JP4102544B2 - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4102544B2 JP4102544B2 JP2000346462A JP2000346462A JP4102544B2 JP 4102544 B2 JP4102544 B2 JP 4102544B2 JP 2000346462 A JP2000346462 A JP 2000346462A JP 2000346462 A JP2000346462 A JP 2000346462A JP 4102544 B2 JP4102544 B2 JP 4102544B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roller
- developing
- developing roller
- toner
- magnetic brush
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Magnetic Brush Developing In Electrophotography (AREA)
- Developing For Electrophotography (AREA)
- Dry Development In Electrophotography (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
複写機、ファクシミリ、プリンタ等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
電子写真方式の複写機等の画像形成装置において、感光体(像担持体)表面の静電潜像にトナーを付着させて顕像化する乾式現像方式では、用いる現像剤により、トナーのみを用いる1成分現像方式と、トナーとキャリアからなる現像剤を用いる2成分現像方式に大別される。
【0003】
1成分現像方式は、現像ローラの周囲に均一薄層化されたトナーを、潜像担持体表面の静電潜像に付着させて顕像(トナー像)を生成するものであり、現像ローラの周囲の薄層は、トナー供給部材によりトナーを現像ローラに付着させた後、薄層化ブレードにより所定量に規制されることにより形成される。
【0004】
この1成分現像方式は、現像ローラを感光体に対して接触させるか否かにより、接触1成分と非接触1成分に分けられ、特に、接触1成分現像方式では、静電潜像に対して忠実な現像が行えるので、高画質な画像が得られ、高解像度化に対しても有利である。しかし、いずれの1成分現像方式も、通常、現像装置内でトナーのみを攪拌しつづけるためにトナーの劣化が進みやすく、画像品質の経時安定化が困難である。また、現像ローラに対して、トナー供給部材や、薄層化ブレード等が摺接しているので、現像ローラの摩耗や、トナー固着が生じるために、装置自体の耐久性を長期間維持する事が難しい。
【0005】
一方、2成分現像方式は、内部に磁石を内蔵する現像ローラの周囲に、トナーとキャリアからなる2成分現像剤をブラシ状に担持して磁気ブラシを形成し、感光体表面の静電潜像に、磁気ブラシ中のトナーを付着させて顕像を得る。2成分現像方式は、画像品質に関して、静電潜像に忠実な現像という点では、接触1成分現像方式に対して劣るが、耐久性、安定性の面では1成分現像方式よりも優れている。
【0006】
これら1成分現像方式の画質に関する2成分現像に対しての有利さ(長所)、2成分現像方式の耐久性に関する1成分現像方式に対しての有利さ(長所)を組合わせる目的で、内蔵した磁石により2成分現像剤の磁気ブラシを形成する供給ローラにより、現像ローラ上にトナー供給と同時に適量のトナー薄層を形成し、現像ローラ上のトナー薄層により、感光体の潜像を顕像化するという方式が提案されている。
【0007】
2成分現像剤の磁気ブラシにより現像ローラ上にトナー薄層を形成する方式では、薄層形成時の現像ローラ、トナーへのストレスが1成分方式に比べて少なく、現像ローラ、トナーの劣化が低減される。現像装置内での攪拌は、2成分方式と同じなので、2成分現像方式と同等レベルの耐久性が得られる。また、感光体上の潜像をトナーで現像する工程は1成分方式なので、1成分現像方式の高画質が得られる。
【0008】
しかし、このような現像方式においても長時間使用した場合や連続的に使用した場合に、現像ローラに薄い皮膜で且つ強固なトナー固着(トナーフィルミング)が発生する場合があった。このようなトナーフィルミング除去ために、現像ローラに接触してトナーフィルミングを除去するローラ等のフィルミング除去部材を設けている。
【0009】
また、特公平6−67546号公報には、供給ローラと現像ローラとの間に形成される電界を、間欠的にトナーが現像ローラから供給ローラ側へ移行するように切り換える電界切換手段等を備えることにより、現像ローラのトナーを供給ローラへ戻すようにしている技術が開示されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前者のように、別途フィルミング除去部材を設ける技術では、構成が複雑になってしまうという課題がある。また、後者の技術では、現像ローラのトナーは電気的に供給ローラに引き寄せられているだけであるので、現像ローラに発生したトナーフィルミングを充分に除去できないという課題がある。
