JP4101739B2 - 記録条件の設定方法及び設定装置、記録再生装置、記録条件設定プログラム及び記録媒体 - Google Patents

記録条件の設定方法及び設定装置、記録再生装置、記録条件設定プログラム及び記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、記録情報に応じた記録条件に基づいて光変調記録を行うとともに記録された情報の再生を行う記録再生装置に係り、より詳細には、該記録再生装置に供される、記録条件の設定方法及び設定装置、記録条件設定プログラム及び記録媒体に関するものである。
大容量のデータを記録する光ディスク装置等の記録再生装置においては、記録情報に応じて変化するパルス列を、情報の最小単位より細かいパルス列に変換し、該細かいパルス列によってレーザビームを強度変調し、該強度変調されたレーザビームを記録媒体上に集光させて加熱することにより媒体の物理特性を変化させて記録マークを形成することで記録している。ここで、記録に必要な上記パルス列のパルス幅や、パルス振幅に相当する各レーザビームのパワーなどの記録補償を行うための記録条件設定情報として、標準記録条件が予め光ディスクに記録されている。
記録条件としては、パルス列を構成する各パルスの立ち上がり位置及び立ち下がり位置を時間の単位で特定する記録パルス条件と、パルス列を構成する各パルスの振幅レベルにてレーザビームのパワーを特定する記録パワー条件等がある。
そして従来、光ディスクに記録されている記録パルス幅設定のための時間単位と、光ディスク装置における設定時間単位とは、共にN[ns]というように同じになるように設計されている。なお、光ディスクに記録されている記録パルス幅設定のための時間単位と、光ディスク装置における設定時間単位を同じとする設計自体は、広く知られた一般的な事項である(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−200418号公報(2000年7月18日公開)
しかしながら、今後ますます高密度化が進むにつれて、パルスの立ち上がり時間、立ち下がり時間の影響が大きくなり、記録パルス幅の設定が厳密になってくるため、レーザドライバの開発が難しくなってくる。したがって、光ディスク装置側において、記録パルス幅設定のための条件(記録パルス条件)の時間分解能を粗くするかわりに、記録パルスのパワー方向の条件(記録パワー条件)の分解能で補償するという対策が考えられる。また、光ディスクに予め記録されている記録パルス条件の時間単位と、光ディスク装置側の設定時間単位が必ずしも一致しない場合が生じてくる。これは例えば、一方がnsオーダーであるのに対して、他方はクロックの分周比で決めるといった場合である。
本発明は、上記従来の問題点に鑑みなされたものであって、その目的は、光ディスクに記録されている記録パルス幅設定のための時間単位と、光ディスク装置での設定時間単位が異なる場合においても、良好な記録マークを形成することのできる書き込み可能な記録条件の設定方法及び設定装置、記録再生装置、記録条件設定プログラム及び記録媒体を提供することにある。
本発明の記録条件設定方法は、上記課題を解決するために、予め記録媒体に記録されている、記録マークを形成するための複数のパルス列のパルス立ち上がり位置及びパルス立ち下がり位置を時間単位で特定する記録パルス条件を読み出し、該読み出した記録パルス条件を記録再生装置に設定する記録条件設定方法であって、前記記録媒体に記録されている前記記録パルス条件の時間単位と前記記録再生装置の設定時間単位とが相違する場合に、上記記録パルス条件を上記記録再生装置における設定の時間単位に換算し、該換算値に基づいて記録パルス条件を上記記録再生装置に設定することを特徴としている。
本発明の記録条件設定装置は、上記課題を解決するために、予め記録媒体に記録されている、記録マークを形成するための複数のパルス列のパルス立ち上がり位置及びパルス立ち下がり位置を時間単位で特定する記録パルス条件を読み出し、該読み出した記録パルス条件を記録再生装置に設定する記録条件設定装置であって、記録媒体より記録パルス条件を読み出す記録条件読み出し手段と、該記録条件読み出し手段にて読み出された記録パルス条件を記録再生装置で設定可能な時間単位に換算する記録条件換算手段と、該記録条件換算手段で得られた換算値に基づいて記録再生装置に記録パルス条件を設定する記録条件設定手段とを備えることを特徴としている。
上記の構成のように、記録媒体より(記録条件読み出し手段が)読み出した記録パルス条件を記録再生装置の時間単位に(記録条件換算手段が)換算し、換算した値に基づいて(記録条件設定手段が)記録パルス条件を記録再生装置に設定することで、たとえ記録媒体に記録されている記録パルス幅設定のための時間単位と、記録再生装置側の時間単位とが異なっていても、記録パルス条件を記録再生装置に設定することが可能となり、時間単位が記録媒体とは異なる記録再生装置においても、良好な記録マークを形成することができる。
本発明の記録条件設定装置は、上記構成に加えて、さらに、上記記録条件設定手段が、上記記録条件換算手段で得られた換算値と、上記記録再生装置の時間単位に応じた所定値とを比較し、比較結果に基づいて記録パルス条件を記録再生装置に設定することを特徴とすることもできる。
記録媒体に記録されている記録パルス幅設定のための時間単位と、記録再生装置側の時間単位とが異なっている場合、換算値には端数を含む場合が出てくる。この場合、その端数の処理にて再生信号品質が左右される。
上記の構成のように、(記録条件設定手段が)記録再生装置の時間単位に応じた所定値を閾値として、換算値の端数を切り上げる、或いは切り捨てて、より近い記録再生装置の時間単位の値に設定することで、換算値の端数を適切に処理することができ、換算値に基づく設定であっても、記録媒体の時間単位と装置時間単位とが等しい場合とほぼ同等の再生信号品質を得ることができる
