JP4089687B2 - 楽音信号処理装置 - Google Patents
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Description
この発明は上述した事情に鑑みてなされたものであり、各発音チャンネルの部分データが必要になるタイミングに応じた最適なスケジュールで各部分データを転送することができる楽音信号処理装置を提供することを目的としている。
請求項1記載の楽音信号生成装置にあっては、波形データを所定サイズのブロック(クラスタ)単位に分割し、該分割したブロック単位にて前記波形データを記憶する波形データ記憶手段(36)と、複数の発音チャンネルに関する再生レートをそれぞれ記憶するレート記憶手段(12,DR(i))と、前記複数の発音チャンネルに対応した波形データをそれぞれ一時的に記憶する複数のバッファ(BiF,BiR)と、前記複数の発音チャンネル(i)について、それぞれ、各発音チャンネルに対応する前記バッファ(BiF,BiR)から、前記レート記憶手段に記憶された当該発音チャンネル(i)の再生レート(DR(i))に対応した速度で波形データを読み出し、該読み出された波形データに基づいて複数の発音チャンネルに対応する楽音信号を生成する楽音信号生成手段(40)と、各発音チャンネル毎に、前記波形データ記憶手段から当該発音チャンネルに対応する前記バッファに次に転送すべき波形データのブロック(次波形ブロック番号NW(i))を特定する特定手段(SP50)と、各発音チャンネル毎に、当該発音チャンネルの再生レートに基づき、特定されたブロックの転送に対応する前記バッファに一時的に記憶された波形データが全て既読となるまでの時限(TL(i))を算出する算出手段(SP10)と、前記複数の発音チャンネルを該算出された時限の早い順に並べたリスト(要求リスト)を作成する作成手段(SP56)と、各発音チャンネル毎に、当該発音チャンネルに対応するバッファに、前記楽音信号生成手段による既読領域が前記所定サイズ以上生じた場合にその旨を判定する判定手段(SP20〜SP24)と、前記リストの上位から、既読領域が所定サイズ以上ある発音チャンネルを順次選択する選択手段(SP40〜SP46)と、選択された発音チャンネルについて、前記特定手段により特定されたブロックの波形データを、前記波形データ記憶手段より読み出して当該発音チャンネルに対応するバッファへ転送する転送手段(SP48)とを具備することを特徴とする。
また、請求項2記載の楽音信号処理装置にあっては、波形データを所定サイズのブロック(クラスタ)単位に分割し、該分割したブロック単位にて前記波形データを記憶する波形データ記憶手段(36)と、複数の発音チャンネルに関する再生レートをそれぞれ記憶するレート記憶手段(12,DR(i))と、前記複数の発音チャンネルに対応した波形データをそれぞれ一時的に記憶する複数のバッファ(BiF,BiR)と、前記複数の発音チャンネル(i)について、それぞれ、各発音チャンネルに対応する前記バッファ(BiF,BiR)から、前記レート記憶手段に記憶された当該発音チャンネル(i)の再生レート(DR(i))に対応した速度で波形データを読み出し、該読み出された波形データに基づいて複数の発音チャンネルに対応する楽音信号を生成する楽音信号生成手段(40)と、前記波形データ記憶手段より前記バッファへ波形データをブロック単位で転送する転送手段(26,32)と、制御手段(CPU6)とを備え、前記制御手段(CPU6)は、各発音チャンネル毎に、前記波形データ記憶手段から当該発音チャンネルに対応するバッファに次に転送すべきブロックを特定するステップ(SP50)と、各発音チャンネル(i)毎に、当該発音チャンネルの再生レートに基づき、特定されたブロックの転送に対応する前記バッファに一時的に記憶された波形データが全て既読となるまでの時限(TL(i))を算出するステップ(SP10)と、前記複数の発音チャンネルを該算出された時限の早い順に並べたリスト(要求リスト)を作成するステップ(SP56)と、各発音チャンネル毎に、当該発音チャンネルに対応するバッファに、前記楽音信号生成手段による既読領域が前記所定サイズ以上生じた場合にその旨を判定するステップと、前記リストの上位から、前記判定された発音チャンネルを順次選択するステップ(SP40〜SP46)と、前記転送手段に対し、前記選択された発音チャンネルについて、前記特定されたブロックの波形データを転送するよう指示するステップ(SP48)とからなる処理プログラムを実行することを特徴とする。
また、請求項3記載の楽音信号処理装置にあっては、波形データを所定サイズのブロック(クラスタ)単位に分割し、該分割したブロック単位にて前記波形データを記憶する波形データ記憶手段(36)と、複数の発音チャンネルに関する再生レートをそれぞれ記憶するレート記憶手段(12,DR(i))と、前記複数の発音チャンネルに対応した波形データをそれぞれ一時的に記憶する複数のバッファ(BiF,BiR)と、前記複数の発音チャンネル(i)について、それぞれ、各発音チャンネルに対応する前記バッファ(BiF,BiR)から、前記レート記憶手段に記憶された当該発音チャンネル(i)の再生レート(DR(i))に対応した速度で波形データを読み出し、該読み出された波形データに基づいて複数の発音チャンネルに対応する楽音信号を生成する楽音信号生成手段(40)と、前記波形データ記憶手段より前記バッファへ波形データをブロック単位で転送する転送手段(26,32)と、各発音チャンネル毎に、当該発音チャンネルのバッファの未読領域のサイズと再生レートとに基づき、当該発音チャンネルのブロックの転送の時限を算出する算出手段(24)と、前記複数の発音チャンネルを該算出された時限の早い順に並べたリスト(チャンネル番号リスト)を作成する作成手段(24)と、各発音チャンネル毎に、当該発音チャンネルに対応するバッファに、前記楽音信号生成手段による既読領域が前記所定サイズ以上生じた場合にその旨を判定する判定手段と、制御手段(CPU6)と、前記リストの上位から、既読領域が所定サイズ以上ある発音チャンネルを順次選択し、選択した発音チャンネルの情報を前記制御手段に通知する通知手段(24)とを備え、前記制御手段(CPU6)は、各発音チャンネル毎に、前記波形データ記憶手段から当該発音チャンネルに対応するバッファに次に転送すべきブロックを特定するステップ(SP124)と、前記転送手段(26,32)に対し、前記通知された発音チャンネルについて、前記特定されたブロックの波形データ転送するよう指示するステップ(SP126)とからなる処理プログラムを実行することを特徴とする。
1.1.第1実施例のハードウエア構成
次に、本発明の第1実施例の楽音信号生成システムの構成を図1を参照し説明する。
なお、本実施例の楽音信号生成システムは、汎用パーソナルコンピュータと、該パーソナルコンピュータに実装されるサウンドボードと、該パーソナルコンピュータのオペレーティングシステム(OS)上で動作するアプリケーションプログラムとによって構成されている。図において、2は表示器であり、ユーザに対して各種情報を表示する。4は操作子であり、キーボード、マウス等から構成されている。6はCPUであり、後述するプログラムに基づいて、バス16を介して他の構成要素を制御する。10はフラッシュメモリであり、イニシャルプログラムローダ等が記憶されている。12はRAMであり、CPU10のワークメモリとして用いられる。14は通信インタフェースであり、他の機器との間でMIDI信号等のやりとりを行う。
1.2.1.初期化処理
パーソナルコンピュータのOS上において楽音信号生成システムのアプリケーションプログラムが起動されると、ハードディスク36内の所定のディレクトリに記憶されている波形データがサーチされ、これらの波形データの数nに応じて図2(a)に示す波形データ対応領域A1〜Anが波形メモリ22に確保される。そして、これら波形データの先頭部分の部分データが該波形データ対応領域A1〜Anに各々格納される。この波形データ対応領域A1〜Anは、各々数クラスタ相当分確保すると好適であるが、必ずしも「1クラスタ」の整数倍である必要はなく、「1クラスタ」以上の領域が各々確保できていればよい。さらに、ハードディスク36のクラスタ長が検出され、波形メモリ22には、最大発音チャンネル数mの各発音チャンネルに対して、「1クラスタ」相当長の2つのチャンネル対応領域B1F,B1R,B2F,B2R,……,BmF,BmRが確保される。任意発音チャンネルiのチャンネル対応領域BiF,BiRは、波形メモリ22のアドレス空間内に連続して配置される。
・チェンジフラグCF(i):このフラグは、要求リスト内においてチャンネルデータ54−iの順位を見直す必要があるときに“1”に設定され、順位を見直す必要が無いときに“0”に設定される。
・転送イネーブルフラグTE(i):このフラグは、チャンネル対応領域BiFまたはBiRに対してハードディスク36から部分データを転送することを許容する場合には“1”に設定され、許容しない場合には“0”に設定される。
・転送時限TL(i):このデータは、チャンネル対応領域BiFまたはBiRに対するハードディスク36からの部分データの転送が完了すべき限界となる時刻を示す。図2(c)において、各部分データの音源回路20による読出し期間をTs1,Ts2,Ts3,……とすると、Ts2,Ts3,……が開始される直前の時刻t2, t3,……が転送時限TL(i)になる。なお、波形データの先頭部分(アタック部)は予め波形メモリ22に記憶されるため、対応する転送時限TL(i)は規定されない。
・再生レートDR(i):このデータは、波形メモリ22、バッファメモリ28,30を読み出す場合のアドレス間隔を示すものであり、発音チャンネルiの音高(fナンバ)に対応して決定される。
・割込時刻IT(i):このデータは、発音チャンネルiに対して最後にブロック再生完了割込が発生した時刻を示す。なお、ブロック再生完了割込は、波形データ対応領域Ap、チャンネル対応領域BiFまたはBiRに記憶された部分データの再生が完了したタイミングで発生する。
パーソナルコンピュータ内部のシーケンサプログラム、あるいは通信インタフェース14から入力されたMIDI信号においてノートオンイベントが発生すると、CPU6において図3に示すノートオンイベント処理ルーチンが起動される。
図において処理がステップSP2に進むと、音源回路20内の第1〜第64発音チャンネルのうち空きチャンネルが検索され、検索された発音チャンネルが当該ノートオンイベントに割り当てられる。ここで割り当てられた発音チャンネルの番号を「i」とする。次に、処理がステップSP4に進むと、このノートオンイベントに対する音色、ベロシティ、音高に基づいて、一の波形データが決定される。次に、処理がステップSP6に進むと、音源回路20の発音チャンネルiに対して、音色、ベロシティ、音高に基づく各種パラメータが設定される。ここで、波形メモリ22における波形データ対応領域Ap(1≦p≦n)は、決定された波形データに基づいて一意に決定され、チャンネル対応領域BiF,BiRは、チャンネル番号iに基づいて一意に決定される。
次に、図8(a)〜(d)を参照し、本実施例における各種割込処理の概要を説明する。
これらの図においては、第1および第3発音チャンネルにおいて波形データが楽音信号が合成されていることとしている。従って、音源回路20においては、第1発音チャンネルの再生レートDR(1)に応じた周期でチャンネル対応領域B1F,B1Rが交互に読み出されるとともに、第3発音チャンネルの再生レートDR(3)に応じた周期でチャンネル対応領域B3F,B3Rも交互に読み出されることになる。また、これらの図において波形メモリ22内のハッチングを施した領域は、未だ音源回路20による読み出されていない部分データが記憶されている領域であるとする。
ここでサウンドカード40内の動作を図2(a),(b)を参照し説明しておく。上述したように、発音チャンネルiに係るノートオンイベントが発生すると、該発音チャンネルに係る波形データ対応領域Ap内の部分データの読出しが開始される。読出し処理は所定のサンプリング周期毎に実行され、該サンプリング周期毎に読出しアドレスに再生レートDR(i)が加算されてゆく。ここで、再生レートDR(i)は小数点以下の位まで定義することができるため、再生レートDR(i)の累積結果である読出しアドレスの計算値も一般的には小数点以下の位を有することになる。かかる場合には、当該計算結果の前後のアドレスのサンプル値が読み出され、小数値に基づいて補間演算が行われる。これにより、読出しアドレスの計算値が小数値を有する場合であっても、折り返しノイズの少ないサンプリング値を求めることができる。
図4(c)に示す転送制御サブルーチンが呼び出されると、処理はステップSP40に進み、要求リスト中に次の転送要求(要素)が存在するか否かが判定される。ここで「NO」と判定されると、本ルーチンの処理は直ちに終了する。一方、ステップSP40において「YES」と判定されると、処理はステップSP42に進み、要求リストの次の転送要求が参照される。すなわち、本ルーチンが呼び出されステップSP40が最初に実行されると、要求リストの先頭の要素が存在するか否かが判定され、それ以降にステップSP40が実行されると、順次、次の要素が存在するか否かが判定されることになる。次に、処理がステップSP44に進むと、「存在する」と判定された転送要求に係る発音チャンネル番号が変数jに代入される。
何れかの発音チャンネルiにおいてブロック再生完了割込が発生すると、図4(a)に示すブロック再生完了イベント処理が実行される。図において処理がステップSP20に進むと、割込が発生したチャンネル番号が変数iに代入される。次に、処理がステップSP22に進むと、転送イネーブルフラグTE(i)が「1」に設定される。これは、次波形ブロック番号NW(i)の転送先の領域は、チャンネル対応領域BiF,BiRのうち、この時点で再生が完了した側の領域であり、当該領域の再生が完了したために新たな部分データをいつでも転送可能になったからである。また、ステップSP22においては、割込時刻IT(i)に現在時刻が代入される。
サウンドカード40においてバッファメモリ28,30内の何れかの領域に対する転送が終了すると、転送終了割込が発生し、図4(b)に示す転送終了イベント処理ルーチンが起動される。本ルーチンにおいては、単に転送制御サブルーチン(図4(c))が呼び出される。すなわち、部分データの転送が可能である限りは、転送が終了する毎に該転送制御サブルーチンが繰り返し呼び出され、転送処理が継続的に実行され続けることになる。
CPU6は複数のタスクを同時に処理することができ、CPU6の使用率は常にモニタされている。そして、使用率が所定値より低くなると、図5に示すバックグラウンド処理ルーチンが起動される。図において処理がステップSP60に進むと、要求リストに属する発音チャンネルのうちチェンジフラグCF(i)が“1”であるチャンネルがサーチされる。次に、処理がステップSP62に進むと、かかるチャンネルは発見されたか否かが判定される。ここで「NO」と判定されると、本ルーチンの処理は直ちに終了する。
2.1.第2実施例のハードウエア構成
次に、本発明の第2実施例について説明する。第2実施例のハードウエア構成は第1実施例のものと同様であるが、サウンドカード40には破線で示す転送管理部24が追加される。この転送管理部24は、ハードディスク36から部分データの転送を行うべき発音チャンネルの順序を管理するものである。
2.2.1.初期化処理
パーソナルコンピュータにおいて楽音信号生成システムのアプリケーションプログラムが起動されると、上記第1実施例の場合と同様に、ハードディスク36内の所定のディレクトリに記憶されている波形データがサーチされ、波形データ対応領域A1〜Anが波形メモリ22に確保され、これら波形データの先頭部分の部分データが該波形データ対応領域A1〜Anに各々格納される。また、バッファメモリ28,30には、各発音チャンネルに対して、「1クラスタ」相当長のチャンネル対応領域B1F,B2F,……,BmFおよびB1R,B2R,……,BmRが各々確保される。
通信インタフェース14から入力されたMIDI信号等においてノートオンイベントが発生すると、CPU6において図7(a)に示すノートオンイベント処理ルーチンが起動される。
同ルーチンのステップSP82〜SP88においては、第1実施例のSP2〜SP8と同様の処理が実行される。すなわち、該ノートオンイベントに対して発音チャンネルiが割り当てられ、波形データが決定されるとともに音源回路20の発音チャンネルiに対して各種パラメータが設定され、サウンドカード40に対して発音指令が送信される。
サウンドカード40において転送管理部24以外の部分の動作は第1実施例と同様である。さらに、本実施例にあっては、転送管理部24において以下の処理が実行される。
まず、転送管理部24においては、発音中の全発音チャンネルの中から、以下の全ての条件を満たすものを列挙したリストである「チャンネル番号リスト」が生成される。
(1)当該発音チャンネルiに係るチャンネル対応領域BiF,BiRのうち何れかに対して部分データの転送が可能であること、