【0011】
そこで、本発明は、簡単な構成で現像ローラのトナーフィルミングを充分に除去できる画像形成装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、トナーにより像担持体の静電潜像を現像する現像手段と、現像手段の駆動を制御する制御手段とを備え、現像手段が、像担持体に対向して設けられ且つ像担持体にトナーを供給する現像ローラと、内蔵された磁石によりトナーとキャリアとを混合した2成分現像剤の磁気ブラシを形成する供給ローラとを備え、画像形成時に現像ローラと供給ローラの間で電位差を生じさせ且つ供給ローラの磁気ブラシが現像ローラと接触することにより、現像ローラにトナーを供給する画像形成装置において、制御手段は、画像形成時の現像終了後において、現像ローラを回転させる一方で、供給ローラの磁気ブラシを現像ローラに接触させつつ、供給ローラの回転速度を現像時よりも下げて磁気ブラシの穂の反りを現像時よりも少なくすることを特徴とする。
【0013】
この請求項1に記載の発明では、画像形成時の現像終了後(非現像時)において、供給ローラの回転速度を現像時よりも遅く(単位時間あたりの回転数を少なく)して、磁気ブラシの反りを現像時よりも少なくするので、磁気ブラシ先端部が現像時よりも強く現像ローラに接触し、現像時の現像ローラへのトナー供給により生じたトナーフィルミングを磁気ブラシによって充分に除去することができる。
【0014】
また、非現像時にトナーフィルミングを充分に除去することにより、現像ローラにトナーフィルミングが堆積するのを防止できるので、現像ローラの表面特性を経時的に安定化でき、現像特性が安定する。更に、磁気ブラシにより現像ローラのトナーフィルミング除去しており、現像ローラのトナーフィルミングを除去するための部材を別途設ける必要がないので、構成が簡単であり且つコストの低減が図れる。
【0015】
請求項2に記載の発明は、トナーにより像担持体の静電潜像を現像する現像手段と、現像手段の駆動を制御する制御手段とを備え、現像手段が、像担持体に対向して設けられ且つ像担持体にトナーを供給する現像ローラと、内蔵された磁石によりトナーとキャリアとを混合した2成分現像剤の磁気ブラシを形成する供給ローラと、供給ローラの磁気ブラシの高さを規制する規制部材とを備え、画像形成時に現像ローラと供給ローラの間で電位差を生じさせ且つ供給ローラの磁気ブラシが現像ローラと接触することにより、現像ローラにトナーを供給する画像形成装置において、制御手段は、非現像時において、現像ローラを回転させる一方で、供給ローラの磁気ブラシを現像ローラに接触させつつ、規制部材及び供給ローラの間隔GDと現像ローラ及び供給ローラの間隔GSとの比GD/GSを、現像時よりも大きくして、現像ローラ及び供給ローラとの間に形成される磁気ブラシの量又は高さを現像時よりも多くすることを特徴とする。
【0016】
この請求項2に記載の発明では、非現像時において、規制部材及び供給ローラの平均間隔GDを広げて磁気ブラシの高さを高くしたり(2成分現像剤の層厚を厚くしたり)、或いは現像ローラ及び供給ローラの平均間隔GSを狭めたりすることにより、現像時よりも現像ローラと供給ローラとの間に送り込む単位断面積(隙間)あたりの磁気ブラシの量を多くする。
【0017】
このように、非現像時における現像ローラ及び供給ローラとの間に送り込む磁気ブラシの量を現像時よりも多くすることにより、現像ローラのトナーフィルミングを磁気ブラシによって充分に除去することができる。
【0018】
また、非現像時にトナーフィルミングを充分に除去することにより、現像ローラにトナーフィルミングが堆積するのを防止できるので、現像ローラの表面特性を経時的に安定化でき、現像特性が安定する。更に、磁気ブラシにより現像ローラのトナーフィルミング除去しており、現像ローラのトナーフィルミングを除去するための部材を別途設ける必要がないので、構成が簡単であり且つコストの低減が図れる。
【0019】
請求項3に記載の発明は、トナーにより像担持体の静電潜像を現像する現像手段と、現像手段の駆動を制御する制御手段とを備え、現像手段が、像担持体に対向して設けられ且つ像担持体にトナーを供給する現像ローラと、内蔵された磁石によりトナーとキャリアとを混合した2成分現像剤の磁気ブラシを形成する供給ローラとを備え、画像形成時に現像ローラと供給ローラの間で電位差を生じさせ且つ供給ローラの磁気ブラシが現像ローラと接触することにより、現像ローラにトナーを供給する画像形成装置において、制御手段は、非現像時において、現像ローラを回転させる一方で、供給ローラの磁気ブラシを現像ローラに接触させつつ、磁石の現像磁極(P1)の中央部を、現像時よりも、現像ローラと供給ローラとの中心線を結ぶ線の近傍に位置させて磁気ブラシの穂の反りを現像時よりも少なくすることを特徴とする。
【0020】
