JP4090477B2 - 麺の細径化装置 - Google Patents

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Description

本発明は手延素麺の製造過程で、丸紐状麺線の太さを段階的に細くする(細径化する)巻込み装置に用いられる細径化装置に関するものである。
従来より、手延素麺の製造には、次のような製造工程が含まれる。
主原料の小麦粉に少量の食塩と水を加え、練り機により混捏するのに続き、麺塊をたらい状の麺塊容器内に移して延ばしローラで押し延ばし加工(団子踏み)を施し、麺塊組織内の水並びに添加剤を均等に混合して部厚めの板状麺塊にしてその熟成を図り、小麦粉からグルテンを出して弾性と粘性を発生させる。
この後、板状麺塊を容器内で一定幅で螺旋状に連続切断(板切り)して帯状生地にし、この帯状生地をローラに掛けて丸紐状生地に成形して別の容器内に移す間に、食用油を塗布(油返し)し、容器内に収容したままで丸紐状生地を4〜5時間程度寝かせて熟成を図る。
さらに、この丸紐状生地は、手延素麺特有の工程とされる順次に細径の丸紐状麺線に引き延ばす細径化延伸工程に移行する。
この細径化延伸工程では、麺線自動連続巻込み装置が使用され、丸紐状麺線を上下一対の加工ロールに掛けて丸紐状麺線の細径化を図る作業を、間に1時間程度の熟成時間をはさみながら、繰り返えして(3回程度)麺線を漸進的に細径化しながら引き延ばす。
こうして、麺線の細径化が進んだ時点で、麺線に撚り掛けを行いながら綾掛け装置の配麺管に通し、麺線を2本の掛け杆に8の字状に綾掛けし、この2本の掛け杆に掛けられた麺線を引き延ばし(小引き)、麺線同士が互いにくっつきがないように箸等を用いて分けた(条分け)後、さらに、麺線の引き延ばしを行いながら(大引き)、干しはたに条掛けして乾燥させ、最終製品として太さが1mm前後の細線状の麺線を得て、これを所定の長さに切断して商品化包装し、この後、長期の熟成期間(2〜3年間)を経て出荷される。
前記するように、手延素麺の製造工程には、丸紐状麺線を複数回に亘って麺線自動連続巻込み装置に掛けて太さを段階的に細径化する工程が含まれる。この工程では、細径化前の丸紐状麺線を収容した麺線収容槽から繰り出した丸紐状麺線を上下一対の加工ロールに掛けて細径化を図り、細径化後の麺線をそのまま別の麺線収容槽まで誘導し、この収容槽内で揺動する麺線案内桿と槽自体の変速を伴う回転によって細径化後の麺線を槽内中心から槽壁に掛けて渦巻き状に無理な張力等を掛けずに巻き込み、麺線案内桿の先端が麺線収容槽の槽壁と槽内中心部に達すると自動的に揺動方向が切り換えられて麺線収容槽内には長尺の麺線を積み上げ式に巻き込んで収容するものである。(特許文献1参照)
ところで、前記する麺線自動連続巻込み装置における上下一対の加工ロールの具体的構成は、ともに円弧断面の周溝を有し、上位加工ロールは周溝両端に周縁部を形成し、下位加工ロールは周溝両端を対向的に外向きに延長した周壁部を有し、この下位加工ロールの周壁間に上位加工ロールの周縁部を入り込ませて両加工ロールを接近させ、正面視において接合部に円形の通口が形成されている。そして、両方の加工ロールが高速回転して細径化前の丸紐状麺線を通口内に引き入れて通口内を通過する間に麺線の細径化と引き延ばし(延伸)が行われる。しかし、通口部の直前で細径化前の丸紐状麺線に、上位加工ロールの周縁部が触れるようなことがあると、通口部の所では下位加工ロールの周溝間で麺線の噛み込みを生じ、円滑な麺線の細径化が行われない。また、後の工程にも支障を来すようになる。(特許文献2参照)
そこで、従来より、両方の加工ロールの接近部に対して細径化前の丸紐状麺線を誘導するに当たって、細径化直前の丸紐状麺線が上位加工ロールの周縁部に触れないようにするために、木製の取付け台に、複数枚の金属板片を板金加工して組み合わせ、複数枚の金属板片によって細径化直前の丸紐状麺線の横への拡がりを制限して接合部へ誘導する構成の麺線案内体が実施されている。
