JP4091580B2 - Ofdm受信装置及びofdm受信方法 - Google Patents
Ofdm受信装置及びofdm受信方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4091580B2 JP4091580B2 JP2004246799A JP2004246799A JP4091580B2 JP 4091580 B2 JP4091580 B2 JP 4091580B2 JP 2004246799 A JP2004246799 A JP 2004246799A JP 2004246799 A JP2004246799 A JP 2004246799A JP 4091580 B2 JP4091580 B2 JP 4091580B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- ofdm
- unit
- phase rotation
- frequency
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Radio Transmission System (AREA)
Description
これらのシステムでは、受信装置は、複数のアンテナ、複数の無線部、複数のA/D変換器を備え、それぞれのアンテナで受信した受信信号を前記複数のA/D変換器によってディジタル信号に変換した後、ディジタル信号処理により様々な方法で伝搬歪みを補償する。しかし、この受信装置は、複数の無線部、複数のA/D変換器を必要とし、これらの実装面積が大幅に増加してしまう問題がある。
しかし、複数チャネルの受信信号を合成すると、合成した受信信号の位相関係が同相となった場合にピーク振幅が大きくなる可能性がある。OFDM信号は、特にもともとピーク振幅が大きいため、複数チャネルを合成することによりピーク振幅が著しく大きくなる可能性がある。ピーク振幅が大きくなると、A/D変換器の所要ダイナミックレンジを大きくする必要があり、ダイナミックレンジを大きくした分の消費電力が増加してしまうという問題がある。
(第1の実施形態)
本実施形態のOFDM受信装置は、図1に示すように、複数のアンテナ101〜104、各アンテナに対応して1つずつ設けられた周波数変換部105〜108、合成部109、A/D変換部110、直交復調部111、復調部112、比較部113を備えている。
比較部113はA/D変換器を含んでいる。比較部113内のA/D変換器はA/D変換部110よりは低い精度でも実用に耐えると期待できるので、比較部113内のA/D変換器はA/D変換部110よりも量子化ビット幅を小さく設定してもよい。この結果、OFDM受信装置の回路規模を小さくすることができ、さらにOFDM受信装置の消費電力も小さくすることができる。
合成部109は、各周波数変換部105〜108の各出力信号をそれぞれ入力する位相回転制御部201〜204、各位相回転制御部201〜204が出力した各信号を加算する加算部205を備えている。
本実施形態のOFDM受信装置は、合成部の構成のみが第1の実施形態と異なる。その他の装置部分は、第1の実施形態のOFDM受信装置と同様である。第1の実施形態と同様な装置部分は説明を省略する。
本実施形態の合成部315は、図3に示したように、遅延部301〜304、位相回転制御部305〜312、加算部313,314を備えている。
遅延部301〜304は、それぞれ周波数変換部105〜108に接続し、周波数変換部105〜108からそれぞれ出力された周波数変換された信号を次段の位相回転制御部305〜308に出力するタイミングを遅延させる。この遅延する時間は、例えば、遅延部301〜304に信号が入力された時から比較部113が処理して位相回転制御部305〜308及び位相回転制御部309〜312に指示を出す時までの時間に設定する。すなわち、比較部113が位相回転量を決定するまで待機した上で位相回転制御部305〜308が入力信号の位相を回転する。このようにして位相回転を行えば、A/D変換部110に入力される信号を全て適切な振幅に低減することができる。
また、第1の実施形態の位相回転制御部201〜204と同様に、位相回転制御部305〜308は、それぞれ復調部112に位相回転量を出力する。若しくは位相回転量の変化を通知する。
本実施形態のOFDM受信装置は、復調部のみが第2の実施形態とは異なり、その他の装置部分は第2の実施形態と同様である。第2の実施形態と同様な装置部分は説明を省略する。本実施形態では、OFDM信号の特徴を利用して復調部が遅延部301〜304の遅延時間を調整する。
第2の実施形態では、比較部113でピーク振幅判定を行った後に、合成波形をA/D変換部110へ伝送することができるように合成部315でタイミングを調整を行う場合であったが、本実施形態ではOFDM信号の復調処理タイミングを考慮してタイミングを調整して復調処理を行う。
OFDM信号は、図4に示したように、複数のOFDMシンボルで構成されている。各OFDMシンボルは、先頭に遅延波を吸収するためのガードタイムという冗長区間を有している。本来は復調側ではガードタイムを除いた区間をFFTウインドウとするのが理想であるが、通常は同期ずれ、フィルタなどの影響などを考慮して、OFDMシンボルの中の適切な区間をFFTウインドウとしている。本実施形態では、OFDMシンボルのうちのガードタイムを除いた区間をFFTウインドウとする。
復調部512は、同期処理によりFFTウインドウのタイミングを知ることができる。したがって、復調部512は、復調部512のFFTウインドウのタイミング情報を合成部315内の遅延部301〜304に通知すること(図示せず)によって、合成部315にFFTウインドウ以外で位相回転量を切り替えさせることができる。
本実施形態のOFDM受信装置は、比較部113を取り除き復調部を変更したことが第2の実施形態と異なり、その他の装置部分は第3の実施形態と同様である。第3の実施形態と同様な装置部分は説明を省略する。
また、復調部112と同様に、復調部612は、同期処理、OFDM信号復調のためのFFT処理、歪み補正処理などを行う。また、復調部612は、合成部315から、各アンテナに対応する位相回転の変化量を受け取ることにより、位相回転量を考慮した歪み補正を行う。これにより、合成部315が受信途中で位相回転量を変えた場合でも位相回転量を考慮した歪み補正を行うことができる。
Claims (4)
- 複数のアンテナ及び複数の周波数変換手段を使用してOFDM信号を受信するOFDM受信装置において、
アンテナ及び当該アンテナから取得した信号の周波数を変換する周波数変換手段を含む受信手段を複数有する受信手段群と、
前記複数の受信手段により受信された信号を加算する加算手段と、
前記加算手段により加算された信号をディジタル信号に変換するディジタル変換手段と、
前記加算手段により加算された信号の振幅値若しくは電力値を閾値と比較する比較手段と、
前記受信手段と前記加算手段との間に配設され、前記比較手段による比較結果に基づいて、前記複数の受信手段からの複数の出力信号の内、少なくともいずれか1つの位相を変更する位相変更手段を具備することを特徴とするOFDM受信装置。 - 前記比較手段は、アナログ信号をディジタル信号に変換するA/D変換手段を含み、
