JP2003164443A - X線ctシステム、操作コンソール、及びその制御方法、並びにプログラム、記憶媒体 - Google Patents

X線ctシステム、操作コンソール、及びその制御方法、並びにプログラム、記憶媒体

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JP2003164443A
JP2003164443A JP2001359518A JP2001359518A JP2003164443A JP 2003164443 A JP2003164443 A JP 2003164443A JP 2001359518 A JP2001359518 A JP 2001359518A JP 2001359518 A JP2001359518 A JP 2001359518A JP 2003164443 A JP2003164443 A JP 2003164443A
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dsp
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Satoshi Kiyono
聡 清野
Koichi Shida
浩一 志田
Takeshi Ogata
剛 緒方
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GE Medical Systems Global Technology Co LLC
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 稼動しないDSPボードが存在しても画像再
構成処理を可能とすること。 【解決手段】 まず稼動可能なDSPボードの組み合わ
せに応じた画像再構成処理のプログラムのリストを参照
し(S301)、稼動可能なDSPボードの組み合わせ
を検索し(S302、S303)、見つかった組み合わ
せに対応するプログラムを選択し、ロードする(S30
5)。なお、稼動可能なDSPボードの組み合わせがテ
ーブルに存在しなかった場合、画像再構成が不可能であ
ることを示すコードを返す(S304)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、X線CTシステ
ム、操作コンソール、及びその制御方法、並びにプログ
ラム、記憶媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】X線CTシステムは概説すれば、被検体
に対してX線を照射し、この被検体を透過したX線を検
出し、検出したX線の量に応じた投影データを出力する
ガントリ装置と、ガントリ装置から出力された投影デー
タに基づいて画像再構成処理を行い、被検体の断層像
(X線断層像)を生成する操作コンソールとで構成され
ている。
【0003】操作コンソールがガントリ装置からの投影
データに基づいて画像再構成処理を行う際には、大量の
ディジタル信号処理を行う必要がある。そこで操作コン
ソールは、その内部にDSP(ディジタル信号処理専用
のマイクロチップ)を複数配置した基盤(DSPボー
ド)を複数枚備えている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来では、全てのDS
Pボードが稼動することが前提で、操作コンソールは画
像再構成処理を行っていた。しかしDSPボードは、初
期不良や、故障などの要因で、稼動しない場合があるの
で、常に全てのDSPボードが稼動するとは限らない。
よって1枚でもDSPボードが稼動しなくなった場合、
操作コンソールは、画像再構成処理を行うことができな
くなり、X線CTシステム全体が停止することになる。
【0005】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであり、稼動しないDSPボードが存在しても画像再
構成処理を可能とすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の目的を達成する
ために、例えば本発明のX線CTシステムは以下の構成
を備える。
【0007】すなわち、X線を照射するX線管と、X線
を検出する検出器とを備え、前記X線管から被検体に対
してX線を照射し、当該被検体を透過するX線を前記検
出器によって検出するスキャンを前記被検体の周囲の異
なる角度で行うことで前記被検体の投影データを収集す
るガントリ装置と、当該ガントリ装置に対してスキャン
を指示し、前記ガントリ装置からの投影データに基づい
