JP4093477B2 - インシュロック - Google Patents

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Description

本発明は、主としてパチンコ機の基体に回路基板を結束せしめて不正行為を有効に防止
せしめることが出来るインシュロックに関する。
従来より、この種のインシュロックとしては、実開平6−88072号公報などに記載
されているように、所要の幅と長さを備えた合成樹脂製帯状本体の一端に係止孔が形成さ
れると共に、該係止孔に挿通係止せしめるべく本体の一面にはその長手方向に沿って所定
ピッチ毎に係止突起が形成されたものが知られている。そして、上述のごとく構成された
従来例は、リ−ド線やケ−ブル類など所要の被結束物に本体をル−プ状に巻付け、所要の
係止突起を係止孔に係止して結束せしめるものとされている。
ところで、かかる従来のインシュロックは、上述の如きリ−ド線やケ−ブル類などの結
束のみならず、例えば、パチンコ機の賭博性を高めるべく不正に回路基板を差換えるなど
の不正行為の防止にも適用せしめられている。即ち、パチンコ機の基体と回路基板とをイ
ンシュロックにより結束せしめると共に、その結束個所に封印せしめるものである。
特開平6−88072号公報
上述のごとく構成された従来のインシュロックは、リ−ド線やケ−ブル類などの被結束
物を結束せしめる場合には極めて好適に使用することが出来るものである。
しかしながら、パチンコ機における不正行為を防止せしめるべく基体と回路基板とを結
束せしめた場合においては、単に本体をル−プ状に巻付けつつ所要の係止突起を係止孔に
係止して結束せしめるにすぎないものであるから、インシュロックの結束を潜り抜けて回
路基板を不正に差換えられるおそれがあり、かかる場合には回路基板自体の情報をチェッ
クすることが出来ないためその不正を適確にチエックし得ないものである。また、結束状
態下のインシュロックを切断して回路基板を不正に差換えたのち、切断せしめたインシュ
ロックを原状状態に擬装せしめた場合においてはその結束状態を視認してチェックせざる
を得ないものであって、同様に不正行為を適確にチェックすることが出来ないものである
本発明は従来の問題点を解決しようとするもので、主としてパチンコ機の基体に回路基
板を結束せしめ、回路基板の不正な差換え行為などを有効に防止せしめることが出来るイ
ンシュロックを提供するにある。
上記の目的を達成するため、本発明の請求項1記載の発明は、所要の幅と長さを備えた
可撓性帯状本体の一端に係止孔が形成されると共に、該係止孔に挿通係止せしめるべく該
本体の一面にはその長手方向に沿って所定ピッチ毎に係止突起が形成されてなり、上記本
体を被結束物にル−プ状に巻付けつつ所要の係止突起を係止孔に係止して結束せしめるべ
く構成されたインシュロックにおいて、上記本体にはその長手方向に沿ってアンテナ線が
封入され、該アンテナ線には所要の情報を記憶せしめたICチップが接続されると共に、
結束時にアンテナ線の両端部を接続せしめるべく本体には喰い込み自在な略W字形状の
続金具が付設されてなることを特徴とする、インシュロックを要旨とするものである。
請求項1記載のインシュロックにおいて、アンテナ線は本体のほぼ全長にわたって封入
され、また、本体には所要の情報を記憶せしめたバ−コ−ドが貼着されている。
本発明は上述のように構成されているから、本体をル−プ状に折曲せしめつつパチンコ
機の基体と回路基板とを一体的に結束せしめると共に、本体に接続金具を喰い込ませて封
入するアンテナ線の両端を接続せしめ、ICチップに記憶せしめた情報をバ−コ−ド・I
Cカ−ドリ−ダライタ等に読み取って不正な回路基板の差換えをチェックし、また、結束
状態下の本体が切断されている場合にはバ−コ−ド・ICカ−ドリ−ダライタ等によるI
Cチップの情報読取りが不能となり、不正な回路基板の差換えをチェックすることが出来
るものであって、常に不正な回路基板の差換えを有効に防止せしめることが出来るもので
ある。
以下に、本発明を実施するための最良の形態を図面に示す一実施例に基づいて説明する
図1〜図5は本発明の一実施例を示すもので、同図中、1はインシュロック、2は該イ
ンシュロック1を構成する所要の幅と長さを備えた弾性を有する合成樹脂製帯状本体、3
は該本体2の一端部に略方形体状凸部4を介して形成された係止孔、5は該係止孔3内に
可動自在に形成された係止爪である。6は上記係止孔3に挿通して係止爪5に係止せしめ
るべく本体2の長手方向に沿ってその一面に所定ピッチ毎に形成された係止突起、7は同
他面に広幅状の貼着部8を介して貼着されたバ−コ−ドで、該バ−コ−ド7にはパチンコ
機全体の型板・規格・生産年月日・品名・IDコ−ド・ICチップ用照合IDに関する情
報等が記憶せしめられている。9は前記本体2のほぼ全長にわたって封入されたアンテナ
線、10は該アンテナ線9に接続されたICチップで、該ICチップ10には照合用ID
と後記する回路基板17の番号・内機の規格内容等の情報が記憶せしめられている。11
は上記アンテナ線9の両端部を接続せしめるべく本体2の係止孔3側に付設されたアンテ
ナ線用接続具、12は該接続具11を構成する略上向きコ字形状の中空状取付け部材で、
該取付け部材12は本体2に摺動自在に嵌合せしめられている。13は上記取付け部材1
2に昇降自在に嵌合された略下向きコ字形状の作動部材、14は該作動部材13の中央部
下端に垂設された接続金具で、該接続金具14は本体2に喰い込ませるべく先部が先鋭状
に形成されると共に、アンテナ線9の両端部に嵌合せしめて接続せしめるべく先端より基
端方向に向けて所要の幅と深さを備えた嵌合溝15が切欠き状に形成された略W字形状と
されている。その他、16はパチンコ機(図示略)を構成する基体、17は回路基板を各
々示す。
上述のごとく構成された実施例は、図4に示すように、本体2をル−プ状に折曲せしめ
つつ基体16・回路基板17に強く巻付け、その自由端を係止孔3に挿通すると共に、所
要の係止突起6を係止爪5に係止せしめ、基体16・回路基板17を一体的に結束せしめ
る。
次いで、結束せしめた本体2の自由端と基端とを重ね合せたのち、上方より作動部材1
3を下降作動せしめ、接続金具14を本体2に喰い込ませる。そして、本体2に封入する
アンテナ線9を嵌合溝15内に接触状に嵌合せしめ、アンテナ線9の両端を接続金具14
でもって導電的に接続せしめる(図5参照)。
そして、例えば、インシュロック1の結束を潜り抜けて回路基板17が差換えられたか
否かをチェックする場合には、公知のバ−コ−ド・ICカ−ドリ−ダライタ(図示略)に
よりバ−コ−ド7及びICチップ10に記憶せしめた情報を読取ると共に、回路基板17
自体に表示された商品内容・内機の情報を読取る。そして、予めコンピュ−タに記憶せし
めた情報と照合せしめ、回路基板17の不正な差換えをチェックする。
また、結束せしめたインシュロック1を切断して不正に回路基板17を差換えると共に
、インシュロック1を擬装して適否を視認することが出来ない場合においては、前記と同
様にバ−コ−ド・ICカ−ドリ−ドライタでもって読取りを行うも、本体2に封入するア
ンテナ線9が切断されているため、ICチップ10の読取りが不能となり、ひいては、不
正な回路基板17の差換えを確実にチェックすることが出来るものである。
なお、上記実施例において、本体2は合成樹脂材により形成するものとされているが、
可撓性を有する他の公知の材質により形成してもよい。また、上記実施例は、パチンコ機
における基体16と回路基板17を結束せしめ、回路基板17の不正な差換え行為等を防
止せしめるものとされているが、これに限定されるものでなく、所要の被結束物を結束せ
しめて不正行為を防止せしめることが出来るものであって、例えば、商品の盗難防止、取
付け機器の不正取外し防止、認可機器及び基板の入替防止並びに管理、商品の外機と内機
の照合管理並びに不正行為の防止等にも適用せしめることが出来るものである。
本発明の一実施例を示す一部破断平面図である。 図1の実施例を示す側面図である。 図2のA−A線に沿う断面図である。 実施例の使用状態を示す側面図である。 図4のB−B線に沿う断面図である。
符号の説明
1 インシュロック
2 本体
3 係止孔
5 係止爪
6 係止突起
7 バ−コ−ド
9 アンテナ線
10 ICチップ
14 接続金具
15 嵌合溝
16 基体
17 回路基板

Claims (3)

  1. 所要の幅と長さを備えた可撓性帯状本体の一端に係止孔が形成されると共に、該係止孔
    に挿通係止せしめるべく該本体の一面にはその長手方向に沿って所定ピッチ毎に係止突起
    が形成されてなり、上記本体を被結束物にル−プ状に巻付けつつ所要の係止突起を係止孔
    に係止して結束せしめるべく構成されたインシュロックにおいて、上記本体にはその長手
    方向に沿ってアンテナ線が封入され、該アンテナ線には所要の情報を記憶せしめたICチ
    ップが接続されると共に、結束時にアンテナ線の両端部を接続せしめるべく本体には喰い
    込み自在な略W字形状の接続金具が付設されてなることを特徴とする、インシュロック。
  2. アンテナ線は本体のほぼ全長にわたって封入されてなることを特徴とする、請求項1記
    載のインシュロック。
  3. 本体に所要の情報を記憶せしめたバ−コ−ドが貼着されてなることを特徴とする、請求
    項1記載のインシュロック。
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