該A/D変換手段の量子化ビット幅は、前記ディジタル変換手段の量子化ビット幅よりも小さいことを特徴とする請求項1に記載のOFDM受信装置。 - 前記位相変更手段は、前記OFDM信号のガードタイム内で位相を変更することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のOFDM受信装置。
- 複数のアンテナ及び複数の周波数変換手段を使用してOFDM信号を受信するOFDM受信方法において、
アンテナ及び当該アンテナから取得した信号の周波数を変換する周波数変換手段を含む受信手段を複数有する受信手段群で、アンテナから取得した信号の周波数を変換し、
前記複数の受信手段により受信された信号を加算し、
前記加算された信号をディジタル信号に変換し、
前記加算された信号の振幅値若しくは電力値を閾値と比較し、
前記振幅値若しくは電力値と前記閾値との比較結果に基づいて、前記複数の受信手段からの複数の出力信号の内、少なくともいずれか1つの位相を変更することを特徴とするOFDM受信方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004246799A JP4091580B2 (ja) | 2004-08-26 | 2004-08-26 | Ofdm受信装置及びofdm受信方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004246799A JP4091580B2 (ja) | 2004-08-26 | 2004-08-26 | Ofdm受信装置及びofdm受信方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006067195A JP2006067195A (ja) | 2006-03-09 |
JP4091580B2 true JP4091580B2 (ja) | 2008-05-28 |
Family
ID=36113278
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004246799A Expired - Fee Related JP4091580B2 (ja) | 2004-08-26 | 2004-08-26 | Ofdm受信装置及びofdm受信方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4091580B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8233569B2 (en) * | 2006-09-28 | 2012-07-31 | Tektronix, Inc. | Realtime spectrum trigger system on realtime oscilloscope |
JP6388344B2 (ja) * | 2015-09-04 | 2018-09-12 | 日本電信電話株式会社 | 無線通信システム |
-
2004
- 2004-08-26 JP JP2004246799A patent/JP4091580B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2006067195A (ja) | 2006-03-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4276677B2 (ja) | 無線通信装置 | |
JP4781116B2 (ja) | 無線装置 | |
JP2005159539A (ja) | 受信機、受信方法、受信制御用プログラム及び記録媒体 | |
JP4661411B2 (ja) | 受信端末装置 | |
JPH11205026A (ja) | 適応可変指向性アンテナ | |
WO2009147958A1 (ja) | 移動通信システム、移動通信装置及び移動通信方法 | |
JP2000224139A (ja) | ダイバーシチ受信装置 | |
JP4317335B2 (ja) | ダイバーシティ受信機 | |
JP2005192200A (ja) | ダイバーシチスイッチ合成器、ダイバーシチスイッチ合成器を備えた受信器システム、およびワイドバンド受信器の動作方法 | |
JP2001308762A (ja) | デジタル放送用受信機 | |
WO2003098855A1 (fr) | Dispositif et procede de recherche de trajets, dispositif de reception sous forme d'antenne reseau mettant en application ce procede | |
JP4091580B2 (ja) | Ofdm受信装置及びofdm受信方法 | |
JP2006319984A (ja) | アンテナ選択方法 | |
JP3639521B2 (ja) | ダイバーシティ受信機及び直交周波数分割多重信号受信方法 | |
US20080291976A1 (en) | Communication device, communication method, communication system and program | |
JP2013106270A (ja) | 通信システム、通信システムの制御方法、及びアダプティブアレイ無線装置 | |
JP2006217399A (ja) | 受信装置 | |
JP2904196B2 (ja) | 直交周波数分割多重信号のダイバーシティ受信装置 | |
JP2008085867A (ja) | 受信機および受信方法 | |
JP2002218337A (ja) | デジタル放送受信装置 | |
JP3550326B2 (ja) | デジタル放送受信機 | |
JP2006345428A (ja) | デジタル通信・放送に関する受信装置、受信方法、受信回路、およびプログラム | |
JP2007208658A (ja) | ダイバーシチ受信装置 | |
JP3750015B2 (ja) | ダイバーシチ受信機 | |
JP2002368661A (ja) | 選択合成ダイバーシチ受信装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080208 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080226 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080228 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110307 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120307 Year of fee payment: 4 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |