JP2004246935A - 光ディスクの情報記録方法及びこれを用いた情報記録装置 - Google Patents

光ディスクの情報記録方法及びこれを用いた情報記録装置 Download PDF

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貴清 安川
Takeshi Toda
戸田  剛
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Abstract

【課題】情報記録媒体に対し、パルス状の記録波形を用いる記録を行う場合であっても、記録中のレーザパワーを精度良く検出でき、良好な記録を行う情報記録方法。
【解決手段】記録長の長いマークのパルス状の記録波形を平滑化し、一定の記録パワーで記録を行う。一定の記録パワーを出力することにより、記録時に使用する記録パワーを精度良く検出できる。レーザ出力パワーの制御の安定化により、良好な記録が可能となる。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、レーザ光を用いて情報記録媒体上に情報を記録する光ディスク装置に関し、特にマルチパルス方式で情報記録媒体に情報を記録する記録方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
有機色素系材料を用いた一回だけ書き込み可能な光ディスクとして、CD−R(Compact Disc Recordable)、DVD−R(Digital Versatile/Video Disc Recordable)、DVD+Rがある。
【0003】
また、層変化を利用した書き換え可能な光ディスクとして、CD−RW(Rewritable)、DVD−RAM(Random Access Memory)、DVD−RW、DVD+RWがある。これらを総称して記録型光ディスクと呼ぶ場合もある。
【0004】
上記のDVD系の光ディスクでは、変調方式として、8−16変調方式が使用されている。また、マークエッジ方式と呼ばれるように、情報は記録マークのエッジ部に与えられており、マークエッジの間隔が情報となる。こうした光ディスクでは、データ長(エッジ間隔)が3T〜11T(Tは記録チャネルクロック)まで存在し、情報記録媒体の回転周期の同期信号(シンクコード)に含まれるデータ長として14Tが規定されている。
【0005】
記録密度の高いDVDでは、短い記録マーク(例えば3T)の記録時には、前後の記録マーク形成時の影響を受ける、いわゆる符号間干渉が発生する場合がある。その結果、記録マークエッジの位置が所定の位置からずれる、記録情報の誤差が発生してしまう。また、記録マーク長が長くなると、記録媒体の記録膜の温度上昇という別の問題が生じる。
【0006】
温度上昇という問題を抑えるため、6T以上で使用する記録波形を、データ長の短い3T、4T、5Tと異ならせる記録方法がある。具体的には、長い記録マークを形成する際にはパルス状の記録波形(マルチパルス方式)を用いることで記録膜の蓄熱の影響を低減している(例えば、非特許文献1参照)。
【0007】
まず、従来の光ディスク記録再生装置について簡単に説明する。図1は、従来の光ディスク記録再生装置のブロック図の一例である。ここにおいて、101はディスク、102はスピンドルモータ、103は光ピックアップ、104はアナログ信号処理回路、105はタイミング検出回路、106はレーザパワー制御回路、107は記録波形生成回路、108は回転制御回路、109は中央演算処理回路である。アナログ信号処理回路104、タイミング検出回路105、レーザパワー制御回路106、記録波形生成回路107、回転制御回路108は中央演算処理回路109により制御される。回転制御回路108で制御されたスピンドルモータ102により、所定の回転数で回転しているディスク101に対し、記録時には記録波形生成回路107より出力されるパルス列に変調されたレーザ光を、レーザパワー制御回路106により制御されたレーザパワーで照射し、記録を行う。また、再生時には、光ピックアップ103より照射されたレーザ光を検出し、アナログ信号処理回路104において波形等化され、中央演算処理回路109に伝送される。
【0008】
