JP4103875B2 - 超音波トランスデューサ、超音波スピーカ、音響システム、及び超音波トランスデューサの制御方法 - Google Patents
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Description
図10(c)は、対向電極部32aに交流信号の−電圧が印加され、対向電極部32bに交流信号の+電圧が印加された場合の、振動膜31の振幅状態を示す図であり、振動膜31の中央部は、対向電極部32aとの間の静電力(吸引力)と対向電極部32bとの間の静電力(反発力)により、対向電極部32aの方向に引き寄せられる。このようにして、振動膜31は交流信号に応じて振動して音波を発生し、振動膜31から発生した音波は、対向電極部32aと対向電極部32bの両面方向に放射される。
また、第2の目的として、四角形状の固定電極を使用したプッシュプル方式の静電型超音波トランスデューサについて、超音波トランスデューサの背面から放射される音波を、超音波トランスデューサの前面に放射することを可能にし、また、2つの超音波トランスデューサと音波反射板とを一体化したコンパクトな構成を可能にし、また、広範囲でフラットな音圧分布を実現する、超音波トランスデューサ、超音波スピーカ、及び音響システムを提供することにある。
このような構成であれば、超音波トランスデューサの背面から放射される音波を、音波反射板により超音波トランスデューサの中央部に集め、超音波トランスデューサの中央部に設けた貫通穴から前面に向かって放射する。
これにより、静電型超音波トランスデューサの背面から放射される音波を音波反射板により前方へ放射する事を可能にすると共に、従来の音波反射板を使用した場合と比較して、超音波が発生される領域の面積効率を高めることができる(超音波スピーカの設置面積に対する音圧比を高めることができる)。
このような構成であれば、固定電極を円形状とした場合に、固定電極の中央部に外径の1/2以上の貫通穴を設け、超音波トランスデューサの背面から放射される音波を、音波反射板により反射させ、この貫通穴を通して前面に放射する。
これにより、超音波トランスデューサの背面から放射される音波の全部(または大半)を超音波トランスデューサの前面に放射することができる。このため、超音波トランスデューサの出力音圧を高めることができる。
このような構成であれば、移動機構制御手段により、超音波トランスデューサと音波反射板の位置を調整し、超音波トランスデューサから前面に向けて直接放射される超音波(超音波搬送波信号)と、超音波トランスデューサの背面から放射され音波反射板で反射されて前面に放射される超音波(超音波搬送波信号)の位相差をなくすようにする。
これにより、超音波トランスデューサから前方に放射される超音波と、音波反射板の作用によって前方に放射される超音波との逆位相の波の重なりによる打ち消し合の発生を抑止し、超音波トランスデューサの出力音圧が低下することを抑止できる。
このような構成であれば、移動機構制御手段により、超音波トランスデューサから前面に向けて直接放射される超音波と、超音波トランスデューサの背面から放射され音波反射板で反射されて前面に放射される超音波の位相差が「n・λ+λ/2(nは整数)」となるように調整する。
これにより、超音波トランスデューサから前方に放射される超音波と、音波反射板の作用によって前方に放射される超音波との逆位相の波の重なりによる打ち消し合の発生を抑止し、超音波トランスデューサの出力音圧が低下することを抑止できる。
このような構成であれば、超音波トランスデューサの背面から放射される超音波を、第1の反射面により垂直に反射させ音波放射面と平行な方向に向かわせる。そして、さらの第2の反射面により垂直に反射させ、超音波トランスデューサの音波放射面の方向に向かわせる。
これにより、2つの反射面を用いた簡単な構成により、超音波トランスデューサの背面から放射される超音波を超音波トランスデューサの前面の方向に向かわせることができる。
このような構成により、音波反射板は、底面が開放された中空円錐体の頂を中心軸に沿って中央底面近傍まで押し下げた中折れ形状とする。
これにより、音波反射板を簡単な形状とし、かつ容易に製作できる。
このような構成により、貫通穴を有する円形状の固定電極を使用した超音波トランスデューサと音波反射板により超音波スピーカを構成する。
これにより、超音波スピーカにおいて、プッシュプル方式の静電型超音波トランスデューサの背面から放射される音波を反射板により前方へ放射する事を可能にする。また、従来の音波反射板を使用した場合と比較して、超音波が発生される領域の面積効率を高めた(超音波スピーカの設置面積に対する出力音圧比を高めた)超音波スピーカを構成できる。
このような構成により、貫通穴を有する円形の固定電極を使用した超音波トランスデューサと音波反射板により構成された超音波スピーカを、音響システムに使用する。
これにより、従来のものと比較して設置面積に対する出力音圧比を高めた超音波スピーカを音響システムに組み込むことができ、プロジェクタなどの映像機器や小型電子機器などに組み込む音源装置として有効となる。
このような構成であれば、四角形状の固定電極を有する2つの超音波トランスデューサを、それらの間に音波通過用の空き空間を設けて配置し、また、2つの超音波トランスデューサおよびそれらの空き空間の背面に音波反射板を配置する。そして、各超音波トランスデューサの背面から放射される音波を、音波反射板により反射させ、2つの超音波トランスデューサの間の空き空間を通して、超音波トランスデューサの前面方向に向けて放射する。
これにより、四角形状の固定電極を使用した超音波トランスデューサについても、超音波トランスデューサの背面から放射される音波を、超音波トランスデューサの前面に放射し、超音波トランスデューサの背面から放射される音波を効果的に利用することが可能になる。また、2つの超音波トランスデューサと音波反射板を一体化できコンパクトな構成とすることができる。また、例えば、この超音波トランスデューサをテレビシステムなどに搭載した場合には、前面の比較的広い領域から音波を放射する事が可能となり、広範囲でフラットな音圧分布を実現する超音波スピーカが提供できる。
このような構成であれば、音波反射板を90度の角度で三角波状に折り曲げて4つの斜平面を設け、第1と第2の斜面により、一方の超音波トランスデューサの背面から放射される音波を反射させ、超音波トランスデューサの前面方向に向けて放射する。また、第3と第4の斜面により、他方の超音波トランスデューサの背面から放射される音波を反射させ、超音波トランスデューサの前面方向に向けて放射する。
これにより、音波反射板が簡単な構成となり、容易に製作することができる。
このような構成であれば、移動機構制御手段により、超音波トランスデューサと音波反射板の位置を調整し、超音波トランスデューサから前面に向けて直接放射される超音波(超音波搬送波信号)と、超音波トランスデューサの背面から放射され音波反射板で反射されて前面に放射される超音波(超音波搬送波信号)の位相差をなくすようにする。
これにより、超音波トランスデューサから前方に放射される超音波と、音波反射板の作用によって前方に放射される超音波との逆位相の波の重なりによる打ち消し合の発生を抑止し、超音波トランスデューサの出力音圧が低下することを抑止できる。
このような構成により、四角形状の固定電極を有する2つの超音波トランスデューサ(音波通過用の空間を空けて配置)と音波反射板とで超音波スピーカを構成する。
これにより、2つの超音波トランスデューサと音波反射板を一体化したコンパクトな構成の超音波スピーカを構成できる。また、例えば、この超音波スピーカをテレビシステムなどに搭載すると、前面の比較的広い領域から音波を放射する事が可能となり、広範囲でフラットな音圧分布を実現する超音波スピーカが提供できる。
このような構成により、四角形状の固定電極を有する2つの超音波トランスデューサ(音波通過用の空間を空けて配置)と音波反射板とで構成された超音波スピーカを、音響システムに組み込む。
これにより、2つの超音波トランスデューサと音波反射板を一体したコンパクトな構成の超音波スピーカを音響システムとして組み込むことができる。また、例えば、テレビシステムなどにおいて、前面の比較的広い領域から音波を放射する事が可能となり、広範囲でフラットな音圧分布を実現する超音波スピーカを搭載した音響システムを提供できる。
このような手順であれば、超音波トランスデューサの背面から放射される音波を、音波反射板により超音波トランスデューサの中央部に集め、超音波トランスデューサの中央部に設けた貫通穴から前面に向かって放射する。また、移動機構制御手順により、超音波トランスデューサと音波反射板の位置を調整し、超音波トランスデューサから前面に向けて直接放射される超音波(超音波搬送波信号)と、超音波トランスデューサの背面から放射され音波反射板で反射されて前面に放射される超音波(超音波搬送波信号)の位相差をなくすようにする。
これにより、静電型超音波トランスデューサの背面から放射される音波を反射板により前方へ放射する事を可能にすると共に、従来の音波反射板を使用した場合と比較して、超音波が発生される領域の面積効率を高めることができる(超音波スピーカの設置面積に対する音圧比を高めることができる)。また、超音波トランスデューサから前方に放射される音波と、音波反射板の作用によって前方に放射される音波との逆位相の波の重なりによる打ち消し合の発生を抑止し、超音波トランスデューサの出力音圧が低下することを抑止できる。
このような手順であれば、移動機構制御手順により、超音波トランスデューサから前面に向けて直接放射される超音波(超音波搬送波信号)と、超音波トランスデューサの背面から放射され音波反射板で反射されて前面に放射される超音波(超音波搬送波信号)の位相差が「n・λ+λ/2(nは整数)」となるように調整する。
これにより、超音波トランスデューサから前方に放射される音波と、音波反射板の作用によって前方に放射される音波との逆位相の波の重なりによる打ち消し合の発生を抑止し、超音波トランスデューサの出力音圧が低下することを抑止できる。
本発明を実施するための最良の形態として、第1の実施の形態と、第2の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の超音波スピーカの第1の構成例を示す図である。
図1において、変調部13では、可聴周波数帯信号発信源11にて生成された可聴周波数帯の信号を入力信号とし、キャリア波信号源にて生成されたキャリア波信号(超音波搬送波信号)を可聴周波数信号にて変調するなどの信号処理を行う。プリアンプ14では変調信号の前段増幅を行い、パワーアンプ15で変調信号をさらに増幅させる。超音波トランスデューサ30では、パワーアンプ15により増幅された変調信号を音波(超音波)に変換し、空気中に放射する。放射された超音波は空気伝播中にパラメトリック効果が起こり、可聴周波数音波が自己復調され、可聴音として聞く事ができる。
ここで超音波トランスデューサ30は、導電材が絶縁体によってサンドイッチされた構造の振動膜31が、2枚の固定電極32(対向電極部32aと対向電極部32b)により挟持されたプッシュプル構造を成している。
図3において、固定電極32は対向電極部32a、32bおよび貫通孔部34で構成されており、対向電極部32a、32bおよび貫通孔部34は同一あるいはほぼ同一の形状および位置に設けられている。振動膜31はこれらの対向電極部32a、32bに挟まれる構造で保持され、振動膜31の振動によって発生する音波は、貫通孔部34を通して空気中に放射される。
次に、本発明の超音波スピーカの第2の実施の形態について説明する。
図1で示したように、第1の構成例で用いた超音波トランスデューサを構成する固定電極はドーナツ形状、つまり円形であるが、プッシュプル方式の静電型超音波トランスデューサで反射板を用いた構成においては、他の形状の固定電極を使用することもできる。
Claims (15)
- プッシュプル方式の静電型の超音波トランスデューサであって、
円形状の固定電極の中央部に貫通穴を設けると共に、
前記超音波トランスデューサの背面に音波反射板を設け、
前記超音波トランスデューサの背面から放射される超音波を前記音波反射板により反射させ、前記貫通穴を通して超音波トランスデューサの前面に放射するように構成されたこと
を特徴とする超音波トランスデューサ。 - 前記貫通穴の外径は、固定電極の外径の1/2またはそれ以上の長さであること
を特徴とする請求項1に記載の超音波トランスデューサ。 - 前記音波反射板の位置を、前記超音波トランスデューサの音波放射方向に沿って前後に移動させる移動機構と、
前記超音波トランスデューサを駆動する超音波搬送波信号の周波数に応じて、前記超音波トランスデューサ背面からの前記音波反射板の移動量を調整するように前記移動機構を駆動制御する移動機構制御手段と
を備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の超音波トランスデューサ。 - 前記移動機構制御手段は、前記超音波トランスデューサの前面から直接放射される超音波と、前記超音波トランスデュ−サ背面から放射され前記音波反射板で反射される超音波との搬送経路長の差が、前記超音波搬送波信号の波長をλとしたときに、n・λ+λ/2(nは整数)となるように、前記移動機構を介して前記音波反射板の移動量を調整すること
を特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の超音波トランスデューサ。 - 前記音波反射板は、前記超音波トランスデューサの背面に配置され、
超音波トランスデューサの背面から放射される音波を、超音波トランスデューサの音波放射面と平行な方向かつ超音波トランスデューサの中心方向に反射させる第1の反射面と、
前記第1の反射面から放射された音波を、超音波トランスデューサの音波放射面の方向に反射させる第2の反射面と
を備えることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の超音波トランスデューサ。 - 前記音波反射板は、底面部の直径が前記超音波トランスデューサの直径と同等以上であり、その高さが底面の直径の略1/2である中空円錐体の頂を中心軸に沿って中央底面近傍まで押し下げた中折れ形状であり、かつ底面部が開放された形状で構成され、
前記音波反射板の開放された底面部が、前記超音波トランスデューサの背面に対向するように配置され、
前記音波反射板の中折れにされていない部分の内面を第1の反射面とし、中折れされた部分の内面を第2の反射面として構成されたことを
特徴とする請求項5記載に超音波トランスデューサ。 - 請求項1から6のいずれかに記載のプッシュプル方式の静電型超音波トランスデューサを有すること
を特徴とする超音波スピーカ。 - 請求項7に記載の超音波スピーカを備えたこと
を特徴とする音響システム。 - プッシュプル方式の静電型の超音波トランスデューサであって、
四角形状の固定電極を有する超音波トランスデューサの2つが、その音波放射面が同一面上になるように所定の間隔を空けて平行に配置され、
前記2つの超音波トランスデューサの背面に音波反射板が設けられ、
前記各超音波トランスデューサの背面から放射される音波を前記音波反射板により反射させ、前記2つの超音波トランスデューサ間の空き空間を通して前面に放射するように構成されたこと
を特徴とする静電型超音波トランスデューサ。 - 前記音波反射板は、平板を一辺に平行に略90度の角度で三角波状に折り曲げ、同等の形状である第1乃至第4の4つの斜平面を持つように形成され、
前記4つの斜平面の内の第1の斜平面により、一方の超音波トランスデューサの背面から放射される音波を、超音波トランスデューサの音波放射面と平行な方向かつ2つの超音波トランスデューサの空き空間の方向に反射させ、
前記4つの斜平面の内の第2の斜平面により、前記第1の反射面から放射された音波を、超音波トランスデューサの音波放射面の方向に向かって反射させ、
前記4つの斜平面の内の第4の斜平面により、他方の超音波トランスデューサの背面から放射される音波を、超音波トランスデューサの音波放射面と平行な方向かつ2つの超音波トランスデューサの空き空間の方向に反射させ、
前記4つの斜平面の内の第3の斜平面により、前記第4の反射面から放射された音波を、超音波トランスデューサの音波放射面の方向に向かって反射させるように
構成されたことを特徴とする請求項9に記載の超音波トランスデューサ。 - 前記音波反射板の位置を、前記超音波トランスデューサの音波放射方向に沿って前後に移動させる移動機構と、
前記超音波トランスデューサを駆動する超音波搬送波信号の周波数に応じて、前記超音波トランスデューサ背面からの前記音波反射板の移動量を調整するように前記移動機構を駆動制御する移動機構制御手段と
を備えることを特徴とする請求項9または請求項10に記載の超音波トランスデューサ。 - 請求項9から11のいずれかに記載のプッシュプル方式の静電型超音波トランスデューサを有すること
を特徴とする超音波スピーカ。 - 請求項12に記載の超音波スピーカを備えたこと
を特徴とする音響システム。 - プッシュプル方式の静電型の超音波トランスデューサの制御方法であって、
円形状の固定電極の中央部に貫通穴を設ける手順と、
前記超音波トランスデューサの背面に音波反射板を設ける手順と、
前記超音波トランスデューサの背面から放射される超音波を前記音波反射板により反射させ、前記貫通穴を通して超音波トランスデューサの前面に放射させる手順と、
前記音波反射板の位置を、前記超音波トランスデューサの音波放射方向に沿って前後に移動させる移動機構を設ける手順と、
前記超音波トランスデューサを駆動する超音波搬送波信号の周波数に応じて、前記超音波トランスデューサ背面からの前記音波反射板の移動量を調整するように前記移動機構を駆動制御する移動機構制御手順と
を含むことを特徴とする超音波トランスデューサの制御方法。 - 前記移動機構制御手順は、前記超音波トランスデューサの前面から直接放射される超音波と、前記超音波トランスデュ−サ背面から放射され前記音波反射板で反射される超音波との搬送経路長の差が、前記超音波搬送波信号の波長をλとしたときに、n・λ+λ/2(nは整数)となるように、前記移動機構を介して前記音波反射板の移動量を調整すること
を特徴とする請求項14に記載の超音波トランスデューサの制御方法。
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