JP4091189B2 - 不正複製防止方法、データ処理装置および医用画像装置 - Google Patents

不正複製防止方法、データ処理装置および医用画像装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、不正複製防止方法、データ(data)処理装置および医用画像装置に関し、特に、プログラム(program)の不正複製を防止する方法、プログラムの不正複製を防止する手段を備えたデータ処理装置および医用画像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
データ処理装置のプログラムには不正複製防止対策が施される。そのような対策の1つとして、データ処理装置にプログラムをインストール(install)する際に、ユーザー(user)が例えばプロダクトIDコード(product identification code)等特定の情報をプログラムに書き込むことにより、プログラムが実行可能になるようにしたものがある。その他に、ユーザーが入力した特定の情報をデータ処理装置に記憶し、実行時にプログラムがこの情報を参照して使用者の正当性を判定する方法がある。
【0003】
また、キー(key)情報を記憶したフレキシブル(flexible)磁気ディスク(disk)等をプログラムと一緒に頒布し、プログラムを使用するときはフレキシブル磁気ディスクを必ず併用しなければならないようにして、正当な使用者だけがプログラムを使用できるようにしたものや、特定のハードウェア(hardware)をプログラムと一緒に頒布し、それがデータ処理装置に組み込まれていることを条件としてプログラムの実行が可能になるようにしたものもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来技術のうち、プログラムに特定の情報を書き込む方法は、プログラムの一部に変更を加えるので、書き込み時の間違い等によりプログラムを損傷するおそれがあり、しかも、書き込み後のプログラムは複製を防止する機能がないという問題があった。
【0005】
また、プログラム自身がデータ処理装置に書き込まれた特定な情報を参照する方法は、ユーザーに複雑な情報の書き込みを要求するので作業が煩雑となり、さらに、プログラム側でも情報判定のための特別な処理手順が入るので能率が低下するという問題があった。
【0006】
また、フレキシブル磁気ディスクの併用は情報媒体の信頼性が低いという問題があり、ハードウェアの併用はコスト高を招き、しかもプログラムのようにネットワーク(network)を通じてオンライン(on−line)で流通可能ものに比べて、流通過程での取り扱いに制約が大きいという問題があった。また、これらの媒体およびハードウェアはいずれも、紛失した場合はプログラムの使用が不可能になるという問題があった。
【0007】
本発明は上記の問題点を解決するためになされたもので、その目的は、簡素な手法でプログラムの不正複製を確実に防止する不正複製防止方法、そのような不正複製防止手段を備えたデータ処理装置および医用画像装置を実現することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
(1)上記の課題を解決する第1の発明は、実行後に自己破壊する作成プログラムによりライセンス情報をデータ処理装置内に実行時読み込みモジュール形式の情報として作成し、前記ライセンス情報を欠いて前記データ処理装置にインストールされ、前記ライセンス情報を欠いた状態では不完全なプログラムを、実行過程で前記ライセンス情報を読み込んで実行する、ことを特徴とする不正複製防止方法である。
【0009】
(2)上記の課題を解決する第2の発明は、実行後に自己破壊する作成プログラムによりライセンス情報を実行時読み込みモジュール形式の情報として作成するライセンス情報作成手段と、前記ライセンス情報を欠いてインストールされ、前記ライセンス情報を欠いた状態では不完全なプログラムを、実行過程で前記ライセンス情報を読み込んで実行するプログラム実行手段と、を具備することを特徴とするデータ処理装置である。
【0010】
(3)上記の課題を解決する第3の発明は、被検体についての画像を獲得する医用画像獲得手段と、前記画像を処理する画像処理手段と、前記処理した画像を表示する表示手段とを有する医用画像装置であって、前記画像処理手段は、実行後に自己破壊する作成プログラムによりライセンス情報を実行時読み込みモジュール形式の情報として作成するライセンス情報作成手段と、前記ライセンス情報を欠いてインストールされ、前記ライセンス情報を欠いた状態では不完全なプログラムを、実行過程で前記ライセンス情報を読み込んで実行するプログラム実行手段と、を具備することを特徴とする医用画像装置である。
【0011】
(作用)
本発明では、プログラムの実行過程でプログラム自身がライセンス情報を読み込み、完全なプログラムとなって動作する。インストール状態でのプログラムはライセンス情報を欠いているので、複製しても本来の動作をしない。ライセンス情報は自己破壊型のプログラムで作成するので1度しか作成できない。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。なお、本発明は実施の形態に限定されるものではない。図1に、医用画像装置のブロック(block)図を示す。本装置は本発明の実施の形態の一例である。本装置の構成によって、本発明の装置に関する実施の形態の一例が示される。本装置の動作によって、本発明の方法に関する実施の形態の一例が示される。
【0013】
図1に示すように、本装置は、信号採取部2を有する。信号採取部2は、被検体4から医用画像生成のための信号を採取するものである。信号採取部2は、医用画像装置の種類に応じて様々な形態のものが用いられる。
【0014】
例えば、X線CT装置では、被検体4をスキャン(scan)するX線照射・検出系を備えたガントリ(gantry)が用いられる。MRI装置では、磁気共鳴を利用して被検体4から信号を採取するマグネットシステム(magnetsystem)が用いられる。超音波撮像装置では、被検体4内に超音波を送波してそのエコー(echo)を受信する超音波プローブ(probe)が用いられる。このような信号採取部2は、いずれも既存のものを利用することができる。その他の医用画像装置でも、その種類に応じてそれぞれ既存のものを用いることができる。
【0015】
信号採取部2は画像生成部6に接続され、被検体4から採取した信号を画像生成部6に入力するようになっている。画像生成部6は、信号採取部2から入力された信号に基づいて画像を生成するようになっている。信号採取部2および画像生成部6は、本発明における医用画像獲得手段の実施の形態の一例である。
【0016】
画像生成部6も、医用画像装置の種類に応じて様々な形態のものが用いられる。例えば、X線CT装置では、被検体4の複数ビュー(view)の投影データを逆投影して断層像を再構成する装置(コンピュータ(computer)等)が用いられる。MRI装置では、磁気共鳴信号の逆フーリエ(Fourier)変換により画像を再構成する装置(コンピュータ等)が用いられる。超音波撮像装置では、超音波エコーの強度に基づいてBモード(mode)像等を求める装置が用いられる。これらの画像生成部6はいずれも既存のものを用いることができる。その他の医用画像装置でも、その種類に応じてそれぞれ既存のものを用いることができる。
【0017】
画像生成部6には画像処理部8が接続されている。画像処理部8は、画像生成部6が生成した画像を加工して、表示に適した画像を作成するものである。画像処理部8は、本発明における画像処理手段の実施の形態の一例である。画像処理部8は、例えばコンピュータ等を用いて構成される。画像処理部8の詳細な構成についてはのちにあらためて説明する。
【0018】
画像処理部8には表示部10が接続され、画像処理部8から出力された画像およびその他の情報を表示するようになっている。表示部10は、本発明における表示手段の実施の形態の一例である。表示部10は例えばグラフィックディスプレー(graphic display)等で構成される。
【0019】
画像処理部8には、また、外部入力部12が接続されている。外部入力部12は画像処理部8にプログラムやデータ等を入力するものである。外部入力部12としては、例えば、光ディスク再生装置いわゆるCDROMドライブ(compact disk read−only−memory drive)、MOドライブ(magnetic optical disk drive)、FDD(flexible disk drive)等、入力情報媒体の種類に応じて適宜のものが利用される。また、入力情報がインターネット(internet)等のネットワーク上で流通するものである場合は、それに対応した通信装置が用いられる。
【0020】
以上の、信号採取部2、画像生成部6、画像処理部8、表示部10および外部入力部12は制御部14に接続されている。制御部14は例えばコンピュータ等を用いて構成される。制御部14は、それら各部に制御信号を与えてその動作を制御するようになっている。また、各部から制御部14に状態報知信号等が入力される。
【0021】
制御部14には操作部16が接続され、操作者により各種の指令や情報等を入力できるようになっている。操作部16は、例えば、キーボード(keyboard)、マウス(mouse)等のポインティングデバイス(pointingdevice)およびその他の操作具を備えた操作卓等で構成される。画像処理部8、表示部10、制御部14および操作部16からなる部分は、本発明のデータ処理装置の実施の形態の一例である。以下、データ処理装置が医用画像装置のためのデータ処理装置である例で説明するが、データ処理装置はそれに限定するものではなく、例えばパーソナルコンピュータ(personal computer)やエンジニアリングワークステーション(engineering work station)等、一般的なデータ処理装置であって良い。
【0022】
図2に、画像処理部8のブロック図を示す。同図に示すように、画像処理部8はCPU(central processing unit)802を有する。CPU802には、バス(bus)804を介してメインメモリ(main memory)806、外部メモリ808およびインタフェース(interface)810,812,814,816が接続されている。CPU802、メインメモリ806および外部メモリ808は、本発明におけるライセンス情報作成手段の実施の形態の一例である。また、本発明におけるプログラム実行手段の実施の形態の一例である。
【0023】
メインメモリ806は例えばRAM(random access memory)等により構成される。外部メモリ808は例えばHDD(hard disk drive)等により構成される。インタフェース810,812,814,816は、それぞれ制御部14、表示部10、画像生成部6および外部入力部12のためのインタフェースである。
【0024】
外部メモリ808は、CPU802が実行する画像処理プログラムおよびその他の各種のプログラムを記憶している。これらのプログラムは、外部入力部12からインタフェース816を通じてインストールされる。外部メモリ808は、また、インタフェース814を通じて画像生成部6から入力した画像データを記憶する。さらに、画像データに各種の処理を施すための条件を規定するデータ(条件データ)を記憶している。条件データは、操作部16から制御部14およびインタフェース810を通じて、設定および変更することが可能になっている。外部メモリ808に記憶された画像は、インタフェース812を通じて表示部10に与え、可視像として表示できるようになっている。
【0025】
外部メモリ808にインストールされるプログラムのうち、不正複製防止対策を施したプログラムの概念図を図3に示す。同図の(a)に示すように、プログラム300は部分的に情報が欠けたブランク部302がある状態でインストールされる。プログラム300はブランク部302がある状態では不完全なものであり、この部分に同図の(b)に示すようにライセンス(license)情報304を補充して初めて正常に動作するものである。
【0026】
ライセンス情報304としては、例えば本装置の機器番号等、ユーザーに固有の情報が用いられる。ユーザーに固有の情報は機器番号に限らず、例えばイーサネット(ethernet)等のネットワークにおける機器アドレス(address)等であっても良く、要するにユーザーごとに独特(ユニーク:unique)な情報であれば良い。ライセンス情報304は、本発明におけるライセンス情報の実施の形態の一例である。
【0027】
ライセンス情報304は、CPU802のOS(operating system)における実行時読み込みモジュール(module)の形式で、プログラム300とは別体のものとして外部メモリ808に記憶されている。実行時読み込みモジュールは、別名、シェアドライブラリ(shared library)またはダイナミックリンクライブラリ(dynamic link library)などと呼ばれ、常時はプログラム本体と切り離されているが、本体プログラムの実行時にモジュールを読み込み、モジュールは本体プログラムに組み込まれて使用され、本体プログラムの実行終了とともにモジュールはプログラム本体から切り離されるものである。
【0028】
ライセンス情報304は、専用の作成プログラムで作成される。作成プログラムは、1回だけ動作した後に自ら破壊する自己破壊型のものである。また、複製等のために読み出し等を行った場合も自己破壊する。作成プログラムは、プログラム300に添付して頒布される。
【0029】
プログラム300が例えばCD−ROMやMO等の媒体で頒布されるときは、作成プログラムはそれとは別に、例えばフレキシブル磁気ディスク(FD)等で頒布される。プログラム300がネットワークを通じてオンラインで頒布されるときは、作成プログラムをオンラインで別に頒布するようにしても良い。ライセンス情報304はモジュールとしてはかなり小さなものとなるので、作成プログラムも小規模なものとなり、FDや電子メール(E−mail)等により頒布するのは容易である。
【0030】
本装置の動作を説明する。操作部16を通じて操作者から与えられる指令に基づき、制御部14による制御の下で本装置の動作が進行する。図4に、プログラムインストール時の本装置の動作のフロー(flow)図を示す。
【0031】
操作者がプログラム300のインストールを開始すると、ステップ(step)502で、ライセンス情報の作成が表示部10を通じて操作者に要求される。そこで、ステップ504で、操作者は例えばFD等で供給された作成プログラムを実行させる。作成プログラムは、ユーザーに固有のライセンス情報304を実行時読み込みモジュール形式で作成し、所定のアドレスに記憶する。このように、ライセンス情報を作成プログラムにより自動作成するので、従来のように操作者が複雑なコード情報を手動入力する必要はなくなる。作成プログラムはライセンス情報304を作成した後に自己破壊する。
【0032】
次に、ステップ506でライセンス情報304が完成したか否かが判定され、完成していれば、ステップ508でプログラム300のインストールを実行する。インストールしたプログラム300は、図3の(a)に示したようにブランク部302を有し、それ自身では不完全なものである。このため、それをメモリから読み出して複製しても、複製プログラムは他の装置では正常に動作しない。すなわち、実質的にプログラム300の不正複製を防止することができる。
【0033】
インストール後に、本装置においてプログラム300を実行したとき、プログラム300は、実行時読み込みモジュールであるライセンス情報304を実行過程において読み込む。これによって、プログラム300はブランク部302にライセンス情報304を補充した完全なプログラムとして動作し、本来の機能を発揮する。
【0034】
ライセンス情報304が実行時読み込みモジュールであることにより、プログラム300がこの情報を使用する際は、OSに普通に備わる実行時読み込みモジュール管理機能をそのまま利用することができる。したがって、ライセンス情報304を使用するための特別な手順をプログラム300に持たせる必要がないので、ライセンス情報304の使用に伴う処理時間の増加は生じない。
【0035】
また、プログラム300はユーザーがどこも書き換えないので、動作が不安定になるようなこともない。さらに、プログラム300は容易にバックアップ(backup)媒体に保存することができるので、万一故障した場合でも回復させることが容易である。もちろん、バックアップ媒体に保存したプログラム300は本装置以外では無効である。
【0036】
本装置にプログラム300をインストールした後に、本装置とは別な同種の装置に他人等がプログラム300をインストールしようとしても、ライセンス情報を作成するプログラムはすでに自己破壊しているので、ライセンス情報の作成は不可能である。このため、プログラム300はインストールされず、プログラム300の不正な複製を防止することができる。また、その場合は図4に示したフロー図のステップ510で不正な複製に対して警告が発せられる。また、作成プログラムを複製しようとすると自己破壊するので、作成プログラムを予め不正複製することも不可能である。
【0037】
なお、例えば体験版プログラムとして、疑似のライセンス情報を付加したプログラム300を頒布し、プログラム300の一部の機能のみ、あるいは全機能を期間限定で、動作可能とするようにしても良い。これにより、体験版でプログラム300の主な特徴を確認し、採用の可否を事前に検討することができる。そして、正式契約後にライセンス情報作成プログラムの供給を受けて、プログラム300の全ての機能を制限なしに利用する。
【0038】
プログラム300が例えば画像処理プログラムである場合の、本装置の動作を以下に説明する。図5に、本装置の動作のフロー図を示す。画像処理プログラムを起動すると、それにともなって上記のライセンス情報が読み込まれて一体化され、完全な画像処理プログラムとなる。
【0039】
先ず、ステップ702で、操作者が操作部16を操作して所望の画像を呼び出し、表示部10に表示させる。これによって、例えば図6の(a)に示すような画面が表示部10に表示される。同図は脳の断層像を示す画面の略図である。
【0040】
次に、ステップ704で、操作者はこの画像を観察して画像処理条件の変更の要否を判断する。例えば、関心領域(ROI:region of interest)における画像の濃度分解能が病変部等を識別するのに十分でないとき等は、画像処理のウィンドウ幅(window width)やウィンドウレベル(window level)が適切でない可能性があるので、画像処理条件すなわちウィンドウ幅およびウィンドウレベルを変更することにする。なお、表示画像がこのままで満足できるものである場合は、以下の操作を行わない。
【0041】
次に、ステップ706で、ROIの中心を例えばマウス等のポインティングデバイスで指定する。すなわち、矢印で表されるポインタ(pointer)でROIの中心を示してマウスボタン(mouse button)を押す。このようなROI中心の指定に応じて、ステップ708で、画像処理部8が、例えば図6の(b)にハッチング(hatching)で示すように、ROI中心を含む所定の区画40を形成する。
【0042】
区画40の大きさは、そこに含まれる画像データに対する下記の画像処理が、例えば、長くても100ms好ましくは30ms以内に完了できる程度となっている。このような区画は、全画面が例えば512x512のマトリクスで構成される場合、256x256程度のマトリクスとなる。
【0043】
次に、ステップ710で、操作者は画像処理条件の変更を行う。ここでは、例えばウィンドウ幅およびウィンドウレベルを変更するものとすると、例えばマウスボタンを押したままでマウスを左右に動かすことによりウィンドウ幅の増減を行い、また、前後に動かすことによりウィンドウレベルの増減を行う。なお、ウィンドウ幅およびウィンドウレベルの調整は、マウスに限らず適宜の操作器で行うようにしても良いのはもちろんである。
【0044】
このようなウィンドウ幅およびウィンドウレベルの変更に応じて、画像処理部8は、ステップ712で、区画40に属する画像データについてウィンドウ変更処理を行う。そして、ステップ714で、処理済みの画像を画面上の区画40にはめ込み未処理部分と一緒に表示する。
【0045】
これによって、区画40の画像は例えば図6の(c)に示すように、ウィンドウ幅およびウィンドウレベルの変更を反映した画像となる。条件変更に伴う区画40の画像処理が例えば30ms程度の時間で行われるので、連続的な条件変更の変更をリアルタイムに反映した画像を表示することができる。
【0046】
操作者はこのような画像を観察しながら、区画40の画像が満足できる状態になるまでウィンドウ幅およびウィンドウレベルの調整を続ける。これをフロー図におけるステップ710〜716のループで示す。条件変更の結果がリアルタイムで画像に反映されるので、調整作業を能率良く行うことができる。区画40の画像が満足できる状態になったとき、操作者はマウスボタンから指をはなす。これによって画像処理条件が確定する。なお、処理条件の確定は適宜キー操作によって行うようにしても良い。
【0047】
ウィンドウ幅およびウィンドウレベルの確定を受けて、ステップ718で、画像処理部8は全画面の画像データについて、最終的に確定した設定値によるウィンドウ変更処理を行い、ステップ720で処理済みの画像を表示部10に表示する。これによって、例えば図6の(d)に示すように、画面全体が適正なウィンドウ幅およびウィンドウレベルで表示される。
【0048】
このような画像処理が所望の画像についてそれぞれ行われる。全ての画像の処理を終えて本プログラムを終了させたとき、ライセンス情報がプログラム本体から切り離される。
【0049】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明によれば、簡素な手法でプログラムの不正複製を確実に防止する不正複製防止方法、そのような不正複製防止手段を備えたデータ処理装置および医用画像装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例の装置のブロック図である。
【図2】図1に示した装置における画像処理部のブロック図である。
【図3】図1に示した装置におけるプログラムの概念図である。
【図4】図3に示したプログラムをインストールする手順のフロー図である。
【図5】図1に示した装置の動作のフロー図である。
【図6】図1に示した装置による画像表示の模式図である。
【符号の説明】
2 信号採取部
4 被検体
6 画像生成部
8 画像処理部
10 表示部
12 外部入力部
14 制御部
16 操作部
300 プログラム
302 ブランク部
304 ライセンス情報

Claims (3)

  1. ライセンス情報を欠いており、前記ライセンス情報を欠いた状態では実行しても正常に動作しない本体プログラムと、
    前記ライセンス情報を作成する作成プログラムとを有しており、
    データ処理装置を用いて前記作成プログラムを実行して、前記ライセンス情報を前記データ処理装置のメモリに前記本体プログラムの実行時読み込みモジュール形式の情報として作成・保存し、その後前記作成プログラムは自己破壊し、
    前記データ処理装置を用いて前記本体プログラムを実行して、その実行過程で前記実行時読み込みモジュール形式のライセンス情報を読み込んで前記本体プログラムが正常に動作することを特徴とする不正複製防止方法。
  2. ライセンス情報を欠いており、前記ライセンス情報を欠いた状態では実行しても正常に動作しない本体プログラムと、
    前記ライセンス情報を作成し、その作成後自己破壊する作成プログラムとを有しており、
    前記作成プログラムを実行して、前記ライセンス情報を前記本体プログラムの実行時読み込みモジュール形式の情報として作成し、その作成したライセンス情報をメモリに保存するライセンス情報作成手段と、
    前記本体プログラムを実行して、その実行過程で前記実行時読み込みモジュール形式のライセンス情報を読み込んで前記本体プログラムを正常に動作させる本体プログラム実行手段とを具備することを特徴とするデータ処理装置。
  3. ライセンス情報を欠いており、前記ライセンス情報を欠いた状態では実行しても正常に動作しない本体プログラムと、
    前記ライセンス情報を作成し、その作成後自己破壊する作成プログラムとを有しており、
    被検体についての画像を獲得する医用画像獲得手段と、前記画像を処理する画像処理手段と、前記処理した画像を表示する表示手段とを有しており、
    前記画像処理手段は、
    前記作成プログラムを実行して、前記ライセンス情報を前記本体プログラムの実行時読み込みモジュール形式の情報として作成し、その作成したライセンス情報をメモリに保存するライセンス情報作成手段と、
    前記本体プログラムを実行して、その実行過程で前記実行時読み込みモジュール形式のライセンス情報を読み込んで画像処理に関する前記本体プログラムを正常に動作させる本体プログラム実行手段とを具備することを特徴とする医用画像装置。
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