JP4102481B2 - 圧電トランス、及びその駆動方法 - Google Patents

圧電トランス、及びその駆動方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は圧電セラミックス方形板において入出力に径方向振動を利用した圧電トランスに属するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、携帯テレビやノート型パソコンを始め各種携帯電子機器の普及にともない、これらの機器に直流電圧を供給するために商用交流電圧を電源とし直流電圧を出力するACアダプターが用いられている。ACアダプターに用いられている電子部品の中で体積が大きくかつ、ACアダプターの変換効率に影響を及ぼすのが電磁トランスである。
【0003】
最近では、ACアダプターに対する高効率化、小型低背化、電磁ノイズの低減や低消費電力の要求が高まり、電磁式トランスに変わり、機械振動のエネルギーを変換媒体とする圧電トランスの検討がなされている。圧電トランスの効率は、圧電トランス出力インピーダンスと負荷とのインピーダンスマッチングが重要であるが、ACアダプターの出力部に接続される各種携帯電子機器の入力インピーダンスはおよそ数Ωから数十Ω程度である。圧電トランスの出力インピーダンスは各周波数ω(=2πf)と出力側制動容量Cd2によって(1)式のように求まる。
【0004】
R=1/ωCd2 (1)式
ここで一例としてR=60Ω、f=120kHz、のときCd2=160nFとなる。
【0005】
実用的な寸法のACアダプター用圧電トランスにおいてこのような大きな制動容量を確保するためには対抗内部電極による積層構造が必要となってくる。
【0006】
出力側に対抗内部電極を採用する構造の一例として、圧電セラミックス円板の径方向振動を中止しながら、内部電極とセラミックスの積層方向が厚み方向とする構造が考えられる。krを用いる場合のメリットとして、各種振動モードの中で、最も電気機械結合係数が高く、更に最大も周波数定数が高いことがあげられる。
【0007】
即ち圧電トランスの出力電力Pout は、
Pout ∝ keff 2 ×v2 ×f×m (2)式
ここでkeff は実効的電気機械結合係数、vは振動速度、fは駆動周波数、更にmはトランスの質量である。上式から、krを用いた場合には、k及びfが大きくなることから、他の振動モードと比較して、同一出力電力をより小さな体積で実現可能である。更に形状が円板状であるから、低背であるる上に、損失分の発熱量をより効率よく放熱することが可能である。
【0008】
図4(a)〜図4(c)を参照して、従来の圧電トランスについて説明する。図4(a)は、従来の円板での径広がりモードを利用した圧電トランスを示している。図4(b)は圧電トランスの断面構造を示している。図4(c)は圧電トランスの応用、変位分布図である。
【0009】
圧電トランス円板131は厚さ方向に2分割され、一方は入力部132、もう一方は出力部133である。入力部132には入力用電極135a,135bが配置され、厚み方向に分極されている。入力部132は1層である。出力部133には同じく出力用内部電極136a,136bが配置され、厚み方向一層置きに、互いに厚み方向に逆向きに分極されている。出力部132は4層の積層構造である。
【0010】
図5(a)は、従来の圧電トランス円板での径広がり3次モードを利用した圧電トランスを示している。図5(b)は圧電トランスの断面構造図、図5(c)は、圧電トランスの応用、変位分布図である。
【0011】
図5(a)〜図5(c)に示した圧電トランスにおいて、圧電トランス円板141は内部電極パターンの通り、辺方向に絶縁部を介して2分割されており、中央部には入力部142、その周辺に出力部143が配置されている。入力部142には内部電極144a,144bが配置され、厚み方向に分極されている。出力部143には同じく出力用内部電極145a,145bが配置され、厚み方向一層置きに、互いに厚み方向に逆向きに分極されている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
従来の圧電トランスでは、krを用いる場合、特に図4(a)〜図4(c)の様な(R、1)振動を用いる場合のデメリットとして、
(1)振動の節(変位がゼロの点)が円板131の中央部のみで、支持が困難であること。
【0013】
(2)円板131を厚み方向に分割して入出力部を設ける場合、入出力間距離が極めて接近していることから、入出力間の結合容量が大きくなり、伝導ノイズに対する耐性が小さくなってしまうこと。
【0014】
