JP4104851B2 - 原子力発電所建設工法 - Google Patents

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    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、沸騰水型原子力発電所の建設工法に係り、原子炉格納容器と一体となった原子炉建屋を建設する原子力発電所の建設工法に関する。
【0002】
【従来の技術】
まず、図3〜図5によって、原子炉格納容器と一体となった原子炉建屋の構成を説明する。図3は建屋の全体構成を示す断面図である。この図3に示すように、原子炉建屋1の中央部に円筒形の原子炉格納容器2が一体に設けられ、この原子炉格納容器2の中央部に原子炉圧力容器3が収容されている。原子炉格納容器2の下部には、サプレッションチェンバー4が設けられている。原子炉建屋1の上部には天井クレーン5が設置されている。
【0003】
図4は、原子炉圧力容器3廻りの設備概要を示している。この図4に示すように、原子炉圧力容器3の炉心部に燃料6が装荷され、炉心部の下方には燃料6の核分裂反応を制御あるいは停止させる機能を有する制御棒設備としての制御棒7および制御棒駆動機構8、ならびに核分裂反応を制御する原子炉インターナルポンプ9が設置されている。原子炉圧力容器3内の上部には、湿分分離器10および蒸気乾燥器11が設けられている。また、原子炉圧力容器3には外部から原子炉格納容器2を貫通して主蒸気配管12、給水配管13等が設けられ、さらに、非常時の原子炉の冷却設備として、残留熱除去系などの炉心注水設備配管(ECCS系配管)14が設けられている。また、この図4に示すように、サプレッションチェンバー4にはベント管15が設けられている。
【0004】
図5は、制御棒設備の構成を概略的に示している。この図5に示すように、制御棒7を昇降動作する駆動機構8が制御棒ハウジング16内に収納されており、この制御棒ハウジング16は原子炉圧力容器3の底部に溶接支持されている。制御棒ハウジング16上には制御棒案内管17が搭載され、制御棒ウジング16に固定されている。制御棒7は制御棒案内管17の中に収納され、カップリング18によって制御棒駆動機構8と接続されている。制御棒7の上部には燃料支持金具19が配置され、この燃料支持金具19は制御棒案内管17の上端部に支持されている。
【0005】
このような構成を有する原子炉建屋1を建設する建設工法としては一般に、原子炉建屋1の躯体建設および原子炉圧力容器3の据付けを行い、原子炉建屋1に天井クレーン5を設置してその稼動を可能とした後に、原子炉圧力容器3への関連機器の取付け、試験等を経て燃料6の装荷準備に至る工程を行っている。
【0006】
図1の下段(B)には、従来の建設工法の手順を具体的に示している。すなわち、従来では、この図1の下段(B)に示すように、原子炉建屋1の躯体が完成した後、受電により炉心注水設備(ECCS系)電気試験、原子炉系電気試験が行われ、その終段から天井クレーン5が稼動状態とされ、この後に、下記のイ)〜ル)の手順で工事、試験等が実施されている。
【0007】
イ)蒸気乾燥器11および湿分分離器10を原子炉圧力容器3内にて位置合せ(D/S合せ)する。なお、D/S合せ作業の後、蒸気乾燥器11および湿分分離器10は原子炉圧力容器3の外方に搬出する。
ロ)ECCS系配管14による原子炉圧力容器3内への炉心注水試験および原子炉インターナルポンプ9などの原子炉系試験を行う。
ハ)原子炉内の水抜き、清掃後に制御棒駆動設備(制御棒7、制御棒駆動機構8、制御棒ハウジング16、制御棒案内管17、カップリング18、燃料支持金具19等)の据付けを行う。なお、制御棒7、制御棒案内管17、燃料支持金具19は、制御棒ハウジング16が原子炉圧力容器3の底部に溶接された後、原子炉建屋1の天井クレーン5によって取付ける。
ニ)原子炉圧力容器3の上蓋を取付け、原子炉圧力容器3の耐圧試験を実施する。
ホ)原子炉インターナルポンプ9による流体振動試験を実施し、原子炉圧力容器3の上蓋を開放する。
ヘ)原子炉モニタ、制御棒試験用ブレードガイドを据付ける。
ト)制御棒駆動系試験を実施する。
チ)原子炉圧力容器3、原子炉格納容器2に、それぞれ上蓋を取付け、原子炉格納容器2の耐圧試験を行う。この場合、サプレッションチェンバー4のベント管15を閉止板の取付けにより閉止する。
リ)原子炉格納容器2の耐圧試験のためにベント管15に取付けた閉止板を取外す作業を行う。
ヌ)総合機能試験を行う。
ル)燃料装荷準備を行う。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来の原子力発電所の建設工法については、以下に示すような課題がある。
【0009】
第1の課題は、ECCS系配管14による原子炉圧力容器3内への炉心注水試験および原子炉インターナルポンプ9などの原子炉系試験(工程ロ)、およびその後の制御棒7および制御棒駆動機構8の取付け(工程ハ)が、クリティカルパス工程となり、原子力発電所の建設期間を長期化する点である。
【0010】
すなわち、ECCS系配管14による原子炉圧力容器3内への炉心注水試験および原子炉インターナルポンプ9などの原子炉系試験(工程ロ)においては、原子炉圧力容器3に接続されるECCS系配管14から原子炉圧力容器3内への注水を実施するため、配管内に錆などの微少な異物が存在した場合には、制御棒案内管17および制御棒駆動機構8内に異物が混入するおそれがある。そこで、この工程では、異物混入を避けるために、制御棒7および制御棒駆動機構8の取付け(工程ハ)前に実施されている。
【0011】
このECCS系配管14による原子炉圧力容器3内への炉心注水試験および原子炉インターナルポンプ9などの原子炉系試験を実施するためには、ECCS系設備、原子炉系設備の工事および電気関係の試験を完了しておく必要がある。しかしながら、このECCS系設備および原子炉系設備は、原子力発電所設備の中でも、ケーブルなどの電気物量が特に多い設備であり、その電気試験工程は原子力発電所建設工事のクリティカルパス工程となっている。
【0012】
すなわち、試験用の受電を実施した後、ECCS系設備、原子炉系設備の電気試験からECCS系配管14による炉心注水試験、その後の制御棒7および制御棒駆動機構8の取付がクリティカルパス工程を構成しており、原子力発電所の建設工程を短縮できない大きな要因となっている。
【0013】
第2の課題は、ベント管15への閉止板の取付けおよび取外し伴う工程ト〜ヌにより、建設期間が長期化する点にある。
【0014】
すなわち、原子炉格納容器2の耐圧試験(工程チ)は、原子炉格納容器3内の工事が完了してから実施されるため、従来、燃料6の装荷前の遅い時期に実施される。この時期に原子炉格納容器2の耐圧を実施すると、以下の課題が発生する。原子炉格納容器耐圧試験時(工程チ)および、その後の総合機能試験時(工程ヌ)には、サプレッションチェンバー4内に試験のための水張りを実施しておく必要がある。この場合、原子炉格納容器耐圧試験の際にはサプレッションチェンバー4内に設置されたベント管15に閉止板を取付けておく必要がある一方、原子炉格納容器耐圧試験完了後には、この閉止板を取外す必要がある。この閉止板の取外し作業のため、サプレッションチェンバー4内の水を一度排水し、閉止板取外しの後、総合機能試験実施のために再度水張りを実施する。この作業期間が、原子力発電所建設工程のクリティカルパス工程となってしまい、建設工期が延びる要因となっている。
【0015】
本発明は、上述した事情を考慮してなされたもので、多くの作業工程をクリティカルパスから除外することができ、それにより建設工期の短縮が図れる原子力発電所の建設工法を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
前記の目的を達成するため、請求項1に係る発明では、原子炉建屋の躯体建設および原子炉圧力容器の据付けを行い、前記原子炉圧力容器への関連機器の取付け、試験等を経て燃料装荷準備に至る原子力発電所の建設工法において、前記原子炉圧力容器に制御棒を取り付けた状態で、非常用炉心注水系による前記原子炉圧力容器内への注水試験および原子炉系試験を実施し、前記非常用炉心注水系による原子炉圧力容器内への注水試験の際、制御棒案内管内にパージ水を導入することを特徴とする原子力発電所の建設工法を提供する。
【0019】
請求項2に係る発明では、前記原子炉格納容器の耐圧試験を前記原子炉圧力容器内への注水試験前に実施することを特徴とする請求項1記載の原子力発電所の建設工法を提供する。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について、図1および図2を参照して説明する。図1は本発明に係る原子力発電所の建設手順を従来例と比較して示したものであり、図1上段(A)に本発明の実施形態、下段(B)に従来例を示している。図2は本実施形態で適用される制御棒設備を示す構成図である。なお、設備構成の概略については、図3および図4を参照する。
【0021】
本実施形態では、概略的に、原子炉建屋1の躯体建設および原子炉圧力容器3の据付けを行い、原子炉建屋1に天井クレーン5を設置してその稼動を可能とした後、まず原子炉圧力容器3に制御棒設備を取付ける。そして、この状態で、ESSC系配管14による原子炉圧力容器3内への注水試験および原子炉系試験を実施する。この場合、ESSC系配管14による原子炉圧力容器3内への注水試験の際、試験水内異物の制御棒案内管17内への流入防止用処置を施す。また、原子炉格納容器2の耐圧試験を原子炉流体振動試験前に実施する。
【0022】
以下、詳述する。本実施形態の具体的な手順は、図1の上段(A)に示すように、下記のa〜jの手順となる。
【0023】
a)蒸気乾燥器11および湿分分離器10を原子炉圧力容器3内にて位置合せ(D/S合せ)する。なお、D/S合せ作業の後、蒸気乾燥器11および湿分分離器10は原子炉圧力容器3の外方に搬出する。この作業内容は、従来の工程イと同様である。
b)原子炉内の水抜き、清掃後に制御棒駆動設備(制御棒7、制御棒駆動機構8、制御棒ハウジング16、制御棒案内管17、カップリング18、燃料支持金具19等)の据付けを行う。なお、制御棒7、制御棒案内管17、燃料支持金具19は、制御棒ハウジング16が原子炉圧力容器3の底部に溶接された後、原子炉建屋1の天井クレーン5によって取付ける。この作業内容は、従来の工程ハと同様である。
c)原子炉圧力容器3の上蓋を取付け、原子炉圧力容器3の耐圧試験を実施する。この作業内容は、従来の工程ニと同様である。
d)原子炉圧力容器3、原子炉格納容器2に、それぞれ上蓋を取付け、原子炉格納容器2の耐圧試験を行う。この場合、サプレッションチェンバー4のベント管15を閉止板の取付けにより閉止する。この作業内容は、従来の工程チと同様である。
e)ECCS系配管14による原子炉圧力容器3内への炉心注水試験および原子炉インターナルポンプ9などの原子炉系試験を行う。この作業内容は、従来の工程ロと同様である。
f)原子炉インターナルポンプ9による流体振動試験を実施し、原子炉圧力容器3の上蓋を開放する。この作業内容は、従来の工程ホと同様である。この工程の後段から並行して、ベント管15に取付けた閉止板を取外す作業を開始する。g)上記閉止板を取外す作業と並行して、原子炉モニタ、制御棒試験用ブレードガイドを据付ける。この作業内容は、従来の工程ヘと同様である。
h)制御棒駆動系試験を実施する。この作業内容は、従来の工程viiと同様である。
i)総合機能試験を行う。この作業内容は、従来の工程ヌと同様である。
j)燃料装荷準備を行う。この作業内容は、従来の工程ルと同様である。
【0024】
以上の手順に示したように、本実施形態では、受電以降のESSC系電気試験、原子炉系電気試験を開始してから比較的早い段階で工程a,b,c,dを開始し、これらの工程における作業をESSC系電気試験、原子炉系電気試験とともに終了する。そして、この状態で、ECCS系配管14による原子炉圧力容器3内への炉心注水試験および原子炉インターナルポンプ9などの原子炉系試験(工程e)が行われる。
【0025】
すなわち、制御棒7および制御棒駆動機構8の取付け(工程b(対応する従来工程ハ))を、ECCS系炉心注水試験(工程e(対応する従来工程ロ))前に実施する。これにより、制御棒7および制御棒駆動機構8の取付けを建設手順のクリティカルパスから除外するのみならず、制御棒7および制御棒駆動機構8の取付後にしかできない原子炉圧力容器3の耐圧試験(工程e(対応する従来工程ロ))、および原子炉格納容器2の耐圧試験(工程d(対応する従来工程ト))もECCS系炉心注水試験前に合せて実施する。つまり、従来ではクリティカルパス工程である工程ロの後で行われていた工程ハ,ニ,ヘを、本実施形態ではロの前に行うことにより、これらの工程ハ,ニ,ヘを建設手順のクリティカルパスから除外する。これにより、大幅な建設工程の短縮が可能となる。
【0026】
なお、このような本実施形態においては、制御棒7および制御棒駆動機構8の取付けを、ECCS系の炉心注水試験前に実施することから、ECCS系の炉心注水試験で原子炉内に入ってくる錆などの異物に対して、これらの異物が制御棒案内管17内に入らないようにする対策を取る必要がある。
【0027】
そこで、図2に示すように、本実施形態では制御棒ハウジング16にハウジング内に水を充填するためのパージ水配管20を接続し、パージ水21を水タンク22からポンプ23によりパージ水配管20を介して制御棒ハウジング16の下部側から制御棒案内管17に導入するようにしている。これにより、パージ水21が制御棒案内管17の上部から原子炉圧力容器3内に排出される。したがって、ECCS系の炉心注水試験時に、この制御棒駆動系のパージ水21の供給運転を実施することにより、炉心注水試験によって、原子炉圧力容器3内に入ってくる錆などの異物が制御棒案内管17に流入することを防止することができる。
【0028】
また、原子炉格納容器耐圧試験(工程d)のために取付けられた、サプレッションチェンバー4のベント管17の閉止板の水抜きを伴う取外し作業およびその後の再水張りについては、原子炉格納容器耐圧試験を工程dの段階で実施することにより、サプレッションチェンバー4内の水抜きが可能となる流体振動試験(工程f)の後もしくは原子炉モニタなどを据付けている段階(工程g)で並行して実施することができる。したがって、試験のためにサプレッションチェンバー4内に水が張られているh〜jの工程についても、クリティカルパスから除外することができる。
【0029】
以上の実施形態によれば、制御棒7および制御棒駆動機構8の取付けをECCS系配管14による炉心注水試験および原子炉インターナルポンプ9などの原子炉系試験の前に実施することにより、図1の上段(A)に示したように、受電以降のECCS系および原子炉系の電気試験の早い段階から並行して工程a〜d、を行うので、ECCS系の炉心注水試験のクリティカルパス工程を短縮することが可能となり、原子力発電所の建設工程の短縮を図ることができる。
【0030】
また、ECCS系の炉心注水試験時に、制御棒駆動系のパージ水の供給運転を実施することにより、炉心注水試験によって、原子炉圧力容器3内に入ってくる錆などの異物が制御棒案内管17に流入することを防止でき、制御棒駆動機構8に対する品質保持を可能とすることができる。
【0031】
さらに、原子炉格納容器耐圧試験を原子炉の流体振動試験前に実施し、原子炉格納容器耐圧試験のために取付けられたサプレッションチェンバー4のベント管閉止板の取外し作業を流体振動試験後に並行的に実施することにより、クリティカルパスから除外することができ、これによっても原子力発電所の建設工程の短縮を図ることができる。
【0032】
したがって、本実施形態によれば、制御棒7および制御棒駆動機構8を取付けた状態で、ECCS系の炉心注水試験を実施すること、また、原子炉格納容器3の耐圧試験を原子炉圧力容器1の流体振動試験前に実施することにより、クリティカルパス工程を短縮することが可能となり、原子力発電所の建設工期を短縮することができる。
【0033】
【発明の効果】
以上で詳述したように、本発明によれば、従来の建築方法におけるクリティカルパス工程を除外し、原子力発電所の建設工期を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による建設方法の手順(A)を従来例(B)と比較して示す説明図。
【図2】前記実施形態において適用される制御棒設備の構成を示す説明図。
【図3】原子炉建屋の全体構成を示す縦断面図。
【図4】図3に示した原子炉建屋の原子炉圧力容器廻り設備を示す拡大図。
【図5】図4に示した制御棒駆動設備を詳細に示す拡大図。
【符号の説明】
1 原子炉建屋
2 原子炉格納容器
3 原子炉圧力容器
4 サプレッションチェンバー
5 天井クレーン
6 燃料
7 制御棒
8 制御棒駆動機構
9 原子炉インターナルポンプ
10 湿分分離器
11 蒸気乾燥器
12 主蒸気配管
13 給水配管
14 炉心注水設備配管(ECCS系)
15 ベント管
16 制御棒ハウジング
17 制御棒案内管
18 カップリング
19 燃料支持金具
20 パージ水配管
21 パージ水
22 水タンク
23 ポンプ

Claims (2)

  1. 原子炉建屋の躯体建設および原子炉圧力容器の据付けを行い、前記原子炉圧力容器への関連機器の取付け、試験等を経て燃料装荷準備に至る原子力発電所の建設工法において、
    前記原子炉圧力容器に制御棒を取り付けた状態で、非常用炉心注水系による前記原子炉圧力容器内への注水試験および原子炉系試験を実施し、
    前記非常用炉心注水系による原子炉圧力容器内への注水試験の際、制御棒案内管内にパージ水を導入することを特徴とする原子力発電所の建設工法。
  2. 前記原子炉格納容器の耐圧試験を前記原子炉圧力容器内への注水試験前に実施することを特徴とする請求項1記載の原子力発電所の建設工法。
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