JP4096678B2 - 半導体結晶膜の成長装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、窒化物半導体結晶膜を成長させる方法および装置に関し、特に、膜厚および組成の面内均一性のよい窒化物半導体結晶膜を成長させる方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、GaN、InN、AlN等の窒化物半導体結晶膜の成長は、図1に示される装置を用いて、有機金属化学気相成長法(MOCVD)等の薄膜形成技術により行なわれる。以下、図1に基づいて、窒化物半導体結晶膜を基板の表面に成長させる方法を説明する。
図1に示す半導体結晶膜の成長装置1は、反応容器11の内部に、サセプター12と、ヒータ13と、原料ガス供給管14と、副噴射管15とを備えている。原料ガス供給管14は、サセプター12の上に搭載された基板18の上面に原料ガスを供給できるようにその先端が基板18の近傍まで延長している。また、副噴射管15は、基板18の上方に開口部があり、原料ガス供給管14から出た原料ガスに対して押圧ガスが押えられる位置に設置されている。この副噴射管15からは、整流板19により原料ガスを含まない不活性なガスを基板に対して0°〜90°で噴射させることができ、原料ガス供給管14から供給された反応ガスが熱対流により拡散することなく基板18の表面上に均一に広がるようになる。この整流板19は副噴射管15から噴射される押圧ガスの方向を定めるためのもので、形状はスリット状、または、メッシュ状に穴の開いた板になっている。
【0003】
次に、従来の装置を用いて基板上にAlGaN層を成長させる方法を説明する。基板18をサセプター12上に搭載し、ヒータ13により基板18を加熱し、基板18を回転させながら原料ガス供給管14から水素(H2)と、アンモニア(NH3)ガスと、トリメチルガリウム(TMG)及びトリメチルアルミニウム(TMA)を基板18の表面に向かって噴射する。
また、副噴射管は、その開口部が基板上方に位置するように設置され、整流板19によって、基板18の表面に対して0°〜90°で窒素(N2)ガス、H2ガスまたはそれらの混合ガスを吹き付ける。これにより、前記した原料ガスが熱対流により拡散することを防止して、基板上にAlGaN半導体層を形成することができる。下記、文献参照。
【特許文献1】
特開平4−284623
【0004】
しかしながら、この従来の方法により窒化物半導体膜を基板に成長させた場合、基板周辺部の膜厚が基板中央部の膜厚に比べて厚くなり、また、組成比が中央部と周辺部とで異なる。特に、AlGaN層を成長させる場合に不均一が大きくなる。
現在では、基板面内における膜厚バラツキは10〜20%、組成比バラツキは数%である。組成比のバラツキが数%となるのは、例えば、組成比の小数点以下第3位が変化する程度である場合である。例えば、組成比が0.130から0.134へと変化したときのバラツキが約3%である。
得られた基板の膜厚および組成比の面内バラツキが大きいと、LDを作製する場合、光学特性、電気的特性に悪影響があり、歩留りを低下させる。なお、本明細書中、膜厚または組成比の「面内バラツキ」とは、基板面における各パラメータの最大値と最小値との差の平均値に対する比率をパーセントで表したものを意味する。
【0005】
従来の装置を用いて、ノズル形状、位置、流量を変化させることにより、膜厚の面内バラツキを5%以下に抑えることはできたが、組成比の面内バラツキが20%以上に大きくなってしまった。
以下、AlGaN層の組成比として、Al混晶比をパラメータとして用いて説明する。膜厚およびAl混晶比の面内バラツキについて、現状および従来の装置を用いてバラツキを抑える対策を講じた場合の値を表1にまとめた。
【0006】
【表1】
【0007】
上記するごとく、従来の方法および装置では、膜厚バラツキおよび組成比バラツキを同時に改善することはできなかった。したがって、現状では、組成比の均一性を優先して、組成比バラツキを数%以内に抑える条件で作製されるため、膜厚のバラツキが10〜20%程度となっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、膜厚バラツキを10%程度にまで抑えることができたが、LD特性の観点からはまだ不充分である。
そこで、本発明の目的は、GaN系半導体基板を作製する際に、基板の面内における組成比のバラツキを数%以内に保ったまま、膜厚のバラツキを低減することにある。すなわち、本発明の目的は、基板表面に組成比および膜厚のいずれもが均一である窒化物半導体層を大面積で形成して、光学的特性および電気的特性の高いLDを高い歩留りで生産することができる窒化物半導体基板を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
基板を回転させずにGaNを成長させた場合、図3の実線で示すように原料ガス供給管24の開口部に近い領域の膜厚が高く、離れるに従って低くなっていた。同一の成長条件下、基板を回転させながら成長させた場合の膜厚プロファイルを点線で示す。基板中心点を対象点として、膜厚は平均化されるが、面内の膜厚は中央領域よりも周辺領域の方が厚いことが明らかである。
そこで、本発明者らは、基板の中心点に対して原料ガス供給管から遠い側のガス濃度を意図的に低減することにより、膜厚のバラツキを抑えることができると考え、基板の半分よりも原料ガス供給管から遠い側に噴射口がくるように第2のガス噴射管を取り付け、原料ガスの一部を吹き飛ばすこと、または、該原料ガス供給管から供給される原料ガスよりも希釈された原料ガスを供給することにより、膜厚の面内バラツキを3%以下にまで低減することに成功した。このとき、組成比のバラツキは、原料ガスの一部を吹き飛ばさない場合と同様に数%程度であった。
【0010】
より詳しくは、本発明は、基板を搭載且つ回転させるサセプターと、前記基板の一端から前記基板の表面に原料ガスを供給する原料ガス供給管と、前記基板の表面に供給される原料ガスを押圧する押圧ガスを前記基板に対して45°以上90°以下の角度で噴射する第1のガス噴射管と、を有する窒化物半導体層の成長装置であって、前記基板を回転させながら前記基板の表面に前記原料ガス及び前記押圧ガスをそれぞれ噴射して窒化物半導体層を成長させた時に、前記基板上において、該基板中央近傍の膜厚の小さい前記窒化物半導体層が形成される領域を第1領域とし、該第1領域周辺の少なくとも前記第1領域の前記窒化物半導体層より膜厚の大きい前記窒化物半導体層が形成される領域を第2領域として、該第2領域に供給される前記原料ガスに対して不活性ガス、または、前記原料ガス供給管から供給される原料ガスよりも希釈された原料ガスを噴射する第2のガス噴射管が、前記基板の中心に対して前記原料ガス供給管の反対側に設けられ、さらに、該第2のガス噴射管は、該第2のガス噴射管から噴射されるガスのフロー方向に垂直且つ前記基板の中心を通る断面において、前記第2領域上に位置し、該第2のガス噴射管から噴射されるガスのフロー方向は前記基板の回転方向と逆方向であることを特徴とする窒化物半導体層の成長装置を提供する。ここで、希釈されたガスとは、原料供給管から供給される原料ガスを不活性ガスのN2 、あるいはH2 、又は前記ガスの混合ガスで薄めたガスである。前記第1のガス噴射管は、基板に対して45°〜90°で押圧ガスを噴射することが好ましい。この範囲であれば、より効果的にガスの対流を抑制することができるからである。前記範囲が45°未満になれば、ガスは水平方向に多く流れるためガスを押圧する効率が悪くなる。以上、本発明の窒化物半導体層の成長装置を用いることにより、組成比のバラツキを数%と低く保ったまま、膜厚のバラツキを3%以下にまで低減することが可能となった。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の窒化物半導体層の成長装置を説明する。
図2Aは、本発明の窒化物半導体層の成長装置の概略平面図を示し、図2B及び図2Cは、窒化物半導体層を成長させる基板付近を拡大した概略縦断面図を示す。 本発明の窒化物半導体層の成長装置2は、図示しないが反応容器21と、該反応容器21の内部に、サセプター22と、ヒータ23と、原料ガス供給管24と、第1のガス噴射管25とを備え、さらに、第2のガス噴射管26を備えている。
【0012】
原料ガス供給管24は、サセプター22の上に搭載された基板28の上面に原料ガス24aを供給できるようにその先端が基板28の近傍まで延長している。原料ガス24aとしては、例えば、H2、NH3、トリメチルガリウム(TMG)、トリメチルアルミニウム(TMA)、トリメチルインジウム(TMI)を適当な比率で混合した混合ガスが用いられる。さらに、例えば、H2またはN2の単体ガスまたはそれらの混合ガス等の不活性なガスをキャリアガスとして、原料ガス24aに混合し、原料ガスの濃度や全流量を制御することもできる。
また、第1のガス噴射管25は、基板28の上方に開口部がくるように設置されている。この第1のガス噴射管25は、原料ガスを含まない不活性なガス25a、例えば、H2またはN2の単体ガスまたはそれらの混合ガスを整流板29によって基板に対して0°〜90°で吹き付けて、原料ガス供給管24から供給された原料ガス24aが熱対流により拡散することなく基板28の表面上に均一に広がるようにする。
【0013】
本発明の窒化物半導体層の成長装置は、上記構成に加えて、さらに、第2のガス噴射管26を備えている。この第2のガス噴射管26は、基板28の回転方向に対して逆方向に不活性ガス26a、例えば、H2またはN2の単体ガスまたはそれらの混合ガス、あるいは、該原料ガス供給管から供給される原料ガスよりも希釈された原料ガスを噴射できるように取り付けられ、その開口部は、基板28の中心点に対して原料ガス供給管24の反対側にある。この構成により、組成比の面内バラツキをあまり変化させずに、膜厚のみを制御することが可能となった。
また、第2のガス噴射管からのガス26aを吹き付ける角度は、原料ガスのフロー方向に対して、直角であっても斜めからでもよい。また、第2のガス噴射管からのガス26aの流量は、形成しようとする膜の組成により適宜制御することができる。例えば、形成しようとする膜の組成がInGaNである場合には、膜厚のバラツキが小さいため、第2のガス噴射管からのガス26aを吹き付ける必要はない。
【0014】
【実施例】
以下、本発明の実施例をAlGaN膜を形成する場合を例として詳細に説明するが、それ以外にもInAlGaN膜等の窒化物半導体膜を形成する場合や、Si等の不純物をドープした窒化物半導体膜を形成する場合に、本発明を適用することができる。また、本発明は以下の実施例に記載された条件に限定されるものではない。
【0015】
比較例1
上記した窒化物半導体層の成長装置を用いて、第2のガス噴射管26からガス26aを吹き付けることなく、サファイア基板28上に、まず2μmのGaNバッファー層を1000℃以下の温度にて形成し、その上面にAlGaN層を1000℃にて形成した。すなわち、従来の窒化物半導体層の成長装置と同様にAlGaN層を形成した。
原料ガスとしてTMG(4cc/分)、TMA(0.4cc/分)およびNH3(4L/分)を、キャリアガス(5L/分)と共に吹き付けることによりAlGaN層を形成した。また、このとき第1のガス噴射管24から10L/分の流量にて不活性ガスを噴射して、原料ガスを押圧した。
キャリアガスおよび第1のガス噴射管24から噴射するガスは、例えば、H2またはN2の単体ガスまたはそれらの混合ガスなどの不活性ガスであれば特に限定されないが、ここではN2ガスを用いた。また、前記第1のガス噴射管24から噴射するガスは前記基板28に対して90°とする。
【0016】
通常は、基板28を回転させながら窒化物半導体層を形成するが、膜厚分布を調べるために、まず、基板の回転を行なわずにAlGaN層を形成した。
基板上において、原料ガス供給管24から最も離れた端から、図2Aに示す部位a、基板中心点cおよび部位bを経由し、原料ガス供給管24に最も近い端に至る直線上に沿って、AlGaN層の膜厚プロファイルを計測した結果を図4Aに破線です。このように、基板を回転させずに窒化物半導体層を形成した場合、部位b側の膜厚が非常に厚く、部位a側の膜厚が薄くなっていることが明らかである。
【0017】
比較例2
次に、基板28を回転させる以外は比較例1と同一の条件下でAlGaN層を形成した。そのときのAlGaN層の膜厚プロファイルを図4Bに破線で示す。回転させたことにより、基板の中心点cに対象な部位の膜厚が平均化されたが、基板中央部の膜厚が薄く、周辺部の膜厚が厚くなっていた。表2に部位a、部位bおよび中心点cにおける膜厚、膜厚バラツキおよびAl混晶比バラツキを示す。このように、第2のガス噴射管からガスを吹き付けずにAlGaN層を形成した場合には、Al混晶比の面内バラツキは3%であり、膜厚の面内バラツキは13%であった。
【0018】
実施例1
第2のガス噴射管26からガス26aを吹き付けた以外は比較例1の場合と同様にしてAlGaN層を形成した。
まず、原料ガスの一部を除去することにより膜厚に与える影響をを確認するために、基板を回転させずに第2のガス噴射管からのガス26aとしてN2を0.2L/分の流量にて吹き付けて、AlGaN層を形成した。このときのAlGaN層の膜厚プロファイルを図4Aに実線で示す。破線は比較例1において測定された膜厚プロファイルを示す。図4Aから明らかなように、第2のガス噴射管26からガス26aを吹き付けて部位a付近の原料ガスを除去することにより、部位a付近の膜厚が薄くなることが確認された。
【0019】
実施例2
次いで、基板を回転させること以外は実施例1の場合と同一の条件下で、AlGaN層を成長させた。このときのAlGaN層の膜厚プロファイルを図4Bに実線で示す。破線は比較例2で測定された膜厚プロファイルを示す。図4Bから明らかなように、第2のガス噴射管からのガス26aを吹き付けて原料ガスの一部を除去してAlGaN層を形成した場合には、比較例2において作製されたAlGaN層と比較して、膜厚の面内バラツキが低減された。表2に部位a、部位bおよび中心点cにおける膜厚、膜厚バラツキおよびAl混晶比バラツキを示す。
【0020】
【表2】
【0021】
上記したごとく、第2の噴射管からガスを噴射して、原料ガスの一部を吹き飛ばすことにより、Al混晶比の面内バラツキを増大させることなく、膜厚の面内バラツキを13%から1.6%まで1/10程度に低減することができた。
【0022】
実施例3
また、実施例2において、第1のガス噴射管24から噴射するガスを整流板29によって前記基板28に対して60°とする。それ以外の条件は同様とする。得られるAlGaN層は実施例2と同程度の特性を有する。
【0023】
実施例4
実施例2において、第1のガス噴射管24から噴射するガスを整流板29によって前記基板28に対して45°とする。それ以外の条件は同様とする。得られるAlGaN層は実施例2と同程度の特性を有する。
【0024】
【発明の効果】
本発明の窒化物半導体層の成長装置を用いれば、第2のガス噴射管からガスを吹き付けて原料ガスの一部を除去すること、あるいは、原料ガス供給管から供給される原料ガスよりも希釈された原料ガスを供給することで窒化物半導体層、特に、AlGaN層を形成した場合、組成比および膜厚の両方において、均一なAlGaN層を形成することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来の窒化物半導体層の成長装置を示す概略断面図。
【図2】 本発明の窒化物半導体層の成長装置を示す概略上面図(A)および概略断面図(B)、(C)。
【図3】 従来の方法により成長させた場合の窒化物半導体層の膜厚のプロファイル。
【図4】 本発明による原料ガス除去処理を行なって成長させた場合の窒化物半導体層のプロファイル。
【符号の説明】
1・・・従来の窒化物半導体層の成長装置、
11・・・反応容器、
12・・・サセプター、
13・・・ヒータ、
14・・・反応ガス供給管、
15・・・副噴射管、
18・・基板、
19・・整流板、
2・・・本発明の窒化物半導体層の成長装置、
22・・・サセプター、
23・・・ヒータ、
24・・・原料ガス供給管、
24a・・・原料ガス、
25・・・第1のガス噴射管、
25a・・・不活性ガス、
26・・・第2のガス噴射管、
26a・・・不活性ガス、
28・・・基板、
29・・整流板。
Claims (2)
- 基板を搭載且つ回転させるサセプターと、
前記基板の一端から前記基板の表面に原料ガスを供給する原料ガス供給管と、
前記基板の表面に供給される原料ガスを押圧する押圧ガスを前記基板に対して45°以上90°以下の角度で噴射する第1のガス噴射管と、
を有する窒化物半導体層の成長装置であって、
前記基板を回転させながら前記基板の表面に前記原料ガス及び前記押圧ガスをそれぞれ噴射して窒化物半導体層を成長させた時に、前記基板上において、該基板中央近傍の膜厚の小さい前記窒化物半導体層が形成される領域を第1領域とし、該第1領域周辺の少なくとも前記第1領域の前記窒化物半導体層より膜厚の大きい前記窒化物半導体層が形成される領域を第2領域として、
該第2領域に供給される前記原料ガスに対して不活性ガスを噴射する第2のガス噴射管が、前記基板の中心に対して前記原料ガス供給管の反対側に設けられ、
さらに、該第2のガス噴射管は、該第2のガス噴射管から噴射されるガスのフロー方向に垂直且つ前記基板の中心を通る断面において、前記第2領域上に位置し、該第2のガス噴射管から噴射されるガスのフロー方向は前記基板の回転方向と逆方向であることを特徴とする窒化物半導体層の成長装置。 - 基板を搭載且つ回転させるサセプターと、
前記基板の一端から前記基板の表面に原料ガスを供給する原料ガス供給管と、
前記基板の表面に供給される原料ガスを押圧する押圧ガスを前記基板に対して45°以上90°以下の角度で噴射する第1のガス噴射管と、
を有する窒化物半導体層の成長装置であって、
前記基板を回転させながら前記基板の表面に前記原料ガス及び前記押圧ガスをそれぞれ噴射して窒化物半導体層を成長させた時に、前記基板上において、該基板中央近傍の膜厚の小さい前記窒化物半導体層が形成される領域を第1領域とし、該第1領域周辺の少なくとも前記第1領域の前記窒化物半導体層より膜厚の大きい前記窒化物半導体層が形成される領域を第2領域として、
該第2領域に供給される前記原料ガスに対して前記原料ガス供給管から供給される原料ガスよりも希釈された原料ガスを噴射する第2のガス噴射管が、前記基板の中心に対して前記原料ガス供給管の反対側に設けられ、
さらに、該第2のガス噴射管は、該第2のガス噴射管から噴射されるガスのフロー方向に垂直且つ前記基板の中心を通る断面において、前記第2領域上に位置し、該第2のガス噴射管から噴射されるガスのフロー方向は前記基板の回転方向と逆方向であることを特徴とする窒化物半導体層の成長装置。
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