JP4091597B2 - 建物内lan利用管理システム - Google Patents

建物内lan利用管理システム Download PDF

Info

Publication number
JP4091597B2
JP4091597B2 JP2004359018A JP2004359018A JP4091597B2 JP 4091597 B2 JP4091597 B2 JP 4091597B2 JP 2004359018 A JP2004359018 A JP 2004359018A JP 2004359018 A JP2004359018 A JP 2004359018A JP 4091597 B2 JP4091597 B2 JP 4091597B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
building
lan
usage
floor
user terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004359018A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006173668A (ja
Inventor
広泰 田畠
弘之 辻
了 杉浦
茂 渋谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Building Techno-Service Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Electric Building Techno-Service Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Building Techno-Service Co Ltd filed Critical Mitsubishi Electric Building Techno-Service Co Ltd
Priority to JP2004359018A priority Critical patent/JP4091597B2/ja
Publication of JP2006173668A publication Critical patent/JP2006173668A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4091597B2 publication Critical patent/JP4091597B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)

Description

本発明は、建物内LAN利用管理システムに係り、特に、建物内LANとインターネットとを併用する建物内LAN利用管理システムに関する。
大型ビルやマンション等において、建物内LAN(Local Area Network)を構築し、様々な情報の提供やその管理をすることが行われている。このようなビルやマンションは、インテリジェントビル又は情報化マンション等と呼ばれることがある。また、複数ビルをLANで接続し、インテリジェント化を拡大することも試みられている。
例えば、特許文献1には、開放型地域情報インテリジェント通信方法及びネットワークシステムが開示され、ここではテレコミュニケーションと、OA(Office Antomation)等を統合した複数ビルを開放型ネットワークで結び一元的に運営管理する通信方法及びネットワークシステムが述べられている。
特開平10−285201号公報
上記のような建物内LAN、あるいは地域開放型LANは、それのみでクローズドされたシステムであり、その建物の居住者等が個人で加入するインターネットサービスとは連携が取れていない。
建物内LANによれば、その建物固有の情報、例えばその建物の入門情報や、配達物の預かり情報、監視カメラの情報等のセキュリティ関連情報を得ることができる。一方でインターネット通信手段を用いれば、送受信の場所を問わず、さらに広範囲の情報を得ることができる。
しかしながら、従来技術では、建物内LAN等と、インターネット通信手段との有効な連携が図られていない。
本発明の目的は、インターネット通信手段との連携を可能とする建物内LAN利用管理システムを提供することである。
