JP4089619B2 - ランキンサイクルシステム - Google Patents

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Description

本発明は、自動車等のエンジン(熱機関)やその他補機などの熱エネルギを回収するランキンサイクルシステムに関するものである。
本出願人は、特願2003−98461号にて、水冷エンジンと空調装置とを備える車両のランキンサイクルシステムを提案した(以下、先願発明という)。先願発明のシステムは、エンジン冷却水から廃熱エネルギをランキンサイクルで動力回生し、有用なエネルギーとして回収利用するシステムである。
しかしながら、先願発明のシステムでは、ランキンサイクル用の放熱器と冷凍サイクル用の放熱器とエンジン冷却用の放熱器(ラジエータ)の3つの放熱器が存在する。自動車等にこのシステムを搭載する場合、これら放熱器は外気に放熱する必要があるため、風当たりが良い車両前方部分に搭載する必要があるが、車両前方部分のスペースは限られており、搭載の際、設計的に難しくなるという問題があった。因みに、ランキンシステムを搭載しない一般の車両は、冷凍サイクルの放熱器とエンジン冷却用のラジエータの2個が外気に放熱する。
本発明は上記点に鑑みて、熱発生機器の冷却水から廃熱エネルギをランキンサイクルで回収するシステムにおいて、熱発生機器の冷却用の放熱器(ラジエータ)を不要にすることを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、熱を発生する熱発生機器(20)を冷却する冷却水との熱交換により作動媒体を加熱して過熱蒸気を発生させる加熱器(14)と、加熱器(14)にて生成された過熱蒸気を等エントロピ的に膨張させて動力を取り出す膨張機(10)と、膨張機(10)にて膨張を終えた蒸気を液化する放熱器(11)と、作動媒体を加熱器(14)に送り出す液体ポンプ(13、13a〜13d)と、冷却水の温度を検出する水温センサ(22)と、この水温センサ(22)で検出した冷却水の温度に基づいて制御を行う制御装置(40)とを備えるランキンサイクルシステムにおいて、加熱器(14)にて生成された過熱蒸気を、膨張機(10)をバイパスして放熱器(11)に流す膨張機バイパス路(15)と、制御装置(40)により制御されて膨張機バイパス路(15)を開閉するバイパス流量調整手段(16)とを備え、バイパス流量調整手段(16)は、冷却水の温度が基準設定温度以上のときには膨張機バイパス路(15)を開き、冷却水の温度が基準設定温度未満のときには膨張機バイパス路(15)を閉じることを特徴とする。
これによると、冷却水の温度が基準設定温度以上のときには、膨張機をバイパスする流路ができるため、加熱器内の圧力は低下し、作動媒体の蒸発温度は低くなる。つまり、冷却水(温水)と作動媒体との温度差が大きくなるため、冷却水側から作動媒体側への熱移動量(吸熱量)が増加し、冷却水の温度上昇を防止ないしは抑制することができる。したがって、熱発生機器の冷却用の放熱器(ラジエータ)を不要にすることができる。
請求項2に記載の発明では、基準設定温度よりも低い温度を低温側設定温度としたとき、制御装置(40)は、冷却水の温度が低温側設定温度未満のときにはランキンサイクルを停止させ、冷却水の温度が低温側設定温度以上のときにはランキンサイクルを稼動させることを特徴とする。
これによると、冷却水の温度が低温側設定温度以上のときには、熱発生機器の冷却水から廃熱エネルギを回収しつつ、冷却水の温度上昇を防止ないしは抑制することができる。
請求項3に記載の発明では、基準設定温度よりも高い温度を高温側設定温度としたとき、制御装置(40)は、冷却水の温度が高温側設定温度以上のときには、加熱器(14)にて生成された全ての過熱蒸気を膨張機(10)をバイパスして放熱器(11)に流すことを特徴とする。
