JP4102208B2 - 放送制御装置、ページングシステム、放送制御方法、コンピュータプログラム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

放送制御装置、ページングシステム、放送制御方法、コンピュータプログラム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体 Download PDF

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JP4102208B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、放送制御装置、ページングシステム、放送制御方法、コンピュータプログラム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関し、特に所定のエリアに向けて音声を放送するために用いて好適なものである。
【0002】
【従来の技術】
複数のエリア毎に放送を行う必要のあるプラントなどの大きな施設内においては、上記複数のエリア毎に拡声装置を配設し、上記配設した拡声装置から所定のエリアに向けて音声を出力してページングを行うページングシステムが実用化されている。
例えば、特許文献1には、インターホンから入力された音声情報に基づく音声を、アンプを介してスピーカから出力するようにする技術が開示されている。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−7927号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の技術では、インターホンと、スピーカとを専用線で接続しているために、放送エリアを拡大しようとする場合、上記専用線を増設しなければならなかった。したがって、従来の技術では、ページングシステムの規模を拡大することが困難であるとともに、工事費用が莫大なものになってしまうという問題点があった。
【0005】
また、上述したように、従来の技術では、インターホンと、スピーカとを専用線で接続しているために、上記インターホンから出力された音声情報に基づく音声を放送する形態のページングシステムしか構築することができなかった。したがって、従来の技術では、多機能のページングシステムを構築することが困難であるという問題点があった。
【0006】
このように、従来の技術では、大規模且つ多機能のページングシステムを構築することが困難であるという問題点があった。
【0007】
本発明は上述の問題点にかんがみてなされたものであり、拡声装置から所定のエリアに向けて音声を放送するページングシステムの規模と機能とを柔軟に拡張することができるようにすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の放送制御装置は、施設内において、各設備の設備制御装置と、VoIP装置と、IP電話からなる複数の音声入出力装置と、施設内の各エリアに配設されたIP電話を含む拡声装置とにネットワークを介して接続され、記録媒体に予め記録された音声情報に基づく音声と、前記音声入出力装置から出力された音声情報に基づく音声とのうちの少なくとも何れか一方の音声を所定の前記エリアに向けて前記拡声装置で放送するように制御する放送制御装置であって、前記設備の動作であるイベントに関するイベント情報を該設備の設備制御装置から取得し、該イベント情報に基づいてイベントの内容を識別するイベント内容識別手段と、該イベントの内容に基づいて、該イベントについて所定のエリアで放送すべき音声情報と、該エリアでの出力先である拡声装置と、該音声情報の優先度とを予め設定した音声放送リストを前記記録媒体から読み出す手段と、前記記録媒体に記録された音声情報の出力先となる拡声装置と、記音声入出力装置から出力された音声情報の出力先となる拡声装置とが競合するか否かを、前記VoIP装置に問い合せた拡声装置の使用状態に基づいて判断する判断手段と、判断手段による判断の結果、該拡声装置が競合する場合に、記記録媒体に記録された音声情報と、記音声入出力装置から出力された音声情報とのうち、音声情報それぞれに予め設定された優先度が高い方の音声情報を選択する選択手段と、選択手段により選択された音声情報に基づく音声を、記拡声装置から放送させるように制御する放送制御手段とを有することを特徴としている。
【0009】
本発明のページングシステムは、記記載の放送制御装置と、VoIP装置と、前記放送制御装置とネットワークを介して接続されたIP電話からなる音声入出力装置と、記放送制御装置から出力された音声情報に基づく音声と記音声入出力装置から出力された音声情報に基づく音声とのうちの少なくとも何れか一方を所定のエリアに向けて放送するIP電話を含む拡声装置とを有することを特徴としている。
【0010】
本発明の放送制御方法は、施設内において、各設備の設備制御装置と、VoIP装置と、IP電話からなる複数の音声入出力装置と、施設内の各エリアに配設されたIP電話を含む拡声装置とにネットワークを介して接続され、記録媒体に予め記録された音声情報に基づく音声と、前記音声入出力装置から出力された音声情報に基づく音声とのうちの少なくとも何れか一方の音声を所定の前記エリアに向けて前記拡声装置で放送するように制御する放送制御方法であって、前記設備の動作であるイベントに関するイベント情報を該設備の設備制御装置から取得し、該イベント情報に基づいてイベントの内容を識別するイベント内容識別処理と、該イベントの内容に基づいて、該イベントについて所定のエリアで放送すべき音声情報と、該エリアでの出力先である拡声装置と、該音声情報の優先度とを予め設定した音声放送リストを前記記録媒体から読み出す処理と、前記記録媒体に記録された音声情報の出力先となる拡声装置と、前記音声入出力装置から出力された音声情報の出力先となる拡声装置とが競合するか否かを、前記VoIP装置に問い合せた拡声装置の使用状態に基づいて判断する判断処理と、判断処理による判断の結果、拡声装置が競合する場合に、記記録媒体に記録された音声情報と、記音声入出力装置から出力された音声情報とのうち、音声情報それぞれに予め設定された優先度が高い方の音声情報を選択する選択処理と、選択処理により選択された音声情報に基づく音声を、記拡声装置から放送させるように制御する放送制御処理とを行うことを特徴としている。
【0011】