本発明に係る建物内LAN利用管理システムは、インターネットに接続され建物内に引きこまれる専用引込み線を建物の各階用の支線に分配し、建物内に各階用支線を縦敷設し、各階用支線をそれぞれ建物各階の中継器に接続する建物内通信ケーブルにより構成される建物内LANの利用管理を行うシステムであって、建物内LANを介し、建物内ユーザの端末及び建物内のセキュリティ端末と接続される利用管理サーバを備え、利用管理サーバは、建物内の各セキュリティ端末と中継器及び建物内LANを介して接続され、建物内のセキュリティ情報を管理するセキュリティ管理部と、建物内の各ユーザ端末と中継器及び建物内LANを介して接続され、建物内LANに接続される建物内各ユーザ端末についてはプロバイダーとして働き、各ユーザ端末と外部のプロバイダーとの間のインターネット接続について2次プロバイダーとして管理するインターネット接続管理部と、各ユーザ端末の保有者に対し、建物内LANを介したインターネット接続によってセキュリティ情報を配信する情報配信部と、を含み、インターネット接続管理部は、各ユーザ端末から、建物内LANを介してのインターネット接続希望に関し、通信伝送条件を含む希望条件を受け付け取得する希望取得手段と、複数の外部インターネットプロバイダーのそれぞれから、その建物内で接続を行った場合の特別あるいは一般の利用料金を含む利用条件を受け取り取得する利用条件取得手段と、を有し、ユーザの希望条件と外部インターネットプロバイダーの利用条件とに基づいて接続プロバイダーを絞り込む備えることを特徴とする。
また、本発明に係る建物内LAN利用管理システムは、インターネットに接続され建物内に引きこまれる専用引込み線を建物の各階用の支線に分配し、エレベータ昇降路の中に各階用支線を縦敷設し、各階用支線をそれぞれ昇降路各階に設けられる防火穴を介し建物各階の中継器に接続する建物内通信ケーブルにより構成される建物内LANの利用管理を行うシステムであって、建物内LANを介し、建物内ユーザの端末及び建物内のセキュリティ端末と接続される利用管理サーバを備え、利用管理サーバは、建物内の各セキュリティ端末と中継器及び建物内LANを介して接続され、建物内のセキュリティ情報を管理するセキュリティ管理部と、建物内の各ユーザ端末と中継器及び建物内LANを介して接続され、建物内LANに接続される建物内各ユーザ端末についてはプロバイダーとして働き、各ユーザ端末と外部のプロバイダーとの間のインターネット接続について2次プロバイダーとして管理するインターネット接続管理部と、各ユーザ端末の保有者に対し、建物内LANを介したインターネット接続によってセキュリティ情報を配信する情報配信部と、を含み、インターネット接続管理部は、各ユーザ端末から、建物内LANを介してのインターネット接続希望に関し、通信伝送条件を含む希望条件を受け付け取得する希望取得手段と、複数の外部インターネットプロバイダーのそれぞれから、その建物内で接続を行った場合の特別あるいは一般の利用料金を含む利用条件を受け取り取得する利用条件取得手段と、を有し、ユーザの希望条件と外部インターネットプロバイダーの利用条件とに基づいて接続プロバイダーを絞り込むことを特徴とする。
また、本発明に係る建物内LAN利用管理システムにおいて、セキュリティ情報には、監視カメラの映像、又は建物内のゲートの通過情報、又は外部からの配達物預かり情報の中の少なくとも1つを含むことが好ましい。
また、本発明に係る建物内LAN利用管理システムにおいて、セキュリティ情報には、エレベータの動作データに基づくエレベータ利用情報を含むことが好ましい。
また、本発明に係る建物内LAN利用管理システムにおいて、絞込部は、さらに、複数のユーザ端末からの利用希望があるときに、複数の外部インターネットプロバイダーに対し、利用希望ユーザ数を提示し、まとめて接続を行った場合の特別あるいは一般の利用料金を含む利用条件の提供を求める要求手段と、を含むことが好ましい。
また、本発明に係る建物内LAN利用管理システムにおいて、希望条件には、通信伝送媒体の種類、又は通信伝送速度、又は、送受信装置種類の中の少なくとも1つを含むことが好ましい。
上記構成により、建物内ユーザ端末及び各セキュリティ端末に接続される建物内LANは、インターネットに接続される。そして、利用管理サーバは、2次プロバイダーとしての機能を有し、セキュリティ管理とインターネット接続管理を行い、さらに、建物内LANを介したインターネット接続によってセキュリティ情報を配信する。ここで2次プロバイダーの機能とは、その建物内LANに接続される建物内端末については、利用管理サーバがプロバイダーとして働くことを意味し、外部のインターネットとの接続が利用管理サーバを介して行われる。このようにして、建物内LANとインターネット通信手段との連携が可能となり、一元的な利用管理を行うことができる。
また、建物内LANは、エレベータ昇降路において縦敷設される。複数階の建物、特に中層以上の建物には通常エレベータが設けられるが、このエレベータの昇降路は、建物を縦方向に貫通する空間であるので、火災等を考慮し、防火壁で囲まれている。そして、従来は、エレベータに関する配線、配管のみが敷設出来るように法規制が行われていたが、法規制の問題を除けば、この昇降路は、防火壁に囲まれ防災上、防犯上安全度の高い領域であり、また、既に建物内を縦に貫通しているので、通信回線を縦敷設することに都合がよい。このエレベータ昇降路を用いて建物内LANを縦敷設するので、建物の各階の床に通信回線の縦敷設のための貫通穴を設ける工事を要することなく、建物内LANの敷設が容易となる。
