114aに当接させ、検出器114の検出信号が切り替わる(例えば反転する)のを確認し、その切り替わり位置を基準として、必要な研摩量だけ調整部材117の先端117aを検出器114から離間させるように設定する。これによって、上記の必要な研摩量だけ被研材101の厚さが減少し、被研材101の厚さが設定値doになった時点で調整部材117の先端117aが検出器114の先端114aに当接して検出器114の検出信号が切り替わるように設定できる。
上記のように設定値doの設定がなされた状態で、研摩を開始すると、図1乃至図5に示すように被研材101の厚さは徐々に減少していくが、やがて、図6に示すように、被研材101の厚さ検出値dが設定値doに達すると、調整部材117の先端117aは検出器114の先端114aに当接し、検出器114の検出信号は切り替わる。しかし、この検出信号の切り替わり状態は厚さ検出値dの振動によって当初は短時間のうちに終了し、検出信号は切り替わり前の状態に復帰してしまう。本実施形態では、当該検出信号が切り替わり状態にあるときの継続時間Δtを測定するようにしている。この継続時間Δtの測定は、検出器114の検出信号の切り替わり時にスタートし、検出信号の復帰時に停止するとともにリセットされるカウンタ回路を用いることなどによって簡単に行うことができる。
本実施形態では、設定時間toを予め設定しておき、上記継続時間Δtと比較する。継続時間Δtが設定時間to以下ではそのまま研摩が続けられ、継続時間Δtが設定時間toを越えると、研摩装置100が停止される。実際には、研摩装置100の動作部分を瞬時に停止させることは難しいので、揺動駆動機構や回転駆動機構の駆動力を遮断したり、駆動力を遮断した上でブレーキをかけたり、或いは、駆動停止に先立って加圧力を解除若しくは低減するなどの種々の方法で研摩動作が終了される。上記の継続時間Δtと設定時間toの判定は、公知の比較回路などで簡単に行うことができる。
ここで、上記の設定時間toは、図6に示す厚さ検出値dの振動の周期T以下であることが好ましい。上記の継続時間Δtが振動の周期Tを超える場合には、設定値doと被研材101の厚さの差が厚さ検出値の振動の振幅Aの半分以上であることを意味するので、それ以上待機することに意味はなく、また、時間の経過とともに被研材101の厚さが設定値doよりも小さくなっていくだけであるので、設定値doに対する被研材101の厚さの差が大きくなり、この差のばらつきも大きくなる可能性がある。
一例としては、図6に示すように、例えば、厚さ検出値dが設定値doに最初に達したときの継続時間Δtは0.35Tであり、次に設定値doに達したときの継続時間Δtが0.65Tであり、さらにその次に達した後には設定値doを越えることはなくなる。この場合、設定時間toを0.5Tに設定してあるとすれば、2回目に設定値doに達したときに研摩が終了すると、研摩終了時の被研材101の厚さは図示P点の値となる。
一般に、振動周期Tに研磨される研摩量が充分に小さい場合には、継続時間Δtが0.5Tになったときの被研材101の厚さは設定値doとほぼ一致する。ただし、継続時間Δtは設定値doに対する上記振動の位相によって0.5Tに一致するとは限らないので、継続時間ΔTがなるべく0.5Tに近くなる時点で判定が行われるように設定時間toを適宜に設定することが好ましい。また、実際には振動周期Tに研摩される研摩量は無視し得ないので、時間の経過とともに被研材の厚さは設定値doより漸次小さくなっていく。したがって、これらを考慮すると、設定時間toを0.5T近傍及びこれよりやや短い時間にすることが好ましい。ただし、周期Tの5%以下では外乱やノイズなどによる影響を受けやすくなる。したがって、例えば、0.10〜0.65Tであることが好ましく、特に0.25〜0.5Tであることが望ましい。
図7は、本実施形態を用いたときの被研材101の研摩加工後の厚さの測定結果を示すものである。実施例1は設定時間to=0.4Tとしたとき、実施例2は設定時間to=0.5Tとしたときのデータであり、それぞれ連続50回研摩したときの50個の被研材の厚さを示してある。縦軸の一目盛りは10μmである。一方、図8は、従来のように設定値doに最初に到達したときに研摩を終了する方法で研摩を行ったものであり、比較例1乃至4として異なる条件でそれぞれ50回ずつ連続して研摩を行った結果を示すものである。縦軸の一目盛りは10μmである。
上記のように、従来方法では、研摩加工後の被研材の厚さのばらつきは30〜50μmの幅であったのに対して、本実施形態を用いたときの被研材の厚さのばらつきは20μm以下であり、設定時間を最適化することにより、10μm以下にすることができる。一般的には、上記設定時間toは0.5Tよりも小さいことが研摩加工後の被研材の厚さのばらつき幅を低減する上で好ましい。
また、上記実施形態とは異なり、継続時間Δtの積算値が設定時間toを越えるか否かを判定するようにしてもよい。すなわち、上記図6に示した例では、最初の継続時間Δt=0.35Tであるので設定時間to=0.5Tを越えないが、次に設定値do以下になった時点から0.15T経過すると継続時間Δtの積算値が設定時間toを越えることになる。したがって、2回目の継続時間Δt=0.65Tの最初の0.15T経過後に研摩が終了する。このようにすると、設定値doに最初に達したときの振動の位相に大きく影響されることなく、常に設定値doに近い被研材101の厚さを得ることができる。
図9は、別の研摩装置200の主要部の構造を模式的に示す概略構成図である。この研摩装置200は、上軸部210が揺動し、下軸部220が回転するように構成されているが、いわゆるオスカー型の研磨装置であり、上軸部210の第1研摩部材(研摩皿)211と第1研摩軸(揺動部材)212とが角度自在に連結されており、第1研摩軸212が揺動することによって第1研摩部材211が被研材201若しくは第2研摩部材221の表面(曲面)上を摺動するように構成されている。一方、第2研摩部材221は第2研摩軸222が図示しない回転駆動機構によって軸線周りに回転駆動されることにより回転するようになっている。
第1研摩軸212は揺動アーム213に接続され、この揺動アーム213は揺動運動(図示左右方向の往復運動)を行う駆動部材214に回動可能に連結されている。また、揺動アーム213はエアシリンダなどで構成される加圧機構215によって研摩方向(図示下方)への加圧力を受けるように構成されている。揺動アーム213には延長アーム216が接続固定され、この延長アーム216には調整部材217が取り付けられている。この調整部材217は、その先端の位置を移動方向に変えることができるとともに検出信号を出力し、その先端が後述する当接部219に当接したときに検出信号が切り替わるように構成されている。
また、駆動部材214には支持アーム218が接続固定され、この支持アーム218には当接部219が取り付けられている。なお、図示例では調整部材217が揺動アーム213に固定され、当接部219が駆動部材214に固定されているが、当接部219を揺動アーム213に固定し、調整部材217を駆動部材214に固定してもよい。さらに、本実施形態に研摩装置100と同様の調整部材及び検出器を設けてもよい。逆に、この研摩装置200の上記調整部材及び当接部を研摩装置100に用いてもよい。
当接部219は、支持アーム218に対して、調整部材217が当接する方向にスライド可能に取り付けられているとともに、調整部材217側に常時付勢されていて、調整部材217が当接部219に当接していない状態では、調整部材217側の規制位置に突き当たった状態に保持されている。なお、このようなスライド構造は、当接部219ではなく、調整部材217に設けてもよい。このスライド構造のストローク量S2は、後述する第1研磨軸212の上下動(往復動)の振幅よりも大きく確保される。
研摩装置200では、研摩装置100の場合と同様に、研摩開始前に調整部材217によって適宜に設定値の設定が行われる。また、第2研摩軸222を回転させながら、駆動部材214を往復動作させることにより第1研摩軸212を揺動させることにより、第1研摩部材211が回転する被研材201若しくは第2研摩部材221の表面上を摺動することによって被研材201の研摩が行われる。
