JP4097505B2 - 排水の処理方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は排水の処理方法に関し、特に微生物処理に対する生物負荷の変動によって浄化処理が不安定になるのを確実に防止できるようにした方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
微生物処理法は微生物によって排水中の有機汚濁成分(一般的にはBODで示される)を分解することにより、有機性排水を浄化する方法であるが、その処理方式の特性上、浄化能力が高く、処理コストが安価である、等の利点があることから、下水や産業排水の処理に広く利用されている(例えば、特許文献1、特許文献2、等参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−51886号公報
【特許文献2】
特開2000−210692号公報
【0004】
ところで、実際の処理施設において排水を浄化する場合、処理施設に流入してくる排水の量は定常的なものではなく、何らかの原因で変動することがあり、又排水の流入量が一定であってもBOD濃度は何らかの原因で変動することがある。かかる場合には微生物に対する負荷(以下、生物負荷という)も変動し、設備の運転が不安定になるおそれがある。
【0005】
そこで、大きな容積の原水調整槽を設置するか、あるいは施設の排水処理能力を増大することにより、前述の生物負荷の変動を吸収して設備の安定運転を図ることが行われている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、原水調整槽の容積を非常に大きくすることは設置面積等との関係から現実的には採用し難く、大きくするとしても処理すべき排水の一日分程度の量を貯留しえる容積とされてきた。しかも、原水調整槽の容積を一日分としても、運転中においては原水調整槽に貯留される排水は一日分の量はなく、設計負荷を大きく上まわる高い生物負荷の排水が流入すると、原水調整槽に貯留された排水によって希釈されても設計負荷を大きく上まわった状態が長時間継続し、排水の処理状態が悪化することがあった。このことはBOD濃度が変動する場合も同様であった。
【0007】
他方、施設の排水処理能力を増大させるという方法では、設置コストあるいは設置面積等の制限を受ける上に、通常必要な排水の処理能力を越える過剰な設備を設けることとなり、日常の運転が過少負荷運転となり、浄化処理が不安定になることがあり、現実的な解決方法ではないことが明らかとなった。
【0008】
本発明はかかる問題点に鑑み、生物負荷の変動によって浄化処理が不安定になるのを防止することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本件発明者らは上述の課題を解決すべく種々研究を重ねた結果、排水のBOD濃度を吸光度センサーで計測できることを知見し、排水のBOD濃度から生物負荷の大きさを想定するか又は排水のBOD濃度と排水の流量とから生物負荷の大きさを求め、高BOD濃度の排水又は高い生物負荷の排水(以下、両者を高濃度排水という)を原水調整槽とは別の系に送給すればよいことに着目し、本発明を完成するに至った。
【0010】
そこで、本発明に係る排水の処理方法は、排水を原水調整槽で受けてから処理槽に送り、微生物によって排水を浄化するようにした排水の処理方法において、上記原水調整槽に流入する前の排水のBOD濃度を吸光度センサーによって計測し、排水のBOD濃度が設定値を越えた時には排水を上記原水調整槽と異なる系に送給するようにしたことを特徴とする。
【0011】
本発明の特徴の1つは吸光度センサーによって排水のBOD濃度を計測し、BOD濃度が設定値を越えた時に、BOD濃度と相関関係にある生物負荷も大きくなったと判断し、原水調整槽に流入する前の排水を原水調整槽とは別の系に送るようにした点にある。
【0012】
これにより、原水調整槽には高い生物負荷の排水が流入することはなく、微生物による処理槽には安定した生物負荷の排水を供給できる結果、浄化処理を安定に行うことができる。
【0013】
高いBOD濃度の排水は別の系に送給した後、そこで浄化処理を行ってもよく、一旦貯留しておき、原水調整槽に流入する前の排水のBOD濃度が低下した時に原水調整槽に戻して希釈した後、微生物による処理槽に送給するようにしてもよい。
【0014】
吸光度センサーでは排水中に光ビームを通過させて吸光度の変化を計測し、電流に変換するものである。吸光度の変化は排水中の有機汚濁成分による吸収又は分散が原因であり、光ビームの伝達損失はBOD濃度に比例する。この吸光度センサーには例えばオプテックス社製のインラインフォトメーター(商品名)を使用することができ、換算BODを測定することができる。
【0015】
本発明では排水のBOD濃度を計測し,これと相関関係にある生物負荷の大きさを想定するようにしたが、排水のBOD濃度と排水の流量とから生物負荷の大きさを直接演算するようにしてもよい。
【0016】
流量センサーはリアルタイムで排水の量を計測して電気信号として出力できる方式がよく、電磁流量計や超音波流量計を採用できるが、流量を圧力差に変換して圧力差を読み取る方式のセンサーでもよい。
【0017】
即ち、本発明に係る排水の処理方法は、排水を原水調整槽で受けてから処理槽に送り、微生物によって排水を浄化するようにした排水の処理方法において、上記原水調整槽に流入する排水の流量を流量センサーで計測するとともに、上記原水調整槽に流入する前の排水のBOD濃度を吸光度センサーによって計測し、排水の流量とBOD濃度とから生物負荷の大きさを求め、生物負荷が設定値を越えた時には排水を上記原水調整槽と異なる系に送給するようにしたことを特徴とする。
【0018】
また、前述の排水の処理方法を実現するシステムも新規である。即ち、本発明に係る排水処理システムは、排水を原水調整槽で受けてから処理槽に送り、微生物によって排水を浄化するようにした排水処理システムにおいて、上記原水調整槽に流入する前の排水のBOD濃度を計測する吸光度センサーと、該吸光度センサーの信号を受け、排水のBOD濃度が設定値を越えた時には警報信号又は弁切替制御信号を発生する制御手段と、排水を受けて貯留する高濃度排水貯留槽と、上記制御手段の警報信号に基づいて手動で、あるいは上記制御手段の弁切替制御信号によって自動で上記原水調整槽に流入する前の排水を上記原水調整槽から上記高濃度排水貯留槽に切り替えて送給させる切替弁と、を備えたことを特徴とする。
【0019】
また、本発明に係る排水処理システムは、排水を原水調整槽で受けてから処理槽に送り、微生物によって排水を浄化するようにした排水処理システムにおいて、上記原水調整槽に流入する前の排水の流量を計測する流量センサーと、上記原水調整槽に流入する前の排水のBOD濃度を計測する吸光度センサーと、上記流量センサーと吸光度センサーの信号を受け、排水の流量とBOD濃度とから生物負荷の大きさを求め、生物負荷が設定値を越えた時には警報信号又は弁切替制御信号を発生する制御手段と、排水を受けて貯留する高濃度排水貯留槽と、上記制御手段の警報信号に基づいて手動で、あるいは上記制御手段の弁切替制御信号によって自動で上記原水調整槽に流入する前の排水を上記原水調整槽から上記高濃度排水貯留槽に切り替えて送給させる切替弁と、を備えたことを特徴とする。
【0020】
高濃度排水貯留槽の大きさは、予想される高濃度排水の流入量に安全率を乗算して設定するのがよい。高濃度排水を原水調整槽に戻す場合、全体の処理に影響の出ない程度の量に設定する。また、高濃度排水貯留槽において、高濃度排水に特別な処理を行ってもよく、又高濃度排水を引き抜き、別途処理するようにしてもよい。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図面に示す具体例に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係る排水処理システムの好ましい実施形態を示す。本例のシステムは概念的には排水(原水)を受けて排水のBOD濃度を調整する原水調整槽10、エアレーション下に活性汚泥によって排水を浄化する処理槽20、処理槽20から引き抜かれた処理水中の汚泥を沈殿させる沈殿槽30、及び高濃度排水を貯留する高濃度排水貯留槽40から構成されている。なお、原水調整槽10と処理槽20との間に排水を中和する原水中和槽を更に設けるようにしてもよい。
【0022】
原水調整槽10には排水を送給する原水送給通路50が接続され、又原水調整槽10と処理槽20との間には第1の排水送給通路11が接続され、第1の排水送給通路11の途中には送給ポンプ12が設けられている。また、処理槽20と沈殿槽30との間には第2の排水通路21が接続されるとともに、引き抜き汚泥の一部を処理槽20に戻す汚泥戻し通路31が接続されている。
【0023】
また、原水送給通路50の途中には高濃度排水送給通路51が分岐接続されて該高濃度排水送給通路51の先端は高濃度排水貯留槽40に接続され、原水送給通路50と高濃度排水送給通路51との分岐部位には自動バルブ(切替弁)53が設けられている。
【0024】
また、高濃度排水貯留槽40と原水調整槽10との間には高濃度排水戻し通路52が設けられ、高濃度排水戻し通路52の途中には送給ポンプ41が接続されている。
【0025】
さらに,原水送給通路50の自動バルブ53の上流側には吸光度センサー60が設けられ、吸光度センサー60の信号は制御装置(制御手段)70に入力され、制御装置70からは自動バルブ53に対して弁切替制御信号が出力されてようになっている。
【0026】
次に、動作について説明する。工場排水は原水ポンプピットに流入し、原水ポンプによってポンプアップされ、原水送給通路50を原水調整槽10に向けて送給され、原水調整槽10に受け入れられ、原水調整槽10内の排水と混合されて排水のBOD濃度が調整される。その時、原水送給通路50を流れる排水のBOD濃度が吸光度センサー60によって吸光度として測定され、その信号は制御装置70に与えられてBOD濃度に換算される。
【0027】
換算BOD濃度が設定値以下の場合、自動バルブ53は原水調整槽10側を開き、高濃度排水送給通路51側を閉じている。したがって、排水は原水調整槽10に受けられ、さらに処理槽20で活性汚泥によって浄化処理され、沈殿槽30で上澄み液と汚泥とに分離され、上澄み液は系外に放出される。
【0028】
沈殿槽30の沈殿汚泥は引き抜かれ、余剰汚泥として処理されるとともに、引き抜いた汚泥の一部は汚泥戻し通路31によって処理槽20に戻される。
【0029】
他方、換算BOD濃度が設定値以上になると、制御装置70から弁切替制御信号が出力され、自動バルブ53は原水調整槽10側を閉じ、高濃度排水送給通路51側を開く。すると、高BOD濃度の排水は高濃度排水貯留槽40に送給されて貯留される。
【0030】
原水送給通路50を流れる排水の換算BOD濃度が設定値以下に戻ると、制御装置70からの弁切替制御信号によって自動バルブ53は原水調整槽10側を開き、高濃度排水送給通路51側を閉じ、原水送給通路50を流れる排水は再び原水調整槽10に向けて送給される。
【0031】
また、原水送給通路50を流れる排水の換算BOD濃度が設定値以下に戻ると、制御装置70からの信号によって高濃度排水戻し通路52の送給ポンプ41が作動され、高濃度排水貯留槽40内の高濃度排水が原水調整槽10に適量ずつ戻され、原水調整槽10内の排水によって希釈され、処理槽20に送られて浄化処理される。
【0032】
こうして一定のBOD濃度の排水が微生物によって処理されるので、安定した浄化性能を得ることができる。
【0033】
図2は第2の実施形態を示し、図において図1と同一符号は同一又は相当部分を示す。本例では原水送給通路50内の排水の流量を計測する流量センサー61が原水送給通路50の自動バルブ53の上流側に設けられ、該流量センサー61の信号は制御装置70に入力され、制御装置70はBOD濃度と流量とからその時の流入負荷を演算し、流入負荷が所定値以上になった時に自動バルブ53を切替え制御するようになっている。
【0034】
また、第1の排水送給通路11には排水のBOD濃度を計測する第2の吸光度センサー82、及び排水の流量を計測する第2の流量センサー81が設けられ,両センサー81、82の信号は第2の制御装置90に入力され、高濃度排水戻し通路52の送給ポンプ41を制御するようになっている。
【0035】
本例のシステムの動作は第1の実施形態のそれとほぼ同様である。ただし、本例のシステムでは第1の排水送給通路11の排水の流量及びBOD濃度が計測されており、第2の制御装置90は高濃度排水戻し通路52の送給ポンプ41を制御し、処理槽20に流入する排水が一定の生物負荷となるように高濃度排水が原水調整槽10に戻されるようになっている。
【0036】
原水調整槽10側のBOD濃度と排水流量とによって求められる生物負荷は、工場排水の負荷の時間別変動及び日間負荷量として記録されて利用することができる。
【0037】
例えば、設計排水量1500m3/日、BOD1200ppmの排水処理施設において、排水量1500m3/日、BOD800ppmの排水が流入しているとする。この施設において、原水調整槽10は1000m3の容積を有し、500m3の排水を貯留していた。
【0038】
今、工場側の事故により、BOD125000ppmの排水が30m3流出し、原水調整槽10内の排水によって希釈され、530m3、BOD7830ppmとなった。
【0039】
このように原水調整槽10において希釈されても、設計濃度の約6.5倍のBOD濃度の排水を処理する必要がある。一日負荷としても能力1800Kg−BOD/日に対し、4950Kg−BOD/日となり、約2.75倍の生物負荷がかかることになる。その結果、排水処理設備は過負荷により非常に調子が悪くなった。
