JP4102720B2 - 電子機器のケース - Google Patents

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Description

本発明は、電源装置などの電子機器の外装として用いるケースに関するものである。
各種の電子部品が基板上に載置されてなる電子機器を収容するケースとしては、種々知られている(特許文献1等)。
特開2002−246775号公報
従来のケースの中には、2つの部材を組み付けてなるものもあるが、その殆どは、ねじ部品を用いて組み付けを行っている。そのため、従来のケースでは、組み付け作業に多数の工数を必要とするという問題があった。
本発明は、ねじ部品の使用を減らすことができ、従って、組み付け作業の工数を削減して組み付け作業を簡素化でき、また、ねじ部品の削減による省資源化を図ることができる、電子機器のケースを提供することを目的とする。
請求項1記載の発明は、断面略L字状のシャーシに断面略コ字状のカバーを上から組み付けてなる、電子機器のケースであって、シャーシが、底板と後板とを備え、底板が前縁に起立部を有しており、起立部が長手方向両端部の上縁の内側に第1突片を有しており、後板が第1突片に対向する位置の内側に第2突片を有しており、カバーが、上板と前板と後板とを備え、前板が下縁の長手方向両端部の内側に第3突片を有しており、後板が下縁の長手方向両端部の内側に第4突片を有しており、前板が第3突片より上方であって第4突片に対向する位置の内側に第5突片を有しており、シャーシの起立部の下部に形成した貫通孔に、カバーの第3突片が挿入され、第4突片が、電子部品載置用基板を第2突片との間に挟むことができるように第2突片に対向されるとともに上記基板及び第2突片にねじで結合され、第5突片が、上記基板を第1突片との間に挟むことができるように第1突片に対向されるようになっており、第3突片は、上記貫通孔に挿入された状態で、横方向に抜けないようにシャーシに引っ掛かるように、且つ、第5突片と第1突片との間隔を緩めないよう上記貫通孔の上縁に当接するように、なっていることを特徴としている。
請求項1記載の発明によれば、各種電子部品を載置した基板と共にカバーをシャーシに組み付けた状態において、第3突片が、貫通孔から横方向に抜けないように、且つ、第5突片と第1突片との間隔を緩めないよう上記貫通孔の上縁に当接するように、なっているので、カバーの前板の下縁をシャーシに強固に固定できる。一方、基板の後側の辺部は、ねじによって、第4突片と第2突片とに強固に固定できる。
よって、基板の前側の辺部は、第5突片と第1突片との間に挟むだけで強固に固定できる。従って、基板の前側の辺部をねじで組み付ける作業が不要であり、それ故、その分だけ、組み付け作業を簡素化できる。
また、組み付け作業において、第3突片は、貫通孔に挿入させた後は、横方向に抜けないようシャーシに引っ掛かるようになっているので、カバーのシャーシへの組み付け作業を安定して行うことができる。
図1は、各種の電子部品を基板上に載置してなる電子機器を収容した本発明のケースの斜視図である。図2は図1のケースの分解斜視図であり、図1の背面側から見た図(II矢視図)である。ケース1は、板材が断面L字状に折り曲げられた形態を有するシャーシ2と、板材が断面コ字状に折り曲げられた形態を有するカバー3と、からなっている。なお、説明上の便宜のため前後方向及び上下方向を図1に示すように仮定する。
図1に示すように、ケース1内には、基板41上に各種の電子部品42及び放熱板43が載置されてなる電子機器40が収容されている。放熱板43は、電子部品42を放熱させるためのものであり、図1において、長手方向(L方向)に延びており、基板41上に直立している。
図3はシャーシ2の斜視図であり、図2の背面側から見た図(III矢視図)である。シャーシ2は、底板21と後板22とからなっている。底板21は前縁に起立部211を有しており、起立部211の長手方向両端部の上縁の内側の2箇所には、第1突片212が形成されている。また、起立部211において、第1突片212の直下には貫通孔213が形成されている。一方、後板22においては、第1突片212に対向した位置の内側に、第1突片212に類似した第2突片221が形成されている。第2突片221には、ねじ孔52が形成されている。