本発明の記録条件設定装置は、上記構成に加えて、さらに、上記所定値が、上記記録再生装置における時間単位の半分の値であることを特徴とすることもできる。
上記の構成のように、記録再生装置の時間単位の半分の値を閾値として換算値の端数を処理することで、端数の処理を精度よく行うことができる。
本発明の記録条件設定方法は、上記構成に加えて、さらに、上記換算値の端数を記記録再生装置の時間単位に応じた所定値との比較により切り上げる或いは切り捨てる一方、上記記録パルス条件のうちのパルス立ち上がり位置を示す条件の上記換算値の端数が上記所定値と同じである場合、該端数を切り捨てて記録再生装置の時間単位の時間前方向の値に設定することを特徴とすることもできる。
本発明の記録条件設定装置は、上記構成に加えて、さらに、上記記録条件設定手段が、上記記録パルス条件のうちのパルス立ち上がり位置を示す条件の上記換算値の端数と上記所定値とが同じである場合、該端数を切り捨てて記録再生装置の時間単位の時間前方向の値に設定することを特徴とすることもできる。
端数を処理する際の閾値となる上記所定値と端数とが同じである場合は、端数を挟む2つの値の何れにより近いかという基準があいまいになるが、パルス立ち上がり位置を示す条件の場合は、時間前方向の値に設定する方が時間後方向の値に設定するよりも、良好な再生信号品質が得られることを確認している。
そこで、上記の構成のように、パルス立ち上がり位置を示す条件の場合は、(記録条件設定手段が)端数を切り捨てて時間前方向の装置時間単位に設定することで、端数の処理がより適切に行え、より良好な再生信号品質を得ることができる。
上記パルス立ち上がり位置を示す条件としては、例えば記録マークの前エッジ部を変化させる条件や、記録マークの後エッジ部を変化させる条件がある。
本発明の記録条件設定方法は、上記構成に加えて、さらに、上記換算値の端数を記記録再生装置の時間単位に応じた所定値との比較により切り上げる或いは切り捨てる一方、上記記録パルス条件のうちのパルス立ち下がり位置を示す条件の上記換算値の端数が上記所定値と同じである場合、該端数を切り上げて記録再生装置の時間単位の時間後方向の値に設定することを特徴とすることもできる。
本発明の記録条件設定装置は、上記構成に加えて、さらに、上記記録条件設定手段が、上記記録パルス条件のうちのパルス立ち下がり位置を示す条件の上記換算値の端数と上記所定値とが同じである場合、該端数を切り上げて記録再生装置の時間単位の時間後方向の値に設定することを特徴とすることもできる。
端数を処理する際の閾値となる上記所定値と端数とが同じである場合は、端数を挟む2つの値の何れにより近いかという基準があいまいになるが、パルス立ち下がり位置を示す条件の場合は、時間後方向の値に設定する方が時間前方向の値に設定するよりも、良好な再生信号品質が得られることを確認している。
そこで、上記の構成のように、パルス立ち下がり位置を示す条件の場合は、(記録条件設定手段が)端数を切り上げて時間後方向の装置時間単位に設定することで、端数の処理がより適切に行え、より良好な再生信号品質を得ることができる。
上記パルス立ち下がり位置を示す条件としては、例えば、記録マークのトラックの周方向に垂直な方向の幅を変化させる条件がある。
本発明の記録条件設定方法は、上記構成に加えて、さらに、記録パルス条件と共に、記録マークを形成するための複数のパルス列の振幅レベルにて照射パワーを特定する記録パワー条件も記録媒体より読み出し、上記端数を記録再生装置の時間単位の時間前方向の値或いは時間後方向の値に設定した場合に、上記記録パルス条件に関わる記録パワー条件を、記録媒体より読み出した値よりも低下させて記録再生装置に設定することを特徴とすることもできる。
本発明の記録条件設定装置は、上記構成に加えて、さらに、上記記録条件読み出し手段が、記録マークを形成するための複数のパルス列の振幅レベルにて照射パワーを特定する記録パワー条件も記録媒体より読み出す一方、上記記録条件設定手段が、上記端数を記録再生装置の時間単位の時間前方向の値或いは時間後方向の値に設定した場合に、上記記録パルス条件に関わる上記記録パワー条件を、記録媒体より読み出した値よりも低下させて記録再生装置に設定することを特徴とすることもできる。
パルス立ち上がり位置を示す条件、或いはパルス立ち下がり位置を示す条件であって、端数が所定値と同じで、端数を再生信号品質の良好となる方向に処理して、パルス立ち上がり位置、パルス立ち下がり位置を移動させる方向は、いずれも記録媒体に照射する光エネルギーを増加させる方向である。
そこで、上記の構成にように、(記録パワー条件設定手段にて)立ち上がり位置、立ち下がり位置を移動させたパルスの記録パワー条件を標準よりも低下させることで、記録媒体上に照射するエネルギーの増加を低減し、より良好な記録マークを形成することができる。
本発明の記録条件設定装置は、上記構成に加えて、さらに、上記記録再生装置に設定された記録パルス条件及び/又は記録パワー条件を用いて記録媒体に試し書きを行って記録条件を設定する試し書き手段をさらに備えることを特徴とすることもできる。
上記の構成のように、換算値に基づいて記録再生装置の時間単位に設定された記録パルス条件及び/又は記録パワー条件を用いて、(試し書き手段が)試し書き動作を行った上で記録条件を設定することで、さらに高精度な記録条件の設定が可能となる。
また、本発明の記録再生装置は、上記課題を解決するために、上記した本発明の記録条件設定装置を備えたことを特徴としている。
これにより、たとえ記録媒体に記録されている記録パルス幅設定のための時間単位と、記録再生装置側の時間単位とが異なっていても、記録パルス条件を記録再生装置に設定することが可能となり、時間単位が異なる記録媒体に対しても良好な記録マークを形成可能な記録再生装置を提供することができる。
