JP4093489B2 - 観測装置、観測方法、及びプログラム - Google Patents

観測装置、観測方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、観測装置、観測方法、及びプログラムに関する。特に本発明は、観測対象の装置が出力する信号を入力し、当該観測対象装置の動作を観測する観測装置、観測方法、及びプログラムに関する。
従来、設計した論理回路のデバッグを支援する技術として、特許文献1から6が開示されている。特許文献1は、電子回路のタイミングダイアグラム作成を支援する。特許文献2は、論理回路記述言語(HDL)とグラフィカル・ユーザ・インターフェイス(GUI)表示された論理回路の状態とを対応付けて相互参照可能とする。特許文献3は、利用者により指定された通信プロトコルを実装する論理回路のハードウェア記述を生成する。特許文献4は、ソフトウェアシミュレーションの結果に基づいて、フォーマルベリフィケーションを行う。特許文献5は、フォーマルベリフィケーションを効率良く行うためのGUIを提供する。特許文献6は、機能検証においてテストケースを効率良く与え、検証項目のカバレッジを表示する。
設計した論理回路の検証技術としては、ソフトウェアシミュレーションによる検証、及びハードウェアによる検証が用いられている。
ソフトウェアシミュレーションによる検証によれば、論理回路の記述を終えると比較的即座に開始することができ、論理回路内の全ての信号の動作を記録して観測することができる。一方、大規模なシミュレーションには長い処理時間を要する。このため、ソフトウェアシミュレーションは、論理回路のデバッグの初期段階において、比較的少ないサイクル数の範囲で論理回路を動作させて初期の不良を発見したり、論理回路を部品単位で動作させて部品単体のデバッグを行ったりするために用いられる。ソフトウェアシミュレーションで検出した不良をデバッグしていくことにより、検証対象の部品単体の動作は次第に安定する。
これに対し、ハードウェアによる検証によれば、検証対象となる論理回路をプログラムできるFPGA等のデバイスや、実際のデバイスの試作品を用いて高速に検証を行うことができる。このため、ハードウェアの検証は、複数の部品を接続した際に発生する不良の発見等を目的として行われる。このような不良は、部品単体の検証項目から漏れていた項目の存在や、仕様が不正確であったり仕様を誤解している等の要因や、複数の部品の組み合わせにより生じる想定外の動作等に起因する。
米国特許第5576979号明細書 米国特許第6289489号明細書 米国特許第5920711号明細書 米国特許第6553514号明細書 米国特許第6751582号明細書 米国特許第6647513号明細書
上記のハードウェアの検証においては、部品点数が多く高速に動作することから、例えば部品間のインターフェイス信号等の観測可能な一部の信号を、オシロスコープやロジックアナライザ等により時系列データとして採取して解析するのが一般的である。しかし、ハードウェアによる検証が進むと、不良発生の頻度が例えば数日に1回等に低下し、どのタイミングで不良が発生するかを予め特定するのが困難となる。このような不良を適切に観測するために全ての信号の時系列データを記録すると、データ量が膨大になり実現性が低い。
そこで本発明は、上記の課題を解決することのできる観測装置、観測方法、及びプログラムを提供することを目的とする。この目的は特許請求の範囲における独立項に記載の特徴の組み合わせにより達成される。また従属項は本発明の更なる有利な具体例を規定する。
本発明の第1の形態によると、観測対象の装置が出力する信号を入力し、当該観測対象装置の動作を観測する観測装置であって、前記観測対象装置が出力する出力信号を取得する出力信号取得部と、連続する2以上のサイクルにおいて取得された前記出力信号の組を、前記出力信号の状態遷移として記憶する状態遷移記憶部と、前記出力信号取得部により新たに取得された前記出力信号の組に対応する前記状態遷移が前記状態遷移記憶部に記憶されていない場合に、新たに取得された前記出力信号の組を、新たな前記状態遷移として前記状態遷移記憶部に追加して記憶させる状態遷移追加部と、前記状態遷移記憶部に記憶された前記出力信号の状態遷移を出力する状態遷移出力部とを備える観測装置と、当該観測装置に関する観測方法及びプログラムを提供する。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
本発明によれば、不良が発生する可能性が高い動作を検出して通知することにより、効率良く論理回路のデバッグを行うことができる。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、本実施形態に係る観測装置20の構成を観測対象装置10と共に示す。観測対象装置10は、観測対象の装置であり、例えば検証対象の論理回路がプログラムされたFPGA等によるハードウェアエミュレータや、検証対象の論理回路を実装したLSI等を1又は複数含む装置等である。また、観測対象装置10は、論理回路シミュレータ等のソフトウェアを実行することにより検証対象の論理回路をシミュレートする情報処理装置等であってもよい。
観測装置20は、観測対象装置10が出力する信号を入力し、当該観測対象装置10の動作を観測する。そして、観測装置20は、不良が発生する可能性が高い動作等を検出し、観測装置20の利用者や、観測対象装置10及び観測装置20に接続されるロジックアナライザ等の他の観測装置に通知する。ここで観測対象装置10が観測装置20へ出力する信号は、観測対象装置10内の部品間のインターフェイス信号や、観測対象装置10内の論理回路から観測用に引き出した信号や、観測対象装置10の出力インターフェイス信号等であってよい。
観測装置20は、出力信号取得部100と、状態遷移記憶部102a〜bと、状態遷移追加部110a〜bと、状態遷移カウント部115a〜bと、トランザクション抽出部170と、状態遷移出力部120と、状態遷移選択部130と、指定情報記憶部135と、状態遷移通知部140と、状態遷移検索部145と、度数分布算出部150と、後続出力信号選択部160とを備える。
出力信号取得部100は、観測対象装置10が出力する出力信号を、観測装置20上でのサイクル毎に取得する。ここで、出力信号のデータは、固定又は可変長のビット列等であってよく、観測対象装置10から観測装置20への信号線上を当該信号線における1又は複数サイクルに渡って伝搬されてよい。すなわち例えば当該出力信号が8ビットであり、当該信号線が1ビットである場合、観測装置20上で1サイクル分の出力信号は、当該信号線における8サイクルに渡って伝播される。
状態遷移記憶部102aは、連続する2以上のサイクルにおいて取得された出力信号の組を、出力信号の状態遷移として記憶する。本実施形態おいて、状態遷移記憶部102aは、連続する2サイクルにおいて取得された出力信号の組を出力信号の状態遷移として記憶する。例えば、状態遷移記憶部102aは、あるサイクルにおいて出力信号としてデータAが取得され、次のサイクルにおいて出力信号としてデータBが取得された場合、この出力信号の組(A,B)を、データAからデータBへの状態遷移として記憶する。他の形態において、状態遷移記憶部102aは、固定又は可変であるより多くのサイクルに渡って取得された出力信号の組を用いてもよい。
状態遷移記憶部102aは、状態遷移識別情報記憶部104a及び状態遷移回数記憶部106aを有する。状態遷移識別情報記憶部104aは、出力信号の組と、当該出力信号の組に対応する状態遷移を識別する状態遷移識別情報とを対応付けて記憶する。状態遷移識別情報記憶部104aは、例えば状態遷移識別情報をアドレスとして入力するメモリであり、各状態遷移を、当該状態遷移に割り当てられた状態遷移識別情報により指定されるアドレスに記憶してよい。
状態遷移回数記憶部106aは、状態遷移識別情報記憶部104aに記憶された状態遷移識別情報と、当該状態遷移識別情報により識別される状態遷移が生じた回数(発生回数)とを対応付けて記憶する。状態遷移回数記憶部106aは、例えば状態遷移識別情報をアドレスとして入力するメモリであり、各状態遷移が生じた回数を、当該状態遷移に割り当てられた状態遷移識別情報により指定されるアドレスに記憶してよい。
状態遷移追加部110aは、出力信号取得部100により新たに取得された出力信号の組に対応する状態遷移が状態遷移記憶部102aに記憶されていない場合に、新たに取得された出力信号の組を、新たな状態遷移として状態遷移記憶部102aに追加して記憶させる。状態遷移カウント部115aは、出力信号取得部100により新たに取得された出力信号の組に対応する状態遷移が状態遷移記憶部102aに記憶されている場合に、出力信号の状態遷移のそれぞれに対応して状態遷移記憶部102aに記憶された、当該状態遷移が生じた回数をインクリメントする。
トランザクション抽出部170は、出力信号取得部100が取得する出力信号の時系列データから、一連の情報を伝達する1又は複数の出力信号の組であるトランザクションを抽出する。より具体的には、観測対象装置10は、観測装置20への信号線に有効なデータを出力しない場合、当該出力信号を情報伝達に用いない初期状態とする。トランザクション抽出部170は、当該信号線が初期状態から遷移して一連の有効なデータを伝送し再び初期状態に戻るまでの間の出力信号の組を、トランザクションとして抽出する。
トランザクション抽出部170は、初期状態検出部172と、状態遷移取得部174とを有する。初期状態検出部172は、出力信号取得部100が取得した出力信号が予め定められた初期状態の条件を満たす場合に、出力信号が初期状態であることを検出する。この初期状態は、観測対象装置10からの信号線に有効な情報が出力されていない状態である。状態遷移取得部174は、初期状態でない出力信号を取得してから初期状態である出力信号を取得する直前までの間に取得された出力信号の組を、トランザクションに含まれる出力信号の状態遷移として取得する。このトランザクションは、固定数又は可変数の出力信号の組を含んでよい。
状態遷移記憶部102b、状態遷移追加部110b、及び状態遷移カウント部115bは、トランザクション抽出部170が抽出したトランザクションに含まれる出力信号の状態遷移について、状態遷移記憶部102a、状態遷移追加部110a、及び状態遷移カウント部115aと同様の処理を行う。状態遷移記憶部102b、状態遷移追加部110b、及び状態遷移カウント部115bは、状態遷移記憶部102a、状態遷移追加部110a、及び状態遷移カウント部115aとそれぞれほぼ同一の機能及び構成をとるため、以下相違点を除き説明を省略する。
状態遷移出力部120は、状態遷移記憶部102a〜bに記憶された出力信号の状態遷移を出力する。本実施形態に係る状態遷移出力部120は、状態遷移記憶部102a〜bに記憶された出力信号の状態遷移を、当該観測装置20の利用者に対して表示する。状態遷移出力部120は、表形式表示部122、状態遷移図表示部124、タイミングチャート表示部126、及びヒストグラム表示部128を有する。
表形式表示部122は、一のサイクルにおいて取得された出力信号と次のサイクルにおいて取得された出力信号との組に対応する状態遷移が生じた回数を、表形式で表示する。状態遷移図表示部124は、状態遷移記憶部102a〜bに記憶された出力信号の状態遷移を、状態遷移図として表示する。タイミングチャート表示部126は、状態遷移記憶部102a〜bに記憶された出力信号の状態遷移を、タイミングチャートとして表示する。ヒストグラム表示部128は、状態遷移記憶部102a〜bに記憶された出力信号の状態遷移の発生回数に基づいて、ヒストグラムを表示する。
状態遷移選択部130は、観測装置20の利用者に少なくとも1つの状態遷移を指定又は選択させる。指定情報記憶部135は、観測装置20の利用者により指定又は選択された状態遷移を記憶する。状態遷移通知部140は、新たに出力信号取得部100から取得された出力信号の組に対応する状態遷移が、予め定められた通知条件を満たす場合に、通知条件を満たす状態遷移が発生したことを観測装置20に接続される他の観測装置及び/又は状態遷移出力部120に通知する。
状態遷移検索部145は、ヒストグラムにおいて度数を表示すべき状態遷移のそれぞれについて、当該状態遷移を含む状態遷移を状態遷移記憶部102a及び/又はbから検索する。度数分布算出部150は、検索した状態遷移に対応して状態遷移記憶部102a及び/又はbに記憶された発生回数に基づいて、表示すべき状態遷移の度数を算出し、ヒストグラム表示部128へ供給する。
後続出力信号選択部160は、タイミングチャート表示において、既に表示したタイミングチャートに続くタイミングチャートの候補が複数存在する場合に、後続のタイミングチャートを利用者に選択させる。
図2は、本実施形態に係る観測装置20の動作を示す。
まず、状態遷移選択部130は、発生時に通知すべき少なくとも1つの状態遷移が観測装置20の利用者により指定された場合、指定された状態遷移を指定情報記憶部135に記憶させる(ステップS202)。次に、観測対象装置10の試験が開始されると、観測装置20は、S210からS280の処理を試験の間繰り返す(S200、S290)。
試験中において、出力信号取得部100は、観測対象装置10が出力する出力信号をサイクル毎に取得する(S210)。次に、状態遷移追加部110a及び/又は状態遷移追加部110bは、連続する2以上のサイクルにおいて取得された出力信号の組に対応する出力信号の状態遷移を取得する(S220)。
より具体的には、状態遷移追加部110aは、連続する2サイクルにおいて取得された出力信号の組を、出力信号の状態遷移として受け取る。一方、状態遷移追加部110bは、トランザクション抽出部170により抽出されたトランザクションに含まれる出力信号の組を、出力信号の状態遷移として受け取る。
次に、状態遷移追加部110a〜bは、新たに取得された出力信号の組が状態遷移記憶部102a〜bに記憶されていない場合に(S230:Yes)、新たに取得された出力信号の組を、出力信号の状態遷移として状態遷移記憶部102a〜bに記憶させる(S240)。
より具体的には、状態遷移追加部110aは、新たに取得された出力信号の組に対応する状態遷移が、状態遷移識別情報記憶部104aに記憶されているかを検索する。当該状態遷移が、状態遷移識別情報記憶部104aに記憶されたいずれの状態遷移にも一致しなかった場合、当該状態遷移が状態遷移識別情報記憶部104aに記憶されていないと判断する。そして、状態遷移追加部110aは、新たに取得された出力信号の組が状態遷移識別情報記憶部104a〜bに記憶されていない場合に、当該出力信号の組と、当該出力信号の組に新たに割り当てた状態遷移識別情報とを対応付けて状態遷移識別情報記憶部104aに記憶させる。更に、状態遷移追加部110aは、状態遷移回数記憶部106aに記憶される、当該状態遷移識別情報により識別される状態遷移が生じた回数を初期化する。この初期化において状態遷移追加部110aは、発生回数を1に設定してよい。
状態遷移追加部110bは、状態遷移追加部110aと同様にして、状態遷移取得部174により取得された状態遷移が状態遷移記憶部102bに記憶されていない場合に、当該状態遷移を状態遷移記憶部102bに追加して記憶させる。
一方、状態遷移カウント部115a〜bは、新たに取得された出力信号の組が状態遷移記憶部102a〜bに記憶されている場合に(S230:No)、状態遷移記憶部102a〜bに記憶された、当該出力信号の組に対応する状態遷移の発生回数をインクリメントする(S250)。
より具体的には、状態遷移追加部110aは、新たに取得された出力信号の組に対応する状態遷移が状態遷移識別情報記憶部104aに記憶されている場合、当該出力信号の組に対応付けられた状態遷移識別情報を状態遷移識別情報記憶部104aから読み出して状態遷移カウント部115aに供給する。状態遷移カウント部115aは、当該状態遷移識別情報に対応して状態遷移回数記憶部106aに記憶された、当該状態遷移の発生回数をインクリメントする。
次に、状態遷移通知部140は、状態遷移の発生を通知すべき条件が成立した場合に(S260:Yes)、当該条件が成立したことを状態遷移出力部120及び/又は他の観測装置に通知する(S270)。
本実施形態に係る状態遷移通知部140は、以下に例示する場合に条件の成立を通知する。
(1)状態遷移通知部140は、出力信号取得部100により新たに取得された出力信号の組に対応する状態遷移を状態遷移追加部110aから受け取る。この状態遷移が、指定情報記憶部135に記憶された出力信号の組に対応する状態遷移と一致する場合に、観測装置20の利用者等により指定された状態遷移と一致する状態遷移が発生したことを状態遷移出力部120及び/又は他の観測装置に通知する。これにより、観測装置20は、指定した状態遷移が発生したことをトリガとして、デバッグを開始させることができる。また、観測装置20は、当該状態遷移が発生したことをトリガ信号として、ロジックアナライザによる信号の採取を開始させ、または、当該状態遷移の発生前から発生後の範囲において採取された信号を保存させることができる。
(2)状態遷移通知部140は、出力信号取得部100により新たに取得された出力信号の組に対応する状態遷移が発生した回数を、状態遷移カウント部115aから受け取る。この回数が予め定められたしきい値未満である場合に、当該状態遷移が発生したことを通知する。当該しきい値を設定することにより、観測装置20は、発生頻度が低い状態遷移が発生したことをトリガとして、デバッグの開始や信号の採取・保存を行わせることができる。なお、このしきい値は、初めて発生した状態遷移のみを通知するべく2に設定されてもよい。
次に、状態遷移出力部120は、状態遷移記憶部102a及び/又は状態遷移記憶部102bに記憶された、出力信号の状態遷移を各種の形式で表示する(S280)。また、観測装置20の利用者が画面に表示された状態遷移を選択して、通知すべき状態遷移を指定した場合、状態遷移選択部130は、選択された状態遷移を指定情報記憶部135に記憶させる。
以上に示した観測装置20によれば、観測対象装置10が出力する出力信号の状態遷移の発生回数をカウントすることで、発生頻度が低い状態遷移が発生した場合等にその旨を適切に通知することができる。この通知により、他の観測装置は、当該状態遷移が発生した前後の信号値を保存することができる。したがって観測装置20によれば、出力信号の時系列データの全てを記憶することなく、問題が発生する可能性が高い動作を適切に選択してデータを採取し、効率良く論理回路のデバッグを行うことができる。
図3は、本実施形態に係る観測装置20による表形式の表示の一例を示す。
観測装置20内の表形式表示部122は、連続する2つのサイクルにおいて取得された出力信号の組に対応する各状態遷移の発生回数を状態遷移記憶部102aから取得し、表形式で表示する。すなわち、表形式表示部122は、一のサイクルにおいて取得された出力信号と当該一のサイクルの次のサイクルにおいて取得された出力信号との組に対応する状態遷移が生じた回数を、当該一のサイクルにおいて取得された出力信号を行方向とし、当該一のサイクルの次のサイクルにおいて取得された出力信号を列方向とした表の対応するセルに表示する。これに代えて表形式表示部122は、当該一のサイクルにおいて取得された出力信号を列方向とし、当該一のサイクルの次のサイクルにおいて取得された出力信号を行方向として各セルを表示してもよい。これにより、観測装置20の利用者は、各状態遷移の発生回数を適切に把握することができる。
また、表形式表示部122は、予め定められた回数以上発生した状態遷移を表示するセルを、当該予め定められた回数以上発生していない状態遷移を表示するセルと区別可能な表示形式により表示する。すなわち例えば、表形式表示部122は、予め定められた回数以上発生した状態遷移を表示するセルの外枠を太線としたり、当該セルの背景色を他のセルと異なる色としたり、当該セル内の文字色・字体・文字の太さ等を他のセル内の文字と異ならせたりすることで、当該状態遷移が多数発生していることを強調表示する。これにより、観測装置20の利用者は、当該状態遷移の発生回数を読み取ることなく当該状態遷移が多数発生していることを認識することができる。なお、表形式表示部122は、これに代えて、予め定められた回数未満しか発生していない状態遷移を表示するセルを強調表示してもよい。
また、表形式表示部122は、直近の所定期間に取得された出力信号の組に対応する状態遷移を表示するセルを、直近の所定期間に取得されていない出力信号の組に対応する状態遷移を表示するセルと区別可能な表示形式により表示してもよい。
また、状態遷移選択部130は、表形式表示部122により表示された各セルの中から、状態遷移通知部140が通知するべき状態遷移に対応する少なくとも1つのセルを利用者により選択させる。そして、状態遷移選択部130は、当該状態遷移を指定情報記憶部135に記録する。この結果、状態遷移通知部140は、出力信号取得部100により新たに取得された出力信号の組に対応する状態遷移が、選択されたセルに対応する状態遷移と一致する場合に、選択された状態遷移と一致する状態遷移が発生したことを通知することができる。
以上に示した表形式表示部122によれば、観測対象装置10の出力信号の状態遷移を表形式により分かりやすく表示すると共に、利用者が操作しやすいユーザインターフェイスを提供することができる。
なお、表形式表示部122は、状態遷移記憶部102bに記憶された各状態遷移の発生回数に基づいて、隣接する2つのサイクルにおける状態遷移の発生回数を算出し、上記と同様に表形式で表示してもよい。例えば、第1の状態遷移(A→B→C→A→B)が2回、第2の状態遷移(D→A→B)が3回カウントされている場合、第1の状態遷移1回につき状態遷移(A→B)が2回、第2の状態遷移1回につき状態遷移(A→B)が1回含まれるから、表形式表示部122は、状態遷移(A→B)が合計7回(2×2+3)発生したと算出してよい。
図4は、本実施形態に係る観測装置20による表形式の表示において、あるセルに対応する状態遷移をタイミングチャートにより更に表示する一例を示す。表形式表示部122は、各状態を表形式により表示している場合において、利用者から一のセルを指示されると、当該セルに対応する状態遷移における出力信号の変化を示すタイミングチャートを表示する。
これにより、観測装置20の利用者は、各セルに対応する状態遷移をより容易に把握することができる。
図5及び図6は、本実施形態に係る観測装置20による状態遷移図の縮小表示及び拡大表示の一例を示す。
観測装置20内の状態遷移図表示部124は、状態遷移記憶部102a及び/又はbに記憶された出力信号の組に対応する状態遷移を、状態遷移図により表示する。すなわち、状態遷移図表示部124は、各サイクルにおいて取得された出力信号のそれぞれを、当該出力信号の状態を示すノード(図5及び6中一重丸又は二重丸)として表示する。また、状態遷移図表示部124は、連続する2つのサイクルにおいて取得された出力信号の組に対応する状態遷移を、1サイクル目の出力信号を示すノードから2サイクル目の出力信号を示すノードへのリンク(図5及び6中の矢印)として表示する。
トランザクション抽出部170、状態遷移追加部110b、状態遷移カウント部115b及び状態遷移記憶部102bにより出力信号の状態遷移がトランザクション毎に取得された場合、状態遷移図表示部124は、トランザクションの先頭及び末尾の出力信号に対応するノードを、中間のノードと区別可能に表示する。図5及び図6においては、一例として、先頭及び末尾のノードを二重丸、中間のノードを一重丸で示す。
状態遷移図表示部124は、利用者の指示に応じて画面上に表示する状態遷移図のサイズを変更する。予め定められたサイズ未満で状態遷移図を表示する場合(縮小表示)、状態遷移図表示部124は、各ノード及び各リンクを縮小表示用の表示形式で表示する。すなわち例えば、状態遷移図表示部124は、図5に示すように、各ノードに対応する出力信号のデータ値を、2進数や16進数等の値としてまとめて表示する。また、状態遷移図表示部124は、各リンクに対応して、変化した信号を示す情報を表示しない。
一方、予め定められたサイズ以上で状態遷移図を表示する場合(拡大表示)、状態遷移図表示部124は、各ノード及び各リンクを拡大表示用の表示形式で表示する。すなわち例えば、状態遷移図表示部124は、図6に示すように、各ノードに対応する出力信号について、当該出力信号に含まれる各ビットの名称及び値を個別に表示する。また、状態遷移図表示部124は、各リンクに対応して、変化した信号を示す情報を表示する。
ここで状態遷移図表示部124は、予め定められた回数以上発生した状態又は状態遷移を表示するノード、アーク、又は複数のノード及び1以上のアークの組を、当該予め定められた回数以上発生していない状態遷移を表示するノード、アーク、又は複数のノード及び1以上のアークの組と区別可能な表示形式により表示する。すなわち例えば、状態遷移図表示部124は、予め定められた回数以上発生した状態又は状態遷移を表示するノードの外周又はアークを太線としたり、当該ノード又はアークの色を他のノード又はアークと異なる色としたりして、当該状態又は状態遷移が多数発生していることを強調表示する。これに代えて状態遷移図表示部124は、予め定められた回数未満しか発生していない状態又は状態遷移を表示するノード又はアークを強調表示してもよい。
また、状態遷移図表示部124は、直近の所定期間に取得された出力信号の組に対応する状態遷移を表示するノード、アーク、又は複数のノード及び1以上のアークを、直近の所定期間に取得されていない出力信号の組に対応する状態遷移を表示するノード、アーク、又は複数のノード及び1以上のアークと区別可能な表示形式により表示してもよい。
また、状態遷移選択部130は、状態遷移図表示部124により表示された少なくとも1つのリンク又は少なくとも2つのノードを、当該観測装置20の利用者により選択させる。そして、状態遷移選択部130は、当該状態遷移を指定情報記憶部135に記録する。この結果、状態遷移通知部140は、出力信号取得部100により新たに取得された出力信号の組に対応する状態遷移が、選択されたリンク又は少なくとも2つのノードに対応する状態遷移と一致する場合に、選択された状態遷移と一致する状態遷移が発生したことを通知することができる。この場合において、状態遷移図表示部124は、利用者の指示に基づき新たなノード及び/又はアークを追加し、追加したノード及び/又はアークを利用者に選択させてもよい。
以上に示した状態遷移図表示部124によれば、観測対象装置10の出力信号の状態遷移を状態遷移図により分かりやすく表示すると共に、利用者が操作しやすいユーザインターフェイスを提供することができる。
図7は、本実施形態に係る観測装置20による状態遷移の比較表示の一例を示す。
本実施形態に係る状態遷移図表示部124は、複数の状態遷移図の比較機能を有する。すなわち、状態遷移図表示部124は、例えば直前に実行した試験の結果得られた第1の状態遷移図を、観測装置20の利用者により指定された第2の状態遷移図と比較し、第1の状態遷移図に表示するリンクのうち、第2の状態遷移図に含まれないリンクを、第2の状態遷移図に含まれるリンクと区別可能に表示する。
図7に示した例において、まず状態遷移図表示部124は、観測対象装置10に適度の処理負荷を加えた状態において取得された出力信号に基づいて第2の状態遷移図(ケース1)を生成し、状態遷移図表示部124内に記憶する。次に、状態遷移図表示部124は、観測対象装置10に高い処理負荷を加えた状態において取得された出力信号に基づいて第1の状態遷移図(ケース2)を生成し、第2の状態遷移図と比較する。この比較の結果、状態遷移図表示部124は、第1の状態遷移図に表示するリンクのうち、第2の状態遷移図に含まれないリンクを強調表示する。この比較により、状態遷移図表示部124は、高負荷の場合にのみ発生する状態遷移を区別可能に表示することができ、高負荷の場合にのみ発生する不良のデバッグを支援することができる。
なお、状態遷移図表示部124は、第1の状態遷移図と比較すべき第2の状態遷移図として、観測対象装置10の正常動作中に取得された出力信号に基づき状態遷移図表示部124により生成された状態遷移図等を用いてもよい。
図8は、本実施形態に係る観測装置20による状態遷移の選択表示の一例を示す。
利用者が少なくとも2つのノードを順次選択すると、状態遷移図表示部124は、これらのノードを順番に経由する部分的な状態遷移の一覧をポップアップウィンドウ等に表示する。本実施形態において、状態遷移図表示部124は、このような状態遷移の一覧として、状態遷移を識別する番号、状態遷移の発生回数、及び、出力信号の組を表示する。状態遷移図表示部124は、状態遷移の一覧を表示するウィンドウ上でいずれかの状態遷移が選択されると、当該状態遷移に対応するノード及びリンクの組を区別可能に表示する。
以上に示した状態遷移図表示部124によれば、状態遷移図全体の中から、トランザクションの一部に相当する部分的な状態遷移を適切に選択可能とすることができる。
図9は、本実施形態に係る観測装置20によるタイミングチャートの表示の一例を示す。
観測装置20内のタイミングチャート表示部126は、状態遷移記憶部102a及び/又はbに記憶された各状態遷移を、タイミングチャートにより表示する。ここで、先頭の出力信号から1又は複数の出力信号が同一の値をとる第1の出力信号の組及び第2の出力信号の組が取得された場合において、タイミングチャート表示部126は、同一の値をとる1又は複数の出力信号と、第1の出力信号の組における当該1又は複数の出力信号に続く少なくとも1つの出力信号と、第2の出力信号の組における当該1又は複数の出力信号に続く少なくとも1つの出力信号とを、それぞれタイミングチャートとして表示する。
例えば、状態遷移記憶部102bに出力信号の組A(A→B→C→D→E→F)に対応する状態遷移Aと、出力信号の組B(A→B→C→D→E→G)に対応する状態遷移Bと、出力信号の組C(A→B→C→D→E→H)に対応する状態遷移Cとが記憶されている場合、同一の値をとる出力信号(A→B→C→D→E)のタイミングチャート800を1つ表示する。また、出力信号の組Aにおいてタイミングチャート800に続く出力信号Fのタイミングチャート810と、出力信号の組Bにおいてタイミングチャート800に続く出力信号Gのタイミングチャート820と、出力信号の組Cにおいてタイミングチャート800に続く出力信号Hのタイミングチャート830とを表示する。
本実施形態に係るタイミングチャート表示部126は、同一の値をとる出力信号に続く各出力信号のタイミングチャート800〜830を、同時に視認可能とするように横方向に並べて表示し、利用者により選択可能とする。また、タイミングチャート表示部126は、同一の値をとる出力信号に続く各出力信号のタイミングチャート810〜830に対応して、当該状態遷移が発生した頻度を表示する。
次に、後続出力信号選択部160は、タイミングチャート表示部126により表示された、第1の出力信号の組における、後続する少なくとも1つの出力信号と、第2の出力信号の組における、後続する少なくとも1つの出力信号のいずれかを、当該観測装置20の利用者により選択させる。すなわち本例において、後続出力信号選択部160は、タイミングチャート810〜830のいずれかを利用者に選択させることにより、出力信号F、G、又はHを選択させる。
そして、タイミングチャート表示部126は、第1の出力信号の組における後続する少なくとも1つの出力信号が選択された場合に、同一の値をとる1又は複数の出力信号及び第1の出力信号の組における少なくとも1つの出力信号を例えば1つのタイミングチャートとして表示する。一方、タイミングチャート表示部126は、選択されなかった第2の出力信号の組における後続の少なくとも1つの出力信号についてのタイミングチャートの表示を消去する。
ここで、第1の出力信号の組(例えばA→B→C→D→E→F→X→Y→Z)と、先頭の出力信号からn1個(例えば5個)の出力信号が第1の出力信号の組と同一の値をとる第2の出力信号の組(A→B→C→D→E→G)と、先頭の出力信号から個数n1より大きい個数n2(n2>n1)の出力信号が第1の出力信号の組と同一の値をとる第3の出力信号の組(例えばA→B→C→D→E→F→X→Y→W)とが取得された場合、タイミングチャート表示部126は、以下の表示を行ってもよい。
まず、タイミングチャート表示部126は、n1個の出力信号(A→B→C→D→E)と、第1の出力信号の組及び前記第3の出力信号の組に共通する、n1個の出力信号に続く少なくとも1つの出力信号(例えばF)と、第2の出力信号の組におけるn1個の出力信号に続く少なくとも1つの出力信号(例えばG)とを、タイミングチャートとしてそれぞれ表示する。
次に、第1の出力信号の組及び第3の出力信号の組に共通する少なくとも1つの出力信号(例えばF)が選択された場合に、第1の出力信号の組及び第3の出力信号の組に共通する個数n2の出力信号(例えばA→B→C→D→E→F→X→Y)と、第1の出力信号の組における、第1の出力信号の組及び第3の出力信号の組に続く少なくとも1つの出力信号(例えばZ)と、第3の出力信号の組における、第1の出力信号の組及び第3の出力信号の組に続く少なくとも1つの出力信号(例えばW)とを表示し、利用者に再び選択させる。
以上に示したタイミングチャート表示部126によれば、トランザクション等に含まれる出力信号の組を先頭から順にタイミングチャートにより表示し、すでに表示した部分が共通する各トランザクションについてすでに表示した部分に続く少なくとも1つの出力信号を表示することができる。そして、後続の出力信号のいずれかが選択された場合に、選択された出力信号を共通部分に含めたタイミングチャートにより表示しなおすことができる。これにより、タイミングチャート表示部126は、選択的に表示されたタイミングチャートを順次選択していくことで、トランザクションを先頭から順次特定していくことができるユーザインターフェイスを提供することができる。
図10は、本実施形態に係る観測装置20によるヒストグラムの表示の一例を示す。
観測装置20内のヒストグラム表示部128は、利用者により指定された出力信号の列が連続して繰り返し出力された個数の度数分布をヒストグラムにより表示する。より具体的には、まず、状態遷移検索部145は、当該観測装置20の利用者により指定された出力信号の列を含む出力信号の組に対応する状態遷移を状態遷移記憶部102a内の状態遷移識別情報記憶部104a及び/又は状態遷移記憶部102b内の状態遷移識別情報記憶部104bから検索する。そして、状態遷移検索部145は、当該状態遷移とその発生回数を度数分布算出部150へ供給する。次に、度数分布算出部150は、状態遷移検索部145により検索されたそれぞれの状態遷移中に、当該出力信号の列が連続して含まれる個数を算出する。この出力信号の列は、1又は複数の出力信号の組であってよい。例えば、状態遷移(A→B→B→B→D)中に、出力信号の列(B)が連続して含まれる個数は3個である。そして、当該状態遷移の発生回数が100回であれば、当該状態遷移に関して当該出力信号の列(B)が連続3個出現する度数は300回となる。
次に度数分布算出部150は、算出した個数及び検索された状態遷移の発生回数に基づいて、当該出力信号の列が繰り返し出力される個数の度数分布を算出する。すなわち、度数分布算出部150は、当該出力信号の列が繰り返し出力される個数を階級に分け、階級毎に発生回数を合計することにより、度数分布を算出する。そして、ヒストグラム表示部128は、当該度数分布のヒストグラムを表示する。
また、状態遷移選択部130は、当該出力信号の列が繰り返し出力される個数についての通知条件を、当該観測装置20の利用者により選択させる。そして、状態遷移選択部130は、当該出力信号の列を指定された個数連続して含む状態遷移を指定情報記憶部135に記録する。この結果、状態遷移通知部140は、出力信号取得部100により新たに取得された出力信号の組に対応する状態遷移が、当該出力信号の列を指定された個数連続して含む場合に、当該出力信号の列を指定された個数連続して含む状態遷移が発生したことを通知することができる。
また、ヒストグラム表示部128は、当該出力信号の列が繰り返し出力される個数のそれぞれについて、当該個数に対応する度数が予め設定されたしきい値より小さいことを条件として、当該出力信号の列を当該個数連続して含む状態遷移の発生を通知すべき旨を状態遷移選択部130へ指示してもよい。これにより、状態遷移選択部130は、この条件を満たす状態遷移を指定情報記憶部135に記録する。この結果、状態遷移通知部140は、出力信号取得部100により新たに取得された出力信号の組に対応する状態遷移が、当該出力信号の列をある個数連続して含む場合において、当該個数に対応する度数がしきい値より小さい場合に、当該出力信号の列を当該個数だけ連続して含む状態遷移が発生したことを通知することができる。
以上に示したヒストグラム表示部128によれば、ある出力信号の列が連続して出力される個数の分布を分かりやすく表示すると共に、当該分布に基づいて状態遷移の発生を通知する条件を適切に設定可能とすることができる。
図11は、本実施形態に係るコンピュータ1900のハードウェア構成の一例を示す。本実施形態に係るコンピュータ1900は、ホスト・コントローラ2082により相互に接続されるCPU2000、RAM2020、グラフィック・コントローラ2075、及び表示装置2080を有するCPU周辺部と、入出力コントローラ2084によりホスト・コントローラ2082に接続される通信インターフェイス2030、ハードディスクドライブ2040、及びCD−ROMドライブ2060を有する入出力部と、入出力コントローラ2084に接続されるROM2010、フレキシブルディスク・ドライブ2050、及び入出力チップ2070を有するレガシー入出力部とを備える。
ホスト・コントローラ2082は、RAM2020と、高い転送レートでRAM2020をアクセスするCPU2000及びグラフィック・コントローラ2075とを接続する。CPU2000は、ROM2010及びRAM2020に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。グラフィック・コントローラ2075は、CPU2000等がRAM2020内に設けたフレーム・バッファ上に生成する画像データを取得し、表示装置2080上に表示させる。これに代えて、グラフィック・コントローラ2075は、CPU2000等が生成する画像データを格納するフレーム・バッファを、内部に含んでもよい。
入出力コントローラ2084は、ホスト・コントローラ2082と、比較的高速な入出力装置である通信インターフェイス2030、ハードディスクドライブ2040、CD−ROMドライブ2060を接続する。通信インターフェイス2030は、ネットワークを介して他の装置と通信する。ハードディスクドライブ2040は、コンピュータ1900内のCPU2000が使用するプログラム及びデータを格納する。CD−ROMドライブ2060は、CD−ROM2095からプログラム又はデータを読み取り、RAM2020を介してハードディスクドライブ2040に提供する。
また、入出力コントローラ2084には、ROM2010と、フレキシブルディスク・ドライブ2050、及び入出力チップ2070の比較的低速な入出力装置とが接続される。ROM2010は、コンピュータ1900が起動時に実行するブート・プログラムや、コンピュータ1900のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。フレキシブルディスク・ドライブ2050は、フレキシブルディスク2090からプログラム又はデータを読み取り、RAM2020を介してハードディスクドライブ2040に提供する。入出力チップ2070は、フレキシブルディスク・ドライブ2050や、例えばパラレル・ポート、シリアル・ポート、キーボード・ポート、マウス・ポート等を介して各種の入出力装置を接続する。
RAM2020を介してハードディスクドライブ2040に提供されるプログラムは、フレキシブルディスク2090、CD−ROM2095、又はICカード等の記録媒体に格納されて利用者によって提供される。プログラムは、記録媒体から読み出され、RAM2020を介してコンピュータ1900内のハードディスクドライブ2040にインストールされ、CPU2000において実行される。
コンピュータ1900にインストールされ、コンピュータ1900を観測装置20として機能させるプログラムは、出力信号取得モジュールと、状態遷移識別情報記憶管理モジュール及び状態遷移回数記憶管理モジュールを有する状態遷移記憶管理モジュールと、状態遷移追加モジュールと、状態遷移カウントモジュールと、表形式表示モジュール、状態遷移図表示モジュール、タイミングチャート表示モジュール、及びヒストグラム表示モジュールを有する状態遷移出力モジュールと、状態遷移選択モジュールと、指定情報記憶管理モジュールと、状態遷移通知モジュールと、状態遷移検索モジュールと、度数分布算出モジュールと、後続出力信号選択モジュールと、初期状態検出モジュール及び状態遷移取得モジュールを有するトランザクション抽出モジュールとを備える。これらのプログラム又はモジュールは、CPU2000等に働きかけて、コンピュータ1900を、出力信号取得部100と、状態遷移識別情報記憶部104a〜b及び状態遷移回数記憶部106a〜bを有する状態遷移記憶部102a〜bと、状態遷移追加部110a〜bと、状態遷移カウント部115a〜bと、表形式表示部122、状態遷移図表示部124、タイミングチャート表示部126、及びヒストグラム表示部128を有する状態遷移出力部120と、状態遷移選択部130と、指定情報記憶部135と、状態遷移通知部140と、状態遷移検索部145と、度数分布算出部150と、後続出力信号選択部160と、初期状態検出部172及び状態遷移取得部174を有するトランザクション抽出部170としてそれぞれ機能させる。
以上に示したプログラム又はモジュールは、外部の記憶媒体に格納されてもよい。記憶媒体としては、フレキシブルディスク2090、CD−ROM2095の他に、DVDやCD等の光学記録媒体、MO等の光磁気記録媒体、テープ媒体、ICカード等の半導体メモリ等を用いることができる。また、専用通信ネットワークやインターネットに接続されたサーバシステムに設けたハードディスク又はRAM等の記憶装置を記録媒体として使用し、ネットワークを介してプログラムをコンピュータ1900に提供してもよい。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
本発明の実施形態に係る観測装置20の構成を示す。 本発明の実施形態に係る観測装置20の動作を示す。 本発明の実施形態に係る観測装置20による表形式の表示の一例を示す。 本発明の実施形態に係る観測装置20による表形式の表示において、タイミングチャートを更に表示する一例を示す。 本発明の実施形態に係る観測装置20による状態遷移図の縮小表示の一例を示す。 本発明の実施形態に係る観測装置20による状態遷移図の拡大表示の一例を示す。 本発明の実施形態に係る観測装置20による状態遷移の比較表示の一例を示す。 本発明の実施形態に係る観測装置20による状態遷移の選択表示の一例を示す。 本発明の実施形態に係る観測装置20によるタイミングチャートの表示の一例を示す。 本発明の実施形態に係る観測装置20によるヒストグラムの表示の一例を示す。 本発明の実施形態に係るコンピュータ1900のハードウェア構成の一例を示す。
符号の説明
10 観測対象装置
20 観測装置
100 出力信号取得部
102a〜b 状態遷移記憶部
104a〜b 状態遷移識別情報記憶部
106a〜b 状態遷移回数記憶部
110a〜b 状態遷移追加部
115a〜b 状態遷移カウント部
120 状態遷移出力部
122 表形式表示部
124 状態遷移図表示部
126 タイミングチャート表示部
128 ヒストグラム表示部
130 状態遷移選択部
135 指定情報記憶部
140 状態遷移通知部
145 状態遷移検索部
150 度数分布算出部
160 後続出力信号選択部
170 トランザクション抽出部
172 初期状態検出部
174 状態遷移取得部
800、810、820、830 タイミングチャート
1900 コンピュータ
2000 CPU
2010 ROM
2020 RAM
2030 通信インターフェイス
2040 ハードディスクドライブ
2050 フレキシブルディスク・ドライブ
2060 CD−ROMドライブ
2070 入出力チップ
2075 グラフィック・コントローラ
2080 表示装置
2082 ホスト・コントローラ
2084 入出力コントローラ
2090 フレキシブルディスク
2095 CD−ROM

Claims (17)

  1. 観測対象の装置が出力する信号を入力し、当該観測対象装置の動作を観測する観測装置であって、
    前記観測対象装置が出力する出力信号を取得する出力信号取得部と、
    連続する2以上のサイクルにおいて取得された前記出力信号の組を、前記出力信号の状態遷移として記憶する状態遷移記憶部と、
    前記出力信号取得部により新たに取得された前記出力信号の組に対応する前記状態遷移が前記状態遷移記憶部に記憶されていない場合に、新たに取得された前記出力信号の組を、新たな前記状態遷移として前記状態遷移記憶部に追加して記憶させる状態遷移追加部と、
    前記状態遷移記憶部に記憶された前記出力信号の状態遷移を出力する状態遷移出力部と
    を備える観測装置。
  2. 前記状態遷移記憶部は、前記出力信号の状態遷移のそれぞれに対応して、当該状態遷移が生じた回数を記憶し、
    前記出力信号取得部により新たに取得された前記出力信号の組に対応する前記状態遷移が前記状態遷移記憶部に記憶されている場合に、当該状態遷移が生じた回数をインクリメントする状態遷移カウント部
    を更に備える請求項1記載の観測装置。
  3. 前記状態遷移記憶部は、
    前記出力信号の組と、当該出力信号の組に対応する前記状態遷移を識別する状態遷移識別情報とを対応付けて記憶する状態遷移識別情報記憶部と、
    前記状態遷移識別情報と、当該状態遷移識別情報により識別される前記状態遷移が生じた回数とを対応付けて記憶する状態遷移回数記憶部と
    を有し、
    前記状態遷移追加部は、新たに取得された前記出力信号の組が前記状態遷移識別情報記憶部に記憶されていない場合に、当該出力信号の組と、当該出力信号の組に新たに割り当てた前記状態遷移識別情報とを対応付けて前記状態遷移識別情報記憶部に記憶させると共に、前記状態遷移回数記憶部に記憶される、当該状態遷移識別情報により識別される前記状態遷移が生じた回数を初期化し、新たに取得された前記出力信号の組が前記状態遷移識別情報記憶部に記憶されている場合に、当該出力信号の組に対応付けられた前記状態遷移識別情報を前記状態遷移識別情報記憶部から読み出し、
    前記状態遷移カウント部は、新たに取得された前記出力信号の組が前記状態遷移識別情報記憶部に記憶されている場合に、当該状態遷移識別情報に対応して前記状態遷移回数記憶部に記憶された前記回数をインクリメントする
    請求項2記載の観測装置。
  4. 前記出力信号取得部により新たに取得された前記出力信号の組に対応する前記状態遷移が発生した回数が予め定められたしきい値未満である場合に、当該状態遷移が発生したことを通知する状態遷移通知部を更に備える請求項2記載の観測装置。
  5. 当該観測装置の利用者により指定された前記状態遷移を記憶する指定情報記憶部と、
    前記出力信号取得部により新たに取得された前記出力信号の組に対応する状態遷移が、前記指定情報記憶部に記憶された前記出力信号の組に対応する状態遷移と一致する場合に、指定された前記状態遷移と一致する状態遷移が発生したことを通知する状態遷移通知部を更に備える請求項2記載の観測装置。
  6. 前記状態遷移出力部は、一のサイクルにおいて取得された前記出力信号と当該一のサイクルの次のサイクルにおいて取得された前記出力信号との組に対応する前記状態遷移が生じた回数を、当該一のサイクルにおいて取得された前記出力信号を行又は列の一方とし、当該一のサイクルの次のサイクルにおいて取得された前記出力信号を行又は列の他方とする表のセルに表示する表形式表示部を有する請求項2記載の観測装置。
  7. 前記表形式表示部は、予め定められた回数以上発生した前記状態遷移を表示するセルを、当該予め定められた回数以上発生していない前記状態遷移を表示するセルと区別可能な表示形式により表示する請求項6記載の観測装置。
  8. 当該観測装置の利用者により少なくとも1つのセルを選択させる状態遷移選択部と、
    前記出力信号取得部により新たに取得された前記出力信号の組に対応する状態遷移が、選択された前記セルに対応する前記状態遷移と一致する場合に、選択された前記状態遷移と一致する状態遷移が発生したことを通知する状態遷移通知部と
    を更に備える請求項6記載の観測装置。
  9. 前記状態遷移出力部は、各サイクルにおいて取得された前記出力信号のそれぞれをノードとし、連続する2つのサイクルにおいて取得された前記出力信号の組に対応する前記状態遷移を1サイクル目の前記出力信号を示す前記ノードから2サイクル目の前記出力信号を示す前記ノードへのリンクとした状態遷移図を表示する状態遷移図表示部を有し、
    当該観測装置の利用者により少なくとも1つのリンク又は少なくとも2つのノードを選択させる状態遷移選択部と、
    前記出力信号取得部により新たに取得された前記出力信号の組に対応する状態遷移が、選択された前記リンク又は前記少なくとも2つの前記ノードに対応する前記状態遷移と一致する場合に、選択された前記状態遷移と一致する状態遷移が発生したことを通知する状態遷移通知部と
    を更に備える請求項2記載の観測装置。
  10. 前記状態遷移出力部は、各サイクルにおいて取得された前記出力信号のそれぞれをノードとし、連続する2つのサイクルにおいて取得された前記出力信号の組に対応する前記状態遷移を1サイクル目の前記出力信号を示す前記ノードから2サイクル目の前記出力信号を示す前記ノードへのリンクとした状態遷移図を表示する状態遷移図表示部を有し、
    前記状態遷移図表示部は、第1の前記状態遷移図に表示する前記リンクのうち、当該観測装置の利用者により指定された第2の前記状態遷移図に含まれない前記リンクを、前記第2の状態遷移図に含まれる前記リンクと区別可能に表示する
    請求項記載の観測装置。
  11. 当該観測装置の利用者により指定された出力信号の列を含む前記出力信号の組に対応する前記状態遷移を前記状態遷移記憶部から検索する状態遷移検索部と、
    前記状態遷移検索部により検索されたそれぞれの前記状態遷移に前記出力信号の列が連続して含まれる個数に基づいて、前記出力信号の列が繰り返し出力される個数の度数分布を算出する度数分布算出部と
    を更に備え、
    前記状態遷移出力部は、前記度数分布算出部が算出した前記度数分布のヒストグラムを表示するヒストグラム表示部を有する
    請求項2記載の観測装置。
  12. 前記状態遷移出力部は、先頭の前記出力信号から所定の数の前記出力信号が同一の値をとる第1の前記出力信号の組及び第2の前記出力信号の組が取得された場合において、前記所定の数の前記出力信号と、前記第1の出力信号の組における前記所定の数の前記出力信号に続く少なくとも1つの前記出力信号と、前記第2の出力信号の組における前記所定の数の前記出力信号に続く少なくとも1つの前記出力信号とを、タイミングチャートとして表示するタイミングチャート表示部を有する
    請求項1記載の観測装置。
  13. 前記タイミングチャート表示部により表示された、前記第1の出力信号の組における前記少なくとも1つの出力信号と、前記第2の出力信号の組における前記少なくとも1つの出力信号のいずれかを、当該観測装置の利用者により選択させる後続出力信号選択部を更に備え、
    前記タイミングチャート表示部は、前記第1の出力信号の組における前記少なくとも1つの出力信号が選択された場合に、前記所定の数の前記出力信号及び前記第1の出力信号の組における前記少なくとも1つの出力信号を表示し、前記第2の出力信号の組における前記少なくとも1つの出力信号の表示を消去する
    請求項12記載の観測装置。
  14. 前記第1の出力信号の組と、前記第2の出力信号の組と、先頭の前記出力信号から前記所定の数より大きい数の前記出力信号が前記第1の出力信号の組と同一の値をとる第3の前記出力信号の組とが取得された場合において、
    前記タイミングチャート表示部は、
    前記所定の数の前記出力信号と、前記第1の出力信号の組及び前記第3の出力信号の組に共通する、前記所定の数の前記出力信号に続く少なくとも1つの前記出力信号と、前記第2の出力信号の組における前記所定の数の前記出力信号に続く少なくとも1つの前記出力信号とを、タイミングチャートとして表示し、
    前記第1の出力信号の組及び前記第3の出力信号の組に共通する前記少なくとも1つの出力信号が選択された場合に、前記第1の出力信号の組及び前記第3の出力信号の組に共通する前記所定の数より大きい数の前記出力信号と、前記第1の出力信号の組における、前記第1の出力信号の組及び前記第3の出力信号の組に続く少なくとも1つの前記出力信号と、前記第3の出力信号の組における、前記第1の出力信号の組及び前記第3の出力信号の組に続く少なくとも1つの前記出力信号とを表示する
    請求項13記載の観測装置。
  15. 前記出力信号取得部が取得した前記出力信号が予め定められた条件を満たす場合に、前記出力信号が初期状態であることを検出する初期状態検出部と、
    前記初期状態でない前記出力信号を取得してから前記初期状態である前記出力信号を取得する直前までの間に取得された前記出力信号の組を、前記出力信号の状態遷移として取得する状態遷移取得部と
    を更に備え、
    前記状態遷移追加部は、前記状態遷移取得部により取得された前記状態遷移が前記状態遷移記憶部に記憶されていない場合に、当該状態遷移を前記状態遷移記憶部に追加して記憶させる
    請求項1記載の観測装置。
  16. 観測対象の装置が出力する信号を入力し、当該観測対象装置の動作を観測する観測方法であって、
    前記観測対象装置が出力する出力信号を取得する出力信号取得段階と、
    連続する2以上のサイクルにおいて取得された前記出力信号の組を、前記出力信号の状態遷移として記憶する状態遷移記憶段階と、
    前記出力信号取得部により新たに取得された前記出力信号の組に対応する前記状態遷移が前記状態遷移記憶段階において記憶されていない場合に、新たに取得された前記出力信号の組を、新たな前記状態遷移として前記状態遷移記憶段階において追加して記憶させる状態遷移追加段階と、
    前記状態遷移記憶段階において記憶された前記出力信号の状態遷移を出力する状態遷移出力段階と
    を備える観測方法。
  17. 観測対象の装置が出力する信号を入力し、当該観測対象装置の動作を観測する観測装置のプログラムであって、
    当該プログラムは、前記観測装置を、
    前記観測対象装置が出力する出力信号を取得する出力信号取得部と、
    連続する2以上のサイクルにおいて取得された前記出力信号の組を、前記出力信号の状態遷移として記憶する状態遷移記憶部と、
    前記出力信号取得部により新たに取得された前記出力信号の組に対応する前記状態遷移が前記状態遷移記憶部に記憶されていない場合に、新たに取得された前記出力信号の組を、新たな前記状態遷移として前記状態遷移記憶部に追加して記憶させる状態遷移追加部と、
    前記状態遷移記憶部に記憶された前記出力信号の状態遷移を出力する状態遷移出力部と
    として機能させるプログラム。
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