JP4096971B2 - 制御機器及び制御システム - Google Patents

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Description

本発明は、制御機器及び制御システムに関する。
従来、BSチューナ等の被制御機器と、当該被制御機器と外部接続されるテレビジョン受像機等の制御機器とを備える制御システムにおいて、被制御機器に対して赤外線信号を出力する赤外線出力ケーブルによって制御機器と被制御機器とが接続され、制御機器が被制御機器を赤外線信号により制御するものが知られている(例えば、特許文献1)。
また、リモコンからの赤外線信号を受光する受光部をリモコンにより制御される電子機器にUSB接続されるケーブルを備えて設けたものが知られている(例えば、特許文献2)。
また、制御機器が被制御機器を電気信号により制御する場合には、制御機器と被制御機器は、機器間接続ケーブルにより接続される。
特開2003−179985号公報 特開2005−223537号公報
しかしながら、制御機器に、赤外線信号により制御される被制御機器と電気信号により制御される被制御機器との両方が接続される場合には、制御機器には、赤外線出力ケーブル用と機器間接続ケーブル用との2種類のジャックを設けなくてはならず、その分だけコスト高となってしまう。また、当該2種類のジャックは外見がよく似ているため、ユーザがケーブルの差し間違いをしてしまうという問題もある。
本発明の課題は、異なる方式により制御される複数の被制御機器を差し間違えることなく接続できる制御機器及び制御システムを提供することである。
請求項1に記載の発明は、被制御機器と、この被制御機器と接続ケーブルにより接続され、前記被制御機器に前記接続ケーブルを介して制御信号を出力することにより、前記被制御機器を制御する制御機器と、を備える制御システムにおいて、
前記接続ケーブルには、前記制御機器と前記被制御機器とを接続する機器間接続ケーブルと、赤外線を発光する発光部を前記被制御機器側の先端部に備える赤外線出力ケーブルと、が含まれ、
前記制御機器は、
前記機器間接続ケーブルと、前記赤外線出力ケーブルとを、共用して何れも接続可能な第1の接続端子部と、
第1の抵抗と、
前記第1の接続端子部に前記接続ケーブルが接続されることにより、前記第1の抵抗と、GND間の中間電位を計測し、前記中間電位の値に基づいて、前記機器間接続ケーブル或いは前記赤外線出力ケーブルの何れが接続されたかを判別するとともに、接続された前記被制御機器の種類を判別する判別手段と、
前記判別手段により判別された前記被制御機器の種類毎に出力する制御信号の種類を切り替える切替手段と、
を備え、
前記機器間接続ケーブルにて前記制御機器と接続される前記被制御機器は、
前記機器間接続ケーブルが接続される第2の接続端子部と、
前記第2の接続端子部に前記機器間ケーブルが接続された場合に、前記第1の抵抗と接続される第2の抵抗を備え、
前記第2の抵抗の抵抗値は、当該被制御機器の種類毎に異なることを特徴としている。
請求項に記載の発明は、被制御機器と接続ケーブルにより接続され、前記被制御機器に前記接続ケーブルを介して制御信号を出力することにより、前記被制御機器を制御する制御機器において、
前記接続ケーブルには、前記制御機器と前記被制御機器とを接続する機器間接続ケーブルと、赤外線を発光する発光部を前記被制御機器側の先端部に備える赤外線出力ケーブルとが含まれ、
前記機器間接続ケーブルと、前記赤外線出力ケーブルとを、共用して何れも接続可能な接続端子部と、
第1の抵抗と、
前記接続端子部に前記赤外線出力ケーブルが接続された場合に、前記第1の抵抗とGND間の中間電位を計測し、前記接続端子部に前記機器間接続ケーブルが接続された場合に、前記第1の抵抗と、前記機器間接続ケーブルが接続された前記被制御機器に備えられる第2の抵抗とが接続され、前記第1の抵抗と前記第2の抵抗との間の中間電位を計測し、前記中間電位の値に基づいて、機器間接続ケーブル或いは赤外線出力ケーブルの何れが接続されたかを判別する判別手段と、
前記判別手段により判別された前記接続ケーブルの種類毎に出力する制御信号の種類を切り替える切替手段と、
を備えることを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、制御機器において、第1の接続端子部と被制御機器に備えられる第2の接続端子部とに機器間接続ケーブルが接続された場合には、第1の抵抗と被制御機器に備えられる第2の抵抗とが接続され、判別手段により、第1の抵抗と第2の抵抗との間の中間電位が計測される。第2の抵抗の抵抗値は当該被制御機器の種類毎に異なるので、中間電位は当該被制御機器の種類毎に異なる。よって、判別手段により、この中間電位の値に基づいて接続された被制御機器の種類が判別される。また、第1の接続端子部に赤外線出力ケーブルが接続された場合には、赤外線出力ケーブルの発光部は被制御機器とは電気的に接続されないので、中間電位は接地電圧にほぼ近くなり、判別手段により、第1の接続端子部に赤外線出力ケーブルが接続されたと判断される。そして、切替手段により、判別手段によって判別された接続ケーブルの種類毎及び被制御機器の種類毎に出力する制御信号の種類が切り替えられる。
従って、機器間接続ケーブル及び赤外線出力ケーブルを1つの第1の接続端子部を共用して接続することができ、複数種類の接続端子部を設ける場合に比べてコストを抑えることができる。
また、ユーザが接続ケーブルを差し間違えることがなくなることとなって、ユーザは何ら意識することなく制御機器に被制御機器を接続することができる。
また、制御信号の切替が自動でなされるので、制御システムの利便性を高めることができる。
また、制御機器及び被制御機器に第1の抵抗及び第2の抵抗を設けるだけでよく、より安価に当該制御システムを実現することができる。
請求項に記載の発明によれば、接続端子部に機器間接続ケーブルが接続された場合には、第1の抵抗と被制御機器に備えられる第2の抵抗とが接続され、判別手段により、第1の抵抗と第2の抵抗との間の中間電位が計測される。また、接続端子部に赤外線出力ケーブルが接続された場合には、判別手段により、第1の抵抗とGND間の中間電位が計測される。よって、判別手段により、当該中間電位の値に基づいて機器間接続ケーブル或いは赤外線出力ケーブルの何れが接続されたかが判別される。そして、切替手段により、判別手段によって判別された接続ケーブルの種類毎に出力する制御信号の種類が切り替えられる。
従って、機器間接続ケーブル及び赤外線出力ケーブルを1つの接続端子部を共用して接続することができ、複数種類の接続端子部を設ける場合に比べてコストを抑えることができる。
また、ユーザが接続ケーブルを差し間違えることがなくなることとなって、ユーザは何ら意識することなく制御機器に被制御機器を接続することができる。
また、制御信号の切替が自動でなされるので、制御機器の利便性を高めることができる。
以下、図を参照して、本発明に係る制御システム及び制御機器を実施するための最良の形態を詳細に説明する。
本発明の実施形態に係る制御システム100は、例えば、図1及び図2に示すように、制御機器1と、当該制御機器1と接続ケーブル3により接続される被制御機器2等を備えて構成されている。そして、制御機器1は、接続ケーブル3を介して制御信号を被制御機器2に出力することにより、当該被制御機器2をリモート制御する。
制御機器1は、例えば、図1及び図2に示すように、第1の接続端子部4を備えている。そして、接続ケーブル3が第1の接続端子部4に接続されることにより、制御機器1は接続ケーブル3と接続されるようになっている。
また、制御機器1は、例えば、図3に示すように、判別部5,出力部6,表示部7,マイコン8等を備えて構成される。
第1の接続端子部4は、例えば、マイコン8のポートDに接続される端子A1,マイコン8のポートEに接続される端子B1,接地されている端子C1等を備えて構成されている。端子A1,端子B1,端子C1は、制御機器1に接続された機器間接続ケーブル30(後述)の接続端部32(後述)又は赤外線出力ケーブル31(後述)の接続端部36に接するように備えられている。
また、第1の接続端子部4は、機器間接続ケーブル30(後述)と赤外線出力ケーブル31(後述)とを、共用して何れも接続可能である。
判別部5は、例えば、図1,図2に示すように、電源VDD,第1の抵抗としての抵抗R1,端子A1,端子C1等を備えて構成され、ポートDにおける電圧(VD)を検出し、判別手段の一部として機能する。
また、電源VDDは、抵抗R1と直列に接続されており、端子A1は、抵抗R1の電源VDD側とは反対側に接続されている。
出力部6は、例えば、図1,図2に示すように、端子B1等を備えて構成され、マイコン8から出力される制御信号を接続ケーブル3に出力する。
表示部7は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)等を備えて構成され、マイコン8から入力される制御信号に基づく映像及び表示を表示する。より具体的には、表示部7は、CPU80(後述)が切替プログラム82Cを実行することにより制御されて、制御機器1に接続ケーブル3が接続されていない場合に、例えば、「ケーブル接続なし。外部機器制御不能」を表示する。
マイコン8は、例えば、CPU(Central Processing Unit)80,RAM(Random Access Memory)81,記憶部82等を備えて構成され、判別部5,出力部6,表示部7等と接続され、制御機器1の各部の制御を行う。
CPU80は、記憶部82に格納された処理プログラム等を読み出して、RAM81に展開して実行することにより、制御機器1全体の制御を行う。
RAM81は、CPU80により実行された処理プログラム等を、RAM81内のプログラム格納領域に展開するとともに、入力データや上記処理プログラムが実行される際に生じる処理結果等をデータ格納領域に格納する。
記憶部82は、例えば、プログラムやデータ等が予め記憶されている記録媒体(図示せず)を有しており、この記録媒体は、例えば、半導体メモリ等で構成されている。また、記憶部82は、CPU80が制御機器1全体を制御する機能を実現させるための各種データ,各種処理プログラム,これらプログラムの実行により処理されたデータ等を記憶する。より具体的には、記憶部82は、例えば、図3に示すように、制御信号データ82A,判別プログラム82B,切替プログラム82C等を格納している。
制御信号データ82Aは、例えば、制御機器1に接続される接続ケーブル3の種類及び被制御機器2の種類と、当該接続ケーブル3を介して出力する制御信号及び当該被制御機器2を制御するための制御信号の方式とが対応づけられたデータである。
判別プログラム82Bは、例えば、CPU80に、判別部5から出力される中間電位としてのポートDにおける電圧(VD)の値に基づいて、制御機器1に機器間接続ケーブル30(後述)又は赤外線出力ケーブル31(後述)の何れかが接続されたのかを判別するとともに、制御機器1に接続された被制御機器2の種類を判別する機能を実現させるプログラムである。また、判別プログラム82Bは、例えば、CPU80に、判別部5から出力されるポートDにおける電圧(VD)の値が所定電圧以上である場合には、制御機器1に被制御機器2は接続されていないと判断する機能を実現させるプログラムである。CPU80は、かかる判別プログラム82Bを実行することにより、判別手段の一部として機能する。
切替プログラム82Cは、例えば、CPU80に、判別プログラム82Bを実行することにより判別した接続ケーブル3の種類毎及び被制御機器2の種類毎に出力する制御信号の種類を切り替える機能を実現させるプログラムである。より具体的には、切替プログラム82Cは、CPU80に、判別プログラム82Bを実行することにより判別した接続ケーブル3の種類毎及び被制御機器2の種類に基づいて制御信号データ82Aを参照し、当該接続ケーブル3の種類毎及び被制御機器2の種類に相当する制御信号の方式を抽出し、当該制御信号の方式に従って、制御信号を出力部6を介して出力する機能を実現させるプログラムである。
また、切替プログラム82Cは、例えば、CPU80に、判別プログラム82Bを実行することにより制御機器1に被制御機器2が接続されていないと判断した場合には、表示部7を制御して、例えば、「ケーブル接続なし。外部機器制御不能」と表示させる機能を実現させるプログラムである。CPU80は、かかる切替プログラム82Cを実行することにより、切替手段として機能する。
接続ケーブル3には、複数の異なる種類の接続ケーブル3があり、例えば、図1に示す機器間接続ケーブル30,図2に示す赤外線出力ケーブル31等がある。
機器間接続ケーブル30は、例えば、図1に示すように、当該機器間接続ケーブル30の両端部に備えられる接続端部32,32と、接続端部32,32とをつなぐ第1の信号ライン33,第2の信号ライン34,第3の信号ライン35等を備えて構成される。
接続端部32は、制御機器1の第1の接続端子部及び被制御機器2(後述する第1の被制御機器20)の第2の接続端子部22に接続されることにより、当該機器間接続ケーブル30を制御機器1及び被制御機器2(後述する第1の被制御機器20)に電気的に接続する。
より具体的には、接続端部32は、導電性素材からなる第1の接点321,第2の接点322,第3の接点323と、絶縁性素材からなる絶縁部324等を備えて構成される。
第1の接点321,第2の接点322,第3の接点323は、接続端部32の先端側から第1の接点321,第2の接点322,第3の接点323の順に設けられている。また、第1の接点321と第2の接点322との間及び第2の接点322と第3の接点323との間には絶縁部324,324が設けられており、第1の接点321,第2の接点322,第3の接点323は、それぞれ絶縁されている。
また、第1の接点321は、第1の信号ライン33と電気的に接続されており、制御機器1の端子B1と被制御機器2(後述する第1の被制御機器20)の端子B2(後述)は、それぞれ、機器間接続ケーブル30の両端部に設けられた第1の接点321,321において、第1の信号ライン33に接続されるようになっている。そして、第1の信号ライン33を介して、制御機器1からの制御信号が被制御機器2(後述する第1の被制御機器20)へと電気信号として伝達される。
第2の接点322は、第2の信号ライン34と電気的に接続されており、制御機器1の端子A1と被制御機器2(後述する第1の被制御機器20)の端子A2(後述)は、それぞれ、機器間接続ケーブル30の両端部に設けられた第2の接点322,322において、第2の信号ライン34に接続されるようになっている。
第3の接点323は、第3の信号ライン35と電気的に接続されており、制御機器1の端子C1と被制御機器2(後述する第1の被制御機器20)の端子C2(後述)は、それぞれ、機器間接続ケーブル30の両端部に設けられた第3の接点323,323おいて、第3の信号ライン35に接続されるようになっている。
赤外線出力ケーブル31は、例えば、図2に示すように、当該赤外線出力ケーブル31の制御機器1側の先端部に備えられる接続端部36、当該赤外線出力ケーブル31の被制御機器2(後述する第2の被制御機器21)側の先端部に備えられる発光部としての赤外線出力部37、接続端部36と赤外線出力部37とをつなぐ第1の信号ライン38,第2の信号ライン39等を備えて構成される。
接続端部36は、制御機器1に接続されることにより、当該機器間接続ケーブル30を制御機器1に電気的に接続する。
より具体的には、接続端部36は、導電性素材からなる第1の接点361,第2の接点362と、絶縁性素材からなる絶縁部363等を備えて構成される。
第1の接点361,第2の接点362は、接続端部36の先端側から第1の接点361,第2の接点362の順に設けられている。また、第1の接点361と第2の接点362との間には絶縁部363が設けられており、第1の接点361と第2の接点362とは、それぞれ絶縁されている。
また、第1の接点361は、第1の信号ライン38と電気的に接続されており、制御機器1の端子B1は第1の接点361において第1の信号ライン38に接続されるようになっている。
第2の接点362は、第2の信号ライン39と電気的に接続されており、制御機器1の端子C1と制御機器1の端子A1は、第2の接点362において第2の信号ライン39に接続されるようになっている。
赤外線出力部37は、被制御機器2(後述する第2の被制御機器21)の所定の位置に取り付けられるようになっている。また、赤外線出力部37は、被制御機器2(後述する第2の被制御機器21)の赤外線信号受光ユニット24(後述)に赤外線信号を出力する赤外線ランプ371等を備えている。そして、第1の信号ライン38を介して、制御機器1からの制御信号が被制御機器2(後述する第2の被制御機器21)へと赤外線信号として伝達される。
被制御機器2には、複数の異なる種類の被制御機器2があり、例えば、図1に示す第1の被制御機器20,図2に示す第2の被制御機器21等がある。第1の被制御機器20は、制御信号を電気信号として伝達する機器間接続ケーブル30によって、制御機器1に接続される。また、第2の被制御機器21は、制御信号を赤外線信号として伝達する赤外線出力ケーブル31によって、制御機器1に接続される。
第1の被制御機器20は、例えば、図1に示すように、第2の接続端子部22,第2の抵抗としての抵抗R2,マイコン23等を備えて構成される。そして、機器間接続ケーブル30が第2の接続端子部22に接続されることにより、第1の被制御機器20は機器間接続ケーブル30と接続されるようになっている。
第2の接続端子部22は、例えば、端子A2,端子B2,端子C3等を備えて構成される。端子A2,端子B2,端子C3は、第1の被制御機器20に接続された機器間接続ケーブル30の接続端部32に接するように備えられている。また、抵抗R2の抵抗値は、当該第1の被制御機器20の種類毎に異なっている。
端子A2は、抵抗R2と直列に接続され、機器間接続ケーブル30の接続端部32の第2の接点322において、第2の信号ライン34に接続されるようになっている。そして、端子A2は、機器間接続ケーブル30を介して、制御機器1の抵抗R1と抵抗R2とを直列接続する。
端子B2は、マイコン23のポートFと接続され、機器間接続ケーブル30の接続端部32の第1の接点321において、第1の信号ライン33と接続されるようになっている。そして、端子B2は、機器間接続ケーブル30から入力される制御信号をマイコン23に出力する。
端子C2は接地されるとともに、抵抗R2の端子A2側とは反対側に直列に接続されている。また、端子C2は、機器間接続ケーブル30の接続端部32の第3の接点323において第3の信号ライン35と接続されるようになっている。そして、端子C2は、機器間接続ケーブル30を介して、制御機器1の端子C1と接続され、端子C1と端子C2の接地電圧が等しくなるようになっている。
そして、制御機器1と第1の被制御機器20とが機器間接続ケーブル30により接続されると、電源VDDからの電流が抵抗R1を通って、端子A1から第2の信号ライン34を通って端子A2へ流れ、抵抗R2を通って、端子C2からグランド(以下、GNDとする)へと流れるようになっている。ここで、中間電位としてのポートDにおける電圧(VD)は抵抗R1と抵抗R2との間の電位と等しくなり、VD=(電源VDDの電圧)×(抵抗R2の抵抗値)/((抵抗R1の抵抗値)+(抵抗R2の抵抗値))となる。そして、第1の被制御機器20の種類毎に抵抗R2の抵抗値は異なるため、ポートDにおける電圧(VD)の値も接続される第1の被制御機器20の種類によって異なることとなる。
また、制御機器1に機器間接続ケーブル30が接続されていない場合には、電源VDDからの電流は流れず、ポートDにおける電圧(VD)の値は、電源VDDの電源電圧にほぼ等しくなる。
第2の被制御機器21は、例えば、図2に示すように、赤外線信号受光ユニット24,マイコン25等を備えて構成される。
赤外線信号受光ユニット24は、例えば、マイコン25のポートFに接続されており、赤外線出力ケーブル31の赤外線出力部37から出力される赤外線信号を受光し、当該赤外線信号を電気信号に変換して、マイコン25に出力する。
そして、制御機器1に赤外線出力ケーブル31が接続されると、電源VDDからの電流が抵抗R1を通って、端子A1から赤外線出力ケーブル31の第2の接点362を通って端子C1へ流れ、GNDへと流れるようになっている。従って、ポートDにおける電圧(VD)はGNDの電圧と等しくなる。
また、制御機器1に赤外線出力ケーブル31が接続されていない場合には、機器間接続ケーブル30の時と同様に、電源VDDからの電流は流れず、ポートDにおける電圧(VD)の値は、電源VDDの電源電圧にほぼ等しくなる。
次に、上述のような構成の制御機器1の動作について、図4に示すフローチャート及び図5に示す表を参照しながら説明する。図5では、電源VDDの電源電圧が約5(V)であり、第1の被制御機器20の種類が3種類である場合における、ポートDにおける電圧(VD)の値と制御機器1の動作との関係の一例を示している。
まず、制御機器1のCPU80は、判別プログラム82Bを実行することにより、判別部5から出力されるポートDにおける電圧(VD)の値に基づいて、接続された接続ケーブル3の種類及び接続された被制御機器2の種類を判別する(ステップS1)。
次に、CPU80は、切替プログラム82Cを実行することにより、ステップS1において判別した接続された接続ケーブル3の種類及び被制御機器2の種類に基づいて制御信号データ82Aを参照し、当該接続された接続ケーブル3の種類及び被制御機器2の種類に相当する制御信号の方式を抽出し、当該制御信号の方式に従って、制御信号を出力部6を介して出力する(ステップS2)。
具体的には、例えば、図5に示すように、電源VDDの電源電圧が約5(V)の場合に、VD<1(V)である場合には、CPU80は、赤外線出力ケーブル31を介して第2の被制御機器21が接続されたと判断し、赤外線出力ケーブル31用の制御信号を出力する。
また、1≦VD<2(V)である場合には、CPU80は、機器間接続ケーブル30を介して第1種類目の第1の被制御機器20が接続されたと判断し、第1種類目の第1の被制御機器20を制御するための制御信号を出力する。
また、2≦VD<3(V)である場合には、CPU80は、機器間接続ケーブル30を介して第2種類目の第1の被制御機器20が接続されたと判断し、第2種類目の第1の被制御機器20を制御するための制御信号を出力する。
また、3≦VD<4(V)である場合には、CPU80は、機器間接続ケーブル30を介して第3種類目の第1の被制御機器20が接続されたと判断し、第3種類目の第1の被制御機器20を制御するための制御信号を出力する。
また、VD≧4(V)である場合には、CPU80は、被制御機器2は接続されていないと判断し、表示部7を制御して、「ケーブル接続なし。外部機器制御不能」と表示させる。
以上に説明した本発明に係る制御システム100及び制御機器1によれば、制御機器1において、第1の接続端子部4と第1の被制御機器20に備えられる第2の接続端子部22とに機器間接続ケーブル30が接続された場合には、抵抗R1と第1の被制御機器20に備えられる抵抗R2とが接続され、判別部5により、抵抗R1と抵抗R2との間の中間電位VDが計測される。抵抗R2の抵抗値は当該第1の被制御機器20の種類毎に異なるので、中間電位VDは第1の被制御機器20の種類毎に異なる。よって、CPU80が判別プログラム82Bを実行することにより、この中間電位VDの値に基づいて接続された第1の被制御機器20の種類が判別される。また、第1の接続端子部4に赤外線出力ケーブル31が接続された場合には、赤外線出力ケーブル31の赤外線出力部37は、第2の被制御機器21とは電気的に接続されないので、中間電位VDは接地電圧にほぼ近くなり、CPU80が判別プログラム82Bを実行することにより、第1の接続端子部4に赤外線出力ケーブル31が接続されたと判断される。そして、CPU80が切替プログラム82Cを実行することにより、判別した接続ケーブル3の種類毎及び被制御機器2の種類毎に出力する制御信号の種類が切り替えられる。
従って、被制御機器2において、機器間接続ケーブル30及び赤外線出力ケーブル31を1つの第1の接続端子部4を共用して接続することができ、複数種類の接続端子部を設ける場合に比べてコストを抑えることができる。
また、ユーザが接続ケーブル3を差し間違えることがなくなることとなって、ユーザは何ら意識することなく制御機器1に被制御機器2を接続することができる。
また、制御信号の切替が自動でなされるので、制御システム100の利便性を高めることができる。
また、制御機器1及び被制御機器2に抵抗R1及び抵抗R2を設けるだけでよく、より安価に当該制御システム100を実現することができる。
なお、CPU80が切替プログラム82Cを実行することにより、表示部7に現在接続されている被制御機器2の種類を表示させることとしてもよい。
本発明に係る制御機器と被制御機器の接続構造を示す図である。 本発明に係る制御機器と被制御機器の接続構造を示す図である。 本発明にかかる制御機器の構成を示すブロック図である。 本発明に係る制御機器の動作を説明するフローチャートである。 本発明に係る制御機器のマイコンのポートDにおける電圧の値と制御機器の動作との関係を説明する表である。
符号の説明
1 制御機器
2 被制御機器
20 第1の被制御機器(被制御機器)
21 第2の被制御機器(被制御機器)
22 第2の接続端子部
3 接続ケーブル
30 機器間接続ケーブル
31 赤外線出力ケーブル
37 赤外線出力部(発光部)
4 第1の接続端子部
5 判別部(判別手段)
80 CPU(判別手段,切替手段)
82B 判別プログラム(判別手段)
82C 切替プログラム(切替手段)
100 制御システム
R1 抵抗(第1の抵抗)
R2 抵抗(第2の抵抗)
D ポートDにおける電位(中間電位)

Claims (2)

  1. 被制御機器と、この被制御機器と接続ケーブルにより接続され、前記被制御機器に前記接続ケーブルを介して制御信号を出力することにより、前記被制御機器を制御する制御機器と、を備える制御システムにおいて、
    前記接続ケーブルには、前記制御機器と前記被制御機器とを接続する機器間接続ケーブルと、赤外線を発光する発光部を前記被制御機器側の先端部に備える赤外線出力ケーブルと、が含まれ、
    前記制御機器は、
    前記機器間接続ケーブルと、前記赤外線出力ケーブルとを、共用して何れも接続可能な第1の接続端子部と、
    第1の抵抗と、
    前記第1の接続端子部に前記接続ケーブルが接続されることにより、前記第1の抵抗と、GND間の中間電位を計測し、前記中間電位の値に基づいて、前記機器間接続ケーブル或いは前記赤外線出力ケーブルの何れが接続されたかを判別するとともに、接続された前記被制御機器の種類を判別する判別手段と、
    前記判別手段により判別された前記被制御機器の種類毎に出力する制御信号の種類を切り替える切替手段と、
    を備え、
    前記機器間接続ケーブルにて前記制御機器と接続される前記被制御機器は、
    前記機器間接続ケーブルが接続される第2の接続端子部と、
    前記第2の接続端子部に前記機器間ケーブルが接続された場合に、前記第1の抵抗と接続される第2の抵抗を備え、
    前記第2の抵抗の抵抗値は、当該被制御機器の種類毎に異なることを特徴とする制御システム。
  2. 被制御機器と接続ケーブルにより接続され、前記被制御機器に前記接続ケーブルを介して制御信号を出力することにより、前記被制御機器を制御する制御機器において、
    前記接続ケーブルには、前記制御機器と前記被制御機器とを接続する機器間接続ケーブルと、赤外線を発光する発光部を前記被制御機器側の先端部に備える赤外線出力ケーブルとが含まれ、
    前記機器間接続ケーブルと、前記赤外線出力ケーブルとを、共用して何れも接続可能な接続端子部と、
    第1の抵抗と、
    前記接続端子部に前記赤外線出力ケーブルが接続された場合に、前記第1の抵抗とGND間の中間電位を計測し、前記接続端子部に前記機器間接続ケーブルが接続された場合に、前記第1の抵抗と、前記機器間接続ケーブルが接続された前記被制御機器に備えられる第2の抵抗とが接続され、前記第1の抵抗と前記第2の抵抗との間の中間電位を計測し、前記中間電位の値に基づいて、機器間接続ケーブル或いは赤外線出力ケーブルの何れが接続されたかを判別する判別手段と、
    前記判別手段により判別された前記接続ケーブルの種類毎に出力する制御信号の種類を切り替える切替手段と、
    を備えることを特徴とする制御機器。
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