【0040】
これに対し、容積100m3の高濃度排水貯留槽40を含む本システムを設置して運転すると、高濃度排水を高濃度排水貯留槽40に切り替えて貯留することができ、排水処理設備の調子を悪くすることはなかった。高濃度排水貯留槽40に貯留した高濃度排水は、約6日に分けてポンプで徐々に処理設備に戻して処理し、設計範囲の処理として何ら問題を生じなかった。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る排水処理システムの好ましい実施形態を示す構成図である。
【図2】 第2の実施形態を示す構成図である。
【符号の説明】
10 原水調整槽
20 処理槽
30 沈殿槽
40 高濃度排水貯留槽
53 自動バルブ(切替弁)
60 吸光度センサー
61 流量センサー
70 制御装置(制御手段)

Claims (4)

  1. 排水を原水調整槽で受けてから処理槽に送り、微生物によって排水を浄化するようにした排水の処理方法において、
    上記原水調整槽に流入する前の排水のBOD濃度を吸光度センサーによって計測し、排水のBOD濃度が設定値を越えた時には排水を高濃度排水貯留槽に貯留し、排水のBOD濃度が設定値以下になった時には上記高濃度排水貯留槽の高濃度排水を上記原水調整槽に戻すようにしたことを特徴とする排水の処理方法。
  2. 排水を原水調整槽で受けてから処理槽に送り、微生物によって排水を浄化するようにした排水の処理方法において、
    上記原水調整槽に流入する排水の流量を流量センサーで計測するとともに、上記原水調整槽に流入する前の排水のBOD濃度を吸光度センサーによって計測し、排水の流量とBOD濃度とから生物負荷の大きさを求め、生物負荷が設定値を越えた時には高濃度排水貯留槽に貯留し、生物負荷が設定値以下になった時には上記高濃度排水貯留槽の高濃度排水を上記原水調整槽に戻すようにしたことを特徴とする排水の処理方法。
  3. 排水を原水調整槽で受けてから処理槽に送り、微生物によって排水を浄化するようにした排水処理システムにおいて、
    上記原水調整槽に流入する前の排水のBOD濃度を計測する吸光度センサーと、
    該吸光度センサーの信号を受け、排水のBOD濃度が設定値を越えた時には警報信号又は弁切替制御信号を発生する一方、排水のBOD濃度が設定値を以下の時には後述の送給ポンプを駆動して後述の高濃度排水貯留槽の高濃度排水を上記原水調整槽に戻す制御手段と、
    高濃度排水を受けて貯留する高濃度排水貯留槽と、
    上記制御手段の警報信号に基づいて手動で、あるいは上記制御手段の弁切替制御信号によって自動で上記原水調整槽に流入する前の排水を上記原水調整槽から上記高濃度排水貯留槽に切り替えて送給させる切替弁
    上記高濃度排水貯留槽の高濃度排水を上記原水調整槽に送給する送給ポンプと
    を備えたことを特徴とする排水処理システム。
  4. 排水を原水調整槽で受けて原水調整槽から処理槽に送り、微生物によって排水を浄化するようにした排水処理システムにおいて、
    上記原水調整槽に流入する前の排水の流量を計測する流量センサーと、
    上記原水調整槽に流入する前の排水のBOD濃度を計測する吸光度センサーと、
    上記流量センサーと吸光度センサーの信号を受け、排水の流量とBOD濃度とから生物負荷の大きさを求め、生物負荷が設定値を越えた時には警報信号又は弁切替制御信号を発生する制御手段と、
    高濃度排水を受けて貯留する高濃度排水貯留槽と、
    上記制御手段の警報信号に基づいて手動で、あるいは上記制御手段の弁切替制御信号によって自動で上記原水調整槽に流入する前の排水を上記原水調整槽から上記高濃度排水貯留槽に切り替えて送給させる切替弁
    上記高濃度排水貯留槽の高濃度排水を上記原水調整槽に送給する送給ポンプと
    上記原水調整槽から流出する排水の流量を計測する第2の流量センサーと、
    上記原水調整槽から流出する排水のBOD濃度を計測する第2の吸光度センサーと、
    上記第2の流量センサーと第2の吸光度センサーの信号を受け、排水の流量とBOD濃度とから生物負荷の大きさを求め、生物負荷が設定値以下になった時には上記送給ポンプを駆動して上記高濃度排水貯留槽の高濃度排水を上記原水調整槽に戻す第2の制御手段と、
    を備えたことを特徴とする排水処理システム。
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