なお、上記記録条件設定装置は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記各手段として動作させることにより上記記録条件設定装置をコンピュータにて実現させる記録条件設定プログラム、およびその記録条件設定プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
本発明の記録条件設定方法、或いは本発明の記録条件設定装置により、たとえ記録媒体に記録されている記録パルス幅設定のための時間単位と、記録再生装置側の時間単位とが異なっていても、記録パルス条件を記録再生装置に設定することが可能となり、時間単位が記録媒体とは異なる記録再生装置においても、良好な記録マークを形成することができる。
本発明の実施の一形態について図1ないし図15に基づいて説明すれば、以下の通りである。
本実施の形態である記録再生装置としての光ディスク装置1は、図2に示すように、光ディスク10、光ヘッド11、ピックアップ12、ピックアップ駆動回路13、レーザ駆動回路14、再生回路15、センサ30、及び制御部20を備えている。光ヘッド11は、ピックアップ12に搭載されている。
光ディスク装置1では、記録時、制御部20がピックアップ駆動回路13を介してピックアップ12を、回転する光ディスク(記録媒体)10の図示しないトラックへと移動させる。そして、制御部20がレーザ駆動回路14を介して記録条件を設定し、光ヘッド11から記録用のレーザビームを光ディスク10の記録部位に照射する。これにより、光ディスク10のトラックに情報が記録される。
また、再生時においては、制御部20がピックアップ駆動回路13を介してピックアップ12を光ディスク10の記録部位へと移動させる。そして、制御部20がレーザ駆動回路14を介して光ヘッド11から再生用のレーザビームを光ディスク10に照射する。光ディスク10からの反射光は光ヘッド11にて検出され、検出された反射光は再生回路15にて再生信号に変換された後、制御部20に入力される。これにより、光ディスク10のトラックに記録された情報が再生される。
上記センサ30は、光ディスク10が光ディスク装置1に装填されたことを検出するため、及び/又は光ディスク10への記録環境の変化を検出するためのものである。センサ30は、例えば、光ディスク10の記録部位の温度を検出するための温度センサからなる。そして、センサ30は、検出した結果を検出信号として制御部20へ出力する。
上記制御部20は、上記した機能以外に、記録条件設定の動作を適宜起動するといった機能も有している。制御部20は、光ディスク10が光ディスク装置1に装填されたときに加えて、情報の記録動作中にもセンサ30の検出信号から記録環境に所定の変化が検出されたときや、前回の試し書きから所定時間が経過したとき等に、記録条件設定の動作を適宜起動する。つまり、制御部20が、記録条件設定装置であり、記録条件読み出し手段、記録条件換算手段、記録条件設定手段、記録条件設定手段、試し書き手段である。
上記光ディスク装置1では、図3に示すように、光ディスク10の設定用領域41への試し書きに基づいて記録条件を設定する。そして、その記録条件によって、各トラックに情報を記録する。なお、光ディスク装置1の記録条件設定後のユーザ領域42への記録動作は、一般に知られた動作と同様である。また、設定用領域41内には、後述する標準記録パルス条件、標準記録パワー条件を含む標準記録条件が予め記録されているものとする。
また、上記光ディスク装置1では、光ディスク10の設定用領域41内の標準記録条件を読み出し、この標準記録条件を記録条件設定のために使用するものとする。また、読み出した標準記録条件を上記制御部20内に設けられた記憶手段であるメモリ(不図示)に保存し、それを読み出して使用してもよい。なお、設定用領域41の位置は、図3に示した位置に限らず、光ディスク10の任意の半径位置に存在していても構わないし、設定用領域41は複数存在していても構わない。
次に、上記光ディスク装置1で実施される記録条件設定方法を、図4ないし図15に基づいて説明する。
以下においては、変調方式として(1,7)RLL(Run Length Limited code)を例に挙げて説明する。但し、本発明においては、変調方式として(1,7)RLLの変調方式に限るものではなく、他の変調方式であってもよいことは言うまでもない。
(1,7)RLLコードとは、磁気的、光学的ディジタル記録において、反転間隔の最小値と最大値とを制限したコードである。また、この(1,7)RLLの変調方式では、後で詳述するが、一つの記録マークを形成するための記録パルスのパルス列は、最短の記録マークでは、始端部と終端部とから構成される。そして、最短の記録マークよりも長い記録マークでは、この始端部と終端部との間に、該マーク長に応じた中間部を加えて構成される。
なお、他の変調方式においては、最短の記録マーク長が3Tから始まるものなどもある。このときは、最短の記録マーク長が始端部、中間部、終端部にて構成されている(例えば、DVD−RW等)。また、最短マーク長が2Tであったとしても、始端部のみで構成されているものもある(例えば、DVD−R等)。
図4に、記録情報、これに対応するパルス列、及び形成される記録マークの形状を示す。記録情報に対応する記録パルスのパルス列は、上記光ディスク10に記録を行うための媒体温度分布を考慮して設定されている。なお、図4は、4Tマークに対応するためのパルス列を示す。該パルス列は、上述したように、始端部と終端部、及び3Tマーク以上にある中間部とを合わせて構成されている。ここで、「T」は、クロック1周期分の時間を表している。したがって、例えば4Tマークとは、クロック4周期分の時間に「1」が記録されるマーク、つまり記録領域をいう。
また、パルス列は、同図に示すように、記録パワー、消去パワー、及びバイアスパワーの振幅レベルにて構成され、これらを記録パワー条件と呼ぶこととする。なお、同図では、始端部、中間部のパルスの記録パワーは同一であるが、必ずしもこれに限らず、パルス毎(始端部、各中間部)で別個の記録パワーであってもよい。