(3)入出力間の縁面距離が極めて小さく電源(cf;ACアダプター用電源トランスでは通常2〜3mm、強化絶縁でも0.5mm程度は必要)用に用いることが出来ない。
【0015】
(4)円板状構造は製造が複雑で多くの工程を要する。
【0016】
等の問題が存在した。この為、(1)の理由から実装及び、入出力端子の取り出しには注意が必要であり、(2),(3)の理由から電源としての用途が限定されている可能性があった。そのためこれら問題点を解決する方法として、図5に示すように圧電セラミックス円板141の径広がり3次モードを利用した構造が考案されている。
【0017】
この場合、円環状のノード曲線が存在することから支持が可能である上に、入力部と出力部を絶縁部を介して分離することにより、絶縁距離と、結合容量の問題を解決していることが特徴である。
【0018】
ただし、この3次モードの場合でも外形は円板状であることから上記(4)の円板状構造は製造が複雑で多くの工程を要するという問題に関しては解決には至っていない。
【0019】
それ故に本発明の課題は、小型で低背な、量産に適した圧電トランス、及び圧電トランスの駆動方法を提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、圧電セラミックス方形板の中心領域において厚み方向に相対向するように複数の圧電セラミック層と複数の電極とが交互に積層されている入力部と、該入力部の外側に前記電極を有しない絶縁縁状領域と、更に該絶縁縁状領域の外側に前記厚み方向に相対向する様に複数の圧電セラミックス層と複数の電極とが交互に積層されている複数の縁状電極を有する出力部とを備え、前記入力部及び前記出力部では前記各電極間が前記方形板の厚み方向に分極されていることを特徴とする圧電トランスが得られる。
【0021】
また、本発明によれば、圧電トランスを用いる圧電トランスの駆動方法において、前記方形板の径広がり次振動モードで駆動することを特徴とする圧電トランスの駆動方法が得られる。
【0022】
【作用】
本発明の圧電トランスにより比較的大きな結合係数を、製造が容易な方形状において得ることが可能となり、更に薄型低背な積層型の圧電トランスの製造を可能とする。
【0023】
【発明の実施の形態】
[実施例1]
図1に本発明の圧電トランスを示している。図1(a)は圧電トランス方形板31の上面図(点線は内部電極パターンを示している)、図1(b)は内部構造図、図1(c)は応力、変位分布図である。
【0024】
圧電トランスは、圧電セラミック方形板31において、厚み方向に相対向するように複数の圧電セラミックス層34と複数の入力用の内部電極35a,35bとが交互に積層されている入力部32と、同様に厚み方向に相対向するように複数の圧電セラミックス層34と複数の出力用の内部電極36a,36bとが交互に積層されている出力部33とを備えている。
【0025】
入力部32及び出力部33では、各電極35a,35b、36a,36b間が方形板31の厚み方向に分極されている。この圧電トランスでは、方形板31の径広がり1次振動モードで駆動する。
【0026】
実施例1の圧電トランスの寸法は一辺が20mmの正方形で、厚さ2.3mmである。正方形である方形板31は厚さ方向に2分割され一方が入力部32、もう一方が出力部33であり、入力部32及び出力部33の境界の中央の領域には、厚み0.3mmのセラミックの圧電セラミックス層(絶縁層)34が配置されている。入力部32には入力用の内部電極35a,35bが配置され、図中矢印で示すように厚み方向に分極されている。入力部32は1層である。出力部33には同じく出力用の内部電極36a,36bが配置され、厚み方向一層置きに、互いに厚み方向に逆向きに分極されている。出力部33は4層の積層構造である。
【0027】
分極は入出力双方とも、150℃のシリコンオイル中で1kV/mmの電界強度で行った。試作した圧電トランスの出力側に負荷抵抗60Ωを接続し、振動子定数とパワー特性を測定した結果を表1に示す。
【0028】
【表1】
Figure 0004102481
【0029】
[実施例2]
図2に本発明の実施例2における圧電トランスを示す。図2(a)は圧電トランス方形板41の上面図(点線は内部電極パターン)、図2(b)は内部構造図、図4(c)は3次モードでの応力、変位分布図である。
【0030】
圧電トランスは、圧電セラミックス方形板41の中心領域において厚み方向に相対向するように複数の圧電セラミック層(実施例1の圧電セラミック層34と同様なもの)と複数の入力用の内部電極44a,44bとが交互に積層されている入力部42(あるいは出力部43であってもよい)42と、入力部42の外側に電極44a,44bを有しない絶縁縁状領域と、更にその外側に厚み方向に相対向する様に複数の圧電セラミックス層と複数の出力用の内部電極45a,45bとが交互に積層されている縁状電極を有する出力部(あるいは入力部42であってもよい)43とを備えている。
【0031】
入力部42及び出力部43では、各電極44a,44b、45a,45b間が方形板の厚み方向に分極されている。圧電トランスの駆動は、方形板の径広がり3次振動モードで行う。
【0032】
実施例2の圧電トランスの寸法は、一辺が20mmの正方形で、厚さ2.3mmである。方形板41は図2(a)の内部電極パターン(点線部分で示した)の通り、辺方向に絶縁部を介して2分割されており、中央部には入力部42、その周辺に出力部43が配置されている。なお、適切な積層数と面積が得られれば、入力部42と出力部43はどちらが内側で外側でもかまわない。
【0033】
入力部42には内部電極44a,44bが配置され、図中矢印で示すように厚み方向に分極されている。出力部43には同じく出力用の内部電極45a,45bが配置され、厚み方向一層置きに、互いに厚み方向に逆向きに分極されている。
【0034】
分極は入出力双方とも、150℃のシリコンオイル中で1kV/mmの電界強度で行った。試作した圧電トランスの出力側に負荷抵抗60Ωを接続し、振動子定数とパワー特性を測定した結果を表1に示す。表1は振動子特性及び70V入力時の諸特性を示している。
【0035】
[実施例3]
図3に本発明の圧電トランスの実施例3を示す。図3(a)は圧電トランス方形板51の上面図(点線は内部電極パターン)、図3(b)は内部構造図、図5(c)は3次モードでの応力、変位分布図である。
【0036】
圧電トランスは、圧電セラミックス方形板51の中心領域において厚み方向に相対向するように複数の圧電セラミック層(実施例1の圧電セラミック層34と同様なもの)と複数の電極54a,54b、55a,55bが交互に積層されている第1の電極部と、その外側に電極54a,54bを有しない絶縁縁状領域と、更にその外側に厚み方向に相対向する様に複数の圧電セラミックス層と複数の電極55a,55bが交互に積層されている複数の縁状電極を有する第2の電極部とを備えている。第2の電極部の外側に電極54a,54b、55a,55bを有しない絶縁縁状領域と、更にその外側に厚み方向に相対向する様に複数の圧電セラミックス層と複数の電極55a,55bが交互に積層されている複数の縁状電極を有する第3の電極部とを備えている。
【0037】
各電極54a,54b、55a,55b間は、方形板51の厚み方向に分極され、第1乃至第3の電極部のいずれかを入力部52と出力部53とする。圧電トランスの駆動は、方形板51の径広がり5次振動モードで行う。
【0038】
この実施例3の圧電トランスの寸法は、一辺が20mmの正方形で、厚さ2.3mmである。方形板51は図3(a)の内部電極パターンの通り、辺方向に絶縁部を介して3分割されており、中央部とその1つ外側には入力部52、最外部に出力部53が配置されている。入力部52には入力用の内部電極54a,54bが配置され、図中矢印で示すように厚み方向に分極されている。出力部53には同じく出力用の内部電極55a,55bが配置され、厚み方向一層置きに、互いに厚み方向に逆向きに分極されている。
【0039】
分極は入出力双方とも、150℃のシリコンオイル中で1kV/mmの電界強度で行った。試作した圧電トランスの出力側に負荷抵抗60Ωを接続し、振動子定数とパワー特性を測定した結果を表1に示す。
【0040】
また参考までに従来の円盤状3次径広がりモードの積層型圧電トランスを標準試料として同時評価を行った。
【0041】
表1では上段に微少振動時の振動子定数、下段に負荷を接続した状態での振動子定数とパワー特性を表示してある。ここで、
fr;共振周波数
d2;出力側制動容量
Qm2 ;出力側機械的品質係数(損失係数の逆数)
1/ωCd2;負荷マッチング状態でのインピーダンス
γ1,γ2;入力側,出力側容量比
Pout ;出力電力
をそれぞれ示している。
【0042】
表1において実施例1〜3いずれの圧電トランスにおいても図5の従来のkrを用いた3次広がり積層圧電トランスと比較して、効率で2〜3%程度低下し、そのため温度上昇量が数度アップしていることが分かる。これは実施例1〜3いずれの圧電トランスにおいても方形板の径広がり振動であるため、実効的な結合係数が純粋な円板の状態よりも低下する(容量比γが増大する。)ためであると考えられる。
【0043】
むしろ完全な方形状になったにも関わらず、圧電トランスとしての基本的な動作特性が得られ90%以上の効率が得られたことが重要である。
【0044】
なお、上述した各実施例における方形板は、正方形として説明したが、その他の形状として、角部が直線状に切り落とされている方形板や、方形板の角部が曲線状に切り落とされている方形板を用いてもよい。
【0045】
すなわち、方形板は、製造、実装の観点からもっとも効率がよいものであるが、方形板が回転対称形であって、例えば、方形板の角部が曲線状に切り落とされている方形板を採用すれば、実装時における角部のカケ防止などができ、しかも変換効率は正方形と比べてほとんど変わらない。
【0046】
【発明の効果】
本発明の圧電トランスにより入力側、または出力側、あるいは双方ともkrを用いた、小型で低背な、量産に適した圧電トランスを提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の実施の形態例における実施例1の圧電トランスの平面図、(b)はha(a)実施例1の圧電トランスの断面構造図、(c)は(a)実施例1の圧電トランスの応用、変位分布図である。
【図2】(a)は本発明の実施の形態例における実施例2の圧電トランスの平面図、 (b)は(a)実施例2の圧電トランスの断面構造図、(c)は(a)実施例2の圧電トランスの応用、変位分布図である。
【図3】(a)は本発明の実施の形態例における実施例3の圧電トランスの平面図、 (b)は(a)実施例3の圧電トランスの断面構造図、(c)は(a)実施例3の圧電トランスの応用、変位分布図である。
【図4】(a)は従来の円板での径広がりモードを利用した圧電トランスの平面図、(b)は (a)の圧電トランスの断面構造図、(c)は(a)の圧電トランスの応用、変位分布図である。
【図5】(a)従来の円板での径広がり3次モードを利用した圧電トランスの平面図、(b)は(a)の圧電トランスの断面構造図、(c)は(a)の圧電トランスの応用、変位分布図である。
【符号の説明】
31,41,51 圧電トランス方形板
32,42,52,132,142 入力部
33,43,53,133,143 出力部
34 圧電セラミック層
35a,45a,36a,36b,55a,35b,
45b,55b 電極
131,141 圧電トランス円板

Claims (8)

  1. 圧電セラミックス方形板の中心領域において厚み方向に相対向するように複数の圧電セラミック層と複数の電極とが交互に積層されている入力部と、該入力部の外側に前記電極を有しない絶縁縁状領域と、更に該絶縁縁状領域の外側に前記厚み方向に相対向する様に複数の圧電セラミックス層と複数の電極とが交互に積層されている複数の縁状電極を有する出力部とを備え、前記入力部及び前記出力部では前記各電極間が前記方形板の厚み方向に分極されていることを特徴とする圧電トランス。
  2. 圧電セラミックス方形板の中心領域において厚み方向に相対向するように複数の圧電セラミック層と複数の電極とが交互に積層されている出力部と、該出力部の外側に前記電極を有しない絶縁縁状領域と、更に該絶縁縁状領域の外側に厚み方向に相対向する様に複数の圧電セラミックス層と複数の電極とが交互に積層されている複数の縁状電極を有する入力部とを備え、前記入力部及び前記出力部では前記各電極間が前記方形板の厚み方向に分極されていることを特徴とする圧電トランス
  3. 請求項1又は2の圧電トランスを用いる圧電トランスの駆動方法において、前記方形板の径広がり3次振動モードで駆動することを特徴とする圧電トランスの駆動方法
  4. 圧電セラミックス方形板の中心領域において厚み方向に相対向するように複数の圧電セラミック層と複数の電極が交互に積層されている第1の電極部と、該第1の電極の外側に前記電極を有しない絶縁縁状領域と、更に該絶縁縁状領域の外側に厚み方向に相対向する様に複数の圧電セラミックス層と複数の電極とが交互に積層されている複数の縁状電極を有する第2の電極部とを備え、該第2の電極部の外側に前記電極を有しない絶縁縁状領域と、更に該絶縁縁状領域の外側に厚み方向に相対向する様に複数の圧電セラミックス層と複数の電極とが交互に積層された複数の縁状電極を有する第3の電極部とを備え、前記各電極間が前記方形板の厚み方向に分極され、前記第1又は第2の電極部のいずれかを入力部と出力部とすることを特徴とする圧電トランス。
  5. 請求項記載の圧電トランスを用いる圧電トランスの駆動方法において、前記方形板の径広がり次振動モードで駆動することを特徴とする圧電トランスの駆動方法。
  6. 請求項1、2又は4の圧電トランスにおいて、前記方形板が正方形であることを特徴とする圧電トランス。
  7. 請求項1、2又は4の圧電トランスにおいて、前記方形板の角部が直線状に切り落とされていることを特徴とする圧電トランス。
  8. 請求項1、2又は4の圧電トランスにおいて、前記方形板の角部が曲線状に切り落とされていることを特徴とする圧電トランス。
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