JP4103836B2 - フレキシブルフラットケーブルの接続状態検出方法及びそれに用いられる治具 - Google Patents

フレキシブルフラットケーブルの接続状態検出方法及びそれに用いられる治具 Download PDF

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Description

本発明は、フレキシブルフラットケーブルの基板に対する接続状態を検出する方法及びそれに用いられる治具に関する。
記録媒体に記録する記録ヘッドは、複数の記録素子と、これら複数の記録素子に対して駆動信号を供給する為の基板とを備えており、複数の記録素子に対して選択的に駆動信号が供給されたときに、その記録素子により記録媒体に対して記録が行われる。ここで、複数の記録素子と基板と間の電気的接続には、柔軟性を有しているために狭いスペースでの配線が可能なフレキシブルフラットケーブル(FFC)が広く用いられている。
ところで、基板にFFCが接続されたときに、基板のコネクタにFFCの端部が途中までしか挿入されていない半挿し状態や、コネクタに対してFFCの端部が平行でない傾いた状態で挿入された斜め挿し状態となっていることがある。このような場合には、基板とFFCとが接続不良の状態で接続されるため、基板からFFCを介して複数の記録素子を確実に駆動することができなくなる虞がある。特に、シリアルプリンタにおいては、用紙への記録中に記録ヘッドが用紙に対して移動するため、FFCと基板とが接続不良の状態であると、記録ヘッドの移動の際に生じる振動等によりFFCと基板との電気的接続が簡単に分断されてしまう。そのため、記録ヘッドが、基板とFFCとの接続状態を検出可能に構成されていることが好ましい。
このようなFFCと基板との接続状態を検出する構成の例として、例えば、特許文献1には、FFCを介して接続された2枚の基板間において、各基板のコネクタの両端部に位置する信号線による通信が正常に行われているか否かに基づいて、基板とFFCとの接続状態を検出する検出手段を備えたイメージスキャナ等の電子機器が開示されている。
特開2002−27182号公報
ところで、近年、記録装置の小型化に対する要求が以前にも増してきており、それに伴って、記録ヘッドがよりコンパクトに構成される傾向がある。このような記録ヘッドにおいては、FFCがさらに入り組んだ狭いスペースに配置されることも多く、このような狭いスペースにおいてFFCを常に正常に接続することが難しくなり、基板に対してFFCが半挿し状態、あるいは、斜め挿し状態で接続されやすくなると考えられる。
しかし、前述した特許文献1に記載の検出手段は、記録ヘッド等の電子機器が所定の信号線による信号のやりとりを行うことが可能な状態でないと、基板とFFCとの間の接続状態を検出することができない。言い換えれば、記録ヘッドの製造工程において、記録ヘッドの組み立てが完了して、その電気的動作を確認する段階でないと基板とFFCとの間の接続状態を確認することができないことになる。そして、記録ヘッドの組み立て完了後に、基板とFFCとの間の接続状態が不良であると検出された場合には、再度組み立て作業をやり直すことになり、その分無駄な工程が生じるため、製造コストの面で不利である。
また、FFCに、ペンやスタンプ等によりインクをFFCに付着させて、FFCの基板との接続状態を識別する為の識別マークをつけることも考えられるが、この場合には、インクを消費するためにペン等の消耗品を頻繁に交換する必要があり、FFCの接続状態検出にかかるコストが高くなってしまう。
本発明の目的は、FFCの基板に対する接続状態を容易且つ確実に検出できる検出方法、及び、基板に対する接続状態が容易且つ確実に検出されるFFCを提供することである。
課題を解決するための手段及び発明の効果
第1の発明のフレキシブルフラットケーブルの接続状態検出方法は、記録ヘッドの複数の記録素子に対して駆動信号を供給する為の基板上に設けられたコネクタに、平行な配線パターンとこの配線パターンを覆う絶縁被膜とを備えた汎用のフレキシブルフラットケーブルを接続したときに、そのコネクタに対するフレキシブルフラットケーブルの接続状態を検出する方法であって、
前記フレキシブルフラットケーブルの一方の面に押し当て部材を押しつけ、このフレキシブルフラットケーブルを部分的に凹または凸としてそのフレキシブルフラットケーブルの幅方向に位置した第1の判別部を形成する工程と、前記フレキシブルフラットケーブルが前記コネクタに接続された状態で、前記第1の判別部の前記基板に対する位置に基づいて、フレキシブルフラットケーブルと前記コネクタの接続状態を検出する工程とを備えたことを特徴とするものである。
このフレキシブルフラットケーブル(FFC)の接続状態検出方法においては、まず、コネクタに接続するFFCを、平行な配線パターンとこの配線パターンを覆う絶縁被膜とを備えた汎用のFFCとし、基板に接続されるFFCの一方の面に押し当て部材を押しつけて部分的に凹または凸とすることにより、FFCに第1の判別部を形成する。ここで、一方の面に形成される凹部を第1の判別部としてもよいし、あるいは、逆の他方の面に形成される凸部を第1の判別部としてもよい。また、第1の判別部は、連続的に形成された1つの凹部あるいは凸部であってもよいし、第1の判別部が、離散的に形成された複数の凹部あるいは凸部により構成されていてもよい。そして、FFCが基板に接続された状態で、FFCに形成された第1の判別部と基板との位置関係により、FFCと基板の接続状態を検出する。
本発明によれば、平行な配線パターンとこの配線パターンを覆う絶縁被膜とを備えた汎用のFFCを用いるものにおいて非常に簡易な方法によりFFCの基板に対する接続状態を確実に検出できる。また、第1の判別部と基板との位置関係を目視で確認することにより、FFCの基板に対する接続状態を検出できるため、記録ヘッドの製造段階において、FFCを基板に接続した直後に接続状態を検出できる。従って、FFCの一方の面に対して押し当て部材を押しつけて部分的に凹または凸とすることにより第1の判別部を形成するので、汎用のFFCを用いることができ、また、FFCと基板との接続が不良である状態が検出されたときでも、記録ヘッドを再度組み立て直すような無駄な工程が生じることがなく、製造コストの面で有利である。さらに、ペン等によりFFCにマーキングする場合に比べてインク等の消耗品を交換する必要が全くなく、接続状態の検出にかかるコストを低減できる。
第2の発明のフレキシブルフラットケーブルの接続状態検出方法は、前記第1の発明において、前記基板の表面に第2の判別部を形成し、前記フレキシブルフラットケーブルが前記コネクタに接続された状態で、第1の判別部の前記第2の判別部に対する位置に基づいて、フレキシブルフラットケーブルと前記コネクタの接続状態を検出することを特徴とするものである。このように、基板側に第2の判別部を形成することにより、接続側の端部におけるFFCの基板に対する位置関係を容易に確認でき、基板に対するFFCの接続状態を確実に検出できる。尚、この第2の判別部は、シルクやレジスト等、公知の方法により基板表面に形成することができる。
第3の発明のフレキシブルフラットケーブルの接続状態検出方法は、前記第1又は第2の発明において、前記第1の判別部は、前記フレキシブルフラットケーブルの一端部が接続される前記コネクタに平行な線状に形成されることを特徴とする。このように、第1の判別部がコネクタと平行な線状であるので、接続端におけるFFCと基板との位置関係を容易に確認でき、FFCと基板との接続状態を確実に検出できる。
の発明の治具は、記録ヘッドの複数の記録素子に対して駆動信号を供給する為の基板上に設けられたコネクタに、平行な配線パターンとこの配線パターンを覆う絶縁被膜とを備えた汎用のフレキシブルフラットケーブルを接続したときに、そのコネクタに対するフレキシブルフラットケーブルの接続状態を検出するための凹状または凸状の、そのフレキシブルフラットケーブルの幅方向に位置した第1の判別部をフレキシブルフラットケーブルの一方の面に形成する治具であって、
前記フレキシブルフラットケーブルが載置される平板状のベース部と、前記フレキシブルフラットケーブルの前記コネクタに接続される一端部を受け止める受け止め部とを有する受け部材と、前記受け部材に、その受け部材上の前記フレキシブルフラットケーブルに対し押しつける方向に回動自在に設けられた押し当て部材とを備え、前記ベース部と前記押し当て部材とのいずれかに前記凹状または凸状の第1の判別部を形成するための突出部を有することを特徴とするものである。
このように、ベース部にFFCを載置し、さらに、FFCの基板と接続される一端部を受け止め部に突き当てて位置決めした状態で押し当て部材をFFCに押しつけることで、FFCに第1の判別部を容易に且つ精度良く形成することができる。また、コネクタに接続するFFCに汎用のFFCを用いても、これにより形成した第1の判別部により基板に対する接続状態を確実に検出できる。
本発明の実施の形態について説明する。本実施形態は、ノズルから用紙に対してインクを吐出して用紙に記録するインクジェットヘッドに本発明を適用した一例である。
まず、インクジェットヘッド2を備えたインクジェットプリンタ1について簡単に説明する。
図1に示すように、カラーインクジェットプリンタ1は、記録用紙Pに対してシアン(C)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)及びブラック(K)の4色のインクを吐出するノズル15を備えたインクジェットヘッド2と、4色のインクを夫々貯留する4種類のインクカートリッジ3が装着されるカートリッジ装着部4と、インクジェットヘッド2をガイド9に沿って一方向(紙面に対して垂直方向)に直線的に往復移動させるキャリッジ5と、記録用紙Pをインクジェットヘッド2の移動方向に対して垂直で且つインクジェットヘッド2のインク吐出面に平行な方向に搬送する搬送機構6と、インクジェットヘッド2内のエアや高粘度化したインクを吸引して吐出特性を回復するパージ機構7等を備えている。
このインクジェットプリンタ1においては、インクジェットヘッド2がキャリッジ5により図1の紙面垂直方向に往復駆動されつつ、記録用紙Pが搬送機構6により図1の左右方向に搬送される。これに連動して、インクカートリッジ3が装着されたカートリッジ装着部4からインク供給チューブ16を介してインクジェットヘッド2のノズル15にインクが供給されるとともに、記録用紙Pに向けてノズル15からインクが吐出されて、記録用紙Pが印刷される。
カートリッジ装着部4は、ベース部4aと、このベース部4aの両端部に立設されたガイド部4bとを備えている。ベース部4aには、インクカートリッジ3内に貯留されたインクをインクジェットヘッド2に供給するインク供給管13と、インクカートリッジ3内に大気を導入する大気導入管14とが、突出状に設けられている。そして、インクカートリッジ3が両側のガイド部4bにガイドされながらカートリッジ装着部4に装着されたときには、同時に、ベース部4aのインク供給管13及び大気導入管14がインクカートリッジ3内に挿入される。インク供給管13の一端部にはインク供給チューブ16が装着され、インク供給管13は、インク供給チューブ16を介してインクジェットヘッド2内のインクタンク20に接続されている。一方、大気導入管14の一端部には、大気導入チューブ17が装着され、大気導入管14は、大気導入チューブ17を介して大気と連通している。
パージ機構7は、ノズル15が形成されたインクジェットヘッド2のインク吐出面に対して接近/離隔する方向に移動可能で、且つ、インクジェットヘッド2にインク吐出面を覆うように装着可能なパージキャップ11と、ノズル15からインクを吸引する吸引ポンプ12を備えている。そして、インクジェットヘッド2の吐出回復処理が必要とされたときに、吸引ポンプ12により、インクジェットヘッド2内に混入したエアや、あるいは、水分が蒸発して高粘度化したインクをノズル15から吸引することが可能になっている。この吐出回復処理は、インクジェットヘッド2が記録用紙Pに対して印刷範囲外にあるときに行われる。
次に、インクジェットヘッド2について説明する。
図2、図3に示すように、インクジェットヘッド2は、インクを貯留するインクタンク20と、このインクタンク20の下方に配置されインク流路が形成された流路ユニット21と、この流路ユニット21の上面に接着されたアクチュエータユニット22とを備えている。
インクタンク20は、上方開放状のホルダ23内に固定的に設けられており、このインクタンク20の内部には、4色のインクを夫々貯留する4つのインク室(図示省略)が形成されている。さらに、インクタンク20は、インク供給チューブ16(図1参照)を介してインク供給管13と接続されており、4つのインクカートリッジ3内のインクがインク供給管13及びインク供給チューブ16を介してインクタンク20内の4つのインク室に夫々供給される。
流路ユニット21は、複数枚の金属プレートが積層された構造を有する。図4、図5に示すように、流路ユニット21の上面には、4色のインクに夫々対応した平面視楕円形の4つのインク供給穴24(24c,24y,24m,24k)が形成されている。一方、流路ユニット21の下面は、4色のインクを夫々吐出する4列のノズル15(15c,15y,15m,15k)が形成されたインク吐出面となっている。そして、特に図示しないが、流路ユニット21の内部には、複数のノズル15に夫々連通した複数の圧力室と、4つのインク供給穴24から夫々延びるマニホールドと、マニホールドから分岐して圧力室を介してノズル15に至る個別インク流路が形成されている。
インクタンク20に形成されたインク室は4つのインク供給穴24と夫々連通しており、インク供給穴24を介してインク室内のインクが流路ユニット21に供給されるようになっている。また、図2に示すように、流路ユニット21は、ホルダ23の下面に形成された開口部23aに、ノズル15が形成されたインク吐出面を露出するようにして装着されており、用紙に記録する際には、インク吐出面のノズル15から下方へインクが吐出される。
図5に示すように、アクチュエータユニット22は、積層された複数枚の圧電シート25と、流路ユニット21内に形成された複数の圧力室に夫々対応して圧電シート25の上面に設けられ、且つ、4列のノズル15に夫々対応した4列の複数の個別電極26(26c,26y,26m、26k)とを有する。アクチュエータユニット22の上面には、フレキシブルプリント配線板(FPC:Flexible Printed Circuit)30が接着され、このFPC30はアクチュエータユニット22から一方向(図2の左方)へ水平に引き出されている。FPC30の上面には、ドライバIC28が実装されており、ドライバIC28と複数の個別電極26とがFPC30により電気的に接続されている。
そして、ドライバIC28からFPC30を介して複数の個別電極26に対して選択的にパルス状の駆動信号が供給されると、その個別電極26に対応する圧電シート25の部分が変形することにより圧力室内の圧力が上昇し、ノズル15から下方へインクが吐出される。尚、ノズル15及び圧力室を含む個別インク流路と、この個別インク流路に対応する個別電極26及び圧電シート25等により構成された個々のアクチュエータが、本願の記録素子に相当する。
後述するように、このFPC30には、フレキシブルフラットケーブル(Flexible Flat Cable:FFC)31が接合されており(図5、図6参照)、このFFC31により、ドライバIC28が実装されたFPC30とホルダ23内に設けられた中継基板32とが電気的に接続されている。中継基板32は、インクジェットプリンタ1全体の制御を司る制御装置(図示省略)と電気的に接続されており、中継基板32は、アクチュエータユニット22の複数の個別電極26に対して駆動信号を供給する為の基板であり、制御装置からの信号をドライバIC28へ中継する。
ホルダ23内において、インクタンク20の隣(図2の左側)には、水平に延びる頂部40a及び底部40bとこれら頂部40aと底部40bと一体形成された側部40cとを有し、鉛直断面が略C字形状に形成された金属製の放熱器40が配設されている。この放熱器40の底部40bの外側にはドライバIC28が配置されており、ドライバIC28は、FPC30を挟んでその反対側に設けられた弾性部材35により放熱器40に押しつけられて底部40bの外面に密着している。そのため、印字中にドライバIC28で発生する熱が確実に放熱器40に伝達され、その熱が放熱器40を介して外部に放散されるように構成されている。また、FPC30に接続されたFFC31は、図2に示すように、放熱器40の側部40c及び頂部40aの外面に沿って中継基板32まで延び、中継基板32の上面に設けられたコネクタ32a(接続部)に接続されている。
尚、このインクジェットヘッド2においては、ドライバIC28や中継基板32に実装された回路部品等の静電破壊を防止するため、ドライバIC28や中継基板32は上方開放状のホルダ23内に収容され、さらに、このホルダ23の上側はホルダ23に着脱自在に取りつけられたヘッドカバー29により覆われている。
次に、複数の個別電極26とドライバIC28、及び、ドライバIC28と中継基板32とを夫々電気的に接続する構成について詳細に説明する。
図2、図5、図6に示すように、複数の個別電極26とドライバIC28とはFPC30を介して接続されている。このFPC30は、ドライバIC28の入力側及び出力側に夫々接続される入力側配線及び出力側配線が、ポリイミドフィルム等の電気絶縁フィルム上に印刷されて構成されている。出力側配線の端部は、アクチュエータユニット22の複数の個別電極26に夫々接続される。
ドライバIC28は、インクジェットプリンタ1の制御装置(図示省略)から中継基板32を介してシリアル入力された記録データをパラレルに変換して駆動信号を生成し、複数の個別電極26に対して駆動信号を供給するものである。そして、FPC30の出力側(個別電極26側)の配線パターンは、少なくともノズル15の数以上の線数が必要となるため、出力側配線パターンの配線密度は高くなっている。これに対して、FPC30の入力側(後述のFFC31と接続される側)の配線パターンは、信号電源線や駆動電源線、グランド線などの電気線に加えて、記録データ信号線、転送クロック信号線及びラッチ信号線をインク色ごとに設けられたシリアル/パラレル変換器分だけ設ければよく、出力側配線パターンに比べて極めて少ない線数で構成することができる。
さらに、このFPC30には、FPC30の入力側配線数と対応する配線数を有する平行な配線パターンが形成された汎用のFFC31が接合されており、このFFC31によりドライバIC28が実装されたFPC30と中継基板32とが電気的に接続されている。図7に示すように、FFC31は、銅箔からなる導体部36と、この導体部36の両面を覆う絶縁被覆37とを有する。FFC31のFPC30側の端部31Aには、図6に示すように、両面の絶縁被覆37が除去されて導体部36が露出した端子部31aが形成され、一方、FFC31の中継基板32側の端部31Bには、図2、図7の下面側の絶縁被覆37が除去されて導体部36が部分的に露出した端子部31bが形成されている。そして、図6に示すように、FFC31の端子部31aがFPC30の入力側の端子部30aに接続され、端子部31bが中継基板32のコネクタ32aに接続される。FPC30の入力側の端子部30aとFFC31の端子部31aは、露出した配線が重ね合わされた状態で加熱されて、一方の表面に形成された導電性ろう材(はんだ)が溶融することにより接合される。尚、この接合部33には、配線が露出している側を覆う電気絶縁テープ(図示省略)が貼り付けられている。
尚、FPC30は、インクジェットヘッド2に専用に製作されるため高価なものとなる。特に、記録される画像の品質向上のために配置されるノズル15の数が増加したり、あるいは、インクジェットヘッド2の小型化のために複数のノズル15が高密度に配置されている場合には、複数のノズル15に夫々対応する複数の個別電極26とドライバIC28とを接続するFPC30の配線パターンのピッチが狭くなり、FPC30の製造コストがさらに高くなる。これに対して、汎用のFFC31はFPC30と比較して極めて安価である。そして、この安価なFFC31を介してFPC30が中継基板32に接続されているため、高価なFPC30の使用量を減らすことができ、その分、インクジェットヘッド2自体の製造コストを低減することが可能となる。
前述したように、FFC31の中継基板32側の端子部31bは、中継基板32のコネクタ32aに接続される。図8(a),(b)に示すように、コネクタ32aは、中継基板32に固定されたベース部材50と、このベース部材50に設けられ且つFFC31の端部31Bを保持する凹部51aを有する金属製の保持部材51と、この保持部材51の凹部51a内に部分的に挿入されるスライダ52とを備えている。
保持部材51は、略水平な上壁部51b及び下壁部51cを有し、これら上壁部51b及び下壁部51cにより、水平方向(図8の左方)へ開放された凹部51aが形成されている。ここで、下壁部51cは上壁部51bよりも剛性が小さく上下に弾性変形しやすくなっている。そして、コネクタ32aにFFC31が接続される際には、この凹部51a内にFFC31の端部31Bが挿入される。下壁部51cの先端部の上面側には上方へ突出した突出部51dが形成され、また、この突出部51dよりも内側の下壁部51cの上面には、FFC31の端子部31bが電気的に接続される接点51eが形成されている。
スライダ52は、基部52aと、この基部52aから突出状に形成されて保持部材51の凹部51a内に挿入される挿入部52bとを有する。挿入部52bの下面側には傾斜部52cが形成されており、挿入部52bは先細り形状に形成されている。基部52aと挿入部52bとの境界部には段部が形成されており、スライダ52がある程度凹部51a内に挿入されたときに、この段部が保持部材51の上壁部51bと係合して、スライダ52がそれ以上凹部51a内に挿入されないように規制される。
図8(a)に示すように、保持部材51の凹部51aにFFC31の端部31Bが挿入された状態で、スライダ52の傾斜部52cをFFC31の上面に当接させ、スライダ52の挿入部52bを保持部材51の上壁部51bに対してスライドさせて凹部51a内に挿入する。ここで、挿入部52bは先細り形状を有するため、スライダ52の挿入部52bが凹部51a内へ挿入されると、挿入部52bによりFFC31の端部31Bと下壁部51cの突出部51dが下方へ押圧され、下壁部51cが下方へ弾性変形する。すると、下壁部51cとスライダ52との間にFFC31の端部31BがFFC31が挟まれて、凹部51aから抜け落ちしない状態に保持されると同時に、FFC31の端子部31bが凹部51a内に設けられた接点51eに接触して電気的に接続される。
尚、図2、図3に示すように、FFC31の端部31B(図6、図8においては省略)には、補強板34が熱溶着又は接着等により設けられている。この補強板34は、FFC31よりも剛性が高く、中継基板32のコネクタ32aに着脱する際に取り扱いやすい剛性を有する電気絶縁性のフィルム材である。
ところで、FFC31を中継基板32のコネクタ32aに接続したときに、コネクタ32aにFFC31の端部31Bが途中までしか挿入されていない半挿し状態や、平面視でコネクタ32aに対してFFC31の端部31Bが平行でない傾いた状態で挿入された斜め挿し状態で、FFC31が中継基板32に接続されてしまう場合がある。このような接続状態では、中継基板32とFFC31とが接続不良の状態で接続されるため、中継基板32から複数の個別電極26に対して駆動信号を確実に供給することができなくなる。特に、本実施形態のインクジェットヘッド2においては、FFC31の端部31Bは、中継基板32のコネクタ32aに抜け落ちしない状態で保持される。従って、FFC31の接続状態が半挿し状態や斜め挿し状態でもFFC31がコネクタ32aから抜けないため、このような半挿し状態や斜め挿し状態を検出することが難しい。
そこで、本実施形態のFFC31においては、図2、図3、図6、図7に示すように、FFC31の一方の面(図2の上面)に、中継基板32に対する位置に基づいてFFC31の中継基板32との接続状態を検出する為の凹状の判別部55(第1の判別部)が形成されている。この判別部55は、FFC31の表面を部分的に凹ませることにより、平面視でコネクタ32aに対して平行な線状に形成されている。一方、図3に示すように、中継基板32の上面には、シルク、パターン、あるいは、レジスト等、公知の方法により、平面視でコネクタ32aに対して平行な線状の判別部56(第2の判別部)が形成されている。
そして、図3に示すように、FFC31がコネクタ32aに正常に挿入されて中継基板32に正しく接続されている状態では、FFC31に形成された凹状の判別部55と、中継基板32状に形成された判別部56とが重なるようになっている。従って、FFC31に形成された判別部55の、中継基板32の判別部56に対する位置に基づいて(言い換えると、判別部55が中継基板32の判別部56と重なっているか否かにより)、FFC31の接続状態を検出することができる。この接続状態の検出については後ほどさらに説明する。
次に、前述の判別部55をFFC31に形成して、FFC31の接続状態を検出する方法について説明する。本実施形態では、図9〜図11に示す治具60を用いてFFC31の一方の面を部分的に凹ませて判別部55を形成する。
図9〜図11に示すように、治具60は、FFC31が載置される平板状のベース部70とFFC31の端部31Bを受け止める受け止め部71とを有する受け部材61と、この受け部材61に鉛直面内において回動自在に設けられた押し当て部材62とを備えている。
受け部材61のベース部70と受け止め部71は金属製の部材により一体成形されている。ベース部70は、平面視で矩形状の平板状の部材であり、このベース部70の端部(図9の左端部)上面には、FFC31の幅よりも少し大きな幅を有し、載置されたFFC31の端部31Bを受け止めてFFC31をその長手方向に位置決めする受け止め部71が立設されている。さらに、ベース部70の一方の側端部には、載置されたFFC31の側部を受け止めてFFC31をその幅方向に位置決めする受け止め部72が設けられている。また、受け止め部71の上半部には、水平且つFFC31の長手方向に延びる押え部73が設けられ、この押え部73により受け止め部71に受け止められたFFC31の端部31Bが浮き上がらないように押えられる。
押し当て部材62は、FFC31の幅方向に細長い矩形板状に形成されており、ベース部70に設けられた受け止め部72及び軸受け部73により鉛直面内で回動自在に枢支されている。この押し当て部材62には、ベース部70側へ突出し且つ受け止め部71と平行な線状に延びる突出部62aが形成されている。一方、図11に示すように、ベース部70には、押し当て部材62の突出部62aに対応する位置に、受け止め部71と平行な線状に延びる凹部70aが形成されている。
そして、この治具60によりFFC31に判別部55を形成する場合には、まず、FFC31をベース部70の上面に載置してから、FFC31の端部31Bを受け止め部71に突き当て、さらに、FFC31の一方の側部を受け止め部72に突き当てて、FFC31の長手方向及び幅方向にFFC31を位置決めする。次に、押し当て部材62をベース部70側に手動で回動させて、押し当て部材62の突出部62aをFFC31の表面に押しつける。すると、押し当て部材62の突出部62aとベース部70の凹部70aによりFFC31が部分的に変形して、FFC31の表面にその幅方向(コネクタ32aに平行)に延びる凹状の判別部55が形成される。
このように、FFC31に判別部55を形成してから、中継基板32の上面にシルク印刷等によりコネクタ32aに平行な前述の判別部56を形成する。そして、インクジェットヘッド2の製造工程において、FFC31の端部31Bをコネクタ32aに接続する。そして、FFC31を中継基板32のコネクタ32aに接続した後に、FFC31に形成された線状の判別部55と、中継基板32に形成された線状の判別部56との位置関係により、FFC31の中継基板32に対する接続状態を容易に検出することができる。具体的には、図3に示すように、FFC31の判別部55と中継基板32の判別部56とが重なっている場合には、FFC31がコネクタ32aに正常に挿入されて中継基板32に正しく接続されていると判別できる。一方、図12(a)に示すように、判別部55,56の位置が互いにずれている場合は半挿し状態であり、また、図12(b)に示すように、判別部55が判別部56に対して平面視で傾いている場合には斜め挿し状態であり、図12(a)または(b)の状態では、接続状態が不良であると判別できる。
以上説明した実施形態においては、FFC31の一方の面を凹ませることにより線状の判別部55を形成して、この判別部55の中継基板32に対する位置に基づいて、FFC31の中継基板32に対する接続状態を容易且つ確実に検出することができる。従って、インクジェットヘッド2の製造段階において、インクジェットヘッド2の組み立てが完了する前に接続状態を検出できるため、FFC31と中継基板32との接続が不良である状態が検出されたときでも、インクジェットヘッド2を再度組み立て直すような無駄な工程が生じず、製造コストの面で有利である。また、FFC31の一方の面を凹ませるだけで判別部56を容易に形成でき、ペン等により識別マークをつける場合のようにインク等の消耗品がなく、接続状態の検出にかかるコストを低減できる。
また、中継基板32にも線状の判別部56を形成することにより、FFC31の判別部55の中継基板32に対する位置関係を容易に認識でき、より確実にFFC31の接続状態を検出することができる。
治具60を用いてFFC31に判別部55を形成する際には、ベース部70にFFC31を載置し、さらに、FFC31の中継基板32と接続される端部31Bを受け止め部71,72に突き当ててその長手方向及び幅方向に位置決めした状態で、押し当て部材をFFC31に押しつけるため、判別部55をFFC31の表面に容易に且つ精度良く形成することができる。
次に、前記実施形態に種々の変更を加えた変更形態について説明する。尚、前記実施形態と同様の構成を有するものについては、同じ符号を付して適宜その説明を省略する。
1]FFC31の判別部は、FFC31の何れか一方の面において凹状に形成されていればよい。即ち、前記実施形態の判別部55は、目視で確認できるFFC31の表面側において凹状に形成されているが、FFC31の裏面側が凹状に形成されることにより、判別部55がFFC31の表面側において凸状に形成されていてもよい。
2]図13に示すように、治具80において、受け部材81のベース部90に線状の凸部90aが形成されており、押し当て部材82にベース部90と反対側に凹んだ凹部82aが形成されていてもよい。この場合には、FFC31がベース部90の上面に載置され、受け部材81の受け止め部91に受け止められた状態で、FFC31に押し当て部材82を押しつけたときに、FFC31の上面に、上方へ突出する凸状の判別部85が形成される。
3]FFC31側に形成される判別部は、前記実施形態のように連続した線状のものである必要は必ずしもなく、離散的に配置された複数の線状又は点状の判別部であってもよい。例えば、図14に示すように、FFC31の幅方向両側部近傍の位置において、2つの凹状又は凸状の判別部95を形成し、これら2つの判別部95と中継基板32に形成された判別部56との位置関係に基づいて接続状態を検出するようにしてもよい。尚、連続した線状の判別部、あるいは、離散的に配置された複数の判別部は、必ずしも平面視でコネクタ32aと平行に配置されている必要はない。正常な接続状態における、FFC31の中継基板32に対する位置関係を検出できるのであれば、判別部はFFC31のどのような位置に形成されていてもよい。
4]FFC31の判別部と同様に、中継基板32に形成される判別部も連続した線状である必要はなく、FFC31近傍の位置に離散的に配置された複数の判別部であってもよい。さらに、例えば、中継基板32の端面や、中継基板32に実装されている回路部品などにより、FFC31の判別部の中継基板32に対する位置関係を検出できる場合には、中継基板32の判別部を省略できる。
5]本発明は、例えば、サーマルプリンタやドットプリンタ等のインクジェットヘッド以外の他の記録ヘッドにも適用可能である。
本発明の実施形態に係るインクジェットプリンタの概略構成図である。 インクジェットヘッドの図1のII-II線断面図である。 インクジェットヘッド(ヘッドカバー未装着状態)の平面図である。 流路ユニットの底面図である。 流路ユニット及びアクチュエータユニットを含むインクジェットヘッドの要部の分解斜視図である。 FPC及びFFCの平面図である。 FFCの部分断面図である。 図3のコネクタのA−A線断面図であり、(a)はFFCの端部が凹部内に挿入された状態、(b)はFFCの端部が抜け落ち不能な状態を示す。 治具の平面図である。 図9の治具の右側面図である。 押し当て部材がFFCの表面に押しつけられた状態における図10のB−B線断面図である。 接続状態が不良である状態におけるコネクタ付近のFFC端部の平面図であり、(a)は半挿し状態、(b)は斜め挿し状態を示す。 変更形態に係る図11相当図である。 別の変更形態に係るコネクタ付近のFFC端部の平面図である。
符号の説明
2 インクジェットヘッド
25 圧電シート
26 個別電極
31 フレキシブルフラットケーブル
31B 端部
32a コネクタ
32 中継基板
33 接合部
55 判別部
56 判別部
60 治具
61 受け部材
62 押し当て部材
62a 突出部
70 ベース部
71 受け止め部
80 治具
81 受け部材
82a 凹部
82 押し当て部材
85 判別部
90 ベース部
90a 凸部
91 受け止め部
95 判別部

Claims (4)

  1. 記録ヘッドの複数の記録素子に対して駆動信号を供給する為の基板上に設けられたコネクタに、平行な配線パターンとこの配線パターンを覆う絶縁被膜とを備えた汎用のフレキシブルフラットケーブルを接続したときに、そのコネクタに対するフレキシブルフラットケーブルの接続状態を検出する方法であって、
    前記フレキシブルフラットケーブルの一方の面に押し当て部材を押しつけ、このフレキシブルフラットケーブルを部分的に凹または凸としてそのフレキシブルフラットケーブルの幅方向に位置した第1の判別部を形成する工程と、
    前記フレキシブルフラットケーブルが前記コネクタに接続された状態で、前記第1の判別部の前記基板に対する位置に基づいて、フレキシブルフラットケーブルと前記コネクタの接続状態を検出する工程と、
    を備えたことを特徴とするフレキシブルフラットケーブルの接続状態検出方法。
  2. 前記基板の表面に第2の判別部を形成し、
    前記フレキシブルフラットケーブルが前記コネクタに接続された状態で、第1の判別部の前記第2の判別部に対する位置に基づいて、フレキシブルフラットケーブルと前記コネクタの接続状態を検出することを特徴とする請求項1に記載のフレキシブルフラットケーブルの接続状態検出方法。
  3. 前記第1の判別部は、前記フレキシブルフラットケーブルの一端部が接続される前記コネクタに平行な線状に形成されることを特徴とする請求項1又は2に記載のフレキシブルフラットケーブルの接続状態検出方法。
  4. 記録ヘッドの複数の記録素子に対して駆動信号を供給する為の基板上に設けられたコネクタに、平行な配線パターンとこの配線パターンを覆う絶縁被膜とを備えた汎用のフレキシブルフラットケーブルを接続したときに、そのコネクタに対するフレキシブルフラットケーブルの接続状態を検出するための凹状または凸状の、そのフレキシブルフラットケーブルの幅方向に位置した第1の判別部をフレキシブルフラットケーブルの一方の面に形成する治具であって、
    前記フレキシブルフラットケーブルが載置される平板状のベース部と、前記フレキシブルフラットケーブルの前記コネクタに接続される一端部を受け止める受け止め部とを有する受け部材と、
    前記受け部材に、その受け部材上の前記フレキシブルフラットケーブルに対し押しつける方向に回動自在に設けられた押し当て部材とを備え、
    前記ベース部と前記押し当て部材とのいずれかに前記凹状または凸状の第1の判別部を形成するための突出部を有することを特徴とする治具。
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