次に、図5に、2Tマークから8Tマークまでのそれぞれを形成するためのパルス列と、該パルス列を実現するための記録パルス条件を示す。記録パルス条件は、記録マークを形成するための複数のパルス列のパルス立ち上がり位置及びパルス立ち下がり位置を時間単位で特定するもので、パルス列の始端部パルス開始位置dTtop、始端部パルス幅Ttop、終端部パルス終了位置dTend、中間部パルス幅Tmpより構成される。始端部パルス開始位置dTtopは、始端部のパルス開始位置(記録マークの前エッジ部を変化させる条件)、始端部パルス幅Ttopは始端部のパルス幅、終端部パルス終了位置dTendは終端部のパルス終了位置(記録マークの後エッジ部を変化させる条件)、及び中間部パルス幅Tmpは中間部のパルス幅を示している。これらの値の変化により、形成される記録マークの形状が変化する。なお、記録パルス条件及び記録パワー条件を含む記録条件の標準値は、光ディスク10の設定用領域41に標準記録条件として予め記録されている。
そして、これら記録パルス条件は、マーク長に応じて設定されており、その設定は互いに独立している。つまり、最短の記録マーク長のパルス列は始端部と終端部とからなり、その記録パルス条件は、始端部パルス開始位置dTtop、始端部パルス幅Ttop、及び終端部パルス終了位置dTendであるが、この条件が他のマーク長の始端部及び終端部の設定に用いられるものではなく、例えば、3Tマークの記録パルス条件のうちの始端部パルス開始位置dTtop、始端部パルス幅Ttop、及び終端部パルス終了位置dTendは、これとは全く別もので、個別に設定されているものである。
ここで、記録パルス条件と記録マークとの関係について説明する。まず、始端部パルス開始位置dTtopについて言えば、これが大きくなると記録マークの始端位置が前方に移動し、逆に小さくなると記録マークの始端位置が後方に移動する。また、始端部パルス幅Ttopでは、これが大きくなると記録マークにおける先頭部分の幅(トラックの周方向に垂直な方向の寸法)が増大し、逆に小さくなると記録マークにおける先頭部分の幅は減少する。終端部パルス終了位置dTendでは、これが大きくなると記録マークの終端位置が後方に移動し、逆にこれが小さくなると記録マークの終端位置が前方に移動する。そして、中間部パルス幅Tmpでは、これが大きくなると記録マークの幅が増大し、逆に小さくなると幅が減少する。
そして、始端部パルス開始位置dTtopと、終端部パルス終了位置dTendは、それぞれ、始端部および終端部のパルス立ち上がり位置を示す条件であり、始端部パルス幅Ttopと、中間部パルス幅Tmpは、それぞれ、始端部および中間部のパルス立ち下がり位置を示す条件である。
ここでは、記録パルス条件が1ns単位で記録されている光ディスク10に対して、2ns単位の時間分解能を持つ光ディスク装置1を使用する場合を例に以下の説明を行う。このとき、光ディスク10に記録されている記録パルス条件と、装置で設定された記録パルス条件の設定ずれは最大±1nsとなる。そこで、1ns毎に記録パルス条件が設定可能な装置を使用し、設定ずれの影響を測定した。
光ディスク10には、2Tマーク、3Tマーク、4Tマーク以上(8Tマークまで)それぞれに対して、記録マーク長毎に記録パルス条件が記録されている。記録するパターンとしては、2Tマークから8Tマークまでを含んだテストパターンを用いて、記録されたパターンを再生し、ジッタの値を測定した。なお、ジッタは、パルス列における、振幅、パルス幅、パルス位置、繰り返し周波数、パルス間隔等の乱れをいう。
まず、2Tマークの記録パルス条件のうちの始端部パルス開始位置dTtopを変化させた場合のジッタの変化を調べた。このとき、2Tマークの記録パルス条件のうちの始端部パルス開始位置dTtopと始端部パルス幅Ttop以外の条件、及び3Tマーク以上の記録パルス条件を固定している。この場合、始端部パルスの立ち下がり位置を固定しており、始端部パルス開始位置dTtopを変化させることにより、始端部パルス幅Ttopの値が変化する。
図6にその結果を示す。始端部パルス開始位置dTtopを時間前方向に+1nsずらした場合と−1nsずらした場合とを比較すると、+1nsの方がジッタの悪化量が小さく、標準(±0ns)におけるジッタ値に近い。このことから、始端部パルス開始位置dTtopは、時間前方向にずらした方が良好な記録マークを形成でき、良好な再生信号品質を得ることができると言える。
次に、2Tマークの記録パルス条件のうちの始端部パルス幅Ttopを変化させた場合のジッタの変化を調べた。このとき、2Tマークの記録パルス条件のうちの始端部パルス幅Ttop以外の条件、及び3Tマーク以上の記録パルス条件を固定している。
図7にその結果を示す。始端部パルス幅Ttopを時間後方向に+1nsずらした場合と−1nsずらした場合とを比較すると、+1nsの方がジッタの悪化量が小さく、標準(±0ns)におけるジッタ値に近い。このことから、始端部パルス幅Ttopは時間後方向にずらした方が良好な記録マークを形成でき、良好な再生信号品質を得ることができると言える。
続いて、2Tマークの記録パルス条件のうちの始端部パルス開始位置dTtopと始端部パルス幅Ttopの立ち下がり位置の両方を変化させた場合のジッタの変化を調べた。このとき、2Tマークの記録パルス条件のうちの始端部パルス開始位置dTtop及び始端部パルス幅Ttop以外の条件、及び3Tマーク以上の記録パルス条件は固定している。
図8にその結果を示す。図8では、始端部パルス開始位置dTtopを時間前方向に+1ns変化させると共に、始端部パルス幅Ttopの立ち下がり位置を時間後方向に+1nsさせた場合(つまり、始端部パルス幅Ttopは+2ns)をグラフの横軸の+1nsとして表し、逆に、始端部パルス開始位置dTtopを時間前方向に対して−1ns変化させると共に、始端部パルス幅Ttopの立ち下がり位置を時間後方向に対して−1nsさせた場合(つまり、始端部パルス幅Ttopは−2ns)をグラフの横軸の−1nsとして表している。