て前記被検体の断層像を生成する操作コンソールとを備
えるX線CTシステムであって、前記操作コンソール
は、被検体の投影データから断層像を生成する画像再構
成処理を含むディジタル信号処理を行う複数枚のDSP
ボードと、前記複数枚のDSPボードの組み合わせに応
じた画像再構成処理のプログラムを、前記組み合わせに
対応づけて格納する格納手段と、前記複数のDSPボー
ドのうち、稼動可能であるDSPボードを判断する判断
手段と、前記稼動可能と判断されたDSPボードの組み
合わせに応じた画像再構成処理のプログラムを前記格納
手段より選択する選択手段とを備え、前記選択手段によ
り選択されたプログラムを実行することで、被検体の投
影データから断層像を生成する画像再構成処理を行うこ
とを特徴とするX線CTシステム。
【0008】本発明の目的を達成するために、例えば本
発明の操作コンソールは以下の構成を備える。
【0009】すなわち、ガントリ装置に対してスキャン
を指示し、当該ガントリ装置からの被検体の投影データ
に基づいて当該被検体の断層像を生成する操作コンソー
ルであって、被検体の投影データから断層像を生成する
画像再構成処理を含むディジタル信号処理を行う複数枚
のDSPボードと、前記複数枚のDSPボードの組み合
わせに応じた画像再構成処理のプログラムを、前記組み
合わせに対応づけて格納する格納手段と、前記複数のD
SPボードのうち、稼動可能であるDSPボードを判断
する判断手段と、前記稼動可能なDSPボードの組み合
わせに応じた画像再構成処理のプログラムを前記格納手
段より選択する選択手段とを備え、前記選択手段により
選択されたプログラムを実行することで、被検体の投影
データから断層像を生成する画像再構成処理を行うこと
を特徴とする操作コンソール。
【0010】
【発明の実施の形態】以下添付した図面を参照して、本
発明を好適な実施形態に従って、詳細に説明する。
【0011】[第1の実施形態]図1は、本実施形態の
X線CTシステムのブロック構成図である。図示のよう
に本システムは、被検体へのX線照射と被検体を透過し
たX線を検出するためのX線検出機構を一体的に取り付
けるガントリ装置100と、ガントリ装置100に対し
て各種動作設定を行うとともに、ガントリ装置100か
ら出力されたデータに基づいてX線断層像を再構成し、
表示する操作コンソール200により構成されている。
【0012】ガントリ装置100は、その全体の制御を
つかさどるメインコントローラ1をはじめ、以下の構成
を備える。
【0013】2は操作コンソール200との通信を行う
ためのインタフェース、3はテーブル12上に横たえた
被検体(被検体)を搬送(図面に垂直な方向で以下、z
軸ともいう)するための空洞部を有するガントリであ
り、内部には、X線発生源であるX線管4(X線管コン
トローラ5により駆動制御される)、X線の照射範囲を
画定するためのスリットを有するアパーチャ6、アパー
チャ6のX線照射範囲を画定するスリット幅の調整用モ
ータであるモータ7aが設けられている。このモータ7
aの駆動はアパーチャコントローラ7により制御され
る。
【0014】また、ガントリ3は、被検体を透過したX
線を検出するX線検出部8、およびX線検出部8で得た
透過X線より得られる投影データを収集するデータ収集
部9も備える。X線管4及びアパーチャ6と、X線検出
部8は互いに空洞部分を挟んで、すなわち、被検体を挟
んで対向する位置に設けられ、その関係が維持された状
態でガントリ3のまわりを回動するようになっている。
この回動は、モータコントローラ11からの駆動信号に
より駆動される回転モータ10によって行われる。ま
た、被検体を乗せるテーブル12は、z軸方向への搬送
がなされるが、その駆動はテーブルモータ13によって
行われる。
【0015】メインコントローラ1は、インタフェース
2を介して受信した各種コマンドの解析を行い、それに
基づいて上記のX線管コントローラ5、アパーチャコン
トローラ7、モータコントローラ11、テーブルモータ
コントローラ14、そして、データ収集部9に対し、各
種制御信号を出力することになる。また、メインコント
ローラ1は、データ収集部9で収集された投影データ
を、インタフェース2を介して操作コンソール200に
送出する処理も行う。
【0016】操作コンソール200は、いわゆるワーク
ステーションであり、図示するように、装置全体の制御
をつかさどるCPU51、ブートプログラムを記憶して
いるROM52、主記憶装置として機能するRAM53
をはじめ、以下の構成を備える。
【0017】HDD54は、ハードディスク装置であっ
て、ここにOS、後述する画像再構成プログラムの選択
処理プログラムのほか、ガントリ装置100に各種指示
を与えたり、ガントリ装置100より受信したデータに
基づいてX線断層像を再構成するためのプログラム(画
像再構成プログラム)が格納されている。VRAM55
は表示しようとするイメージデータを展開するメモリで
あり、ここにイメージデータ等を展開することでCRT
56に表示させることができる。57及び58は、各種
設定を行うためのキーボードおよびマウスである。ま
た、59はガントリ装置100と通信を行うためのイン
タフェースである。60はDSPを複数配置した基盤で
あって、画像再構成などのディジタル信号処理を行うD
SPボードである。なおこのDSPボード60は複数の
ボードから成り、全てのボードの処理能力は同じである
とする。又、各ボードは不図示のスロットを介して操作
コンソール200に接続されるので、各ボードは接続さ
れているスロットのIDによって、固有に識別可能であ
る。
【0018】図2に本実施形態のX線CTシステムが行
う、画像再構成に用いるプログラムを、稼動可能なDS
Pボードに応じて選択し、選択したプログラムを実行す
ることで、X線断層像を生成する処理のフローチャート
を示す。
【0019】まず、操作コンソール200内に備わって
いるハードウェアの初期化を行う(ステップS20
1)。その際に、各DSPボードをチェックして、稼動
可能であるか否かを判断する。尚、DSPボードが稼動
可能であるか否かのチェック方法は、公知の方法により
行う。また、このチェックにおいて、稼動可能であるD
SPボードのID(接続されているスロットのID)は
RAM53に記憶される。尚、ステップS201におけ
る上述のチェックはOSや各DSPボード自身によって
行われる。
【0020】次に、RAM53に記憶された、稼動可能
であるDSPボードのIDを用いて、画像再構成処理に
用いられるプログラム(DSPボードの制御プログラム
を含む)を選択する(ステップS202)。ステップS
202における処理の詳細なフローチャートを図3に示
す。
【0021】ステップS202では、稼動可能なDSP
ボードを用いて画像再構成処理を行う場合に、最も処理
時間が短くなるような画像再構成処理プログラムを選択
する処理を行う。よってまず、稼動可能なDSPボード
の組み合わせに応じた画像再構成処理のプログラムのリ
スト(テーブル)を参照する(ステップS301)。こ
のテーブルの構成例を図4に示す。尚、同図のテーブル
ではDSPボードの枚数を10枚としているが、このテ
ーブルの構成例はこのDSPボードの枚数に限定される
ものではない。
【0022】同図に示したテーブルは、画像再構成処理
に要すると推定される時間(DSPボードのクロック周
波数や、DSPボードのアーキテクチャ固有の能力など
から推定されるもので、以下、推定時間)の短い順に、
稼動可能なDSPボードの組み合わせが記載されてい
る。尚、この組み合わせは、各DSPボードのIDによ
って表現されるが、これに限定されるものではなく、各
DSPボードを特定可能なコードであればよい。また、
同図におけるテーブルには推定時間が記載されている
が、画像再構成処理に要する時間が明瞭な場合、その明
瞭な時間を記載しても良い。
【0023】また同テーブルには、各組み合わせに対応
した画像再構成処理プログラムのファイル名が記載され
ているが、ファイル名に限定されるものではなく、プロ
グラムを特定可能な情報であればよい。
【0024】同テーブルでは、最も短い推定時間である
1.0秒で画像再構成処理を行う場合には10枚全ての
DSPボード(図4ではIDが「1,2,3,4,5,
6,7,8,9,10」のDSPボード)を用いる必要
があるとしている。ステップS201における処理で、
全てのDSPボードが稼動可能であると判断された場合
には、CPU51は対応するプログラム(ファイル名は
recon1.exe)をHDD54からRAM53に
ロードする。
【0025】なおプログラムのロード形態はHDD54
からのロードに限定されるものではない。すなわち、こ
のプログラムがCD−ROMやDVD−ROMなどの記
憶媒体に格納されている場合、操作コンソール200に
これらの記憶媒体からプログラムを読みとるCD−RO
MドライブやDVD−ROMドライブなどを接続するこ
とで、これらの記憶媒体からこのプログラムをRAM5
3にロードすることができる。そしてCPU51、もし
くはDSPボード上のDSPはロードされたプログラム
に従って各DSPボードを制御することで、およそ1.
0秒で画像再構成処理を行うことができる。
【0026】又、同テーブルでは、推定時間1.2秒で
画像再構成を行う場合には、多くとも、稼動不可能なD
SPボードが1つであるとしている(図4では、用いる
DSPボードのIDの一例として「2,3,4,5,
6,7,8,9,10」、「1,3,4,5,6,7,
8,9,10」)。ステップS201における処理で、
全てのDSPボードのうち、いずれか1つが稼動不可能
と判断された場合には、CPU51は対応するプログラ
ム(ファイル名はrecon2.exe)をHDD54
からRAM53にロードする。このプログラムもHDD
54からのロードに限定されるものではなく、上述のと
おり、CD−ROMドライブやDVD−ROMドライブ
などからロードされても良い。そしてCPU51、もし
くはDSPボード上のDSPはロードされたプログラム
に従って各DSPボードを制御することで、およそ1.
2秒で画像再構成処理を行うことができる。なお、推定
時間1.2秒で画像再構成処理を行うためのDSPボー
ドの組み合わせをすべて(10個)列挙しても良いが、
そのうちのいくつかを列挙しておいても良い。
【0027】以上のようにして、ステップS201にお
ける処理において判断された、稼動可能なDSPボード
の組み合わせを図4に示したテーブルから(推定時間の
短い方から)検索し(ステップS302、S303)、
見つかった組み合わせに対応するプログラムを選択し、
HDD54から(もしくは上述の通り記憶媒体から)ロ
ードする(ステップS305)。
【0028】なお、ステップS201における処理にお
いて判断された、稼動可能なDSPボードの組み合わせ
が図4に示したテーブルに存在しなかった場合(例え
ば、稼動可能なDSPボードが少なすぎる場合)、画像
再構成が不可能であることを示すコードを返す(ステッ
プS304)。
【0029】処理はステップS203に戻り、システム
が稼働可能であるか否か、つまり、画像再構成が可能で
あるか否かを判断する(ステップS203)。システム
が稼働可能でない場合には本処理を終了する。一方、シ
ステムが稼働可能である場合、処理をステップS204
に進め、スライス厚やX線量などを含むスキャン計画を
入力する(ステップS204)。そして入力したスキャ
ン計画をガントリ装置100に送信する(ステップS2
05)。ガントリ装置100はスキャン計画を受信し
(ステップS251)、受信したスキャン計画に基づい
て被検体のスキャンを行う(ステップS252)。そし
てスキャンを行った結果(投影データ)を操作コンソー
ル200に対して送信する(ステップS253)。
【0030】操作コンソール200はガントリ装置10
0から送信された投影データを受信する(ステップS2
06)。そして、ステップS202(ステップS30
5)でロードされた画像再構成処理のプログラムを実行
し、受信した投影データに基づいたX線断層像を生成す
る(ステップS207)。そして生成したX線断層像を
CRT56に表示する(ステップS208)。
【0031】尚本実施形態では、画像再構成処理に用い
るプログラムの選択、ロードを操作コンソールのハード
ウェアの初期化の直後に行ったが、これに限定されるも
のではなく、画像再構成の直前や、キーボード57やマ
ウス58からの指示があった際に行っても良い。
【0032】また更に、本実施形態では、稼動不可能な
DSPボードにおいて生じたエラーの種類をCRT56
に表示してもよい。この場合、エラーの種類としては以
下のようなものが挙げられる。
【0033】・ DSPボードの初期化に失敗 ・ 画像再構成中にDSPボードからの応答が帰ってこ
なかった ・ DSPボード内で何らかのハードウェアエラーが起
こって、割込が入った ・ DSPボードのメモリアクセスに失敗 [第2の実施形態]第1の実施形態では、稼動可能なD
SPボードの枚数に応じて画像再構成処理プログラムを
用意していたが、これに限定されるものではなく、他に
も例えば、各DSPボードの種類(処理能力、処理対
象)が異なる場合、その組み合わせに応じて画像再構成
処理のプログラムを用意を用意しても良い。
【0034】また、第1の実施形態では全てのDSPボ
ードの処理能力は同じであるとしたが、これに限定され
るものではない。すなわち、各DSPボードの種類(処
理能力、処理対象)が異なる場合、全てのDSPボード
を制御するマスターDSPを設け、このマスターDSP
により稼動可能なDSPボードに対してのみデータを送
る処理を行う。
【0035】[その他の実施形態]また、本発明の目的
は、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェアの
プログラムコードを記録した記憶媒体(または記録媒
体)を、システムあるいは装置に供給し、そのシステム
あるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)
が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実
行することによっても実現できるものである。この場
合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が
前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプ
ログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成する
ことになる。また、コンピュータ(操作コンソール)が
読み出したプログラムコードを実行することにより、前
述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプ
ログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働
しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の
処理の一部または全部を行い、その処理によって前述し
た実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
【0036】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明した(図2,3に示すフロー
チャートの一部もしくは全部)に対応するプログラムコ
ードが格納されることになる。
【0037】このようなプログラムコードを格納する記
憶媒体としては、例えばフロッピー(登録商標)ディス
ク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、C
D−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、R
OM等を用いることができる。更には、ネットワーク
(例えばインターネット)という媒体を介してダウンロ
ードしても良いであろう。
【0038】
【発明の効果】以上の説明により、本発明によって、稼
動しないDSPボードが存在しても画像再構成処理を可
能とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態におけるX線CTシステムの
ブロック構成図である。
【図2】本発明の実施形態におけるX線CTシステムが
行う、画像再構成に用いるプログラムを、稼動可能なD
SPボードに応じて選択し、選択したプログラムを実行
することで、X線断層像を生成する処理のフローチャー
トである。
【図3】ステップS202における処理のフローチャー
トである。
【図4】稼動可能なDSPボードの組み合わせに応じた
画像再構成処理のプログラムを推定時間が短い順に記載
されているテーブルを示す図である。
フロントページの続き (72)発明者 清野 聡 東京都日野市旭が丘4丁目7番地の127 ジーイー横河メディカルシステム株式会社 内 (72)発明者 志田 浩一 東京都日野市旭が丘4丁目7番地の127 ジーイー横河メディカルシステム株式会社 内 (72)発明者 緒方 剛 東京都日野市旭が丘4丁目7番地の127 ジーイー横河メディカルシステム株式会社 内 Fターム(参考) 4C093 AA22 CA35 CA36 FE24 FE30

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 X線を照射するX線管と、X線を検出す
    る検出器とを備え、前記X線管から被検体に対してX線
    を照射し、当該被検体を透過するX線を前記検出器によ
    って検出するスキャンを前記被検体の周囲の異なる角度
    で行うことで前記被検体の投影データを収集するガント
    リ装置と、当該ガントリ装置に対してスキャンを指示
    し、前記ガントリ装置からの投影データに基づいて前記
    被検体の断層像を生成する操作コンソールとを備えるX
    線CTシステムであって、 前記操作コンソールは、 被検体の投影データから断層像を生成する画像再構成処
    理を含むディジタル信号処理を行う複数枚のDSPボー
    ドと、 前記複数枚のDSPボードの組み合わせに応じた画像再
    構成処理のプログラムを、前記組み合わせに対応づけて
    格納する格納手段と、 前記複数のDSPボードのうち、稼動可能であるDSP
    ボードを判断する判断手段と、 前記稼動可能と判断されたDSPボードの組み合わせに
    応じた画像再構成処理のプログラムを前記格納手段より
    選択する選択手段とを備え、 前記選択手段により選択されたプログラムを実行するこ
    とで、被検体の投影データから断層像を生成する画像再
    構成処理を行うことを特徴とするX線CTシステム。
  2. 【請求項2】 前記DSPボードは、接続されるスロッ
    トのIDによって識別可能であることを特徴とする請求
    項1に記載のX線CTシステム。
  3. 【請求項3】 前記判断手段は、稼動可能なDSPボー
    ドの判断を、前記操作コンソール内に備わっているハー
    ドウェアの初期化の際に行うことを特徴とする請求項1
    又は2に記載のX線CTシステム。
  4. 【請求項4】 前記判断手段は、稼動不可能なDSPボ
    ードにおいて生じたエラーの種類を特定することを特徴
    とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のX線CT
    システム。
  5. 【請求項5】 前記格納手段は、稼動可能なDSPボー
    ドの組み合わせに応じた画像再構成処理のプログラム
    を、前記組み合わせによって画像再構成処理を行った場
    合に、画像再構成時間又は推定される画像再構成時間に
    対応させて格納することを特徴とする請求項1に記載の
    X線CTシステム。
  6. 【請求項6】 前記推定される画像再構成時間は、DS
    Pボードのクロック周波数やDSPボードのアーキテク
    チャから生じる能力などから推定されることを特徴とす
    る請求項5に記載のX線CTシステム。
  7. 【請求項7】 前記選択手段は、稼動可能なDSPボー
    ドを用いて画像再構成処理を行う場合に、最も処理時間
    が短くなるような画像再構成処理プログラムを前記格納
    手段から選択することを特徴とする請求項1乃至6のい
    ずれか1項に記載のX線CTシステム。
  8. 【請求項8】 前記判断手段により判断された、稼動可
    能なDSPボードの組み合わせに応じた画像再構成処理
    のプログラムが前記格納手段に格納されていない場合、
    前記選択手段は、画像再構成が不可能であることを示す
    信号を出力することを特徴とする請求項1乃至7のいず
    れか1項に記載のX線CTシステム。
  9. 【請求項9】 ガントリ装置に対してスキャンを指示
    し、当該ガントリ装置からの被検体の投影データに基づ
    いて当該被検体の断層像を生成する操作コンソールであ
    って、 被検体の投影データから断層像を生成する画像再構成処
    理を含むディジタル信号処理を行う複数枚のDSPボー
    ドと、 前記複数枚のDSPボードの組み合わせに応じた画像再
    構成処理のプログラムを、前記組み合わせに対応づけて
    格納する格納手段と、 前記複数のDSPボードのうち、稼動可能であるDSP
    ボードを判断する判断手段と、 前記稼動可能なDSPボードの組み合わせに応じた画像
    再構成処理のプログラムを前記格納手段より選択する選
    択手段とを備え、 前記選択手段により選択されたプログラムを実行するこ
    とで、被検体の投影データから断層像を生成する画像再
    構成処理を行うことを特徴とする操作コンソール。
  10. 【請求項10】 X線を照射するX線管と、X線を検出
    する検出器とを備え、前記X線管から被検体に対してX
    線を照射し、当該被検体を透過するX線を前記検出器に
    よって検出するスキャンを前記被検体の周囲の異なる角
    度で行うことで前記被検体の投影データを収集するガン
    トリ装置と、当該ガントリ装置に対してスキャンを指示
    し、前記ガントリ装置からの投影データに基づいて前記
    被検体の断層像を生成する操作コンソールとを備えるX
    線CTシステムの制御方法であって、 被検体の投影データから断層像を生成する画像再構成処
    理を含むディジタル信号処理を行う複数枚のDSPボー
    ドと、 前記複数枚のDSPボードの組み合わせに応じた画像再
    構成処理のプログラムを、前記組み合わせに対応づけて
    格納する格納手段とを備える前記操作コンソールの制御
    方法は、 前記複数のDSPボードのうち、稼動可能であるDSP
    ボードを判断する判断工程と、 前記稼動可能なDSPボードの組み合わせに応じた画像
    再構成処理のプログラムを前記格納手段より選択する選
    択工程とを備え、 前記選択工程で選択されたプログラムを実行すること
    で、被検体の投影データから断層像を生成する画像再構
    成処理を行うことを特徴とするX線CTシステムの制御
    方法。
  11. 【請求項11】 前記DSPボードは、接続されるスロ
    ットのIDによって識別可能であることを特徴とする請
    求項10に記載のX線CTシステムの制御方法。
  12. 【請求項12】 前記判断工程では、稼動可能なDSP
    ボードの判断を、前記操作コンソール内に備わっている
    ハードウェアの初期化の際に行うことを特徴とする請求
    項10又は11に記載のX線CTシステムの制御方法。
  13. 【請求項13】 前記判断工程では、稼動不可能なDS
    Pボードにおいて生じたエラーの種類を特定することを
    特徴とする請求項10乃至12のいずれか1項に記載の
    X線CTシステムの制御方法。
  14. 【請求項14】 前記格納手段は、稼動可能なDSPボ
    ードの組み合わせに応じた画像再構成処理のプログラム
    を、前記組み合わせによって画像再構成処理を行った場
    合に、画像再構成時間又は推定される画像再構成時間に
    対応させて格納することを特徴とする請求項10に記載
    のX線CTシステムの制御方法。
  15. 【請求項15】 前記推定される画像再構成時間は、D
    SPボードのクロック周波数やDSPボードのアーキテ
    クチャから生じる能力などから推定されることを特徴と
    する請求項14に記載のX線CTシステムの制御方法。
  16. 【請求項16】 前記選択工程では、稼動可能なDSP
    ボードを用いて画像再構成処理を行う場合に、最も処理
    時間が短くなるような画像再構成処理プログラムを前記
    格納手段から選択することを特徴とする請求項10乃至
    15のいずれか1項に記載のX線CTシステムの制御方
    法。
  17. 【請求項17】 前記判断工程で判断された、稼動可能
    なDSPボードの組み合わせに応じた画像再構成処理の
    プログラムが前記格納手段に格納されていない場合、前
    記選択工程では、画像再構成が不可能であることを示す
    信号を出力することを特徴とする請求項10乃至16の
    いずれか1項に記載のX線CTシステムの制御方法。
  18. 【請求項18】 ガントリ装置に対してスキャンを指示
    し、当該ガントリ装置からの被検体の投影データに基づ
    いて当該被検体の断層像を生成し、被検体の投影データ
    から断層像を生成する画像再構成処理を含むディジタル
    信号処理を行う複数枚のDSPボードと、前記複数枚の
    DSPボードの組み合わせに応じた画像再構成処理のプ
    ログラムを、前記組み合わせに対応づけて格納する格納
    手段とを備える操作コンソールの制御方法であって、 前記複数のDSPボードのうち、稼動可能であるDSP
    ボードを判断する判断工程と、 前記稼動可能なDSPボードの組み合わせに応じた画像
    再構成処理のプログラムを前記格納手段より選択する選
    択工程とを備え、 前記選択工程で選択されたプログラムを実行すること
    で、被検体の投影データから断層像を生成する画像再構
    成処理を行うことを特徴とする操作コンソールの制御方
    法。
  19. 【請求項19】 X線を照射するX線管と、X線を検出
    する検出器とを備え、前記X線管から被検体に対してX
    線を照射し、当該被検体を透過するX線を前記検出器に
    よって検出するスキャンを前記被検体の周囲の異なる角
    度で行うことで前記被検体の投影データを収集するガン
    トリ装置と、当該ガントリ装置に対してスキャンを指示
    し、前記ガントリ装置からの投影データに基づいて前記
    被検体の断層像を生成する操作コンソールとを備えるX
    線CTシステムの制御方法を実行するプログラムであっ
    て、 被検体の投影データから断層像を生成する画像再構成処
    理を含むディジタル信号処理を行う複数枚のDSPボー
    ドと、 前記複数枚のDSPボードの組み合わせに応じた画像再
    構成処理のプログラムを、前記組み合わせに対応づけて
    格納する格納手段とを備える前記操作コンソールの制御
    方法を実行するプログラムは、 前記複数のDSPボードのうち、稼動可能であるDSP
    ボードを判断する判断工程のプログラムと、 前記稼動可能なDSPボードの組み合わせに応じた画像
    再構成処理のプログラムを前記格納手段より選択する選
    択工程のプログラムとを備え、 前記選択工程で選択されたプログラムを実行すること
    で、被検体の投影データから断層像を生成する画像再構
    成処理を行うことを特徴とするX線CTシステムの制御
    方法を実行するプログラム。
  20. 【請求項20】 前記DSPボードは、接続されるスロ
    ットのIDによって識別可能であることを特徴とする請
    求項19に記載のX線CTシステムの制御方法を実行す
    るプログラム。
  21. 【請求項21】 前記判断工程のプログラムは、稼動可
    能なDSPボードの判断を、前記操作コンソール内に備
    わっているハードウェアの初期化の際に行うことを特徴
    とする請求項19又は20に記載のX線CTシステムの
    制御方法を実行するプログラム。
  22. 【請求項22】 前記判断工程のプログラムは、稼動不
    可能なDSPボードにおいて生じたエラーの種類を特定
    することを特徴とする請求項19乃至21のいずれか1
    項に記載のX線CTシステムの制御方法を実行するプロ
    グラム。
  23. 【請求項23】 前記格納手段は、稼動可能なDSPボ
    ードの組み合わせに応じた画像再構成処理のプログラム
    を、前記組み合わせによって画像再構成処理を行った場
    合に、画像再構成時間又は推定される画像再構成時間に
    対応させて格納することを特徴とする請求項19に記載
    のX線CTシステムの制御方法を実行するプログラム。
  24. 【請求項24】 前記推定される画像再構成時間は、D
    SPボードのクロック周波数やDSPボードのアーキテ
    クチャから生じる能力などから推定されることを特徴と
    する請求項23に記載のX線CTシステムの制御方法を
    実行するプログラム。
  25. 【請求項25】 前記選択工程のプログラムは、稼動可
    能なDSPボードを用いて画像再構成処理を行う場合
    に、最も処理時間が短くなるような画像再構成処理プロ
    グラムを前記格納手段から選択することを特徴とする請
    求項19乃至24のいずれか1項に記載のX線CTシス
    テムの制御方法を実行するプログラム。
  26. 【請求項26】 前記判断工程で判断された、稼動可能
    なDSPボードの組み合わせに応じた画像再構成処理の
    プログラムが前記格納手段に格納されていない場合、前
    記選択工程のプログラムは、画像再構成が不可能である
    ことを示す信号を出力することを特徴とする請求項19
    乃至25のいずれか1項に記載のX線CTシステムの制
    御方法を実行するプログラム。
  27. 【請求項27】 ガントリ装置に対してスキャンを指示
    し、当該ガントリ装置からの被検体の投影データに基づ
    いて当該被検体の断層像を生成し、被検体の投影データ
    から断層像を生成する画像再構成処理を含むディジタル
    信号処理を行う複数枚のDSPボードと、前記複数枚の
    DSPボードの組み合わせに応じた画像再構成処理のプ
    ログラムを、前記組み合わせに対応づけて格納する格納
    手段とを備える操作コンソールの制御方法を実行するプ
    ログラムであって、 前記複数のDSPボードのうち、稼動可能であるDSP
    ボードを判断する判断工程のプログラムと、 前記稼動可能なDSPボードの組み合わせに応じた画像
    再構成処理のプログラムを前記格納手段より選択する選
    択工程のプログラムとを備え、 前記選択工程で選択されたプログラムを実行すること
    で、被検体の投影データから断層像を生成する画像再構
    成処理を行うことを特徴とする操作コンソールの制御方
    法を実行するプログラム。
  28. 【請求項28】 請求項19乃至27のいずれか1項に
    記載のプログラムを格納し、コンピュータが読み取り可
    能な記憶媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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