JP4091056B2 - 野球またはソフトボール用バット - Google Patents

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Description

本発明は、野球またはソフトボール用バットに関し、特に、弾性体を打球部に被覆した野球またはソフトボール用バットに関する。
弾性体を打球部に被覆した野球またはソフトボール用バットの一例が、たとえば特開2003−19236号公報に記載されている。該特開2003−19236号公報には、先端部、打球部、テーパ部、グリップ部からなり、打球部の凹部に弾性体を被覆一体化したことを特徴とする野球用またはソフトボール用バットが記載されている。
特開2003−19236号公報
上記の文献に記載の野球またはソフトボール用バットは優れた耐久性と反発特性とを兼ね備えたものであるが、弾性体の材質の選択に際し接着性や成形性や強度面といった条件を重要視していたため、弾性体の材質として比較的比重の大きい材料を例示するに止まっていた。
本発明の目的は、打球部に弾性体を備えた野球またはソフトボール用バットの設計の自由度を向上することにある。
本発明に係る野球またはソフトボール用バットは、1つの局面では、打球部に凹部を有するバット本体と、該凹部に装着され比重が0.01以上0.25未満でありJIS C硬度(JIS K 7312のC試験方法による硬度という。以下同じ)が3以上80以下である第1弾性体層と、該第1弾性体層の外周面を覆い第1弾性体層よりも硬度が高い第2弾性体層とを含む弾性体とを備える。なお、第1弾性体層のJIS C硬度は10以上60以下が好ましく、第2弾性体層のJIS C硬度は15以上100以下、好ましくは20以上90以下である。上記1と第2弾性体層は、同種の材料で構成されてもよく、異なる材料で構成されてもよい。また、第2弾性体層の強度や弾性率を第1弾性体層の強度や弾性率より高くしてもよい。これは下記の他の局面においても同様である。
上記第1弾性体層とバット本体との間に、第1弾性体層よりも硬度が高い第3弾性体層を配置してもよい。なお、第3弾性体層の強度や弾性率を第1弾性体層の強度や弾性率より高くしてもよい。また、第1弾性体層の厚みと、第2弾性体層の厚みとを、バット本体の長手方向に変化させることも考えられる。たとえば、第2弾性体層の厚みを、バット本体の長手方向における上記凹部の端部側よりも該凹部の中央部側(典型的には打芯部あるいはその近傍)で大きくし、第1弾性体層の厚みを、バット本体の長手方向における上記凹部の端部側よりも該凹部の中央部側(典型的には打芯部あるいはその近傍)で小さくすることが考えられる。また、第2弾性体層の厚みを、バット本体の長手方向における上記凹部の中央部側よりも該凹部の端部側で大きくし、第1弾性体層の厚みを、バット本体の長手方向における上記凹部の中央部側よりも該凹部の端部側で小さくすることも考えられる。第1弾性体層の材質としては、たとえばポリウレタン発泡体やオレフィン系樹脂発泡体などを使用可能である。
第1弾性体層の厚みと第3弾性体層の厚みとを、バット本体の長手方向に変化させてもよい。たとえば、第3弾性体層の厚みを、バット本体の長手方向における上記凹部の端部側よりも該凹部の中央部側(典型的には打芯部あるいはその近傍)で大きくし、第1弾性体層の厚みを、バット本体の長手方向における上記凹部の端部側よりも該凹部の中央部側(典型的には打芯部あるいはその近傍)で小さくすることが考えられる。また、第3弾性体層の厚みを、バット本体の長手方向における上記凹部の中央部側よりも該凹部の端部側で大きくし、第1弾性体層の厚みを、バット本体の長手方向における上記凹部の中央部側よりも該凹部の端部側で小さくすることも考えられる。
本発明によれば、第1弾性体層として比重が0.01以上0.25未満である弾性体を使用しているので、弾性体の質量を低減することができ、打球部に弾性体を備えた野球またはソフトボール用バットの設計の自由度を向上することができる。その上、第1弾性体層としてJIS C硬度が3以上80以下である弾性体を使用しているので、打球時にボールの変形によるエネルギー損失を低減することができるとともに、第1弾性体層の変形後の復元力を利用してボールの飛距離を向上することができる。さらに、第1弾性体層を覆うように該第1弾性体層よりも硬度が高い第2弾性体層を設けているので、打球部でボールを打撃した際に、相対的に硬度が高い第2弾性体層を介して広い面積にわたって第1弾性体層を変形させることができる。したがって、第1弾性体層が復元する際に、該第1弾性体層から、より大きな復元力をボールに作用させることができ、ボールの飛距離を更に向上することができる。
以下、本発明の実施の形態について説明する。本実施の形態における野球またはソフトボール用バットは、先端部と、ボールを打球する打球部と、プレイヤーが手で把持するグリップ部と、打球部とグリップ部とを接続するテーパ部とを有する。また、本実施の形態における野球またはソフトボール用バットは、打球部に凹部を有するバット本体と、該凹部に装着される弾性体とを備える。
バット本体は、木製、金属製、繊維強化プラスチック製のいずれでも形成することができる。なお、先端部およびグリップエンドは、バット本体と一体に形成することもできるが、別体に形成して取付けるようにしてもよい。
バット本体の打球部に設けた凹部は、打球部外径よりも小さな外径を有し打球部の中央部に位置する中央部分と、バットの先端部側に位置する先端側部分と、テーパ部側に位置するテーパ側部分とを含む。凹部の中央部分は、典型的にはほぼ等しい外径を有するが、凹部の中央部分の外径をバットの長手方向に変化させてもよい。他方、凹部における先端側部分とテーパ側部分は、典型的には、凹部の中央部分から先端部あるいはテーパ部に向かって外径を徐々に増加させて形成され、ともにテーパ形状を有する。なお、凹部は、打球部の全周にわたって設けられることが好ましいが、打球部の長手方向や周方向に選択的に凹部を形成してもよい。
上記の凹部に、弾性体が被覆一体化される。弾性体は、たとえばゴム、樹脂、エラストマーもしくはそれらの混合体の発泡体で構成可能である。該弾性体は、3mm以上30mm以下程度(好ましくは10mm以上20mm以下程度)の厚みを有し、弾性を有する材料で主として構成され、接着剤などを用いてバット本体に固定される。本実施の形態の弾性体は、典型的には複数の弾性体層の積層構造で構成される。この場合、各弾性体層を、同種の材料で構成してもよく、異なる材料で構成してもよい。
本実施の形態では、上記の弾性体を構成する各弾性体層中の第1弾性体層を、比重の小さい材料で構成する。具体的には、0.01以上0.25未満の比重の材料で1つの弾性体層を構成する。それにより、弾性体の質量を低減することができ、打球部に弾性体を備えた野球またはソフトボール用バットの設計の自由度を向上することができる。
なお、弾性体層の比重を0.01以上0.25未満と規定したのは次のような理由による。まず、比重の下限値について、弾性体の軽量化という観点からは、弾性体層の比重は小さければ小さいほど好ましい。しかし、比重が0.01未満の弾性体層を打球部に使用した場合、強度面で実用に耐えられないと考えられるので、上記のように比重の下限値を規定している。他方、上限値については、従来、比重が0.25未満であるような低比重の弾性体層を使用した場合に、接着性、成形性、強度面等様々な観点からの問題が予想されたことから、かかる低比重の材質については、あまり詳細に検討していなかった。ところが、本願発明者等が実際に試してみたところ、比重が0.25未満であるような低比重の材質でも、上記の様々な問題を解消できることが判明した。そこで、弾性体層の比重の上限値を0.25未満と規定した。
また、本実施の形態の弾性体は、典型的には、主としてバットの反発特性に寄与する軟質層(第1弾性体層)と、該軟質層を覆い弾性体の耐久性を向上させるとともにバットの反発特性向上にも寄与する硬質層(第2弾性体層)とを備える。しかし、硬質層(第2弾性体層)として、反発特性向上にほとんど寄与しない材料で構成される層を使用してもよい。
弾性体の軟質層を、たとえばJIS C硬度が3以上80以下である材料で形成し、軟質層の外表面上に、該軟質層よりも硬度が高い材料で構成された硬質層を形成する。なお、外側の層として、内側の層よりも硬度が高い層のみならず強度や弾性率が高い層を使用することも可能である。軟質層の比重は、典型的には0.01以上0.25未満と低くするが、硬質層の比重は、0.25以上であってもよい。また、硬質層の材料としては、軟質層よりも高い硬度を有し、軟質層の伸びに追従可能な材料であって、所定の磨耗性、強度(引張り、引き裂き、伸び)、弾性率を有する材料を選択することが好ましい。硬質層は軟質層の外表面に積層するだけでなく、たとえばエチレン酢酸ビニル共重合体(EVA)樹脂を軟質層として使用した場合に、該軟質層の表層部に形成可能なスキン層(表面側層)を硬質層として形成することもできる。
なお、弾性体における軟質層のJIS C硬度を3以上80以下としたのは、次のような理由による。すなわち、JIS C硬度が3未満であった場合、材料が柔らかすぎるため打撃時にボールの変形が大きくなり、軟質層を備えた場合と備えなかった場合とで反発特性に差がでないと考えられるからである。また、JIS C硬度が80を超えると、材料が硬すぎて軟質層を採用することによるバットの所望の反発特性向上効果が得られないと考えられるからである。
軟質層としては、たとえばポリウレタン発泡体やオレフィン系樹脂発泡体などを挙げることができる。オレフィン系樹脂発泡体としては、たとえばエチレン酢酸ビニル共重合体(EVA)樹脂発泡体を挙げることができる。
弾性体の軟質層として上記のような硬度の材料を使用することにより、打球時にボールの変形によるエネルギー損失を低減することができるとともに、ベース層の変形後の復元力を利用してボールの飛距離を向上することができる。
また、軟質層上に硬質層を形成することにより、次のような効果も得られる。その効果について図12(a),(b)を用いて説明する。
図12(a)に示すように、弾性体表層部を軟質層6のみで構成した場合、ボール5を打球部で打撃した際に、ボール5の外周に沿う形状に軟質層6が変形することとなる。これに対し、図12(b)に示すように、弾性体表層部に硬質層7を形成することにより、ボール5を打球部で打撃した際に、硬質層7を介して軟質層6が変形することとなる。このようにボール5と軟質層6との間に硬質層7が介在することにより、図12(b)に示すように硬質層7によって広い面積にわたって軟質層6を押圧変形させることができる。その結果、軟質層6が復元する際に、該軟質層6から、より大きな復元力をボール5に作用させることができ、ボール5の飛距離を更に向上することができる。
なお、上記のような効果を得るには、硬質層の厚みを確保する必要があるものと考えられる。硬質層の厚みは、材質によって異なるが、1mm以上10mm以下程度(好ましくは3mm以上9mm以下程度)であれば所望の強度を確保することができるので効果的であると考えられる。また、硬質層と軟質層の厚みの割合を適切に制御することにより、反発特性を制御することも可能であると考えられる。
上記の軟質層とバット本体との間に、バット本体よりも硬度が低く、軟質層よりも硬度が高い弾性体層(第3弾性体層)を配置することが好ましい。該弾性体層の場合も、該弾性体層の強度や弾性率を、この弾性体層より外側に設けられる軟質層の強度や弾性率より高くしてもよい。このような弾性体層を軟質層とバット本体との間に設置することにより、軟質層とバット本体との間の強度差を緩和することができる。つまり、該弾性体層を応力緩和層として機能させることができ、軟質層とバット本体との界面で軟質層が破壊するといった事態を回避することができる。
上記の弾性体層としては、たとえばゴム、樹脂、エラストマーもしくはそれらの混合体の発泡品を使用可能である。ゴムとしては、ブタジエンゴム、スチレン・ブタジエンゴム、クロロプレンゴム、イソプレンゴム、エチレン・プロピレンゴム、エチレン・プロピレン・ジエン三元共重合体ゴム、シリコーンゴム、ウレタンゴム、天然ゴムもしくはそれらの発泡体などを使用可能である。樹脂としては、ウレタン系樹脂、スチレン系樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレンビニル共重合体などを含むオレフィン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、塩化ビニル系樹脂、アイオノマー樹脂もしくはそれらの発泡体などを使用可能である。エラストマーとしては、ウレタン系エラストマー、スチレン・ブタジエン・スチレンやスチレン・イソプレン・スチレン、またそれらに水添したものなどを含むスチレン系エラストマー、ポリエチレンやポリプロピレンとジエン系のゴムなどで構成されるオレフィン系エラストマー、ポリエステル系エラストマー、ポリアミド系エラストマー、塩素系エラストマー、フッ素系エラストマー、シリコーン系エラストマーもしくはそれらの発泡体などを使用可能である。
弾性体が硬質層と軟質層とを有する場合、これらの厚みをバット本体の長手方向に変化させることで、打球部の反発特性を制御することもできる。たとえば、硬質層の厚みを、バット本体の長手方向における上記凹部の端部側よりも該凹部の中央部側(典型的には打芯部あるいはその付近)で大きくし、軟質層の厚みを、バット本体の長手方向における上記凹部の端部側よりも該凹部の中央部側(典型的には打芯部あるいはその付近)で小さくすることが考えられる。この場合には、バット本体の長手方向における上記凹部の中央部における軟質層の割合を、バット本体の長手方向における上記凹部の端部およびその近傍における軟質層の割合よりも少なくすることができる。
また、硬質層の厚みを、バット本体の長手方向における上記凹部の中央部側よりも該凹部の端部側で大きくし、軟質層の厚みを、バット本体の長手方向における上記凹部の中央部側よりも該凹部の端部側で小さくすることも考えられる。この場合には、バット本体の長手方向における上記凹部の中央部における軟質層の割合が、バット本体の長手方向における上記凹部の端部およびその近傍における軟質層の割合よりも少なくなる。
バットの打芯(スイートスポット)は、典型的にはバット本体の長手方向における打球部の中央部に位置するので、通常は最も反発特性が優れている。そして、打芯(スイートスポット)から打球部の端部に向かうにつれて反発特性は低下する。
ところで、反発特性に直接的に寄与する要素として軟質層の厚みを挙げることができ、軟質層の厚みを厚くすることで反発特性を向上することができ、軟質層の厚みを薄くすると反発特性は低下する。
そこで、上記のように上記の凹部の打芯部あるいはその付近における軟質層の割合を、上記の凹部の端部およびその近傍における軟質層の割合よりも少なくすることにより、打球部の打芯部およびその付近の反発特性を若干低めに抑えながら、打球部の両端部およびその近傍の反発特性を向上することができる。つまり、打球部の位置による反発特性のばらつきを低減することができる。その結果、打球部における高反発領域(スイートエリア)を拡大することができる。なお、硬質層と軟質層の厚みを徐々に変化させるなどの工夫を施すことで、より効果的に反発特性のばらつきを低減することができる。
また、弾性体が上記のような硬質層と軟質層とを有する場合、軟質層を内部に受入れ、軟質層の外表面全面を取り囲むように硬質層を設けることも考えられる。この場合には、弾性体を軽量化しながらボールの飛距離を向上することができることに加えて、弾性体の耐久性をさらに向上することができる。
さらに、弾性体の硬質層と軟質層を同種の材質で構成する場合、硬質層から軟質層に向かって徐々に硬度を低下させることが好ましい。たとえば、エチレン酢酸ビニル共重合体(EVA)樹脂発泡体を用いて軟質層を作製し、硬質層を該軟質層の表層部のスキン層(表面側層)で作製した場合に、該スキン層から軟質層に向かって徐々に硬度を低下させるようにする。それにより、打球時の衝撃が弾性体に加わった際に、スキン層と軟質層との間で材料破壊が生じるのを効果的に抑制することができる。
スキン層と軟質層との間の硬度差は、耐久性を考慮すると大きい方が望ましい。しかし、本願の出願時点における技術水準に鑑み、スキン層と軟質層との間の硬度差をJIS C硬度で10より大きくするのは困難であると考えられる。このことから、スキン層と軟質層との間の硬度差は、JIS C硬度で10以下程度であることが好ましい。
通常はスキン層の発泡率は軟質層の発泡率よりも低いので、スキン層の比重は、典型的には軟質層の比重よりも大きくなる。他方、軟質層については、発泡率を適切に調節することにより比重を0.25未満にまで小さくすることができる。なお、スキン層の強度や厚みを制御することも可能である。
次に、本発明の実施例について、図1〜図11および図13を用いて説明する。
まず、本発明の実施例1について、図1および図2を用いて説明する。
本実施例1における野球またはソフトボール用バット1は、先端部と、ボールを打球する打球部と、プレイヤーが手で把持するグリップ部と、打球部とグリップ部とを接続するテーパ部とを有する。
図1の例では、バット本体2は、繊維強化プラスチック製であり、打球部に凹部2aを有する。該凹部2aには、接着剤を用いてシート状あるいは筒状の弾性体3を固着する。弾性体3は、図1および図2に示すように、バット本体2側に相対的に軟質の第1弾性体層3aと、打球部の表面側に相対的に硬質の第2弾性体層3bとを有する。
第1弾性体層3aは、エチレン酢酸ビニル共重合体(EVA)樹脂発泡体で、17mmの厚みを有し、比重は0.18であり、JIS C硬度は40である。第2弾性体層3bは、エチレン酢酸ビニル共重合体(EVA)樹脂発泡体で構成され、3mmの厚みを有し、比重は0.28であり、JIS C硬度は60である。
上記のように低比重でかつ軟質である第1弾性体層3a上に比較的硬質の第2弾性体層3bを形成することにより、弾性体3の質量を低減してバットの設計の自由度を向上することができるとともに、打球部の反発特性をも向上させてボールの飛距離を伸ばすことができ、さらには弾性体3の耐久性をも向上することができる。
次に、本発明の実施例2について、図3および図4を用いて説明する。
本実施例2では、バット本体2と第1弾性体層3aとの間に、バット本体2の硬度と、第1弾性体層3aの硬度との中間の硬度を有する層を形成している。それにより、第1弾性体層3aとバット本体2との界面での第1弾性体層3aの破壊を抑制することができ、弾性体3の耐久性を向上することができる。
具体的には、図3と図4に示すように、バット本体2と第1弾性体層3aとの間に、第1弾性体層3aよりも硬度の高い第3弾性体層3cを形成している。該第3弾性体層3cは、第2弾性体層3bと同様に、EVA樹脂発泡体のスキン層で構成することもできるが、ポリウレタン発泡体層など第2弾性体層3bと異なる材質で構成することもできる。第3弾性体層3cをEVA樹脂発泡体層とした場合、第3弾性体層3cの厚みは、3mm程度、比重は0.28であり、JIS C硬度は60である。これ以外の構成については、実施例1の場合と基本的に同様である。
次に、本発明の実施例3とその変形例について、図5〜図7を用いて説明する。
本実施例3では、弾性体3における硬質層と軟質層の厚みを、バット本体2の長手方向に変化させることで、野球またはソフトボール用バット1の反発特性を制御している。
具合的には、図5に示すように、相対的に硬質である第2弾性体層3bの厚みを、バット本体2の長手方向における凹部2aの端部側よりも凹部2aの打芯部付近で大きくすることで、第2弾性体層3bに薄肉部3b1と厚肉部3b2とを形成し、相対的に軟質である第1弾性体層3aの厚みを、バット本体2の長手方向における凹部2aの端部側よりも凹部2aの中央部側で小さくすることで、第1弾性体層3aに薄肉部3a1と厚肉部3a2とを形成している。
上記のように第1と第2弾性体層3a,3bに厚肉部と薄肉部とを設けることにより、打球部の打芯部付近における反発特性を若干低めに抑えながら、打球部の両端部の反発特性を向上することができる。それにより、打球部の位置による反発特性のばらつきを低減することができる。特に、第1と第2弾性体層3a,3bの厚みを徐々に変化させるなどして第1と第2弾性体層3a,3bの厚みを適切に調節することで打球部の反発特性をほぼ均一にすることも可能であると考えられる。たとえば、ソフトボール用バットでは、オリンピックなどの国際大会においては反発値の上限が規制されているが、このような構成とすることで、反発値の上限に近い反発値を有する領域を広く設けることが可能となる。
第1と第2弾性体層3a,3bの厚みの割合については、所望の反発特性に応じて適宜選択可能であるが、図5および図6の例では、打球部の中央部において第1と第2弾性体層3a,3bの厚みをほぼ等しくし、打球部の長手方向の端部において第1弾性体層3aの厚みを第2弾性体層3bの厚みよりも厚くしている。これ以外の構成については、実施例1の場合と基本的に同様である。
図7に示すように、相対的に硬質である第2弾性体層3bの厚みを、バット本体2の長手方向における凹部2aの打芯部付近よりも凹部2aの端部側で大きくすることで、第2弾性体層3bに薄肉部3b1と厚肉部3b2とを形成し、相対的に軟質である第1弾性体層3aの厚みを、バット本体2の長手方向における凹部2aの中央部側よりも凹部2aの端部側で小さくすることで、第1弾性体層3aに薄肉部3a1と厚肉部3a2とを形成してもよい。この場合も、野球またはソフトボール用バット1の反発特性を制御することができる。
次に、弾性体層の厚みの設定手法の一例について説明する。
ところで、第2弾性体層3bの厚みを一定とした場合、第1弾性体層3aの厚みtが大きくなると、反発係数yも増大する傾向にある。この第1弾性体層3aの厚みtと反発係数Zとの関係について本願発明者が検討したところ、たとえば下記のような近似式(2)で第1弾性体層3aの厚みtと反発係数Zとの関係を近似できることが判明した。なお下記の近似式(2)におけるA,B,Cは定数である。
Z=At+Bt+C …(2)
他方、バット先端からの距離xと反発係数Zとの関係についても検討したところ、たとえば下記のような近似式(3)でバット先端からの距離xと反発係数Zとの関係を近似できることも判明した。なお下記の近似式(3)におけるD,E,Fは定数である。
Z=Dx+Ex+F …(3)
ここで、反発係数の設定値をe、打芯部の反発係数をZ(0)、バット先端からの各位置の反発係数をZ(x)とし、打芯部の反発係数Z(0)に各位置の反発係数Z(x)を合わせる場合には、反発係数の設定値eを下記の数式(4)で表すことができる。
e=(Z(0)/Z(x))×(At+Bt+C) …(4)
上記の数式(3)によって各位置の反発係数を算出し、反発係数の設定値eを所望の値に設定することで、数式(4)によって各位置の第1弾性体層3aの厚みtを求めることができる。
たとえば図8に示すように第3弾性体層3cを設け、弾性体全体の厚みを25mmとし、かつ第3弾性体層3cを反発特性に寄与しない材料で構成した場合、第3弾性体層3cの厚みは、弾性体全体の厚みである25mmから第1と第2弾性体層3a,3bの厚みを減じることで得られる。なお、第3弾性体層3cの材料として反発特性を向上可能な材料を選択した場合には、第3弾性体層3cの厚みも、上記の手法を応用して算出することができる。また、4層以上の弾性体層を設けた場合も、上記の手法を利用して各弾性体層の厚みを算出することができる。また、第2弾性体層3bの厚みを一定にしない場合も、数式を組合わせることで各弾性体層の厚みを算出することができる。
次に、本発明の実施例4について、図8および図9を用いて説明する。
本実施例4では、図8および図9に示すように、弾性体3の内周側に実施例2の場合と同様の第3弾性体層3cを形成するとともに、実施例3の場合と同様に弾性体3の長手方向(軸方向)における第1と第2弾性体層3a,3bの厚みを変化させている。
それにより、バット本体2と弾性体3との接合部およびその近傍での弾性体3の破壊を抑制しながら打球部の位置による反発特性のばらつきを低減することができる。これ以外の構成については、実施例1の場合と基本的に同様である。
次に、本発明の実施例5について、図10を用いて説明する。
本実施例5では、図10に示すように、弾性体3の内周側に実施例2の場合と同様の第3弾性体層3cを形成するとともに、バット本体2の長手方向における凹部2aの端部近傍のテーパ部上に第4弾性体層3dを形成している。つまり、内側弾性体層を内部に受入れるように内側弾性体層の外表面全面を取り囲み、内側弾性体層よりも硬度が高い外側弾性体層を設けている。この第4弾性体層3dの材質、比重、硬度、厚みについては、第3弾性体層3cと同様のものとすることができる。このように第3と第4弾性体層3c,3dを形成することにより、相対的に硬質な第2、第3および第4弾性体層3b,3c,3d(外側弾性体層)で相対的に軟質な第1弾性体層3aの外表面全面を覆う(取り囲む)ことができ、弾性体3の耐久性をさらに向上することができる。これ以外の構成については、実施例1の場合と基本的に同様である。なお、図10の例では、外側弾性体層を複数の弾性体層(第2、第3および第4弾性体層3b,3c,3d)で構成しているが、1種類の弾性体層(たとえば第2弾性体層3b)のみで外側弾性体層を構成してもよい。
次に、本発明の実施例6について、図11を用いて説明する。
本実施例6では、図11に示すように、弾性体3の内周側に実施例2の場合と同様の第3弾性体層3cを形成するとともに、実施例5の場合のように凹部2aの端部近傍のテーパ部上に第4弾性体層3dを形成し、さらに実施例3の場合と同様に弾性体3の長手方向(軸方向)における第1と第2弾性体層3a,3bの厚みを変化させている。
それにより、バット本体2と弾性体3との接合部およびその近傍での弾性体3の破壊を効果的に抑制して弾性体3の耐久性をさらに向上させながら、打球部の位置による反発特性のばらつきを低減することができる。これ以外の構成については、実施例1の場合と基本的に同様である。
次に、本願発明者は、本発明に従った弾性体3の試験片を作成し、該弾性体3を採用することでバットの反発特性が実際に向上するか否かを確認したので、その結果について下記の表1〜表3を用いて説明する。
まず、本試験に用いた試験装置と試験方法とについて、図13を用いて説明する。
図13に示すように、試験装置は、ピッチングマシン8、ハイスピードビデオカメラ4および画像解析装置(図示せず)を備える。ボール5を衝突させる衝突対象物である打球部モデル9としては、鉄板のみ、および鉄板に弾性体を貼り付けたものを準備した。そして、ピッチングマシン8より打ち出したボール5を、固定された打球部モデル9に衝突させ、この衝突を真横からハイスピードビデオカメラ4により撮影し、衝突の前後におけるボール5の速度から反発係数を計算した。
なお、打球部モデル9に用いた弾性体は、一辺が15cmの正方形で、表1〜表3に示す材質および厚みの各層(表層部と下部)を張り合わせ、あるいは一体成形したものである。また、本試験では、軟式野球ボールを用い、35m/sの速度で軟式野球ボールを各打球部モデル9に衝突させて反発試験を行なった。
上記のように軟式野球ボールを用いたのは、軟式野球やソフトボールにおいてゴム製のボールを打撃した時、ボールの弾性変形が大きく、バットの反発特性が生かし切れず、どのようなバットでも反発特性に顕著な差が出ないという問題があり、このような柔らかいボールにおいてもバットの反発特性を増大することができる打球部の構成を確認するためである。したがって、硬式野球ボール、革製ソフトボールにおいても、程度の差こそあれ同様の効果が得られるものと推察される。
次に、反発係数eの算出方法について説明する。反発係数eは、下記の数式1を用いて算出する。なお、下記の数式1の下に数式中の符号の説明を併記する。
Figure 0004091056
上記算出式のボールの重心速度は、ハイスピードビデオカメラにより撮影されたものを画像解析装置により画像解析することによって得ることができる。
上記の方法で行なった反発試験結果を下記の表1〜表3に示す。なお、表1において、「EVA40° 20mm」とは、厚みが20mmでJIS C硬度(JIS K 7312のC試験方法による硬度)が40であるエチレン酢酸ビニル共重合体樹脂発泡体で構成された弾性体のことであり、「EVA50° 20mm」とは、厚みが20mmでJIS C硬度(JIS K 7312のC試験方法による硬度)が50であるエチレン酢酸ビニル共重合体樹脂発泡体で構成された弾性体のことであり、「EVA60° 20mm」とは、厚みが20mmでJIS C硬度(JIS K 7312のC試験方法による硬度)が60であるエチレン酢酸ビニル共重合体樹脂発泡体で構成された弾性体のことであり、「EVA40°+60°(1)」は、表層部が3mmの厚みでJIS C硬度が60であるエチレン酢酸ビニル共重合体樹脂発泡体で構成され、下部が17mmの厚みでJIS C硬度が40であるエチレン酢酸ビニル共重合体樹脂発泡体で構成された弾性体のことであり、「EVA40°+60°(2)」は、表層部が5mmの厚みでJIS C硬度が60であるエチレン酢酸ビニル共重合体樹脂発泡体で構成され、下部が15mmの厚みでJIS C硬度が40であるエチレン酢酸ビニル共重合体樹脂発泡体で構成された弾性体のことであり、「EVA40°+60°(3)」は、表層部が10mmの厚みでJIS C硬度が60であるエチレン酢酸ビニル共重合体樹脂発泡体で構成され、下部が10mmの厚みでJIS C硬度が40であるエチレン酢酸ビニル共重合体樹脂発泡体で構成された弾性体のことである。
表2において、「EVA40°+45°(1)」は、表層部が3mmの厚みでJIS C硬度が45であるエチレン酢酸ビニル共重合体樹脂発泡体で構成され、下部が17mmの厚みでJIS C硬度が40であるエチレン酢酸ビニル共重合体樹脂発泡体で構成された弾性体のことであり、「EVA40°+45°(2)」は、表層部が5mmの厚みでJIS C硬度が45であるエチレン酢酸ビニル共重合体樹脂発泡体で構成され、下部が15mmの厚みでJIS C硬度が40であるエチレン酢酸ビニル共重合体樹脂発泡体で構成された弾性体のことであり、「EVA40°+45°(3)」は、表層部が10mmの厚みでJIS C硬度が45であるエチレン酢酸ビニル共重合体樹脂発泡体で構成され、下部が10mmの厚みでJIS C硬度が40であるエチレン酢酸ビニル共重合体樹脂発泡体で構成された弾性体のことである。
表3において、「EVA40°+50°(1)」は、表層部が3mmの厚みでJIS C硬度が50であるエチレン酢酸ビニル共重合体樹脂発泡体で構成され、下部が17mmの厚みでJIS C硬度が40であるエチレン酢酸ビニル共重合体樹脂発泡体で構成された弾性体のことであり、「EVA40°+50°(2)」は、表層部が5mmの厚みでJIS C硬度が50であるエチレン酢酸ビニル共重合体樹脂発泡体で構成され、下部が15mmの厚みでJIS C硬度が40であるエチレン酢酸ビニル共重合体樹脂発泡体で構成された弾性体のことであり、「EVA40°+50°(3)」は、表層部が10mmの厚みでJIS C硬度が50であるエチレン酢酸ビニル共重合体樹脂発泡体で構成され、下部が10mmの厚みでJIS C硬度が40であるエチレン酢酸ビニル共重合体樹脂発泡体で構成された弾性体のことである。
Figure 0004091056
Figure 0004091056
Figure 0004091056
表1の試験結果から分かるように、表面が平坦な鉄板に衝突させるよりも表1に示す各種弾性体層を貼り付けたものの方が反発係数が高くなる。また、弾性体3の表層部を硬質の弾性体層で構成し、下部(内部)を軟質の弾性体層で構成することにより、同一の硬度の弾性体層で弾性体3を構成した場合よりも反発係数が高くなることもわかる。この結果より、上述の各実施例の弾性体3を使用することで、野球またはソフトボール用バット1の反発係数を高くすることができるものと推察される。
また、表1〜表3の結果より、硬度の高い側の弾性体層の厚みを大きくするに従って反発係数が低下する傾向にあることもわかる。また、表層部と下部が同じ硬度である弾性体層の場合よりも反発係数を向上させるには、硬度の高い側の弾性体層の厚みを5mm以下とする必要があることもわかる。表1〜表3では、弾性体層の合計厚みが20mmであることから、硬度の高い弾性体層と硬度の低い弾性体層とで弾性体層を構成した場合、硬度の高い弾性体層の厚みを、弾性体層の合計厚みの25%以下とすることで、効果的に反発係数を向上させることができるものと推察される。
以上のように本発明の実施の形態および実施例について説明を行なったが、上述の各実施の形態および実施例の特徴を適宜組み合わせることも当初から予定している。また、今回開示した実施の形態および実施例は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更が含まれる。
本発明は、野球またはソフトボール用バットに有効に利用され得る。
本発明の実施例1における野球またはソフトボール用バットの部分断面図である。 図1のII−II線に沿う断面図である。 本発明の実施例2における野球またはソフトボール用バットの部分拡大断面図である。 図3のIV−IV線に沿う断面図である。 本発明の実施例3における野球またはソフトボール用バットの部分拡大断面図である。 図5のVI−VI線に沿う拡大断面図である。 図5の野球またはソフトボール用バットの変形例を示す部分拡大断面図である。 本発明の実施例4における野球またはソフトボール用バットの部分拡大断面図である。 図8のIX−IX線に沿う拡大断面図である。 本発明の実施例5における野球またはソフトボール用バットの部分拡大断面図である。 本発明の実施例6における野球またはソフトボール用バットの部分拡大断面図である。 本発明の実施の形態における弾性体の反発性能を説明するための模式図である。 打球部モデルの反発試験に用いた試験装置の模式図である。
符号の説明
1 野球またはソフトボール用バット、2 バット本体、2a 凹部、3 弾性体、3a 第1弾性体層、3b 第2弾性体層、3c 第3弾性体層、3d 第4弾性体層、3a1,3b1 薄肉部、3a2,3b2 厚肉部、4 ハイスピードカメラ、5 ボール、6 軟質層、7 硬質層、8 ピッチングマシン、9 打球部モデル。

Claims (3)

  1. 打球部に凹部(2a)を有するバット本体(2)と、
    前記凹部(2a)に装着され比重が0.01以上0.25未満でありJIS C硬度が3以上80以下である第1弾性体層(3a)と、該第1弾性体層(3a)の外周面を覆い前記第1弾性体層(3a)よりも硬度が高い第2弾性体層(3b)とを含む弾性体(3)とを備え、
    前記第2弾性体層(3b)の厚みを、前記バット本体(2)の長手方向における前記凹部(2a)の端部側よりも前記凹部(2a)の中央部側で大きくし、
    前記第1弾性体層(3a)の厚みを、前記バット本体(2)の長手方向における前記凹部(2a)の端部側よりも前記凹部(2a)の中央部側で小さくした、野球またはソフトボール用バット。
  2. 打球部に凹部(2a)を有するバット本体(2)と、
    前記凹部(2a)に装着され比重が0.01以上0.25未満でありJIS C硬度が3以上80以下である第1弾性体層(3a)と、該第1弾性体層(3a)の外周面を覆い前記第1弾性体層(3a)よりも硬度が高い第2弾性体層(3b)とを含む弾性体(3)とを備え、
    前記第2弾性体層(3b)の厚みを、前記バット本体(2)の長手方向における前記凹部(2a)の中央部側よりも前記凹部(2a)の端部側で大きくし、
    前記第1弾性体層(3a)の厚みを、前記バット本体(2)の長手方向における前記凹部(2a)の中央部側よりも前記凹部(2a)の端部側で小さくした、野球またはソフトボール用バット。
  3. 前記第1弾性体層(3a)を、ポリウレタン発泡体またはオレフィン系樹脂発泡体で構成した、請求項1または請求項に記載の野球またはソフトボール用バット。
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