JP4098642B2

JP4098642B2 - Packaging bag, method of use thereof and packaging structure using the same

Info

Publication number: JP4098642B2
Application number: JP2003039915A
Authority: JP
Inventors: 克規二瀬
Original assignee: Taisei Lamick Co Ltd
Current assignee: Taisei Lamick Co Ltd
Priority date: 2003-02-18
Filing date: 2003-02-18
Publication date: 2008-06-11
Anticipated expiration: 2023-02-18
Also published as: JP2004250013A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、破裂強度を作為的に低下させた包装袋およびそれの使用方法ならびに、それを用いた包装構造に関するものであり、たとえば、電子レンジ等を用いた食品の加熱調理に当たって、その調理中に、調理食品に対して液体スープ等を手指を用いることなく自動的に注ぎ込むことを可能とする技術を提案するものである。
【０００２】
【従来の技術】
電子レンジによって食品を加熱調理等するに際して、調理の対象となる食品に、スープ、ソース等の液体調味料を自動的にかけたり、からめたりする従来技術としては、たとえば、ゲル状にしたスープを電子レンジによる加熱によって溶解させ、それを同一のカップ状容器に収納した麺類の掛け汁ないしは浸し汁とするものがある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
しかるに、この従来技術では、ゲル状のスープを容器内の麺類上に直接的に載置して収容包装しているため、カップ状の容器それ自体の密封性、防湿性、ガスバリア性等との関連において、ゲル状スープの日持ちが悪く賞味期限が短いという問題があり、このことは、そのカップ状容器の全体を熱収縮フィルムによって再包装した場合にもほぼ同様であった。
【０００４】
この発明は、従来技術のかかる問題点を解決することを課題とするものであり、それの目的とするところは、たとえば麺類等とともにカップ状の容器に収容されるスープ、ソース等の液体調味料等を、カップ状容器の密閉性等とは係わりなしに、長期間にわたって一定以上の品質に保つことができ、この一方で、その麺類等の加熱調理等に当たって、その液体調味料を麺類等に自動的に注ぐことを可能とする包装袋およびその使用方法ならびに、それを用いた包装構造を提供するところにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
この発明の包装袋は、延伸ベースフィルム層およびシーラント層を具える積層フィルムよりなるものであり、包装袋の表面側部分および裏面側部分の少なくとも一方で、被包装物の充填スペースと対応する部分の延伸ベースフィルム層に、その充填スペースのほぼ全長もしくはほぼ全幅にわたって延びる一本以上の直線状または曲線状の破袋誘導溝を、たとえば、レーザービームによる延伸ベースフィルム層の一部もしくは全部の溶融蒸発によって形成してなり、その破袋誘導溝を、破裂方向を確実に案内するために、連続溝とするとともに、この構内に所要の長さの深部および浅部を交互に設けることで、包装袋の破裂強度を調整してなるものである。
【０００６】
積層フィルムよりなるこの包装袋は、たとえば二軸延長した延伸ベースフィルム層その他の層により、一般の軟質包装袋と同様に、所要の各種バリア性、防湿性等を発揮することができるので、そこに包装した液体調味料等を、高い気密性および液密性の下で、カップ状包装容器等の性能のいかんにかかわらず、長期間にわたって一定以上の品質に維持することができる。
【０００７】
また、この包装袋は、それの強度を特定する延伸ベースフィルム層に形成されてその延伸ベースフィルム層の厚みを減じる破袋誘導溝によって破裂強度を所要に応じて低減されているので、袋内圧力、たとえば液体調味料等の蒸気圧力が所定の値を越えると、包装袋は破袋誘導溝の形成位置にて破裂することになり、これにより、袋内の液体調味料等をその破裂個所から流下させることができる。従って、液体調味料等を充填包装したこの包装袋を、麺類等の加熱調理食品とともにカップ状の容器等内に収納したときは、その包装袋を所定の加熱温度の下で作為的に破裂させることにより、容器内のその麺類等に、スープ等の液体調味料その他を自動的に注ぎ込むことができる。
【０００９】
ところで、このような破袋誘導溝は、それを連続的に設けると、間欠的に設けるとの別なく、平均深さを、延伸ベースフィルム層の厚みの5%以上、なかでも30%以上とすることが好ましく、これによれば、包装袋の破裂強度をより有利に低下させることができる。
ただし、溝深さは浅い方が破裂の程度が大きく、内容物の飛散（拡散）を大きくすることができる効果がある。
【００１０】
従ってここでは、破袋誘導溝の平均深さを延伸ベースフィルム層の厚みと同一とすることも可能であり、この場合には包装袋の破裂強度を最も小さくすることができる。しかるに、この場合には、破袋誘導溝の形成位置で、延伸ベースフィルム層に固有のガスバリア性等を発揮させ得なくなるので、液体調味料等の長期の保存のためには、破袋誘導溝の底部に延伸ベースフィルム層を幾分残存させること、たとえば、延伸ベースフィルム層の厚みの5〜10%程度残存させることが好ましい。
【００１１】
すなわち、包装袋の破裂強度の十分なる低減を実現してなお、積層フィルム、なかでも延伸ベースフィルム層に、包装袋の強度、各種バリア性、包装袋の腰の強さ等の所要の機能を十分発揮させるためには、破袋誘導溝の平均深さは、延伸ベースフィルム層の厚みの５〜９５％、なかでも、３０〜９０％の範囲内とすることが好ましい。
【００１２】
このような包装袋の使用は、先にも述べたように、液体調味料等の液体を充填包装した、気密にして液密のその包装袋を、液体の加熱による発生蒸気をも含む体積増加に基いて破袋誘導溝の形成位置で破裂させ、その結果として、液体を包装袋から自動的に流出させることにより行うことができる。
【００１３】
ところで、包装袋をもって包装した液体が消火液等であるときは、それを火炎をもって直接的に加熱することができ、また、一定温度以上に加熱された液体と反応させる触媒液等であるときは、その液体中で間接的に加熱することもできるが、包装袋内の被包装液体が液体調味料等であるときは、それを用いる食品とともに電子レンジによって加熱することが好ましく、これによれば、包装袋の破裂に伴って、調味料等を食品に自動的に注ぎ込むことができる。
【００１４】
また、以上のような包装袋を用いた包装構造は、液体を充填包装した包装袋を、食品を収容した容器内で、食品の上方に配設した多孔中間皿上に載置したものである。
【００１５】
これによれば、電子レンジ等によって、容器内の食品および包装袋のそれぞれを同時に加熱することによって包装袋が破裂した場合に、包装袋を中間皿上にそのまま残留させる一方で、包装袋内の調味料等の液体を、中間皿の孔部を経て下方の食品上に流下させることができるので、食品の加熱調理の終了時には、その食品は、調味料に自動的に浸漬等された状態となる。
【００１６】
従って、その後は、容器の蓋を取り除くとともに、破裂した包装袋を載置する中間皿を取り除くことで、消費者は包装袋に一切手を触れることなく、所要の調味料をかけたり、からめたりした食品を食することができる。
【００１７】
なお、このような包装構造において、包装袋を、そこに設けた破袋誘導溝が下向きとなる姿勢で多孔中間皿上に載置した場合には、包装袋の破裂後に、調味料等を十分円滑に流下させて、包装袋内への調味料等の不要の残留を有効に防止することができる。
【００１８】
そしてこのことは、多孔中間皿を、その中央部分がとくに大きく窪んだ形状とし、包装袋の破袋誘導溝をその窪み底部に対応させて位置させたときにとくに効果的である。
【００１９】
【発明の実施の形態】
以下にこの発明の実施の形態を図面に示すところに基いて説明する。
【００２０】
図１は、この発明に係る包装袋の実施形態を、液体を充填包装した状態で示す底面図および正面図である。
【００２１】
ここでは、二軸延伸した延伸ベースフィルム層とシーラント層とを具える積層フィルムの、図に斜線を施して示すような三方シールによって、液体を気密かつ液密に包装する包装袋１の底面で、延伸ベースフィルム層に、被包装物の充填スペース２の幅方向の中央部分を通って、その包装袋１の全長にわたって延びる一本の破袋誘導溝３を直線状に設ける。
【００２２】
たとえば、レーザービームによる延伸ベースフィルム層の一部もしくは全部を溶融蒸発させることによって、図２に拡大断面図で示すように形成することができるこのような破袋誘導溝３は、曲線状に延在させることができる他、包装袋１の幅方向に延在させて形成することもでき、また、相互に交差させて、または交差させることなく複数本形成することも可能であるが、いずれにあっても、充填スペースのほぼ全長もしくはほぼ全幅にわたって延在させることが、包装袋１の十分な長さにわたる円滑なる破裂をもたらして、破裂した包装袋１への液体の残留を防ぐ上で好ましい。
【００２３】
また、このような破袋誘導溝３は連続的に形成し、図３に破袋誘導溝底に沿う断面で示すように、深部３ａおよび浅部３ｂのそれぞれを、延在方向に交互に設ける。
【００２４】
ところで、図２に示すところでは、積層フィルム４を延伸ベースフィルム層５とシーラント層６との二層構造としているも、包装袋１に付与する所要の物性との関連において、それらの両層間に図３に示すような一層のまたは二層以上の中間層７に配設することもできる。
【００２５】
なおここで、積層フィルムを、15 μｍ厚みの二軸延伸ナイロンベースフィルム層と50 μｍ厚みのポリエチレンシーラント層との二層構造としたところにおいて、シンラッド社製のレーザビーム発生装置を用いて、光出力を10 Wの10〜50%の範囲で種々に変化させたときの一本の直線状溝の溝深さ、いいかえれば、二軸延伸ナイロンベースフィルム層の溝底残存厚みを測定したところ表１に示す結果を得た。
【００２６】
【表１】

【００２７】
また、このようにして形成された破袋誘導溝部の15 mm幅当りの引張り強度を測定したところ図４にグラフをもって示す結果を得た。
【００２８】
このグラフおよび表１によれば、レーザ出力が20%以上になると、二軸延伸ナイロンベースフィルム層の残存厚みが零となり、引張り強度は、ポリエチレンシーラント層のみによるほぼ一定強度となる一方で、10%の光出力では、ナイロンベースフィルム層の溶融厚みは2 μｍであるものの、引張り強度は32.5%に低下することが解かる。
【００２９】
従って、このような積層フィルムにより構成した包装袋では、被包装物の体積増加に対する被袋強度を、破袋誘導溝の存在によって大きく低減させることが可能となり、液体調味料等の被包装物を包装したその包装袋を加熱した場合には、液体調味料等が所要の温度に達することで、包装袋を、その溝位置で確実にかつ円滑に破裂させることができる。
【００３０】
図５は、液体調味料を充填包装した、上述したような包装袋を用いた包装構造の実施形態を示す部分縦断面図であり、これは、包装容器８内に収容した食品の一例としての麺類９の上方位置で、その容器８内に、多数の孔を穿設した多孔中間皿１０を、容器側壁に係合させて配設し、この多孔中間皿１０内に、液体調味料を包装した包装袋１を、破袋誘導溝３が下向きとなる姿勢で載置し、さらに容器８の上端開口を、蓋体１１の容器への掛合をもって閉止したものである。
なお、このような包装構造体はその全体を、熱収縮フィルム等によって再包装することも可能である。
【００３１】
このような包装構造にすれば、液体調味料は、包装袋１に付与した所要の物性により、長期間にわたって、一定以上の品質に確実に維持されることになるので、麺類９の賞味期限を十分に長く確保することができる。
【００３２】
この一方で、包装されている麺類９を加熱調理してそれを食するに当たっては、多くは、容器内の麺類９を直接的に包装する包装袋を取り除いて、その麺類９その他を再び図示の状態に戻し、次いで、包装構造体の全体をたとえば電子レンジにより加熱する。
【００３３】
これによれば、水分を含むことのある麺類それ自体が加熱される他、包装袋内の液体調味料もまた加熱されることになり、この調味料の加熱によって、発生蒸気をも含む調味料体積、いいかえれば包装袋内圧が所定値を超えると、多孔中間皿内の包装袋１が破袋誘導溝の形成位置にて、図６に示すように破裂し、そこに包装した液体調味料は、多孔中間皿１０の孔を経て、容器８の底部の麺類９に注がれる。
【００３４】
このようにして液体調味料が麺類９に注がれることにより、または、その後に続く幾分の加熱の継続によりその麺類９が食べ頃に到ったときは、包装構造体を電子レンジから取り出すとともに、容器８の蓋体１１を取り外し、そして、多孔中間皿１０を、そこに残留した、調味料が十分に流出した包装袋１とともに取り除くことで、麺類９をそのまま食することができる。
従ってこの場合には、消費者は、調味料包装袋１を開封する等の煩わしさなしに、麺類を食することが可能となる。
【００３５】
【発明の効果】
かくして、この発明によれば、充填包装した液体を従来の軟質包装袋と同等の性能の下で、長期間にわたって一定以上の品質に維持することができ、この一方で、液体の加熱に基いて包装袋を所要に応じて破裂させて、その液体を自動的に流出させること、ひいては、食品等に注ぎ込むことができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】包装袋の実施形態を、液体の充填包装状態で示す底面図および正面図である。
【図２】積層フィルムおよび破袋誘導溝の拡大部分断面図である。
【図３】破袋誘導溝の他の形成態様を示す断面図である。
【図４】レーザビームの出力と積層フィルムの引張り強度との関係を示すグラフである。
【図５】包装構造の実施形態を示す部分縦断面図である。
【図６】包装袋の破裂による調味料の流出状態を示す部分縦断面図である。
【符号の説明】
１包装袋
２充填スペース
３破裂誘導溝
４積層フィルム
５延伸ベースフィルム層
６シーラント層
７中間層
８包装容器
９麺類
１０多孔中間皿
１１蓋体[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
TECHNICAL FIELD The present invention relates to a packaging bag having a burst strength reduced and a method for using the same, and a packaging structure using the packaging bag. For example, during cooking of food using a microwave oven, Furthermore, the present invention proposes a technique that enables liquid soup and the like to be automatically poured into cooked food without using fingers.
[0002]
[Prior art]
When cooking food with a microwave oven, as a conventional technique for automatically applying or tangling a liquid seasoning such as soup or sauce to food to be cooked, for example, gelled soup is electronic Some are melted by heating in a range and used as a noodle soup or dipping juice stored in the same cup-shaped container.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, in this prior art, since the gel-like soup is placed directly on the noodles in the container and accommodated and packaged, the cup-shaped container itself has a sealing property, moisture resistance, gas barrier property, etc. In relation, there is a problem that the shelf life of the gel soup is poor and the expiration date is short, and this is almost the same when the entire cup-shaped container is repackaged with a heat-shrinkable film.
[0004]
An object of the present invention is to solve such problems of the prior art, and the object of the present invention is, for example, a liquid seasoning such as soup and sauce contained in a cup-shaped container together with noodles and the like Can be maintained at a certain level of quality over a long period of time without being related to the sealing property of the cup-shaped container, etc., while the liquid seasoning is applied to the noodles etc. It is an object of the present invention to provide a packaging bag that can be poured automatically, a method of using the packaging bag, and a packaging structure using the packaging bag.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
The packaging bag of the present invention comprises a laminated film comprising a stretched base film layer and a sealant layer, and at least one of the front surface side portion and the back surface side portion of the packaging bag corresponds to the filling space of the article to be packaged. in the stretched base film layer, substantially the full length or one or more straight or curved breakage guide grooves extending over substantially the entire width, for example, melting of a part or all of the stretched base film layer by a laser beam of the filling space In order to reliably guide the direction of rupture, the bag breaking guide groove formed by evaporation is a continuous groove, and a deep part and a shallow part of a required length are alternately provided in this premises. It is formed by adjusting the burst strength of the bag .
[0006]
This packaging bag made of a laminated film, for example, can exhibit various barrier properties and moisture proofing properties as in the case of general soft packaging bags by using a biaxially extended stretched base film layer and other layers. The liquid seasoning and the like packaged in the above can be maintained at a certain quality over a long period of time under high airtightness and liquid tightness regardless of the performance of the cup-shaped packaging container or the like.
[0007]
In addition, the rupture strength of the packaging bag is reduced as required by the rupture-inducing groove formed in the stretched base film layer that specifies the strength of the wrapping bag and reduces the thickness of the stretched base film layer. When the pressure, for example, the vapor pressure of the liquid seasoning, exceeds a predetermined value, the packaging bag will burst at the position where the bag breaking guide groove is formed, and the liquid seasoning in the bag will be ruptured. It can be made to flow down from. Therefore, when this packaging bag filled and packaged with liquid seasonings etc. is stored in a cup-shaped container together with cooked food such as noodles, the packaging bag is artificially ruptured under a predetermined heating temperature. As a result, liquid seasonings such as soup can be automatically poured into the noodles in the container.
[0009]
By the way, such a bag breaking guide groove, if it is provided continuously, regardless of whether it is provided intermittently, the average depth is 5% or more of the thickness of the stretched base film layer, especially 30% or more. Preferably, the burst strength of the packaging bag can be reduced more advantageously.
However, the shallower the groove depth, the greater the degree of rupture, and the effect of increasing the scattering (diffusion) of the contents.
[0010]
Therefore, here, it is possible to make the average depth of the bag breaking guide groove equal to the thickness of the stretched base film layer, and in this case, the burst strength of the packaging bag can be minimized. However, in this case, since the stretched base film layer cannot exhibit the gas barrier property or the like inherent in the formation position of the bag breakage induction groove, the bag breakage induction groove is required for long-term storage of liquid seasonings and the like. It is preferable to leave some of the stretched base film layer at the bottom, for example, about 5 to 10% of the thickness of the stretched base film layer.
[0011]
In other words, a sufficient reduction in the burst strength of the packaging bag has been realized, and the laminated film, especially the stretched base film layer, has the required functions such as the strength of the packaging bag, various barrier properties, and the strength of the waist of the packaging bag. to maximize the average depth of the implosion bag guide groove 5 to 95% of the thickness of the stretched base film layer, among others, preferably in a range of 30% to 90%.
[0012]
The use of such a packaging bag, as described above, increases the volume of the packaging bag filled with liquid such as liquid seasoning, which is air-tight and liquid-tight, including vapor generated by heating the liquid. Rupture at the position where the bag breaking guide groove is formed, and as a result, the liquid can automatically flow out of the packaging bag.
[0013]
By the way, when the liquid packaged with the packaging bag is a fire extinguishing liquid or the like, it can be directly heated with a flame, and when it is a catalyst liquid or the like that reacts with a liquid heated to a certain temperature or higher. It can also be heated indirectly in the liquid, but when the liquid to be packaged in the packaging bag is a liquid seasoning or the like, it is preferable to heat it with a food using the microwave oven, according to this As the packaging bag ruptures, seasonings and the like can be automatically poured into the food.
[0014]
Further, the packaging structure using the packaging bag as described above is a packaging bag filled with liquid and placed on a perforated intermediate dish disposed above the food in a container containing the food. .
[0015]
According to this, when the packaging bag is ruptured by simultaneously heating each of the food in the container and the packaging bag with a microwave oven or the like, the packaging bag is left as it is on the intermediate dish, while in the packaging bag Since liquids such as seasonings can flow down on the lower food through the holes in the intermediate dish, the food is automatically immersed in the seasoning at the end of cooking of the food. Become.
[0016]
Therefore, after that, by removing the lid of the container and removing the intermediate tray on which the ruptured packaging bag is placed, the consumer can apply the required seasoning or entangle it without touching the packaging bag at all. Can eat the food.
[0017]
In such a packaging structure, if the packaging bag is placed on the perforated intermediate dish with the posture that the bag breaking guide groove provided in the packaging bag is facing downward, sufficient seasoning etc. should be provided after the packaging bag bursts. It is possible to smoothly flow down and to effectively prevent unnecessary residues such as seasonings in the packaging bag.
[0018]
This is particularly effective when the perforated intermediate dish is shaped so that its central portion is particularly depressed and the bag breaking guide groove of the packaging bag is positioned corresponding to the bottom of the recess.
[0019]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
[0020]
FIG. 1 is a bottom view and a front view showing an embodiment of a packaging bag according to the present invention in a state of being filled and packaged with a liquid.
[0021]
Here, on the bottom surface of the packaging bag 1 in which the liquid is hermetically and liquid-tightly sealed by a three-way seal as shown by hatching in the drawing of the laminated film comprising the biaxially stretched base film layer and the sealant layer. The stretched base film layer is provided with a single bag breaking guide groove 3 that extends through the entire length of the packaging bag 1 through the central portion in the width direction of the filling space 2 of the packaged object.
[0022]
For example, such a bag breaking guide groove 3 that can be formed as shown in an enlarged sectional view in FIG. 2 by melting and evaporating a part or all of the stretched base film layer by a laser beam extends in a curved shape. other capable Zaisa, extend in the width direction of the packaging bag 1 can also be formed, also vice versa while exchange difference, or it is also possible to plural formed without crossing any Even so, extending the filling space over almost the entire length or the width of the filling space leads to a smooth rupture over a sufficient length of the packaging bag 1 to prevent the liquid from remaining in the ruptured packaging bag 1. preferable.
[0023]
Further, such a bag breaking guide groove 3 is formed continuously, and as shown in a cross section along the bottom of the bag breaking guide groove in FIG. 3, each of the deep portions 3a and the shallow portions 3b are alternately provided in the extending direction. The
[0024]
By the way, in the place shown in FIG. 2, although the laminated film 4 is made into the two-layer structure of the extending | stretching base film layer 5 and the sealant layer 6, in relation with the required physical property provided to the packaging bag 1, between those both layers. It is also possible to arrange in one or more intermediate layers 7 as shown in FIG.
[0025]
Here, when the laminated film has a two-layer structure of a biaxially stretched nylon base film layer having a thickness of 15 μm and a polyethylene sealant layer having a thickness of 50 μm, a laser beam generator manufactured by Shinrad Co., Ltd. The groove depth of one linear groove when the output was varied in the range of 10 to 50% of 10 W, in other words, the groove bottom remaining thickness of the biaxially stretched nylon base film layer was measured. The result shown in 1 was obtained.
[0026]
[Table 1]

[0027]
Further, when the tensile strength per 15 mm width of the bag breaking guide groove formed in this way was measured, the result shown in the graph of FIG. 4 was obtained.
[0028]
According to this graph and Table 1, when the laser output is 20% or more, the remaining thickness of the biaxially stretched nylon base film layer becomes zero, and the tensile strength is almost constant only by the polyethylene sealant layer, while 10% It can be seen that at% light output, the melt strength of the nylon base film layer is 2 μm, but the tensile strength drops to 32.5%.
[0029]
Therefore, in the packaging bag constituted by such a laminated film, it is possible to greatly reduce the strength of the bag against the increase in the volume of the packaged item due to the presence of the bag breaking guide groove. When the packaged packaging bag is heated, the liquid seasoning or the like reaches a required temperature, whereby the packaging bag can be reliably and smoothly ruptured at the groove position.
[0030]
FIG. 5 is a partial longitudinal sectional view showing an embodiment of a packaging structure using a packaging bag as described above filled and packaged with a liquid seasoning, which is an example of food contained in the packaging container 8. At a position above the noodles 9, a porous intermediate dish 10 having a large number of holes is provided in the container 8 so as to engage with the side wall of the container, and a liquid seasoning is packaged in the porous intermediate dish 10. The package bag 1 is placed with the bag breaking guide groove 3 facing downward, and the upper end opening of the container 8 is closed by engaging the lid 11 with the container.
Such a packaging structure can be repackaged entirely with a heat shrink film or the like.
[0031]
With such a packaging structure, the liquid seasoning is surely maintained at a certain level of quality over a long period of time due to the required physical properties imparted to the packaging bag 1. It can be secured long enough.
[0032]
On the other hand, when the noodles 9 that have been packaged are cooked and eaten, many of them remove the packaging bag that directly packages the noodles 9 in the container, and the noodles 9 and others are illustrated again. Then, the whole packaging structure is heated, for example, by a microwave oven.
[0033]
According to this, in addition to heating the noodles that may contain moisture, the liquid seasoning in the packaging bag is also heated, and the seasoning containing the generated steam is also caused by the heating of the seasoning. When the volume, in other words, the pressure inside the packaging bag exceeds a predetermined value, the packaging bag 1 in the perforated intermediate dish ruptures as shown in FIG. Then, it is poured into the noodles 9 at the bottom of the container 8 through the holes of the porous intermediate dish 10.
[0034]
In this way, when the liquid seasoning is poured into the noodles 9 or when the noodles 9 are about to be eaten by continuing the subsequent heating, the packaging structure is taken out of the microwave oven. The noodles 9 can be eaten as they are by removing the lid 11 of the container 8 and removing the perforated intermediate dish 10 together with the packaging bag 1 from which the seasonings have sufficiently flowed out.
Therefore, in this case, the consumer can eat the noodles without the trouble of opening the seasoning packaging bag 1 or the like.
[0035]
【The invention's effect】
Thus, according to the present invention, the filled and packaged liquid can be maintained at a certain quality over a long period of time under the same performance as a conventional flexible packaging bag. The packaging bag can be ruptured as required, and the liquid can flow out automatically, and can be poured into food.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a bottom view and a front view showing an embodiment of a packaging bag in a liquid-filled packaging state.
FIG. 2 is an enlarged partial cross-sectional view of a laminated film and a bag breaking guide groove.
FIG. 3 is a cross-sectional view showing another form of forming the bag breaking guide groove.
FIG. 4 is a graph showing the relationship between the laser beam output and the tensile strength of a laminated film.
FIG. 5 is a partial longitudinal sectional view showing an embodiment of a packaging structure.
FIG. 6 is a partial longitudinal sectional view showing a seasoning outflow state due to rupture of a packaging bag.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Packing bag 2 Filling space 3 Burst induction groove 4 Laminated film 5 Stretched base film layer 6 Sealant layer 7 Intermediate layer 8 Packaging container 9 Noodles 10 Porous intermediate dish 11 Lid

Claims

A packaging bag comprising a laminated film comprising a stretched base film layer and a sealant layer, wherein at least one of the front surface portion and the back surface portion of the packaging bag is a stretched base film layer corresponding to the filling space of the package the alternating its Ri name provided substantially the entire length or one or more bag breakage guide grooves extending over substantially the entire width of the filling space, as well as the breakage guide groove with continuous groove, into the groove, the deep and shallow the Ru packaging bag name provided.

The packaging bag according to claim 1, wherein an average depth of the bag breaking guide groove is 5% or more of a thickness of the stretched base film layer.

A method for using a packaging bag, wherein the packaging bag according to claim 1 or 2 filled and packaged with a liquid is ruptured at a position where a rupture-guiding groove is formed by heating the liquid.

The method of using a packaging bag according to claim 3 , wherein the liquid is heated in a microwave oven.

A packaging structure using a packaging bag, wherein the packaging bag according to claim 1 or 2 filled and packaged with a liquid is placed on a porous intermediate dish disposed above the food in a container containing the food. .

The packaging structure using the packaging bag according to claim 5 , wherein the packaging bag is placed on a porous intermediate dish with the bag breaking guide groove facing downward.