両者を比較した場合、+1nsの方がジッタの悪化量が小さく、標準(±0ns)におけるジッタ値に近い。このことから、始端部パルス幅Ttopは時間後方向にずらした方が良好な記録マークを形成でき、良好な再生信号品質を得ることができると言える。そして、これより、図6および図7のそれぞれにおいて良好な再生信号品質が得られた条件を組み合わせた場合でも、良好な再生信号品質が得られることが確認できた。
次に、2Tマークの記録パルス条件のうちの終端部パルス終了位置dTendを変化させた場合のジッタの変化を調べた。このとき、2Tマークの記録パルス条件のうちの終端部パルス終了位置dTend以外の条件、および、3Tマーク以上の記録パルス条件は固定している。
図9にその結果を示す。終端部パルス終了位置dTendを時間前方向に+1nsずらした場合と−1nsずらした場合とを比較すると、両者の差は殆どない。このことから、終端部パルス終了位置dTend単独の変化では、+1nsと−1nsの間で、特に優位性は見られないと言える。
そこで、図8の結果において良好な再生信号品質が得られた組合せとして、始端部パルス開始位置dTtopを時間前方向に+1ns変化させると共に、始端部パルス幅Ttopの立ち下がり位置を時間後方向に+1ns変化させ、その上で、終端部パルス終了位置dTendを変化させた場合のジッタの変化を調べた。このとき、3Tマーク以上の記録パルス条件は固定している。
図10にその結果を示す。終端部パルス終了位置dTendを時間前方向に+1nsずらした場合と−1nsずらした場合とを比較すると、+1nsの方がジッタの悪化量が小さい。このことから、終端部パルス終了位置dTendは時間前方向にずらした方が、他の記録パルス条件との組合せを考えた場合、良好な記録マークを形成でき、良好な再生信号品質を得ることができると言える。
以上の図6〜図10の結果をまとめると、次のことが言える。
1.記録パルス条件のうちのパルス立ち上がり位置を示す条件、つまり、始端部パルス開始位置dTtopと、終端部パルス終了位置dTendとについては、時間後方向へ変化させるよりも、時間前方向に変化させた場合の方が、良好な記録マークを形成でき、良好な再生信号品質を得ることができる。
2.記録パルス条件のうちのパルス立ち下がり位置を示す条件、つまり、始端部パルス幅Ttopの終了位置については、時間前方向へ変化させるよりも、時間後方向に変化させた場合の方が、良好な記録マークを形成でき、良好な再生信号品質を得ることができる。
なお、以上は、2Tマークに対する記録パルス条件に対する結果であるため、3Tマークに対する記録パルス条件、4Tマーク以上に対する記録パルス条件、2Tから8Tマークの全てに対する記録パルス条件に対しても、同様のことが言えるかどうかを調べることとした。
図11に、3Tマークの始端部パルス開始位置dTtopを時間前方向に+1ns変化させると一方、3Tマークの始端部パルス幅Ttopの立ち下がり位置を時間後方向に+1ns変化させ、さらに、3Tマークの中間部パルス幅Tmpの立ち下がり位置を時間後方向に+1ns変化させ、その上で、3Tマークの終端部パルス終了位置dTendを変化させた場合のジッタの変化を示す。このとき、2Tマーク、及び4Tマーク以上の記録パルス条件は固定している。
終端部パルス終了位置dTendを時間前方向に+1nsずらした場合と−1nsずらした場合とを比較すると、+1nsの方がジッタの悪化量が小さくなる。このことから、3Tマークの記録パルス条件においても、2Tマークの記録パルス条件と同じ傾向の結果が得られたと言える。
図12に、4T以上のマーク(4Tから8Tまでのマーク)の始端部パルス開始位置dTtopを時間前方向に+1ns変化させる一方、4T以上のマークの始端部パルス幅Ttopの立ち下がり位置を時間後方向に+1ns変化させて、さらに、4T以上のマークの中間部パルス幅Tmpの立ち下がり位置を時間後方向に+1ns変化させ、その上で、4T以上のマークの終端部パルス終了位置dTendを変化させた場合のジッタの変化を示す。このとき、2Tマーク、及び3Tマークの記録パルス条件は固定している。
終端部パルス終了位置dTendを時間前方向に+1nsずらした場合と−1nsずらした場合とを比較すると、+1nsの方がジッタの悪化量が小さい。このことから、4T以上のマークの記録パルス条件においても、2Tマーク、3Tマークの記録パルス条件と同じ傾向の結果が得られたと言える。
図13に、全てのマーク(2Tから8Tまでのマーク)の始端部パルス開始位置dTtopを時間前方向に+1ns変化させる一方、全てのマークの始端部パルス幅Ttopの立ち下がり位置を時間後方向に+1ns変化させて、さらに、全てのマークの中間部パルス幅Tmpの立ち下がり位置を時間後方向に+1ns変化させ、その上で、全てのマークの終端部パルス終了位置dTendを変化させた場合のジッタの変化を示す。
終端部パルス終了位置dTendを時間前方向に+1nsずらした場合と−1nsずらした場合を比較すると、+1nsの方がジッタの悪化量が小さい。このことから、全てのマークの記録パルス条件、つまり、2Tマーク、3Tマーク、4T以上のマークを組み合わせた場合においても、同じ傾向の結果が得られたと言える。
次に、上記光ディスク装置1における記録条件設定の具体的動作を、図1、図14のフローチャートに基づいて説明する。
図1のフローチャートに、記録条件設定の全体動作を示す。光ディスク装置1では、制御部20の制御により、まず、光ディスク10に記録されている記録パルス条件を読み出す(S1)。次に、読み出した記録パルス条件を、光ディスク装置1の時間単位(以下、装置時間単位)に換算する(S2)。そして、S2で換算して求めた値に基づいて、光ディスク装置1に記録パルス条件を設定する(S3)。