本発明のコンピュータプログラムは、施設内において、各設備の設備制御装置と、VoIP装置と、IP電話からなる複数の音声入出力装置と、施設内の各エリアに配設されたIP電話を含む拡声装置とにネットワークを介して接続され、記録媒体に予め記録された音声情報に基づく音声と、前記音声入出力装置から出力された音声情報に基づく音声とのうちの少なくとも何れか一方の音声を所定の前記エリアに向けて前記拡声装置で放送するように制御する処理をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムであって、前記設備の動作であるイベントに関するイベント情報を該設備の設備制御装置から取得し、該イベント情報に基づいてイベントの内容を識別するイベント内容識別処理と、該イベントの内容に基づいて、該イベントについて所定のエリアで放送すべき音声情報と、該エリアでの出力先である拡声装置と、該音声情報の優先度とを予め設定した音声放送リストを前記記録媒体から読み出す処理と、前記記録媒体に記録された音声情報の出力先となる拡声装置と、前記音声入出力装置から出力された音声情報の出力先となる拡声装置とが競合するか否かを、前記VoIP装置に問い合せた拡声装置の使用状態に基づいて判断する判断処理と、判断処理による判断の結果、拡声装置が競合する場合に、記記録媒体に記録された音声情報と、記音声入出力装置から出力された音声情報とのうち、音声情報それぞれに予め設定された優先度が高い方の音声情報を選択する選択処理と、選択処理により選択された音声情報に基づく音声を、記拡声装置から放送させるように制御する放送制御処理とをコンピュータに実行させることを特徴としている。
【0012】
本発明のコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、上記記載のコンピュータプログラムを記録したことを特徴としている。
【0013】
【発明の実施の形態】
次に、図面を参照しながら、本発明の放送制御装置、ページングシステム、放送制御方法、コンピュータプログラム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体の実施の形態を説明する。
図1は、本実施の形態におけるページングシステムの構成の一例を示した図である。なお、本実施の形態では、生産施設内の所定のエリアに対して音声を放送する場合を例に挙げて説明する。
【0014】
図1において、ページングシステム1は、VoIP(Voice over Internet Protocol)技術を用いて構築されたシステムであり、通話用固定IP電話2と、通話用無線IP電話3a、3bと、アンテナ4と、拡声器5a、5bと、スピーカ6a、6bと、拡声用固定IP電話7a、7bと、VoIP装置8と、構内交換機(PBX;private branch exchange)9と、放送用サーバ10と、放送出力用固定IP電話11と、第1〜第3のネットワーク機器12a〜12cと、上記生産施設内に配設された生産設備を制御するための生産設備制御装置13と、イントラネット14と、電話網15と、普通電話機16とを有している。
【0015】
通信用固定IP電話2は、イントラネット14に接続されており、通話用無線IP電話3a、3bや普通電話機16と通話を行ったり、上記生産施設内の所定のエリアに向けてスピーカ6a、6bから音声を放送したりする際に使用されるものである。
【0016】
通話用無線IP電話3a、3bは、イントラネット14に接続されたアンテナ4を介して外部との通信を行うように構成されており、通信用固定IP電話2や他の通話用無線IP電話3a、3bや普通電話機16と通話を行ったり、通信用固定IP電話2と同様に上記生産施設内の所定のエリアに向けてスピーカ6a、6bから音声を放送したりする際に使用されるものである。
【0017】
このような構成の通信用固定IP電話2と、通話用無線IP電話3a、3bは、上記生産施設内の監視エリアや作業エリアなどに配設されている。このように、本実施の形態では、通信用固定IP電話2と、通話用無線IP電話3a、3bが音声入出力装置に相当する。
【0018】
拡声器5a、5bは、通信用固定IP電話2または通話用無線IP電話3a、3bから出力された音声情報や、後述するようにして放送用サーバ10から出力された音声情報を増幅するためのものである。
【0019】
なお、拡声器5a、5bは、拡声用固定IP電話7a、7bを介してイントラネット14に接続されている。そして、本実施の形態のページングシステム1では、拡声用固定IP電話7a、7bが有しているIPアドレスにより、拡声器5a、5bが特定されるようにしている。
【0020】
スピーカ6a、6bは、上記生産施設内の所定のエリアに配設され、拡声器5a、5bにより増幅された音声情報に基づく音声を上記生産施設内の所定のエリアに向けて放送するためのものである。
以上のように本実施の形態では、拡声器5a、5bと、スピーカ6a、6bと、拡声用固定IP電話7a、7bとで拡声装置が構成される。
【0021】
VoIP装置8は、第1のネットワーク機器12aを介してイントラネット14に接続されており、通話用固定IP電話2、通話用無線IP電話3a、3b、拡声用固定IP電話7a、7b、及び放送出力用固定IP電話11の通信状態を管理する機能などを有している。
【0022】
構内交換機9は、第2のネットワーク機器12bを介してイントラネット14に接続されている。また、この構内交換機9は、電話網15にも接続されている。このようにして接続された構内交換機9は、IP電話(通話用固定IP電話2及び通話用無線IP電話3a、3b)と、普通電話機16との間で通話を行う際に交換機として機能するものである。
【0023】
放送制御装置として配設される放送用サーバ10は、第3のネットワーク機器12cを介してイントラネット14に接続されており、予め登録された音声情報を放送先の拡声器5a、5bに対応して配設されている拡声用固定IP電話7a、7bに出力する機能を有している。
【0024】
また、放送用サーバ10は、IP電話(通話用固定IP電話2や、通話用無線IP電話3a、3b)から出力された音声情報に基づく音声がスピーカ6a、6bから放送されている場合には、上記IP電話から出力された音声情報と、上記予め登録された音声情報とのうち、優先度の高い方の音声情報に基づく音声を優先して放送させるようにする。なお、放送用サーバ10の具体的な機能については後述する。
【0025】
放送出力用固定IP電話11は、第3のネットワーク機器12cを介してイントラネット14に接続されている。また、この放送出力用固定IP電話11は、放送用サーバ10にも接続されている。
【0026】
このようにして接続された放送出力用固定IP電話11は、放送用サーバ10から記録媒体に記録された音声情報に基づく音声をイントラネット14に出力するときに使用される。
【0027】
次に、図2〜図6を参照しながら、放送用サーバ10の具体的な機能について説明する。
図2は、放送用サーバ10の構成の一例を示したブロック図である。
図2において、放送用サーバ10は、入力装置21と、表示装置22と、処理装置23とを有している。
【0028】
入力装置21は、キーボードやマウスやマイクなどにより構成される装置であり、ユーザにより実行された内容を処理装置23に伝えるようにするための装置である。
【0029】
表示装置22は、ディスプレイなどにより構成される装置であり、処理装置23により実行された処理結果などを表示するための装置である。ユーザは、この表示装置23の表示内容を見ながら、入力装置21を用いて所望の内容を入力する。
【0030】
処理装置23は、音声ファイル取得部23aと、音声ファイル格納部23bと、音声放送リスト取得部23cと、音声放送リスト格納部23dと、ネットワーク情報取得部23eと、ネットワーク情報格納部23fと、状態問合せ部23gと、イベント内容識別部23hと、放送順位決定部23iと、音声情報選択部23jと、拡声先選択部23kと、拡声先制御部23lとを有している。