これによると、冷却水の温度が高温側設定温度以上のときには、全ての過熱蒸気が膨張機をバイパスするため、加熱器内の圧力は大幅に低下し、作動媒体の蒸発温度は一層低くなる。つまり、冷却水と作動媒体との温度差がさらに大きくなるため、冷却水側から作動媒体側への熱移動量(吸熱量)がさらに増加し、冷却水の温度上昇を確実に防止ないしは抑制することができる。
請求項4に記載の発明では、制御装置(40)は、ランキンサイクル稼働時で、且つ冷却水の温度が基準設定温度未満のときに、膨張機(10)に供給される過熱蒸気の流量を冷却水の温度上昇に伴って増加させることを特徴とする。
これによると、冷却水の温度上昇に伴って熱回収量が増加するため、冷却水の温度上昇を防止ないしは抑制することができる。
請求項5に記載の発明では、制御装置(40)は、冷却水の温度が基準設定温度以上のときに、膨張機バイパス路(15)の開度を冷却水の温度上昇に伴って増加させることを特徴とする。
これによると、過熱蒸気がバイパス路と膨張機を両方通るため、比較的大量の熱を放熱することができる。しかも、冷却水の温度上昇に伴って、膨張機をバイパスする過熱蒸気の流量が増加して、冷却水側から作動媒体側への熱移動量(吸熱量)が増加するため、冷却水の温度上昇を防止ないしは抑制することができる。
請求項6に記載の発明では、熱発生機器(20)は排気ガスを排出する熱機関であり、
ランキンサイクル稼働時に排気ガスとの熱交換により作動媒体を加熱して過熱蒸気を発生させる補助加熱器(17)を備えることを特徴とする。
これによると、高温度場を利用できるため、ランキンサイクル出力が増加すると共に、熱効率も向上する。
請求項7液体ポンプとして、並列に配置された第1ポンプ(13a)および第2ポンプ(13b)を備え、第1ポンプ(13a)は第2ポンプ(13b)よりも吐出圧が高い特性のポンプであり、第2ポンプ(13b)は第1ポンプ(13a)よりも吐出流量が多い特性のポンプであり、制御装置(40)は、ランキンサイクル稼働時には、第1ポンプ(13a)および第2ポンプ(13b)のうち第1ポンプ(13a)のみを作動させ、膨張機バイパス路(15)が開かれているときには、第1ポンプ(13a)および第2ポンプ(13b)のうち第2ポンプ(13b)のみを作動させることを特徴とする。
これによると、ランキンサイクル稼働時には、作動媒体を高圧にして、熱発生機器の冷却水から廃熱エネルギを効率よく回収することができる。また、バイパス路が開かれているときには、作動媒体の流量を多くして、冷却水側から作動媒体側への熱移動量(吸熱量)を増加させて、冷却水の温度上昇を確実に防止ないしは抑制することができる。
請求項8に記載の発明では、液体ポンプとして、直列に配置された第1ポンプ(13c)および第2ポンプ(13d)を備え、さらに、第1ポンプ(13c)をバイパスして作動媒体を流すポンプバイパス路(18)と、ポンプバイパス路(18)を開閉する開閉弁(19)とを備え、第1ポンプ(13c)は第2ポンプ(13d)よりも吐出圧が高い特性のポンプであり、第2ポンプ(13d)は第1ポンプ(13c)よりも吐出流量が多い特性のポンプであり、制御装置(40)は、ランキンサイクル稼働時には、開閉弁(19)によりポンプバイパス路(18)を閉じるとともに、第1ポンプ(13c)および第2ポンプ(13d)を作動させ、膨張機バイパス路(15)が開かれているときには、開閉弁(19)によりポンプバイパス路(18)を開くとともに、第1ポンプ(13c)および第2ポンプ(13d)のうち第2ポンプ(13d)のみを作動させることを特徴とする。
これによると、ランキンサイクル稼働時には、作動媒体を高圧にして、熱発生機器の冷却水から廃熱エネルギを効率よく回収することができる。また、バイパス路が開かれているときには、作動媒体の流量を多くして、冷却水側から作動媒体側への熱移動量(吸熱量)を増加させて、冷却水の温度上昇を確実に防止ないしは抑制することができる。
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態について説明する。本実施形態はランキンサイクルシステムを車両に適用したものであって、図1は第1実施形態に係るランキンサイクルシステムの模式図、図2はランキンサイクルと熱廃棄サイクルのP−h線図である。
本実施形態に係るランキンサイクルシステムは、エンジン20で発生した廃熱からエネルギを回収するものである。ランキンサイクルシステムで用いる作動媒体は、媒体回路Aを流れるようになっており、媒体回路Aには、膨張機10、放熱器11、気液分離器12、液体ポンプ13、および加熱器14が設けられている。
膨張機10は、加熱器14(詳細後述)にて生成された過熱蒸気を等エントロピ的に膨張させて動力を取り出すようになっている。モータジェネレータ10aは、膨張機10に動力(回転力)を与える電動モータとしての機能と、膨張機10にて回収された動力にて駆動されて電力を発生する発電機としての機能とを備えている。
膨張機10の吐出側に配置された放熱器11は、膨張機10にて膨張を終えた蒸気を冷却して液化させるようになっている。放熱器11の下流側に配置された気液分離器12は、放熱器11から流出した作動媒体を気相媒体と液相媒体とに分離するようになっている。
気液分離器12の下流側に配置された液体ポンプ13は、気液分離器12にて分離された液相媒体を媒体回路A内で循環させるもので、電動モータにて駆動されるようになっている。
液体ポンプ13の下流側で且つ膨張機10の上流側に配置された加熱器14は、媒体回路Aを流れる作動媒体とエンジン20の冷却水とを熱交換することにより、作動媒体を過熱して過熱蒸気を発生させるようになっている。
媒体回路Aには、加熱器14にて生成された過熱蒸気を、膨張機10をバイパスして放熱器11に流す膨張機バイパス路15が設けられている。膨張機バイパス路15には、この膨張機バイパス路15の開度を連続的に調整可能な制御弁16が設けられている。なお、制御弁16は本発明のバイパス流量調整手段に相当する。
モータジェネレータ10aの作動はインバータ30にて制御され、モータジェネレータ10aを電動モータとして機能させる場合にはバッテリ31からインバータ30を介してモータジェネレータ10aに電力が供給され、モータジェネレータ10aを発電機として機能させる場合にはモータジェネレータ10aで発電した電気はインバータ30を介してバッテリ31に蓄電されるようになっている。
走行用動力を発生させる熱機関をなすエンジン20は、冷却水回路Bを流れる冷却水にて冷却されるようになっている。なお、エンジン20は、本発明の熱発生機器に相当する。冷却水回路Bには、ウォーターポンプ21、水温センサ22、サーモスタット23、加熱器14、および、加熱器14をバイパスして冷却水を流す加熱器バイパス路24が設けられている。
ウォーターポンプ21は、冷却水を冷却水回路B内で循環させるもので、エンジン20から動力を得て稼動する機械式のポンプでもよいし、電動モータにて駆動される電動ポンプでもよい。水温センサ22は、冷却水回路Bを流れる冷却水の温度の応じた電気信号を出力するようになっている。サーモスタット23は、加熱器バイパス路24に流す冷却水量と加熱器14に流す冷却水量とを、冷却水回路Bを流れる冷却水の温度に応じて調節するようになっている。
制御装置(ECU)40は、ランキンサイクルシステムの制御を司るものであり、水温センサ22の検出温度信号が入力され、水温センサ22の検出温度等に基づき、予め記憶されたプログラムに従って、モータジェネレータ10a、液体ポンプ13、および制御弁16等の作動を制御するようになっている。
次に、本実施形態に係るランキンサイクルシステムの作動について述べる。
1.ランキンサイクルモード
冷却水回路Bの冷却水温度が低いときには、サーモスタット23の作動により、全ての冷却水が加熱器14をバイパスして加熱器バイパス路24を流れる。冷却水回路Bの冷却水温度が十分高くなるとサーモスタット23が開き、冷却水(温水)が加熱器14に供給される。ただし、水温センサ22で検出された冷却水温度が低温側設定温度Tl(例えば95℃)未満のときには、制御装置40はランキンサイクルを停止させておく。
冷却水温度が低温側設定温度Tl以上になると、制御装置40はランキンサイクルを稼動するように、液体ポンプ13、制御弁16、モータジェネレータ10aに指示を出す。この指示により、液体ポンプ13が作動を開始して作動媒体を媒体回路A内で循環させるとともに、制御弁16が膨張機バイパス路15を全閉する。
そして、液体ポンプ13から送り出された液相状態の作動媒体は加熱器14で冷却水から吸熱し、蒸発する。蒸発して高温高圧のガス(過熱蒸気)になった作動媒体は、全量が膨張機10に流入して、膨張機10で等エントロピ的に膨張され、そのエンタルピが動力にエネルギー変換されていく。膨張機10の出力動力はモータジェネレータ10aで電力に変換され、インバータ30を介してバッテリ31に蓄電される。
膨張機10から吐き出された低圧ガス状態の作動媒体は放熱器11に導かれ、作動媒体は外気に放熱をしながら凝縮していく。凝縮された作動媒体は気液分離器12に導かれて気相媒体と液相媒体とに分離され、液相媒体が液体ポンプ13に再び吸引される。
このランキンサイクル稼動後も冷却水温度が上昇する場合には、制御装置40は液体ポンプ13とモータジェネレータ10aに高回転になるよう指示し、熱回収量を増加させて冷却水の温度上昇を防ごうとする。具体的には、液体ポンプ13を高回転作動させて作動媒体の循環量を増加させ、一方、インバータ30によりモータジェネレータ10aは高回転になるように制御される。このときランキンサイクルの出力、つまり膨張機10の出力が上昇するのは言うまでもない。
以上の作動により、冷却水温度が低温側設定温度Tl以上のときには、エンジン20で発生した廃熱からエネルギを回収しつつ、冷却水の温度上昇を防止ないしは抑制することができる。
2.中間モード
中間モードは、ランキンサイクルモードよりも大量の熱を放熱するために、加熱器14を通過した作動媒体を膨張機バイパス路15と膨張機10の両方に流すモードである。
冷却水温度が基準設定温度Ts(ただし、Ts>Tl)以上になると、制御装置40は、制御弁16を一部開弁させて作動媒体の一部が膨張機バイパス路15を流れるようにするとともに、作動媒体の一部を膨張機10に流してランキンサイクルの稼動を継続させる。
このように、膨張機10をバイパスする流路ができると、加熱器14内の圧力は低下し、作動媒体の蒸発温度は低くなる。つまり冷却水と作動媒体との温度差が大きくなるため、冷却水側から作動媒体側への熱移動量(吸熱量)が増加し、冷却水の温度上昇を防止ないしは抑制することができる。
また、制御装置40は、冷却水の温度上昇に伴って膨張機バイパス路15の開度が増加するように、制御弁16の作動を制御する。したがって、冷却水の温度上昇に伴って膨張機10をバイパスする作動媒体の流量が増加して、冷却水側から作動媒体側への熱移動量が増加する。
3.熱廃棄サイクルモード
熱廃棄サイクルモードは、放熱量を最大にするモードである。例えば、高速走行や登坂走行などエンジン20からの廃熱が非常に大きく、中間モードでは放熱しきれない場合は、熱廃棄サイクルモードとなる。
冷却水温度が高温側設定温度Th(ただし、Th>Ts)以上になると、制御装置40は、制御弁16を全開させるとともに、インバータ30に指示を出してモータジェネレータ10aを停止させる。
これにより、全ての作動媒体が膨張機バイパス路15を流れるため、熱廃棄サイクルでは加熱器14内の圧力は大幅に低下し(図2参照)、作動媒体の蒸発温度は一層低くなる。つまり、冷却水と作動媒体との温度差がさらに大きくなるため、冷却水側から作動媒体側への熱移動量がさらに増加し、冷却水の温度上昇を確実に防止ないしは抑制することができる。
上記した本実施形態によると、ランキンサイクル稼働時には、エンジン20の廃熱で発電できるので、オルタネータを休止することができ、したがって、エンジン負荷を低減して燃料消費量を低減することができる。
また、エンジン20からの廃熱が非常に大きい場合には、熱廃棄サイクルになるので大熱量を放熱でき、したがって、エンジン冷却用の放熱器(ラジエータ)を無くすることができる。