S3における換算値に基づいて光ディスク装置1に記録パルス条件を設定する処理の詳細を図14のフローチャートに示す。上述したように、ここで例としている記録パルス条件が1ns単位で記録されている光ディスク10に対して、2ns単位の時間分解能を持つ光ディスク装置1を使用する場合、S1において読み出した記録パルス条件中には奇数[ns]が含まれてくるものもある。このような奇数[ns]の条件は、S2において装置時間単位に換算した場合、装置の時間分解能は2nsであるため、奇数[ns]は0.5の端数Xを持つことになる。S3では、0.5の端数Xを、切り捨てて「0」とするか、切り上げて「1」とするかのどちらかにして整数値とし、これに基づいて記録パルス条件を設定する。
まず、制御部20は、S2で算出した換算値に端数Xが有るかどうかを判断する(S31)。ここで、端数Xが無ければ、S35に進み、そのままの換算値に基づいて記録パルス条件を設定する。
一方、換算値に端数Xがある場合は、端数Xが予め定める所定値Y(ここでは0.5)より大きいか、小さいか、それとも等しいかを判断する(S32)。ここで、端数Xが0.5よりも小さい場合は端数Xを切り捨てる(S34)一方、端数Xが0.5よりも大きい場合は端数Xを切り上げ(S36)、端数Xを切り捨てた値(整数値)或いは切り上げた値(整数値)に基づいて記録パルス条件を設定する。例えば、端数Xが0.1ならば端数は切り捨てられ、端数Xが0.9ならば切り上げられる。
このように、換算値に端数Xがあり、その端数Xが装置時間単位の値に近い場合は、端数Xを切り捨てる或いは切り上げて、装置時間単位に近い値にして設定することで、光ディスク10の時間単位と装置時間単位とが等しい場合とほぼ同等の再生信号品質を得ることができる。
一方、端数Xが0.5と等しい場合は、記録パルス条件がパルス立ち上がり位置を示すものであるか、パルス立ち下がり位置を示すものであるかを判断する。そして、前者、つまり、始端部パルス開始位置dTtop或いは終端部パルス終了位置でdTendである場合は、時間前方向の装置時間単位の値となるように、端数を切り捨て(S34)、S35では、端数Xを切り捨てた値に基づいて記録パルス条件を設定する。一方、後者、つまり、始端部パルス幅Ttop或いは中間部パルス幅Tmpである場合は、時間後方向の装置時間単位の値となるように、端数を切り上げ(S36)、S35では、端数Xを切り上げた値に基づいて記録パルス条件を設定する。
換算値に端数Xがあり、かつ、その端数Xがこれを挟む、装置時間単位の値のどちら側からも遠い0.5近傍となってくると、装置時間単位に近いという基準があいまいになるが、このように、良好な再生信号品質が得られる方向へ繰り上げ、繰り下げを行うことにより、光ディスク10の時間単位と、装置時間単位とが等しい場合とほぼ同等の再生信号品質を得ることができる。
なお、ここでは、所定値Yを、「0」と「1」の間の「0.5」としているが、端数Xが0.5近傍になってくると、繰り上げ、繰り下げの線引きが難しくなり、また、光ディスク装置1の誤差による装置時間単位自体のばらつきや、設定される値のばらつきも考えられる。そのため、繰り上げ、繰り下げの閾値となる所定値Yは、厳密に装置時間単位の半分の値に設定されるものではなく、0.6や0.4などの値に設定される場合もある。
また、本実施の形態の光ディスク装置1では、図1、図14のフローチャートには示していないが、端数Xが所定値Yと同じになり、端数Xを切り上げる或いは切り下げて、パルスの立ち上がり位置或いはパルスの立ち下がり位置を移動させた場合は、S3において、パルスの記録パワー条件を光ディスク10より読み出した標準よりも低下させて設定するようにしている。これは、つまり、端数Xと所定値Yとが同じになる場合、パルス立ち上がり位置、およびパルス立ち下がり位置を移動させる方向は、光ディスク10上に照射するエネルギーを増加させる方向であり、エネルギー増加による影響を考えてである。これにより、光ディスク10上に照射するエネルギーの増加を低減し、より良好な記録マークを形成することができる。
具体的には、記録パルス条件のうちのパルス立ち上がり位置を示す条件である、つまり、始端部パルス開始位置dTtopを移動させた場合は、始端部のパルスの記録パワーを、終端部パルス終了位置dTendについては、終端部の直前のパルスの記録パワーを低下させればよい。終端部の直前のパルスとは、2Tマークであれば始端部のパルスとなり、3T以上のマークでは、直前の中間部のパルスとなる。
また、パルス立ち下がり位置を示す条件である始端部パルス幅Ttopの終了位置については、始端部のパルスの記録パワーを、中間部パルス幅Tmpの終了位置については、中間部のパルスの記録パワーを低下させればよい。
以上のように、本実施の形態の光ディスク装置1では、制御部20の制御のもと、光ディスク10に予め記録されている記録パルス条件が読み出され、読み出された記録パルス条件を光ディスク装置1の時間単位に換算し、該換算値に基づいて記録パルス条件が光ディスク装置1に設定されるので、光ディスク10に記録されている記録パルス幅設定のための時間単位と、光ディスク装置1での設定の時間単位(装置時間単位)が異なる場合においても、記録パルス条件を光ディスク装置1に設定することが可能となり、時間単位が光ディスク10とは異なる光ディスク装置1においても、良好な記録マークを形成することができる。
そして、光ディスク10に記録されている記録パルス条件を、光ディスク装置1で設定可能な装置時間単位に換算した値の端数Xは、端数Xと装置単位とが近い場合は、装置単位の近い方向に、切り捨て、或いは切り上げを行う一方、端数Xが上記した0.5近傍のように、装置単位に近いという基準があいまいになる範囲の値である場合は、良好な再生信号品質が得られる方向へ切り捨て或いは切り上げを行う。したがって、換算による設定であっても、光ディスク10の時間単位と、装置時間単位とが等しい場合とほぼ同等の再生信号品質を得ることができる。
また、上記において端数Xと所定値Yとが同じになり、パルス立ち上がり位置、およびパルス立ち下がり位置を移動させた場合は、立ち上がり位置、立ち下がり位置を移動させたパルスの記録パワー条件を標準よりも低下させているので、光ディスク10上に照射するエネルギーの増加を低減し、より良好な記録マークを形成することができる。
また、さらに、S1〜S3の処理にて設定された記録パルス条件を用いて、試し書き動作を行い、その上で記録条件を最終的に設定するようにしてもよい。試し書き動作を行うことで、より高精度な記録条件設定が可能となる。試し書き動作は、一般に良く知られた動作であり、具体的には複数の記録条件を用いて、ディスクに記録を行い、その再生信号に基づき、最適な記録条件を設定する動作である。ここでは、複数の記録条件の変化として、記録パワー条件を変化させても良いし、記録パルス条件を変化させても良い。また、両方を変化させても良い。
図15のフローチャートに、試し書き動作を行う場合の記録条件設定の動作を示す。図1のS3において、記録パルス条件(記録パルス条件及び/又は記録パワー条件)を装置時間単位に設定したあと、その記録パルス条件を用いて、試し書き動作を行う(S11)。S11による試し書き動作の結果得られた記録条件を最適記録条件として設定する(S12)。
なお、本実施の形態は本発明の範囲を限定するものではなく、本発明の範囲内で種々の変更が可能である。例えば、試し書きによる記録条件の設定は、各トラックにおいて少なくとも1回行うことが望ましいが、必ずしも全てのトラックで行う必要はなく、複数トラックごとであってもよい。
また、本実施の形態は、マーク長に対する記録パルス条件を用いて説明を行っているが、マーク長とスペース長との組合せに対して記録パルス条件が設定されている場合にも同様に用いることができる。
また、光ディスク10と光ディスク装置1とで、記録パルス条件を設定するための時間単位が異なる例として、光ディスク10の時間単位を1[ns]、光ディスク装置1の時間単位を2[ns]を例示したが、例えば、一方がnsオーダーであるのに対して、他方がクロックの分周比で決められているといった場合など、種々考えられ、何らnsオーダーに限定されるものではない。
また、上記光ディスク装置1は、制御部20の各機能を実現するプログラム(記録条件設定プログラム)の命令を実行する演算手段であるCPU(Central Processing Unit)、上記プログラムを格納した記憶手段であるROM(Lead Only Memory)、上記プログラムを展開する記憶手段であるRAM(Random Access Memory)、上記プログラム及び各種データを格納する記憶手段であるメモリ等の図示しない記憶装置(記憶媒体)等を備えている。
そして、本発明の目的は、上述した機能を実現するソフトウエアである制御プログラムのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、ソースプログラム)をコンピュータで読み取り可能にした記録媒体を、上記光ディスク装置1に供給し、そのコンピュータ(又はCPUやMPU)が記録媒体に記録されているプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成可能である。この場合、記録媒体から読み出されたプログラムコード自体が上述した機能を実現することにより、そのプログラムコードを記録した記録媒体は本発明を構成することになる。
また、本実施の形態の制御プログラムは、上記記載の光ディスク装置1を動作させる制御プログラムであって、コンピュータを前記の各手段として機能させる。
したがって、コンピュータを前記の各手段として機能させる制御プログラムを提供することができる。
また、本実施の形態のコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、上記記載の制御プログラムを記録したものである。
したがって、制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供することができる。
なお、本発明は、上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的手段に含まれる。
本発明は、DVD−RWやDVD−R等の記録可能な光ディスクを扱う記録再生装置等に適用できる。
本発明の実施の一形態を示すもので、光ディスク装置において実施される記録条件設定処理のフローチャートである。 上記光ディスク装置の構成を示すブロック図である。 上記光ディスク装置により情報が記録される光ディスクを示す斜視図である。 記録情報に対応するパルス列の設定を説明するタイミングチャートである。 2Tマークから8Tマークを形成するためのパルス列及び記録パルス条件を構成する各種記録パルスパラメータを説明するタイミングチャートである。 記録パルス条件変化の記録/再生性能に対する影響を示す説明図である。 記録パルス条件変化の記録/再生性能に対する影響を示す説明図である。 記録パルス条件変化の記録/再生性能に対する影響を示す説明図である。 記録パルス条件変化の記録/再生性能に対する影響を示す説明図である。 記録パルス条件変化の記録/再生性能に対する影響を示す説明図である。 記録パルス条件変化の記録/再生性能に対する影響を示す説明図である。 記録パルス条件変化の記録/再生性能に対する影響を示す説明図である。 記録パルス条件変化の記録/再生性能に対する影響を示す説明図である。 図1のフローチャートにおける記録条件設定処理の一例のフローチャートである。 図1のフローチャートにおける記録条件設定処理の後に試し書き処理を実施する場合のフローチャートである。
符号の説明
1 光ディスク装置(記録再生装置)
10 光ディスク(記録媒体)
12 ピックアップ
16 記録再生回路群
20 制御部(記録条件設定装置、記録条件換算手段、記録条件設定手段、記録条件読み 出し手段、試し書き手段)
30 センサ
41 設定用領域

Claims (17)

  1. 予め記録媒体に記録されている、記録マークを形成するための複数のパルス列のパルス立ち上がり位置及びパルス立ち下がり位置を時間単位で特定する記録パルス条件を読み出し、該読み出した記録パルス条件を記録再生装置に設定する記録条件設定方法であって、
    前記記録媒体に記録されている前記記録パルス条件の時間単位と前記記録再生装置の設定時間単位とが相違する場合に、上記記録パルス条件を上記記録再生装置における設定の時間単位に換算し、該換算値に基づいて記録パルス条件を上記記録再生装置に設定することを特徴とする記録条件設定方法。
  2. 上記換算値の端数を記記録再生装置の時間単位に応じた所定値との比較により切り上げる或いは切り捨てる一方、上記記録パルス条件のうち、パルス立ち上がり位置を示す条件の上記換算値の端数が上記所定値と同じである場合、該端数を切り捨てて記録再生装置の時間単位の時間前方向の値に設定することを特徴とする請求項1に記載の記録条件設定方法。
  3. 上記換算値の端数を記記録再生装置の時間単位に応じた所定値との比較により切り上げる或いは切り捨てる一方、上記記録パルス条件のうち、パルス立ち下がり位置を示す条件の上記換算値の端数が上記所定値と同じである場合、該端数を切り上げて記録再生装置の時間単位の時間後方向の値に設定することを特徴とする請求項1に記載の記録条件設定方法。
  4. 記録パルス条件と共に、記録マークを形成するための複数のパルス列の振幅レベルにて照射パワーを特定する記録パワー条件も記録媒体より読み出し、
    上記端数を記録再生装置の時間単位の時間前方向の値或いは時間後方向の値に設定した場合に、上記記録パルス条件に関わる記録パワー条件を、記録媒体より読み出した値よりも低下させて記録再生装置に設定することを特徴とする請求項2又は3に記載の記録条件設定方法。
  5. 予め記録媒体に記録されている、記録マークを形成するための複数のパルス列のパルス立ち上がり位置及びパルス立ち下がり位置を時間単位で特定する記録パルス条件を読み出し、該読み出した記録パルス条件を記録再生装置に設定する記録条件設定装置であって、
    記録媒体より記録パルス条件を読み出す記録条件読み出し手段と、
    前記記録媒体に記録されている前記記録パルス条件の時間単位と前記記録再生装置の設定時間単位とが相違する場合に、該記録条件読み出し手段にて読み出された記録パルス条件を記録再生装置で設定可能な時間単位に換算する記録条件換算手段と、
    該記録条件換算手段で得られた換算値に基づいて記録再生装置に記録パルス条件を設定する記録条件設定手段と、
    を備えることを特徴とする記録条件設定装置。
  6. 上記記録条件設定手段が、上記記録条件換算手段で得られた換算値と、上記記録再生装置の時間単位に応じた所定値とを比較し、比較結果に基づいて記録パルス条件を記録再生装置に設定することを特徴とする請求項5に記載の記録条件設定装置。
  7. 上記所定値が、上記記録再生装置における時間単位の半分の値であることを特徴とする請求項6に記載の記録条件設定装置。
  8. 上記記録条件設定手段が、上記記録パルス条件のうちのパルス立ち上がり位置を示す条件の上記換算値の端数と上記所定値とが同じである場合、該端数を切り捨てて記録再生装置の時間単位の時間前方向の値に設定することを特徴とする請求項6に記載の記録条件設定装置。
  9. 上記パルス立ち上がり位置を示す条件が、記録マークの前エッジ部を変化させる条件であることを特徴とする請求項8に記載の記録条件設定装置。
  10. 上記パルス立ち上がり位置を示す条件が、記録マークの後エッジ部を変化させる条件であることを特徴とする請求項8に記載の記録条件設定装置。
  11. 上記記録条件設定手段が、上記記録パルス条件のうちのパルス立ち下がり位置を示す条件の上記換算値の端数と上記所定値とが同じである場合、該端数を切り上げて記録再生装置の時間単位の時間後方向の値に設定することを特徴とする請求項6に記載の記録条件設定装置。
  12. 上記パルス立ち下がり位置を示す条件が、記録マークのトラックの周方向に垂直な方向の幅を変化させる条件であることを特徴とする請求項11に記載の記録条件設定装置。
  13. 上記記録条件読み出し手段が、記録マークを形成するための複数のパルス列の振幅レベルにて照射パワーを特定する記録パワー条件も記録媒体より読み出す一方、
    上記記録条件設定手段が、上記端数を記録再生装置の時間単位の時間前方向の値或いは時間後方向の値に設定した場合に、上記記録パルス条件に関わる上記記録パワー条件を、記録媒体より読み出した値よりも低下させて記録再生装置に設定することを特徴とする請求項8又は11に記載の記録条件設定装置。
  14. 上記記録再生装置に設定された記録パルス条件及び/又は記録パワー条件を用いて記録媒体に試し書きを行って記録条件を設定する試し書き手段を、さらに備えることを特徴とする請求項5〜13の何れかに記載の記録条件設定装置。
  15. 上記請求項5〜14の何れかに記載の記録条件設定装置を備えたことを特徴とする記録再生装置。
  16. 請求項5〜14の何れかに記載の記録条件設定装置を動作させる記録条件設定プログラムであって、コンピュータを上記の各手段として機能させるための記録条件設定プログラム。
  17. 請求項16に記載の記録条件設定プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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