【0031】
音声ファイル取得部23aは、入力装置21を用いて行われたユーザの操作に基づいて、音声録音用の所定のアプリケーションソフトウェアを起動して、音声情報を録音させることをユーザに促すための所定の内容を表示装置22に表示する。そして、上記表示した所定の内容に従って入力装置21から音声情報が入力されると、上記入力された音声情報を音声ファイル格納部23bに格納する。
【0032】
なお、音声ファイル格納部23bに音声情報を格納する際には、入力装置21を用いて行われたユーザの操作に基づいて入力されたファイル名を上記音声情報に付与するようにする。これにより、音声ファイル格納部23bに格納された音声情報を上記ファイル名により区別することができる。
【0033】
また、音声ファイル格納部23bに格納される音声情報は、マイクから入力したユーザの音声や、ユーザがキーボードを操作して入力した内容に基づく電子音などである。
【0034】
音声放送リスト取得部23cは、入力装置21を用いて行われたユーザの操作に基づいて、音声放送リスト管理用の所定のアプリケーションソフトウェアを起動する。
【0035】
そして、図3に示すような音声放送リスト登録用画面30を表示装置22に表示する。ユーザは、この音声放送リスト登録用画面30を見ながら入力装置21を操作して音声放送リストを登録する。
【0036】
音声放送リスト登録用画面30には、ナンバー表示欄30aと、区分登録欄30bと、項目登録欄30cと、メッセージ内容登録欄30dと、優先度登録欄30eと、放送エリア登録欄30fと、回数登録欄30gと、起動要因ナンバー登録欄30hと、音声ファイル名登録欄30iと、参照ボタン30jと、登録ボタン30kと、キャンセルボタン30lなどが表示される。
【0037】
ナンバー表示欄30aには、ユーザが登録しようとしている音声放送リストの登録番号を表示する。本実施の形態では、音声放送リストの登録順に登録番号が自動的に割り付けられるようにしている。
【0038】
区分登録欄30bは、上記生産施設のどの区分に属している設備の動作(イベント)に対する音声情報を放送するのかを登録するための欄である。図3に示した例では、生産施設における「炉前関係」の設備の動作に対する音声を放送するという内容が、入力装置(キーボードなど)21を用いて行われたユーザの操作により入力されたことを示している。
【0039】
項目登録欄30cは、区分登録欄30bに登録された生産設備の具体的な動作(イベント)内容を登録するための欄である。図3に示した例では、「開孔機の旋回」動作に対する音声を放送するという内容が、入力装置(キーボードなど)21を用いて行われたユーザの操作により入力されたことを示している。
【0040】
メッセージ内容登録欄30dは、項目登録欄30cに登録された動作(イベント)を行う際に放送する音声の内容を登録するための欄である。図3に示した例では、「只今から1号開孔機が旋回します。周辺の方は退避してください」という内容が、入力装置(キーボードなど)21を用いて行われたユーザの操作により入力されたことを示している。
【0041】
優先度登録欄30eは、メッセージ内容登録欄30dに登録された音声情報の優先度を登録するための欄である。本実施の形態では、アルファベットを用いて優先度を表している。具体的に説明すると、優先度の高いものから順に「A、B、C、D・・・」という文字をユーザによる入力装置(キーボードなど)21の操作に基づいて優先度登録欄30eに表示するようにしている。
【0042】
このように本実施の形態では、音声放送リストに優先度をつけることで、上記優先度が高い音声放送リストに登録された音声情報に基づく音声を優先的に放送させることができるようにしている。
なお、音声放送リストに登録された音声情報に基づく音声を優先的に放送させるようにする際の具体的な処理については後述する。
【0043】
放送エリア登録欄30fは、音声放送リストに登録されている音声情報に基づく音声の放送先を登録するための欄である。本実施の形態では、スピーカ6a、6bが配設されているエリアの名称を表示するとともに、上記エリアの名称の横にチェックボックスを表示するようにしている。
【0044】
そして、入力装置(マウスなど)21を用いて行われたユーザの操作により上記チェックボックスがチェックされると、上記チェックされたチェックボックスに対応するエリアに配設されているスピーカ6a、6bから音声を放送するようにすることが選択されたことになる。
【0045】
図3に示した例では、「計器室」に配設されているスピーカ6a、6bと、「本体鋳床」に配設されているスピーカ6a、6bとから音声を放送するようにすることがユーザにより選択されたことを示している。
【0046】
回数登録欄30gは、放送回数を登録するための欄である。図3に示した例では、入力装置(キーボードなど)21を用いて行われたユーザの操作により、メッセージ内容登録欄30dに登録された内容の音声を1回放送することが入力されたことを示している。
【0047】
起動要因ナンバー登録欄30hは、項目登録欄30cに登録された動作の起動要因ナンバーを登録するための欄である。図3に示した例では、入力装置21(キーボードなど)を用いて行われたユーザの操作により起動要因ナンバーとして「001」が入力されたことを示している。
【0048】
音声ファイル名登録欄30iは、メッセージ内容登録欄30dに登録された内容に対応する音声情報のファイル名を登録するための欄である。
参照ボタン30jは、所望の音声情報のファイル名を音声ファイル名登録欄30iに登録するためのボタンである。
【0049】
入力装置(マウスなど)21を用いて行われたユーザの操作により、この参照ボタン30jが押下されると、音声放送リスト取得部23cは、音声ファイル格納部23bに格納されているファイル名の一覧を表示装置22に表示する(図示せず)。
【0050】
このファイル名の一覧の中から所望の音声情報のファイル名がユーザにより選択されると、上記選択されたファイル名を音声ファイル名登録欄30iに表示する。図3に示した例では、「VA001.wav」というファイル名の音声情報がユーザにより選択されたことを示している。
【0051】
登録ボタン30kは、上述した各欄30a〜30iに入力された内容を登録する際に、ユーザによる入力装置(マウスなど)21の操作により押下されるボタンである。
【0052】
この登録ボタン30kが押下されると、音声放送リスト取得部23cは、上述した各欄30a〜30iに入力された内容の音声放送リストを、音声放送リスト格納部23dに格納する。
【0053】
キャンセルボタン30lは、上述した各欄30a〜30iに入力された内容をキャンセルする際に、ユーザによる入力装置(キーボードなど)21の操作により押下されるボタンである。
【0054】
このキャンセルボタン30lが押下されると、音声放送リスト取得部23cは、上述した各欄30a〜30iに入力された内容の全部または一部を無効にする処理を行う。
【0055】