これらの時、温度設定値T1、Ts、Thにヒステリシスを設けるのは言うまでも無い。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態について説明する。図3は第2実施形態に係るランキンサイクルシステムの模式図である。第1実施形態では、作動媒体を加熱する熱源としてエンジン冷却水のみを用いたが、本実施形態は、作動媒体を加熱する熱源としてエンジン20の排気ガスを併用するようにしたものである。第1実施形態と同一もしくは均等部分には同一の符号を付し、その説明を省略する。
本実施形態では、図3に示すように、媒体回路Aにおける加熱器14から膨張機10に至る間で、且つ膨張機バイパス路15の分岐部よりも下流側の部位に、補助加熱器17が設けられている。補助加熱器17は、エンジン20の排気管25の外壁面に接触しており、エンジン冷却水で加熱された作動媒体を排気ガスの熱でさらに加熱させるようになっている。
上記構成において、ランキンサイクル稼動時、すなわち、ランキンサイクルモード時および中間モード時には、作動媒体の全てあるいは一部が補助加熱器17を通過するため、作動媒体は排気ガスの熱でさらに加熱される。これによると、高温度場を利用できるため、ランキンサイクル出力が増加すると共に、熱効率も向上する。
因みに、熱廃棄サイクルモード時には、全ての作動媒体が膨張機バイパス路15を流れるため、補助加熱器17による作動媒体の加熱は行われない。
(第3実施形態)
本発明の第3実施形態について説明する。図4は第3実施形態に係るランキンサイクルシステムの模式図である。第1実施形態と同一もしくは均等部分には同一の符号を付し、その説明を省略する。
本実施形態では、図4に示すように、作動媒体を媒体回路A内で循環させる液体ポンプとして、並列に配置された2つの液体ポンプ13a、13bを備えている。第1液体ポンプ13aは第2液体ポンプ13bよりも吐出圧が高い特性のポンプであり、第2液体ポンプ13bは第1液体ポンプ13aよりも吐出流量が多い特性のポンプである。また、本実施形態の制御弁16は、膨張機バイパス路15を全開または全閉する形式の弁である。
上記構成において、冷却水温度が低温側設定温度Tl以上になると、ランキンサイクルモードが実行される。ランキンサイクルモード時には、制御弁16により膨張機バイパス路15を全閉し、2つの液体ポンプ13a、13bのうち第1液体ポンプ13aのみを作動させて、作動媒体を高圧にして循環させる。第1液体ポンプ13aから送り出された作動媒体は、加熱器14を通過後、全て膨張機10に流入する。そして、膨張機10によりモータジェネレータ10aが駆動され、モータジェネレータ10aが発電を行う。
冷却水温度が高温側設定温度Th以上になると、熱廃棄サイクルモードが実行される。熱廃棄サイクルモード時には、制御弁16により膨張機バイパス路15を全開するとともに、インバータ30に指示を出してモータジェネレータ10aを停止させる。また、2つの液体ポンプ13a、13bのうち第2液体ポンプ13bのみを作動させて、ランキンサイクルモード時よりも作動媒体の循環流量を増加させる。第2液体ポンプ13bから送り出された作動媒体は、加熱器14を通過後、全て膨張機バイパス路15を流れる。
上記した本実施形態によると、ランキンサイクル稼働時には、作動媒体を高圧にして、冷却水から廃熱エネルギを効率よく回収することができる。また、熱廃棄サイクルモード時には、作動媒体の流量を多くして、冷却水側から作動媒体側への熱移動量(吸熱量)を増加させて、冷却水の温度上昇を確実に防止ないしは抑制することができる。
(第4実施形態)
本発明の第4実施形態について説明する。図5は第4実施形態に係るランキンサイクルシステムの模式図である。第1実施形態と同一もしくは均等部分には同一の符号を付し、その説明を省略する。
本実施形態では、図5に示すように、作動媒体を媒体回路A内で循環させる液体ポンプとして、直列に配置された2つの液体ポンプ13c、13dを備えている。第1液体ポンプ13cは第2液体ポンプ13dよりも吐出圧が高い特性のポンプ(例えばプランジャ型ポンプ)であり、第2液体ポンプ13bは第1液体ポンプ13aよりも吐出流量が多い特性のポンプ(例えばトロコイド型ポンプ)である。また、第1液体ポンプ13cをバイパスして作動媒体を流すポンプバイパス路18と、このポンプバイパス路18を開閉する開閉弁19とを備えている。また、本実施形態の制御弁16は、膨張機バイパス路15を全開または全閉する形式の弁である。
上記構成において、冷却水温度が低温側設定温度Tl以上になると、ランキンサイクルモードが実行される。ランキンサイクルモード時には、制御弁16により膨張機バイパス路15を全閉し、開閉弁19によりポンプバイパス路18を全閉し、2つの液体ポンプ13c、13dをともに作動させて、作動媒体を高圧にして循環させる。液体ポンプ13c、13dにより送り出された作動媒体は、加熱器14を通過後、全て膨張機10に流入する。そして、膨張機10によりモータジェネレータ10aが駆動され、モータジェネレータ10aが発電を行う。
冷却水温度が高温側設定温度Th以上になると、熱廃棄サイクルモードが実行される。熱廃棄サイクルモード時には、制御弁16により膨張機バイパス路15を全開するとともに、インバータ30に指示を出してモータジェネレータ10aを停止させる。
また、開閉弁19によりポンプバイパス路18を全開するとともに、2つの液体ポンプ13c、13dのうち第2液体ポンプ13dのみを作動させることにより、ランキンサイクルモード時よりも大流量の作動媒体がポンプバイパス路18を介して流れる。その作動媒体は、加熱器14を通過後、全て膨張機バイパス路15を流れる。
上記した本実施形態によると、ランキンサイクル稼働時には、作動媒体を高圧にして、冷却水から廃熱エネルギを効率よく回収することができる。また、熱廃棄サイクルモード時には、作動媒体の流量を多くして、冷却水側から作動媒体側への熱移動量(吸熱量)を増加させて、冷却水の温度上昇を確実に防止ないしは抑制することができる。
(他の実施形態)
上記各実施形態では、エンジン20で発生した廃熱からエネルギを回収する例を示したが、本発明は、エンジン20以外の熱発生機器の熱エネルギを回収するものにも適用することができる。例えば、インバータ30(本発明の熱発生機器に相当する)を冷却水にて冷却する場合、インバータ30の熱エネルギを回収するランキンサイクルシステムとしても適用することができる。
本発明の第1実施形態に係るランキンサイクルシステムの模式図である。 第1実施形態に係るシステムにおけるランキンサイクルと熱廃棄サイクルのP−h線図である。 本発明の第2実施形態に係るランキンサイクルシステムの模式図である。 本発明の第3実施形態に係るランキンサイクルシステムの模式図である。 本発明の第4実施形態に係るランキンサイクルシステムの模式図である。
符号の説明
10…膨張機、11…放熱器、13、13a〜13d…液体ポンプ、14…加熱器、15…膨張機バイパス路、16…制御弁(バイパス流量調整手段)、20…エンジン(熱発生機器)、40…制御装置。

Claims (8)

  1. 熱を発生する熱発生機器(20)を冷却する冷却水との熱交換により作動媒体を加熱して過熱蒸気を発生させる加熱器(14)と、
    前記加熱器(14)にて生成された過熱蒸気を等エントロピ的に膨張させて動力を取り出す膨張機(10)と、
    前記膨張機(10)にて膨張を終えた蒸気を液化する放熱器(11)と、
    作動媒体を前記加熱器(14)に送り出す液体ポンプ(13、13a〜13d)と、
    前記冷却水の温度を検出する水温センサ(22)と、
    この水温センサ(22)で検出した前記冷却水の温度に基づいて制御を行う制御装置(40)とを備えるランキンサイクルシステムにおいて、
    前記加熱器(14)にて生成された過熱蒸気を、前記膨張機(10)をバイパスして前記放熱器(11)に流す膨張機バイパス路(15)と、
    前記制御装置(40)により制御されて前記膨張機バイパス路(15)を開閉するバイパス流量調整手段(16)とを備え、
    前記バイパス流量調整手段(16)は、前記冷却水の温度が基準設定温度以上のときには前記膨張機バイパス路(15)を開き、前記冷却水の温度が前記基準設定温度未満のときには前記膨張機バイパス路(15)を閉じることを特徴とするランキンサイクルシステム。
  2. 前記基準設定温度よりも低い温度を低温側設定温度としたとき、
    前記制御装置(40)は、前記冷却水の温度が前記低温側設定温度未満のときにはランキンサイクルを停止させ、前記冷却水の温度が前記低温側設定温度以上のときにはランキンサイクルを稼動させることを特徴とする請求項1に記載のランキンサイクルシステム。
  3. 前記基準設定温度よりも高い温度を高温側設定温度としたとき、
    前記制御装置(40)は、前記冷却水の温度が前記高温側設定温度以上のときには、前記加熱器(14)にて生成された全ての過熱蒸気を前記膨張機(10)をバイパスして前記放熱器(11)に流すことを特徴とする請求項1または2に記載のランキンサイクルシステム。
  4. 前記制御装置(40)は、ランキンサイクル稼働時で、且つ前記冷却水の温度が前記基準設定温度未満のときに、前記膨張機(10)に供給される過熱蒸気の流量を前記冷却水の温度上昇に伴って増加させることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載のランキンサイクルシステム。
  5. 前記制御装置(40)は、前記冷却水の温度が前記基準設定温度以上のときに、前記膨張機バイパス路(15)の開度を前記冷却水の温度上昇に伴って増加させることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載のランキンサイクルシステム。
  6. 前記熱発生機器(20)は排気ガスを排出する熱機関であり、
    ランキンサイクル稼働時に前記排気ガスとの熱交換により作動媒体を加熱して過熱蒸気を発生させる補助加熱器(17)を備えることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載のランキンサイクルシステム。
  7. 前記液体ポンプとして、並列に配置された第1ポンプ(13a)および第2ポンプ(13b)を備え、
    前記第1ポンプ(13a)は前記第2ポンプ(13b)よりも吐出圧が高い特性のポンプであり、
    前記第2ポンプ(13b)は前記第1ポンプ(13a)よりも吐出流量が多い特性のポンプであり、
    前記制御装置(40)は、ランキンサイクル稼働時には、前記第1ポンプ(13a)および前記第2ポンプ(13b)のうち前記第1ポンプ(13a)のみを作動させ、前記膨張機バイパス路(15)が開かれているときには、前記第1ポンプ(13a)および前記第2ポンプ(13b)のうち前記第2ポンプ(13b)のみを作動させることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1つに記載のランキンサイクルシステム。
  8. 前記液体ポンプとして、直列に配置された第1ポンプ(13c)および第2ポンプ(13d)を備え、
    さらに、前記第1ポンプ(13c)をバイパスして作動媒体を流すポンプバイパス路(18)と、前記ポンプバイパス路(18)を開閉する開閉弁(19)とを備え、
    前記第1ポンプ(13c)は前記第2ポンプ(13d)よりも吐出圧が高い特性のポンプであり、
    前記第2ポンプ(13d)は前記第1ポンプ(13c)よりも吐出流量が多い特性のポンプであり、
    前記制御装置(40)は、ランキンサイクル稼働時には、前記開閉弁(19)により前記ポンプバイパス路(18)を閉じるとともに、前記第1ポンプ(13c)および前記第2ポンプ(13d)を作動させ、前記膨張機バイパス路(15)が開かれているときには、前記開閉弁(19)により前記ポンプバイパス路(18)を開くとともに、前記第1ポンプ(13c)および前記第2ポンプ(13d)のうち前記第2ポンプ(13d)のみを作動させることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1つに記載のランキンサイクルシステム。
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