JP4099566B2 - ミキサの洗浄装置及び洗浄方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本願発明は、ミキサの洗浄装置及び洗浄方法に関する。詳しくは、コンクリートミキサに好適な洗浄装置及び洗浄方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
たとえば、特開2000 61927号公報に記載されているもののように、洗浄水を噴射するノズルをミキサの混練槽内に挿入して洗浄を行うミキサ洗浄装置が提供されている。
【0003】
上記ノズルは、高圧水を供給するパイプシャフトの先端部に取り付けられている。上記パイプシャフトは軸方向へ進退可能に保持されており、上記ノズルを混練槽内へ挿入する。上記ノズルは、噴射される高圧洗浄水のエネルギによって、パイプシャフトの軸回りに回転するとともにパイプシャフトの軸と直交する軸回りに回転しながら、混練槽内に洗浄水を吹き付けて内部をくまなく洗浄できるように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ミキサの混練槽が大きくなると、一つのノズルを用いて混練槽内の一箇所から洗浄水を噴射するだけでは、混練槽内を充分に洗浄できない場合が生じる。上記公報に記載されているもののように、従来は、先端にノズルを取り付けた複数のパイプシャフトを設け、これらノズル及びパイプシャフトを同時に混練槽内に挿入して、洗浄効果を高めていた。
【0005】
ところが、上記パイプシャフトから噴出される洗浄水は、極めて高い水圧で供給しなければならない。このため、複数のノズルに高圧水を同時に供給するには、非常に大きな容量のポンプが必要となり、洗浄装置の製造コストが極めて大きくなる。このため、複数のノズルを混練槽内に挿入するものの、高圧水を混練槽内に挿入したノズルに順次供給して、洗浄を行う場合も多い。また、各ノズルを同時に混練装置内へ挿入するには、パイプシャフト等も複数必要になる。このため、装置も大掛かりになる。
【0006】
また、洗浄中に、上記ノズル挿入口とパイプシャフトとの間の隙間を封止しなければ、高圧で噴射される洗浄水が外部へ漏れ出てしまう。複数のパイプシャフトを設けると、上記封止構造も複数必要になり、構造がさらに複雑になり、装置の製造コストも増大する。
【0007】
本願発明は、上記従来の問題を解決し、小さな容量のポンプのままで複数の混練軸を備える大きな容量のミキサを充分に洗浄することができ、また、装置の小型化を図れるとともに製造コストを低減させることができるミキサの洗浄装置及び洗浄方法を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本願発明では、次の技術的手段を講じている。
【0009】
本願の請求項1に記載した発明は、高圧水を噴射するノズルをミキサの混練槽内へ挿入して洗浄を行うミキサの洗浄装置であって、上記混練槽内へノズルを挿入するためのノズル挿入口と、上記ノズルを先端部に装着するとともに上記ノズルに高圧水を供給するパイプシャフトと、上記パイプシャフトを軸方向に進退させて、上記ノズルを上記混練槽内に進入退避させるパイプシャフト延出機構と、上記ノズルを上記混練槽内へ挿入した状態で、上記パイプシャフトを、上記ノズル挿入口を設けた壁面に沿う軸周りに往復揺動させるパイプシャフト揺動機構と、上記ノズルを上記混練槽内へ挿入した状態で、上記ノズル挿入口を封止するとともに上記パイプシャフトに対して上記軸周りに相対揺動可能に保持された封止機構と、上記ノズルを退避させた状態で、上記ノズル挿入口を閉鎖する閉鎖手段と、上記パイプシャフト延出機構、上記パイプシャフト揺動機構、及び上記閉鎖手段の動きを制御する制御手段とを備えて構成される。
【0010】
本願発明に係る洗浄装置は、1つのノズル及びパイプシャフトを用いて、混練槽内をくまなく洗浄できる。また、小さなポンプを用いても洗浄水の圧力が低下することはないため、構造が簡単になるとともに、洗浄装置の製造コストを大幅に低減させることができる。
