JP4094483B2 - 配電系統監視制御装置 - Google Patents

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  • Remote Monitoring And Control Of Power-Distribution Networks (AREA)
  • Emergency Protection Circuit Devices (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は配電系統の系統状態を監視制御する配電系統監視制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、配電系統に故障が発生した場合、一般に次のような故障地点判定方法が採用されている。すなわち、各開閉器の故障電流検出リレーの故障検出信号と、配電区間相互が電気的にどのように接続されているかを示すつながり情報とから故障電流の流れた経路を把握し、この経路の末端部分が故障地点であると判定する方法である。
【0003】
ここで、つながり情報とは、配電区間相互がどのように接続されているかを示す情報、配電線用遮断器の投入・遮断状態信号および開閉器の開閉状態信号から得られる情報である。
【0004】
各開閉器に装備した故障電流検出リレーの整定値設定は、故障電流検出リレーを開閉器に新たに装備する場合や、故障電流検出リレーの不正動作が度重なった場合などに実施しており、配電系統の一時的な変化に伴う整定値設定は実施していなかった。
【0005】
このため、配電系統が系統操作などによって変化した場合または配電系統が拡張または変更などによって変化した場合など、配電線用遮断器の故障電流検出リレーおよび配電系統を構成する各開閉器の故障電流検出故障電流検出リレー間の保護協調がとれていない状態(故障電流を検出できない故障電流検出リレーや正常な範囲であっても故障電流として検出してしまう故障電流検出リレーが存在する状態)で配電系統の運用が長い時間継続されることが懸念される。
【0006】
また、配電系統に流れる電流が電力需要の推移により変化した場合は、配電線用遮断器の故障電流検出リレーおよび配電系統を構成する各開閉器の故障電流検出リレーに当初設定した整定値が不適切な値となり、この場合も故障電流を検出できないかまたは正常な電流でも故障電流として検出してしまうという事態を招くことも懸念される。
【0007】
【発明が解決しようとしている課題】
このように各故障電流検出リレー間で保護協調がとれていない状態になったり、電力需要の推移により当初設定した整定値が不適切な状態になると、故障電流の流れた経路を正しく把握することができなくなり、その結果として故障地点が判定できないとか、もしくは故障地点を誤判定するといった事態を招くことが懸念されていた。
【0008】
本発明の目的は、配電系統が系統操作、拡張または変更などによって変化した場合、あるいは配電系統に流れる電流が電力需要の推移により変化した場合であっても、配電線用遮断器および各開閉器にそれぞれ装備した故障電流検出リレー間で常に保護協調がとるようにして、故障地点判定の誤りを防止することのできる配電系統監視制御装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、請求項に係る配電系統監視制御装置の発明は、配電線用遮断器に接続され区分開閉器によって適宜の配電区間に区分された配電系統の各配電区間相互がどのように接続されているかを示す情報および配電線用遮断器の投入遮断状態信号および開閉器の開閉状態信号から得られる配電区間相互が電気的にどのように接続されているかを示すつながり情報と、各配電線の負荷電流情報と、予め設定されているかあるいは遠方監視制御装置を介して取得した区間負荷電流情報と、配電系統を構成する各設備機器の諸元情報とを用いて、任意の系統故障について故障電流計算を行う故障電流計算手段と、前記任意の系統の故障情報を設定する故障情報設定手段と、故障電流計算手段を実行する時刻または周期を設定する時刻周期設定手段と、前記故障電流計算手段が算出した故障電流値から前記配電線用遮断器および開閉器に装備されている故障電流検出リレーの適正整定値を算出する適正整定値算出手段と、を有することを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。なお、各実施の形態の図を通して同一の要素および機能については、同一符号または関連符号をつけて対応させることにより説明を省略する。