また、ここでセキュリティ情報とは、広く建物を管理する部門の有する情報をさす。そしてセキュリティ情報として、監視カメラの映像、建物内のゲートの通過情報、外部からの配達物預かり情報、さらにエレベータの動作データに基づくエレベータ利用情報の中の少なくとも1つを含むので、ユーザの利便性が向上する。
また、外部のインターネットプロバイダーは、ユーザの希望条件とプロバイダーの利用条件とに基づいて絞り込むので、ユーザにとり有利な条件のプロバイダーを絞り込める。
また、利用希望の数をまとめて提示し、複数のプロバイダーから利用条件の提供を要求するので、競争原理に基づいた有利な利用条件を引き出すことが可能となる。
また、ユーザの希望条件には、光信号通信又は電気信号通信等の通信伝送媒体の種類、通信伝送速度、固定端末又は移動端末等の送受信装置種類の中の1つを含むので、ユーザの要求に合った利用条件の引き出しができる。
上記のように、本発明に係る建物内LAN利用管理システムによれば、インターネット通信手段との連携が可能となり、ユーザの利便性が向上する。
以下に図面を用いて本発明に係る実施の形態につき詳細に説明する。以下の説明では、建物は既に建設済みのマンションで、マンション内にデータ通信用の建物内LANが敷設されていない既設ビルであるものとし、これに新しく各階に渡って建物内LANを敷設するリニューアルを行い、それに対し利用管理を行うものとするが、もちろん、マンション以外で、オフィス、店舗等の複数のテナント等がいるビルであってもよい。また、これから新しく建設する建物に、最初からこの実施の形態に係る建物内LAN利用管理システムを適用するものとしてもよい。また、建物内LANの縦敷設について、エレベータの昇降路を利用する方法を詳細に説明するが、これ以外の縦敷設の方法を用いることとしてもよい。
また、利用管理サーバは、利用管理の対象であるマンションの1階に設けられるものとして説明するが、もちろん別の階に設けてもよい。また、利用管理の対象であるマンションと別の建物、例えば、利用管理を委託された会社等の運営し易い場所にある建物内に設けてもよい。この場合には、利用管理サーバは、利用管理対象の建物内LANに直接接続されなくても、インターネットを介し建物内LANに接続されるものとできる。また、建物のオーナーの端末も利用管理の対象であるマンションの1階に設けられるものとして説明するが、もちろん別の階に設けてもよい。また、オーナーがその建物に居住していないときには、オーナーの利用に便利な建物にオーナー端末を設けるものとしてもよい。この場合にも、オーナー端末はインターネットを介し建物内LANに接続するものとできる。
図1は、建物内LAN利用管理システム10の全体構成を示す図である。建物内LAN利用管理システム10は、インターネット11に接続される建物内LAN20と、その建物内LAN20に接続される利用管理サーバ50と、さらに建物内LAN20の利用を行うユーザの端末40,41と、インターネット11に接続されるプロバイダー60を含んで構成される。
図1に示す建物内LAN利用管理システム10は、既設のマンションである建物12にエレベータ16の昇降路18の特性に着目して建物内LAN20を敷設し、その建物内LAN20とインターネット11とを接続し、双方の連携を図ってその利用管理を行うものである。この場合、マンションのオーナーの委託を受けて建物内LAN20を敷設した業者がその建物内LAN20の特性を熟知しているので、その利用管理もその業者の下で利用管理サーバ50を運営するのが、オーナー側、ユーザ側、プロバイダー側等から見て効率的である。したがって、以下では、建物内LAN20を敷設することと、その利用管理とを一元化して運営する形態として説明する。
最初に、建物内LAN20の構成及びその敷設について説明し、つぎに、敷設された建物内LAN20とインターネット11との連携を図った利用管理について説明する。
A.建物内LANの敷設
以下の建物内LAN20の構成説明において、インターネットへの接続について、建物には光ケーブルで専用回線が引きこまれ、さらに各階の中継器までの支線も光ケーブルを用いるものとしたが、これらは導電体による通信線を用いてもよい。また、建物に専用回線を引きこむのは、地下を通り、エレベータ昇降路のピットに近いところで建物に導入されるものとしたが、建物の構造に合わせた他の導入場所としてもよい。例えば、建物の最上階にエレベータの機械室が設けられる場合等でそれに近いところで建物に専用回線を導入することが適している場合等には、建物の最上階から専用回線を建物内に導入するものと出来る。また、以下では、建物には1つのエレベータ昇降路があるものとして説明するが、複数の昇降路があってもよく、また、各階の支線への分配は1箇所で行うものとして説明するが、建物の構造によっては支線分配の容易な複数の場所に分配器を設けてもよい。
図1において、建物12は、複数階、例えば8階の階層を有し、既に建設済みで、従来は建物内にデータ通信用回線が敷設されていない既設のマンションであって、今回、各階にデータ通信用回線を設置するリニューアルが行われ、図1に示す構造となったものである。この建物12には、各階14に昇降が可能なエレベータ16のための昇降路18が建物12の縦方向を貫通して設けられている。
建物内LAN20は、インターネット11から建物12内に引きこまれる専用引込み線22と、専用引込み線22を建物の各階用の支線群26に分配する建物内分配器24と、建物内分配器24からエレベータ16の昇降路18の中に縦敷設され、各階14には、各支線30が昇降路18の防火壁に設けられた防火穴を介して通され、各階用中継器34に接続される構成である。
各階用中継器34には、予め複数の出力口が設けられ、後述する利用管理の方法に従い、マンションの居住者の端末40,41に接続される。図1では、建物内LAN20にこれから接続を希望するユーザの端末40と、既に建物内LAN20の接続されている端末41とが示されている。また、1階用中継器34には、オーナー端末42と、利用管理サーバ50が接続されている。
さらに、中継器34には、各種のセキュリティ端末が接続される。セキュリティ端末としては、建物12の出入口の受付位置に配置され建物内のゲートの通過情報を収集する監視カメラ又は入門センサ70、受付に配置され外部からの配達物の預かり情報等が入力される受付端末72、各階エレベータ乗場付近に配置されエレベータの動作データに基づくエレベータ利用情報を収集するエレベータセンサ74等が用いられる。入門センサ70は、例えば撮像カメラ又は認証カードの読み取りセンサ等で構成できる。受付端末は例えばパーソナルコンピュータ等で構成できる。エレベータセンサ74は、撮像カメラ又は認証カードの読み取りセンサ、又はエレベータの開閉扉の開閉検出センサ等で構成できる。
専用引込み線22は、インターネット11から、建物ごとに専用に敷設される光ケーブルである。専用引込み線22は、インターネット11から地下の光ケーブル敷設管の中に配置され、建物12の地下部分に設けられる建物内分配器24に接続される。かかる専用引込み線22は、建物12の階層数や通信の想定される頻度に基づく必要通信容量に適した芯線数の光ファイバを被覆材で覆ったもので構成することができる。
建物内分配器24は、専用引込み線22の通信容量を建物の各階用の支線30にそれぞれ分配する機能を有する。例えば、各階の通信の必要容量が等しいと想定されるときは、各階ごとに同じ通信容量を有する支線ケーブルが用いられ、上記の例では、8階分の8系列の支線30に専用引込み線22の通信容量が分配される。この場合は、各支線30は、各1本ずつで構成することが好ましい。このようにすることで、建物の構造によらず、各支線30の構成を同一にでき、予め工場で各支線30の集合である支線群26を製作して準備できる。もちろん、各支線30の通信容量の合計が専用引込み線22の通信容量を超えなければ、他の分配方法でもよい。例えば、将来の増設支線を考慮して、専用引込み線22の通信容量の半分を各支線30に均等に分配してもよく、各階の通信必要容量が異なるときは、それに応じた分配比で専用引込み線22の通信容量を分配してもよい。
建物内分配器24は、建物の地下部分で、昇降路18の最下部のピットと呼ばれるところの近傍に設けられることが好ましい。エレベータ16のピットには、昇降用電動機やエレベータ制御盤等が配置され、通常はそのピットの近くに、ピットに向けての電気配線等をまとめるためのMDF(Main Distribution Frame)コーナーと呼ばれる室空間が設けられ、MDFコーナーからピットに向けて昇降路18の防火壁を貫く防火穴が電気配線等を通すために設けられる。したがって、建物内分配器24は、好ましくはMDFコーナー内に設けることがよい。このようにすることで、既設の建物内空間及び防火穴を用いて、建物内分配器24を設置でき、防火穴を通して各階用の支線30を昇降路18内に導入することができる。
かかる建物内分配器24は、光ハブと呼ばれる装置、例えば一定の通信容量を共有するPON(Passive Optical Network)技術、あるいは通信容量を設定して分配する光帯域制御技術等を用いる装置で構成することが出来る。
支線群26は、各階の支線30の集合であり、上記の例では、8系列の各階支線30の集合である。支線群26は、建物内分配器24の出口では8系列の各階支線30が1つの被覆で保護され、エレベータ16の昇降路18を最下部から上方に向かって敷設される。そして、1階まで延ばされたところで1階用の支線30が分岐し、次に2階まで延ばされたところで2階用の支線30がさらに分岐し、これを繰り返し、最上階の8回では8階用の支線30のみが延ばされる。各支線30は、専用引込み線22と同様の構成で、通信容量の小さいものを用いることができる。