カバー3は、上板31と前板32と後板33とからなっている。上板31及び前板32には、多数の長孔形状の貫通孔34が規則的な配置で形成されている。なお、貫通孔34は、図中では一点鎖線により図示を大部分省略している。
図4はカバー3の下方から見た斜視図である。前板32においては、下縁321の長手方向両端部の内側に、第3突片322が形成されている。一方、後板33においては、下縁331の長手方向両端部の内側に、第4突片332が形成されている。第4突片332には、ねじ孔53が形成されている。後板33は、貫通孔34を持たない無垢の板であり、複数箇所にねじ孔54を有しているだけである。また、前板32においては、第3突片322より上方であって第4突片332に対向する位置の内側に、第5突片323が形成されている。なお、第5突片323は、前板32の長手方向(L方向)の両縁324を内向きに折り曲げ、その縁324の下縁を長手方向に向けて折り曲げて形成されている。なお、後板33は、電子機器40の放熱板43の略全面が接触し得る大きさを有している。
そして、本発明では、第3突片322は、図2及び図4に示すように、切り起し片(突起)320を有している。切り起し片320は、第3突片322の先端から基端に向けて上向きに延びている。切り起し片320の長さは、その先端と前板32の内面との間隔が起立部211の板厚と略同等となるよう設定されている。
図5は図1のV矢視図であり、上記構成のケース1における、基板41と各種電子部品42と放熱板43とからなる電子機器40の収容状態を示している。上記構成のケース1への電子機器の収容作業は、次のように行う。
まず、図6に示すように、電子機器40の基板41の上面を、カバー3の第5突片323の裏面Aと第4突片332の裏面Bとに当接させるとともに、放熱板43を後板33に内側から当接させるように、電子機器40をカバー3に装着する。そして、図7に示すように、後板33に放熱板43をねじ61により結合させる。ねじ61は、後板33のねじ孔54及び放熱板43のねじ孔(図示せず)に螺合している。
次に、図8に示すように、カバー3の第3突片322を、シャーシ2の起立部211の外側から貫通孔213に挿し込む。次に、シャーシ2の第2突片221の上面及び第1突片212の上面を基板43の下面に当接させる(基板当接作業)。そして、図5に示すように、ねじ62により、第4突片332と基板41と第2突片221とを結合させる(基板結合作業)。これにより、図5の状態となる。
図5の状態においては、第4突片332と基板41と第2突片221とが、ねじ62により、結合されている。しかも、図5の拡大縦断面部分図である図9に示すように、切り起し片320の先端が起立部211に内側から当接しているので、第3突片322は貫通孔213から横方向に抜けないようになっており、また、第3突片322の基端部が貫通孔213の上縁2131に当接しているので、第5突片323と第1突片212との間隔は緩まないようになっている。従って、第5突片323と第1突片212とは、基板41を挟んだ状態で安定している。
上記構成のケース1によれば、次のような作用効果が発揮される。
(1)基板41においては、後側の辺部はねじ62によってシャーシ2及びカバー3に固定されているが、前側の辺部は第5突片323と第1突片212とによって挟まれるだけでシャーシ2及びカバー3に固定されている。従って、基板41の前側の辺部をねじで組み付ける作業が不要であり、それ故、その分だけ、組み付け作業を簡素化できる。
(2)組み付け作業において、第3突片322を貫通孔213に挿入させた後は、切り起し片320の先端が起立部211に内側から当接するので、第3突片322が貫通孔213から容易に抜けてしまうのを防止できる。従って、上述の基板当接作業及び基板結合作業を安定して行うことができ、また、カバー3の前板32の下縁をシャーシ2に強固に固定でき、シャーシ2に対するカバー3の組み付け状態を安定したものにできる。
(3)電子機器40の放熱板43の略全面がカバー3の後板33に当接しているので、各種電子部品42の熱が、放熱板43を介して効率良くカバー3に伝わって、カバー3から放熱されることとなる。従って、放熱効果を向上できる。
しかも、放熱板43が後板33にねじ61により結合されているので、より確実に熱伝達が行われることとなり、放熱効果をより向上できる。
更に、カバー3が高熱伝導性材料で形成されているので、カバー3への熱伝達をより一層向上でき、放熱効果をより一層向上できる。
(4)放熱板43が結合している後板33が、第4突片332にて、ねじ62により、第2突片221に結合されており、即ち、放熱板43と結合したカバー3がシャーシ2に結合しているので、ケース1全体の強度を向上できる。
(5)上述したように、放熱効果を向上できるので、放熱板43を小型化でき、その分だけ、基板41上への電子部品42の載置の自由度を増大できる。従って、電子部品42の効率の良い載置設計を実現でき、装置の性能向上や装置全体の小型化を図ることができる。
なお、第3突片322の挿入部分を、図10に示す構造としてもよい。図10においては、第3突片322に挿入孔3221が形成され、シャーシ2に突部2132が形成され、挿入孔3221内に突部2132が挿し込まれており、これによって、第3突片322が貫通孔213から横方向に抜けないようになっている。また、第3突片322の基端部は貫通孔213の上縁2131に当接している。この図10に示す構造によっても、上述した図9に示す構造の場合と同様の作用効果が発揮される。
また、カバー3の上板31及び前板32に形成する貫通孔34の、数、形状、配置などは、上記の場合に限るものではなく、任意に変更してもよい。例えば、円形の貫通孔を千鳥状に多数配置してもよい。
本発明の電子機器のケースは、ねじ部品の使用を減らすことができ、従って、組み付け作業の工数を削減して組み付け作業を簡素化でき、また、ねじ部品の削減による省資源化を図ることができるので、産業上の利用価値が大なるものである。
電子機器を収容した本発明のケースの斜視図である。 図1のケースの分解斜視図である。 シャーシの斜視図である。 カバーの下方から見た斜視図である。 図1のV矢視図である。 電子機器をケースへ収容する作業の第1段階を示す、V矢視相当図である。 図6に続く段階を示す、V矢視相当図である。 図7に続く段階を示す、V矢視相当図である。 図5の拡大縦断面部分図である。 第3突片の挿入部分の別の構造を示す縦断面図である。
符号の説明
1 ケース
2 シャーシ
21 底板
211 起立部
212 第1突片
213 貫通孔
2131 上縁
22 後板
221 第2突片
3 カバー
31 上板
32 前板
320 切り起し片(突起)
321 下縁
322 第3突片
323 第5突片
33 後板
331 下縁
332 第4突片
41 基板
62 ねじ

Claims (1)

  1. 断面略L字状のシャーシに断面略コ字状のカバーを上から組み付けてなる、電子機器のケースであって、
    シャーシが、底板と後板とを備え、底板が前縁に起立部を有しており、起立部が長手方向両端部の上縁の内側に第1突片を有しており、後板が第1突片に対向する位置の内側に第2突片を有しており、
    カバーが、上板と前板と後板とを備え、前板が下縁の長手方向両端部の内側に第3突片を有しており、後板が下縁の長手方向両端部の内側に第4突片を有しており、前板が第3突片より上方であって第4突片に対向する位置の内側に第5突片を有しており、
    シャーシの起立部の下部に形成した貫通孔に、カバーの第3突片が挿入され、第4突片が、電子部品載置用基板を第2突片との間に挟むことができるように第2突片に対向されるとともに上記基板及び第2突片にねじで結合され、第5突片が、上記基板を第1突片との間に挟むことができるように第1突片に対向されるようになっており、
    第3突片は、上記貫通孔に挿入された状態で、横方向に抜けないようにシャーシに引っ掛かるように、且つ、第5突片と第1突片との間隔を緩めないよう上記貫通孔の上縁に当接するように、なっていることを特徴とする電子機器のケース。
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