【0013】
(第1の実施の形態)
図1は、本発明による配電系統監視制御装置の第1の実施の形態を示す構成図である。
図1において、DA、DBは配電線用遮断器FCB-AおよびFCB-Bによって図示しない変電所母線に接続された配電系統であり、一方の配電系統DAは区分開閉器SW-A、SW-BおよびSW-Cにより複数の配電区間DA1、DA2、DA3およびDA4に区分され、また他方の配電系統DBは区分開閉器SW-Eにより配電区間DB1、DB2に区分されている。そしてこれら配電系統DA、DBの末端区間DA4、DB2は区分開閉器SW-Dにより連係接続されている。この末端の接続部を連係点と言う。
【0014】
図示した配電系統の運用時は、連係点(黒丸印)の区分開閉器SW-Dは常開に、他の白丸印の区分開閉器は常閉にそれぞれ設定されている。このため、配電区間DA1、DA2、DA3およびDA4には配電線用遮断器FCB-Aを通して電力が供給され、一方配電区間DB1およびDB2には配電線用遮断器FCB-Bを通して電力が供給される。
【0015】
また、各配電線用遮断器FCB-AおよびFCB-B、各区分開閉器SW-A、SW-B、SW-C、SW-DおよびSW-Eにはそれぞれ故障電流検出リレーRy-FA、Ry-FB、Ry-A、Ry-B〜Ry-Eを装備している。
【0016】
102は遠方監視制御装置であり、配電線用遮断器FCB-A、FCB-Bの投入遮断状態信号、各開閉器SW-A、SW-B、SW-C、SW-D、SW-Eの開閉状態信号、各配電線の区間負荷電流、配電線用遮断器FCB-A、FCB-Bに装備した故障電流検出リレーRy-FA、Ry-FBの整定値等の入力情報を監視するとともに、各区間負荷電流情報、リレー整定値を後述する配電系統監視制御装置101に渡し、逆に後述する配電系統監視制御装置101からのリレー整定値設定情報を前記各故障電流検出リレーに渡すように機能する。
【0017】
前記配電系統監視制御装置101は、電子計算機等のディジタル演算装置によって構成される各種の機能実現手段の他に各種情報を格納する複数の情報ファイルを備えている。この機能実現手段は、前記遠方監視制御装置102を介して取得した上記配電線用遮断器の投入遮断状態信号、各開閉器の開閉状態信号および投入遮断信号と開閉器状態信号から作成する配電系統のつながり情報、配電線の各区間負荷電流情報および前記各故障電流検出リレーの情報や予め設定されている各種情報を用いて前記各配電線用遮断器および各開閉器を監視し、その監視結果に基づいて前記遠方監視制御装置102を介して前記故障電流検出リレーRy-A、Ry-B〜Ry-Eに対して整定値制御を行うように機能する。
【0018】
以下、配電系統監視制御装置101について詳細に説明する。配電系統監視制御装置101は、各種の情報を格納するファイルとして、リレー整定値設定情報ファイル105、負荷電流情報ファイル108、区間負荷電流情報ファイル109、負荷曲線情報ファイル603、つながり情報ファイル110および諸元情報ファイル111等の各種情報ファイルを備えている。
【0019】
ここで、前記リレー整定値設定情報ファイル105は、前記遠方監視制御装置102を介して取得した各配電線用遮断器FCB-AおよびFCB-Bの故障電流検出リレーRy-FA、Ry-FBの整定値を保持するファイルであり、負荷電流情報ファイル108とは、各配電線の負荷電流値を保存するファイルである。
【0020】
また、区間負荷電流情報ファイル109とは予め設定されているかあるいは前記遠方監視制御装置102を介して取得した配電線各区間の負荷電流情報をするファイルであり、負荷曲線情報ファイル603とは過去の実績または予測から導出した将来の負荷電流の変化を単位時間毎に表した情報を格納するファイルであり、諸元情報ファイル111とは配電系統を構成する各設備機器の定格値などの諸元情報を格納するファイルである。