各階用の支線30は、エレベータ16の昇降路18に縦方向に配置されるガイドバー又はガイドワイヤに適当な支持材で適宜止められ、上記のように、昇降路18を上方に向かって延び、昇降路18の各階のところで支線群26から1本ずつ分けられる。そして、昇降路18の防火壁に設けられる防火穴32を通り、各階14の居住部分の共有廊下の天井に取り付けられた中継器34の入力側に接続される。
防火穴32は、防火壁の開口であるので、これを通って火災が広がらないようにする構造を有している。一例を示すと、防火穴32には、両側から難燃性材料からなるアダプタがはめ込まれる。アダプタは、各階用支線30を通すための細い貫通穴が設けられる鍔付きブッシュであり、その細い貫通穴には、各階用支線30を通した後、難燃性の熱膨張性樹脂材料が詰められる。熱膨張性樹脂は、加熱することで膨脹し、万一火災等により加熱されると、膨脹して貫通穴の隙間をふさぎ、火災の広がりを阻止することができる。熱膨張樹脂は、細い貫通穴の部分以外の隙間にも必要に応じ詰めてよい。なお、各階のエレベータ乗場には、エレベータ16を呼ぶための乗場操作盤が設けられ、その裏には乗場操作盤用の信号線を通す防火穴があるのが通常であるので、その防火穴を利用してもよい。
中継器34は、光ケーブルである各階用支線30によって伝送される光信号と、居住者の端末40,41等で使用される電気信号との間の変換を行う機能を有する装置である。かかる中継器34は、光断続信号から電気断続信号へ、及び電気断続信号から光断続信号への双方向変換を行うことが出来るもので、いわゆるメディアコンバータとして市販されているものを用いることが出来る。
また、中継器34の出力側は、予め定められた数の出力口を有し、その数は、各階の居住者の数を考慮し、また将来の利用希望の増加を見込んで、多めに設定される。各階用支線30は、この各階用出力口数に対応する通信回線を満たすものが用いられる。
かかる構造の建物内LAN20の設置方法を説明する。既設の建物12に新たに建物内LAN20を設けるリニューアルをするには、まず既存のMDFコーナーに建物内分配器24を設置する。そして、予め工場で製作した各階用支線群26を建物12のエレベータ昇降路18の中に持ち込み、その一方端、すなわち各階用支線30が分岐していない側を、エレベータ昇降路18からMDFコーナーに至る既存の防火穴を通し、MDFコーナー内の建物内分配器24の出力側に接続する。
また、各階の居住部分の共用廊下の天井に予め各階用の中継器34を取り付けておく。そして、昇降路18内で、各階用支線群26をガイドレールに沿って適当な支持材を用いて昇降路18の上方に向けて延ばしながら縦敷設する。昇降路の1階付近まで延ばすと、その周辺の防火壁に設けられた防火穴32を通し、1階用の中継器34の入力側に接続する。この際、上記のように、必要な箇所に熱膨張性樹脂を詰めてコーキングする。このようにして、各階ごとに、各階支線30を各階の防火穴32に通し、各階用の中継器34の入力側にそれぞれ接続する。
最上階まで各階支線30を縦敷設し、それを最上階用中継器34に接続が終わると、昇降路18の関連する工事が終わる。その後、インターネット11、具体的にはその基地局から専用引込み線22を地下配管によって建物12に向かって敷設し、建物12に既設されている適当な導入口から建物12内に導入し、MDFコーナーの建物内分配器24の入力側に接続する。これで一連のリニューアル工事が終了する。
このように、既設の導入口、防火穴、MDFコーナー、昇降路、ガイドレール等を利用するので、建物12に対する新たな工事を最小限に抑えることができ、リニューアル工期を短期間とし、コストも抑制することができる。また、昇降路の防火性、防犯性の面から、通信回線の保護が十分に行われる。さらに、通信回線周りのメンテナンスも、昇降路を用いることができ、作業性がよい。
B.建物内LAN及びインターネット接続に関する利用管理
建物内LAN20及びインターネット接続に関する利用管理は、利用管理サーバ50により、ユーザ端末40、セキュリティ端末70,72,74、インターネットのプロバイダー60の端末、オーナー端末42とのインターネット交信によって行われる。ここではインターネット通信は建物内LANを経由して行われるので、以下では建物内LAN及びインターネット接続に関する利用管理を、単に建物内LAN利用管理として表すものとする。
図2は、利用管理サーバ50を含む建物内LAN利用管理システム10のブロック図である。利用管理サーバ50は、CPU80、インターネット11との交信を行う通信制御部82、記憶装置84を含んで構成される。インターネット11には、建物12におけるユーザ端末40、及びプロバイダー60の端末が接続される。ここで、ユーザ端末40は、まだ建物内LAN20に接続されていないので、一般のインターネット通信手段、例えば公衆電話回線21を通して交信が行われる。その他の端末は、建物内LAN20を介し相互に交信可能であるので、図2には、かかる交信を行う経路としてネットワーク21(20)として示した。