次に図2は、図1のレーザパワー制御回路106、記録波形生成回路107及び、光ピックアップ102におけるレーザパワーの制御について示したブロック図の一例である。ここにおいて、201はレーザ、202は検出器、203はAPC(Automatic Power Control)回路、204は高周波重畳回路、205は再生用電流源、206は第1記録電流源、207は第2記録電流源、208は第3記録電流源、209は第4記録電流源、210は第1スイッチ、211は第2スイッチ、212は第3記録スイッチ、213は第4記録スイッチ、218はカウント部、219はメモリ部、220は基準クロック、221は記録符号列、214は第1記録パルス、215は第2記録パルス、216は第3記録パルス、217は第4記録パルスである。
【0009】
記録時に必要となる出力パワーとしては、再生時に使用する再生パワー、記録膜の組成を変化させるための記録パワー、未記録状態に戻す消去パワー、記録膜の温度を安定化させる低いボトムパワーの4種類ある。これらのレーザパワーは、それぞれ第1〜第4の記録電流源、スイッチ、記録パルスにより出力される。
【0010】
再生時にはAPC回路203によって、レーザ201を低出力で安定に発振させ、高周波重畳回路204はレーザ201に起因するレーザ雑音を低減するために設けてあり、記録/消去時にはレーザの寿命の観点から、高周波重畳を休止することもある。
【0011】
記録時は、記録用電流源206〜209の制御するスイッチ210〜213が、4種類の記録パルス列214〜217によって制御され、レーザ201から情報を記録するためのレーザパワーが出力される。記録波形生成回路107は、カウント部218とメモリ部219から構成される。メモリ部219はマーク長記録方式で必要となる各種のマーク長に応じた記録パルスを保持しており、カウント部218からの入力に応じて記録パルス列214〜217を出力する。基準クロック220と記録すべき情報である記録符号列221がカウント部218に入力され、記録符号列221は基準クロック220によって記録すべきマーク(記録部分)とスペース(消去部分)に分解され、マークの長さをカウントし、メモリ部からマークの長さに応じた4種類の記録パルス列を出力する。APC回路203では、安定にレーザパワーの検出を行うため、図1のタイミング検出回路105において、記録レーザパワー出力の各記録パルス214〜217に同期したタイミング信号を検出し、各記録レーザパワーの調整を行っている。
【0012】
記録可能な光ディスクの記録時のレーザパワー調整手段としては、次のような方法が取り入れられている。記録の際の記録波形は、記録再生装置と、記録媒体の組み合わせにより、予め概略取り決められている。
【0013】
記録するデータを実際に記録する前に、装置と媒体の組み合わせにより求められる既定の記録波形を用いて、記録媒体のレーザパワー校正領域(テスト領域)等を使い、その記録媒体に対して、最適な記録パワーを求める。また、その後は常に最適記録パワーで記録が行えるように、出力パワーを定期的に監視して、設定パワーと等しくなるようにAPC回路を用いて、補正を行っている。ただし、温度等の周辺環境によって、半導体レーザの駆動電流値が同じでも、出射パワーが変動することがある。
【0014】
図3の(a)と(b)は、同じレーザパワーを出力するために要求される、それぞれのレーザ駆動電流値を示したグラフである。半導体レーザは環境温度変化等により、駆動電流と出力パワーの関係が変わる。例えば、半導体レーザの温度によって、図3に示すように物理的に駆動電流と出力パワーの関係が変化する。
【0015】
例えば、(a)25℃の時はIwaだけ駆動電流を投入することで、記録パワーPwを出力させることができる。しかし、環境温度が(b)50℃になると、Iwbだけ駆動電流を投入しないと同じパワーPwが出力されない。そのため、半導体レーザの出射光をモニタ検出し、最適パワーと等しくなるように補正を行い、常に最適な記録ができるようにしている(例えば、特許文献1参照)。
【0016】
より精度良くレーザパワーを補正する方法として、R−OPC(Running Optimum Power Control)と呼ばれる記録時のレーザの戻り光を利用する方法がある。前述のレーザの出力パワーのモニタ検出のみでは、理想的な記録面に対する最適な出力パワーに設定可能であるが、記録媒体表面の傷等の外的要因によって、記録膜へ記録に必要なパワーを投入できない場合に対応できない。このような場合、R−OPCを使用すれば、種々の記録条件変化を反射光強度の変化で監視でき、さらに効率的に記録パワーの制御が可能となる(例えば、特許文献2参照)。
【0017】
【特許文献1】
特開2001−23173公報(第2図)
【特許文献2】
特開2001−357529公報(第10図)
【非特許文献1】
