JP2001043080A - プログラム保護方法およびコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

プログラム保護方法およびコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JP2001043080A
JP2001043080A JP11213134A JP21313499A JP2001043080A JP 2001043080 A JP2001043080 A JP 2001043080A JP 11213134 A JP11213134 A JP 11213134A JP 21313499 A JP21313499 A JP 21313499A JP 2001043080 A JP2001043080 A JP 2001043080A
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JP
Japan
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program
adjustment
master
processing
master process
Prior art date
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Application number
JP11213134A
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English (en)
Inventor
Yasushi Sato
靖 佐藤
Fumihiko Fukunaga
文彦 福永
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GE Healthcare Japan Corp
Original Assignee
GE Yokogawa Medical System Ltd
Yokogawa Medical Systems Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プログラムが間違って起動させられることを
防止する。 【解決手段】 子プロセスとして起動されたプログラム
中で、親プロセスが正当か否かをチェックし(C12,C
22)、正当なときのみ本来の処理を実行する(C13,C
23)。 【効果】 プログラムが間違って起動されて予期せぬ障
害を引き起こすことを防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プログラム保護方
法およびコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関し、
さらに詳しくは、プログラムが間違って起動させられる
ことを防止できるようにしたプログラム保護方法および
そのプログラム保護方法を実施するプログラムを記録し
たコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】プログラムが不正に実行させられること
を防止するためのプログラム保護方法としては、次のも
のが知られている。 (1)ハードウエアキー方式 CD−ROMやフロッピーディスクやカードなどのハー
ドウエアに所定のデータが記録されているか否かをチェ
ックし、記録されているなら処理を続行し、記録されて
いないなら処理を続行しないステップをプログラム中に
設ける。 (2)環境変数方式 レジストリなどに実行を許可する旨の環境変数が記録さ
れているか否かをチェックし、記録されているなら処理
を続行し、記録されていないなら処理を続行しないステ
ップをプログラム中に設ける。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のプログラム
保護方法は、プログラムの不正な実行を防止できたが、
プログラムが間違って起動されることを防止できなかっ
た。すなわち、上記従来のプログラム保護方法を適用し
ても、ハードウエアや環境変数が適正であれば、例えば
オペレーションシステムのシェル(コマンドプロセッサ
またはコマンドインタプリタ)からプログラムを起動で
きた。しかし、例えばメニュープログラムから起動され
るべき個別処理プログラムのようなプログラムがシェル
から間違って起動されると、予期せぬ障害を引き起こし
かねない問題点がある。そこで、本発明の目的は、プロ
グラムが間違って起動させられることを防止できるよう
にしたプログラム保護方法およびそのプログラム保護方
法を実施するプログラムを記録したコンピュータ読み取
り可能な記録媒体を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】第1の観点では、本発明
は、親プロセスが正当か否かを判定し、正当なら本来の
処理を継続させ、正当でないなら本来の処理を継続させ
ないステップを、親プロセスから子プロセスとして起動
されるプログラム中に設けることを特徴とするプログラ
ム保護方法を提供する。上記第1の観点のプログラム保
護方法では、子プロセスとして起動されたプログラム中
で、親プロセスが正当か否かをチェックし、正当なとき
のみ本来の処理を実行する。従って、例えばメニュープ
ログラムから起動されるべき個別処理プログラムのよう
なプログラムが前記メニュープログラムから起動される
と、本来の処理を実行できるが、シェルから間違って起
動されても本来の処理は実行されない。よって、プログ
ラムが間違って起動されて予期せぬ障害を引き起こすこ
とを防止できるようになる。
【0005】第2の観点では、本発明は、親プロセスが
正当か否かを判定し、正当なら本来の処理を継続させ、
正当でないなら本来の処理を継続させないステップを含
み、親プロセスから子プロセスとして起動されるプログ
ラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り
可能な記録媒体を提供する。上記第2の観点の記録媒体
に記録したプログラムをコンピュータ読み取らせて実行
すれば、前記第1の観点のプログラム保護方法を好適に
実施できる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して発明の実施の
形態を説明する。なお、これにより本発明が限定される
ものではない。
【0007】図1は、本発明のプログラム保護方法を実
行するX線CT装置の一実施形態の構成図である。この
X線CT装置100は、操作コンソール1と、撮影テー
ブル装置10と、走査ガントリ20と、CD−ROM7
0とを具備している。前記操作コンソール1は、前記C
D−ROM70に記録された本発明にかかるプログラム
などの情報を読み取るCD−ROMドライブおよび操作
者の指示や入力情報などを受け付けるためのキーボード
およびマウスやトラックボールを含む入力装置2と、C
T調整処理やスキャン処理や画像再構成処理を実行する
中央処理装置3と、制御信号などの送受信を前記撮影テ
ーブル装置10や前記走査ガントリ20との間で行う制
御インタフェース4と、前記走査ガントリ20で取得し
たデータを収集するデータ収集バッファ5と、メニュー
画面や断層画像などを表示するCRT6と、プログラム
やデータを記憶する記憶装置7とを具備している。
【0008】前記撮影テーブル装置10は、被検体を乗
せて、前記走査ガントリ20のボアに入れ出しする。
【0009】前記走査ガントリ20は、X線管21,コ
リメータ30,X線コントローラ22,コリメータコン
トローラ23,検出器アレイ60,データ収集部27,
前記X線管21などを回転させる回転コントローラ25
などを具備している。
【0010】図2は、上記X線CT装置100で実行さ
れるCT調整処理の動作を示すフロー図である。操作者
がCT調整処理を起動すると、CT調整用メニュープロ
グラムが起動され、画面にCT調整用個別プログラムの
選択肢が表示される。操作者がCT調整用メニューから
「リコンエンジンテスト」を選択すると(P1)、CT
調整用メニュープログラムは、リコンエンジンテストプ
ログラムを起動する。また、操作者がCT調整用メニュ
ーから「CT値高速アジャスト」を選択すると(P
2)、CT調整用メニュープログラムは、CT値高速ア
ジャストプログラムを起動する。また、操作者がCT調
整用メニューから「終了」を選択すると(P3)、CT
調整用メニュープログラムを終了する。
【0011】リコンエンジンテストプログラムは、ま
ず、親プロセス正当性判定処理を実行する(C11)。そ
して、親プロセスが正当か否かを判定し(C12)、親プ
ロセスがCT調整用メニュープログラムなら正当なので
本来の処理であるリコンエンジンテスト処理を実行し
(C13)、実行後、親プロセスのCT調整用メニュープ
ログラムに制御を戻す。
【0012】CT値高速アジャストプログラムは、ま
ず、親プロセス正当性判定処理を実行する(C21)。そ
して、親プロセスが正当か否かを判定し(C22)、親プ
ロセスがCT調整用メニュープログラムなら正当なので
本来の処理であるCT値高速アジャスト処理を実行し
(C23)、実行後、親プロセスのCT調整用メニュープ
ログラムに制御を戻す。
【0013】図3は、上記X線CT装置100でシェル
からCT調整用個別プログラムが起動されたときの動作
を示すフロー図である。操作者がシェルからリコンエン
ジンテストプログラムを起動すると(S1)、リコンエ
ンジンテストプログラムは、まず、親プロセス正当性判
定処理を実行する(C11)。そして、親プロセスが正当
か否かを判定し(C12)、親プロセスがCT調整用メニ
ュープログラムでなく不正なので親プロセスのシェルに
制御を戻し、本来の処理であるリコンエンジンテスト処
理は実行しない。
【0014】また、操作者がシェルからCT値高速アジ
ャストプログラムを起動すると(S2)、CT値高速ア
ジャストプログラムは、まず、親プロセス正当性判定処
理を実行する(C21)。そして、親プロセスが正当か否
かを判定し(C22)、親プロセスがCT調整用メニュー
プログラムでなく不正なので親プロセスのシェルに制御
を戻し、本来の処理であるCT値高速アジャスト処理は
実行しない。
【0015】図4は、前記親プロセス正当性判定処理の
詳細フロー図である。ステップH1では、オペレーショ
ンシステムに親プロセスのIDを問い合わせる。ステッ
プH2では、親プロセスのIDから親プロセスのプロセ
ス名を取得する。ステップH3では、親プロセスのプロ
セス名が正しいか否か判定し、正しいならステップH4
へ進み、不正ならステップH5へ進む。ステップH4で
は、返り値を“正当”にしてリターンする。ステップH
5では、返り値を“不正”にしてリターンする。
【0016】上記X線CT装置100によれば、CT調
整用メニュープログラムからしかCT調整用個別プログ
ラムを実質的に起動できないので、操作者がシェルから
CT調整用個別プログラムを間違って起動してしまった
り、複数のCT調整用個別プログラムを間違って起動し
てしまい、X線CT装置100が予期せぬ動作をするこ
とを防止できる。
【0017】
【発明の効果】本発明のプログラム保護方法およびコン
ピュータ読み取り可能な記録媒体によれば、プログラム
が間違って起動されて予期せぬ障害を引き起こすことを
防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプログラム保護方法を実施するX線C
T装置の一実施形態の構成図である。
【図2】図1のX線CT装置で実行されるCT調整処理
の動作を示すフロー図である。
【図3】図1のX線CT装置でシェルからCT調整用個
別プログラムが起動されたときの動作を示すフロー図で
ある。
【図4】親プロセス正当性判定処理の詳細フロー図であ
る。
【符号の説明】
1 操作コンソール 3 中央処理装置 10 撮影テーブル装置 20 走査ガントリ 70 CR−ROM 100 X線CT装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C093 AA22 BA03 CA50 EA12 EA14 ED07 EE01 EE30 FC13 FG05 FG16 FH04 5B076 FB02

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 親プロセスが正当か否かを判定し、正当
    なら本来の処理を継続させ、正当でないなら本来の処理
    を継続させないステップを、親プロセスから子プロセス
    として起動されるプログラム中に設けることを特徴とす
    るプログラム保護方法。
  2. 【請求項2】 親プロセスが正当か否かを判定し、正当
    なら本来の処理を継続させ、正当でないなら本来の処理
    を継続させないステップを含み、親プロセスから子プロ
    セスとして起動されるプログラムを記録したことを特徴
    とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
JP11213134A 1999-07-28 1999-07-28 プログラム保護方法およびコンピュータ読み取り可能な記録媒体 Pending JP2001043080A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008021249A (ja) * 2006-07-14 2008-01-31 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理装置及びプログラム
JP4757873B2 (ja) * 2004-06-09 2011-08-24 ノキア コーポレイション プラグイン・コード・モジュールを実行する複数プロセス・アーキテクチャを有するコンピュータ装置

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US8984529B2 (en) 2004-06-09 2015-03-17 Nokia Corporation Computing device having a multiple process architecture for running plug-in code modules
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