【0021】
さらに、つながり情報ファイル110とは配電区間相互がどのように接続されているかを示す情報、配電線用遮断器の投入遮断状態信号および開閉器の開閉状態信号から得られる配電区間相互が電気的にどのように接続されているかを示すつながり情報を格納するファイルである。
【0022】
一方、配電系統監視制御装置101は、各種の機能実現手段として、整定値監視手段107、適正整定値算出手段104および整定値設定手段103等の機能実現手段を備えている。
【0023】
ここで、前記整定値監視手段107は、整定値監視条件106によって定められた周期や動作条件で監視制御対象の配電系統の状態変化を監視し、系統状態の変化によって、配電線用遮断器のリレー整定値と開閉器のリレー整定値との間に不整合が生じるかどうかを判定する。
【0024】
適正整定値算出手段104は、この整定値監視手段107から出力される前記故障電流検出リレーRy-A、Ry-B〜Ry-Eの整定値と前記ファイル105に設定されているリレー整定値設定情報とを比較して両者の保護協調がとれているかどうかの確認、すなわち、整定値監視手段107の出力とリレー整定値設定情報ファイル105の記憶内容とが同値であるか否かを確認し、同値の場合その整定値をそのまま出力し、同値でない場合開閉器のリレー整定値を遮断器のリレー整定値に合せるように整定値を算出して出力する。
【0025】
整定値設定手段103は、この適正整定値算出手段104から出力されたリレー整定値を前記遠方監視制御装置102に出力し、この遠方監視制御装置102から整定値設定対象の開閉器に装備されている故障電流検出リレーの設定制御を行う。
【0026】
図2は前記負荷電流情報ファイル108の構成の一例を示す図であり、各配電線遮断器FCB-A、FCB-B、FCB-C…FCB-nに接続される配電線DA、DB、DC…Dnに流れる負荷電流の値を格納している。図3は区間負荷電流情報ファイル109の構成の一例を示す図であり、図ではFCB-Aに接続される配電系統DAの各配電線DA1、DA2、DA3…DAnに流れる各区間負荷電流情報を格納している。また、図4は諸元情報を格納するファイルの構成の一例を示す図であり、配電系統を構成する各設備機器(配電線遮断器FCB,区分開閉器SW,区間…)毎に定格値等の諸元情報、例えば配電線遮断器FCBであれば、その結線方式、周波数、電圧…が、区分開閉器SWであれば容量…が、また各配電区間であれば経路長、インピーダンス、断面積…が、それぞれ格納されている。
【0027】
そして図6は負荷曲線情報ファイル603の構成の一例を示す図であり、各配電線DA、DB…、Dn、そして区分された各区間DA1、DA2…DAlは単位時間(0:00、1:00、…23:00)毎に過去の実績または予測から導出した将来の負荷電流値を記憶している。
【0028】
次に、以上のように構成した配電系統監視制御装置101の作用について説明する。整定値監視条件106によって動作条件が定義された整定値監視手段107は、遠方監視制御装置102が取得した監視制御対象である配電系統の状態情報を監視する。ここで配電系統の状態情報とは、遠方監視制御装置102を介して入力される配電系統構成設備機器(配電線遮断器、開閉器、各区間等)の入切状態情報、運用状態情報、異常状態情報や、運転員からの連絡を元に配電系統監視制御装置101内の設備機器情報を設定した内容およびリレー整定値などである。
【0029】
整定値監視手段107は、遠方監視制御装置102を介して入力される系統状態に変化があった場合、その変化により配電系統のリレー整定値に不整合が生じるかどうかを判定する。
【0030】
図1に示すように、当初配電系統DAおよびDBの連係点は区分開閉器SW-Dであったが、系統操作による配電系統状態の変化または系統操作を伴わない配電系統状態の変化により連係点が区分開閉器SW-DからSW-Bに変更されたとき、区分開閉器SW-Cの所属は当初の配電線用遮断器FCB-A側からFCB-B側に移り替わる。
【0031】
整定値監視手段107は、区分開閉器の所属替えが行われたとき、配電線用遮断器FCB-Aの故障電流検出リレーの整定値と、FCB-Bの故障電流検出リレーの整定値とが互いに異なっていたとすると、リレー整定値に不整合が生じると判定し、適正整定値算出手段104に対して整定値の更新が必要であることを通知する。例えば、FCB-A側の配電線は整定値が30[A]、FCB-B側の配電線は整定値が35[A]に設定されているものとする。そして前述のように区分開閉器SW-Cの所属が当初の配電線用遮断器FCB-A側からFCB-B側に変化したときに、区分開閉器SW-Cに装備されている故障電流検出リレーの整定値は、35[A]に切替わるべきところ、30[A]の状態になっている。
そこで、整定値監視手段107は区分開閉器SW-Cの故障電流検出リレーの整定値が30[A]という内容を出力する。
【0032】
適正整定値算出手段104は、整定値監視手段107の出力を入力して、この入力情報と前記リレー整定値設定情報ファイル105に格納されている情報とを比較し、前記区分開閉器SW-Cに対して該当するリレー整定値設定情報ファイル105に格納されている情報に基づいて、35[A]というリレー整定値を算出し、出力する。
【0033】
整定値設定手段103は、この適正整定値算出手段104の算出結果を受けて遠方監視制御装置102を介して該当する区分開閉器SW-Cに装備された故障電流検出リレーの整定値を35[A]という適正な値に設定制御する。
【0034】
以上述べたように、第1の実施の形態によれば、配電系統に変化が発生し、変化後において区分開閉器に装備された故障電流検出リレーの整定値が変化しても、速やかに変化後の配電系統側の配電線用遮断器に装備された故障電流検出リレーと整合する整定値に再設定することができるため、配電系統に変化後も故障電流検出リレー間の保護協調がとれた状態を保持することができる。このように、常に故障電流検出リレー間の保護協調がとれるため、配電線用遮断器が遮断したのに、区分開閉器に装備した故障電流検出リレーが故障電流を検出しないというような不一致になる事態を防止することができ、故障地点判定の誤りを防止することができる。
【0035】
(第2の実施の形態)
図6は、本発明による配電系統監視制御装置の第2の実施の形態を示す構成図である。本実施の形態は、図6で示すように前記第1の実施の形態の一部の機能を変更したもので、前記第1の実施の形態がリレー整定値設定情報ファイル105の情報を遠方監視制御装置102を介して実際の配電系統からの情報を取り入れるのに対し、本実施の形態の場合は配電系統監視制御装置201に整定値入力手段202を新たに設けて、この整定値入力手段202から整定値を取り入れるように構成したものである。
【0036】
この整定値入力手段202は、配電系統毎に監視制御対象系統内の配電線用遮断器FCB-A、FCB-B、区分開閉器SW-A、SW-B、SW-C、SW-D、SW-Eにそれぞれ装備した故障電流検出リレーRy-FAおよびRy-FB、Ry-A、Ry-B〜Ry-Eの整定値を各配電区間単位DA1〜DA4、DB2に入力して設定するように構成されている。
その他については第1の実施の形態の場合と同じなので説明を省略する。
【0037】
次に、本実施の形態の作用について説明する。
整定値入力手段202は、監視制御対象系統内の配電線用遮断器FCB-A、FCB-B、区分開閉器SW-A、SW-B〜SW-Eにそれぞれ装備された故障電流検出リレーRy-FA、Ry-FB、Ry-A、Ry-B〜Ry-Eの整定値を各配電区間単位に入力して設定し、この設定した情報をリレー整定値設定情報ファイル105に保存する。
【0038】
なお、この他の作用すなわち整定値監視手段107が配電系統の状態を監視し、リレー整定値の不整合発生を予想して適正整定値算出手段104に通知し、該当機器に対してリレー整定値を再設定する方法については、第1の実施の形態で述べたとおりであるので説明を省略する。
【0039】
以上のように、第2の実施の形態によれば、配電系統に変化が発生しても、変化があった配電系統に所属する配電線用遮断器および各区分開閉器の故障電流検出リレーは、速やかにそれぞれが整合した整定値に設定し直すことができるため、故障電流検出リレー間の保護協調がとれた状態を保持することができる。
【0040】
このように常にリレーの保護協調がとれているため、ある区分開閉器の故障電流検出リレーが、故障電流を検出しているのに、別の区分開閉器の故障電流検出リレーが故障電流を検出していないというような不一致になる事態を防止することができ、故障地点判定の誤りを防止することができる。
【0041】
また、再設定するリレー整定値を、運用者が運用状況に応じて整定値入力手段202を介して任意に設定できるため、故障検出の精度をきめ細かく調整することができる。
【0042】
(第3の実施の形態)
図7は、本発明による配電系統監視制御装置の第3の実施の形態を示す構成図である。本実施の形態の配電系統監視制御装置301は、図7で示すように、図1の整定値監視条件106および整定値監視手段107の替わりに設備変更内容判定条件301および設備変更内容判定手段302を新たに備えるように構成したものである。その他は図1の場合と同じなので説明は省略する。
【0043】
本実施の形態による配電系統監視制御装置301は、配電系統の拡張や変更などにより配電系統を構成する設備機器が増設または変更された場合に、それに伴って監視制御対象系統内の区分開閉器に装備した故障電流検出リレーの整定値の再設定が必要かどうかを予め定められた条件または運用者が任意に設定した条件に基づいて判定する設備変更内容判定手段302を設け、さらにこの設備変更内容判定手段302の動作する条件を定義する設備変更内容判定条件303を備えるように構成したものである。
【0044】
前記設備変更内容判定条件303は、監視制御対象系統内の開閉器のリレー整定値に対して再設定が必要となる配電系統を構成する設備機器の増設あるいは変更内容を前記設備変更内容判定手段302が動作する条件として定義するものである。
【0045】
前記設備変更内容判定手段302は、遠方監視制御装置102を介して入力する入切情報、および前記設備変更内容判定条件303によって定義された動作条件に基づいて、監視制御対象である配電系統に対する拡張や変更などによる配電系統を構成する設備機器(区分開閉器)の増設あるいは変更を監視する。
【0046】
図7に示すように、当初区分開閉器SW-Dが配電系統DAおよびDBの連係であったが、その後連係点が開閉器SW-DからSW-Bに変更になると、変更範囲に含まれる開閉器SW-Cへの電力供給配電線がDAからDBに変更になる。
【0047】
設備変更内容判定手段302は、変更前の配電線遮断器FCB-Aと変更後の配電線遮断器FCB-Bの故障電流検出リレーRy−FA、Ry−FBの整定値が互いに異なっている場合、故障電流検出リレーの整定状態に不整合が生じるおそれがあることを理由にリレー整定値の再設定が必要であると判定し、その結果を適正整定値算出手段104に対して整定値の更新が必要であることを通知する。
【0048】
また、設備変更内容判定手段302は、設備機器の変更内容が開閉器SW-Eの取替えのように、リレー整定値に影響を及ぼさないものであれば、故障電流検出リレーの整定値の再設定は不要であると判定するが、設備機器変更によりリレー整定値の再設定が必要であると判断した場合、適正整定値算出手段104に対して整定値の更新が必要であることを通知する。
【0049】
適正整定値算出手段104は、設備変更内容判定手段302からの通知を受けて整定値の算出が必要なSW-Cに対して、該当するリレー整定値設定情報105に基づいたリレー整定値を算出し出力する。
整定値設定手段103は、設備変更内容判定手段302の算出結果に基づいて開閉器SW-Cに装備された故障電流検出リレーRyCの整定値を設定制御する。
【0050】
以上述べたように第3の実施の形態によれば、配電系統に拡張または変更があっても、当該配電系統に所属する全区分開閉器に装備された故障電流検出リレーは、速やかに当該配電線の配電線用遮断器に装備された故障電流検出リレーと整合した整定値に設定することができるため、故障電流検出リレー間の保護協調がとれた状態を保持することができる。
【0051】
このように常に故障電流検出リレー間の保護協調がとれているため、配電線用遮断器が遮断したのに、開閉器は故障電流を検出していないというような不一致になる事態を防止することができ、故障地点判定の誤りを防止することができる。
【0052】
(第4の実施の形態)
図8は、本発明による配電系統監視制御装置の第4の実施の形態を示す構成図である。この第4の実施の形態による配電系統監視制御装置401は、第2の実施の形態の一部と第3の実施の形態の一部とを併せて構成したものである。
【0053】
すなわち、本実施の形態による配電系統監視制御装置401の整定値入力手段202およびこの整定値入力手段202によって入力された整定値を保存するリレー整定値設定情報105は、第2の実施の形態で述べた整定値入力手段202およびリレー整定値設定情報105と同じである。また、設備変更内容判定手段302が配電系統の拡張や変更などにより配電系統を構成する設備機器が増設あるいは変更された場合に、その増設あるいは変更により監視制御対象系統内の開閉器のリレー整定値を再設定する要否を判定し、さらに判定結果を適正整定値算出手段104に通知し、該当機器に対してリレー整定値を再設定する方法は、第3の実施の形態に述べたとおりである。
【0054】
以上のように本実施の形態によれば、配電系統の拡張または変更があっても、変更があった配電線に所属する配電線用遮断器および各区分開閉器に装備した故障電流検出リレーを、速やかに整合した整定値に再設定することができ、故障電流検出リレー間の保護協調がとれている状態を保持することができる。
【0055】
この結果、ある開閉器の故障電流検出リレーは、故障電流を検出しているのに、別の開閉器の故障電流検出リレーは、故障電流を検出していないというような不一致になる事態を防止することができ、故障地点判定の誤りを防止することができる。
【0056】
また、再設定するリレー整定値を、運用状況に応じて整定値入力手段により運用者が任意に設定できるため、故障検出の精度をきめ細かく調整することができる。
【0057】
(第5の実施の形態)
図9は、本発明による配電系統監視制御装置の第5の実施の形態を示す構成図である。
本実施の形態は、配電系統を流れる電流の状況に応じて開閉器の故障電流検出リレー整定値を設定制御することができるようにしたものである。このために、本実施の形態による配電系統監視制御装置501は、整定値監視手段107および整定値監視条件106に代えて故障電流計算手段503および故障情報設定手段504を設け、さらに故障電流計算手段503の実行する時刻または周期を設定するための時刻周期設定手段502を設けている。また、故障電流計算手段503は負荷電流情報ファイル108、区間負荷電流ファイル109、つながり情報ファイル110および諸元情報ファイル111からそれぞれの格納情報を入力するように構成している。
【0058】
以上の構成において、配電系統監視制御装置501は、遠方監視制御装置102により配電線用遮断器FCB-Aの投入・遮断状態および開閉器SW-A〜SW-Dの開閉状態を監視し、この監視結果から配電区間相互がどのように接続されているかを示すつながり情報を作成しファイル110に格納する。
【0059】
故障電流計算手段503は、前記時刻周期設定手段502によって設定された時刻または周期で、故障情報設定手段504による想定故障内容(1線地絡、三相短絡、線間短絡等の故障様相および故障地点)と、つながり情報110、負荷電流情報108、区間負荷電流情報109および諸元情報111とを用いて故障電流計算法により故障電流値を算出する。
【0060】
適正整定値算出手段104は、前記故障電流計算手段503により算出された故障電流値から設定すべき故障電流検出リレーの整定値を求める。この適正整定値算出手段104が得た故障電流検出リレーの整定値は整定値設定手段103へ通知される。整定値設定手段103は、この通知を受けて遠方監視制御装置102を介して故障電流検出リレー整定値を適正整定値へ設定制御する。
【0061】
以上述べたように第5の実施の形態によれば、配電系統を流れる電力の状況に応じたリレー整定値を故障電流検出リレーへ設定制御することができる。これにより故障電流の検出が正確にできるようになり、故障地点の判定を正確に実施できる。
【0062】
(第6の実施の形態)
図10は、本発明による配電系統監視制御装置の第6の実施の形態を示す構成図である。本実施の形態による配電系統監視制御装置601は、第5の実施の形態(図9)に対して、過去の実績または予測から導出した将来の負荷電流の変化を単位時間毎に表した負荷曲線情報603と、この負荷曲線情報603から将来の任意の時刻における負荷電流情報108´および区間負荷電流情報109´を予測する負荷予測手段602とを追加したものである。
【0063】
配電系統監視制御装置601が、遠方監視制御装置102により配電線用遮断器の投入遮断状態、開閉器の開閉状態を監視し、この結果から配電区間相互がどのように接続されているかを示すつながり情報110を作成することは既に述べた実施の形態と同じである。
【0064】
負荷予測手段602は、負荷曲線情報ファイル603に格納されている負荷曲線情報から将来の任意の時刻における負荷電流情報および区間負荷電流情報を予測する。なお、108´は負荷電流情報ファイル、109´は区間負荷電流情報ファイルである。また、負荷曲線情報603は一例を既に図5で示したように、各配電線DA、DB…、Dn、そして区分された各区間DA1、DA2…DAlは単位時間(0:00、1:00、…23:00)毎に過去の実績または予測から導出した将来の負荷電流値を記憶している。
【0065】
故障情報設定手段504は、想定する故障内容を(1線地絡、三相短絡、線間短絡といった故障様相および故障地点)を設定し、故障電流計算手段503は、時刻周期設定手段502によって設定された時刻または周期で故障電流計算を実行する。
【0066】
このとき故障電流計算手段503は、時刻周期設定手段502によって設定された任意の時刻または任意の周期で故障情報設定手段504が設定した想定故障内容と、つながり情報ファイル110に格納されている情報と、負荷予測手段602が予測した将来の任意の時刻における負荷電流情報ファイル108´に格納されている情報と、区間負荷電流情報ファイル109´に格納されている情報と、諸元情報ファイル111に格納されている情報とを用いて故障電流値を算出する。
【0067】
適正整定値算出手段104は、故障電流計算手段503が算出した故障電流値から設定すべき故障電流検出リレーの整定値を求める。適正整定値算出手段104が得た故障電流検出リレーの整定値は、整定値設定手段103へ通知される。整定値設定手段103は、遠方監視制御装置102を介して、故障電流検出リレー整定値を適正整定値へ設定制御する。
【0068】
以上述べたように、第6の実施の形態によれば、将来の任意の時刻に配電系統を流れる電力の状況に応じたリレー整定値を把握することができ、電力状況の推移に遅滞なく、故障電流検出リレーの整定値を適正値へ設定制御することができる。この結果、故障電流の検出が正確にできるようになり、故障地点の判定を正確に実施することができる。
【0069】
(第7の実施の形態)
図11は、本発明による配電系統監視制御装置の第7の実施の形態を示す構成図である。本実施の形態による配電系統監視制御装置701は、図11の構成図で示すように、1台で第1の実施の形態から第6の実施の形態に係わる配電系統監視制御装置の機能すなわち各種機能実現手段および各種情報ファイルを全て備え、かつこれら複数の機能の中から任意所望の機能を選択して実現できるように、機能活殺手段702を新たに設けるように構成したものである。
【0070】
すなわち、配電系統監視制御装置701は、第1の実施の形態に係わる配電系統監視制御装置101、第2の実施の形態に係わる配電系統監視制御装置201、…第6の実施の形態に係わる配電系統監視制御装置601の機能を実現できるように遠方監視制御装置102、各種手段103〜107、202、302,303、502〜504、702、703、602、603および情報108´〜111まで全て備えている。そして機能活殺手段702によっていずれか一つの実施の形態の機能あるいは2つ以上の実施の形態を併せた場合の機能を選択して実現することができるように構成したものである。
【0071】
以上述べたように第7の実施の形態によれば、1台の装置に第1の実施の形態から第6の実施の形態に係わる配電系統監視制御装置の機能を全て備え、かつ機能活殺手段702によりこれら複数の機能の中から必要により任意に選択した機能を実現できるように構成したので、配電系統の運用方法または各故障電流検出リレーの特性に応じて、故障電流検出リレーの使い分けを可能とすることができる。
【0072】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば、配電系統が系統操作、拡張または変更などによって変化した場合、あるいは配電系統に流れる電流が電力需要の推移により変化した場合であっても、変化後において区分開閉器に装備された故障電流検出リレーの整定値が変化しても、速やかに変化後の配電系統側の配電線用遮断器に装備された故障電流検出リレーと整合する整定値に再設定し、常に故障電流検出リレー間の保護協調をとるように構成したので、配電線用遮断器が遮断したのに、区分開閉器に装備した故障電流検出リレーが故障電流を検出しないというような不一致になる事態を防止することができ、故障地点判定の誤りを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による配電系統監視制御装置の第1の実施の形態を示す構成図。
【図2】第1の実施の形態における負荷電流情報ファイルの構成を示す図。
【図3】第1の実施の形態における区間負荷電流情報ファイルの構成を示す図。
【図4】第1の実施の形態における諸元情報ファイルの構成を示す図。
【図5】第1の実施の形態における負荷曲線情報ファイルの構成を示す図。
【図6】本発明による配電系統監視制御装置の第2の実施の形態を示す構成図。
【図7】本発明による配電系統監視制御装置の第3の実施の形態を示す構成図。
【図8】本発明による配電系統監視制御装置の第4の実施の形態を示す構成図。
【図9】本発明による配電系統監視制御装置の第5の実施の形態を示す構成図。
【図10】本発明による配電系統監視制御装置の第6の実施の形態を示す構成図。
【図11】本発明による配電系統監視制御装置の第7の実施の形態を示す構成図。
【符号の説明】
101…配電系統監視制御装置、102…遠方監視制御装置、103…整定値設定手段、104…適正整定値算出手段、105…リレー整定値設定情報、106…整定値監視条件、107…整定値監視手段、108、108´…負荷電流情報、109、109´…区間負荷電流情報、110…つながり情報、111…諸元情報、201…配電系統監視制御装置、202…整定値入力手段、301…配電系統監視制御装置、302…設備変更内容判定手段、303…設備変更内容判定条件、401…配電系統監視制御装置、501…配電系統監視制御装置、502…時刻周期設定手段、503…故障電流計算手段、504…故障情報設定手段、601…配電系統監視制御装置、602…負荷予測手段、603…負荷曲線情報、701…配電系統監視制御装置、702…機能活殺手段、FCB-A,FCB-B…配電線用遮断器、SW-A〜SW-E…開閉器、DA,DB…配電系統、DA1〜DB2…配電区間、Ry-FA,Ry-FB,Ry-A〜Ry-E…故障電流検出リレー。

Claims (2)

  1. 配電線用遮断器に接続され区分開閉器によって適宜の配電区間に区分された配電系統の各配電区間相互がどのように接続されているかを示す情報および配電線用遮断器の投入遮断状態信号および開閉器の開閉状態信号から得られる配電区間相互が電気的にどのように接続されているかを示すつながり情報と、各配電線の負荷電流情報と、予め設定されているかあるいは遠方監視制御装置を介して取得した区間負荷電流情報と、配電系統を構成する各設備機器の諸元情報とを用いて、任意の系統故障について故障電流計算を行なう故障電流計算手段と、前記任意の系統の故障情報を設定する故障情報設定手段と、故障電流計算手段を実行する時刻または周期を設定する時刻周期設定手段と、前記故障電流計算手段が算出した故障電流値から前記配電線用遮断器および開閉器に装備されている故障電流検出リレーの適正整定値を算出する適正整定値算出手段と、を有することを特徴とする配電系統監視制御装置。
  2. 過去の実績あるいは予測から導出した将来の負荷電流の変化を単位時間毎に表した負荷曲線情報と、この負荷曲線情報に基づいて将来の任意の時刻における各配電線の負荷電流情報および将来の任意の時刻における区間負荷電流情報を予測する負荷予測手段を設けたことを特徴とする請求項記載の配電系統監視制御装置。
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