しかし、前記する板金加工した複数枚の金属板片を組み付けた麺線案内体の場合、長時間の使用で金属板片に局部的な変形を生じさせ、加工ロールに対する丸紐状麺線の誘導条件が知らず知らずの内に変化したり、金属板片と麺線との接触抵抗が変化して丸紐状麺線の細径化が円滑に行われなくなり、品質の低下につながる恐れがあった。また、丸紐状麺線を均等に細径化するためには、頻繁に前記金属板片をチェックする必要があり、作業能率を低下させたりする原因となっていた。
また、変形した金属板片の一部が加工ロールに接触すると、金属板片の接触部や加工ロールの接触面のいずれか一方又は双方が削り落ちて、その削り粉が麺線に混入する恐れもあり、特に、加工ロールの回転速度が速い場合には削り粉の発生率が高くなる。
この結果、最終的に生産された製品の品質検査を行うとなれば、手間と時間がかかったりする。
実開平6−70578号公報 実用新案第3012023号公報
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであって、簡単な構成によって長時間の使用でも丸紐状麺線の誘導条件が変わらず、安定した性能を発揮し、また、丸紐状麺線と擦れて削り粉等が麺線に混入するようなこともなく、能率よく高品質の手延べ素麺の製造を可能にした麺の細径化装置を提供することを目的としたものである。
上記の目的を達成するための本発明に係る麺の細径化装置は、麺の太さを細くする麺の細径化装置において、周溝を有し周縁部と周壁部で互いに接近させて回転する上下一対の加工ロールと、該加工ロールの接近部前側に対向的に配置した一対の麺線案内体とを有し、前記麺線案内体は互いに対向する面に案内体側面を有し、前記麺線案内体は該案内体側面と直交する面に案内体前面を有し、前記案内体側面に、前記加工ロールと接触しないように上側凹部及び下側凹部を形成し、前記上側凹部の深さ及び前記下側凹部の深さをそれぞれ前記加工ロールの前記周縁部または前記周壁部の厚みより深く形成したものである。
このように本発明に係る麺の細径化装置の麺線案内体によれば、上下一対の加工ロールの接近部前側に、対向的に配置した一対の麺線案内体の案内体側面に形成した麺線誘導部が、両方の加工ロールの接近部近傍に入り込んでいるので、細径化前の麺線が、加工ロールの高速回転に伴って両方の案内体側面の麺線誘導溝を経て加工ロールの通口に達する間に、麺線の横への拡がりが制限されて確実に通口内に引き込まれて細径化が行われる。
また、麺の太さを細くする麺の細径化装置において、周溝を有し周縁部と周壁部で互いに接近させて回転する上下一対の加工ロールと、該加工ロールの接近部前側に対向的に配置した一対の麺線案内体とを有し、前記麺線案内体は互いに対向する面に案内体側面を有し、前記麺線案内体は該案内体側面と直交する面に案内体前面を有し、前記案内体側面に、前記加工ロールと接触しないように上側凹部及び下側凹部を形成し、前記上側凹部及び前記下側凹部によって形成された略扇形状の前記案内体側面上の麺線誘導部に、上側凹部の端部である上側凹端部及び下側凹部9の端部である下側凹端部を両辺とするV字平面部を形成したものである。
このような構成によっても、麺線の横への拡がりが制限されて確実に通口内に引き込まれて細径化が行われる。
また、前記上側凹部及び前記下側凹部によって形成された略扇形状の前記案内体側面上の麺線誘導部に、上側凹部の端部である上側凹端部及び下側凹部9の端部である下側凹端部を両辺とするV字平面部を形成したことにより、麺線が上下加工ロールを通過する際の上下加工ロールに対する圧力が更に抑えられ、麺線の変形が低減される。
また、後側から前側にいくにつれて深く削り取られるように前記麺線誘導部に麺線誘導溝を形成したことにより、更にスムーズに麺線を細径化させられる。
一対の前記麺線案内体の前記麺線誘導溝を、ラッパ口面状の曲面に形成したことにより、麺線誘導溝を高速移動する細径化前の麺線と溝面各部における接触は点接触的なものとなり、接触抵抗が小さくなる。
麺線案内体が、直交する前面板部と側面板部を有する樹脂製のブロック体で形成されたことにより、耐久性が増し、麺線案内体の取付時の安定性が増す。
本発明に係る麺の細径化装置によれば、対向する案内体側面に形成した麺線誘導部が、細径化前の麺線の横への拡がりを制限し、細径化前の麺線を加工ロールに送り込むことができるので、両方の加工ロールの接合部が麺線に噛み込むようなことがなくなり、円滑な麺線の細径化を可能にし、作業能率を向上させることができる。
以下、図面を参照しながら、本発明にかかる一実施形態について具体的に説明する。
本明細書において、「前側」とは、細径化装置55の加工ロール2、3に対して麺線案内体Aが設けられている方向である。また、「下側」とは、機枠Bが取付けられている方向である。
図1は、本発明の巻き込み装置の概略構成図である。
図1に示すように、巻込み装置1は、麺線51を供給する側から順に、麺線51にヨリを作るための麺線ガイド52と、麺線51の加工状態を変更する(太さ、ヨリ等)ための上工程案内ロール53、54と、麺線51を供給するための麺線供給ロール61と、麺線51の太さを段階的に細くするための主に上下加工ロール2、3からなる細径化装置55と、細くなった麺線51を案内するための下工程案内ロール56、57と、麺線51を規則的に整列させるための麺線案内桿58とを有している。この巻込み装置1の麺線51の供給側には丸紐状に形成された細径化される前の麺線を収容するための上工程収容槽50が設けられている。また、麺線案内桿58の麺線51の排出側には、細径化された麺線51を収容するための下工程収容槽59が巻込み装置1上に設けられている。このような順序で各部品または装置が巻込み装置1に配置されていることにより、麺線51を適切な大きさに細径化することができる。
図2は、上記細径化装置55の斜視図である。図3は、細径化装置55の麺線案内体の正面図である。図4は、細径化装置55の片方の麺線案内体の右側面図である。図5は、細径化装置55の麺線案内体A近傍を上面から見た一部断面図である。図6は、麺線案内体Aの斜視図である。
図2に示すように、細径化装置55は上下一対の円盤形状の加工ロール2、3と、これを支える機枠Bと、加工ロール2、3の前側に設けられた略L字柱状の麺線案内体Aとを有している。加工ロール2、3は、機枠Bに回転自在に軸支された中心軸4、5に対して一体的に取付けられている。 また、各中心軸4、5は歯車等の回転伝導機構(図示なし)を介して駆動源からの駆動力の伝達によって相互に対向方向に回転可能としている。
そして、図3に示すように、両方の加工ロール2、3は、ともに断面円弧状の周溝2a、3aを有し、上側に配置した加工ロール2は、周溝2aの両端に尖端状の周縁部2bを形成し、下側に配置した加工ロール3は、周溝3aの両端縁部に対向的に延長したフランジ状の周壁部3bを形成し、この周壁部3b間に加工ロール2の周縁2bを回転自在に入り込ませて両方の加工ロール2、3を接近させ、この接近部で両方の加工ロール2、3の周溝2a、3a間に、正面視においてほぼ円形の通口30を形成している。
図3〜図6に示すように、麺線案内体Aは、正面視において加工ロール2、3の接近部の前側で、両方の加工ロール2、3の接近部を両側から挟み込む形で対向的に配置されており、周溝2a、3aによって形成される通口30より麺線案内体Aの方が内側に配置されている。また、麺線案内体Aは樹脂製のブロック体で形成されており、平面的に見て直交する前面板部6と側面板部7を有している。また、これらの前面板部6と側面板部7には、それぞれに案内体前面6aと案内体側面7aとが形成されている。
図6に示すように、麺線案内体Aは、加工ロール2、3に対応する案内体側面7aに、上側の加工ロール2を収容するための上側凹部8と、下側の加工ロール3を収容するための下側凹部9とが形成されている。また、上側凹部8と下側凹部9との接合点近傍をかなめ部7cとする略扇形状の麺線誘導部20には、上側凹部8の端部である上側凹端部8a及び下側凹部9の端部である下側凹端部9aが形成されている。そして、上側凹端部8a及び下側凹端部9aを両辺とする案内体側面7aの一部であるV字平面部7bを残す形で、案内体側面7aから案内体前面6aに亘って麺線誘導溝10が形成されている。この麺線誘導溝10は、対向する麺線案内体Aの案内体前面6a側で上下方向に拡がりのある略ラッパ口形状の曲面形態をなすように中央部を深く削成され、V字平面部7bは加工ロール2、3の周溝2a、3aの内側に張り出すように形成されている(図5参照)。つまり、上部凹部8の深さは周縁部2bの厚さより深く、下部凹部9の深さは周壁部3bの厚さより深く形成されている。ここで、V字平面部7bと麺線誘導溝10との境部分は、角張っていなくてもよく、Rの付いた滑らかな曲線で形成せれていてもよい。
ここで、図3、図4に示すように、麺線誘導溝10の内奥のV字平面部7bのかなめ部7cが両方の加工ロール2、3の接近部近傍の周溝2a、3a内に入り込んでいる(張り出している)ので、麺線51が麺線誘導溝10を通過するとき、麺線51の径が絞られて細くなり、僅かにV字平面部7bを離れて加工ロール2、3へと移動することになる。これにより、加工ロール2と加工ロール3との交差するところを麺線51が通過する際、麺線51の接触する圧力が小さくなり麺線51の変形(筋状の模様が発生する等)を低減させることができる。
また、麺線案内体Aの前面板部6には、その中央部付近に孔11を設けており、加工ロール2、3に対する麺線案内体Aの装着は、孔11を介して機枠BにボルトC止めしている。そして、ボルトCを孔11内で移動可能に位置させることにより、加工ロール2、3に対する麺線案内体Aの装着位置を微調整可能にしている。
前記麺線誘導溝10のラッパ口面状が曲面形態とされるのは、加工ロール2、3の接近部の前側所定位置に、対をなす両方の麺線案内体Aを装着した状態で、両方の麺線誘導部20の麺線誘導溝10の大略的な見掛け状の形態を言ったものである。
前記の構成において、図1に示すように、麺線51は麺線供給ロール61の回転に伴い、細径化前の丸紐状の麺線51は、白矢印の方向で示されるように、上工程収容槽50から繰り出され、上工程案内ロール53、54を経て細径化装置55に達し、麺線案内体Aに誘導されて加工ロール2、3側に引き込まれて細径化が図られる。
ここで、麺線案内体Aの麺線誘導溝10のV字平面部7bのかなめ部7cが両方の加工ロール2、3の接近部近傍で両ロールの周溝2a、3a内に入り込んでいる(張り出している)ので、細径化前の麺線51が麺線誘導溝10を通過し、麺線51の横方向の拡がり幅が制限されて通口30内に引き込まれる際に、上側の加工ロール2と下側の加工ロール3との交差するところに細径化前の麺線51が直接接触しないようになっている。また、V字平面部7bに対し麺線誘導溝10は削られている分傾斜角を有しているため、麺線51が麺線誘導溝10に接触しながら後側に移動する際、V字平面部7bに接触することなくV字平面部7bを飛び越えて、通口30内に引き込まれていき、かなめ部7cの張り出しと共に、スムーズに加工ロール2、3へ移動していく。
こうして、通口30において周縁部2b及ぶ周壁部3bが麺線51に噛み込んで生じるようなトラブルがなく、円滑な麺線51の細径化が図られる。また、細径化後の麺線51は、白矢印の方向で示されるように、下工程案内ロール56、57を経て下工程収容槽59内の麺線案内桿58の先端まで導かれる。ここで、下工程収容槽59の下側に取付けられた変速機能を有する回転台60の回転と、麺線案内桿58の揺動とによって、細径化後の麺線51を下工程収容槽59の中心近傍から槽壁に掛けて渦巻き状に巻き込む。また、麺線51は下工程収容槽59の中心近傍から槽壁に亘って整列された後、自動的に麺線案内桿58の揺動方向が切り換えられ、整列された麺線51の上側に積み上げられて麺線51を下工程収容槽59の中で層状に収容される。
上記構成において、細径化装置の加工ロール2、3の周溝2a、3aによって形成される通口30を、周溝2a、3aを略半楕円形状に形成させることにより略楕円形状に形成させてもよい。こうすることにより、細径化後の麺線51の状態(熟成等による膨張)に応じて、細径化後の麺線は断面が略楕円形状になるが、ある一定の熟成期間の経過に伴い、圧縮された方向の麺線がより膨張し、麺線の断面が円状になる。これにより、完成後の麺線は略円状となり、品質のよい麺が作られることになる。また、本発明の細径化装置は素麺のみ限らず、うどん、ラーメン、そば、スパゲッティーなどの麺を作るときに用いてもよい。
本発明に係る細径化装置の麺線案内体は、手延素麺の製造過程で不可欠な工程である麺線を加工ロールの接近部に誘導するものに利用することが出来る。
本発明の巻き込み装置の概略構成図である。 細径化装置の斜視図である。 細径化装置の麺線案内体の正面図である。 細径化装置の片方の麺線案内体の右側面図である。 細径化装置の麺線案内体近傍を上面から見た一部断面図である。 麺線案内体の斜視図である。
符号の説明
1 巻込み装置
2、3 加工ロール
2a、3a 周溝
2b 周縁部
3b 周壁部
4、5 中心軸
6 前面板部
6a 案内体前面
7 側面板部
7a 案内体側面
8 上側凹部
8a 上側凹端部
9 下側凹部
9a 下側凹端部
10 麺線誘導溝
11 孔
30 通口
50 上工程収容層
51 麺線
52 麺線ガイド
53、54 上工程案内ロール
55 細径化装置
56、57 下工程案内ロール
58 麺線案内桿
59 下工程収容層
60 回転台
61 供給ロール
A 麺線案内体
B 機枠
C ボルト

Claims (6)

  1. 麺の太さを細くする麺の細径化装置において、
    前記細径化装置は上下一対の加工ロールを有し、
    前記上側の加工ロールの周溝の両側に尖端状の周縁部を形成し、前記下側の加工ロールの周溝の両側に周壁部を形成し、
    上下一対の前記加工ロールは、前記周縁部と前記周壁部とが接近して回転し、前記周縁部と前記周壁部とが接近したところの前側に麺線の径を絞り込めるように左右に対向的に配置した一対の麺線案内体を有し、
    前記麺線案内体は互いに対向する面に案内体側面を有し
    前記上側の加工ロールの周溝と前記下側の加工ロールの周溝とで麺線の径を絞り込む略円形の通口を形成し、
    前記周縁部及び前記周壁部に麺線が噛み込まないように、前記案内体側面を前記通口の内側に張り出すように形成したことを特徴とする麺の細径化装置。
  2. 麺の太さを細くする麺の細径化装置において、
    前記細径化装置は上下一対の加工ロールを有し、
    前記上側の加工ロールの周溝の両側に尖端状の周縁部を形成し、前記下側の加工ロールの周溝の両側に周壁部を形成し、
    上下一対の前記加工ロールは、前記周縁部と前記周壁部とが接近して回転し、前記周縁部と前記周壁部とが接近したところの前側に麺線の径を絞り込めるように左右に対向的に配置した一対の麺線案内体を有し、
    前記麺線案内体は互いに対向する面に案内体側面を有し、
    前記案内体側面に、前記周縁部を収容する上側凹部及び前記周壁部を収容する下側凹部を形成し、
    前記上側凹部及び前記下側凹部によって形成された略扇形状の前記案内体側面上の麺線誘導部に、上側凹部の端部である上側凹端部及び下側凹部の端部である下側凹端部を両辺とするV字平面部を形成したことを特徴とする麺の細径化装置。
  3. 前記上側凹部及び前記下側凹部によって形成された略扇形状の前記案内体側面上の麺線誘導部に、上側凹部の端部である上側凹端部及び下側凹部の端部である下側凹端部を両辺とするV字平面部を形成した請求項1に記載の麺の細径化装置
  4. 前記麺線案内体は前記案内体側面と直交する面に案内体前面を有し、
    前記V字平面部の底部であるかなめ部から前記案内体前面にいくにつれて、前記V字平面部の内側が深く削り取られるように前記麺線誘導部に麺線誘導溝を形成した請求項2または3に記載の麺の細径化装置。
  5. 一対の前記麺線案内体の前記麺線誘導溝を、ラッパ口面状の曲面に形成した請求項4に記載の麺の細径化装置。
  6. 少なくとも麺線案内体の麺線誘導部が樹脂製のブロック体で形成された請求項1乃至5のいずれか1つに記載の麺の細径化装置。
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