また、音声放送リスト取得部23cは、上述したようにして音声放送リスト格納部23dに格納された音声放送リストの一覧を、入力装置(マウスなど)21を用いて行われたユーザの操作に基づいて、表示装置22に表示する。
【0056】
図4に、上記音声放送リストの一覧を示した音声放送リスト管理画面の表示例を示す。
図4において、音声放送リスト管理画面40には、上記音声放送リストの他に、新規ボタン41と、修正ボタン42と、削除ボタン43と、前ページボタン44と、次ページボタン45と、最新表示ボタン46とが表示される。
【0057】
新規ボタン41は、音声放送リストを新規に作成する場合に、入力装置(マウスなど)21を用いて行われたユーザの操作により押下されるボタンである。この新規ボタン41が押下されると、音声放送リスト取得部23cは、図3に示した音声放送リスト登録用画面30を表示装置22に表示し、上述したようにして音声放送リストを登録するための処理を行う。
【0058】
修正ボタン42は、既に登録されている音声放送リストの内容を修正する場合に、入力装置(マウスなど)21を用いて行われたユーザの操作により押下されるボタンである。
【0059】
音声放送リスト管理画面40に表示されている音声放送リストの中から所望の音声放送リストが入力装置(マウスなど)21を用いて行われたユーザの操作により選択された後に、この修正ボタン42が押下されると、音声放送リスト取得部23cは、図3に示した音声放送リスト登録用画面30を表示装置22に表示し、上述したようにして音声放送リストを再登録するための処理を行う。
【0060】
削除ボタン43は、既に登録されている音声放送リストの内容を削除する場合に、入力装置(マウスなど)21を用いて行われたユーザの操作により押下されるボタンである。
【0061】
音声放送リスト管理画面40に表示されている音声放送リストの中から所望の音声放送リストが入力装置(マウスなど)21を用いて行われたユーザの操作により選択された後に、この削除ボタン43が押下されると、音声放送リスト取得部23cは、上記選択された音声放送リストを削除する処理を行う。
【0062】
なお、図4に示すように、音声放送リスト管理画面40に表示できる音声放送リストの数には限りがあるので、本実施の形態では、前ページボタン44、次ページボタン45、または最新表示ボタン46を押下することで、所望の音声放送リストをユーザが選択することができるようにしている。
【0063】
図2に説明を戻し、ネットワーク情報取得部23eは、入力装置21を用いて行われたユーザの操作に基づいて、イントラネット14に接続されている装置に関するネットワーク情報を登録するための所定のアプリケーションソフトウェアを起動する。
【0064】
そして、図5に示すようなネットワーク情報登録用画面50を表示装置22に表示する。ユーザは、この音声放送リスト登録用画面50を見ながら入力装置21を操作してイントラネット14に接続されている装置に関するネットワーク情報を登録する。
【0065】
具体的に説明すると、ネットワーク情報登録用画面50には、PC関連登録欄51と、無線IPフォン登録欄52と、放送用固定装置登録欄53と、無線AP(アンテナ)登録欄54と、登録ボタン55と、キャンセルボタン56とが表示される。
【0066】
PC関連登録欄51は、通話用固定IP電話2、通話用無線IP電話3a、3b、アンテナ4、及び拡声用固定IP電話7a、7b以外の装置の名称と、その装置が有するIPアドレスとを登録するための欄である。
【0067】
また、「Network Status」の欄には、後述する状態問合せ部23gによる問い合わせにより取得された上記装置の通信状態が書き込まれる。具体的に「Network Status」の欄には、例えば、装置が通信可能な状態で正常に動作しているか否かが書き込まれる。
【0068】
無線IPフォン登録欄52は、通話用無線IP電話3a、3bの電話番号と、IPアドレスとを登録するための欄である。また、「Network Status」の欄には、後述する状態問合せ部23gによる問い合わせにより取得された通話用無線IP電話3a、3bの通信状態が書き込まれる。
【0069】
放送用固定装置登録欄53は、拡声用固定IP電話7a、7bの電話番号と、IPアドレスとを登録するための欄である。また、「Network Status」の欄には、後述する状態問合せ部23gによる問い合わせにより取得された拡声用固定IP電話7a、7bの通信状態が書き込まれる。
【0070】
さらに、「電話状態」の欄には、後述する状態問合せ部23gによる問い合わせにより取得された拡声用固定IP電話7a、7bの通話状態が書き込まれる。具体的に「電話状態」の欄には、拡声用固定IP電話7a、7bが通話中であるか否かが書き込まれる。
【0071】
なお、上記において、拡声用固定IP電話7a、7bが通話中であるということは、拡声用固定IP電話7a、7bにより特定される拡声器5a、5b及びスピーカ6a、6bが使用中であるということを表している。
【0072】
無線AP(アンテナ)登録欄54は、アンテナ4の番号と、IPアドレスとを登録するための欄である。また、「Network Status」の欄には、後述する状態問合せ部23gによる問い合わせにより取得されたアンテナ4の通信状態が書き込まれる。
【0073】
登録ボタン55は、上述した各欄51〜54に入力された内容を登録する際に、入力装置(キーボードなど)21を用いて行われたユーザの操作により押下されるボタンである。
【0074】
この登録ボタン55が押下されると、ネットワーク情報取得部23eは、上述した各欄51〜54に入力されたネットワーク情報を、ネットワーク情報格納部23fに格納する。
【0075】
図2に説明を戻し、状態問合せ部23gは、イントラネット14に接続された各装置の通信状態や、拡声用固定IP電話7a、7bの通話状態などを、常時、定期的または必要に応じてVoIP装置8に問い合せ、その結果を該当するネットワーク情報と対応付けてネットワーク情報格納部23fに格納するためのものである。
【0076】
そして、本実施の形態のページングシステム1では、上述したようにしてネットワーク情報取得部23eにより取得されたネットワーク情報と、状態問合せ部23gにより問い合わせた結果とを用いて、イントラネット14に接続された全ての装置の状態を監視することができるようにしている。
【0077】
この場合、ネットワーク情報取得部23eは、入力装置21を用いて行われたユーザの操作に基づいて、イントラネット14に接続された装置の状態を監視するための装置監視用画面60を表示装置22に表示する(図6を参照)。
【0078】
そして、装置監視用画面60に表示されている全設備診断ボタン61が、入力装置21を用いて行われたユーザの操作により押下されると、ネットワーク情報取得部23eは、ネットワーク情報格納部23fに格納された情報を、装置監視用画面60の該当する欄に表示する。
【0079】
このように本実施の形態では、イントラネット14に接続された全ての装置の状態を、装置監視用画面60を用いて監視することができるようにしている。また、音声の放送先を特定するための拡声用固定IP電話7a、7bの電話番号をVoIP電話帳として管理することができるようにしている。
【0080】
なお、本実施の形態では、イントラネット14に接続された全ての装置の状態を、装置監視用画面60を用いて監視する場合について説明したが、イントラネット14に接続された特定の装置の状態を監視することができる構成にしてもよい。
【0081】
図2に説明を戻し、イベント内容識別部23hは、生産設備で発生するイベントに関するイベント情報を生産設備制御装置13から取得し、上記取得したイベント情報に基づいて、上記生産設備で発生するイベントの内容を識別する機能を有する。
【0082】
放送順位決定部23iは、イベント内容識別部23hにより識別されたイベントに対応する音声放送リストを音声放送リスト格納部23dから読み出す。
【0083】
なお、同じエリアに対して放送を行う必要のある複数のイベントが同時期に発生した場合には、放送順位決定部23iは、該当する複数の音声放送リストを読み出し、上記読み出した音声放送リストに登録されている優先度に従って、放送順位を決定する。
【0084】
音声情報選択部23jは、放送順位決定部23iにより読み出された音声放送リストに登録されているファイル名に対応する音声ファイルを音声ファイル格納部23bから読み出す。これにより、放送する音声の内容が選択される。
【0085】
拡声先選択部23kは、放送順位決定部23iにより読み出された音声放送リストに登録されている放送エリアのスピーカ6a、6bに対応して配設されている拡声用固定IP電話7a、7bのネットワーク情報(IPアドレス)をネットワーク情報格納部23fから読み出す。これにより、音声の放送先が選択される。
【0086】
拡声先制御部23lは、放送順位決定部23iにより読み出された音声放送リストに登録されている放送エリアのスピーカ6a、6bに対応して配設されている拡声用固定IP電話7a、7bの通話状態をネットワーク情報格納部23fから読み出す。
【0087】
そして、拡声先選択部23kにより選択された放送先における拡声用固定IP電話7a、7bが通話中であるか否かを判定する。この判定の結果、拡声用固定IP電話7a、7bが通話中である場合には、放送順位決定部23jにより読み出された音声放送リストに登録されている優先度に従って、拡声用固定IP電話7a、7bにおける現在の通話を強制的に遮断するか否かを判定する。
【0088】
そして、拡声用固定IP電話7a、7bにおける現在の通話を遮断すると判定した場合には、拡声用固定IP電話7a、7bにおける現在の通話を遮断して、音声情報選択部23jにより選択された音声ファイルの音声情報を、拡声先選択部23kにより選択されたIPアドレスに出力する。これにより、音声情報選択部23jにより選択された音声ファイルの音声情報に基づく音声が、現在放送中の音声に優先してスピーカ6a、6cから放送される。
【0089】
一方、拡声用固定IP電話7a、7bにおける現在の通話を遮断しないと判定した場合には、拡声用固定IP電話7a、7bにおける現在の通話が終了してから、音声情報選択部23jにより選択された音声ファイルの音声情報を、拡声先選択部23kにより選択されたIPアドレスに出力する。
【0090】
なお、上記の処理手順において、同じエリアに対して放送を行う必要のある複数のイベントが同時期に発生した場合には、音声情報選択部23j、拡声先選択部23k、及び拡声先制御部23lは、放送順位決定部23iにより決定された放送順位に従って処理を行うようにする。
【0091】
また、拡声用固定IP電話7a、7bの通話状態を読み出す際に、拡声用固定IP電話7a、7bの通信状態も読み出すようにし、拡声先選択部23lにより選択された拡声先における拡声用固定IP電話7a、7bが通信可能な状態にない場合には、その旨をユーザに報知するようにするようにしてもよい。
【0092】
次に、図7のフローチャートを参照しながら、生産設備で発生するイベントに応じた音声情報を放送する際の放送用サーバ10における動作の一例について説明する。
【0093】
まず、最初のステップS1において、イベント内容識別部23hは、イベント情報を取得するまで待機し、取得したらステップS2に進む。
次に、ステップS2において、イベント内容識別部23hは、ステップS1で取得したイベント情報に基づいて、生産設備で発生するイベントの内容を識別する。
【0094】
次に、ステップS3において、放送順位決定部23jは、ステップS2で識別されたイベントに対応する音声放送リストを音声放送リスト格納部23dから読み出す。
【0095】
次に、ステップS4において、放送順位決定部23jは、複数のイベント情報が所定の時間内に取得されたか否かを判定して同時期に複数のイベントが発生するか否かを判定する。
【0096】
この判定の結果、同時期に複数のイベントが発生すると判定した場合には、ステップS5に進み、放送順位決定部23iは、ステップS3で読み出した音声放送リストに登録されている優先度に従って、複数のイベントに対する音声情報の放送順位を決定し、ステップS6に進む。
【0097】
一方、ステップS4において、同時期に複数のイベントが発生しないと判定した場合には、上記ステップS5を省略してステップS6に進む。
【0098】
そして、ステップS6において、音声情報選択部23jは、ステップS3で読み出された音声放送リストに登録されているファイル名に対応する音声ファイルを音声ファイル格納部23bから読み出す。
【0099】
次に、ステップS7において、拡声先選択部23kは、ステップS3で読み出された音声放送リストに登録されている放送エリアのスピーカ6a、6bに対応して配設されている拡声用固定IP電話7a、7bのIPアドレスをネットワーク情報格納部23fから読み出す。
【0100】
次に、ステップS8において、拡声先制御部23kは、ステップS3で読み出された音声放送リストに登録されている放送エリアのスピーカ6a、6bに対応して配設されている拡声用固定IP電話7a、7bの通話状態をネットワーク情報格納部23fから読み出す。
【0101】
そして、ステップS7で読み出したIPアドレスで特定されるスピーカ6a、6bが使用中であるか否かを判定する。
【0102】
この判定の結果、スピーカ6a、6bが使用中である場合にはステップS9に進み、拡声先制御部23lは、ステップS3で読み出された音声放送リストに登録されている優先度に従って、現在使用中の拡声用固定IP電話7a、7bの通話を遮断して放送を中断させるか否かを判定する。
【0103】
この判定の結果、放送を中断させると判断した場合には、ステップS10に進み、現在放送中の音声を消音させるように拡声先制御部23lはVoIP装置8を制御して後述するステップS11に進む。これにより、拡声器5a、5bから出力される音声情報の音声レベルが0になる。なお、放送用サーバ10が拡声器5a、5bを直接制御して現在放送中の音声を消音させるようにしてもよい。
【0104】
一方、放送を中断させないと判断した場合には、ステップS12に進み、拡声先制御部23lは、放送が終了したか否かを判定して放送が終了するまで待機する。そして、上記放送が終了したら、後述するステップS11に進む。
【0105】
また、ステップS8において、スピーカ6a、6bが使用中でないと判定した場合には、上記ステップS9とステップS10を省略してステップS11に進む。
【0106】
そして、ステップS11において、拡声先制御部23lは、ステップS6で読み出された音声ファイルの音声情報を、ステップS7で読み出されたIPアドレスに出力する。
【0107】
次に、ステップS13において、拡声先制御部23lは、ステップS3で読み出された全ての音声放送リストに対する処理が終了し、生産設備で発生する全てのイベントに対する放送が終了したか否かを判定する。
【0108】
この判定の結果、全てのイベントに対する放送が終了していない場合には、全てのイベントに対する放送が終了するまでステップS8からステップS13までの処理を繰り返す。
【0109】
以上のように本実施の形態では、生産設備でイベントが発生するときに放送する内容を予め記録している放送用サーバ10により、IP電話2、3a、3bを用いた放送が行われているか否かを判断する。そして、上記IP電話2、3a、3bを用いた放送が行われている最中に上記生産設備でイベントが発生すると判断した場合には、上記発生するイベントに対する放送内容の優先度に応じて、上記IP電話2、3a、3bを用いた放送を中断させるか否かを判断する。
【0110】
そして、優先度が高いイベントが発生する場合には、IP電話2、3a、3bを用いた放送を中断して、上記発生するイベントに応じた放送を行うようにする。一方、優先度が低いイベントが発生する場合には、IP電話2、3a、3bを用いた放送が終了してから、上記発生するイベントに応じた放送を行うようにする。
【0111】
これにより、ユーザが発声した音声を放送する機能と、予め記録された音声を放送する機能とを、VoIP技術を用いて統合し、ユーザが発声した音声に基づく放送と、予め記録された音声に基づく放送とを円滑に行えるようにすることができる。
【0112】
すなわち、ユーザが発声した音声を放送する機能と、予め記録された音声を放送する機能とを相互に補完する多機能のページングシステムを容易に、且つ安価に実現することができる。
【0113】
また、イントラネット14への接続工事と、ソフトウェアの変更とを行うだけで、拡声先のエリアを拡大することができる。これにより、従来のように専用線を増設するなどの大掛かりな工事を行わなくてもページングシステムの規模を拡大することができるとともに、ページングシステムの規模を拡大する際に発生する工事費用を従来に比べて大幅に低減させることができる。
したがって、大規模且つ多機能のページングシステムを容易に、且つ安価に構築することができる。
【0114】
また、生産設備で発生するイベントの内容毎に優先度を設定し、同じエリアに対して放送を行う必要のある複数のイベントが同時期に発生した場合には、上記設定した優先度に応じて放送順序を決定するようにしたので、上記エリアで作業している作業者にとって重要な放送から順番に行うことができ、きめ細かな管理を行えるページングシステムを実現することができる。
【0115】
さらに、イントラネット14を介して複数のスピーカ6a、6bを接続するようにしたので、任意のスピーカ6a、6bを選択して放送を行うことができる。これにより、放送エリアを自由に選択できるページングシステムを容易に実現することができる。
【0116】
なお、本実施の形態では、生産設備で発生するイベントに対応する放送を行う場合を例に挙げて説明したが、放送内容や放送形態はこのようなものに限定されない。例えば、学校や、病院や、ビル内における館内放送を行う場合についても、上述したページングシステム1を適用することができる。
【0117】
また、本実施の形態では、イントラネット14を用いてページングシステム1を構成したが、ネットワークを用いていれば必ずしもイントラネット14を用いてページングシステム1を構成する必要はない。例えば、イーサネット(R)などに代表されるLANや、インターネットを用いるようにしてもよい。
【0118】
さらに、拡声用固定IP電話7a、7bの通話状態をネットワーク情報格納部23fから読み出して、放送先であるスピーカ6a、6bが使用中であるか否かを判定するようにしたが、音声放送リストに登録されている音声情報を出力する際に、拡声用固定IP電話7a、7bの通話状態を問い合せ、問い合わせた結果に基づいて、放送先であるスピーカ6a、6bが使用中であるか否かを判定するようにしてもよい。
【0119】
また、優先度が高いイベントが発生する場合には、IP電話2、3a、3bを用いた放送を中断して、上記発生するイベントに応じた放送を行うようにしたが、IP電話2、3a、3bを用いた放送が特に緊急を要する非常放送である場合には、IP電話2、3a、3bを用いた放送を中断せずにそのまま放送を継続するようにしてもよい。
また、VoIP装置8が有する機能を放送用サーバ10が有するようにしてもよい。
【0120】
(本発明の他の実施形態)
上述した実施形態の機能を実現するべく各種のデバイスを動作させるように、上記各種デバイスと接続された装置あるいはシステム内のコンピュータに対し、上記実施形態の機能を実現するためのソフトウェアのプログラムコードを供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(CPUあるいはMPU)に格納されたプログラムに従って上記各種デバイスを動作させることによって実施したものも、本発明の範疇に含まれる。
【0121】
また、この場合、上記ソフトウェアのプログラムコード自体が上述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード自体、およびそのプログラムコードをコンピュータに供給するための手段、例えば、かかるプログラムコードを格納した記録媒体は本発明を構成する。かかるプログラムコードを記録する記録媒体としては、例えばフレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
【0122】
また、コンピュータが供給されたプログラムコードを実行することにより、上述の実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードがコンピュータにおいて稼働しているOS(オペレーティングシステム)あるいは他のアプリケーションソフト等と共同して上述の実施形態の機能が実現される場合にもかかるプログラムコードは本発明の実施形態に含まれる。
【0123】
さらに、供給されたプログラムコードがコンピュータの機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された後、そのプログラムコードの指示に基づいてその機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上述した実施形態の機能が実現される場合にも本発明に含まれる。
【0124】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、ネットワークに接続された拡声装置から所定のエリアに向けて音声を放送するに際し、記録媒体に記録された音声情報の出力先となる拡声装置と、上記ネットワークに接続された音声入出力装置から出力された音声情報の出力先となる拡声装置とが競合する場合には、優先度が高い方の音声情報に基づく音声を上記拡声装置から放送するようにしたので、ユーザが発声した音声を放送する機能と、予め記録された音声情報に基づく音声を放送する機能とを相互に補完する多機能のページングシステムを容易に、且つ安価に実現することができる。
【0125】
また、ネットワークへの接続工事と、ソフトウェアの変更とを行うだけで、放送エリアを拡大することができる。これにより、ページングシステムの規模を容易に拡大することができるとともに、ページングシステムの規模を拡大する際に発生する工事費用を従来に比べて大幅に低減させることができる。したがって、拡声装置から所定のエリアに向けて音声を放送するページングシステムの規模と機能とを柔軟に拡張することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示し、ページングシステムの構成の一例を示した図である。
【図2】本発明の実施の形態を示し、放送用サーバの構成の一例を示したブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態を示し、音声放送リスト登録用画面の一例を示した図である。
【図4】本発明の実施の形態を示し、音声放送リスト管理画面の一例を示した図である。
【図5】本発明の実施の形態を示し、ネットワーク情報登録用画面の一例を示した図である。
【図6】本発明の実施の形態を示し、装置監視用画面の一例を示した図である。
【図7】本発明の実施の形態を示し、生産設備で発生するイベントに応じた音声情報を放送する際の放送用サーバにおける動作の一例を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 ページングシステム
2 通話用固定IP電話
3 通話用無線IP電話
4 アンテナ
5 拡声器
6 スピーカ
7 拡声用固定IP電話
8 VoIP装置
9 構内交換機
10 放送用サーバ
11 放送出力用固定IP電話
12 ネットワーク機器
13 生産設備制御装置
14 イントラネット

Claims (20)

  1. 施設内において、各設備の設備制御装置と、VoIP装置と、IP電話からなる複数の音声入出力装置と、施設内の各エリアに配設されたIP電話を含む拡声装置とにネットワークを介して接続され、記録媒体に予め記録された音声情報に基づく音声と、前記音声入出力装置から出力された音声情報に基づく音声とのうちの少なくとも何れか一方の音声を所定の前記エリアに向けて前記拡声装置で放送するように制御する放送制御装置であって、
    前記設備の動作であるイベントに関するイベント情報を該設備の設備制御装置から取得し、該イベント情報に基づいてイベントの内容を識別するイベント内容識別手段と、
    該イベントの内容に基づいて、該イベントについて所定のエリアで放送すべき音声情報と、該エリアでの出力先である拡声装置と、該音声情報の優先度とを予め設定した音声放送リストを前記記録媒体から読み出す手段と、
    前記記録媒体に記録された音声情報の出力先となる拡声装置と、記音声入出力装置から出力された音声情報の出力先となる拡声装置とが競合するか否かを、前記VoIP装置に問い合せた拡声装置の使用状態に基づいて判断する判断手段と、
    判断手段による判断の結果、該拡声装置が競合する場合に、記記録媒体に記録された音声情報と、記音声入出力装置から出力された音声情報とのうち、音声情報それぞれに予め設定された優先度が高い方の音声情報を選択する選択手段と、
    選択手段により選択された音声情報に基づく音声を、記拡声装置から放送させるように制御する放送制御手段とを有することを特徴とする放送制御装置。
  2. 請求項1に記載の放送制御装置において、
    記放送制御手段は、記優先度が高い方から順番に音声情報に基づく音声を記拡声装置から放送させるように制御することを特徴とする放送制御装置。
  3. 請求項1又は2に記載の放送制御装置において、
    さらに、前記音声情報、その出力先であるエリアの拡声装置、及び該音声情報と関連付けた優先度を音声放送リストとして、前記記録媒体に記録する優先度記録手段を有し、
    前記選択手段は、記録媒体に記録された音声放送リストからの優先度に基づいて、音声情報を選択することを特徴とする放送制御装置。
  4. 請求項3に記載の放送制御装置において、
    前記イベント内容識別手段で取得された複数のイベントに対して前記記録媒体に複数の音声情報が記録されているときに、該記録媒体に記録された複数の音声情報の出力先となる拡声装置が競合するか否かを判断する第2の判断手段と、
    第2の判断手段による判断の結果、拡声装置が競合すると判断された場合に、記複数の音声情報に基づく音声の放送順序を、記優先度記録手段により記記録媒体に記録された優先度に基づいて決定する放送順序決定手段とを有し、
    前記放送制御手段は、放送順序決定手段により決定された放送順序で、記複数の音声情報に基づく音声を記拡声装置から放送させるように制御することを特徴とする放送制御装置。
  5. 請求項1〜4の何れか1項に記載の放送制御装置において、
    さらに、前記ネットワークを介して接続された、前記音声入出力装置及び拡声装置を含む各装置のアドレスを含むネットワーク情報を記記録媒体に記録するネットワーク情報記録手段と、
    記ネットワーク情報記録手段により記記録媒体に記録されたネットワーク情報を表示装置に表示するネットワーク情報表示手段とを有することを特徴とする放送制御装置。
  6. 請求項5に記載の放送制御装置において、
    記ネットワーク情報記録手段により記記録媒体に記録されたネットワーク情報に基づいて、ネットワークを介して接続された装置の通信または通話の状態を前記VoIP装置に問い合せる状態問合せ手段と、
    状態問合せ手段により問い合せた装置の状態を表示装置に表示する状態表示手段とを有することを特徴とする放送制御装置。
  7. 請求項6に記載の放送制御装置において、
    記状態問合せ手段は、記ネットワークを介して接続された拡声装置の使用状態をVoIP装置に問合せ、
    記判断手段は、記記録媒体に記録された音声情報の出力先となる拡声装置と、記ネットワークを介して接続された音声入出力装置から出力された音声情報の出力先である拡声装置とが競合するか否かを、記状態問合せ手段により問い合せた拡声装置の使用状態に基づいて判断することを特徴とする放送制御装置。
  8. 請求項5〜7の何れか1項に記載の放送制御装置において、
    記音声入出力装置は、IP電話であり、
    記ネットワーク情報記録手段は、該IP電話の電話番号を含むネットワーク情報を前記記録媒体に記録することを特徴とする放送制御装置。
  9. 請求項1〜8の何れか1項に記載の放送制御装置において、
    記記録媒体に記録される音声情報は、所定のエリアで発生する、設備の動作であるイベントに対処するための連絡事項の情報であることを特徴とする放送制御装置。
  10. 求項1〜9の何れか1項に記載の放送制御装置と、VoIP装置と、前記放送制御装置とネットワークを介して接続されたIP電話からなる音声入出力装置と、記放送制御装置から出力された音声情報に基づく音声と記音声入出力装置から出力された音声情報に基づく音声とのうちの少なくとも何れか一方を所定のエリアに向けて放送するIP電話を含む拡声装置とを有することを特徴とするページングシステム。
  11. 施設内において、各設備の設備制御装置と、VoIP装置と、IP電話からなる複数の音声入出力装置と、施設内の各エリアに配設されたIP電話を含む拡声装置とにネットワークを介して接続され、記録媒体に予め記録された音声情報に基づく音声と、前記音声入出力装置から出力された音声情報に基づく音声とのうちの少なくとも何れか一方の音声を所定の前記エリアに向けて前記拡声装置で放送するように制御する放送制御方法であって、
    前記設備の動作であるイベントに関するイベント情報を該設備の設備制御装置から取得し、該イベント情報に基づいてイベントの内容を識別するイベント内容識別処理と、
    該イベントの内容に基づいて、該イベントについて所定のエリアで放送すべき音声情報と、該エリアでの出力先である拡声装置と、該音声情報の優先度とを予め設定した音声放送リストを前記記録媒体から読み出す処理と、
    記記録媒体に記録された音声情報の出力先となる拡声装置と、前記音声入出力装置から出力された音声情報の出力先となる拡声装置とが競合するか否かを、前記VoIP装置に問い合せた拡声装置の使用状態に基づいて判断する判断処理と、
    判断処理による判断の結果、拡声装置が競合する場合に、記記録媒体に記録された音声情報と、記音声入出力装置から出力された音声情報とのうち、音声情報それぞれに予め設定された優先度が高い方の音声情報を選択する選択処理と、
    選択処理により選択された音声情報に基づく音声を、記拡声装置から放送させるように制御する放送制御処理とを行うことを特徴とする放送制御方法。
  12. 請求項11に記載の放送制御方法において、
    記放送制御処理は、記優先度が高い方から順番に音声情報に基づく音声を記拡声装置から放送させるように制御することを特徴とする放送制御方法。
  13. 請求項11又は12に記載の放送制御方法において、
    さらに、前記音声情報、その出力先であるエリアの拡声装置、及び該音声情報と関連付けた優先度を音声放送リストとして、前記記録媒体に記録する優先度記録処理を行い、
    記選択処理は、記録媒体に記録された音声放送リストから優先度に基づいて、音声情報を選択することを特徴とする放送制御方法。
  14. 請求項13に記載の放送制御方法において、
    前記イベント内容識別手段で取得された複数のイベントに対して前記記録媒体に複数の音声情報が記録されているときに、該記録媒体に記録された複数の音声情報の出力先となる拡声装置が競合するか否かを判断する第2の判断処理と、
    第2の判断処理による判断の結果、拡声装置が競合すると判断された場合に、記複数の音声情報に基づく音声の放送順序を、前記優先度記録処理により記記録媒体に記録された優先度に基づいて決定する放送順序決定処理とを行い、
    記放送制御処理は、記放送順序決定処理により決定された放送順序で、記複数の音声情報に基づく音声を記拡声装置から放送させるように制御することを特徴とする放送制御方法。
  15. 請求項11〜14の何れか1項に記載の放送制御方法において、
    さらに、前記ネットワークに接続された、前記音声入出力装置及び拡声装置を含む各装置のアドレスを含むネットワーク情報を記記録媒体に記録するネットワーク情報記録処理と、
    記ネットワーク情報記録処理により記記録媒体に記録されたネットワーク情報を表示装置に表示するネットワーク情報表示処理とを行うことを特徴とする放送制御方法。
  16. 請求項15に記載の放送制御方法において、
    記ネットワーク情報記録処理により記記録媒体に記録されたネットワーク情報に基づいて、記ネットワークに接続された装置の通信または通話の状態を前記VoIP装置に問い合せる状態問合せ処理と、
    記状態問合せ処理により問い合せた装置の状態を表示装置に表示する状態表示処理とを行うことを特徴とする放送制御方法。
  17. 請求項16に記載の放送制御方法において、
    記状態問合せ処理は、記ネットワークに接続された拡声装置の使用状態をVoIP装置に問合せ、
    記判断処理は、記記録媒体に記録された音声情報の出力先となる拡声装置と、記ネットワークに接続された音声入出力装置から出力された音声情報の出力先である拡声装置とが競合するか否かを、記状態問合せ処理により問い合せた拡声装置の使用状態に基づいて判断することを特徴とする放送制御方法。
  18. 請求項15〜17の何れか1項に記載の放送制御方法において、
    記記音声入出力装置は、IP電話であり、
    記ネットワーク情報記録処理は、該IP電話の電話番号を含むネットワーク情報を記記録媒体に記録することを特徴とする放送制御方法。
  19. 施設内において、各設備の設備制御装置と、VoIP装置と、IP電話からなる複数の音声入出力装置と、施設内の各エリアに配設されたIP電話を含む拡声装置とにネットワークを介して接続され、記録媒体に予め記録された音声情報に基づく音声と、前記音声入出力装置から出力された音声情報に基づく音声とのうちの少なくとも何れか一方の音声を所定の前記エリアに向けて前記拡声装置で放送するように制御する処理をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムであって、
    前記設備の動作であるイベントに関するイベント情報を該設備の設備制御装置から取得し、該イベント情報に基づいてイベントの内容を識別するイベント内容識別処理と、
    該イベントの内容に基づいて、該イベントについて所定のエリアで放送すべき音声情報と、該エリアでの出力先である拡声装置と、該音声情報の優先度とを予め設定した音声放送リストを前記記録媒体から読み出す処理と、
    記記録媒体に記録された音声情報の出力先となる拡声装置と、前記音声入出力装置から出力された音声情報の出力先となる拡声装置とが競合するか否かを、前記VoIP装置に問い合せた拡声装置の使用状態に基づいて判断する判断処理と、
    判断処理による判断の結果、拡声装置が競合する場合に、記記録媒体に記録された音声情報と、記音声入出力装置から出力された音声情報とのうち、音声情報それぞれに予め設定された優先度が高い方の音声情報を選択する選択処理と、
    選択処理により選択された音声情報に基づく音声を、記拡声装置から放送させるように制御する放送制御処理とをコンピュータに実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
  20. 求項19に記載のコンピュータプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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