JP4097144B2 - 横断歩道照明装置および歩行者識別装置 - Google Patents

横断歩道照明装置および歩行者識別装置 Download PDF

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Description

本発明は、夜間に横断歩道を照明する横断歩道照明装置および歩行者識別装置に関する。
周りに照明設備のない郊外の横断歩道などには、夜間に横断する歩行者の存在を運転者に知らしめて注意を喚起するために横断歩道照明装置が設置される。横断歩道照明装置は、通常、上端が車道側へオーバーハングした逆L字型の支柱を路側の一方に設置し、その先端近傍に取り付けた照明装置で横断歩道を上方から照らすようになっている。また、道路を挟んで横断歩道の両側入口付近にそれぞれ歩行者を感知するためのセンサを設置し、それらのセンサからの検知信号に基づいて照明装置の点灯制御を行なっている。
特開平10−60831号公報
道路を挟んで照明装置と反対側に設置したセンサからの配線は、道路の横断を伴う架空配線となる場合が多く、美観や景観を損ねるとともに、工事が煩雑になる。
センサの出力する検知信号の伝送に無線を利用することも考えられるが、無線設備の追加が必要になる。また、無線・有線のいずれにせよ、センサを取り付けるための支柱などの構造物を、道路を挟んで両方の路側に設置しなければならず、工事が大掛かりになるという問題があった。
本発明は、上記の問題を解決しようとする課題にするものであり、歩行者識別装置および歩行者を感知して点灯する横断歩道照明装置において、歩行者センサの設置に係わる工事を簡略化すること、車両を歩行者と誤感知しないようにすることを目的としている。
請求項に係わる発明は、横断歩道の上方に設置される横断歩道照明装置において、
横断歩道をその上方から照明する照明手段(13)と、
前記横断歩道の入口付近の歩行者を離れた場所から感知する歩行者感知手段(30)と、
前記横断歩道の手前で車道上の車両を感知する車両感知手段(40)と、
前記照明手段(13)の点灯を制御する制御手段(20)と、
を有し、
前記制御手段(20)は、前記歩行者感知手段(30)の感知に基づいて前記照明手段(13)の点灯を制御するとともに、前記車両感知手段(40)が車両を感知してから所定時間が経過するまで、前記歩行者感知手段(30)による感知を無視または無効にする
ことを特徴とする横断歩道照明装置である。
上記発明によれば、歩行者感知手段(30)が、離れた場所から歩行者を感知するので、その設置箇所から横断歩道の入口付近の目標検知エリアに至る途中の空間(検知ビームが通るエリア)も検知対象のエリアとなり、ここを横切る車両についても感知することになる。制御手段(20)は、原則として、歩行者感知手段(30)の感知があったとき照明手段(13)を一定時間(15秒から30秒程度)点灯する。しかし、車両感知手段(40)が横断歩道の手前で車両を感知したときは、その後、所定時間(たとえば1秒〜3秒程度)が経過するまで、歩行者感知手段(30)による感知を無視または無効にする。
すなわち、横断歩道の手前で車両感知手段(40)が車両を感知した直後に、その車両が歩行者感知手段(30)の検知ビームが通るエリアを通過しても、当該感知を無視または無効にするので、車両の感知に基づく照明装置の誤点灯が防止される。なお、車両が横断歩道に近づいて来る状況下で歩行者が横断歩道を渡り始めることはないと考えられるので、車両感知後しばらくの間、歩行者の感知を無視または無効とし、それによって横断歩道入口への歩行者の到来に基づく照明の点灯が数秒遅れても、何ら問題は生じない。
車両を感知する前に歩行者を感知したときは、その感知に基づいて照明装置が一定時間点灯するので、点灯後の車両感知に基づいて、歩行者感知手段(30)の感知を所定時間(1秒から3秒ほど)無視または無効にしても、横断歩道は適切に照明される。
なお、照明手段(13)、歩行者感知手段(30)、車両感知手段(40)、制御手段(20)は、別体に構成しても一体化してもよい。別体であっても、車両を歩行者と誤感知することが防止されるので、歩行者感知手段(30)等の設置場所に対する制限が緩和され、たとえば、これらを近くにまとめて支柱の上部等に設置することが可能になる。また、車両感知手段(40)は、車両を検知するものであれば、離れた場所(たとえば、照明手段の近傍)から車両を検知するものでなくてもよい。たとえば、車道に埋め込むようなセンサであってもよい。
請求項に係わる発明は、横断歩道の上方に設置される横断歩道照明装置において、
横断歩道をその上方から照明する照明手段(13)と、
前記横断歩道の入口付近の歩行者を離れた場所から感知する歩行者感知手段(30)と、
前記横断歩道の手前で車道上の車両を離れた場所から感知する車両感知手段(40)と、
前記照明手段(13)の点灯を制御する制御手段(20)と、
を一体に構成して有し、
前記制御手段(20)は、前記歩行者感知手段(30)の感知に基づいて前記照明手段(13)の点灯を制御するとともに、前記車両感知手段(40)が車両を感知してから所定時間が経過するまで、前記歩行者感知手段(30)による感知を無視または無効にする
ことを特徴とする横断歩道照明装置である。
上記発明によれば、歩行者感知手段(30)および車両感知手段(40)、制御手段(20)、照明手段(13)が一体に構成されて横断歩道の上方に設置される。このため、横断歩道の上方に設置された歩行者感知手段(30)から横断歩道の入口付近の目標感知エリアに至る途中の空間がすべて感知対象エリアとなり、ここを車両が横切ると車両が歩行者感知手段(30)によって感知される。したがって、車両感知手段(40)が車両を感知してからこの車両が歩行者感知手段(30)の感知対象エリアを通過し終えるのに充分な所定時間が経過するまで、歩行者感知手段(30)による感知を無視または無効にすることで、車両を歩行者とする誤感知が有効に防止される。
請求項に係わる発明は、前記所定時間を、大型低速の車両が前記車両感知手段(40)に感知されてから前記歩行者感知手段(30)に感知され得るエリアを通過し終えるまでの所要時間より長く設定した
ことを特徴とする請求項1または2に記載の横断歩道照明装置である。
上記発明によれば、大型低速の車両が車両感知手段(40)に感知されてから歩行者感知手段(30)に感知され得るエリアを通過し終えるより長い時間に渡って、歩行者感知手段(30)の感知が無視または無効にされる。これにより、ほとんどの車両に対して、その通過による照明装置の誤点灯が防止される。大型低速の車両とは、たとえば、トレーラーのように全長の長い車両や大型トラックなどである。所定時間は、車両を横断歩道の何メートル手前で感知するか、誤認をどこまでの精度で防止するか、および車両通過後にどれだけ素早く歩行者の存在を感知すべきかなどに応じて適宜設定すればよい。
請求項に係わる発明は、前記歩行者感知手段(30)および前記車両感知手段(40)は、感知対象の移動に基づく変化を感知する
ことを特徴とする請求項1、2または3に記載の横断歩道照明装置である。
上記発明によれば、歩行者感知手段(30)および前記車両感知手段(40)は、歩行者や車両が止まっているときは感知せず、これらが移動したときに感知する。その結果、歩行者に気付いた車両が横断歩道の手前で停止すると、その車両を感知しなくなって、歩行者感知手段(30)の感知を無視または無効にしなくなる。そして、歩行者が車両の停止を確認して歩き始めると、歩行者の移動を感知して照明装置が点灯するように動作し、横断歩道手前における車両の停止にも対応可能になる。
請求項に係わる発明は、前記歩行者感知手段(30)は、前記横断歩道のすべての入口付近の歩行者を感知する
ことを特徴とする請求項1、2、3または4に記載の横断歩道照明装置である。
上記発明によれば、横断歩道の上方の設置箇所から横断歩道のすべての入口付近の歩行者を感知するので、横断歩道に対して横断歩道照明装置を1つだけ設置する場合にも、歩行者を的確に感知して照明することが可能になる。また、横断歩道照明装置を複数設置した場合でも、それぞれが横断歩道のすべての入口付近の歩行者を感知するので、複数の横断歩道照明装置を独立に作動させても、それらが同じように動作することとなり、装置間の配線が不要になる。
なお、横断歩道照明装置の設置箇所から横断歩道の各入口付近を感知すると、たとえば、歩行者感知手段(30)の設置箇所から反対車線側の入口付近の検知エリアに至る途中の空間を車両が横切らざるを得なくなるので、請求項2や請求項3に示す制御がより有効に作用する。
請求項に係わる発明は、横断歩道標識と一体に構成されている
ことを特徴とする請求項1、2、3、4または5に記載の横断歩道照明装置である。
上記発明によれば、横断歩道標識と横断歩道照明装置とが一体に構成される。横断歩道標識は、照明を内蔵した、内照式が好ましい。
請求項に係わる発明は、横断歩道の入口付近の歩行者を離れた場所から感知する歩行者感知手段(30)と、
前記横断歩道の手前で車道上の車両を感知する車両感知手段(40)と、
前記車両感知手段(40)が車両を感知してから所定時間が経過するまで前記歩行者感知手段(30)による感知を無視または無効にする判別手段(20)と
を有する
ことを特徴とする歩行者識別装置である。
上記発明によれば、横断歩道の手前で車両が感知されたとき、その後、所定時間が経過するまで、歩行者感知手段(30)の感知が無視または無効にされる。これにより、横断歩道の手前で検知された車両が、歩行者感知手段(30)の検知ビームを横切った場合でも、この車両を歩行者として誤感知することが防止される。感知結果は各種の制御に応用可能である。たとえば、横断歩道入口への歩行者の到来を検知して、信号を青に切り替える等の制御に適用することができる。
車両感知手段で横断歩道手前の車両を感知し、車両感知後の所定時間が経過するまで歩行者感知手段の感知を無視または無効にする横断歩道照明装置および歩行者識別装置では、歩行者感知手段の感知エリアを通過する車両を歩行者として誤認しなくなる。その結果、車両が通るたびに照明装置が点灯するような動作が防止され、節電効果、ランプの延命効果、メンテナンス作業の軽減効果を得ることができる。また、歩行者が存在する場合に限って照明が点灯するので、照明の点灯によって歩行者の存在を運転者に知らしめるという注意喚起効果が薄れずに維持される。
横断歩道のすべての入口付近の歩行者を感知するものでは、横断歩道に対して横断歩道照明装置を1つだけ設置する場合にも、横断歩道を渡ろうとする歩行者を的確に感知して照明を点灯することが可能になる。また複数の横断歩道照明装置を設置した場合にそれぞれが独立で同じように動作するので、装置間の配線をなくすることができる。
車両感知後に歩行者感知手段の感知を無視または無効にする所定時間を、大型低速車両が歩行者感知手段の感知エリアを通過し終えるまでの所要時間より長く設定したものでは、ほとんどの車両について、その通過に起因する照明装置の誤点灯を防止することができる。
歩行者感知手段および車両感知手段が、感知対象の移動に基づく変化を感知するものでは、車両が横断歩道の手前で停止したときも、歩行者の横断に対して照明装置を的確に点灯することができる。
横断歩道標識と横断歩道照明装置とを一体に構成したものでは、これらを別々に設置する場合に比べて、設置工事が簡略化され、費用も低減する。
以下、図面に基づき本発明の実施の形態を説明する。
図2は、本発明に係わる横断歩道照明装置10の外観を示している。横断歩道照明装置10は、横断歩道を照らす照明装置と横断歩道標識とを一体化した照明付横断歩道標識として構成されている。横断歩道照明装置10は、逆ホームベース型を成した中空箱状の本体部11を有している。本体部11の正面および背面は透光性を有するプラスチック等の素材で構成されており、ここに横断歩道標識としての図柄が描かれている。本体部11の内部には、この横断歩道標識の図柄を内側から照明するための内照灯12が設けてある。ここでは、内照灯12として、蛍光灯を用いている。
本体部11の底部には、横断歩道を照明する照明手段としての照明灯13が設けてある。また歩行者および車両を感知するための第1センサ部14と第2センサ部15を、本体部11の左右両側部に分けて取り付けてある。このほか、横断歩道照明装置10は、本体部11の内部に、照明灯13の点灯を制御する制御手段(判別制御手段)としての制御部20を備えている。横断歩道照明装置10は、第1センサ部14や第2センサ部15を本体部11や照明灯13と別体に設けるのではなく、照明灯13や第1センサ部14、第2センサ部15、制御部20等すべての要素を一体に構成してあるので、設置工事が容易な構造になっている。
図3は、横断歩道照明装置10の設置状態の一例を示している。横断歩道照明装置10は、横断歩道2の一方の入口脇の路側に立設された逆L字状の支柱5の先端に取り付けられる。この支柱5の先端は、車道中央側へオーバーハングしている。このような支柱5の先端に取り付けることで、横断歩道照明装置10は、たとえば、地上約5.5mの高さで、片側1車線で2車線ある車道のうち支柱5寄りの一方の車線の中央付近上方に設置される。本例の横断歩道照明装置10は、単体では、幅員が約7m以下の車道に好適な照明範囲を有している。
横断歩道照明装置10は、周囲に照明設備のない郊外の横断歩道等に設置され、夜間に、横断歩道を渡ろうとする歩行者等が居るときだけ、横断歩道を照明する。夜間に、横断歩道やこれを横断しようとする歩行者等を上方から照らし出すことで、周囲に明かりのない郊外等において、横断歩道や歩行者等の存在を運転者に知らしめて、注意を喚起する機能を果たすようになっている。
なお、夜間か否かを判別する手段は別途設けてあり、夜間だけ横断歩道照明装置10に電源が供給されるようになっている。たとえば、支柱5に明るさセンサを設置し、明るさが一定以下のときだけ横断歩道照明装置10に電源が供給される。夜間か否かは、時刻や季節に基づいて判別してもよい。
図4は、横断歩道照明装置10のうち、横断歩道の照明に係わる部分の概略構成を示すブロック図である。制御部20は、CPU(中央処理装置)で構成されている。このCPUは、ROM(リード・オンリ・メモリ)、RAM(ランダム・アクセス・メモリ)、A/D(アナログ・デジタル)変換器、I/Oポートなどを内蔵した、いわゆるワンチップマイコンである。
制御部20には、横断歩道2の入口近傍の歩行者を感知する歩行者センサ30、および横断歩道2の手前で車両を感知する車両センサ40が接続されている。これらのセンサには、焦電センサを用いている。離れた場所から歩行者や車両の存在を感知し得るセンサであれば、感知方式は問わない。たとえば、超音波を送受信することで物体の存否を感知する超音波式、光を照射し反射光の受光によって物体の存否を感知する光電式、カメラで撮影した画像を解析することで物体の存否を判別する画像式など、いずれの方式であってもよい。要するに支柱5の先端に取り付けた横断歩道照明装置10から後述する検知エリアをカバーできるものであればよい。
ここでは、歩行者センサ30および車両センサ40が出力するアナログの検出信号31、41をCPU20の内蔵するA/D変換器に入力してデジタル信号に変換した後、当該CPU20において、ノイズ等による誤感知を除去するための各種の処理を施している。
制御部20は、照明灯13をオンオフするための照明灯制御信号21を出力し、この照明灯制御信号21は、照明灯13の駆動回路に入力される。照明灯13としては、ハロゲンランプなど、通電後即座に点灯し、しかも適切な照度を得られるものが使用される。
図5は、制御部20の機能構成を含めて、横断歩道照明装置10の電気的構成を示すブロック図である。制御部20は、横断歩行者判別制御部22と、横断歩道照明灯制御部23と、内照灯制御部24としての機能を備えている。横断歩行者判別制御部22は、横断歩道2の入口付近にこの横断歩道2を横断しようとする歩行者等が存在するか否かを、歩行者センサ30および車両センサ40からの検知信号31、41に基づいて判別する機能を果たす。
横断歩道照明灯制御部23は、横断歩行者判別制御部22の判別結果に基づいて照明灯13の点灯タイミングおよび点灯継続時間を管理・制御する機能を果たす。内照灯制御部24は、内照灯12をオンオフするための内照灯制御信号25を出力する。内照灯制御信号25は、内照灯12の駆動回路(図示省略)に入力される。ここでは、内照灯12を、夜間は常時点灯させるようになっている。
歩行者センサ30は、図2の第1センサ部14に収容された第1センサ32と第2センサ部15に収容された第2センサ33とから構成される。また車両センサ40は、第1センサ部14に収容された第3センサ42と第2センサ部15に収容された第4センサ43とから構成される。
図1は、歩行者センサ30および車両センサ40の検知エリアの一例を示している。支柱5の側に位置する第1センサ部14に収容されている第1センサ32は、横断歩道2の両入口のうち、支柱5が立設されている側の入口付近の第1歩行者検知エリア51を目標検知エリアとしている。第2センサ部15に収容された第2センサ33は、これと反対側の入口付近の第2歩行者検知エリア52を目標検知エリアとしている。
第1歩行者検知エリア51および第2歩行者検知エリア52は、いわゆる歩行者溜まりをカバーしており、横断歩道2の幅よりもやや広く、また通行人を誤感知しないように、車道から歩道側へ1mほどの奥行きになっている。このような指向性は、歩行者センサ30や車両センサ40の前面に設けたレンズやセンサの視野を開口の設定によって限定することにより実現される。
第1センサ部14に収容された第3センサ42は、片側一車線で2車線ある車道のうち、支柱5が立設されている側の車線Aの幅方向中央付近であって、この車線Aにおける車両の進行方向で横断歩道2の手前数メートル辺りの第1車両検知エリア53を目標検知エリアとしている。第2センサ部15に収容された第4センサ43は、これと反対側の車線Bの幅方向中央付近であって、この車線Bにおける車両の進行方向で横断歩道2の手前数メートル辺りの第2車両検知エリア54を目標検知エリアとしている。
第1車両検知エリア53および第2車両検知エリア54は、停止線より手前に設定してある。なお、これらの車両検知エリアは、車両が歩行者センサ30の検知エリアを横切る前に、その車両を検知し得る位置であればよく、図1に示す位置よりもさらに横断歩道寄りの位置としてもよい。
各センサ32,33、42、43は、目標検知エリア内の歩行者や車両をそれぞれの設置箇所からリモートで感知するので、設置箇所から目標検知エリアに至るまでの途中の空間がすべて検知エリアになってしまう。このため、横断歩道2を通過する車両が歩行者センサ30の検知エリアに引っ掛かってしまい、その車両を歩行者として誤感知する現象が多々生じる。
特に、横断歩道2の両入口のうち、支柱5が立設されている側と反対側の入口付近の第2歩行者検知エリア52を目標検知エリアとする第2センサ33は、設置位置から斜め下方に向けて車線Bを横切るように検知エリア(検知ビーム)が存在するので、車線Bを通るほとんどの車両を誤感知してしまう。そこで、車両センサ40による車両の感知を併用することで、歩行者と車両とを区別し、歩行者センサ30による車両の誤感知を防止するようになっている。
図6は、横断歩行者判別制御部22が行なう照明灯13の点灯制御に係わる処理の流れを示している。車両センサ40が車両を感知したか否かを調べ(ステップS101)、車両を感知したときは(ステップS101;Y)、その後、所定の車両通過時間が経過するのを待ち(ステップS102)、車両通過時間の経過後に、歩行者センサ30による感知の有無を調べる(ステップS103)。
一方、車両センサ40が車両を感知していないときは(ステップS101;N)、車両通過時間の経過を待たず直ぐに、歩行者センサ30による感知の有無を調べる(ステップS103)。
いずれの場合でも歩行者センサ30による感知がないときは(ステップS103;N)、ステップS101に戻って処理を継続する。歩行者センサ30による感知があるときは(ステップS103;Y)、照明灯13を点灯して(ステップS104)処理を終了する。なお、図6の処理は横断歩道照明装置10に電源が供給されている間、繰り返し実行される。
照明灯13は、歩行者が横断歩道2を渡るのに充分な時間だけ点灯して消灯する。ここでは点灯時間を15秒に設定してある。点灯時間は、横断歩道の長さに応じて定めればよく、15秒から30秒程度に設定される。照明灯13が点灯中に再びステップS104による点灯の起動があると、その時点から点灯時間をあらためて計時して点灯期間を延長するようになっている。
次に、図6に示す処理を、車両および歩行者の実際の動きに関連付けて説明する。横断歩道2に近づいて来ている車両を車両センサ40が感知したときは、その直後に歩行者センサ30がその車両を感知すると予想される。そこで、車両センサ40が車両を感知した後、車両通過時間の経過を待ってからステップS103へ移行することで、車両センサ40が車両を感知してから車両通過時間が経過するまでの間、歩行者センサ30による感知が無視される。
この間に、車両は、歩行者センサ30によって感知され得るエリアを通過し終える。その結果、車両通過時間の経過後に実行されるステップS103で歩行者センサ30がこの車両を歩行者として誤感知しなくなり、車両の通過による照明灯13の誤点灯が防止される。
車両通過時間は、低速の大型車が車両センサ40に感知されてから歩行者センサ30に感知され得るエリアを通過し終えると想定される所要時間より長くなっている。車両通過時間は、第1車両検知エリア53や第2車両検知エリア54が横断歩道2の手前何メートルの位置にあるか、想定している低速大型車の速度や車長、誤感知の精度、車両通過後にどれだけ素早く歩行者の感知を再開すべきかなどの要素を勘案して適宜設定される。たとえば、1秒から3秒程度が好適である。ここでは、1.5秒に設定してある。なお、車両通過時間の経過前に再度、車両センサ40が車両を感知すると、その時点から車両通過時間があらためて計時されて延長されるようになっている。
車両センサ40が車両を感知してから車両通過時間が経過するまでの間に、歩行者が横断歩道2の入口付近に現われる場合もある。しかし、車両が横断歩道のすぐ近くまで来ている状態でこの歩行者が横断歩道を渡り始めることはないので、車両通過時間が経過するまでの間、歩行者センサ30による歩行者の感知を無視して、照明灯13を点灯しなくても、問題は生じない。
車両が来る前に歩行者が横断歩道2の入口付近に現われた場合は、車両センサ40が車両を感知していない状態で(ステップS101;N)歩行者センサ30による感知が生じる(ステップS103;Y)。歩行者センサ30によるこの感知は、車両ではなく、歩行者等であると考えられるので、照明灯13を無条件に点灯している(ステップS104)。
なお、歩行者センサ30が歩行者を感知した後に車両センサ40が車両を感知したときでも、照明灯13は予め定めた点灯時間だけ点灯する。既に、歩行者が横断歩道2を渡りはじめているかも知れないので、点灯の継続が安全上好ましいことによる。
歩行者センサ30や車両センサ40に使用している焦電センサは、物体の移動を感知するので、停止後の車両や、止まっている歩行者を感知しなくなる。このため、車両センサ40の感知した車両が、横断歩道2に近づいて来る歩行者に気付いて、横断歩道2の手前で停止すると、以後、車両センサ40はその車両を感知しなくなり(ステップS101;N)、歩行者センサ30の感知が無視されなくなる(ステップS103)。そして、歩行者が車両の停止を確認して歩き始めると、歩行者センサ30がその歩行者を感知し(ステップS103;Y)、照明灯13が点灯する(ステップS104)。
なお、超音波式や光電式のセンサを用いた場合でも、車両や歩行者が居ない状態から居る状態への変化をCPUの処理やフリップフロップ回路で捉えるようにすれば、焦電センサのように物体の移動による変化を感知することができる。
以上、本発明の実施の形態を図面によって説明してきたが、具体的な構成は実施の形態に示したものに限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。たとえば、実施の形態では、横断歩道照明装置を横断歩道標識と一体化したものを例示したが、横断歩道標識を含まない横断歩道照明装置として構成してもよい。また横断歩道標識に対する照明は内照式でなくてもよい。
また実施の形態では、制御手段としての機能をCPUが果たすように構成したが、論理回路やワンショットタイマなどを組み合わせたハード回路で構成してもよい。さらに実施の形態では、歩行者センサ30による感知を車両通過時間が経過するまで無視するようにしたが、これに代えて無効にするように構成してもよい。たとえば、車両通過時間が経過するまで歩行者センサ30からの検知信号の入力を切断したり、歩行者センサ30への電源供給を停止したりして、感知動作自体を無効にしてもよい。
なお、本発明による車両の誤感知防止は、交差点においても有効に作用する。すなわち、歩行者センサの検知エリア(検知ビームが通るエリア)に左折車両や右折車両が引っ掛かる場合でも、車両センサが交差点の手前で車両を感知してから車両通過時間が経過するまでの間、歩行者センサによる感知を無視するので、左折車両や右折車両を歩行者として誤感知することが防止される。
また、実施の形態では、横断歩道照明装置10を支柱5によって支持したが、横断歩道照明装置10の取り付け方法はこれに限定されるものではない。近くの建物から伸ばした腕に取り付けたり、吊り下げたりしてもよい。また、第2センサ部15と第1センサ部14を本体部11の左右に分けて取り付けたが、横断歩道照明装置10への取り付け方は問わない。一体に構成されていればよい。たとえば、いずれか一方に片寄せて取り付けたり、本体部11の底部中央に取り付けたりしてもよい。
なお、歩行者センサ30や車両センサ40、制御部20をユニット化して別体とし、これらを横断歩道照明装置10や照明灯13の近傍に取り付けるように構成しても構わない。歩行者センサ30や車両センサ40が照明灯13等と別体であっても、車両の誤感知防止対策を施してあるので、これらを道路を挟んで両側に分けることなく、一方に集めて設置することができ、設置工事の簡略化等の効果を得ることができる。
なお、幅員が広い車道については、横断歩道照明装置10を複数設置すればよい。たとえば、道路の両側に設置し、それぞれの横断歩道照明装置10が横断歩道の両入口付近の歩行者を感知し、かつすべての車道の車両を横断歩道の手前で感知するようにすれば、各横断歩道照明装置10が独立に動作しつつ、同じように動作するので、あたかも連動しているかのように広範囲を照明することが可能になる。
本発明の実施の形態に係わる横断歩道照明装置の歩行者検知エリアおよび車両検知エリアの一例を示す説明図である。
本発明の実施の形態に係わる横断歩道照明装置を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係わる横断歩道照明装置の設置状態の一例を示す説明図である。 本発明の実施の形態に係わる横断歩道照明装置の構成を示すブロック図である。 制御部の機能構成を含めて、横断歩道照明装置の電気的構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係わる横断歩道照明装置による照明灯の点灯制御に係わる処理を示す流れ図である。
符号の説明
A…車線
B…車線
2…横断歩道
5…支柱
10…横断歩道照明装置
11…本体部
12…内照灯
13…照明灯
14…第1センサ部
15…第2センサ部
20…制御部
21…照明灯制御信号
22…横断歩行者判別制御部
23…横断歩道照明灯制御部
24…内照灯制御部
25…内照灯制御信号
30…歩行者センサ
31、41…検出信号
32…第1センサ
33…第2センサ
40…車両センサ
42…第3センサ
43…第4センサ
51…第1歩行者検知エリア
52…第2歩行者検知エリア
53…第1車両検知エリア
54…第2車両検知エリア

Claims (7)

  1. 横断歩道の上方に設置される横断歩道照明装置において、
    横断歩道をその上方から照明する照明手段と、
    前記横断歩道の入口付近の歩行者を離れた場所から感知する歩行者感知手段と、
    前記横断歩道の手前で車道上の車両を感知する車両感知手段と、
    前記照明手段の点灯を制御する制御手段と、
    を有し、
    前記制御手段は、前記歩行者感知手段の感知に基づいて前記照明手段の点灯を制御するとともに、前記車両感知手段が車両を感知してから所定時間が経過するまで、前記歩行者感知手段による感知を無視または無効にする
    ことを特徴とする横断歩道照明装置。
  2. 横断歩道の上方に設置される横断歩道照明装置において、
    横断歩道をその上方から照明する照明手段と、
    前記横断歩道の入口付近の歩行者を離れた場所から感知する歩行者感知手段と、
    前記横断歩道の手前で車道上の車両を離れた場所から感知する車両感知手段と、
    前記照明手段の点灯を制御する制御手段と、
    を一体に構成して有し、
    前記制御手段は、前記歩行者感知手段の感知に基づいて前記照明手段の点灯を制御するとともに、前記車両感知手段が車両を感知してから所定時間が経過するまで、前記歩行者感知手段による感知を無視または無効にする
    ことを特徴とする横断歩道照明装置。
  3. 前記所定時間を、大型低速の車両が前記車両感知手段に感知されてから前記歩行者感知手段に感知され得るエリアを通過し終えるまでの所要時間より長く設定した
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の横断歩道照明装置。
  4. 前記歩行者感知手段および前記車両感知手段は、感知対象の移動に基づく変化を感知する
    ことを特徴とする請求項1、2または3に記載の横断歩道照明装置。
  5. 前記歩行者感知手段は、前記横断歩道のすべての入口付近の歩行者を感知する
    ことを特徴とする請求項1、2、3または4に記載の横断歩道照明装置。
  6. 横断歩道標識と一体に構成されている
    ことを特徴とする請求項1、2、3、4または5に記載の横断歩道照明装置。
  7. 横断歩道の入口付近の歩行者を離れた場所から感知する歩行者感知手段と、
    前記横断歩道の手前で車道上の車両を感知する車両感知手段と、
    前記車両感知手段が車両を感知してから所定時間が経過するまで前記歩行者感知手段による感知を無視または無効にする判別手段と
    を有する
    ことを特徴とする歩行者識別装置。
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