この請求項3に記載の発明では、非現像時において、磁石を所定角度回動させることにより、磁石の現像磁極(P1)の中央部を、現像時よりも、現像ローラと供給ローラとの中心線を結ぶ線の近傍に位置させる。これによって、現像ローラ及び供給ローラ間の最近接部において、供給ローラの磁石の現像磁極の中央部が位置することにより、磁気ブラシの反りが小さくなり、磁気ブラシ先端部が現像ローラに強く接触するので、現像ローラのトナーフィルミングを磁気ブラシによって充分に除去できる。
【0021】
また、非現像時にトナーフィルミングを充分に除去することにより、現像ローラにトナーフィルミングが堆積するのを防止できるので、現像ローラの表面特性を経時的に安定化でき、現像特性が安定する。更に、磁気ブラシにより現像ローラのトナーフィルミング除去しており、現像ローラのトナーフィルミングを除去するための部材を別途設ける必要がないので、構成が簡単であり且つコストの低減が図れる。
【0027】
請求項4に記載の発明は、トナーにより像担持体の静電潜像を現像する現像手段と、現像手段の駆動を制御する制御手段とを備え、現像手段が、像担持体に対向して設けられ且つ像担持体にトナーを供給する現像ローラと、内蔵された磁石によりトナーとキャリアとを混合した2成分現像剤の磁気ブラシを形成する供給ローラとを備え、画像形成時に現像ローラと供給ローラの間で電位差を生じさせ且つ供給ローラの磁気ブラシが現像ローラと接触することにより、現像ローラにトナーを供給する画像形成装置において、制御手段は、非現像時において、現像ローラを回転させる一方で、供給ローラの磁気ブラシを現像ローラに接触させつつ、磁気ブラシの温度を、現像時よりも低くして、現像ローラに対するトナーの付着力が現像時よりも弱くすることを特徴とする。
【0028】
この請求項4に記載の発明では、非現像時において、磁気ブラシ先端部の温度を現像時よりも低くすることで、熱によってトナーが軟化し難くなり、現像ローラに対するトナーの付着力が現像時よりも弱くなるので、現像ローラのトナーフィルミングを磁気ブラシによって充分に除去できる。
【0029】
また、非現像時にトナーフィルミングを充分に除去することにより、現像ローラにトナーフィルミングが堆積するのを防止できるので、現像ローラの表面特性を経時的に安定化でき、現像特性が安定する。更に、磁気ブラシにより現像ローラのトナーフィルミング除去しており、現像ローラのトナーフィルミングを除去するための部材を別途設ける必要がないので、構成が簡単であり且つコストの低減が図れる。
【0030】
請求項5に記載の発明は、非現像時において、制御手段は現像手段に請求項1乃至4のいずれかの動作を2つ以上行わせることを特徴とする。
【0031】
この請求項5に記載の発明では、現像手段が請求項1乃至4のいずれかの動作を2つ以上行うことにより、磁気ブラシによる現像ローラのトナーフィルミングの除去をより効率的に行える。
【0032】
【発明の実施の形態】
以下、添付した図面を参照しながら本発明の実施の形態を詳細に説明する。図2は、本発明を適用した複写機を概略的に示す構成図である。
【0033】
図2に示すように、複写機1は、像担持体である感光体ドラム3を有しており、感光体ドラム3の周囲には、感光体ドラム3を一様に帯電する帯電ローラ5と、帯電した感光体ドラム3の表面を露光して静電潜像を形成する像露光部7と、感光体ドラム3に形成された静電潜像をトナーによりトナー像として現像する現像装置(現像手段)9と、感光体ドラム3のトナー像を用紙Pに転写する転写ローラ11と、用紙Pのトナー像を熱と圧力とにより用紙Pに定着する定着装置13と、転写後に感光体ドラム3に残留した残トナーを除去するクリーニング装置15とを備えている。
【0034】
尚、本実施の形態では、感光体ドラム3の線速VPを200(mm/sec)にしている。また、帯電ローラ5による感光体ドラム3の帯電電位(画像地肌部電位)V0は−450(V)〜−500(V)であり、像露光部7による感光体ドラム3の露光部分電位(トナー顕像化部電位)VLは−50(V)〜−100(V)であるが、これに限定されるものではない。
【0035】
図1は、図2の現像装置を拡大して示す断面図である。図2に示すように、現像装置9は、制御部30によりその駆動を制御されており、トナーとキャリアとを混合した2成分現像剤Tを用いて現像を行っている。現像ケーシング17の内部に、内蔵された磁石20により2成分現像剤の磁気ブラシ22を形成する供給ローラ19と、供給ローラ19の磁気ブラシ22の接触によりトナーのみを担持する現像ローラ21と、供給ローラ19の2成分現像剤Tの層厚を規制する(磁気ブラシ22の高さを規制する)ドクタ(規制部材)23と、現像ケーシング17内の2成分現像剤を攪拌する攪拌部材25とを有している。尚、図中符号26は、現像ケーシング17内にトナーを供給するトナー供給孔である。
【0036】
尚、本実施の形態では、2成分現像剤Tとしては、トナー体積平均粒径が5(μm)〜10(μm)で、キャリア体積平均粒径が40(μm)〜70(μm)であることが望ましく、2成分現像剤Tのトナー濃度TCは、2〜10重量%で、2成分現像剤Tのトナー帯電量Q/Mは、−5〜−20(μC/g)の範囲内にしている。
【0037】
現像ローラ21は、図1に示すように、感光体ドラム3に対向して設けられており、図示しない駆動部の駆動を受けた芯金18により矢印A方向に回転する。本実施の形態では、現像ローラ21は現像時において、電圧VBを印加されることにより、担持するトナーを感光体ドラム3に供給するようになっている。
【0038】
尚、本実施の形態では、感光体ドラム3に対する現像ローラ21の食込量は0.1〜0.3mmであり、現像ローラ21に印加する印加電圧VBは−250(V)であり、露光後における感光体ドラム3のトナー顕像化部電圧VLとの現像ポテンシャル(VL−VB)が150〜200(V)になるようにしており、現像ローラ21の線速VDは、250(mm/sec)に設定されているがこれに限定されるものではない。
【0039】
現像ケーシング17内において、供給ローラ19、ドクタ23及び攪拌部材25のある領域には、2成分現像剤Tを収容しており、2成分現像剤はT、攪拌部材25により混合・攪拌され、摩擦帯電によりトナーの電荷を立ち上げながら、供給ローラ19に搬送されるようになっている。
【0040】
供給ローラ19は、芯金27に固定された磁石20を内蔵し、その周囲をアルミ等の非磁性金属の円筒状回転供給スリーブ29を配置しており、供給スリーブ29は矢印B方向に回転する。
【0041】
供給ローラ19の磁石20は、図3に示すように、P1極(N極)、P2極(S極)、P3極(S極)、P4(N極)、P5(S極)をこの順に環状に並べて構成されており、P1極の法線方向のピーク磁束密度は60mT以上である。2成分現像剤Tは磁石20の磁力により供給ローラ19の供給スリーブ29に引き寄せられて搬送され、ドクタ23によりその層厚を規制される。2成分現像剤Tは、ドクタ23を通過後に所定の剤量からなる磁気ブラシ22となって搬送される。供給スリーブ29の磁気ブラシ22は、供給ローラ19に印加される電圧VAにより現像ローラ21に供給されるようになっている。
【0042】
尚、本実施の形態では、現像時に供給ローラ19に印加される電圧VAは、−350Vに設定されている。また、供給ローラ19の硬度は10〜70HS(JIS−Aに相当)であり(特に、50HS以下が好適)、供給ローラ19の表面粗さRZが、5〜50μm(キャリア平均粒径の1/5〜1/2が好適)であるがこれに限定されるものではない。
【0043】
また、供給ローラ19の供給スリーブ29は制御部9により、単位時間あたりの回転数、即ち、その線速VSを可変に制御されており、制御部9は、供給スリーブ29の線速VSを、現像時よりも非現像時のほうが遅くなるように(単位時間当たりの回転数を少なくなるように)供給スリーブ29を回転させる。尚、本実施の形態では、現像時の供給スリーブ29の線速VSは650mm/secであり、非現像時の供給スリーブ29の線速VSは、350mm/secになるように制御されているがこれに限定されるものではない。
【0044】
次に、上述した構成に基づき、本実施の形態の作用を説明する。画像形成時において、帯電ローラ5が感光体ドラム3を一様に帯電し、像露光部7が帯電した感光体ドラム3に原稿画像に対応する静電潜像を書き込む。現像装置9は、感光体ドラム3の静電潜像をトナーによりトナー像として現像する。
【0045】
この現像時では、現像ケーシング17内において、供給ローラ19の供給スリーブ29の回転により2成分現像剤Tを、現像ローラ21に対向する領域(現像ローラ21及び供給ローラ19間の最近接部)Kに搬送し、供給ローラ19と現像ローラ21との間に所定の電位差VB−VA(本実施の形態では100V)が生じるように、各ローラ19、21に電圧VB、VAを印加する。そして、最近接部Kで磁気ブラシ22が現像ローラ19に接触することにより、トナーのみを現像ローラ21に供給し、この現像ローラ21により感光体ドラム3の静電潜像をトナー像として現像する。
【0046】
ここで、供給ローラ19から現像ローラ21へのトナー供給特性は、現像ローラ21に接触する磁気ブラシ22の先端部にトナーが沢山供給される事が望ましい。そこで、本実施の形態では、トナー供給の際には供給ローラ19の供給スリーブ29の線速VSを、非現像時に比べて速くするとともに、現像ローラ21の供給ローラ19に対する電位を磁気ブラシ22中のトナーの帯電極性(平均)と反対極性にしている。この場合、長時間使用したり、連続的に使用すると、現像ローラ21に薄膜状の強固なトナー固着物であるトナーフィルミングF(図5参照)が発生することがある。
【0047】
このため、本実施の形態では、非現像時(現像終了後)において、供給ローラ19の供給スリーブ29の線速VSを、現像時よりも遅くしている。一般に、図4(a)に示すように、供給スリーブ29の静止時において磁気ブラシ22は、供給ローラ19の磁石20が形成する磁界の磁力線Gに沿って形成されるが、供給スリーブ29の回転により、図4の(b)に示すように、供給スリーブ29上の磁気ブラシ22の先端部ほど磁力線Gからずれ、磁気ブラシ22が反ってしまう。この磁気ブラシ22の反りは、供給スリーブ29の線速VSが速いほど大きくなる。このように、磁気ブラシ22が大きく反ってしまうと、現像ローラ21の接線方向に作用する磁気ブラシの力(以後、単に「せん断力」という。)が弱くなる。
【0048】
これに対し、本実施の形態のように、非現像時において、現像スリーブ19の線速VSを遅くすることによって、図5に示すように、磁気ブラシ22の反りを小さくしている。従って、磁気ブラシ22の先端部が現像時よりも強く現像ローラ21に接触し、磁気ブラシ22が現像ローラ21に及ぼすせん断力(トナーフィルミングFを掻き落とす力)が強くなるので、現像時の現像ローラ21へのトナー供給により生じた軽度のトナーフィルミングFを磁気ブラシ22によって充分に除去することができる。
【0049】
特に、本実施の形態では、現像ローラ21の回転方向(矢印A方向)と、供給ローラ19の現像スリーブ29の回転方向(矢印B方向)は、互いに対向するカウンター方向になっているので、磁気ブラシ22によるトナーフィルミングFの除去を効率的に行うことができる。
【0050】
また、非現像時にトナーフィルミングFを充分に除去することにより、現像ローラ21にトナーフィルミングFが堆積するのを防止できるので、現像ローラ21の表面特性を経時的に安定化でき、現像特性が安定する。更に、磁気ブラシ22により現像ローラ21のトナーフィルミングFを除去しており、現像ローラ21のトナーフィルミングFを除去するための部材を別途設ける必要がないので、構成が簡単であり且つコストの低減が図れる。
【0051】
次に、他の実施の形態を説明するが、その説明にあたり、上述した部分と同様な部分には、同一の符号を付することにより、その説明を省略する。
【0052】
第2実施の形態では、図6に示すように、ドクタ23と供給ローラ19との間隔GD及び供給ローラ19と現像ローラ21との間隔GSを可変にするための駆動部33を設けたことが第1実施の形態と異なる。駆動部33は、ドクタ23を支持するドクタ支持部材及び供給ローラ19の軸受を移動させるソレノイドや偏芯カム(いずれも図示せず)を備えている。
【0053】
第2実施の形態では、非現像時において、駆動部33が制御部30の制御により、ドクタ支持部材を動かすことでドクタ23と供給ローラ19との平均間隔GDを広げたり、或いは、駆動部33が供給ローラ19の軸受を動かすことで供給ローラ19と現像ローラ21との平均間隔GSを狭めたりすることにより、各間隔の比GD/GSを現像時よりも大きくしている。
【0054】
即ち、ドクタ23と供給ローラ19との平均間隔GDを広げて磁気ブラシ22の高さを高くしたり(2成分現像剤Tの量を多くしたり)、或いは現像ローラ21及び供給ローラ19の平均間隔GSを狭めたりすることにより、現像時よりも現像ローラ21及び供給ローラ19間の最近接部Kに送り込む単位断面積(隙間)あたりの磁気ブラシ22の量を多くしている。
【0055】
このように、非現像時における現像ローラ21及び供給ローラ19との間に送り込む磁気ブラシ22の量を現像時よりも多くしているので、現像ローラ21の軽度のトナーフィルミングFを磁気ブラシ22によって充分に除去することができる。
【0056】
尚、本実施の形態では、供給ローラ19とドクタ23との間隔GDを、0.5〜0.6(mm)の範囲内に設定し、供給ローラ19と現像ローラ21との間隔GSを、0.1〜0.3(mm)の範囲内に設定しており、供給ローラ19の供給スリーブ29上の2成分現像剤Tの量を0.03から0.05(mg/cm2)の範囲内に設定しているがこれらに限定されるものではない。
【0057】
第3実施の形態では、図7に示すように、磁石20を回動する回動部35を設けたことが第1実施の形態と異なる。本実施の形態では、非現像時において、回動部30が制御部30の制御により、磁石20を供給スリーブ29の回転方向の上流側に向けて回動する(図1の矢印Aと同方向)。これによって、磁石20の極角度を変化させ、磁石20の磁極P1の中心を通る線Dと、供給ローラ19と現像ローラ21との中心を通る線Cとのなす角度θSを0〜5度の範囲内にする。一方、現像時においては、角度θSを0〜15度の範囲内のうち、非現像時よりも大きくする。
【0058】
一般に、磁石20の磁力線Gは、磁極P1(N極)から磁極P2(S極)及び磁極P3(S極)に向かっており(図3参照)、磁極P1の中心線D近傍においては、供給ローラ19の法線方向の磁力が強くなり、接線方向の磁力が弱くなる。また、磁極の境目近傍においては、法線方向に向かう磁力が弱くなり、接線方向の磁力が強くなる。即ち、磁気ブラシ22の穂の形状は磁極P1の中心線D近傍から磁極の境目に近づくほど反った形状となり、磁極P1の中心線D近傍においては、磁気ブラシ21の反りが小さくなる。
【0059】
本実施の形態では、非現像時において、上述の角度θSを0〜5度にすることで、磁極P1の中心線Dの近傍を現像ローラ21と供給ローラ19との最近接部Kに向けるようにして、最近接部Kでの磁気ブラシ22の反りを小さくしている。従って、現像ローラ21と供給ローラ19との最近接部Kにおいて、現像ローラ21に対する磁気ブラシ22の先端部のせん断力が強くなるので、現像ローラ21の軽度のトナーフィルミングFを充分に除去できる。
【0060】
尚、本実施の形態では、非現像時において、角度θSを0〜5度にし、現像時における角度θSを15度にしたがこれに限定されるものではない。
【0066】
第4実施の形態では、図8に示すように、現像ローラ21の芯金18を中空にし、この中空に送風を行う送風部37を設け、制御部30は、非現像時において、送風部37による送風を行わせていることが第1実施の形態と異なる。非現像時において、芯金18の中空に送風を行って磁気ブラシ22の平均温度を低くし(強制冷却し)、熱によりトナーが軟化し難くすることにより、現像ローラ21に対するトナーの付着力が現像時よりも弱くなるので、現像ローラ21の軽度のトナーフィルミングFを磁気ブラシ22によって充分に除去できる。
【0067】
本発明は、上述した実施の形態に限定されず、その要旨を逸脱しない範囲内において、種々の変形が可能である。例えば、第1実施の形態において、現像ローラ21と供給ローラ19の供給スリーブ29の回転方向をカウンター方向にしたが、現像ローラ21と現像スリーブ29とをカウンター方向にしなくても良い。
【0068】
第2実施の形態において、駆動部33によりドクタ23及び供給ローラ19をともに移動することにより、ドクタ23と供給ローラ19との間隔GDを広げつつ、現像ローラ21と供給ローラ19との間隔GSを狭めるようにしても良く、非現像時における各間隔の比GD/GSが、現像時よりも大きければ良い。
【0069】
第4実施の形態において、送風部37を設ける代りに、現像ローラ21の芯金18をヒートパイプで構成し、外気との熱交換率を高めることにより、磁気ブラシ22のトナーの平均温度を下げるようにしても良い。また、現像ローラ21を感光体ドラム3から離す接離機構を別途設け、非現像時において、現像ローラ21を熱容量が大きく冷め難い感光体ドラム3から離すことで、放置冷却効率を高めることにより、磁気ブラシ22のトナーを冷却してトナーの平均温度を下げるようにしても良い。
【0070】
制御部30は、例えば、非現像時において、供給ローラ19の線速VDを遅くする(第1実施の形態)とともに、ドクタ23及び供給ローラ19の間隔GDを広げる(第2実施の形態)等、第1乃至第4実施の形態のいずれか2つ以上の動作を現像装置9に行わせても良く、この場合、トナーフィルミング除去を更に効率的に行うことができる。
【0071】
本発明は、複写機1に適用したが、これに限定されるものではなく、例えば、プリンタ、ファクシミリ、或いはこれらの複合機等の画像形成装置に適用しても同様な作用効果を得る。
【0072】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明では、非現像時に回収ローラの単位時間あたりの回転数を少なくすることにより、磁気ブラシの反りが小さくなるので、磁気ブラシ先端部が強く現像ローラに接触し、現像時の現像ローラへのトナー供給により生じた軽度のトナーフィルミングを磁気ブラシによって充分に除去することができる。
【0073】
また、非現像時にトナーフィルミングを充分に除去することにより、現像ローラにトナーフィルミングが堆積するのを防止できるので、現像ローラの表面特性を経時的に安定化でき、現像特性が安定する。更に、磁気ブラシにより現像ローラのトナーフィルミング除去しており、現像ローラのトナーフィルミングを除去するための部材を別途設ける必要がないので、構成が簡単であり且つコストの低減が図れる。
【0074】
請求項2に記載の発明では、非現像時に規制部材及び供給ローラの間隔GDと現像ローラ及び供給ローラの間隔GSとの比GD/GSを大きくすることにより、現像ローラ及び供給ローラとの間に送り込む磁気ブラシの量を多くしているので、請求項1に記載の発明と同様な効果を奏する。
【0075】
請求項3に記載の発明では、非現像時に、供給ローラの現像磁極の中央部を、現像時よりも、現像ローラ及び供給ローラの中心線の近傍に位置させることにより、磁気ブラシの反りが小さくなって磁気ブラシ先端部が現像ローラに強く接触するので、請求項1に記載の発明と同様な効果を奏する。
【0078】
請求項4に記載の発明では、非現像時に磁気ブラシの温度を低くすることにより、熱によってトナーが軟化し難くなり、現像ローラに対するトナーの付着力が弱くなるので、請求項1に記載の発明と同様な効果を奏する。
【0079】
請求項5に記載の発明では、現像手段が請求項1乃至4のいずれかの動作を2つ以上行うことにより、磁気ブラシによる現像ローラのトナーフィルミングの除去を更に効率的に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2の複写機の現像装置を示す断面図である。
【図2】本発明を適用した複写機を概略的に示す構成図である。
【図3】現像ローラと供給ローラとを拡大して示す図である。
【図4】供給スリーブの表面近傍を拡大して示す図であり、(a)は供給スリーブが静止しているときの磁気ブラシの状態を説明する図であり、(b)は供給スリーブが回転しているときの磁気ブラシの状態を説明する図である。
【図5】磁気ブラシが現像ローラのトナーフィルミングに接触している状態を示す図である。
【図6】第2実施の形態に係る現像ローラと供給ローラとを拡大して示す図である。
【図7】第3実施の形態に係る現像ローラと供給ローラとを拡大して示す図である。
【図8】第6実施の形態に係る感光体ドラム3と現像ローラとを示す図である。
【符号の説明】
1 複写機(画像形成装置)
3 感光体(像担持体)
9 現像装置(現像手段)
19 供給ローラ
20 磁石
21 現像ローラ
22 磁気ブラシ
23 ドクタ(規制部材)
30 制御部(制御手段)
T 2成分現像剤
Claims (5)
- トナーにより像担持体の静電潜像を現像する現像手段と、現像手段の駆動を制御する制御手段とを備え、現像手段は、像担持体に対向して設けられ且つ像担持体にトナーを供給する現像ローラと、内蔵された磁石によりトナーとキャリアとを混合した2成分現像剤の磁気ブラシを形成する供給ローラとを備え、画像形成時に現像ローラと供給ローラの間で電位差を生じさせ且つ供給ローラの磁気ブラシが現像ローラと接触することにより、現像ローラにトナーを供給する画像形成装置において、制御手段は、画像形成時の現像終了後において、現像ローラを回転させる一方で、供給ローラの磁気ブラシを現像ローラに接触させつつ、供給ローラの回転速度を現像時よりも下げて磁気ブラシの穂の反りを現像時よりも少なくすることを特徴とする画像形成装置。
- トナーにより像担持体の静電潜像を現像する現像手段と、現像手段の駆動を制御する制御手段とを備え、現像手段は、像担持体に対向して設けられ且つ像担持体にトナーを供給する現像ローラと、内蔵された磁石によりトナーとキャリアとを混合した2成分現像剤の磁気ブラシを形成する供給ローラと、供給ローラの磁気ブラシの高さを規制する規制部材とを備え、画像形成時に現像ローラと供給ローラの間で電位差を生じさせ且つ供給ローラの磁気ブラシが現像ローラと接触することにより、現像ローラにトナーを供給する画像形成装置において、制御手段は、画像形成時の現像終了後において、現像ローラを回転させる一方で、供給ローラの磁気ブラシを現像ローラに接触させつつ、規制部材及び供給ローラの間隔GDと現像ローラ及び供給ローラの間隔GSとの比GD/GSを、現像時よりも大きくして、現像ローラ及び供給ローラとの間に形成される磁気ブラシの量又は高さを現像時よりも多くすることを特徴とする画像形成装置。
- トナーにより像担持体の静電潜像を現像する現像手段と、現像手段の駆動を制御する制御手段とを備え、現像手段は、像担持体に対向して設けられ且つ像担持体にトナーを供給する現像ローラと、内蔵された磁石によりトナーとキャリアとを混合した2成分現像剤の磁気ブラシを形成する供給ローラとを備え、画像形成時に現像ローラと供給ローラの間で電位差を生じさせ且つ供給ローラの磁気ブラシが現像ローラと接触することにより、現像ローラにトナーを供給する画像形成装置において、制御手段は、画像形成時の現像終了後において、現像ローラを回転させる一方で、供給ローラの磁気ブラシを現像ローラに接触させつつ、磁石の現像磁極の中央部を、現像時よりも、現像ローラと供給ローラとの中心線を結ぶ線の近傍に位置させて、磁気ブラシの穂の反りを現像時よりも少なくすることを特徴とする画像形成装置。
- トナーにより像担持体の静電潜像を現像する現像手段と、現像手段の駆動を制御する制御手段とを備え、現像手段は、像担持体に対向して設けられ且つ像担持体にトナーを供給する現像ローラと、内蔵された磁石によりトナーとキャリアとを混合した2成分現像剤の磁気ブラシを形成する供給ローラとを備え、画像形成時に現像ローラと供給ローラの間で電位差を生じさせ且つ供給ローラの磁気ブラシが現像ローラと接触することにより、現像ローラにトナーを供給する画像形成装置において、制御手段は、画像形成時の現像終了後において、現像ローラを回転させる一方で、供給ローラの磁気ブラシを現像ローラに接触させつつ、磁気ブラシの温度を、現像時よりも低くして、現像ローラに対するトナーの付着力が現像時よりも弱くすることを特徴とする画像形成装置。
- 制御手段は、画像形成時の現像終了後において、請求項1乃至4のいずれかの動作を現像手段に2つ以上に行わせることを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000346462A JP4102544B2 (ja) | 2000-11-14 | 2000-11-14 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000346462A JP4102544B2 (ja) | 2000-11-14 | 2000-11-14 | 画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002148932A JP2002148932A (ja) | 2002-05-22 |
JP4102544B2 true JP4102544B2 (ja) | 2008-06-18 |
Family
ID=18820327
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000346462A Expired - Fee Related JP4102544B2 (ja) | 2000-11-14 | 2000-11-14 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4102544B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006337587A (ja) * | 2005-05-31 | 2006-12-14 | Kyocera Mita Corp | 画像形成装置 |
JP5399337B2 (ja) * | 2010-07-23 | 2014-01-29 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 現像装置およびそれを備えた画像形成装置 |
JP5862121B2 (ja) * | 2011-08-31 | 2016-02-16 | 富士ゼロックス株式会社 | 現像装置及びこれを用いた画像形成装置 |
-
2000
- 2000-11-14 JP JP2000346462A patent/JP4102544B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2002148932A (ja) | 2002-05-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS5967565A (ja) | 静電潜像現像方法 | |
JP2008064805A (ja) | 現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 | |
US20030143001A1 (en) | Developing unit and electro-photographic apparatus | |
JP4102544B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP4359516B2 (ja) | 現像装置 | |
JP2007164066A (ja) | 現像機及び画像形成装置 | |
JP2012185196A (ja) | 現像装置及び画像形成装置 | |
JP4790922B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2007086448A (ja) | 現像装置及び画像形成装置 | |
JP2008009178A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2003255696A (ja) | 現像装置及び画像形成装置 | |
JP2000112212A (ja) | 現像装置及び現像剤の搬送方法 | |
JP2001125366A (ja) | 現像装置 | |
JP3018805B2 (ja) | 電子写真装置 | |
JP2005301028A (ja) | 現像装置 | |
JPH04295871A (ja) | 一成分磁性トナー現像装置 | |
JPS59129882A (ja) | 現像装置 | |
JP2005258243A (ja) | 画像形成装置 | |
JP3999932B2 (ja) | 現像装置 | |
JP3270663B2 (ja) | 現像装置 | |
JP2004341012A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2005301027A (ja) | 現像装置 | |
JPH1184816A (ja) | コロナ放電装置及び画像形成装置 | |
JP2001075358A (ja) | 画像形成装置 | |
JPH0720714A (ja) | 現像装置及び画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050126 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20050414 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070615 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070925 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20071120 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20071218 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080215 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080318 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080324 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110328 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120328 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130328 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140328 Year of fee payment: 6 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |