JP4097857B2 - クレセントの施錠確認装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、クレセントの施錠確認装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、クレセントの構造に関する発明は、例えば特開平9−78901号公報、特開平9−217537号公報などに開示されている。これら従来のクレセントは、主として防犯を目的とするものが多い。
【0003】
ところで、クレセントは、普通一般にスライドロック機構を備えているものが普及しているものの、日常生活では、長期に外出する以外は、前記ロック機構をロック状態にせず、単に操作ハンドルを施錠(係合)方向へと回し、半円弧状のクレセント係合片を鉤状クレセント受け金具に係合状態にするのが一般的である。ところが、係合片と受け金具との係合状態は、人により様々であり、例えば完全に施錠する人、中途半端に施錠する人等がいる。
【0004】
そこで、現在、望ましくは既に実施化されているクレセントの構造を変更することなく、クレセントの施錠状態を確認することができる装置の出現が要望されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は以上のような従来の要望点に鑑み、第1の目的は、クレセントの操作ハンドルを施錠方向へ回した際に、クレセントが確実に施錠したか否かを「音」で確認することができることである。第2の目的は、各構成部材をカバーボックス内に合理的に組込むことができることである。第3の目的は、駆動ラッチ及び衝打片がスムースに作動することができることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明のクレセントの施錠確認装置は、受け部26を有する取付座板21と、この取付座板21の一側上面に摺動可能に載せられた駆動ラッチ30と、この駆動ラッチの一側に載せるように組み合わせられたプレート状の衝打片45と、この衝打片の案内長孔48と前記駆動ラッチの案内長孔33を貫通して該衝打片及び駆動ラッチを前記取付座板に連結状態に支持させる複数本の固定軸31と、これらの固定軸31の一つに中央部が支持され、かつ両端部が前記駆動ラッチ30の切欠部38、39にそれぞれ支持されたバネ部材40と、クレセント1の操作ハンドル3と対向する一側壁に窓12を有し、かつ窓サッシの垂直側壁Yに固定されるカバーボックス10とを備え、前記カバーボックスに内装された前記駆動ラッチ及び衝打片は、前記バネ部材に付勢された状態で前記駆動ラッチの係合爪部36が前記窓12から略突出し、操作ハンドル3を施錠方向へ回転すると、操作ハンドル3の縁部3aが係合爪部36に摺接して駆動ラッチ30及び衝打片45が共に前記固定軸を介して案内長孔33,48に案内されながら、かつバネ部材40のバネ力に抗してカバーボックス10内へと後退し、操作ハンドル3の縁部3aが係合爪部36を越えると、バネ部材40の復帰力により、駆動ラッチ30の係合爪部36はカバーボックス10の窓12から略飛び出すと共に、衝打片45の衝打部50が取付座板21の受け部26に衝突することを特徴とする。
【0007】
また本発明のクレセントの施錠確認装置は、取付座板21と、この取付座板21の一側上面に摺動可能に載せられた駆動ラッチ30と、この駆動ラッチの一側に載せるように組み合わせられたプレート状の衝打片45Aと、この衝打片の案内長孔48と前記駆動ラッチの案内長孔33を貫通して該衝打片及び駆動ラッチを前記取付座板に連結状態に支持させる複数本の固定軸31と、これらの固定軸31の一つに中央部が支持され、かつ両端部が前記駆動ラッチ30の切欠部38、39にそれぞれ支持されたバネ部材40と、クレセント1の操作ハンドル3と対向する一側壁に窓12を有し、かつ窓サッシの垂直側壁Yに固定されるカバーボックス10Aとを備え、前記カバーボックスに内装された前記駆動ラッチ及び衝打片は、前記バネ部材に付勢された状態で前記駆動ラッチの係合爪部36が前記窓12から略突出し、操作ハンドル3を施錠方向へ回転すると、操作ハンドル3の縁部3aが係合爪部36に摺接して駆動ラッチ30及び衝打片45Aが共に前記固定軸を介して案内長孔33,48に案内されながら、かつバネ部材40のバネ力に抗してカバーボックス10内へと後退し、操作ハンドル3の縁部3aが係合爪部36を越えると、バネ部材40の復帰力により、駆動ラッチ30の係合爪部36はカバーボックス10の窓12から略飛び出すと共に、衝打片45Aの衝打部50Aがカバーボックス10Aの内壁面に衝突することを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、図面に示すクレセントの施錠確認装置Xについて説明する。まずクレセントについて簡単に説明する。クレセントは、周知のように建物に形成された窓枠体内を水平スライドする窓サッシの側壁に取付けられている。図1及び図2は、仮想線でクレセント1の一例を示す。クレセント1は、窓サッシの垂直側壁Yに固着具を介して固定されるケース本体2と、このケース本体2に回動自在に設けられた操作レバー3とから構成されている。ケース本体2の形態は特に問わないが、普通一般にケース本体2は、取付用ビス孔を上下にそれぞれ有するベース板部2aと、このベース板部2aの中央部に長箱状に突出形成されたボックス部2bとから成る。操作レバー3は、図2で示すように前記ボックス部2bの表面(一側面)4と対向するようにケース本体2に軸支され、図示しない鉤状のクレセント受け金具と係合する半円弧状のクレセント係合片5を有する。
【0009】
次にクレセントの施錠確認装置Xについて説明する。なお、この一実施例の説明において、上下/左右の用語は、図5を基準にする。
【0010】
10は裏面が開放のカバーボックスである。このカバーボックス10は合成樹脂材で一側開口の四角い箱状に形成され、かつ、表面11の上部寄りの部位には方形の窓12が形成されている。カバーボックス10は、前記表面11(ここでは便宜上「一側壁」と言う。)の四辺から連なってそれぞれ対向する上下壁13,14並びに左右の側壁15,16を有している。したがって、カバーボックス10の内部は、次に説明する各構成部材を収納することができる空間部となっている。
【0011】
ところで、カバーボックス10の一側壁11の左右の幅は、図1で示すようにクレセント1のベース板部2aの横幅と略同一寸法である。また、カバーボックス10の左右の側壁15,16の開放端に至る幅も、図2で示すようにクレセント1のボックス部2bのそれと略同一寸法である。
【0012】
したがって、カバーボックス10が、クレセント1のベース板部2aの上端面側に取付けられた場合、例えば図1及び図2で示すようにベース板部2aの上端面に当接するように窓サッシの垂直側壁Yに固定された場合には、カバーボックス10の一側面11とクレセント1のボックス部2bの表面4とが、略同一の垂直面となる。
【0013】
次にカバーボックス10に収納される各構成部材について説明する。21はクレセント1のベース板部2aの上端面を基準として窓サッシの垂直側壁Yに固定される金属製取付座板である。この取付座板21は、複数個の固着具(取付ビス)22を介して前記窓サッシに固着される。取付座板21は全体としてL型状に形成され、本実施例では、前記取付位置調整用挿通孔23を複数個有する垂直の取付板部24と、この取付板部24の上端部から水平方向へ折曲げ形成された水平の軸受け板部25とから成り、前記軸受け板部25の先端角部には、垂直方向に立ち上がった突片状受け部26が形成されている。また軸受け板部25の中央部には、一対の軸用透孔27が形成されている。
【0014】
ところで、取付座板21は、図3及び図4で示すようにカバーボックス10に嵌合状態に収納される。図3は図1の3−3線(クレセントの上方)から見た説明図であり、取付座板21の前記突片状受け部26は、カバーボックス10の一側面11の内壁面に接触する/或いは接触するかのように位置している。一方、図4は、図1を正面図とした場合の背面図であり、取付座板21の垂直取付板部24の下端中央部には、カバーボックス10の下壁14の開放端部に形成した切欠部14aに遊嵌合する短片状嵌合突起24aが設けられている。
【0015】
30は取付座板21の水平軸受け板部25の一側上面に複数個の固定軸31を介して摺動可能に添設される駆動ラッチである。この駆動ラッチ30は、合成樹脂材で盤状に形成され、該盤状体の一側上面には凹所32が設けられている
しかして、33は前記凹所32の底板部34に形成された水平案内長孔で、この水平案内長孔33は、他の固定軸31を受け入れることが可能な案内切欠部33aを有している。したがって、後述するように、駆動ラッチ30はカバーボックス10に対して進退動するのみならず、一つの固定軸31を支点に回動することもできる。35は前記底板部34に連なる弧状の第1囲繞壁部で、この第1囲繞壁部35は外周壁の中央部或いは中央部寄りの部位に係合爪部36を有している。そして、前記係合爪部36には、前述した操作レバー3の内側縁部3aと接線方向に摺接するテーパ面36aと、このテーパ面36aに対して交差方向に設けられた係止面36bとがそれぞれ形成されている。
【0016】
一方、37は底板部34に連なるやや弧状の第2囲繞壁部で、この第2囲繞壁部37は前記第1囲繞壁部35に対して設けられているものの、該第1囲繞壁部35よりも肉厚が薄い。つまり、底板部34を基準に高低差に着目して両繞壁部35,37を説明すると、第1囲繞壁部35は第2囲繞壁部37よりも高い(段差状である)。
【0017】
ところで、第1囲繞壁部35と第2囲繞壁部37は、二つの切欠部を介して離れている。図面上の小切欠部38は、固定軸31の一つに巻装されたバネ部材40の一端部40aを嵌め込むためのものであり、一方、小切欠部38に対して反対側に形成された大(幅広)切欠部39は、前記バネ部材40の他端部40bを挿通させるためのものである。
【0018】
45は複数個の固定31を介して駆動ラッチ45の一側に添設状態に組込まれる金属製衝打片である。この衝打片45は、駆動ラッチ30の第1囲繞壁部35及び第2囲繞壁部37と関わり合う幅広嵌合部46と、この幅広嵌合部46に連設して前記第1囲繞壁部35から飛び出ている突片部47とを有する。
【0019】
しかして、前記幅広嵌合部46には、駆動ラッチ30の前述した水平案内長孔33と符合する案内長孔48が形成されている。また幅広嵌合部46には、前記第1囲繞壁部35の弧状内周壁に規制される半円形状部分49が形成されている。一方、前記突片部47には下方方向へ垂直に折曲げ形成された衝打部50が形成されている。
【0020】
ところで、本実施例では、プレート状の衝打片45は、駆動ラッチ45の一側に添設状態に組込まれると、その幅広嵌合部46の一部は、第2囲繞壁部37の上面に乗っかる状態となる。この場合駆動ラッチ45の第2囲繞壁部37は必ずしも必須要件ではないが、バネ部材40の中央部の大きさ、或いはバネ部材40に直接当接させると衝打片45の安定性を失う等の理由から、望ましくは繞壁部35,37を段差状に形成し、低い方の第2囲繞壁部37に衝打片45を支持させた方が良い。
【0021】
上記構成において、クレセントの施錠確認装置Xを窓サッシの垂直側壁Yに取付ける場合について簡単に説明する。前述したように施錠確認装置Xは、クレセント1のベース板部2aの上端面を基準として図1及び図2で示すようにクレセント1の上方に取付けられる。この場合クレセント1の操作ハンドル3を施錠した場合には、上方に位置する操作ハンドル3の操作端部は、施錠確認装置Xのカバーボックス10の一側面11に対向する必要がある。
【0022】
そこで、上記操作ハンドル3の回動位置を念頭に、まず金属製取付座板21を窓サッシの垂直側壁Yに固着具22を介して固定する。次に駆動ラッチ30の第1囲繞壁部35及び第2囲繞壁部37に衝打片45を添設状態に組込む(載せるように組み合わせる)。この場合バネ部材40の各端部40a,40bが駆動ラッチ30の大・小の切欠部38,39に嵌まり合うようにする。次に、固定軸31を前記衝打片45の水平長孔48、バネ部材40の中央部、駆動ラッチ30の水平案内長孔33、取付座板21の軸用透孔27にそれぞれ挿通させ、衝打片45及び駆動ラッチ30を取付座板21の一側上面側に連結状態に支持させる。そして、カバーボックス10で各部材を覆う。
【0023】
次に図6乃至図9を参照に、本実施例の作動態様について説明する。図6は、クレセント1の操作ハンドル3が矢印Aで示す施錠方向へ移動いている場合の説明図である。クレセント係合片5が鉤状クレセント受け金具に係合していない解錠時に於いて、駆動ラッチ30及び衝打片45は固定軸31の一つに巻装されたバネ部材40に付勢され、前記駆動ラッチ30の係合爪部36はカバーボックス10の窓12から略飛び出ている(初期状態)。
【0024】
そこで、クレセント1の操作ハンドル3を矢印Aの施錠方向へ回転すると、操作ハンドル3の縁部3aが前記係合爪部36のテーパ面36aに摺接する。そうすると、駆動ラッチ30及び衝打片45は、共に固定軸31に案内されながにバネ部材40のバネ力に抗してカバーボックス10内へと後退する。
【0025】
図7は図6の続きである。操作ハンドル3の縁部3aがテーパ面36aを押しながら係合爪部36を越えると、バネ部材40の復帰力が直ちに衝打片45及び該衝打片45を介して駆動ラッチ30に加わり、両部材45,30は一緒に初期状態に戻ろうとする。その結果、駆動ラッチ30の係合爪部36はカバーボックス10の窓12から略飛び出すと共に、金属製の衝打片45の衝打部50が金属製の取付座板21の突片状受け部26に衝突する。この時「金属音:パチン」と言う音がする。
【0026】
次に図8及び図9は、クレセント1の施錠(係合)状態から解錠(非係合)状態になる場合の説明図である。操作ハンドル3を矢印B方向へ回転すると、操作ハンドル3の縁部3aが係合爪部36の係止面36bを押しつける格好となる。そこで、操作ハンドル3の縁部3aで押しつけられた駆動ラッチ30は固定軸31の一つを支点に回転し始める。この場合衝打片45はそのままである。駆動ラッチ30が単独で半時計方向へと回転すると、駆動ラッチ30の逃がし用の案内切欠部33aに他の固定軸31が入込む。そして、操作ハンドル3の縁部3aがテーパ面36aへと移行すると、駆動ラッチ30はバネ部材40のバネ力により初期状態へと復帰する。
【0027】
【実施例】
クレセントの施錠確認装置Xのカバーボックス10とクレセント1とは別体であるが、クレセント1自体にカバーボックス10を形成しても良い。この場合カバーボックス10は、クレセント1のベース板部2a又はボックス部2bの上部側に一体成形される。
【0028】
次に図10及び図11に示す本発明の第2実施例について説明する。なお、この第2実施例は前記第1実施例と構成が同一なので、同一の部分には同一の符合を用い、重複する説明を省略する。
【0029】
この第2実施例に於いて、前記第1実施例と主に異なる点は、プレート状衝打片45Aの突片部47Aをやや長径状に形成し、該突片部47Aの先端部に折曲げ形成された衝打部50Aが、図11で示すようにカバーボックス10Aの一側壁(表面)11Aの内壁面に直接衝突するように構成したこと、したがって、取付座板21Aには突片状受け部が形成されていないことである。この実施例の場合、カバーボックス10Aの素材は音が反響するように金属であることが望ましい。
【0030】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明にあっては、次に列挙するような効果がある。
(1)クレセントの操作ハンドルを施錠方向へ回した際に、クレセントが確実に施錠したか否かを「音」で確認することができる。
(2)各構成部材をカバーボックス内に合理的に組込むことができる。
(3)駆動ラッチ及び衝打片がスムースに作動する。
【図面の簡単な説明】
図1乃至図9は本発明の第1実施例を示す各説明図。図10及び図11は本発明の第2実施例を示す各説明図。
【図1】発明の実施の形態を示す概略説明図(これを正面図とする)。
【図2】発明の実施の形態を示す概略説明図(室内から窓を見た場合)。
【図3】図1の3−3線(クレセントの上方)から見た説明図。
【図4】図1を基準とした背面図。
【図5】分解斜視図。
【図6】操作ハンドルを施錠方向へ回している場合の説明図。
【図7】操作ハンドルの縁部が係合爪部を越えた場合の説明図。
【図8】操作ハンドルを解錠方向へ回している場合の説明図。
【図9】操作ハンドルの縁部が係合爪部から離れた場合の説明図。
【図10】第2実施例の図5と同様な図。
【図11】第2実施例の図7と同様な図。
【符号の説明】
X…施錠確認装置、Y…窓サッシの垂直側壁、10,10A…カバーボックス、11,11A…一側壁、12…窓、21,21A…取付座板、24…取付板部、25…軸受け板部、26…受け部、30…駆動ラッチ、32…凹所、33…水平案内長孔、34…底板部、35…第1囲繞壁部、36…係合爪部、36a…テーパ面、36b…係止面、37…第2囲繞壁部、38…小切欠部、39…大切欠部、40…バネ部材、40a…一端部、40b…他端部、45,45A…衝打片、46…嵌合部、47,47A…突片部、48…案内長孔、49…半円形状部分、50,50A…衝打部。
Claims (4)
- 受け部26を有する取付座板21と、この取付座板21の一側上面に摺動可能に載せられた駆動ラッチ30と、この駆動ラッチの一側に載せるように組み合わせられたプレート状の衝打片45と、この衝打片の案内長孔48と前記駆動ラッチの案内長孔33を貫通して該衝打片及び駆動ラッチを前記取付座板に連結状態に支持させる複数本の固定軸31と、これらの固定軸31の一つに中央部が支持され、かつ両端部が前記駆動ラッチ30の切欠部38、39にそれぞれ支持されたバネ部材40と、クレセント1の操作ハンドル3と対向する一側壁に窓12を有し、かつ窓サッシの垂直側壁Yに固定されるカバーボックス10とを備え、前記カバーボックスに内装された前記駆動ラッチ及び衝打片は、前記バネ部材に付勢された状態で前記駆動ラッチの係合爪部36が前記窓12から略突出し、操作ハンドル3を施錠方向へ回転すると、操作ハンドル3の縁部3aが係合爪部36に摺接して駆動ラッチ30及び衝打片45が共に前記固定軸を介して案内長孔33,48に案内されながら、かつバネ部材40のバネ力に抗してカバーボックス10内へと後退し、操作ハンドル3の縁部3aが係合爪部36を越えると、バネ部材40の復帰力により、駆動ラッチ30の係合爪部36はカバーボックス10の窓12から略飛び出すと共に、衝打片45の衝打部50が取付座板21の受け部26に衝突することを特徴とするクレセントの施錠確認装置。
- 請求項1に於いて、衝打片45と取付座板21は、それぞれ金属製の部材であることを特徴とするクレセントの施錠確認装置。
- 請求項1に於いて、駆動ラッチ30は、一側上面に凹所32を有する盤状体であり、また駆動ラッチ30は、バネ部材の両端部を受入れる大小の切欠部39,38を介して段差状の囲繞壁部35,37を有していることを特徴とするクレセントの施錠確認装置。
- 取付座板21と、この取付座板21の一側上面に摺動可能に載せられた駆動ラッチ30と、この駆動ラッチの一側に載せるように組み合わせられたプレート状の衝打片45Aと、この衝打片の案内長孔48と前記駆動ラッチの案内長孔33を貫通して該衝打片及び駆動ラッチを前記取付座板に連結状態に支持させる複数本の固定軸31と、これらの固定軸31の一つに中央部が支持され、かつ両端部が前記駆動ラッチ30の切欠部38、39にそれぞれ支持されたバネ部材40と、クレセント1の操作ハンドル3と対向する一側壁に窓12を有し、かつ窓サッシの垂直側壁Yに固定されるカバーボックス10Aとを備え、前記カバーボックスに内装された前記駆動ラッチ及び衝打片は、前記バネ部材に付勢された状態で前記駆動ラッチの係合爪部36が前記窓12から略突出し、操作ハンドル3を施錠方向へ回転すると、操作ハンドル3の縁部3aが係合爪部36に摺接して駆動ラッチ30及び衝打片45Aが共に前記固定軸を介して案内長孔33,48に案内されながら、かつバネ部材40のバネ力に抗してカバーボックス10内へと後退し、操作ハンドル3の縁部3aが係合爪部36を越えると、バネ部材40の復帰力により、駆動ラッチ30の係合爪部36はカバーボックス10の窓12から略飛び出すと共に、衝打片45Aの衝打部50Aがカバーボックス10Aの内壁面に衝突することを特徴とするクレセントの施錠確認装置。
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