DVD Specifications for Rewritable Disc/Part1. Physical Spesifications Version2.0 p.PH2−40 − PH2−44
【0018】
【発明が解決しようとする課題】
記録可能型DVDに対して用いられるようなマルチパルス方式の記録波形を使用すると、照射レーザパワーが高速変化するため、記録波形に使用しているパルス列を精度良く検出できず、レーザパワーのモニタ検出が困難となり、レーザパワーの補正も困難という問題がある。さらに、R−OPCの実現も困難という問題もある。
【0019】
本発明は、マルチパルス方式の記録波形を使用した場合でも、安定した記録パワーの検出を可能とする光ディスク装置の提供を目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】
上記課題は、レーザ光を用いて記録型光ディスクに対し情報を記録する記録方法であって、nT(nは正数、Tは記録チャネルクロック)の記録長である第1の記録マークを記録する際にはマルチパルスを含む記録波形で記録を行い、mT(mは正数、m>n)の記録長である第2の記録マークを記録する際にはマルチパルスを含まない記録波形で記録を行う情報の記録方法により改善される。
【0021】
【発明の実施の形態】
本発明の第一の実施例を図4に示す。図4は一回だけ書き込み可能な光ディスク(例えば、DVD−Rなど)に対する8−16変調方式による記録波形である。第一の実施例に用いられる光ディスク装置の構成は図1、図2に示した従来の光ディスク装置と基本的に同等であるので説明は省略する。図4において、CLKはチャネルクロック(周期はT)を示し、NRZは記録マーク長を示している。記録に使用するパワーは、記録膜の組成を変化させるための記録パワーPw、及び記録膜の温度を安定化させるボトムパワーPbの2値により構成される。図に示すように3T〜11Tのマークの記録にはパルス状の記録波形を用いられる。図示しない7T〜10Tの記録波形は6Tの記録波形における後方パルス(1T周期のパルス、マルチパルス)を記録長に応じて追加する形で形成される。
【0022】
ここで、本実施例では同期信号に含まれる14Tの記録には実線で示したように一定の記録パワー(中間パワーPm)照射区間を含む記録波形を使用する。レーザ出力の立上り、立下り時間及びリンキング等の影響のないレーザ出力が安定するまでの時間や、検出器、伝送回路によって実効的なレーザ光検出の周波数帯域が低下すること等を考慮すると、従来の記録方式においてはマルチパルス区間においては安定したレーザパワーを得ることは困難であったが、図4の14Tの記録波形の中間部分から後方部分までの期間、すなわち、一定の記録パワーである中間パワーPm出力期間においては安定したレーザ出射パワーを得ることができる。このように一定の記録パワーを出力することにより、安定したレーザ出射パワーの検出が可能となる。なお、同図14Tにおいて点線で示した波形は従来のパルス状記録波形である。
【0023】
レーザパワーの検出のタイミングはNRZに同期したデータのマーク、スペースの切り替わりの信号をタイミング信号として検出し、先頭パルス分の時間遅延を設けて、先頭パルス以降のレーザ出射パワーの安定した部分を取り込む。もしくは先頭パルス終了(もしくは後方パルス開始)からレーザ出射パワーの安定するまでの遅延時間を設けて、後方パルスの出射パワーの安定している時間だけ取り込む。このようにレーザ出力パワーが安定している部分のみを検出する方法によって、レーザパワーの補正(APC制御)が容易に行える。
【0024】
図5は、DVDのデータ変調方式である8−16変調方式において、各記録長とその出現数との関係を示すものである。14Tは同期信号に含まれるものであるため、出現確率は低い。例えば、DVD−RAMでは1セクタは26の同期ブロックから構成されるため、1セクタ内には26の14Tしか存在しない。また、同期信号において14Tの前後に存在する記録長は既知であり、さらに、13Tや15Tという記録長はDVD規格上存在しないため、データ変調に用いられている3T〜11Tと比較して、14Tの記録長を誤る可能性は低い。
【0025】
6T以上の記録マークは先頭パルスのレーザ発光のタイミングにより、エッジ位置を調整する。そこで、14Tの記録マーク形成時には記録マークの形状に変化を与えないように、後方パルスの記録パワーPwとボトムパワーPbの中間のパワーPmを出力する。こうすることで、従来のマルチパルス方式により14Tマークを記録する際と比較し記録媒体に与えるパワーを同程度とすることができるため、従来と同様のマーク形成が可能である。
【0026】
例えば、従来の14T記録波形は先頭パルスが4T、後方パルスが1Tであるから、本実施例において同じパワーPmを出力している時間は9Tである。DVD−Rの2倍速の記録周波数は52.32MHzであるため、2倍速記録における9Tは約180nsに相当する。同様に、4倍速記録における9Tは約90nsに相当する。検出器から信号処理回路を通して、レーザパワーの校正を行う処理回路として、11MHz程度の周波数帯域を確保することによって14Tマークの出現に応じて、レーザパワー補正を行うことが可能となる。
【0027】
なお、安定に記録パワー補正を行うためには、周波数帯域を低くし、例えば、5トラック程度の積算、平均値を得ることで記録パワーの補正を行うとより好ましい。また、14Tの記録マーク長において、常に上記記録波形を適応せず、例えば各セクタの先頭14T記録マークにのみ適応するといったように、間欠的に上記記録波形を適応し、レーザパワー補正をしてもよい。
【0028】
第一の実施例を適応した場合の、各信号の関係を図6示す。HIGHレベルがマーク、LOWレベルがスペース(非マーク)であり、Write Pulseに示される記録波形によって記録マークを形成する。Sample Pulseはレーザの出力パワーを検出するタイミング検出信号である。図6は、すべての14T記録マークに適応するのではなく、所定のタイミングにより構成する14Tに適応していることを示したものである。
【0029】
このような記録波形を用いることで、記録パワーの補正が適切に行うことができる。記録媒体に依存する記録膜組成、及び熱伝導率の違いによって、パルス状の記録波形と一定の記録パワーで記録する記録波形では、記録マークエッジの間隔が異なる可能性もあるが、上記記録波形を用いることで、記録パワーの変動の影響による記録精度の劣化を小さくすることができる点で有利である。
【0030】
また、R−OPCを行う際にもレーザ出力パワーが安定している部分にてR−OPCを実施することでより精度の高いレーザーパワーの補正が可能であり、各情報記録媒体に対して最適なレーザパワーの出力が可能になる。さらに、上記の実施例では14Tの記録波形に本発明を適応したが、安定した記録マークの形成が可能であれば例えば11T等の比較的長い記録マークに本発明を適応しても良い。
【0031】
次に、第二の実施例を図7に示す。図7は書き換え可能な光ディスク(例えば、DVD−RAM,DVD−RW)に対する8−16変調方式による記録波形である。第一の実施例と同等の記号については説明を省略する。第二の実施例において、記録に使用するパワーは、記録マークを形成するための記録パワーPw、以前の状態によらず未記録状態に戻すための消去パワーPe、及び記録膜の温度を安定化させるボトムパワーPc、Pbの4値により構成される。なお、記録膜の組成により、それぞれのパワーが等しくなることもある。また、14Tに示したPmは先頭パルス以降のパワー値を平滑化した値である(点線で示した波形は従来のマルチパルス方式の記録波形)。図7では中間パルスのみを平滑化し、記録パワーをPmとしたが、後方パルスを含めて平滑化してPmを設定しても良い。その場合、Pmの値は相対的に大きくなる。
【0032】
このような構成をとることにより第二の実施例においても第一の実施例と同様の効果を書き換え可能な光ディスクに対する記録時に得ることができる。
【0033】
次に、第三の実施例を図8に示す。上述した実施例では8−16変調方式による光ディスクの記録波形について説明したが、1−7変調方式による光ディスクの記録波形においても同様に適応が可能である。
【0034】
図8は1−7変調方式による書き換え可能な光ディスクの記録波形である。第一の実施例、第二の実施例と同等の記号については説明を省略する。第三の実施例において同期信号には9Tの記録マークが含まれる。同図において9Tに示したPmは先頭パルス以降のパワー値を平滑化した値である(点線で示した波形は従来のマルチパルス方式による記録波形)。
【0035】
8−16変調方式では、記録長がデータ変調用の3T〜11T及び同期信号である14Tで構成されるが、1−7変調方式の場合、データ変調用の2T〜8T及び同期信号である9Tで構成される。つまり、本実施例における9T記録波形を図4の14Tのような記録波形にすることで、同様の効果が得られる。
【0036】
1−7変調方式では、9Tに対して記録マーク長の差が1Tの8Tが存在する。記録媒体の記録膜組成、及び熱伝導率の違いにも依存するが、平滑化した記録パワーよりも少し大きな記録パワーを設定することで、記録マーク長を長くし、8Tと誤る可能性を低減することは可能である。
【0037】
第三の実施例では9Tの記録波形に本発明を適応したが、安定した記録マークの形成が可能であれば例えば8T等の比較的長い記録マークに適応しても良い。また、図8では中間パルス、後方パルスを平滑化し、記録パワーをPmとしたが、中間パルスのみを平滑化して記録パワーをPmとし、後方パルスをPwと設定しても良い。その場合、Pmの値は相対的に小さくなる。
【0038】
このような構成をとることにより第三の実施例においても第一の実施例と同様の効果を記録時に得ることができる。
【0039】
なお、以上の実施例では8−16変調方式、1−7変調方式を例に挙げ説明したが、本発明はこれら変調方式への適用に限られるものではなく、本発明の趣旨に反しない限り種々の変調方式に適用可能であることは言うまでもない。また、マルチパルスの例として1Tのマルチパルスを用いる記録方法を例に挙げ説明を行なったが、2Tマルチパルスを用いる記録法法に本発明を適用しても同等の効果が得られる。
【0040】
【発明の効果】
本発明によれば、記録時のレーザパワーを精度良く検出でき、レーザパワーの補正を適切に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】光ディスク記録再生装置の本発明に係るブロック図
【図2】光ディスク記録再生装置のレーザパワーの制御に係るブロック図
【図3】レーザ駆動電流とレーザパワーの関係を示すグラフ
【図4】第一の実施例を示す記録波形
【図5】8−16変調方式における各記録長の出現数の比較
【図6】本発明のタイミング検出に係る各信号の関係を示す図
【図7】第二の実施例を示す記録波形
【図8】第三の実施例を示す記録波形
【符号の説明】
103 :光ピックアップ
105 :タイミング検出回路
106 :レーザパワー制御回路
107 :記録波形生成回路
201 :レーザ
202 :検出器
203 :APC回路

Claims (8)

  1. レーザ光を用いて記録型光ディスクに対し情報を記録する記録方法であって、
    nT(nは正数、Tは記録チャネルクロック)の記録長である第1の記録マークを記録する際にはマルチパルスを含む記録波形で記録を行い、
    mT(mは正数、m>n)の記録長である第2の記録マークを記録する際にはマルチパルスを含まない記録波形で記録を行うことを特徴とする情報の記録方法。
  2. レーザ光を用いて記録型光ディスクに対し情報を記録する記録方法であって、
    nT(nは正数、Tは記録チャネルクロック)の記録長である第1の記録マークを記録する際にはマルチパルスを含む記録波形で記録を行い、
    mT(mは正数、m>n)の記録長である第2の記録マークを記録する際には、マルチパルスを含まない記録波形、または、マルチパルスを含む記録波形で記録を行うことを特徴とする情報の記録方法。
  3. 請求項1または2に記載の記録方法において、
    前記記録型光ディスクには同期信号を含む同期ブロック単位でデータが記録されるものであり、前記第2の記録マークは同期信号に含まれる記録マークであることを特徴とする情報の記録方法。
  4. 請求項3に記載の記録方法において、
    前記記録方法には、8−16変調方式が用いられ、前記第2の記録マークとは、14T記録マークであることを特徴とする情報の記録方法。
  5. 請求項3に記載の記録方法において、
    前記記録方法には、1−7変調方式が用いられ、前記第2の記録マークとは、9T記録マークであることを特徴とする情報の記録方法。
  6. 請求項1から5何れか一項に記載の記録方法において、
    前記第2の記録マークの記録に用いられる記録波形は、先頭パルス、中間パルス、後方パルスで構成され、該中間パルスは一定の記録パワーの記録波形であることを特徴とする情報の記録方法。
  7. 請求項6に記載の情報の記録方法において、
    前記中間パルス照射時のレーザ光を検出することでレーザ光強度の調整を行うことを特徴とする情報の記録方法。
  8. 請求項6に記載の情報の記録方法において、
    前記中間パルス照射時のレーザ光の反射光を検出することでレーザ光強度の調整を行うことを特徴とする情報の記録方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006252740A (ja) * 2005-03-14 2006-09-21 Ricoh Co Ltd 光情報記録装置
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