利用管理サーバ50の記憶装置84には、セキュリティ情報等の他、建物内LAN利用管理プログラムが記憶される。
利用管理サーバ50のCPU80は、建物内のセキュリティ情報を管理するセキュリティ管理部86、建物内の各ユーザ端末40,41及びオーナー端末42と外部のプロバイダーとの間のインターネット接続について2次プロバイダーとして管理するインターネット接続管理部88、建物内LANを介したインターネット接続によってセキュリティ情報をユーザ端末41に配信する情報配信部90、複数の外部プロバイダーの中からユーザに有利なプロバイダーに絞込む絞込部92を含む。絞込部92はさらに、ユーザ端末40からの建物内LANを介したインターネット接続の希望条件を取得する希望取得モジュール94、プロバイダー60から利用条件を取得する利用条件取得モジュール96、接続希望のユーザ数がまとまるときに複数のプロバイダー60に対し有利な利用条件提供を要求する利用条件提供要求モジュール98を有する。これらの機能はソフトウエアによって実現することができ、具体的には対応する建物内LAN利用管理プログラムを実行することで実現できる。また、各機能の一部をハードウエアで実現するように構成してもよい。
各プロバイダー60は、まだ建物内LAN20に接続されていないユーザ端末40と公衆電話回線等を介しインターネット接続し、すでに建物内LAN20に接続されているユーザ端末41とは、建物内LAN20を介しインターネット接続する。
かかる構成の建物内LAN利用管理システム10の作用を、図3に従って説明する。図3は、建物内LAN利用管理の手順を示すもので、建物12のユーザ端末40と、プロバイダー60の端末と、利用管理サーバ50と、オーナー端末42との間におけるやり取りを時系列に沿って表わした図である。
最初は、オーナー端末42から、利用管理サーバ50に対し、建物内LAN20の敷設及び利用管理を含めた管理の委託のメールが送られる(S10)。それとともに、別途管理料が振込まれる(S12)。管理料振込み工程はオーナー端末42の手順ではないので、図3では破線で示してある。このようにして、オーナーから建物内LAN20の敷設の委託と、その利用管理が委託されて、建物内LAN20の利用管理を利用管理サーバ50が開始する。
建物12のユーザで、建物内LAN20を介するインターネット接続によって、通常のインターネットサービスにさらにその建物12のセキュリティ情報の提供等を希望するユーザは、その端末40から、利用申込を利用管理サーバ50に対し行い、利用管理サーバ50は、希望取得モジュール94の機能により、これを受信する(S14)。利用申込には、ユーザの希望条件が添えられる。利用条件には、光信号通信又は電気信号通信等の通信伝送媒体の種類、通信伝送速度の程度、固定端末又は移動端末等の送受信装置種類等を含んでよい。
ここで、複数のユーザからの利用希望がまとまりそうなときは、利用管理サーバ50は適当な期間をおいてこれをまとめる(S16)。そして、利用条件提供要求モジュール98の機能により、複数のプロバイダー60にそのまとまった数と、ユーザの希望条件一覧を明示し、これらをまとめて受注したときの有利な利用条件の提供を要求する(S18)。その際に、最も有利な利用条件を提示したプロバイダーに絞ってこれらのインターネット接続発注を行う旨を示す。いわば、オンライン・オークションの条件提示を要求することに相当する。
各プロバイダー60は、明示された希望条件、接続希望数等を考慮して利用条件を提供し、利用管理サーバ50は、利用条件取得モジュール96の機能により、これを取得する(S20)。そして、利用管理サーバ50は、絞込部92の機能により、適当な判断基準を用いて、提供された複数の利用条件の中からユーザに有利なプロバイダー60を絞り込む(S22)。絞り込まれたプロバイダー60にはその旨を通知し、通知されたプロバイダー60はそれを受信する(S24)。通知されたプロバイダー60は、申し込みをしたユーザ端末40に対し、接続工事日程および利用開始日程等を通知し、接続工事を行う(S25)。
S16において、ユーザがまとまらないときは、すでにプロバイダー60が絞り込まれた後であれば、利用管理サーバ50がそのプロバイダー60に利用希望ユーザがあることを通知し、S24以下と同様の手順により、申し込みに応じて接続工事が行われる。また、プロバイダー60が未決定のときは、利用管理サーバ50は、S18以下と同様の手順により、複数のプロバイダー60に対し、利用条件の提供を要求し、その中でユーザに有利なプロバイダー60を絞り込み、絞り込まれたプロバイダー60によって接続工事が行われる。
このようにして、ユーザに有利なプロバイダー60が選定され、その下で利用希望のユーザ端末40が所定の中継器34に接続され、建物内LAN20を介したインターネット通信が可能となる。そして、建物内LAN20を介してインターネットに接続されたユーザ端末41には、利用管理サーバ50の情報配信部90の機能により、建物の管理に関するセキュリティ情報が配信(S26)され、ユーザ端末41はこれを受信する(S28)。
セキュリティ情報には、上記のように、受付端末72による外部からの配達物の預かり物情報のほか、入門センサ70、エレベータセンサ74等の映像データが含まれ、ユーザ端末41によって、配達物が来たこと、外来者が現れたこと等の情報を得ることができる。また、セキュリティ管理部86が解析機能を有する場合には、外来者を、登録済みの来客であること、あるいは不審者であること等の情報を得ることもできる。
図4は、建物内LAN20がインターネットに接続されて利便性が向上する例を説明する図である。ここに示すように、ユーザ100が建物12にいるときは、そのユーザ端末41からセキュリティ情報を取得できる。また、ユーザ100が外出しているときは、インターネット11に接続された基地局102と、ユーザ100の移動体通信端末104との交信により、同様のセキュリティ情報を取得できる。移動体通信端末104としては、携帯電話、あるいは無線機能付きPDA(Personal Digital Assistant)あるいは無線機能付きPC(Personal Computer)等が用いられる。したがって、外出先においても、配達物が預けられていること、あるいは不審者が現れたこと等の情報を取得することができる。
また、建物12のユーザが、それぞれ単独にプロバイダー60と契約してインターネット接続をするのに比較し、建物内LAN20を介するインターネット接続という条件のもとでユーザ数をまとめられ、しかも複数のプロバイダー60との面倒な比較交渉も、利用管理サーバ50がソフトウエアと協働して解決できるので、ユーザに有利な利用条件を得ることが容易となる。
本発明に係る実施の形態における建物内LAN利用管理システムの全体構成を示す図である。 本発明に係る実施の形態における建物内LAN利用管理システムのブロック図である。 本発明に係る実施の形態における建物内LAN利用管理の手順を示す図である。 本発明に係る実施の形態において、建物内LANがインターネットに接続されて利便性が向上する例を説明する図である。
符号の説明
10 建物内LAN利用管理システム、11 インターネット、12 建物、14 各階、16 エレベータ、18 昇降路、20 建物内LAN、22 専用引込み線、24 建物内分配器、26 支線群、30 支線、32 防火穴、34 中継器、40,41 ユーザ端末、42 オーナー端末、50 利用管理サーバ、60 プロバイダー、70,72,74 セキュリティ端末、80 CPU、82 通信制御部、84 記憶装置、86 セキュリティ管理部、88 インターネット接続管理部、90 情報配信部、92 絞込部、94 希望取得モジュール、96 利用条件取得モジュール、98 利用条件提供要求モジュール、100 ユーザ、102 基地局、104 移動体通信端末。

Claims (6)

  1. インターネットに接続され建物内に引きこまれる専用引込み線を建物の各階用の支線に分配し、建物内に各階用支線を縦敷設し、各階用支線をそれぞれ建物各階の中継器に接続する建物内通信ケーブルにより構成される建物内LANの利用管理を行うシステムであって、
    建物内LANを介し、建物内ユーザの端末及び建物内のセキュリティ端末と接続される利用管理サーバを備え、
    利用管理サーバは、
    建物内の各セキュリティ端末と中継器及び建物内LANを介して接続され、建物内のセキュリティ情報を管理するセキュリティ管理部と、
    建物内の各ユーザ端末と中継器及び建物内LANを介して接続され、建物内LANに接続される建物内各ユーザ端末についてはプロバイダーとして働き、各ユーザ端末と外部のプロバイダーとの間のインターネット接続について2次プロバイダーとして管理するインターネット接続管理部と、
    各ユーザ端末の保有者に対し、建物内LANを介したインターネット接続によってセキュリティ情報を配信する情報配信部と、
    含み、
    インターネット接続管理部は、
    各ユーザ端末から、建物内LANを介してのインターネット接続希望に関し、通信伝送条件を含む希望条件を受け付け取得する希望取得手段と、
    複数の外部インターネットプロバイダーのそれぞれから、その建物内で接続を行った場合の特別あるいは一般の利用料金を含む利用条件を受け取り取得する利用条件取得手段と、
    を有し、ユーザの希望条件と外部インターネットプロバイダーの利用条件とに基づいて接続プロバイダーを絞り込むことを特徴とする建物内LAN利用管理システム。
  2. インターネットに接続され建物内に引きこまれる専用引込み線を建物の各階用の支線に分配し、エレベータ昇降路の中に各階用支線を縦敷設し、各階用支線をそれぞれ昇降路各階に設けられる防火穴を介し建物各階の中継器に接続する建物内通信ケーブルにより構成される建物内LANの利用管理を行うシステムであって、
    建物内LANを介し、建物内ユーザの端末及び建物内のセキュリティ端末と接続される利用管理サーバを備え、
    利用管理サーバは、
    建物内の各セキュリティ端末と中継器及び建物内LANを介して接続され、建物内のセキュリティ情報を管理するセキュリティ管理部と、
    建物内の各ユーザ端末と中継器及び建物内LANを介して接続され、建物内LANに接続される建物内各ユーザ端末についてはプロバイダーとして働き、各ユーザ端末と外部のプロバイダーとの間のインターネット接続について2次プロバイダーとして管理するインターネット接続管理部と、
    各ユーザ端末の保有者に対し、建物内LANを介したインターネット接続によってセキュリティ情報を配信する情報配信部と、
    含み、
    インターネット接続管理部は、
    各ユーザ端末から、建物内LANを介してのインターネット接続希望に関し、通信伝送条件を含む希望条件を受け付け取得する希望取得手段と、
    複数の外部インターネットプロバイダーのそれぞれから、その建物内で接続を行った場合の特別あるいは一般の利用料金を含む利用条件を受け取り取得する利用条件取得手段と、
    を有し、ユーザの希望条件と外部インターネットプロバイダーの利用条件とに基づいて接続プロバイダーを絞り込むことを特徴とする建物内LAN利用管理システム。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の建物内LAN利用管理システムにおいて、
    セキュリティ情報には、
    監視カメラの映像、又は建物内のゲートの通過情報、又は外部からの配達物預かり情報の中の少なくとも1つを含むことを特徴とする建物内LAN利用管理システム。
  4. 請求項3に記載の建物内LAN利用管理システムにおいて、
    セキュリティ情報には、エレベータの動作データに基づくエレベータ利用情報を含むことを特徴とする建物内LAN利用管理システム。
  5. 請求項1または2に記載の建物内LAN利用管理システムにおいて、
    インターネット接続管理部は、さらに、
    複数のユーザ端末からの利用希望があるときに、複数の外部インターネットプロバイダーに対し、利用希望ユーザ数を提示し、まとめて接続を行った場合の特別あるいは一般の利用料金を含む利用条件の提供を求める要求手段と、
    を含むことを特徴とする建物内LAN利用管理システム。
  6. 請求項1または2に記載の建物内LAN利用管理システムにおいて、
    希望条件には、通信伝送媒体の種類、又は通信伝送速度、又は、送受信装置種類の中の少なくとも1つを含むことを特徴とする建物内LAN利用管理システム。
JP2004359018A 2004-12-10 2004-12-10 建物内lan利用管理システム Expired - Fee Related JP4091597B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004359018A JP4091597B2 (ja) 2004-12-10 2004-12-10 建物内lan利用管理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004359018A JP4091597B2 (ja) 2004-12-10 2004-12-10 建物内lan利用管理システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006173668A JP2006173668A (ja) 2006-06-29
JP4091597B2 true JP4091597B2 (ja) 2008-05-28

Family

ID=36673990

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004359018A Expired - Fee Related JP4091597B2 (ja) 2004-12-10 2004-12-10 建物内lan利用管理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4091597B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006173668A (ja) 2006-06-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3906801B2 (ja) 集合住宅用ホームオートメーションシステム
JP4406516B2 (ja) 昇降機の管理装置並びに昇降機システム
KR100719882B1 (ko) 집합건물에 채용하기 적합한 케이블 배전박스 구조
JP2005312184A (ja) 無線アクセスライン延伸装置
JP4091597B2 (ja) 建物内lan利用管理システム
JP4001888B2 (ja) 建物内lan利用管理システム
JP4399239B2 (ja) 建屋内通信装置
CN103248485A (zh) 一种基于安全标记的电力二次系统访问控制方法及系统
JP6162979B2 (ja) 集合施設用光通信システム
JP4682016B2 (ja) 建屋内外部通信伝送路及び総合信号伝送システム
JP4110136B2 (ja) 建物内光伝送路
CN113593086A (zh) 一种智能门锁安防系统
JP4235166B2 (ja) 建物内移動体通信中継システム
JP2006191785A (ja) 建物内光伝送路の敷設方法
KR20080014192A (ko) 공동 현관 시스템의 엘리베이터를 제어하는 방법 및 그장치
CN201444257U (zh) 大型小区智能化综合联网信息管理系统
JP5016966B2 (ja) 建物内光伝送路
JP7347944B2 (ja) インターホンシステム
JP7347945B2 (ja) サーバ装置
JP2008058758A (ja) 建物内光伝送路
KR100878556B1 (ko) 지하철 요금 징수 관리를 위한 무선 통신 서비스 시스템
KR102136145B1 (ko) 독립현관 확보 세대구분 제공 시스템 및 방법
JP3965199B2 (ja) 建物内光伝送路の敷設方法
WO2010087815A1 (en) Communicating non-elevator signals using elevator system wiring
GB2412502A (en) Multi wiring system for houses

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070810

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070814

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071011

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20071120

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080118

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20080129

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080226

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080228

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110307

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110307

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120307

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120307

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130307

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140307

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees