JP4096018B2 - 苦瓜種子加工食品又は不妊等の改善食品若しくは改善薬とその製造方法 - Google Patents

苦瓜種子加工食品又は不妊等の改善食品若しくは改善薬とその製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、苦瓜の種子の殻以外を用いた苦瓜種子加工食品又は不妊治療食品、中性脂肪改善食品、肝機能改善食品若しくはアトピー改善食品又は不妊治療薬、中性脂肪改善薬、肝機能改善薬若しくはアトピー改善薬とこれらの製造方法に関する。
本発明の発明者は、苦瓜の種子を用いた不妊治療やダイエット治療、アロマセラピーを約22年間にわたった行っているが、最近その過程で驚嘆に値する治療効果を体験している。すなわち、一般に言われている糖尿病患者のだるさの改善などのほかに、不妊治療に顕著な効果が現れたことである。また、中性脂肪改善や肝機能改善、アトピー改善などの効果が確認された。
これに対し、特開2002−205953号公報によると、安全性が高く副作用の少ない、実用に供しうる抗腫瘍組成物並びに該抗腫瘍組成物を含有する医薬品及び食品を提供すべく、苦瓜種子油又はリパーゼによる加水分解処理を行なって得られるα−エレオステアリン酸含有グリセリドを濃縮した苦瓜種子油を含有することを特徴とする抗腫瘍組成物、医薬品、食品が提案されている。
また、特開2004−173535号公報によると、生理活性の高い共役脂肪酸を含む家畜肉及び家禽卵、これらを得るための安全な飼料、並びに、該家畜肉又は該家禽卵から得られる共役脂肪酸又は共役脂肪酸含有油脂を提供するべく、苦瓜又は苦瓜由来物を含有する飼料、該飼料を与えて飼育された家禽から得られる共役リノール酸含有家禽卵、該飼料を与えて飼育された家畜から得られる共役リノール酸含有家畜肉、及び、該家禽卵又は該家畜肉から得られる、共役リノール酸又は共役リノール酸含有油脂が提案されている。
特開2002−205953 特開2004−173535
このように苦瓜の種子を有効利用するには、種子だけを大量に採取する必要があるが、その作業が極めて面倒である。特許文献1では、先ず苦瓜種子から殻を取り除いてから、種子のみを真空凍結乾燥した後、粉砕する手法が開示されているが、水分の多い生の苦瓜種子から殻を取り除いて、種子だけを採取するのは困難で、機械化や量産化が期待できない。特に、苦瓜果実から取り出した生の種子は保存性が悪いので、素早く短期間に乾燥処理しないと、カビが生えたりして、原料として使用不能となることが多い。しかも、種子の殻中に種子が実際に入っているのは20〜30%前後と少ないので、殻を取り除いても無駄に終わるケースが多い。特許文献2でも、効率的に種子だけを採取する手法は開示されていない。そのため、苦瓜種子を原料とする加工食品や各種の治療食品、各種症状の改善薬などの製品を量産する場合の支障になっている。
本発明の技術的課題は、このような問題に着目し、前記のように内部の種子だけを採取するのが困難な苦瓜種子において、殻中の種子だけを効果的に採取して衛生的に高品質の粉末を実現し、加工食品や各種の治療食品、各種症状の改善薬などの製品を量産可能とすると共に不妊治療や中性脂肪改善、肝機能改善、アトピー改善などの効能のある食品や薬品を実現することにある。
本発明の技術的課題は次のような手段によって解決される。請求項1は、苦瓜の乾燥させた種子の殻から種子を取り出して蒸気殺菌した後、一旦乾燥させてから粉砕し、その後70℃以上で炒ってから微粉砕し、さらに再度70℃以上で炒って殺菌乾燥することを特徴とする苦瓜種子加工食品の製造方法である。
このように、苦瓜種子加工食品を製造する際に、苦瓜の乾燥させた種子の殻から種子を取り出して蒸気殺菌した後、一旦乾燥させてから粉砕し、その後70℃以上で炒ってから微粉砕し、さらに再度70℃以上で炒って殺菌乾燥する方法を採っているため、乾燥と2度の焙煎により殺菌とカビ防止が確実となり、製品状態における品質の低下を防止し長期保存が可能となる。
すなわち、ステップS9で粉砕した粉末を炒ることでさらに乾燥され、かつ加熱殺菌されるので、そのまま製品にしたり、薬品や健康補助食品の原料にしても安全である。あるいは、次工程の粉末化処理が容易になる。こうして焙煎で水分がさらに蒸発し、かつ殺菌した後の粉末を、ステップS11で再度粉砕して微粉末化する。このように微粉末化すると、後工程におけるカプセル封入や錠剤化が容易になる。しかも、微粉末なため、摂取した際の人体への吸収が容易で効率的となり、品質的にも粒度が一定し均一化される。あるいは、薬品などを抽出する際にも効率的に抽出できる。また、薬原料とする場合、汚染されていない、高品質の原料となる。
請求項2は、前記の微粉砕して再度70℃以上で炒って殺菌乾燥してなる微粉末をカプセルに収納するか加圧して錠剤状に成型することを特徴とする請求項1に記載の苦瓜種子加工食品の製造方法である。
このように、前記の微粉砕して再度70℃以上で炒って殺菌乾燥してなる微粉末をカプセルに収納するか加圧して錠剤状に成型する方法であるため、既存の技術によって容易に、保存性が良く使用し易い形態の苦瓜種子加工食品を量産化できる。
請求項3は、苦瓜の乾燥させた種子の殻から種子を取り出して蒸気殺菌した後、一旦乾燥させてから粉砕し、その後70℃以上で炒ってから微粉砕し、さらに再度70℃以上で炒って殺菌乾燥してなる微粉末を、苦瓜種子の成分を抽出するための原料とすることを特徴とする苦瓜種子の利用方法である。
このように、請求項1記載の製法で製造した苦瓜種子の微粉末を、苦瓜種子の成分を抽出するための原料とするため、苦瓜種子の成分を含有する薬品を容易に量産できる。その結果、苦瓜種子中の種子成分を抽出して、この抽出物を含ませて不妊治療薬や中性脂肪改善薬、肝機能改善薬、アトピー改善薬にすると、粉末を経口摂取する場合に比べると、早い効果が期待できる。また、飲料その他の苦瓜種子加工食品や不妊治療食品、中性脂肪改善食品、肝機能改善食品、アトピー改善食品にすることもでき、粉末とは異なる需要や用途が期待できる。
請求項4は、請求項1記載の製造方法により、苦瓜の乾燥させた種子の殻から種子を取り出して蒸気殺菌した後、一旦乾燥させてから粉砕し、その後70℃以上で炒ってから微粉砕し、さらに再度70℃以上で炒って殺菌乾燥させてなることを特徴とする苦瓜種子加工食品である。
このように、請求項1記載の製造方法により、苦瓜の乾燥させた種子の殻から種子を取り出して蒸気殺菌した後、一旦乾燥させてから粉砕し、その後70℃以上で炒ってから微粉砕し、さらに再度70℃以上で炒って殺菌乾燥させてなる苦瓜種子加工食品を摂取すると、体温の上昇や倦怠感の緩和の効果が得られ、また不妊治療の効果も現れる。また、脂肪燃焼や代謝作用の促進による疲労回復や滋養強壮、免疫力の向上などの効果が期待でき、特に不妊治療食品としての利用が期待できる。さらに、中性脂肪改善や肝機能改善、アトピー改善などのための食品としても有望である。
また、微粉砕し微粉末化すると、苦瓜種子加工食品として或いは不妊治療食品、中性脂肪改善食品、肝機能改善食品若しくはアトピー改善食品として摂取が容易になり、かつ摂取効率も向上する。
苦瓜種子の微粉砕粉末の使い方は、そのままの状態で摂取してもよいが、みそ汁などに入れて飲んだり、水や湯や牛乳、ヨーグルトなどに溶いて摂取することもできる。或いは、パンや菓子などの生地に練り込んで用いることも可能である。炒めものや茶碗蒸しなどにして食べることも可能で、多種多様の摂取方法が考えられる。
請求項5は、請求項2記載の製造方法により、請求項1記載の微粉砕して再度70℃以上で炒って殺菌乾燥してなる微粉末をカプセルに収納するか加圧して錠剤状に成型してなることを特徴とする請求項4に記載の苦瓜種子加工食品である。
このように、前記の乾燥苦瓜種子の微粉末をカプセルに封入するか加圧して錠剤状に成型してなる苦瓜種子加工食品は、摂取が容易になると共に保存性も向上するほか、携帯したりする際の取り扱い管理も簡便になり、苦瓜種子加工食品や不妊治療食品、中性脂肪改善食品、肝機能改善食品、アトピー改善食品としても有効である。
請求項6は、請求項3記載のように、苦瓜の乾燥させた種子の殻から種子を取り出して蒸気殺菌した後、一旦乾燥させてから粉砕し、その後70℃以上で炒ってから微粉砕し、さらに再度70℃以上で炒って殺菌乾燥してなる微粉末からなることを特徴とする苦瓜種子の成分を抽出するための原料である。
このように、苦瓜の乾燥させた種子の殻から種子を取り出して蒸気殺菌した後、一旦乾燥させてから粉砕し、その後70℃以上で炒ってから微粉砕し、さらに再度70℃以上で炒って殺菌乾燥してなる微粉末からなる苦瓜種子の成分を抽出するための原料を用いると、薬品などを抽出する際にも効率的に抽出できる。そのため、医薬品を製造する際の種子成分抽出に便利であり、苦瓜種子の成分を抽出し、不妊治療薬や中性脂肪改善薬、肝機能改善薬、アトピー改善薬を製造することが可能になる。
なお、抽出方法は、微粉砕粉末を湯で煮出したり蒸留したり、焼酎その他のアルコールに浸漬して抽出するなどの方法があり、抽出方法は限定されない。
請求項1のように、苦瓜種子加工食品を製造する際に、苦瓜の乾燥させた種子の殻から種子を取り出して蒸気殺菌した後、一旦乾燥させてから粉砕し、その後70℃以上で炒ってから微粉砕し、さらに再度70℃以上で炒って殺菌乾燥する方法を採っているため、乾燥と2度の焙煎により殺菌とカビ防止が確実となり、製品状態における品質の低下を防止し長期保存が可能となる。
すなわち、乾燥後に粉砕した粉末を炒ることでさらに乾燥され、かつ加熱殺菌されるので、そのまま製品にしたり、薬品や健康補助食品の原料にしても安全である。あるいは、次工程の粉末化処理が容易になる。こうして焙煎で水分がさらに蒸発し、かつ殺菌した後の粉末を、ステップS11で再度粉砕して微粉末化するので、後工程におけるカプセル封入や錠剤化が容易になる。しかも、微粉末なため、摂取した際の人体への吸収が容易で効率的となり、品質的にも粒度が一定し均一化される。あるいは、薬品などを抽出する際にも効率的に抽出できる。また、薬原料とする場合、汚染されていない、高品質の原料となる。
請求項2のように、前記の微粉砕して再度70℃以上で炒って殺菌乾燥してなる微粉末をカプセルに収納するか加圧して錠剤状に成型する方法であるため、既存の技術によって容易に、保存性が良く使用し易い形態の苦瓜種子加工食品を量産化できる。
請求項3のように、請求項1記載の製法で製造した苦瓜種子の微粉末を、苦瓜種子の成分を抽出するための原料とするため、苦瓜種子の成分を含有する薬品を容易に量産できる。その結果、苦瓜種子中の種子成分を抽出して、この抽出物を含ませて不妊治療薬や中性脂肪改善薬、肝機能改善薬、アトピー改善薬にすると、粉末を経口摂取する場合に比べると、早い効果が期待できる。また、飲料その他の苦瓜種子加工食品や不妊治療食品、中性脂肪改善食品、肝機能改善食品、アトピー改善食品にすることもでき、粉末とは異なる需要や用途が期待できる。
請求項4のように、請求項1記載の製造方法により、苦瓜の乾燥させた種子の殻から種子を取り出して蒸気殺菌した後、一旦乾燥させてから粉砕し、その後70℃以上で炒ってから微粉砕し、さらに再度70℃以上で炒って殺菌乾燥させてなる苦瓜種子加工食品を摂取すると、体温の上昇や倦怠感の緩和の効果が得られ、また不妊治療の効果も現れる。また、脂肪燃焼や代謝作用の促進による疲労回復や滋養強壮、免疫力の向上などの効果が期待でき、特に不妊治療食品としての利用が期待できる。さらに、中性脂肪改善や肝機能改善、アトピー改善などのための食品としても有望である。
また、微粉砕し微粉末化すると、苦瓜種子加工食品として或いは不妊治療食品、中性脂肪改善食品、肝機能改善食品若しくはアトピー改善食品として摂取が容易になり、かつ摂取効率も向上する。
苦瓜種子の微粉砕粉末の使い方は、そのままの状態で摂取してもよいが、みそ汁などに入れて飲んだり、水や湯や牛乳、ヨーグルトなどに溶いて摂取することもできる。或いは、パンや菓子などの生地に練り込んで用いることも可能である。炒めものや茶碗蒸しなどにして食べることも可能で、多種多様の摂取方法が考えられる。
請求項5のように、前記の乾燥苦瓜種子の微粉末をカプセルに封入するか加圧して錠剤状に成型してなる苦瓜種子加工食品は、摂取が容易になると共に保存性も向上するほか、携帯したりする際の取り扱い管理も簡便になり、苦瓜種子加工食品や不妊治療食品、中性脂肪改善食品、肝機能改善食品、アトピー改善食品としても有効である。
請求項6のように、苦瓜の乾燥させた種子の殻から種子を取り出して蒸気殺菌した後、一旦乾燥させてから粉砕し、その後70℃以上で炒ってから微粉砕し、さらに再度70℃以上で炒って殺菌乾燥してなる微粉末からなる苦瓜種子の成分を抽出するための原料を用いると、薬品などを抽出する際にも効率的に抽出できる。そのため、医薬品を製造する際の種子成分抽出に便利であり、苦瓜種子の成分を抽出し、不妊治療薬や中性脂肪改善薬、肝機能改善薬、アトピー改善薬を製造することが可能になる。
次に本発明による苦瓜種子加工食品又は不妊等治療食品若しくは各種治療薬とその製造方法が実際上どのように具体化されるか実施形態を説明する。図1は本発明による苦瓜種子採取方法を示すための苦瓜種子の断面図であり、(1)図のように、苦瓜種子1は、比較的硬い殻2の中に種子3が入っている。なお、種子3は、薄い軟質の皮膜4で被覆されている。
本発明の方法では、この苦瓜種子1を充分に天日乾燥させてから、殻2を人手で又は機械的に破砕して割ってから、殻2を除去し、内部の種子3を手作業で取り出し採取すると、(2)図のように皮膜4つきの種子3が露出する。乾燥状態の苦瓜種子1を1個ずつ人手で破砕するのは面倒で、作業性が悪いので、図2のような破砕装置を用いるのがよい。この図で、5はエンドレスのベルトコンベアであり、前後のローラ6、7に掛け回してある。
終端側のローラ6の上側に対向ローラ8を配設してあり、ベルトコンベア5上に乾燥苦瓜種子1を載せて、矢印a1のように一方向に走行させると、苦瓜種子1はローラ6と8の間に移送される。そして、上下のローラ8、6間に到達すると、上下のローラ8と6間に挟まれて殻2が破砕される。次いで、矢印a2方向に落下するので、これを集めて殻2を除去すると、図1(2)のように、内部の種子3が採取できる。ローラ8・6の間隔を、内部の種子3のサイズより大きくすることで、内部の種子3は破損しないで、殻2だけを破砕するのが望ましい。なお、薄い皮膜4は除去する必要はない。
苦瓜種子の殻2中の種子の存在率は低いが、図示の装置を使用すれば、殻2の破砕は自動的に行われるので、種子3が実際に入っているかどうかを判別する際の前処理としては能率的で種子採取の量産化に適している。
図3は、図2の装置を用いて苦瓜種子加工食品や各種の改善食品、治療薬を製造する方法を工程順に示すフローチャートである。まず、ステップS1に示す苦瓜生果を、ステップS2のように縦に切って2分割し、内部の中綿を取り出す。中綿を除去した後の生果は調理や苦瓜製品の製造に利用する。中綿の中に多数の種子が埋まっているので、ステップS3のようにこれらの種子を取り出す。そして、多数の種子をまとめて、ステップS4のように、乾燥処理する。乾燥手法は特に限定しないが、例えば室外に拡げて天日で約10日間程度干すと、適度に乾燥される。夏場の直射日光で約10日間干すと、内部の種子3も充分に乾燥しており、カビが生えたりするのを防止でき、また紫外線によってビタミンDが生成される。なお、温風乾燥その他の機械乾燥も可能である。ただし、カビ防止の上では、殻2ごと乾燥させることが必要である。
ステップS5のように、乾燥後の苦瓜種子を、図2のような破砕装置を用いて、上下のローラ8、6間に移送し、乾燥状態の殻2を軽く潰して破砕する。次いで、ステップS6のように、割れた殻を手作業で取り除いて、内部の種子を取り出し採取する。通常、外見上は遜色の無い種子であっても、殻を破砕してみると、採取可能な種子が存在するケースは約20〜30程度であって、不良品が多いので、乾燥殻2の破砕は自動化が好ましいが、内部の種子3も割れる場合も多い。したがって、内部の種子3の割れ防止と高齢者や施設居住者の就労の機会確保の観点からは、手で殻2を割って中身3を取り出すことが望ましい。
こうして大量に殻内部の乾燥種子を集めてから、よく洗浄して、ゴミなどを除去してから、ステップS7のように、100℃以上の蒸気で1分以上(好ましくは2分間)蒸して殺菌する。次いで、ステップS8のように、乾燥機で3時間以上(好ましくは5〜6時間)乾燥処理してから、ステップS9のように、第1回目の粉砕処理を行なう。粉砕処理は、粉挽き機やミキサー、臼などによって可能であり、手法は特に限定しない。また、1回の粉砕作業でも可能ではあるが、次のようにして2回の粉砕処理を行なうとより効果的である。
ステップS10のように、ステップS9で粉砕した粉末を70℃以上の温度で1分以上(好ましくは1分30秒)炒って殺菌する。この焙煎によって、さらに乾燥され、かつ加熱殺菌されるので、そのまま製品にしたり、薬品や健康補助食品の原料にしても安全である。あるいは、次工程の粉末化処理が容易になる。こうして焙煎で水分がさらに蒸発し、かつ殺菌した後の粉末を、ステップS11で再度粉砕して微粉末化する。このように微粉末化すると、後工程におけるカプセル封入や錠剤化が容易になる。しかも、摂取した際の人体への吸収が容易で効率的となり、品質的にも粒度が一定し均一化される。あるいは、薬品などを抽出する際にも効率的に抽出できる。
こうして微粉末化した後、ステップS12で再度70℃以上の温度で1分以上(好ましくは1分30秒)炒って再度殺菌乾燥した後、粉末製品として出荷する。この粉末製品は、そのまま経口摂取してもよいが、水や湯や牛乳、ヨーグルトなどに溶かして飲んでもよいし、みそ汁などに入れて飲んでもよい。或いは、パンや菓子などの生地に練り込んで用いることも可能である。薬品として抽出する場合の原料にすることもできる。
あるいは、ステップS13において、詰め機を用いて微粉末をカプセルに封入して製品にする。又は、粉末状態で加圧して錠剤化してもよい。顆粒状に形成したりすることも可能であり、水分や油脂その他を加えて練り状にすることも可能である。このようにして、ステップS14のように、苦瓜種子加工食品や症状の改善食品や治療薬が完成する。
以上のように、乾燥種子を蒸気で蒸して加熱殺菌したり、焙煎処理することによって、充分に殺菌乾燥してあるので、苦瓜種子加工食品や不妊等の治療食品、各種の治療薬を製造した場合に、安全である。表1は、前記のようにして完成したカプセル製品の粉末の成分分析結果である。なお、検体名「緑の魔法」は、本発明の苦瓜種子粉末製品の登録商標であり、依頼者「株式会社結コラボレーション」は本発明の出願人が代表を勤める企業である。
Figure 0004096018
表1からも明らかなように、亜鉛とマグネシウムの含有量が多い。なお、共役リノレン酸に関しては、含有量検出が国内優先出願日に間に合わなかった。
本発明者は、苦瓜種子を粉末化して、ダイエットやアロマセラピーを目的に約22年間にわたって使用してきた結果、不妊治療に顕著な効果を発揮することを知見した。すなわち、22年間に約200名の女性が妊娠に成功した。3年ほど前から不妊治療客が増えたが、特に去年1年間は、約50名が妊娠した。今年は、47名が妊娠に成功した。
口コミにより35〜40歳の女性客が多いが、肥満女性には苦瓜種子粉末でダイエット治療したり、ハーブでマッサージしたりしてホルモンバランスを整え、かつ精神的にリラックスさせることに集中した。同時に苦瓜の種子粉末を摂取させると、体温が上昇すると共に生理も順調になった。これは、脂肪などの燃焼効率や代謝作用の向上に起因するものと思われる。このような結果が、妊娠の成功につながったものと思われる。並行して、種子粉末を持参させて、試しに夫にも摂取させたところ、顕著な効果が確認された。すなわち、不妊治療目的の通院先で精子検査を受けたところ、以前より精子数が増え、精子の運動量も増えた。
通院先の医師のカルテ(精液所見)によると、ある患者47歳は、精子数と精子の運動率がそれぞれ、2000年1月下旬に28×106 、32%、2000年3月上旬に9×106 、11%、2000年5月下旬に22×106 、54%、2000年7月中旬に39×106 、75%、2000年11月上旬に40×106 、63%というように徐々に改善され、平成17年11月に自然妊娠に成功し、平成18年7月出産予定であったが、本発明者が注意してあったにも係わらず、夫の転勤先の福岡で引っ越しの手伝いをしたのが災いして流産に終わった。
また、別のある患者40歳は、45歳の夫の精子数、精子運動量が改善した。種子粉末の摂取期間は平成16年7月〜平成17年6月で、その間に自然妊娠に成功し、平成18年2月に無事女子を出産し、好結果が得られた。
このようにカルテに基づくデータは少ないが、多くのカップルが出産に成功したため、この二人のほかの妊娠に成功した7名に関して、本発明者が得た情報を整理すると表2のとおりである。本発明による苦瓜種子粉末を摂取した後の体調変化その他の参考例も入手し、併記してある。
Figure 0004096018
以上のように本発明の苦瓜種子粉末を摂取した男性の体験談を総合すると、(1).疲れが溜まらなくなった、(2).体中が熱く、汗が出るほどだ、(3).黄色に濁っていた目の濁りが無くなった、などのような改善が多く、好結果が確認された。このような体調の好転が特に精子の状態にも好影響を来したものと思われるので、本発明による苦瓜種子粉末は、単に男女の体調増進目的だけでなく男性の不妊治療目的にも特に有効と思われる。
その後、沖縄県糸満市の不妊治療専門「ALBA OKINAWA CLINIC」の徳永義光医師に苦瓜種子粉末の効果検証を依頼した結果、表3のようなデータが得られた。
Figure 0004096018
前記表3は、不妊治療中最も妊娠の可能性の低い5名であるが、服用して4〜5か月で、その中の3名が自然妊娠に成功した。表3からも明らかなように、数値の増減のバラツキはあるものの、精子量の増加や精子濃度の向上、精子運動率のアップ、運動精子数の増加など、顕著な効果が現れている。このように、大幅な改善が自然妊娠に結びついたものと思われる。なお、自然妊娠に成功したのは、表3中のY.Y.氏とY.U.氏とS.Y.氏の3名である。なお、Y.Y.氏は睾丸の腫瘍手術をしたにも係わらず、術後2か月で自然妊娠に成功した。
また、徳永義光医師から次のような検証報告を受けた。
「 男性不妊症患者に対するゴーヤー種子粉末の投与の効果
ALBA OKINAWA CLINIC 徳永義光
目的:男性不妊に対する治療は従来から子宮内精子注入(人工授精)や体外受精が中心で、精子数総数や運動精子数を増やす根治療法はあまり行われていない。また精子形成改善に対するクロミフェン療法、ゴナドトロピン療法も効果は不定である。近年葉酸、ビタミンB、C、Eまた健康補助食品が精子形成に好影響をもたらすことが報告されている。今回共役リノレン酸を主成分とする「ゴーヤー種子」を男性不妊症患者に投与し精液所見の改善効果を検討した。
方法:5名の乏精子症、精子無力症、受精障害患者に対してゴーヤー種子粉末を1日1〜2カプセル、2〜7ヶ月間投与し投与前と投与後に精液検査を行った。
結果:結果の詳細は別紙(前記表3)に示す。5例中4例で運動精子数の改善を認めた。また運動精子数の増加を認めた4例中2例(顕微受精でも受精しなかったが治療後顕微授精・自然周期)と、運動精子数は減少したものの運動率が改善した1例(自然周期)で妊娠に至った。
考察:ゴーヤー種子は運動精子数を増やすことで男性不妊症患者の治療効果を期待できると思われる。これからその作用機序の解明が求められる。」
以上のように、苦瓜種子粉末を食品として摂取すると男性の不妊治療に好結果が得られたということは、苦瓜種子の成分を抽出すれば、飲み薬その他の薬品としても不妊治療の効能が期待できる。少なくとも、薬品の原料として利用できる。清涼飲料などの食品として摂取することも可能となる。
その後、口コミによって本発明の苦瓜種子粉末品を購入し試用した後の試験結果を入手し、精査したところ、48歳のT氏(男性)は、2005年9月7日の入院ドックの検査で中性脂肪167 、総コレステロール192 、HDL コレステロール53、LDL コレステロール105 であったのが、1年後の2006年9月20日の検査で中性脂肪92、総コレステロール169 、HDL コレステロール50、LDL コレステロール100 とそれぞれ低減した。また、38歳のK氏(女性)は、平成17年の検査で、中性脂肪130 、総コレステロール175 、HDL コレステロール60、LDL コレステロール89であったのが、1年後の平成18年の検査で中性脂肪95、総コレステロール169 、HDL コレステロール102 、LDL コレステロール54にそれぞれ低減した。ただし、中性脂肪のみわずかに増加したか、各コレステロール値は低減しているので、好結果に結びついている。このように、本発明の苦瓜種子粉末を摂取することで、中性脂肪やコレステロール値を改善する効果があると思われる。
さらに、前記のT氏(男性)は、2005年9月7日の入院ドックの検査でGOTが31、GPTが38、γ−GTPが47、ALPが184、LDHが195であったのが、1年後の2006年9月20日の検査では、GOTが17、GPTが18、γ−GTPが21、ALPが170、LDHが171とそれぞれ大幅に低減している。また、前記のK氏(女性)は、平成17年の検査で、GOTが24、GPTが37、γ−GTPが64、ALPが116、LDHが……であったのが、1年後の平成18年の検査では、GOTが17、GPTが20、γ−GTPが16、ALPが112、LDHが264とそれぞれ低減している。特に、GPTとγ−GTPは、正常範囲を越えていたのが、1年後には正常範囲に治癒している。中でも、女性のγ−GTPは30IU/L以下が正常範囲であるにも係わらず、平成17年には、64のγ−GTPが16に低減しており、改善効果が顕著である。このように、本発明の苦瓜種子粉末を摂取することで、肝機能の改善効果の大きいことも認められる。
さらに、本発明の苦瓜種子粉末を摂取することで、アトピーの改善効果も現れている。前記のT氏(男性)は幼少の頃よりアトピーがひどく、悩んでいたが、平成15年7月より本発明の苦瓜種子粉末を服用し始めたところ、服用して1年間はアトピーは全く出なかった。ただし、約1年後から、手を中心にアトピーが再発し始めた。身体の改善(精子・中性脂肪・コレステロール・肝機能等)を実感していたため、本人の強い希望により服用を続けた。そして、約1か月後、身体中に出ていたアトピーが跡形も無く、スべスベの肌になった。本人の感想は、「今までと全く違っていた、幼い頃からの薬や身体中の毒が出て行くようだった。」という。
このように、本発明による苦瓜種子粉末を摂取することで各種の改善効果が現れているのは、例えば35℃台の体温が36.3℃台に上がっているなど、低体温が改善されていることからも明らかで、前記のように、脂肪などの燃焼効率の向上、代謝作用の改善が奏効しているものと思われる。その結果、ダイエット効果のほか、免疫力が向上することで、各種症状の改善につながったものと思料される。したがって、本発明による苦瓜種子粉末から苦瓜成分を抽出して用いることで、不妊治療薬や中性脂肪改善薬、肝機能改善薬、アトピー改善薬を製造することも可能となる。
以上のように、本発明による苦瓜種子の粉末を摂取することで、特に不妊治療に顕著な結果が現れた。また、中性脂肪や肝機能、アトピーの改善効果も得られている。そのため良質の種子粉末が大量に必要となったが、本発明の製法によると、カビなどを確実に防止して衛生的で良質な苦瓜種子粉末を量産でき、苦瓜種子加工食品や不妊などの治療食品、中性脂肪などの改善薬を大量生産可能な目処がつき、産業化も可能となった。
本発明による苦瓜の種子採取方法を示す苦瓜種子の断面図である。 苦瓜種子の殻の破砕装置を示す側面図である。 苦瓜種子加工食品や不妊等治療食品・薬品を製造する方法を工程順に示すフロ ーチャートである。
符号の説明
1 殻つきの苦瓜種子
2 殻
3 殻中の種子
4 皮膜
5 ベルトコンベア
6・7 ローラ
8 対向ローラ

Claims (6)

  1. 苦瓜の乾燥させた種子の殻から種子を取り出して蒸気殺菌した後、一旦乾燥させてから粉砕し、その後70℃以上で炒ってから微粉砕し、さらに再度70℃以上で炒って殺菌乾燥することを特徴とする苦瓜種子加工食品の製造方法。
  2. 前記の微粉砕して再度70℃以上で炒って殺菌乾燥してなる微粉末をカプセルに収納するか加圧して錠剤状に成型することを特徴とする請求項1に記載の苦瓜種子加工食品の製造方法。
  3. 苦瓜の乾燥させた種子の殻から種子を取り出して蒸気殺菌した後、一旦乾燥させてから粉砕し、その後70℃以上で炒ってから微粉砕し、さらに再度70℃以上で炒って殺菌乾燥してなる微粉末を、苦瓜種子の成分を抽出するための原料とすることを特徴とする苦瓜種子の利用方法。
  4. 請求項1記載の製造方法により、苦瓜の乾燥させた種子の殻から種子を取り出して蒸気殺菌した後、一旦乾燥させてから粉砕し、その後70℃以上で炒ってから微粉砕し、さらに再度70℃以上で炒って殺菌乾燥させてなることを特徴とする苦瓜種子加工食品。
  5. 請求項2記載の製造方法により、請求項1記載の微粉砕して再度70℃以上で炒って殺菌乾燥してなる微粉末をカプセルに収納するか加圧して錠剤状に成型してなることを特徴とする請求項4に記載の苦瓜種子加工食品。
  6. 請求項3記載のように、苦瓜の乾燥させた種子の殻から種子を取り出して蒸気殺菌した後、一旦乾燥させてから粉砕し、その後70℃以上で炒ってから微粉砕し、さらに再度70℃以上で炒って殺菌乾燥してなる微粉末からなることを特徴とする苦瓜種子の成分を抽出するための原料。
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