【0011】
上記ノズルは、市販されている種々のものを採用できる。噴射される洗浄水のエネルギによってパイプシャフトの軸回りに回転するとともに上記パイプシャフトの軸に直交する軸回りに回転しながら、洗浄を行うタイプのものを採用することもできる。
【0012】
ミキサの混練軸の数は特に限定されることはない。通常は2本備えるものが多いが1本あるいは3本以上のものにも適用することができる。また、ミキサの混練軸の方向も特に限定されることはなく、水平方向に支持したもののみならず、垂直方向に支持して混練を行うタイプのミキサにも適用できる。
【0013】
ノズルの挿入方向及び混練槽への挿入部位も特に限定されることはない。上記混練軸と平行に挿入するように構成することもできるし、角度を持たせて挿入するように構成することもできる。また、水平方向から挿入するように構成できるのみならず、鉛直方向から挿入するように構成できる。
【0014】
上記パイプシャフト延出機構は、たとえば、上記パイプシャフトを軸方向に進退可能に保持するパイプシャフト保持手段と、上記パイプシャフトを進退させるパイプシャフト駆動手段とを備えて構成することができる。
【0015】
上記パイプシャフト保持手段は、パイプシャフトを軸方向に進退可能に保持できればよく、たとえば、リニアベリング等を用いて容易に構成できる。また、上記パイプシャフト駆動手段として、シリンダ装置を採用できる。上記シリンダ装置の種類は特に限定されることはなく、たとえば、油圧シリンダ、空気圧シリンダ等を採用できる。
【0016】
上記封止機構は、洗浄中にパイプシャフトの外周部とノズル挿入口との間のシールを行うものである。封止機構の構成は特に限定されることはなく、パイプシャフトを混練槽内で、上記揺動軸周りに揺動させても洗浄水が漏れ出ないように構成すればよい。たとえば、請求項2に記載した発明のように、上記封止機構を、上記パイプシャフトに対して上記軸周りに相対的に揺動可能に保持された封止板を備えて構成し、往復揺動する上記パイプシャフトと上記ノズル挿入口との間のシールを行うように構成できる。封止板をパイプシャフトに相対揺動可能に保持することにより、往復揺動するパイプシャフト外周部とノズル挿入口との間の水密性を高めることができる。
【0017】
上記封止板を揺動可能に保持する機構として、たとえば、調心軸受やゴムリング等の弾性体を採用できる。
【0018】
上記封止板を、パイプシャフトの外周部に連結して、パイプシャフトと一体的に進退させることもできるし、請求項3に記載した発明のように、上記封止板を、上記パイプシャフトに対して摺動可能に保持し、上記ノズル挿入口を封止した状態で位置決めできるように構成できる。
【0019】
上記パイプシャフト揺動機構は、上記ノズルを上記混練槽内へ挿入した状態で、上記パイプシャフトを往復揺動させるように構成される。上記パイプシャフトを往復揺動させる手段は特に限定されることはなく、空気圧あるいは油圧シリンダやモータ等を利用できる。上記パイプシャフト揺動機構を設けることにより、一つのノズルで、混練槽の異なる位置から洗浄を行うことが可能となり、洗浄効果のみならず、洗浄効率を大幅に高めることができる。
【0020】
上記揺動軸の位置は特に限定されることはない。たとえば、上記パイプシャフト延出機構を、上記ノズル挿入口の近傍に設定した揺動軸周りに揺動可能に保持して構成することができる。また、上記揺動軸の方向も、ノズル挿入口を設けた混練槽の壁面に沿う上下方向軸に限定されることはなく、混練槽の形態や混練軸の位置等に応じて設定することができる。
【0021】
また、請求項4に記載した発明のように、上記パイプシャフト延出機構を上記ノズル挿入口を封止した上記封止板の中心を通る軸周りに揺動可能に保持することにより、上記パイプシャフト揺動機構を構成することができる。ノズル挿入口を封止する封止板の中心に、パイプシャフト延出機構の揺動軸を一致させるために、上記ノズル挿入口の封止面を混練槽の壁面から離れた部位に変位させて設けたり、上記封止板のパイプシャフトに対する保持位置を、上記ノズル挿入口の封止面から軸方向外方に変位させて設けることができる。
【0022】
上記パイプシャフト揺動機構は、上記パイプシャフト延出機構を上記パイプシャフト挿入口の上下に設けた軸受等を介して支持することにより構成することができる。また、パイプシャフト挿入口の上下に軸受を設けられない場合には、平行四辺形リンク機構等を介してノズル挿入口から離れた部位において上記パイプシャフト延出機構を保持することができる。この場合、上記パイプシャフト延出機構は、上記封止板の揺動中心を通る仮想軸の周りに揺動できるように構成することができる。
【0023】
本願の請求項5に記載した発明は、パイプシャフトを回転させながら洗浄を行うパイプシャフト回転機構を備えるものである。
【0024】
パイプシャフトの軸周りに回転するとともにこの軸に直交する軸周りに回転しながら洗浄水を噴射する3次元回転ノズルは非常に高価である。上記パイプシャフト回転機構を設けることにより、上記3次元回転ノズルを採用する必要がなくなる。このため、2次元回転ノズルを採用して洗浄装置の製作コストを大幅に低減させることができる。
【0025】
上記閉鎖手段として、従来の種々の手法を採用できる。本願発明では、上記パイプシャフト延出機構によって上記ノズルをノズル挿入口から退避させた状態で閉鎖手段を閉動させることができるように構成する。たとえば、閉鎖扉をノズル挿入口の縁部に揺動可能に保持して構成することができる。また、閉鎖扉をノズル挿入口に沿って摺動可能に保持して構成することができる。
【0026】
上記制御手段は、上記パイプシャフト延出機構、上記パイプシャフト揺動機構及び上記閉鎖手段等の動きを制御して、混練槽の洗浄を自動化するために設けられる。上記制御手段としてマイクロコンピュータ等を用いた種々の制御機構を採用できる。また、上記パイプシャフトの揺動範囲、延出・退避位置等を検出するセンサと組み合わせて制御を行うように構成するのが望ましい。
【0027】
本願の請求項6に記載した発明は、高圧水を噴射するノズルをミキサの混練槽内へ挿入して洗浄を行うミキサの洗浄方法であって、先端に高圧水を噴射するノズルを装着したパイプシャフトを、混練槽内に挿入した状態で、ノズル挿入口を設けた壁面に沿う軸周りに往復揺動させて洗浄を行うとともに、上記パイプシャフトに対して上記軸周りに相対揺動可能に保持された封止機構を介して上記ノズル挿入口を封止して洗浄を行うものである。
【0028】
上記パイプシャフトを往復揺動させる態様として、ノズルを上記ノズル挿入口を設けた壁面に沿う軸周りの2箇所以上の揺動位置で静止させた状態で洗浄を行う場合と、上記ノズル挿入口を設けた壁面に沿う軸周りに往復揺動させながら洗浄水を噴射して、洗浄を行う態様が含まれる。
【0029】
一つのノズル挿入口から挿入した一つのノズルで混練槽内の異なる位置から洗浄水を噴射できるため、高い洗浄効果を得ることができる。また、作業効率も格段に高まる。
【0030】
本願の請求項7に記載した発明は、上記パイプシャフトを混練槽内で進退させながら洗浄を行うものである。往復揺動動作と進退動作とを行いながら洗浄を行うことにより、洗浄効果をさらに高めることができる。
【0031】
本願の請求項8に記載した発明は、上記パイプシャフトを、上記混練槽内で回転させながら洗浄を行うものである。
【0032】
上記パイプシャフトを上記混練槽内で回転させながら洗浄を行うことにより、高価な3次元ノズルを用いる必要がなくなり、装置の製作コストを大幅に低減させることができる。
【0033】
本願の請求項9に記載した発明は、ミキサが作動しているとき、上記ノズルを混練槽内へ挿入するノズル挿入口を封止蓋によって閉鎖するとともに、上記ノズルの先端部又は上記パイプシャフト延出機構によって、封止蓋をノズル挿入口に向けて押圧するものである。。
【0034】
パイプシャフト延出機構を利用して、ノズル挿入口の水密性を大幅に高めることができる。
【0035】
【発明の実施の形態】
以下、本願発明に係る洗浄装置を図に基づいて具体的に説明する。
【0036】
図1は、代表的な2軸のコンクリートミキサの全体を混練軸の先端側から見た正面図である。また、図2から図8に本願発明に係る洗浄装置の第1の実施の形態を示す。
【0037】
これらの図に示すように、ミキサ1は、混練槽2と、この混練槽内で回転させられる混練軸3とを備える。上記混練槽2は、混練軸3を水平方向に支持した本体4と、本願発明に係る洗浄装置を設けた蓋部5とを連結して構成される。上記混練軸3には、多数の混練羽根6が設けられており、これら混練羽根6を回転させることにより、コンクリートの混練が行われる。
【0038】
図2及び図3に示すように、本実施の形態に係る洗浄装置10は、上記蓋部5に1つのノズル挿入口12を設け、このノズル挿入口12から一つのノズル11を挿入して洗浄を行う。
【0039】
図3に示すように、上記蓋部5の側面には、上下一対のブラケット7,8が設けられており、このブラケット7,8に洗浄装置本体20が揺動可能に保持されている。なお、上記ブラケット7,8は、上記蓋部5に一体的に設けたが、補強板等の補強構造を介して設けることもできる。
【0040】
上記ブラッケト7,8の間の蓋部側面に、上記ノズル挿入口12が設けられている。上記洗浄装置本体20は、上記ノズル挿入口12に対向する位置で、上記上記ブラケットに設けた図示しないベアリング等を介して、これらベアリングの軸周りに往復揺動自在に保持される。
【0041】
上記蓋部5の側面には、上記ノズル挿入口12を閉鎖する閉鎖蓋14が設けられている。本実施の形態に係る上記閉鎖蓋14は、ノズル挿入口12を設けた蓋部5の側壁に沿って摺動可能に保持されており、エアシリンダ15によって図2に示すノズル挿入口を閉鎖する位置と、図4に示すノズル挿入口12を開放する位置との間を摺動させられる。また、上記ノズル挿入口12を閉鎖した状態で、ノズル11の先端部を閉鎖蓋14に押し当てて、閉鎖蓋14の水密性を高めるように構成されている。
【0042】
上記洗浄装置本体20の上記閉鎖蓋14を設けた側と反対側には、上記洗浄装置本体20を上記揺動軸13の周りに往復揺動させるシリンダ16が設けられており、上記ブラケット7,8とともにパイプシャフト揺動手段18を構成している。上記シリンダ16のピストン19の先端は、洗浄装置本体側部に連結されており、上記ピストン19を出没させることにより、洗浄装置本体20が上記ブラケット7,8の軸心周りに往復揺動させられる。
【0043】
上記洗浄装置本体20は、直方体の各辺に沿う枠構造のフレーム21を備えて構成されており、このフレーム21にパイプシャフト延出機構22等が設けられている。
【0044】
上記パイプシャフト延出機構22は、図5及び図6に示すように、パイプシャフト24を軸方向に進退可能に保持するパイプシャフト保持手段23と、上記パイプシャフト24を軸方向に進退させるパイプシャフト駆動手段25とを、上記フレーム21に保持して構成されている。
【0045】
上記パイプシャフト保持手段23は、上記フレーム21の長手方向に掛け渡し状に接合された4角パイプ状の保持ビーム26の下面に設けたガイドレール27と、上記ガイドレール27に一対の摺動体28,28を介して軸方向摺動可能に保持されたハンガ29とを備えて構成されている。上記パイプシャフト24は、上記ハンガ29に一対のラジアルベアリング30,30を介して、回転可能に保持されている。
【0046】
本実施の形態に係るパイプシャフト駆動手段25は、上記保持ビーム26の側面にロッドレスシリンダ31を接合するとともに、上記ロッドレスシリンダ31の側面から延出する移動体32に、上記ハンガ29の上部に一体的に延出形成した駆動アーム33を連結して構成されている。上記ロッドレスシリンダ31の駆動方式は特に限定されることはなく、空気式や油圧式等のものを採用できる。上記ロッドレスシリンダ31を採用することにより、洗浄装置10の構造を簡単化できるばかりでなく、軸方向寸法を小さくすることが可能になる。
【0047】
上記ロッドレスシリンダ31を駆動すると、上記ガイドレール27に保持されたハンガ29が、上記移動体32に連結された駆動アーム部33を介してパイプシャフト24の軸方向に駆動させられる。この動きにともなって、パイプシャフト24の先端部に設けたノズル11が進退させられる。
【0048】
さらに、本実施の形態では、上記パイプシャフト24を軸周りに回転させるパイプシャフト回転機構34を設けている。
【0049】
図5及び図6に示すように、上記パイプシャフト回転機構34は、上記パイプシャフト24の後端部に設けた第1のスプロケット37と、上記ハンガ29の下部に設けたギヤドモータ36と、上記ギヤドモータ36の軸に装着された第2のスプロケット35と、上記第1のスプロケットと上記第2のスプロケットに掛け渡したチエン38とを備えて構成されている。
【0050】
上記パイプシャフト24の後端部には、回転ホース継手39を介して高圧洗浄水を供給するホース40が連結されている。
【0051】
上述したように、上記パイプシャフト24は一対のラジアルベア30,30を介してハンガ29に回転可能に保持されており、上記パイプシャフト回転機構34によって先端のノズル11を軸周りに回転させながら高圧水を噴出させて混練槽内の洗浄を行うことができる。
【0052】
上記パイプシャフト回転機構34を設けることにより、高価な3次元回転ノズルを採用する必要がなくなる。このため、2次元ノズル11を採用して製作コストを大幅に低減させることができる。
【0053】
上記パイプシャフト24における上記ハンガ29の前方に、洗浄作業を行う際に洗浄水が漏れ出ないようにノズル挿入口12を封止する円形の封止板41を設けている。
【0054】
上記封止板41は、図7に示すように、ドーナツ円板状のベース板42の混練槽側に、ゴム製シール部材43及びこのシール部材43を固定する押さえ板44をボルトで一体的に連結する一方、反対側に調心軸受45を一体的に連結して構成されている。
【0055】
上記調心軸受45は、水密部材46を備えたものが採用されており、洗浄水がパイプシャフト24の外面を伝って漏れ出ないように構成されている。
【0056】
上記ベース板42、シール部材43及び押さえ板44は、上記調心軸受45を介して、上記パイプシャフト24の外周に揺動可能に保持されている。実施の形態では、水平面内において、両側方に約15度の範囲で揺動可能に保持している。
【0057】
また、図5に示すように、上記封止板41の揺動範囲を調整できるように、調整ネジ48が上記ハンガ29の前面に突設されている。
【0058】
上記封止板41を揺動可能に設けることにより、上記ノズル挿入口12にパイプシャフト24を挿入した状態で往復揺動させても、洗浄水が漏れ出ることはない。
【0059】
図3及び図4に示すように、本実施の形態では、上記パイプシャフト延出機構等を保持したフレーム21の全体が、上記蓋部5の側面に設けたエアシリンダ16によって、上記軸13周りに往復揺動させられる。上記軸13は、ノズル挿入口12を封止する上記封止板41の調心軸受45の軸を通るように設定されている。上記構成によって、パイプシャフト24を上記調心軸受45の周りに揺動させることが可能となり、揺動角度を大きく設定しても、封止板41がノズル挿入口12からずれることがなく、水密性が低下することもない。
【0060】
以下、図8に示すフローチャートによって、上記構成のミキサ洗浄装置の作動を順に説明する。
【0061】
図2に示すミキサが作動している状態では、閉鎖蓋14がノズル挿入口12を閉鎖するとともに、ノズル11の先端部が上記閉鎖蓋14を押圧して水密性を高めている。
【0062】
洗浄を行うには、上記状態からパイプシャフト24を後退させてノズル11の押圧を解除する(S101)。そして閉鎖蓋を開け(S102)、パイプシャフト24を延出させてノズル11を混練槽内へ挿入する(S103)。
【0063】
実施の形態では、封止板41がパイプシャフト24の基端外周部に揺動可能に連結されており、上記封止板41がノズル挿入口12を封止する位置でパイプシャフト24の延出位置が決定される(S104)。
【0064】
上記状態で図示しないポンプを作動させ、高圧水をパイプシャフト24に供給してノズル11から噴出させる(S105)。
【0065】
図4に示すように、上記高圧水を噴出させながら、上記パイプシャフト24を往復揺動させるとともに(S106)、パイプシャフトを回転させる(S107)。上記パイプシャフト24を往復揺動させることにより、1つのノズルを混練槽内の異なる位置に移動させながら混練槽内をくまなく洗浄することが可能となる。また、パイプシャフトを回転させることにより、2次元回転ノズルを採用しながら、高価な3次元ノズルを採用したのと同等の効果を発揮できる。所定時間上記の洗浄行った後、ポンプを停止させる(S108)。
【0066】
その後パイプシャフト内の水を切った後(S109)、パイプシャフトをノズル挿入口の軸心に沿う位置に揺動させ(S110)、後退させる(S111)。
【0067】
ノズル11を混練槽から引き抜いた後閉鎖蓋を閉じ(S112)、図2に示すノズル11の先端を閉鎖蓋に当接させた状態に戻る(S113)。
【0068】
図9から図14に本願発明の第2の実施の形態を示す。なお、本実施の形態では、封止機構と閉鎖手段以外の部分は、第1の実施の形態とほぼ同様であるので説明は省略する。
【0069】
本実施の形態に係る洗浄装置110は、蓋部105に1つのノズル挿入口112を設け、このノズル挿入口112から一つのノズル111を挿入して洗浄を行うのは第1の実施の形態と同様である。
【0070】
図9に示すように、蓋部105の側部に補強板201を接合し、この補強板上に設けられる。
【0071】
図11に示すように、上記補強板201の外面には、上下一対のブラケット107,108が設けられており、このブラケット107,108に洗浄装置本体120が、上下の軸受202,203を介して揺動可能に保持されている。
【0072】
上記ブラッケト107,108の中間部には、ノズル挿入口112が設けられている。上記ノズル挿入口112は、図11に示すように、上記補強板201の表面に側面視円錐台形状の環状縁板204を溶接して構成されている。上記縁板204を設けることにより、洗浄装置本体110の揺動軸113を補強板201の表面から離間させて、軸受202,203を配置しやすくしている。
【0073】
上記補強板201上には、上記ノズル挿入口112を閉鎖する閉鎖蓋114が設けられている。本実施の形態に係る上記閉鎖蓋114は、補強板201の表面に沿って摺動可能に保持されており、エアシリンダ115によって図10及び図12に示す上記ノズル挿入口112を閉鎖する位置と、これらの図の想像線で示すノズル挿入口112を開いた位置との間を摺動させられる。
【0074】
図10に示すように、上記補強板201の縁板204の上下部位及び側部には、上記閉鎖蓋114を案内するガイドレール205,206,207が横方向に設けられている。上記ガイドレール205,206には、上記閉鎖蓋114の先端側の上下部位に設けたガイドローラ208,209が案内される。一方、上記ガイドレール207には、閉鎖蓋114の基端側の中間部に設けたガイドローラ210が案内される。上記ガイドローラ208,209,210は、鉛直軸回りに回動するように設けられている。
【0075】
図12に示すように、補強板201に平行に延びる上記ガイドレール205,206,207の先端部は、補強板201に向けて屈曲させられてけいる。シリンダ115によって閉鎖蓋114をノズル挿入口112を封止する位置に摺動させて、シリンダ115から押圧力を作用させると、上記ガイドレール205,206,207の屈曲傾斜部位によって、上記ガイドローラ208,209,210が、補強板201側へ変位させられる。これにより、上記閉鎖蓋114が、縁板204の周縁部に押圧させられてノズル挿入口112を閉鎖できる。
【0076】
また、ノズル挿入口112の下方には、ガイドレール211が設けられている。一方、閉鎖蓋114の下縁両端部には、水平軸回りに支持されたガイドローラ212,213が設けられており、図10に示すノズル挿入口の閉鎖位置と、想像線で示すノズル挿入口112の開口位置との間で、上記閉鎖蓋114の荷重を支持しながら摺動させられるように構成されている。
【0077】
図13及び図14に、上記ノズル挿入口112を封止する封止機構141を示す。
【0078】
上記封止機構141は、図13に示すように、ドーナツ円板状のベース板142の中心部に、調心軸受145を連結するとともに、混練槽側に、ゴム製の椀状シール部材143を設けて構成されている。上記シール部材143は、周縁部が上記ベース部材142の周縁部に連結される一方、中央部がパイプシャフト124の周囲に固定されている。
【0079】
図14に示すように、封止機構141ののシール構造とベース板142の揺動機構を分離して設けることにより、水密性を保持しつつパイプシャフト124の揺動範囲を大幅に拡大することが可能となる。
【0080】
図15に本願発明の第3の実施の形態を示す。この実施の形態は、パイプシャフト324を軸方向に往復摺動させると同時に揺動させるものである。なお、本実施の形態では、各構成要素を模式的に表している。
【0081】
上記パイプシャフト324を軸方向に往復動させながら洗浄を行うには、ノズル挿入口312を封止する封止機構341をパイプシャフト324対して軸方向相対摺動可能に、かつパイプシャフト324に対して相対揺動可能に保持する必要がある。上記機構として、たとえば、第2の実施の形態と同様な調心軸受の内周面とパイプシャフト324の外周面との間をOリング等の水密摺動及び揺動機構324を介して保持させることができる。
【0082】
上記封止機構341をノズル挿入口312の縁部にに押圧することができるように、上記パイプシャフト324の延出機構323とは別個に、上記封止機構341をパイプシャフト324の軸方向に変位させる封止機構延出装置351を設けている。上記封止機構延出装置351は、パイプシャフト延出機構323と同様に、エアシリンダ等を用いて容易に構成することができる。
【0083】
上記構成によって、ノズル311をパイプシャフト324の軸方向に移動させながら、封止機構341の揺動軸回りに揺動させて混練槽内の洗浄を行うことが可能となり、洗浄効果をさらに高めることが可能となる。
【0084】
【発明の効果】
本願発明に係る洗浄装置においては、一つのノズル挿入口から挿入するとともにノズルを混練槽内で往復揺動させる。これにより、ノズルを混練槽内の異なった位置に保持して洗浄を行うことが可能となり、複数のノズルを挿入したのと同様の効果を発揮できるとともに、作業効率も向上する。しかも、大きな容量のポンプを必要としない。このため、装置の製造コストを低減させることができる。
【0085】
また、封止板を揺動可能に保持することにより、洗浄中の洗浄水が漏れ出るのを有効に防止できる。
【0086】
さらに、ノズルをパイプシャフトの軸方向に移動させながら洗浄できるように構成することにより、さらに洗浄効果を高めることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明に係る洗浄装置を適用するミキサの正面図である。
【図2】図1に示したミキサに洗浄装置を装着した平面図である。
【図3】図2に示す洗浄装置の要部の側面図である。
【図4】ノズルを混練槽内に挿入して洗浄を行っている内部の状態を示す平面図である。
【図5】図3に示す洗浄装置の要部の断面を示す側面図である。
【図6】図5に示す洗浄装置の右側面図である。
【図7】封止板の作用を説明する断面図である。
【図8】洗浄装置の作動手順の一例を示すフローチャートである。
【図9】洗浄装置の第2の実施の形態を示す平面図である。
【図10】図9における洗浄装置の蓋部の正面図である。
【図11】図10におけるA−B−C−D−E−F線に沿う断面図である。
【図12】閉鎖板の作用を示す図であり、図10における XII−XII 線に沿う断面図である。
【図13】封止機構の一部断面図である。
【図14】封止機構の作用を示す断面図である。
【図15】本願発明の他の実施の形態を示す図である。
【符号の説明】
2 混練槽
10 洗浄装置
11 ノズル
12 ノズル挿入口
14 閉鎖手段
18 パイプシャフト揺動機構
22 パイプシャフト延出機構
24 パイプシャフト
41 封止板

Claims (9)

  1. 高圧水を噴射するノズルをミキサの混練槽内へ挿入して洗浄を行うミキサの洗浄装置であって、
    上記混練槽内へノズルを挿入するためのノズル挿入口と、
    上記ノズルを先端部に装着するとともに上記ノズルに高圧水を供給するパイプシャフトと、
    上記パイプシャフトを軸方向に進退させて、上記ノズルを上記混練槽内に進入退避させるパイプシャフト延出機構と、
    上記ノズルを上記混練槽内へ挿入した状態で、上記パイプシャフトを、上記ノズル挿入口を設けた壁面に沿う軸周りに往復揺動させるパイプシャフト揺動機構と、
    上記ノズルを上記混練槽内へ挿入した状態で、上記ノズル挿入口を封止するとともに上記パイプシャフトに対して上記軸周りに相対揺動可能に保持された封止機構と、
    上記ノズルを退避させた状態で、上記ノズル挿入口を閉鎖する閉鎖手段と、
    上記パイプシャフト延出機構、上記パイプシャフト揺動機構、及び上記閉鎖手段の動きを制御する制御手段とを備える、ミキサの洗浄装置。
  2. 上記封止機構は、上記パイプシャフトに対して上記軸周りに相対的に揺動可能に保持された封止板を備えて構成されており、往復揺動する上記パイプシャフトと上記ノズル挿入口との間のシールを行う、請求項1に記載のミキサの洗浄装置。
  3. 上記封止板が、上記パイプシャフトに対して、軸方向摺動可能に保持されるとともに、上記ノズル挿入口を封止した状態で位置決め保持される、請求項2に記載のミキサの洗浄装置。
  4. 上記パイプシャフト揺動機構は、上記パイプシャフト延出機構を上記ノズル挿入口を封止した上記封止板の中心を通る軸周りに揺動可能に保持して構成される、請求項1から請求項3のいずれかに記載のミキサの洗浄装置。
  5. パイプシャフトを回転させながら洗浄を行うパイプシャフト回転機構を備える、請求項1から請求項4のいずれか記載のミキサの洗浄装置。
  6. 高圧水を噴射するノズルをミキサの混練槽内へ挿入して洗浄を行うミキサの洗浄方法であって、
    先端に高圧水を噴射するノズルを装着したパイプシャフトを、混練槽内に挿入した状態で、ノズル挿入口を設けた壁面に沿う軸周りに往復揺動させて洗浄を行うとともに、
    上記パイプシャフトに対して上記軸周りに相対揺動可能に保持された封止機構を介して上記ノズル挿入口を封止する、ミキサの洗浄方法。
  7. 上記パイプシャフトを混練槽内で進退させながら洗浄を行う、請求項6に記載のミキサの洗浄方法。
  8. 上記パイプシャフトを、上記混練槽内でパイプシャフトの軸周りに回転させながら洗浄を行う、請求項6又は請求項7のいずれかに記載のミキサの洗浄方法。
  9. ミキサが作動しているとき、上記ノズルを混練槽内へ挿入するノズル挿入口を封止蓋によって閉鎖するとともに、上記ノズルの先端部又は上記パイプシャフト延出機構によって、封止蓋をノズル挿入口に向けて押圧する、請求項6から請求項8のいずれかに記載のミキサの洗浄方法。
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