(2)CPU6から発音チャンネルiについて消音指令を受けていないこと。
図7(d)に示す転送制御サブルーチンが呼び出されると、処理はステップSP120に進み、転送管理部24内のチャンネル番号リストの先頭の要素であるチャンネル番号がCPU6によって読み出され、その結果が変数iに代入される。上述したように、転送処理を行うべきチャンネル番号が存在しない場合には、所定の数値(例えば「0」)が読み出されることになる。次に、処理がステップSP122に進むと、転送処理を行うべきチャンネル番号が存在するか否か(「0」以外の値であるか否か)が判定される。
何れかの発音チャンネルにおいてブロック再生完了割込が発生すると、図7(b)に示すブロック再生完了イベント処理ルーチンが実行される。図において処理がステップSP100に進むと、ハードディスク36からバッファメモリ28または30に対して何らかの部分データが転送中であるか否かが判定される。ここで「YES」と判定されると、本ルーチンの処理は直ちに終了する。一方、ここで「NO」と判定されると、処理はステップSP102に進み、上述した転送制御サブルーチン(図7(d))が呼び出される。
サウンドカード40においてバッファメモリ28,30内の何れかの領域に対する転送が終了すると、転送終了割込が発生し、図7(c)に示す転送終了イベント処理ルーチンが起動される。本ルーチンにおいては、単に転送制御サブルーチン(図7(d))が呼び出される。すなわち、部分データの転送が可能である限りは、該転送制御サブルーチンにおいて、転送処理が継続的に実行され続けることになる。
本発明は上述した実施例に限定されるものではなく、例えば以下のように種々の変形が可能である。
(1)上記各実施例においては、パーソナルコンピュータ上で動作するアプリケーションプログラムによって各種処理を実行したが、このアプリケーションプログラムのみをCD−ROM、フレキシブルディスク等の記録媒体に格納して頒布し、あるいは伝送路を通じて頒布することもできる。
(6)また、要求リストの他の構成方法として、ハードディスク36に後続の未読の部分データが存在する発音チャンネルのみによって要求リストを構成してもよい。
かかる場合には、図3のステップSP10および図7(a)のステップSP90を実行する前に、全体をアタック部として波形メモリ22内に記憶した波形データであるか否かを判定し、この判定結果が否定的であれば上記実施例のステップSP10およびSP90をそれぞれ実行し、判定結果が肯定的であれば、これらに代えて以下のステップSP10’、ステップSP90’を各々実行するとよい。
・ステップSP10’:次波形ブロック番号NW(i)を「なし」の状態(例えば「0」)に設定し、転送イネーブルフラグTE(i)を“0”に設定する。
・ステップSP90’:次波形ブロック番号NW(i)を「なし」の状態(例えば「0」)に設定する。
(14)また、上記実施例においては、波形メモリ22に各発音チャンネルi毎に2つのチャンネル対応領域BiF,BiRを設けたが、発音チャンネルi毎に「3」以上のチャンネル対応領域を設けても良い。
Claims (3)
- 波形データを所定サイズのブロック単位に分割し、該分割したブロック単位にて前記波形データを記憶する波形データ記憶手段と、
複数の発音チャンネルに関する再生レートをそれぞれ記憶するレート記憶手段と、
前記複数の発音チャンネルに対応した波形データをそれぞれ一時的に記憶する複数のバッファと、
前記複数の発音チャンネルについて、それぞれ、各発音チャンネルに対応する前記バッファから、前記レート記憶手段に記憶された当該発音チャンネルの再生レートに対応した速度で波形データを読み出し、該読み出された波形データに基づいて複数の発音チャンネルに対応する楽音信号を生成する楽音信号生成手段と、
各発音チャンネル毎に、前記波形データ記憶手段から当該発音チャンネルに対応する前記バッファに次に転送すべき波形データのブロックを特定する特定手段と、
各発音チャンネル毎に、当該発音チャンネルの再生レートに基づき、特定されたブロックの転送に対応する前記バッファに一時的に記憶された波形データが全て既読となるまでの時限を算出する算出手段と、
前記複数の発音チャンネルを該算出された時限の早い順に並べたリストを作成する作成手段と、
各発音チャンネル毎に、当該発音チャンネルに対応するバッファに、前記楽音信号生成手段による既読領域が前記所定サイズ以上生じた場合にその旨を判定する判定手段と、
前記リストの上位から、既読領域が所定サイズ以上ある発音チャンネルを順次選択する選択手段と、
選択された発音チャンネルについて、前記特定手段により特定されたブロックの波形データを、前記波形データ記憶手段より読み出して当該発音チャンネルに対応するバッファへ転送する転送手段と
を具備することを特徴とする楽音信号生成装置。 - 波形データを所定サイズのブロック単位に分割し、該分割したブロック単位にて前記波形データを記憶する波形データ記憶手段と、
複数の発音チャンネルに関する再生レートをそれぞれ記憶するレート記憶手段と、
前記複数の発音チャンネルに対応した波形データをそれぞれ一時的に記憶する複数のバッファと、
前記複数の発音チャンネルについて、それぞれ、各発音チャンネルに対応する前記バッファから、前記レート記憶手段に記憶された当該発音チャンネルの再生レートに対応した速度で波形データを読み出し、該読み出された波形データに基づいて複数の発音チャンネルに対応する楽音信号を生成する楽音信号生成手段と、
前記波形データ記憶手段より前記バッファへ波形データをブロック単位で転送する転送手段と、
制御手段と
を備え、前記制御手段は、
各発音チャンネル毎に、前記波形データ記憶手段から当該発音チャンネルに対応するバッファに次に転送すべきブロックを特定するステップと、
各発音チャンネル毎に、当該発音チャンネルの再生レートに基づき、特定されたブロックの転送に対応する前記バッファに一時的に記憶された波形データが全て既読となるまでの時限を算出するステップと、
前記複数の発音チャンネルを該算出された時限の早い順に並べたリストを作成するステップと、
各発音チャンネル毎に、当該発音チャンネルに対応するバッファに、前記楽音信号生成手段による既読領域が前記所定サイズ以上生じた場合にその旨を判定するステップと、
前記リストの上位から、前記判定された発音チャンネルを順次選択するステップと、
前記転送手段に対し、前記選択された発音チャンネルについて、前記特定されたブロックの波形データを転送するよう指示するステップと
からなる処理プログラムを実行することを特徴とする楽音信号処理装置。 - 波形データを所定サイズのブロック単位に分割し、該分割したブロック単位にて前記波形データを記憶する波形データ記憶手段と、
複数の発音チャンネルに関する再生レートをそれぞれ記憶するレート記憶手段と、
前記複数の発音チャンネルに対応した波形データをそれぞれ一時的に記憶する複数のバッファと、
前記複数の発音チャンネルについて、それぞれ、各発音チャンネルに対応する前記バッファから、前記レート記憶手段に記憶された当該発音チャンネルの再生レートに対応した速度で波形データを読み出し、該読み出された波形データに基づいて複数の発音チャンネルに対応する楽音信号を生成する楽音信号生成手段と、
前記波形データ記憶手段より前記バッファへ波形データをブロック単位で転送する転送手段と、
各発音チャンネル毎に、当該発音チャンネルのバッファの未読領域のサイズと再生レートとに基づき、当該発音チャンネルのブロックの転送の時限を算出する算出手段と、
前記複数の発音チャンネルを該算出された時限の早い順に並べたリストを作成する作成手段と、
各発音チャンネル毎に、当該発音チャンネルに対応するバッファに、前記楽音信号生成手段による既読領域が前記所定サイズ以上生じた場合にその旨を判定する判定手段と、
制御手段と、
前記リストの上位から、既読領域が所定サイズ以上ある発音チャンネルを順次選択し、選択した発音チャンネルの情報を前記制御手段に通知する通知手段と
を備え、前記制御手段は、
各発音チャンネル毎に、前記波形データ記憶手段から当該発音チャンネルに対応するバッファに次に転送すべきブロックを特定するステップと、
前記転送手段に対し、前記通知された発音チャンネルについて、前記特定されたブロックの波形データ転送するよう指示するステップと
からなる処理プログラムを実行することを特徴とする楽音信号処理装置。
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