この研摩装置200では、被研材201の被研摩面が曲面であるとき、第1研摩軸212が揺動すると第1研摩軸212が揺動アーム213とともに上下に往復動作するため、調整部材217の位置もまた、図10に示すように上下に往復動作する。したがって、この研摩装置200においては、被研材201の厚さ検出値dは調整部材217の先端位置に対応していない。被研材201の厚さ検出値dは、図10に示す調整部材217の先端位置などの装置構造部分の移動曲線からその揺動動作に伴う往復動成分を差し引いたものである。すなわち、厚さ検出値dは、上記移動曲線の死点位置(上死点又は下死点)の包絡線d1又はd2に対応したものとなる。このため、研摩装置200では、上記移動曲線の死点位置を検出することによって、上記厚さ検出値dが設定値do以下となったか否かを判定するようにしている。
図10には、上記の移動曲線の一部(3箇所)を拡大した拡大図を併記してある。これらの拡大図でわかるように、上記の移動曲線には上述の微振動に起因する振動が重畳している。このため、移動曲線から揺動動作に伴う往復動成分を引いた厚さ検出値dもまた、図2乃至図5と同様に振動が重畳したものとなっている。
研摩装置200において継続時間Δtは、死点位置d1、d2において測定される。図示例では装置構造部分の移動曲線の下死点の位置d2に対して継続時間Δtが測定される。この場合には、設定値doの設定作業は、図9に破線で示すように第1研摩部材211を下死点に配置した状態で行われる。そして、図10の拡大図に示すように、移動曲線の下死点が設定値do以下になるときの継続時間Δtが設定時間toを越えるか否かを判定する点は研摩装置100と同様である。この場合、振動の位相だけでなく、移動曲線の下死点の位相によっても設定値doとの関係が異なることになるが、検出状況は研摩装置100の場合と実質的に変わりがない。
図10に示す例では、移動曲線を基準にしたときに、設定値doがより低いときには、例えば最初の継続時間Δtが0.25T、次が0.35Tとなり、設定値doがそれよりやや大きいときには、例えば最初の継続時間Δtが0.44T、次が0.63Tとなる。このように、研摩装置200の場合、継続時間Δtの変動幅は研摩装置100に較べて小さく、また、当該下死点を過ぎると、その後の継続時間Δtは次の下死点まで現れないこととなるので、設定時間Δtは研摩装置100の場合よりも小さくすることが好ましい。
この研摩装置200において注意すべき点は、上記継続時間Δtの測定や継続時間Δtと設定時間toとの比較判定は、移動曲線の往復動(上下動)に対して行われるのではなく、あくまでも移動曲線に重畳した振動に対して行われるという点である。すなわち、被研材の厚さ検出値dは移動曲線から揺動動作に伴う往復動成分を除去したものであり、この厚さ検出値dに対して、継続時間Δtの測定や継続時間Δtと設定時間toとの比較判定を行わなければならないからである。
なお、上記とは異なり、装置構造部分の上死点の位置d1に対して継続時間Δtを測定してもよい。この場合には、設定値doの設定作業は、図9に実線で示すように第1研摩部材211を上死点に配置した状態で行う。また、この場合には、被研材201の厚さが設定値do以下となったことを検出するには、上記とは逆に上死点において調整部材217の先端が検出器219の先端から離反しなくなったことを検出しなければならない。このため、研摩装置100と同様に継続時間Δtを検出するが、上記移動曲線と同期して生ずる長い継続時間Δt、すなわち隣接する上死点間にて存在する継続時間Δt、を無視して、上死点近傍の短い継続時間Δtのみを用いて判定する方法、或いは、研摩装置100とは逆に、調整部材217の先端が当接部219の先端に当接していない反継続時間を測定し、所定の基準時間から反継続時間を差し引いた時間を継続時間Δtとする方法などを用いる。例えば、後者の場合には、設定時間toが振動周期T未満であれば、上記基準時間を振動周期Tとする。このようにすると、当初は継続時間Δtが負であるが、反継続時間が振動周期T以下になると継続時間Δtが正になり、これが設定時間toを越えたときに判定や研摩終了動作が行われる。
尚、本発明の研摩装置及び被研材の厚さ判定方法は、上述の図示例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。例えば、上記各実施形態では、第1研摩軸の位置を検出することによって被研材の厚さが設定値以下になったことを検出しているが、位置検出の対象となる装置構造部分は上記第1研摩軸に限らず、被研材の厚さが変化に基づいて変化する部位であれば如何なる場所であっても構わない。具体的には、下軸球芯揺動型研摩装置であれば、揺動動作する下軸部の球芯位置を固定し、上軸部の位置を検出するようにしてもよい。
研摩装置100の主要部の構造を示す概略構成図。 研摩装置100を用いた研摩による被研材の厚さ検出値を示すグラフ。 研摩装置100を用いた研摩による被研材の厚さ検出値を示すグラフ。 研摩装置100を用いた研摩による被研材の厚さ検出値を示すグラフ。 研摩装置100を用いた研摩による被研材の厚さ検出値を示すグラフ。 厚さ検出値のグラフの拡大図とともに判定方法を示す説明図。 実施例1及び2によって研摩された被研材の厚さのばらつきを示すグラフ。 比較例1−4によって研摩された被研材の厚さのばらつきを示すグラフ。 研摩装置200の主要部の構造を示す概略構成図。 装置構造部分の移動曲線を示すグラフ及び移動曲線の一部を拡大して示す拡大図。
符号の説明
100,200…研磨装置、110,210…上軸部、111,211…第1研摩部材、112,212…第1研摩軸、120,220…下軸部、121,221…第2研摩部材、122,222…第2研摩軸

Claims (7)

  1. 第1研摩部材と、前記第1研摩部材に対して被研材を介して対向する第2研摩部材と、前記第1研摩部材と前記第2研摩部材とを相対的に回転若しくは揺動させる駆動手段とを有する、前記被研材を研摩するための研摩装置であって、
    前記被研材の厚さの変化に伴って変化する装置構造部分の位置を測定し、前記被研材の厚さの目標値に対応する設定値以下の厚さに対応する厚さ検出値が得られているか否かを検出可能な検出手段と、研摩作用に伴う微振動に基づいて前記設定値以下の厚さに対応する前記厚さ検出値が継続的に得られている継続時間を求める計時手段とを有し、前記継続時間若しくはその積算値が既定の設定時間を越えた場合に研摩動作を停止するように構成されていることを特徴とする研摩装置。
  2. 前記設定時間は、前記微振動による前記厚さ検出値の振動周期以下の時間であることを特徴とする請求項1に記載の研摩装置。
  3. 前記駆動手段は、前記第1研摩部材を揺動させる揺動駆動手段と、前記第2研摩部材をその軸線周りに回転させる回転駆動手段とを有することを特徴とする請求項1又は2に記載の研摩装置。
  4. 前記第1研摩部材に固定された第1研摩軸を有し、前記揺動駆動手段は、前記第1研摩軸を所定の揺動中心の周りに回動させるように構成されていることを特徴とする請求項3に記載の研摩装置。
  5. 前記第1研摩部材に角度自在に連結された第1研摩軸を有し、該第1研摩軸の揺動動作によって前記第1研摩部材を前記被研材若しくは前記第2研摩部材に沿った曲面上で摺動させるように構成され、
    前記検出手段は、前記第1研摩部材の前記曲面上の摺動に伴う研摩方向への往復動作の死点位置を測定することにより前記設定値以下の厚さに対応する前記厚さ検出値が得られているか否かを検出するように構成されていることを特徴とする請求項3に記載の研摩装置。
  6. 第1研摩部材と、前記第1研摩部材に対して被研材を介して対向する第2研摩部材と、前記第1研摩部材と前記第2研摩部材とを相対的に回転若しくは揺動させる駆動手段とを有する、前記被研材を研摩するための研摩装置における前記被研材の厚さ判定方法であって、
    前記被研材の厚さの変化に伴って変化する装置構造部分の位置を測定し、前記被研材の厚さの目標値に対応する設定値以下の厚さに対応する厚さ検出値が得られているか否かを検出し、研摩作用に伴う微振動に基づいて前記設定値以下の厚さに対応する前記厚さ検出値が継続的に得られている継続時間を求め、前記継続時間若しくはその積算値が既定の設定時間を越えるか否かを判定することを特徴とする被研材の厚さ判定方法。
  7. 前記設定時間は、前記微振動による前記厚さ検出値の振動周期以下であることを特徴とする請求項6に記載の被研材の厚さ判定方法。
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